JP2010118931A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】メインスイッチング素子のスイッチングに伴う誤差量を制御することによって、より高精度で信頼性の高い動作が可能な半導体装置の提供を図る。
【解決手段】第1ノードに接続された第1電極S1、第2ノードに接続された第2電極D1、および、該第1および第2電極間の接続を制御する第1制御電極G1を有する少なくとも1つのメインスイッチング素子1と、前記第2ノードに接続される第3電極S2および第4電極D2、並びに、第2制御電極G2を有し、前記メインスイッチング素子1がオンからオフに切り替わるときに生じる電荷をキャンセルする第1キャンセル用素子2と、前記第1キャンセル用素子2の基板電圧VBG2を制御する第1制御部と、を有するように構成する。
【選択図】図5

Description

この出願は、半導体装置に関し、特に、メインスイッチング素子のクロック漏れの影響を吸収するためにキャンセル用素子を使用する半導体装置に関する。
従来、例えば、MOSトランジスタを使用したスイッチ回路では、トランジスタをオンからオフへスイッチングする時にクロック漏れと呼ばれる現象により、そのソース或いはドレインに電荷が発生することが知られている。なお、本明細書では、「クロック漏れ」の用語には、チャージインジェクションおよびクロックフィードスルーが含まれるものとする。
このMOSトランジスタがオンからオフに変化するときのクロック漏れは、例えば、サンプルホールド回路(コンパレータ)等において、ハイインピーダンスのノードの電位変動の原因となる。
チャージインジェクションは、トランジスタ(スイッチング素子)がオンの時にチャネルを形成していた電荷(電子または正孔)がオフすることによってそのトランジスタのソースまたはドレインに移動する現象である。また、クロックフィードスルーは、例えば、nMOSトランジスタの場合、ゲート電位が高レベル『H』から低レベル『L』に変化するのに伴ってゲート−ドレイン間またはゲート−ソース間の寄生容量に起因した静電効果により電位に影響を及ぼす現象である。
ところで、従来、MOSトランジスタを使用したスイッチ回路において、メインスイッチングトランジスタと、該メインスイッチングトランジスタの半分のサイズ(半分のチャネル幅)のキャンセル用トランジスタを設けた半導体装置が知られている。
この半導体装置は、メインスイッチングトランジスタがオンからオフに切り替わるとき、キャンセル用トランジスタをメインスイッチングトランジスタのスイッチング動作と逆相で動作させることでクロック漏れの影響を吸収するようになっている。
図1はチャージインジェクションおよびその対策を概略的に説明するための図であり、図1(a)はメインスイッチングトランジスタ1がオンからオフへ変化する様子を示し、また、図1(b)はこのときのキャンセル用トランジスタ2の動作を示している。なお、図1に関して、メインスイッチングトランジスタ1およびキャンセル用トランジスタ2は、nMOSトランジスタとして説明される。
まず、図1(a)の左側の図に示されるように、メインスイッチングトランジスタ1は、ゲートG1に高レベル信号『H』が印加されてオンになっている。このとき、ゲートG1に対向する基板内のソースS1とドレインD1との間には、電子によるチャネルCH1が形成されている。
そして、図1(a)の右側の図に示されるように、ゲートG1に印加されていた高レベル信号『H』が低レベル信号『L』になると、メインスイッチングトランジスタ1はオンからオフに変化する。このとき、チャネルCH1は消滅するが、このチャネルCH1を形成していた電荷Qdは、メインスイッチングトランジスタ1のソースS1およびドレインD1にそれぞれ電荷Qd/2ずつ移動する。
これに対して、まず、図1(b)の左側の図に示されるように、キャンセル用トランジスタ2は、メインスイッチングトランジスタ1がオンのときにはゲートG2に低レベル信号『L』が印加されてオフになっている。
そして、図1(b)の右側の図に示されるように、メインスイッチングトランジスタ1がオンからオフに変化すると、キャンセル用トランジスタ2のゲートG2に印加される信号が低レベル信号『L』から高レベル信号『H』に切り替わる。これにより、キャンセル用トランジスタ2のゲートG2に対向する基板内のソースS2とドレインD2との間にチャネルCH2が形成され、キャンセル用トランジスタ2がオンになる。
ここで、キャンセル用トランジスタ2のサイズは、メインスイッチングトランジスタ1の半分となっている。そのため、キャンセル用トランジスタ2がオンになったときに形成されるチャネルCH2の電荷は、メインスイッチングトランジスタ1がオンのときに形成されるチャネルCH1の電荷Qdの半分(Qd/2)になる。
ここで、メインスイッチングトランジスタ1のソースS1またはドレインD1に対して、キャンセル用トランジスタ2の電極を接続(例えば、ソースS2およびドレインD2を短絡して接続)する。
これにより、メインスイッチングトランジスタ1がオンからオフに変化するときに消滅するチャネルCH1の電荷(Qd/2)を、キャンセル用トランジスタ2がオフからオンするときに形成されるチャネルCH2で吸収し、電荷放出の影響をキャンセルするようになっている。
なお、図1では、メインスイッチングトランジスタ1およびキャンセル用トランジスタ2は、nMOSトランジスタとされているが、pMOSトランジスタであっても同様である。
図2はクロックフィードスルーおよびその対策を概略的に説明するための図であり、図2(a)はメインスイッチングトランジスタ1とキャンセル用トランジスタ2の接続状態を示す。
図2(b)は、ゲート1Gに高レベル『H』の信号が印加されてメインスイッチングトランジスタ1がオンしているときのメインスイッチングトランジスタ1およびキャンセル用トランジスタ2の様子を示す。
図2(c)は、ゲートG1に印加された信号が高レベル『H』から低レベル『L』に切り替えられてメインスイッチングトランジスタ1がオフに変化したときのメインスイッチングトランジスタ1およびキャンセル用トランジスタ2の様子を示す。
