JP3704867B2 - 電波測位システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、既知の位置との距離を電波を利用して測定し、その距離から未知の位置を求める電波測位システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の電波測位システムとしては、米国国防総省が開発したGPS(Global Positioning System)が有名であり、既に民需の分野でも実用に供している。
【0003】
図11は、GPSによる電波測位の運用を説明する図である。図において、1は、測位のための電波を送信するGPS衛星であり、2は、前記電波を受信してユーザの未知の位置を出力するユーザ端末である。
【0004】
図11に示すように、GPSでは、地上20,200kmの6つの軌道を12時間で周回する24個の衛星から電波を送信し、ユーザは自己の未知の位置を、ユーザ端末器によりこの電波を受信することにより求める仕組みになっている。また、ユーザの時計をGPSの時計に正確に同期させることは困難であるので、この時計の誤差も未知として扱うため、未知数の数は全部で4個となり、したがって、4個のGPS衛星を観測することが必要となる。
【0005】
図12は、社団法人日本測量協会編著の「新訂版GPS−人工衛星による精密測位システム−」(1989年11月15日発行)などに解説されているGPSによる電波測位システムの構成を示すブロック線図である。
【0006】
図12のブロック線図において、1は、前記GPS衛星であり、2は、前記ユーザ端末、3は、前記ユーザ端末を構成するユーザ測位部である。
【0007】
前記GPS衛星1において、4は、GPS衛星の時刻を出力するGPS時計であり、5は、前記GPS時計の出力を入力して、測位のための電波を送信するGPS送信器である。
【0008】
前記ユーザ測位部3において、6は、GPS送信器5が送信する測位のための電波を受信するユーザ受信器、7は、ユーザの時刻を出力するユーザ時計、8は、軌道情報から前記GPS衛星の位置を出力する軌道計算器、そして、9は、前記ユーザ受信器6の出力と、前記ユーザ時計7の出力と、前記軌道計算器8の出力とを入力し、ユーザの位置を算出する位置算出器である。
【0009】
上述した従来の電波測位システムであるGPSの動作を以下に説明する。
【0010】
GPS衛星1において、GPS時計4は、GPS衛星での時刻を出力する。
【0011】
GPS送信器5は、前記GPS時計4が出力する前記GPS衛星での時刻を入力し、その時刻と、自分がどのGPS衛星かを示す情報を記した電波を送信する。
【0012】
ユーザ端末2内のユーザ測位部3において、ユーザ受信器6は、前記電波を受信し、そこに記されたGPSでの時刻、すなわち、その電波が送信された時刻と、その電波がどのGPS衛星か送信されたものかを示す情報を読み出し、出力する。
【0013】
ユーザ時計7は、ユーザの時刻、すなわち、前記電波を受信した時刻を出力する。
【0014】
軌道計算器8は、前記ユーザ受信器6が出力する前記電波の送信時刻と、その電波を送信したGPS衛星の情報を入力し、GPS衛星群の軌道情報から、そのGPS衛星がその電波を送信した時刻にいた位置を算出し、出力する。
【0015】
位置算出器9は、前記ユーザ受信器6が出力する前記送信時刻と、前記ユーザ時計が出力する前記受信時刻と、前記軌道計算器8が出力するGPS衛星1の位置とを入力し、前記送信時刻と前記受信時刻との差に光速を乗ずることによりGPS衛星1までの距離を算出し、この距離とGPS衛星1の位置との組を4組合わせて、連立方程式を解くことによりユーザの位置と前記ユーザ時計7の同期誤差とを算出する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
従来の電波測位システムであるGPSは、もともと軍事目的で米国により運用されているものであるから、一般のユーザには、測位のための情報がすべて公開されているわけではないし、意図的な測位精度劣化を被る場合もある(SA:Selective Availavilityと呼ばれる)。また、GPS衛星は、周回衛星であるから、その位置を知るためには軌道計算を行わなければならない。さらに、測位は各GPS衛星からの電波の送信時刻を元にして行われるから、GPS衛星がそれぞれ持っているGPS時計は、その時計自体が精密なだけでなく、互いに正確に同期させる必要がある。それから、GPS衛星は、単に電波を送信するだけであるから、測位によりえられた情報を通信に利用する場合に、これを中継局として利用することはできない。および、GPS衛星は、測位のための電波を常に送信し続けなければならない。