なお、図2に関しても、メインスイッチングトランジスタ1およびキャンセル用トランジスタ2は、nMOSトランジスタとして説明するが、それに限定されるものではない。
図2(a)に示されるように、キャンセル用トランジスタ2は、そのソースS2およびドレインD2を短絡してメインスイッチングトランジスタ1のドレインD1に接続されるようになっている。
ここで、キャンセル用トランジスタ2のサイズ(ゲート幅)は、メインスイッチングトランジスタ1のほぼ半分とされている。なお、参照符号3は、メインスイッチングトランジスタ1のドレインD1の信号(出力信号)を波形整形して出力するバッファアンプを示している。
メインスイッチングトランジスタ1において、ゲートG1とドレインD1は寄生容量(ゲート容量)により静電結合されている。同様に、キャンセル用トランジスタ2においても、ゲートG2とソースS2およびドレインD2は寄生容量により容量結合されている。そして、メインスイッチングトランジスタ1のドレインD1は、キャンセル用トランジスタ2のソースS2およびドレインD2に接続されている。
従って、図2(b)のメインスイッチングトランジスタ1がオンしている状態から、図2(c)のメインスイッチングトランジスタ1がオフに変化するとき、キャンセル用トランジスタ2は、オフからオンに変化する。
すなわち、キャンセル用トランジスタ2のゲートG2に印加された信号が低レベル『L』から高レベル『H』に切り替えられ、メインスイッチングトランジスタ1の静電結合による電位変動がキャンセル用トランジスタ2における静電結合により吸収される。
このように、従来、メインスイッチングトランジスタ1がオンからオフに切り替わる際のクロック漏れの影響を、キャンセル用トランジスタ2をメインスイッチングトランジスタ1と逆相で動作させることにより吸収するものが知られている。
また、従来、サンプル用スイッチとして、その両端が、アナログ入力電圧とホールド用コンデンサの一端との間に互いに並列接続された少なくとも2つのトランジスタを有するサンプルホールド回路が提案されている。
この従来のサンプルホールド回路は、アナログ入力電圧をサンプリングする時に、少なくとも2つのトランジスタの内の1つのトランジスタを、他のトランジスタをオフさせた後に、タイミングをずらしてオフさせている。これにより、サンプリング速度を高速化すると共に、サンプリング精度も向上させるようになっている。
さらに、従来、差動増幅器を構成する一対の差動用MOSトランジスタのサブストレート(基板)にオフセット設定用の電圧を印加してオフセットのキャリブレーションを行うオペアンプのオフセット調整回路が提案されている。
上記オフセットのキャリブレーションは、一対の差動用MOSトランジスタのゲートに同一電圧を入力し、一対の差動用MOSトランジスタのそれぞれに設けた複数のスイッチのオンした数に応じた電圧をサブストレート(基板)に印加している。
また、従来、高速化および高精度化を実現することができるADC等に用いられるアナログ信号処理装置が提案されている。
上記アナログ信号処理装置は、複数の比較基準電圧の中から所定の比較基準電圧を選択する電圧選択部と、所定の比較基準電圧とアナログ入力信号とを演算処理する演算部と、を有する。さらに、アナログ信号処理装置は、複数の比較基準電圧に対して少なくとも1つ以上多くの判定点を持ち、演算部の出力が入力される比較部と、演算部と比較部との接続を制御する接続部と、を有する。
演算部は、補正可能な第1の信号処理部を有し、複数の比較基準電圧に対する必要数よりもM個以上(Mは自然数)多く設けられる。また、接続部は、N個(Nは自然数かつN≦M)の第1の信号処理部が補正動作中に、補正動作中にない第1の信号処理部を有する演算部と比較部とを接続する。
このアナログ信号処理装置は、補間を用いることで素子数を抑えるとともにバックグラウンドで補間により発生する誤差を補正することができ、さらに素子ばらつきの影響を補正によって解消することができるようになっている。
特開平11−224496号公報 特開平11−068476号公報 国際公開第2008/102453号パンフレット
上述したように、従来、メインスイッチング素子1のほぼ半分のサイズのキャンセル用素子2をメインスイッチング素子とは逆相で動作させ、メインスイッチング素子がオンからオフに変化するときのクロック漏れの影響を吸収する半導体装置が提案されている。
しかしながら、この従来の半導体装置は、メインスイッチング素子のスイッチングに伴う誤差を低減することは可能であるが、その誤差量を制御することは困難であった。
この出願は、上述した従来技術が有する課題に鑑み、メインスイッチング素子のスイッチングに伴う誤差量を制御することによって、より高精度で信頼性の高い動作が可能な半導体装置の提供を目的とする。
第1の実施形態の半導体装置は、少なくとも1つのメインスイッチング素子と、第1キャンセル用素子と、第1制御部と、を有する。前記メインスイッチング素子は、第1ノードに接続された第1電極、第2ノードに接続された第2電極、および、該第1および第2電極間の接続を制御する第1制御電極を有する。
前記第1キャンセル用素子は、前記第2ノードに接続される第3電極および第4電極、並びに、第2制御電極を有する。そして、前記制御部は、前記第1キャンセル用素子の基板電圧を制御することで、前記メインスイッチング素子がオンからオフに切り替わるときに生じる電荷を該第1キャンセル用素子によりキャンセルする。
第2の実施形態の半導体装置は、少なくとも1つのメインスイッチング素子と、キャンセル用素子と、を有する。前記メインスイッチング素子は、第1ノードに接続された第1電極、第2ノードに接続された第2電極、および、該第1および第2電極間の接続を制御する第1制御電極を有する。
前記キャンセル用素子は、前記第2ノードに接続される第3電極および第4電極、並びに、第2制御電極を有し、前記制御部は、前記メインスイッチング素子の基板電圧を制御する。そして、前記メインスイッチング素子がオンからオフに切り替わるときに生じる電荷を該キャンセル用素子によりキャンセルする。
なお、上記半導体装置は、コンパレータの出力ノード間に設けて該コンパレータのリセット動作を制御するために適用することができる。また、上記コンパレータをアナログ/デジタル変換器に適用することもできる。
各実施例によれば、メインスイッチング素子のスイッチングに伴う誤差量を制御することによって、より高精度で信頼性の高い動作が可能な半導体装置を提供することができる。
まず、実施例を詳述する前に、図3を参照してMOSトランジスタの基板電位と閾値電圧およびチャネル電荷との関係を説明する。
ここで、図3(a)および図3(b)は、基板電圧(基板バイアス)VBGを接地電位とした場合(VBG=GND)を示し、また、図3(c)および図3(d)は、基板バイアスVBGを接地レベルよりも低い電位とした場合(VBG<GND)を示す。
なお、図3(a)および図3(c)は、ゲートに高レベル『H』の信号を印加してトランジスタがオンしている状態を示し、また、図3(b)および図3(d)は、ゲートの信号を高レベル『H』から低レベル『L』に変化させてオフさせた状態を示す。また、図3(a)〜図3(d)では、例としてnMOSトランジスタを示している。
まず、MOSトランジスタのチャネル電荷Qdは、次の式(1)により表すことができる。なお、Wはゲート幅(チャネル幅),Lはゲート長,Coxはゲート(酸化膜)の厚み,Vgsはゲート−ソース間電圧,そして,Vthは閾値電圧を示す。
Qd=W×L×Cox×(Vgs−Vth)……(1)
ところで、チャネル電荷Qdは、(Vgs−Vth)に比例する。従って、Vgsが一定であれば、Vthに依存する。
また、基板バイアス効果は、基板バイアス係数をγとすると、次の式(2)により表される。
Vth=Vth0+γ{(|2φF+VSB|)1/2−(|2φF|)1/2}……(2)
従って、nMOSトランジスタの場合、基板バイアスが深くなる程、すなわち、基板バイアスVBGが低い程、閾値電圧Vthが高くなる。換言すると、チャネル電荷Qdは、ゲート−ソース間電圧Vgsが一定であれば、基板バイアスVBGにより調整可能なことを示している。
図4は一実施形態の動作を説明するための図である。ここで、図4(a)はメインスイッチングトランジスタ1とキャンセル用トランジスタ2の接続状態を示す。また、図4(b)はメインスイッチングトランジスタ1およびキャンセル用トランジスタ2のゲート−ソース間電圧Vgsの時間tに対する変化の様子を示す。
図4(a)に示されるように、キャンセル用トランジスタ2は、そのソースS2およびドレインD2を短絡してメインスイッチングトランジスタ1のドレインD1に接続されている。ここで、参照符号3は、メインスイッチングトランジスタ1のドレインD1の信号を波形整形して出力するバッファアンプを示す。なお、参照符号Vth1はメインスイッチングトランジスタ1の閾値電圧(ゲート−ソース間電圧Vgs)を示し、また、Vth2はキャンセル用トランジスタ2の閾値電圧を示す。
図4(b)に示されるように、オンのメインスイッチングトランジスタ1をオフに変化させる場合、そのゲートG1に印加された高レベル『H』の制御信号(ゲート電圧)P1は、タイミングt1で低レベル『L』への変化が開始される。
すなわち、メインスイッチングトランジスタ1のゲート電圧P1は、タイミングt1から徐々に低下してタイミングt2で閾値電圧Vth1と同じ電位になり、このタイミングt2以降、メインスイッチングトランジスタ1はオフになる。
このとき、タイミングt2から少し遅れたタイミングt3でキャンセル用トランジスタ2をオフからオンに変化させ、メインスイッチングトランジスタ1がオンからオフに切り替わるときに生じる電荷を吸収(キャンセル)する。
すなわち、キャンセル用トランジスタ2のゲートに印加される制御信号(ゲート電圧)P1xは、タイミングt2で低レベル『L』から高レベル『H』への変化が開始される。これにより、キャンセル用トランジスタ2のゲート電圧P1xは、タイミングt4で閾値電圧Vth2と同じ電位になり、このタイミングt4以降、キャンセル用トランジスタ2はオンになる。
ここで、メインスイッチングトランジスタ1がオンからオフに切り替わるとき、チャネルの消失により放出される電荷量は、そのゲート電圧P1が高レベル『H』から閾値電圧Vth1までの総電荷量となる。また、キャンセル用トランジスタ2がオフからオンに切り替わるとき、チャネルの生成により吸収する電荷量は、そのゲート電圧P1xが閾値電圧Vth2から高レベル『H』までの総電荷量となる。
なお、メインスイッチングトランジスタ1およびキャンセル用トランジスタ2を動作させた場合、キャンセル用トランジスタ2による電荷の吸収が実際に有効になるのはメインスイッチングトランジスタ1がオフするタイミングt2の後である。すなわち、タイミングt2以前では、メインスイッチングトランジスタ1が導通状態であるため電荷は保持されずに無効となる。
従って、実際の電荷の吸収量は、メインスイッチングトランジスタ1のゲート電圧P1が閾値電圧Vth1以下となるタイミングt2の後で、且つ、キャンセル用トランジスタ2のゲートG2のゲート電圧P1xが閾値電圧Vth2以上となるt4以降のみである。
ここで、前述したように、チャージインジェクションに関して、メインスイッチングトランジスタ1がオンのとき、そのゲートG1に対向する基板内にはチャネルが形成され、その電荷量Qdは,Qd=W×L×Cox×(Vgs−Vth)で表される。
そして、基板バイアス(バックゲート電圧)VBGを制御して閾値電圧Vth1,Vth2を変化させることにより、メインスイッチングトランジスタ1およびキャンセル用トランジスタ2のチャネル総電荷量を制御することができる。
なお、以上の説明では、キャンセル用トランジスタ2はメインスイッチングトランジスタ1のドレインD1側だけに設けられているが、メインスイッチングトランジスタ1のソースS1側にも設けてもよい。この場合、メインスイッチングトランジスタ1がオンからオフに変化するときの電荷は、メインスイッチングトランジスタ1のドレインD1およびソースS1の両方に設けた2つのキャンセル用トランジスタで吸収することになる。