従来の電波測位システムであるGPSには、以上のような課題があった。
【0017】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、一般ユーザについても信頼性のあるように管理できる電波測位システム、軌道計算を行う必要の無い電波測位システム、時刻同期の必要の無い電波測位システム、通信の中継局としても利用可能な電波測位システム、あるいは、測位のための電波を常に送信し続けなくとも済む電波測位システムを得ることを目的とするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】
第1の発明による電波測位システムは、
既知の位置を与え、測距のための電波を送信あるいは受信するものとして、上空に静止した飛行船を利用したものである。
【0019】
第2の発明による電波測位システムは、
測位すべき未知の位置に、ユーザ測位部を有するユーザ端末を配し、このユーザ端末により前記飛行船と電波を送信または受信することにより測位を行うようにしたものである。
【0020】
第3の発明による電波測位システムは、ユーザ測位部を、ユーザの時刻を出力するユーザ時計と、前記ユーザ時計の出力を入力して、電波を送信するユーザ送信器と、飛行船からの電波を受信するユーザ受信器と、前記ユーザ受信器の出力と前記ユーザ時計の出力とを入力してユーザの位置を算出する位置算出器とにより構成し、
前記飛行船に、前記ユーザ送信器により送信された電波を受信する飛行船受信器と、前記飛行船受信器の出力を入力し、電波を送信する飛行船送信器を具備したものである。
【0021】
第4の発明による電波測位システムは、前記飛行船に、飛行船の時刻を出力する飛行船時計と、前記飛行船時計の出力を入力して電波を送信する飛行船送信器とを具備し、
前記ユーザ測位部を、前記飛行船送信器が送信する電波を入力するユーザ受信器と、ユーザの時刻を出力するユーザ時計と、前記ユーザ受信器の出力と前記ユーザ時計の出力とを入力し、ユーザの位置を算出する位置算出器とにより構成したものである。
【0022】
第5の発明による電波測位システムは、前記ユーザ測位部を、ユーザの時刻を出力するユーザ時計と、前記ユーザ時計の出力を入力して、電波を送信するユーザ送信器と、飛行船からの電波を受信するユーザ受信器と、前記ユーザ受信器の出力を入力してユーザの位置を算出する位置算出器とにより構成し、
前記飛行船に、前記ユーザ送信器により送信された電波を受信する飛行船受信器と、飛行船の時刻を出力する飛行船時計と、前記飛行船受信器の出力と前記飛行船時計の出力とを入力し、電波を送信する飛行船送信器を具備したものである。
【0023】
第6の発明による電波測位システムは、前記ユーザ端末に、通信処理部を具備し、通信すべき情報に前記ユーザ測位部が出力するユーザの位置を付加して通信を行うようにしたものである。
【0024】
第7の発明による電波測位システムは、前記通信を、前記飛行船における前記飛行船受信器と前記飛行船送信器を用いて、前記飛行船を中継局として利用することにより行うようにしたものである。
【0025】
第8の発明による電波測位システムは、前記通信処理部を電話器により構成したものである。
【0026】
第9の発明による電波測位システムは、前記通信処理部を患者の健康を監視する異常検知器により構成し、異常検知信号に、前記ユーザ測位部が出力するユーザである患者の位置を付加して、救急センターと通信するようにしたものである。
【0027】
第10の発明による電波測位システムは、前記通信処理部を災害の状況を監視する異常監視モニターにより構成し、異常検知信号に、前記ユーザ測位部が出力するユーザである被災地点の位置を付加して、災害監視センターと通信するようにしたものである。
【0028】
第11の発明による電波測位システムは、前記通信処理部を派遣活動報告通信器により構成し、災害派遣車等が現場に急行するために行う作業通信情報に、前記ユーザ測位部が出力するユーザである前記災害派遣車位置を付加して、消防、救急、派遣センターと通信するようにしたものである。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、この発明による電波測位システムのいくつかの実施の形態を図に基づいて説明する。