以下、半導体装置の実施例を、添付図面を参照して詳述する。
図5は第1実施例を概略的に示す図である。ここで、図5(a)は回路図であり、また、図5(b)はタイミング図である。
図5(a)に示されるように、キャンセル用トランジスタ2は、そのソースS2およびドレインD2を短絡してメインスイッチングトランジスタ1のドレインD1に接続されている。ここで、キャンセル用トランジスタ2のバックゲートBG2には、接地電位GNDよりも低い電位の基板バイアスVBG2が印加されている。
なお、メインスイッチングトランジスタ1のバックゲートBG2には、接地電位GNDの基板バイアスVBG1が印加されている。
図5(b)に示されるように、メインスイッチングトランジスタ1のゲート電圧P1が高レベル『H』から低レベル『L』に変化するのに遅れて、キャンセル用トランジスタ2のゲート電圧P2が低レベル『L』から高レベル『H』に変化する。
これにより、メインスイッチングトランジスタ1がオフして放出する電荷を、キャンセル用トランジスタ2がオンして吸収する電荷により補償する。
ここで、キャンセル用トランジスタ2のサイズ(ゲート幅)は、メインスイッチングトランジスタ1のほぼ半分とされ、基本的には、このトランジスタサイズの比率によりメインスイッチングトランジスタ1が放出する電荷を、キャンセル用トランジス2で吸収する。
そして、キャンセル用トランジス2がオフからオンして吸収する電荷量を、そのバックゲートBG2に印加される基板バイアスVBG2により制御して、補償精度を向上させる。すなわち、メインスイッチングトランジスタ1がオンからオフして放出する電荷量と、キャンセル用トランジスタ2がオフからオンして吸収する電荷量とを一致させる。
以上において、キャンセル用トランジス2のサイズは、必ずしもメインスイッチングトランジスタ1のほぼ半分とする必要はない。具体的に、例えば、キャンセル用トランジス2の基板バイアスVBG2を浅くしてオフからオンして吸収する電荷量を大きくすることでトランジスタサイズを小さくすることも可能である。
さらに、図5(a)では、キャンセル用トランジスタ2を、そのソースS2およびドレインD2を短絡してメインスイッチングトランジスタ1のドレインD1側のノードに接続しているが、後述する図7のように、ソースS1側のノードにも接続してもよい。
すなわち、メインスイッチングトランジスタ1のソースS1側およびドレインD1側の両方のノードに対してキャンセル用トランジスタ(21,22)を設け、それらの基板バイアス(Vx',Vx)を制御してもよい。このとき、キャンセル用トランジスタ(21,22)は、メインスイッチングトランジスタ1がオンからオフに変化した後に同じタイミングでオフからオンに変化するようになっている。
図6は第2実施例を概略的に示す図である。ここで、図6(a)は回路図であり、また、図6(b)はタイミング図である。
図6(a)と図5(a)との比較から明らかなように、本第2実施例では、メインスイッチングトランジスタ1のバックゲートBG2に接地電位GNDよりも低い電位の基板バイアスVBG1が印加されている。なお、キャンセル用トランジスタ2のバックゲートBG2には、接地電位GNDの基板バイアスVBG2が印加されている。
図6(b)に示されるように、メインスイッチングトランジスタ1のゲート電圧P1が高レベル『H』から低レベル『L』に変化するのに遅れて、キャンセル用トランジスタ2のゲート電圧P2が低レベル『L』から高レベル『H』に変化する。
これにより、メインスイッチングトランジスタ1がオフして放出する電荷を、キャンセル用トランジスタ2がオンして吸収する電荷により補償する。ここで、このメインスイッチングトランジスタ1が放出する電荷量は、そのバックゲートBG1に印加される基板バイアスVBG1により制御される。
図7は第3実施例を概略的に示す図であり、正帰還ラッチ型コンパレータに適用した実施例を示すものである。
図7に示されるように、本第3実施例のラッチ型コンパレータは、pMOSトランジスタ41,42と、nMOSトランジスタ21,10,22および51,52と、インバータ31,と、制御部61,62と、D/Aコンバータ71,72と、を備える。
pMOSトランジスタ41および42の各ソースは、高電位電源線Vddに接続され、また、pMOSトランジスタ41および42の各ゲートには、相補の入力信号Vi+およびVi-が供給されている。
nMOSトランジスタ51および52の各ソースは、接地線GNDに接続され、また、nMOSトランジスタ51および52の各ドレインおよびゲートは互いに交差接続されてラッチを構成している。
また、インバータ31および32は、pMOSトランジスタ41および42のドレインとnMOSトランジスタ51および52のドレインとの共通接続ノードN1およびN2に接続され、ラッチされた相補の信号Vo-およびVo+を出力するようになっている。
さらに、共通接続ノードN1とN2との間には、nMOSトランジスタ21,10および22が直列に接続されている。ここで、トランジスタ10は、前述したメインスイッチングトランジスタ1に対応し、また、トランジスタ21および22はキャンセル用トランジスタ2に対応する。
すなわち、正帰還ラッチのリセットスイッチ(メインスイッチングトランジスタ)10の両側に設けたキャンセル用トランジスタ21および22を制御することにより、リセットスイッチ10がオンからオフに変化するときの電荷を吸収するようになっている。
ここで、各キャンセル用トランジスタ21および22のバックゲートには、それぞれ基板バイアスVx’およびVxが印加されている。基板バイアスVx’およびVxは、制御信号φcontl'およびφcontlにより制御される制御部61および62から出力されるデジタル信号Dx’およびDxに従ってD/Aコンバータ71および72から出力される。
そして、基板バイアスVx’およびVxを調整してキャンセル用トランジスタ21および22の閾値電圧を制御することで、リセットスイッチ10がオンからオフに変化するときに発生するチャージインジェクション(電荷)の吸収量を調整するようになっている。
図8は図7の第3実施例のメインスイッチングトランジスタおよびキャンセル用トランジスタの制御信号を生成する回路の一例を示す図である。
図8に示されるように、リセットスイッチ10のゲートに印加される制御信号P1およびキャンセル用トランジスタ22(21)のゲートに印加される制御信号P1x(P1x’)は、比較制御信号φcmpにより制御される3つのインバータI81〜I83で生成される。
すなわち、キャンセル用トランジスタ22(21)の制御信号P1x(P1x’)は、リセットスイッチ10の制御信号P1と反対の論理で少し遅延された信号とされている。これにより、リセットスイッチ10がオンからオフに変化して電荷を放出した後に、キャンセル用トランジスタ22(21)がオフからオンに変化してその放出された電荷を吸収するようになっている。
図7に示す正帰還ラッチ型コンパレータにおける制御部62(61)は、例えば、コンパレータ出力が『1(H)』であればD/Aコンバータ72(71)に与えるデジタル値Dx(Dx’)を増加させる。
これにより、例えば、正論理設定のD/Aコンバータ72(71)の出力電圧が上昇し、制御信号P1x(P1x')で制御されるキャンセル用トランジスタ22(21)のバックゲート電圧(基板バイアス)が上昇する。
その結果、キャンセル用トランジスタ22(21)の閾値電圧Vth2が低下し、電荷吸収量は増加し、負電荷吸収量が増加するためN2(N1)の電圧は上昇する。この操作を繰り返すことにより、最終的に、コンパレータは、判定が『1』と『0』を交互に繰り返す点に収束し、結果としてオフセットがキャンセルされる。
なお、オフセットがキャンセルされたときの情報は、例えば、制御部61,62に設けたレジスタや不揮発性メモリ等に格納して使用する。なお、制御部の構成としては、既知の様々な回路構成および処理手順を適用することが可能である。
図9は図7の第3実施例における各信号を示すタイミング図であり、キャリブレーション期間を設けた場合の例を示している。
図9に示されるように、リセットスイッチ10の制御信号P1は、比較制御信号φcmpをインバータI81で反転した信号とされ、また、キャンセル用トランジスタ22の制御信号P1xは、比較制御信号φcmpを2段のインバータI82,I83で遅延した信号とされる。
制御部62は、制御信号φcontlにより制御され、D/Aコンバータ72に対してデジタル信号Dxを出力し、D/Aコンバータ72は、そのデジタル信号Dxに従った出力電圧Vxをキャンセル用トランジスタ22のバックゲートに印加する。
制御部62は、キャリブレーション処理において、制御信号φcontlによりコンパレータの出力(インバータ32の出力信号Vo+)を取り込んで、その信号Vo+が『0』から『1』へ反転するタイミングを検出する。
さらに、制御部62は、信号Vo+が『0』から『1』へ反転する1クロック前のタイミングにおけるデジタル値Dxを保持してキャリブレーション処理を終了する。そして、D/Aコンバータ72は、制御部62に保持されたデジタル値Dxに対応した電圧Vxをキャンセル用トランジスタ22のバックゲートに印加する。なお、制御部62が保持するデジタル値Dxは、信号Vo+が『0』から『1』へ反転するタイミングにおけるデジタル値Dxであってもよい。
なお、上記の処理は、例えば、正帰還ラッチ型コンパレータが設けられた装置の電源投入時の初期化処理として行うことができるが、それに限定されるものではない。すなわち、制御部62に保持するデジタル値Dxは、例えば、コンパレータが設けられた装置が実際に使用されているときのバックグラウンド処理により、或いは、コンパレータが設けられたLSIや装置の出荷時に行う処理により設定することができる。
図10は第4実施例を概略的に示すブロック図であり、前述した図7に示す第3実施例の正帰還ラッチ型コンパレータにおいて、制御部61,D/Aコンバータ71およびキャンセル用トランジスタ21を削除したものに相当する。
すなわち、図10に示すコンパレータは、キャンセル用トランジスタ2がオンからオフに変化して放出した電荷を、キャンセル用トランジスタ2のドレイン側に設けたキャンセル用トランジスタ22がオフからオンに変化させて吸収するようになっている。
本第4実施例のように、キャンセル用トランジスタ2のドレイン側にのみキャンセル用トランジスタ22を設けた場合でも、図9を参照して説明したキャリブレーション処理を行うことで、クロック漏れの影響を補償することが可能になる。
ここで、図7および図10に示すコンパレータは、例えば、前述した特許文献3(国際公開第2008/102453号パンフレット)に開示されたアナログ信号処理装置に適用することができる。
図11は第5実施例を概略的に示すブロック図であり、特許文献3に開示されたバックグラウンドでキャリブレーション処理を行う全並列型A/D変換器の例を示すものである。この図11に示すA/D変換器100は、シングルエンド回路で構成した場合を示すもので、アナログの入力信号Vinを3ビットのデジタル信号D0〜D2に変換するようになっている。
図11において、参照符号Sa0,Sa0,…,Sa6はスイッチを示し、電圧VRHと電圧VRL間を分圧して得られる比較基準電圧Vr0,Vr2,…,Vr6を選択して出力する。
プリアンプP0〜P6(Pi)に接続された容量(容量値C)には、通常動作時にはスイッチSb0〜Sb6(Sbi)を介して、アナログ入力信号Vinが供給され、キャリブレーション時にはスイッチSb0x〜Sb6x(Sbix)を介して比較基準電圧Vrefが供給される。
キャリブレーション時において、各容量とプリアンプPiとの接続ノードを、スイッチSbigにより接地(接地電位GNDに)することによって、容量にはC(Vref−GND)の電荷が充電される。その後、各容量とプリアンプPiとの接続ノードはスイッチSbigをオフすることで接地から切り離され、容量には、充電された電荷、すなわち、比較基準電圧Vrefが保持される。