【0030】
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1の運用を示す図である。図において、10は、測位のための電波を受信および送信する飛行船であり、11は、前記電波を送信および受信して未知の位置を出力するユーザ端末である。
【0031】
図1に示すように、前記飛行船10は上空に静止している。そして、この飛行船の位置は一定であり既知であるものとする。このことは、成層圏下層では風速が最も弱いことから技術的に可能である。
【0032】
このような飛行船10に対して、ユーザ端末11が送信時刻を記した電波を送信し、各飛行船10がこれを受信して自分の電波を送信し、再びユーザ端末11がこれを受信してその受信時刻を測ることにより、電波がユーザ端末11と各飛行船10とを往復する時間を測定する。この時間から、ユーザ端末11と各飛行船10との往復距離を知る。さらに、前記飛行船10の位置が既知であることから、前記各飛行船10までの距離と前記各飛行船10の位置の組を集めて連立方程式を解くことにより、前記ユーザ端末11の位置を求めることができる。
ここで、飛行船10は時計を有さずユーザ端末11の時計のみを利用して距離測定を行っているため、ユーザ端末11のユーザ時計7の同期誤差を推定する必要が無いので、未知数の数はユーザの位置を示す3個のみとなる。したがって、3機の飛行船との距離を測定すればよい。
ここで、ユーザ端末11が飛行船1に電波を送信することを前提としているが、GPS衛星1が高度20,200kmの上空に位置するのに対して、前記飛行船10はその1/1000の高度である成層圏下層にあるため、ユーザ端末11の送信出力は小さなものでもこの送信は実現可能である。このことは、以下でも同様である。
【0033】
図2は、この発明の実施の形態1の構成を示すブロック線図である。同図において、10は、前記飛行船であり、11は、前記ユーザ端末、12は、前記ユーザ端末11を構成するユーザ測位部である。
【0034】
前記ユーザ測位部12において、7は、ユーザの時刻を出力するユーザ時計、13は、前記ユーザ時計7の出力を入力して、電波を送信するユーザ送信器、6は、飛行船10からの電波を受信するユーザ受信器、9は、前記ユーザ受信器6の出力と前記ユーザ時計7の出力とを入力してユーザの位置を算出する位置算出器である。
【0035】
前記飛行船10において、14は、前記ユーザ送信器13により送信された電波を受信する飛行船受信器、15は、前記飛行船受信器14の出力を入力し、電波を送信する飛行船送信器である。
【0036】
次に動作について説明する。
ユーザ端末11内のユーザ測位部12において、ユーザ時計7は、ユーザの時刻を出力する。
【0037】
ユーザ送信器13は、前記ユーザ時計7が出力する前記ユーザの時刻を入力し、これを記した電波を送信する。
【0038】
飛行船10において、飛行船受信器14は、前記電波を受信し、そこに記された前記ユーザの時刻、すなわち、その電波がユーザから送信された時刻を読み出し、出力する。
【0039】
飛行船送信器15は、前記飛行船受信器14が出力する前記電波がユーザから出力された時刻を入力し、この時刻と、自分の位置を示す情報とを記した電波を、即時に、あるいは、受信から一定時間後に、送信する。
ここで、GPS衛星1が周回衛星で、時時刻々とその位置を変化させているのに対し、飛行船10は静止しているので、位置は変わらない。したがって、飛行船10の識別番号ではなく、位置そのものをユーザに対して出力することが可能なのである。このことは、以下でも同様である。
【0040】
再びユーザ測位部12において、ユーザ受信器6は、前記飛行船送信器15が出力する前記電波を受信し、そこに記された前記電波がユーザから送信された時刻と、その電波を受信して自分の電波を送信してきた前記飛行船の位置とを読み出し、出力する。
【0041】
位置算出器9は、前記ユーザ受信器6が出力する前記電波がユーザから送信された時刻と、前記飛行船の位置とを入力し、さらに、前記ユーザ時計7の時刻、すなわち、前記電波をユーザが受信した時刻とを入力する。そして、電波の送信時刻とその受信時刻との差(あるいはこれから飛行船が電波を受信してから自分の電波を送信するまでに要する一定の時間を差し引いた時間)に光速を乗ずることにより、飛行船までの往復の距離を算出し、この距離と飛行船の位置の組を3組あわせて、連立方程式を解くことによりユーザの位置を算出する。
【0042】
実施の形態2.