また、キャリブレーション時において、プリアンプPiは接地電位GNDを増幅してラッチM0〜M7,M+1〜M+5(Mi)に伝え、ラッチはこの値を元にオフセットキャンセルを行うことによりグランド電位入力時のプリアンプの出力を閾値電圧として設定する。
ここで、上述したように、各ラッチMiは、例えば、図7または図10に示すコンパレータを適用することができる。すなわち、ラッチM1,M3,M5,M7,M+2およびM+4としては、図7または図10に示すコンパレータをそのまま適用する。また、ラッチM0,M2,M4,M6,M+1,M+3およびM+4としては、図7または図10に示すコンパレータにおいて、例えば、入力信号Vi+および出力信号Vo+を使用し、入力信号Vi-として基準電圧を印加するようにして適用する。
図11では、プリアンプP2およびP3、並びに、ラッチM4〜M6でキャリブレーションを行い、ラッチM2,M3およびM7をオフライン(使用しない)状態を示している。
なお、図11において、参照符号161は、各ラッチMiと、エンコーダ160の入力との接続を制御するマルチプレクサ(MPX)を示す。そして、エンコーダ160は、マルチプレクサ161から出力される選択されたラッチMiの出力信号をエンコードして3ビットのデジタル信号D0〜D2を出力する。
図12は、図11の第5実施例におけるキャリブレーション動作の一例を説明するための図である。すなわち、図12は、各プリアンプPiに入力される比較基準電圧Vr0〜Vr6と各プリアンプP0〜P6の状態、並びに、各ラッチMiの判定点を示している。
なお、図12において、太枠で囲った個所はキャリブレーション中であることを示し、ハッチング個所はMPX161による非選択個所を示し、他の通常枠の個所は通常動作中であることを示している。また、『x』は無効なものであることを示し、さらに、下線個所は仮想の比較基準電圧Vrefを示している。そして、図11に示すA/D変換器は、S0〜S13の14の状態を繰り返すことで動作を行うようになっている。
ここで、図11に示すA/D変換器の状態は、図12における状態S3に対応する。すなわち、プリアンプP2およびP3、並びに、ラッチM4〜M6がキャリブレーション中で、ラッチM2,M3およびM7がオフラインでMPX161により非選択となっている。このとき、ラッチ3およびM7に供給される比較基準電圧は無効となっており、また、ラッチM5に対しては、Vr4およびVr6による仮想の比較基準電圧Vr5が供給される。
以上において、例えば、状態S3においてキャリブレーション動作を行うラッチM4〜M6では、図9を参照して説明したようなキャリブレーション処理を行って、各ラッチM4〜M6におけるクロック漏れの影響を補償するようになっている。この各ラッチにおけるキャリブレーション処理は、順次シフトする状態S0〜S13のキャリブレーション動作を行うラッチで順次行われることになる。
図13は第5実施例を概略的に示す図であり、差動回路で構成した全並列型A/D変換器におけるプリアンプおよびラッチの接続関係を示すものである。すなわち、図13に示すプリアンプPiおよびラッチMiは、図11に示す全並列型A/D変換器におけるシングルエンドのプリアンプP0〜P6およびラッチM0〜M7,M+1〜M+5を差動の回路構成とした例を示すものである。
なお、図7および図10に示すコンパレータにおける差動の入力信号Vi+,Vi-並びに差動の出力信号Vo+,Vo-は、図13のラッチMiにおける差動の入力信号i+,i-並びに差動の出力信号o+,o-に対応する。
図13から明らかなように、プリアンプPiおよびラッチMiを差動回路として構成した場合には、プリアンプPiの差動の入力に対して図11のシングルエンド回路と同様にスイッチおよび容量を設けるようになっている。
すなわち、プリアンプPiの正論理の入力に対して容量およびスイッチSbi,SbixおよびSbigを設けると共に、負論理の入力に対して容量およびスイッチ/Sbi,/Sbixおよび/Sbigを設けるようになっている。
なお、キャリブレーション処理は、上述したシングルエンド回路におけるスイッチSbi,SbixおよびSbigの動作に対応させて各2つのスイッチSbi,/Sbi;Sbix,/SbixおよびSbig,/Sbigをスイッチング制御することになる。
図14は図13の第5実施例におけるプリアンプ(差動アンプ)の一例を示す図である。
図14から明らかなように、プリアンプPiは、一般的な差動アンプであり、負荷抵抗111,112、差動入力Vi+,Vi-をゲートに受け取る差動対トランジスタ113,114、および、電流源115で構成される。なお、差動出力Vo-,Vo+は、負荷抵抗111,112とトランジスタ113,114との接続ノードから取り出され、後段の差動ラッチMiの入力に供給されることになる。
なお、差動ラッチMiは、例えば、図7或いは図10に示す正帰還ラッチ型コンパレータをそのまま適用することができ、例えば、図9を参照して説明したキャリブレーション処理をバックグラウンドで行うこともできる。
なお、本実施形態は、メインスイッチング素子のクロック漏れの影響をキャンセル用素子で吸収する半導体装置に関するものであり、上述した実施例のラッチ型コンパレータ、或いは、A/D変換器に限定されず、様々な半導体装置に対して幅広く適用することが可能である。
以上の第1〜第5実施例を含む実施形態に関し、さらに、以下の付記を開示する。
(付記1)
第1ノードに接続された第1電極、第2ノードに接続された第2電極、および、該第1および第2電極間の接続を制御する第1制御電極を有する少なくとも1つのメインスイッチング素子と、
前記第2ノードに接続される第3電極および第4電極、並びに、第2制御電極を有し、前記メインスイッチング素子がオンからオフに切り替わるときに生じる電荷をキャンセルする第1キャンセル用素子と、
前記第1キャンセル用素子の基板電圧を制御する第1制御部と、を有することを特徴とする半導体装置。
(付記2)
付記1に記載の半導体装置において、
前記第1キャンセル用素子は、前記メインスイッチング素子がオンからオフに切り替わった後にオフからオンに切り替わることを特徴とする半導体装置。
(付記3)
付記1または2に記載の半導体装置において、
前記メインスイッチング素子および前記第1キャンセル用素子は、トランジスタであり、前記第1キャンセル用素子のトランジスタサイズは、前記メインスイッチング素子のトランジスタサイズのほぼ半分である半導体装置。
(付記4)
付記3に記載の半導体装置において、
前記メインスイッチング素子および前記第1キャンセル用素子は、MOSトランジスタであり、前記第1キャンセル用トランジスタのゲート幅は、前記メインスイッチングトランジスタのゲート幅のほぼ半分である半導体装置。
(付記5)
付記1に記載の半導体装置において、さらに、
前記第1ノードに接続される第5電極および第6電極、並びに、第3制御電極を有し、前記メインスイッチング素子がオンからオフに切り替わるときに生じる電荷をキャンセルする第2キャンセル用素子を備え、
前記第2キャンセル用素子は、前記メインスイッチング素子がオンからオフに切り替わった後にオフからオンに切り替わることを特徴とする半導体装置。
(付記6)
付記5に記載の半導体装置において、
前記第2キャンセル用素子は、前記メインスイッチング素子がオンからオフに切り替わった後にオフからオンに切り替わることを特徴とする半導体装置。
(付記7)
付記5または6に記載の半導体装置において、
前記メインスイッチング素子および前記第2キャンセル用素子は、トランジスタであり、前記第2キャンセル用素子のトランジスタサイズは、前記メインスイッチング素子のトランジスタサイズのほぼ半分である半導体装置。
(付記8)
付記7に記載の半導体装置において、
前記メインスイッチング素子および前記第2キャンセル用素子は、MOSトランジスタであり、前記第2キャンセル用トランジスタのゲート幅は、前記メインスイッチングトランジスタのゲート幅のほぼ半分である半導体装置。
(付記9)
第1電源線に各ソースが接続され、第1および第2入力信号が各ゲートに供給される第1導電型の第1および第2トランジスタと、
第2電源線にソースが接続され、互いのドレインおよびゲートが交差接続されてラッチを構成する第2導電型の第3および第4トランジスタと、を備え、
前記第1トランジスタの前記ドレインと前記第3トランジスタの前記ドレインとの第1共通接続ノード、および、前記第2トランジスタの前記ドレインと前記第4トランジスタの前記ドレインとの第2共通接続ノードからラッチされた相補の信号を出力するコンパレータであって、
前記第1共通接続ノードと前記第2共通接続ノードとの間に付記1〜8のいずれか1項に記載の半導体装置を設け、該半導体装置における前記メインスイッチング素子により前記コンパレータのリセット動作を実行するようにしたことを特徴とするコンパレータ。
(付記10)
付記9に記載のコンパレータにおいて、
前記相補の出力信号の一方を受け取ってキャリブレーション処理を行い、該キャリブレーション処理において、前記メインスイッチング素子がオンからオフに変化したときに放出される前記第1ノード側の電荷量を、前記第1キャンセル用素子がオフからオンに変化したときに吸収する電荷量で相殺するように、前記第1制御部が当該第1キャンセル用素子の基板電圧を規定することを特徴とするコンパレータ。
(付記11)
付記10に記載のコンパレータにおいて、さらに、
前記相補の出力信号の他方を受け取って前記キャリブレーション処理において、前記メインスイッチング素子がオンからオフに変化したときに放出される前記第2ノード側の電荷量を、付記5〜8のいずれか1項に記載の半導体装置における前記第2キャンセル用素子がオフからオンに変化したときに吸収する電荷量で相殺するように当該第2キャンセル用素子の基板電圧を規定する第2制御部を備えることを特徴とするコンパレータ。
(付記12)
入力されるアナログ信号を処理してデジタル信号を出力するアナログ/デジタル変換器であって、
複数の比較基準電圧の中から所定の比較基準電圧を選択する電圧選択部と、
前記所定の比較基準電圧と前記アナログ入力信号とを演算処理する演算部と、
前記複数の比較基準電圧に対して少なくとも1つ以上多くの判定点を持ち、前記演算部の出力が入力される比較部と、
前記演算部と前記比較部との接続を制御する接続部と、を備え、
前記比較部は、付記9〜11のいずれか1項に記載のコンパレータを複数備えることを特徴とするアナログ/デジタル変換器。
(付記13)
付記12に記載のアナログ/デジタル変換器において、
前記比較部における第1グループに含まれる前記複数のコンパレータは、前記演算部からの信号により比較判定動作を行うと共に、前記比較部における第2グループに含まれる前記複数のコンパレータは、キャリブレーション動作を行い、該キャリブレーション動作期間中に、付記10または11に記載のコンパレータのキャリブレーション処理を行うことを特徴とするアナログ/デジタル変換器。
(付記14)
第1ノードに接続された第1電極、第2ノードに接続された第2電極、および、該第1および第2電極間の接続を制御する第1制御電極を有する少なくとも1つのメインスイッチング素子と、
前記第2ノードに接続される第3電極および第4電極、並びに、第2制御電極を有し、前記メインスイッチング素子がオンからオフに切り替わるときに生じる電荷をキャンセルするキャンセル用素子と、
前記メインスイッチング素子の基板電圧を制御する制御部と、を有することを特徴とする半導体装置。
(付記15)
付記14に記載の半導体装置において、
前記キャンセル用素子は、前記メインスイッチング素子がオンからオフに切り替わった後にオフからオンに切り替わることを特徴とする半導体装置。
図1はチャージインジェクションおよびその対策を概略的に説明するための図である。 クロックフィードスルーおよびその対策を概略的に説明するための図である。 MOSトランジスタの基板電位と閾値電圧およびチャネル電荷との関係を説明するための図である。 一実施形態の動作を説明するための図である。 第1実施例を概略的に示す図である。 第2実施例を概略的に示す図である。 第3実施例を概略的に示す図である。 図7の第3実施例のメインスイッチングトランジスタおよびキャンセル用トランジスタの制御信号を生成する回路の一例を示す図である。 図7の第3実施例における各信号を示すタイミング図である。 第4実施例を概略的に示すブロック図である。 第5実施例を概略的に示すブロック図である。 図11の第5実施例におけるキャリブレーション動作の一例を説明するための図である。 第5実施例を概略的に示す図である。 図13の第5実施例におけるプリアンプの一例を示す図である。