図3は、この発明の実施の形態2の運用を示す図である。図において、10は、測位のための電波を送信する飛行船であり、11は、前記電波を受信して未知の位置を出力するユーザ端末である。
【0043】
図3に示すように、前記飛行船10は上空に静止している。そして、この飛行船の位置は一定であり既知であるものとする。このことは、成層圏下層では風速が最も弱いことから技術的に可能である。
【0044】
このような飛行船10は送信時刻を記した電波を送信し、ユーザ端末11がこれを受信してその受信時刻を測り、飛行船10から電波がユーザ端末11に達するまで時間を測定することにより、飛行船10からユーザ端末11までの距離を知る。さらに、前記飛行船10の位置が既知であることから、前記各飛行船10までの距離と前記各飛行船10の位置の組を集めて連立方程式を解くことにより、前記ユーザ端末11の位置を求めることができる。
ここで、飛行船10の時計とユーザ端末11の時計との同期をとらなければならないため、ユーザ端末11の時計の誤差を推定する必要があるので、未知数の数はユーザの位置を示す3個とユーザの時計の誤差を示す1個のあわせて4個となる。したがって、4機の飛行船との距離を測定することになる。
【0045】
図4は、この発明の実施の形態2の構成を示すブロック線図である。同図において、10は、前記飛行船であり、11は、前記ユーザ端末、12は、前記ユーザ端末11を構成するユーザ測位部である。
【0046】
前記飛行船10において、16は、前記飛行船10の時刻を出力する飛行船時計、15は、前記飛行船時計16の出力を入力し、電波を送信する飛行船送信器である。
【0047】
前記ユーザ測位部12において、6は、前記飛行船からの電波を受信するユーザ受信器、7は、ユーザの時刻を出力するユーザ時計、9は、前記ユーザ時計7の出力と前記ユーザ受信器6の出力とを入力してユーザの位置を算出する位置算出器である。
【0048】
次に動作について説明する。
飛行船10において、飛行船時計16は、飛行船の時刻を出力する。
【0049】
飛行船送信器15は、前記飛行船時計16が出力する前記飛行船の時刻を入力し、この時刻、すなわち送信時刻と、自分の位置を示す情報とを記した電波を送信する。
【0050】
ユーザ端末11内のユーザ測位部12において、ユーザ受信器6は、前記飛行船送信器15が出力する前記電波を受信し、そこに記された前記電波の送信時刻と、その電波を送信した飛行船の位置とを読み出し、出力する。
【0051】
ユーザ時計7は、ユーザの時刻、すなわち、前記電波の受信時刻を出力する。
【0052】
位置算出器9は、前記ユーザ受信器6が出力する前記送信時刻と、前記飛行船の位置とを入力し、さらに、前記ユーザ時計7が出力する前記受信時刻とを入力する。そして、電波の送信時刻とその受信時刻との差に光速を乗ずることにより、飛行船までの距離を算出し、この距離と飛行船の位置の組を4組あわせて、連立方程式を解くことによりユーザの位置とユーザ時計の同期誤差を算出する。
【0053】
実施の形態3.
図5は、この発明の実施の形態3の運用を示す図である。図において、10は、測位のための電波を受信および送信する飛行船であり、11は、前記電波を送信および受信して未知の位置を出力するユーザ端末である。また、図において、実線は電波測位のために到達時間を測定すべき電波の経路を示しており、一点鎖線は、到達時間の測定の対象ではないが、測位のための情報を伝達する電波の経路を示している。
【0054】
図5に示すように、前記飛行船10は上空に静止している。そして、この飛行船の位置は一定であり既知であるものとする。このことは、成層圏下層では風速が最も弱いことから技術的に可能である。
【0055】
このような飛行船10に対して、ユーザ端末11が送信時刻を記した電波を送信し、各飛行船10がこれを受信してその受信時刻を測る。そして前記飛行船10は、前記ユーザ端末11からの送信時刻と、前記各飛行船10での受信時刻と、前記飛行船の位置とを示す情報を、電波を用いて送信する。ユーザ端末11は、この電波を受信して、前記ユーザ端末11からの送信時刻と、前記各飛行船10での受信時刻と、前記各飛行船10の位置とを示す情報を読みだし、前記各飛行船10までの距離を知る。さらに、前記各飛行船10の位置が既知であることから、前記各飛行船10までの距離と前記各飛行船10の位置の組を集めて連立方程式を解くことにより、前記ユーザ端末11の位置を求めることができる。
ここで、飛行船10の時計とユーザ端末11の時計との同期をとらなければならないため、ユーザ端末11の時計の誤差を推定する必要があるので、未知数の数はユーザの位置を示す3個とユーザの時計の誤差を示す1個のあわせて4個となる。したがって、4機の飛行船との距離を測定することになる。
【0056】
図6は、この発明の実施の形態3の構成を示すブロック線図である。同図において、10は、前記飛行船であり、11は、前記ユーザ端末、12は、前記ユーザ端末11を構成するユーザ測位部である。
【0057】
前記ユーザ測位部12において、7は、ユーザの時刻を出力するユーザ時計、13は、前記ユーザ時計7の出力を入力して、電波を送信するユーザ送信器、6は、飛行船からの電波を受信するユーザ受信器、9は、前記ユーザ受信器6の出力を入力してユーザの位置を算出する位置算出器である。
【0058】
前記飛行船10において、14は、前記ユーザ送信器13により送信された電波を受信する飛行船受信器、16は、飛行船の時刻を出力する飛行船時計、15は、前記飛行船受信器14の出力と前記ユーザ時計16の出力とを入力し、電波を送信する飛行船送信器である。
【0059】
次に動作について説明する。
ユーザ端末11内のユーザ測位部12において、ユーザ時計7は、ユーザの時刻を出力する。
【0060】
ユーザ送信器13は、前記ユーザ時計7が出力する前記ユーザの時刻を入力し、これを記した電波を送信する。
【0061】
飛行船10において、飛行船受信器14は、前記電波を受信し、そこに記された前記ユーザの時刻、すなわち、その電波がユーザから送信された時刻を読み出し、出力する。
【0062】
飛行船時計16は、飛行船の時刻を出力する。
【0063】
飛行船送信器15は、前記飛行船受信器14が出力する前記電波がユーザから送信された時刻と、前記飛行船時計16が出力する飛行船の時刻、すなわち、前記電波を飛行船で受信した時刻とを入力し、これら時刻と、自分の位置を示す情報とを記した電波を送信する。
【0064】
再びユーザ測位部12において、ユーザ受信器6は、前記飛行船送信器15が出力する前記電波を受信し、そこに記された前記電波がユーザから送信された時刻と、前記電波が飛行船で受信された時刻と、その電波を受信して自分の電波を送信してきた前記飛行船の位置とを読み出し、出力する。
【0065】
位置算出器9は、前記ユーザ受信器6が出力する前記電波がユーザから送信された時刻と、前記電波が飛行船で受信された時刻と、前記飛行船の位置とを入力する。そして、電波の送信時刻とその受信時刻との差に光速を乗ずることにより、飛行船までの距離を算出し、この距離と飛行船の位置の組を4組あわせて、連立方程式を解くことによりユーザの位置とユーザ時計の同期誤差とを算出する。
【0066】
実施の形態4.
図7は、この発明の実施の形態4の構成を示すブロック線図である。同図において、10は、飛行船であり、11は、ユーザ端末、19は、ユーザ、20は、通信相手である。また、図において、実線は測位のための電波や情報の経路を示し、波線は通信のための電波や情報の経路を示している。
【0067】
ユーザ端末11において、12は、ユーザ測位部であり、17は、通信処理部である。
【0068】
ユーザ測位部12の構成は、既にいくつかの実施の形態に基づいて説明した。
【0069】
通信処理部17において、18は、電話器である。
【0070】
通信相手20において、21は、相手電話器、22は、前記相手電話器21に具備されているディスプレイである。
【0071】
次に動作について説明する。
ただし、測位については、既にいくつかの実施の形態に基づいて動作を説明したので、ここでは省略する。
【0072】
ユーザ端末11内の通信処理部17において、電話器18は、ユーザ19の音声を入力し、音声信号として出力する。
【0073】
ユーザ端末11内のユーザ測位部12において、ユーザ送信器13は、前記電話器18が出力する前記音声信号と、位置算出器9が出力するユーザの位置とを入力し、これらの情報を記した電波を送信する。
【0074】
飛行船10において、飛行船受信器14は、前記電波を受信し、飛行船送信器15は、これを増幅して送信する。つまり、飛行船10は、中継局としての役割を果たす。
【0075】
通信相手20は、前記飛行船送信器15から送信された電波を受信し、そこに記された前記ユーザの音声信号と前記ユーザの位置とを読みだし、音声を相手電話器21から出力し、ユーザの位置を前記相手電話器21に具備されたディスプレイ22に表示する。このことにより、通信相手は、ユーザ19の位置を知りながら、会話を行うことができる。
【0076】
もちろん通信相手20は、通信相手の音声や位置などの情報を入力し、これを電波に記して、前記飛行船10を中継局として用いて、前記ユーザ端末11を介して、前記ユーザ19に伝える働きも行う。
【0077】
実施の形態5.