符号の説明
1,10 メインスイッチングトランジスタ(メインスイッチング素子)
2,21,22 キャンセル用トランジスタ(キャンセル用素子)
3 バッファアンプ
P1 メインスイッチングトランジスタの制御信号(ゲート電圧)
P1x,P1x' キャンセル用トランジスタの制御信号(ゲート電圧)
D1,D2 ドレイン
G1,G2 ゲート
S1,S2 ソース

Claims (10)

  1. 第1ノードに接続された第1電極、第2ノードに接続された第2電極、および、該第1および第2電極間の接続を制御する第1制御電極を有する少なくとも1つのメインスイッチング素子と、
    前記第2ノードに接続される第3電極および第4電極、並びに、第2制御電極を有し、前記メインスイッチング素子がオンからオフに切り替わるときに生じる電荷をキャンセルする第1キャンセル用素子と、
    前記第1キャンセル用素子の基板電圧を制御する第1制御部と、を有することを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記第1キャンセル用素子は、前記メインスイッチング素子がオンからオフに切り替わった後にオフからオンに切り替わることを特徴とする半導体装置。
  3. 請求項1に記載の半導体装置において、さらに、
    前記第1ノードに接続される第5電極および第6電極、並びに、第3制御電極を有し、前記メインスイッチング素子がオンからオフに切り替わるときに生じる電荷をキャンセルする第2キャンセル用素子を備え、
    前記第2キャンセル用素子は、前記メインスイッチング素子がオンからオフに切り替わった後にオフからオンに切り替わることを特徴とする半導体装置。
  4. 第1電源線に各ソースが接続され、第1および第2入力信号が各ゲートに供給される第1導電型の第1および第2トランジスタと、
    第2電源線にソースが接続され、互いのドレインおよびゲートが交差接続されてラッチを構成する第2導電型の第3および第4トランジスタと、を備え、
    前記第1トランジスタの前記ドレインと前記第3トランジスタの前記ドレインとの第1共通接続ノード、および、前記第2トランジスタの前記ドレインと前記第4トランジスタの前記ドレインとの第2共通接続ノードからラッチされた相補の信号を出力するコンパレータであって、
    前記第1共通接続ノードと前記第2共通接続ノードとの間に請求項1〜3のいずれか1項に記載の半導体装置を設け、該半導体装置における前記メインスイッチング素子により前記コンパレータのリセット動作を実行するようにしたことを特徴とするコンパレータ。
  5. 請求項4に記載のコンパレータにおいて、
    前記相補の出力信号の一方を受け取ってキャリブレーション処理を行い、該キャリブレーション処理において、前記メインスイッチング素子がオンからオフに変化したときに放出される前記第1ノード側の電荷量を、前記第1キャンセル用素子がオフからオンに変化したときに吸収する電荷量で相殺するように、前記第1制御部が当該第1キャンセル用素子の基板電圧を規定することを特徴とするコンパレータ。
  6. 請求項5に記載のコンパレータにおいて、さらに、
    前記相補の出力信号の他方を受け取って前記キャリブレーション処理において、前記メインスイッチング素子がオンからオフに変化したときに放出される前記第2ノード側の電荷量を、請求項3に記載の半導体装置における前記第2キャンセル用素子がオフからオンに変化したときに吸収する電荷量で相殺するように当該第2キャンセル用素子の基板電圧を規定する第2制御部を備えることを特徴とするコンパレータ。
  7. 入力されるアナログ信号を処理してデジタル信号を出力するアナログ/デジタル変換器であって、
    複数の比較基準電圧の中から所定の比較基準電圧を選択する電圧選択部と、
    前記所定の比較基準電圧と前記アナログ入力信号とを演算処理する演算部と、
    前記複数の比較基準電圧に対して少なくとも1つ以上多くの判定点を持ち、前記演算部の出力が入力される比較部と、
    前記演算部と前記比較部との接続を制御する接続部と、を備え、
    前記比較部は、請求項4〜6のいずれか1項に記載のコンパレータを複数備えることを特徴とするアナログ/デジタル変換器。
  8. 請求項7に記載のアナログ/デジタル変換器において、
    前記比較部における第1グループに含まれる前記複数のコンパレータは、前記演算部からの信号により比較判定動作を行うと共に、前記比較部における第2グループに含まれる前記複数のコンパレータは、キャリブレーション動作を行い、該キャリブレーション動作期間中に、請求項5または6に記載のコンパレータのキャリブレーション処理を行うことを特徴とするアナログ/デジタル変換器。
  9. 第1ノードに接続された第1電極、第2ノードに接続された第2電極、および、該第1および第2電極間の接続を制御する第1制御電極を有する少なくとも1つのメインスイッチング素子と、
    前記第2ノードに接続される第3電極および第4電極、並びに、第2制御電極を有し、前記メインスイッチング素子がオンからオフに切り替わるときに生じる電荷をキャンセルするキャンセル用素子と、
    前記メインスイッチング素子の基板電圧を制御する制御部と、を有することを特徴とする半導体装置。
  10. 請求項9に記載の半導体装置において、
    前記キャンセル用素子は、前記メインスイッチング素子がオンからオフに切り替わった後にオフからオンに切り替わることを特徴とする半導体装置。
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