図8は、この発明の実施の形態5の構成を示すブロック線図である。同図において、10は、飛行船であり、11は、ユーザ端末、24は、患者、25は、救急センターである。また、図において、実線は測位のための電波や情報の経路を示し、波線は通信のための電波や情報の経路を示している。
【0078】
ユーザ端末11において、12は、ユーザ測位部であり、17は、通信処理部である。
【0079】
ユーザ測位部12の構成は、既にいくつかの実施の形態に基づいて説明した。
【0080】
通信処理部17において、23は、異常検知器である。
【0081】
救急センター25において、26は、ブザー、27は、点滅灯、28は、患者24の位置を示す地図、29は、前記患者24の名前の表示、30は、前記患者24のカルテの表示、31は、前記患者24の現在の状態を示すグラフである。
【0082】
次に動作について説明する。
ただし、測位については、既にいくつかの実施の形態に基づいて動作を説明したので、ここでは省略する。
【0083】
ユーザ端末11内の通信処理部17において、異常検知器23は、患者24の健康を常に監視し、異常が検知されれば、即時、その異常の状態をモニタリングし、異常であるという情報と異常の状態の情報とを出力する。
【0084】
ユーザ端末11内のユーザ測位部12において、ユーザ送信器13は、前記異常検知器23が出力する前記異常であるという情報と前記異常の状態の情報と、位置算出器9が出力する患者24(ユーザ)の位置とを入力し、これらの情報を記した電波を送信する。
【0085】
飛行船10において、飛行船受信器14は、前記電波を受信し、飛行船送信器15は、これを増幅して送信する。つまり、飛行船10は、中継局としての役割を果たす。
【0086】
救急センター25は、前記飛行船送信器15から送信された電波を受信し、そこに記された前記異常であるという情報と前記異常の状態の情報と前記患者24(ユーザ)の位置とを読みだし、ブザー26や点滅灯27を用いて緊急事態を示して医師、救急班を召集する。
【0087】
そして、読み出した情報を、現在異常をきたしている患者24の位置を示す地図28、前記患者24の名前の表示29、前記患者24のカルテの表示30、前記患者24の現在の状態を示すグラフ31に、それぞれ出力する。前記患者24の現在の状態を示すグラフ31には、たとえば心電図などをリアルタイムでグラフィック表示する。
【0088】
実施の形態6.
図9は、この発明の実施の形態6の構成を示すブロック線図である。同図において、10は、飛行船であり、11は、ユーザ端末、33は、ビル、橋、鉄道などの設備、34は、災害監視センターである。また、図において、実線は測位のための電波や情報の経路を示し、一点鎖線は通信のための電波や情報の経路を示している。
【0089】
ユーザ端末11において、12は、ユーザ測位部であり、17は、通信処理部である。
【0090】
ユーザ測位部12の構成は、既にいくつかの実施の形態に基づいて説明した。
【0091】
通信処理部17において、32は、異常監視モニターである。
【0092】
災害監視センター34において、35は、被災地図、36は、現地報告文書、37は、現地の映像である。
【0093】
次に動作について説明する。
ただし、測位については、既にいくつかの実施の形態に基づいて動作を説明したので、ここでは省略する。
【0094】
ユーザ端末11内の通信処理部17において、異常監視モニター32は、ビル、橋、鉄道などの設備33の安全性や正常性を常に監視し、異常が検知されれば、即時、その異常の状態をモニタリングし、異常であるという情報と異常の状態の情報とを出力する。
【0095】
ユーザ端末11内のユーザ測位部12において、ユーザ送信器13は、前記異常監視モニター32が出力する前記異常であるという情報と前記異常の状態の情報と、位置算出器9が出力する前記設備33(ユーザ)の位置とを入力し、これらの情報を記した電波を送信する。
【0096】
飛行船10において、飛行船受信器14は、前記電波を受信し、飛行船送信器15は、これを増幅して送信する。つまり、飛行船10は、中継局としての役割を果たす。
【0097】
災害監視センター34は、前記飛行船送信器15から送信された電波を受信し、そこに記された前記異常であるという情報と前記異常の状態の情報と前記設備33(ユーザ)の位置とを読み出す。
【0098】
そして、被災地図35上に、異常を通報してきた前記設備33の位置を表示し、オペレータのリクエスト等に応じて、それぞれの設備の異常の状態の情報を、現地報告文書36や、現地の映像37として表示する。
【0099】
実施の形態7.
図10は、この発明の実施の形態7の構成を示すブロック線図である。同図において、10は、飛行船であり、11は、ユーザ端末、39は、消防車、救急車、その他の災害派遣車等、40は、消防、救急、派遣センター、41は、救済計画立案者である。また、図において、実線は測位のための電波や情報の経路を示し、一点鎖線は通信のための電波や情報の経路を示している。
【0100】
ユーザ端末11において、12は、ユーザ測位部であり、17は、通信処理部である。
【0101】
ユーザ測位部12の構成は、既にいくつかの実施の形態に基づいて説明した。
【0102】
通信処理部17において、38は、災害派遣報告通信器である。
【0103】
消防、救急、派遣センター40において、42は、現地報告表示/計画指示器、43は、被災地点リスト、44は、災害派遣車リスト、45は、最適割当計算器、46は、派遣ルート選択器である。
【0104】
次に動作について説明する。
ただし、測位については、既にいくつかの実施の形態に基づいて動作を説明したので、ここでは省略する。
【0105】
ユーザ端末11内の通信処理部17において、派遣活動報告通信器38は、消防車、救急車、その他の災害派遣車等39が現場に急行する際の、途中のルートの状況、到達の可能性、現場に到達してからの消火栓からの距離、作業の進捗状況、および作業の中断、終了の状況、などの活動報告を通信信号に変換する。
【0106】
ユーザ端末11内のユーザ測位部12において、ユーザ送信器13は、前記派遣活動報告通信器38が出力する前記活動報告に関する通信信号と、位置算出器9が出力する前記災害派遣車等39(ユーザ)の位置とを入力し、これらの情報を記した電波を送信する。
【0107】
飛行船10において、飛行船受信器14は、前記電波を受信し、飛行船送信器15は、これを増幅して送信する。つまり、飛行船10は、中継局としての役割を果たす。
【0108】
消防、救急、派遣センター40は、前記飛行船送信器15から送信された電波を受信し、そこに記された前記活動報告に関する通信と、前記災害派遣車等39(ユーザ)の位置とを読み出す。
【0109】
前記消防、救急、派遣センター40において、これらの情報は、現地報告表示/計画指示器42を介して、救済計画立案者41に示されるとともに、最適割当器45の入力となる。前記最適割当器45は、被災地点リスト43の出力と、災害派遣車リスト44の出力とも、同時に入力し、消防車や救急車などを各被災場所に効率的に派遣するための最適割当問題を解く。この結果は、派遣ルート選択器46の入力となり、各災害派遣車がそれぞれ割り当てられた現場に至る経路を求める。この結果は、前記救済計画立案者41に示され、修正を受ける。
【0110】
以上のようにして、決定された各災害派遣車の各被災場所への割り当てと、そこへの急行経路は、再び前記飛行船10を中継器として前記災害派遣車39に通信される。すなわち、このようにして、前記災害派遣車39は、報告に自分の現在位置を付加して前記消防、救急、派遣センター40と更新しながら作業を遂行することができるので、群としての前記災害派遣車39を全体として有効に活用することができる。
【0111】
【発明の効果】
第1の発明によれば、他国の軍事設備に頼らず、管理可能な電波測位システムとなるため、一般ユーザも、必要な情報を入手することができ、しかも、意図的な精度劣化を被ることが無い。さらに、飛行船は上空で静止しているので、軌道計算を行う必要が無い。
【0112】
第2の発明によれば、測位を行うユーザと飛行船との間に通信のリンクを構成できるため、ユーザの所在を第三者により確認させることが可能となる。
【0113】
第3の発明によれば、飛行船は時計を持つ必要が無く、また、このために時刻同期の手間とこれによる誤差が無くなる。
【0114】
第4の発明によれば、従来の電波測位システムであるGPSと同様の原理を用いることになるため、ユーザの受信器は、GPSと共通部分を持った兼用の機器として作成することができる。
【0115】
第5の発明によれば、飛行船はGPSのように測位のための信号を常に送信する必要が無くなる。このことは、エネルギーの節約になるとともに、送信能力を別の目的に利用することが可能であることを意味する。
【0116】
第6の発明によれば、測位のみを行う専用機器としてではなく、電波を用いた一般の通信を行う端末の一部として、電波測位機器を有することができる。
【0117】
第7の発明によれば、飛行船群を中継局として利用することにより、ユーザは通信情報とその発信地点とを組にして、遠隔地に伝えることができるため、遠隔地からもユーザの状態を詳細に把握することができるようになる。また、通信ネットワークとしての運用の中に電波測位システムを取り入れることになるので、電波測位システム単独であるよりも安価な維持費でシステムを運営することができる。
【0118】
第8の発明によれば、通信端末としてもっとも使用頻度の高く、送信機能と受信機能を有する電話に測位機能を結び付けることにより、電波測位システムを安価に普及させることができる。
【0119】
第9の発明によれば、異常検知器により、たとえば心臓などにハンディーキャップを持つ人が異常事態に陥った場合にも、迅速に救急処置を受けることができるようになり、その人の健康維持に貢献することが出来るとともに、ハンディーキャップを持つ人の独りの行動を助けることにより、社会参加を手助けすることができる。
【0120】
第10の発明によれば、災害が発生した場合に、どこでどのような事態が進行しつつあるかを災害監視センターで把握できるようになるため、迅速な救助活動や復旧活動を実施することができるようになる。
【0121】
第11の発明によれば、被災場所への派遣の必要性と、実際に派遣できる消防車や救急車などの状態とをリアルタイムで評価することができるので、有効な資源配分としての災害派遣が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による電波測位システムの実施の形態1の運用を示す図である。
【図2】 この発明による電波測位システムの実施の形態1の構成を示すブロック線図である。
【図3】 この発明による電波測位システムの実施の形態2の運用を示す図である。
【図4】 この発明による電波測位システムの実施の形態2の構成を示すブロック線図である。
【図5】 この発明による電波測位システムの実施の形態3の運用を示す図である。
【図6】 この発明による電波測位システムの実施の形態3の構成を示すブロック線図である。
【図7】 この発明による電波測位システムの実施の形態4の構成を示すブロック線図である。
【図8】 この発明による電波測位システムの実施の形態5の構成を示すブロック線図である。
【図9】 この発明による電波測位システムの実施の形態6の構成を示すブロック線図である。
【図10】 この発明による電波測位システムの実施の形態7の構成を示すブロック線図である。
【図11】 従来の電波測位システムの運用を示す図である。
【図12】 従来の電波測位システムの構成を示すブロック線図である。
【符号の説明】
1 GPS衛星、2 ユーザ端末、3 ユーザ測位部、4 GPS時計、5 GPS送信器、6 ユーザ受信器、7 ユーザ時計、8 軌道計算器、9 位置算出器、10 飛行船、11 ユーザ端末、12 ユーザ測位部、13 ユーザ送信器、14 飛行船受信器、15 飛行船送信器、16 飛行船時計、17 通信処理部、18 電話器、19 ユーザ、20 通信相手、21 相手電話器、22 ディスプレイ、23 異常検知器、24 患者、25 救急センター、26 ブザー、27 点滅灯、28 患者の位置を示す地図、29 患者の名前の表示、30 患者のカルテの表示、31 患者の現在の状態を示すグラフ、32 異常監視モニター、33 設備、34 災害監視センター、35 被災地図、36 現地報告文書、37 現地の映像、38 派遣活動報告通信器、39 災害派遣車、40 消防、救急、派遣センター、41 救済計画立案者、42 現地報告表示/計画指示器、43 被災地点リスト、44 災害派遣車リスト、45 最適割当計算器、46 派遣ルート選択器。

Claims (8)

  1. 端末局と予め正確な位置が判っている複数の基準局とからなり、前記端末局と前記基準局との距離を電波を利用して測定しその距離から前記端末局の位置を求める電波測位システムであって、
    前記基準局は、基準局時計と、前記端末局からの電波を受信する基準局受信器と、当該基準局時計が出力し前記基準局受信器が当該電波を受信した時の受信時刻と当該電波に記された当該電波の送信時刻と前記基準局の位置情報とを記した電波を前記端末局に送信する基準局送信器とを備え、
    前記端末局は、端末局時計と、当該端末局時計が出力する送信時刻を記した電波を前記基準局に送信する端末送信器と、前記基準局送信器からの前記電波を受信する端末受信器と、当該電波に記された前記送信時刻と前記受信時刻との差に光速を乗ずることで前記基準局までの距離を算出し、基準局毎に求めた当該基準局までの距離と当該基準局の位置情報とから前記端末局の位置を算出する位置算出器とからなる測位部を備えることを特徴とする電波測位システム。
  2. 前記基準局は飛行船に設置されていることを特徴とする請求項1記載の電波測位システム。
  3. 前記端末局に、通信処理部を具備し、通信すべき情報に前記測位部が出力する前記端末局の位置を付加して通信を行うことを特徴とする請求項1または請求項2記載の電波測位システム。
  4. 前記通信を、前記飛行船における前記基準局受信器と前記基準局送信器とを用いて、前記飛行船を中継局として利用することにより行うことを特徴とする請求項3記載の電波測位システム。
  5. 前記通信処理部を電話器により構成したことを特徴とする請求項3または4記載の電波測位システム。
  6. 前記通信処理部を患者の健康状態を監視する異常検知器により構成し、異常検知信号に、前記測位部が出力する端末局である前記患者の位置を付加して、救急センターと通信することを特徴とする請求項3または4記載の電波測位システム。
  7. 前記通信処理部を災害の状況を監視する異常監視モニターにより構成し、異常検知信号に、前記測位部が出力するユーザである被災地点の位置を付加して、災害監視センターと通信することを特徴とする請求項3または4記載の電波測位システム。
  8. 前記通信処理部を派遣活動報告通信器により構成し、災害派遣車等が現場へ急行するために行う作業通信情報に、前記ユーザ測位部が出力するユーザである前記災害派遣車の位置を付加して、消防、救急、派遣センターと通信することを特徴とする請求項3または4記載の電波測位システム。
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