JP2010115408A - 遊技機 - Google Patents

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【課題】演出画像の態様変化に用いられる操作ボタンの押し込み操作に伴って発生する風を遊技者に体感させることができる遊技機を提供する。
【解決手段】遊技中に実行される抽選結果に基づいて表示画面に演出画像を表示し、この演出画像の態様を操作ボタン9の押し込み操作によって変化させるようにした弾球遊技機において、操作ボタン9の天面に空気孔9aを設けると共に、操作ボタン9を初期位置に付勢するコイルばね10と、複数枚の羽根11bを有する回転可能なファン11と、操作ボタン9の直線運動をファン11の回転運動に変換する動力変換手段12とを備え、遊技者が操作ボタン9を押し込み操作した際に、操作ボタン9の直線運動が動力変換手段12でファン11の回転運動に変換され、ファン11の回転に伴って発生する風が空気孔9aから操作ボタン9の外部へ排出されるようにした。
【選択図】図4

Description

本発明は弾球遊技機やスロットマシン等の遊技機に係り、特に、遊技中に実行される抽選結果に基づいて表示画面に演出画像を表示し、この演出画像の態様を操作ボタンの押し込み操作によって変化させることができる遊技機に関するものである。
パチンコ機に代表される弾球遊技機の中には、遊技盤の遊技領域に打ち出された遊技球が始動入賞口に入賞したことを契機に大当たり抽選を実行し、その抽選結果に基づいて画像表示装置の表示画面に数字やマーク等の識別図柄を変動/停止表示するようにした機種が存在する。
従来より、この種の弾球遊技機において、遊技機の任意位置(例えば球受皿の近傍)に演出ボタンと称せられる操作ボタンを配設すると共に、表示画面に単に識別図柄の変動/停止表示を行うだけでなく、識別図柄と一緒にキャラクタ等の演出画像を表示するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。このような構成の弾球遊技機では、演出画像の表示中に遊技者が操作ボタンを押し込み操作すると、その押し込み操作によってオン動作する検出スイッチの検知信号に基づいて、表示画面に表示された演出画像の態様を変化させることができるため、遊技者に対して遊技への参加意識を高めることができる。
特開2008−200202号公報
しかしながら、前述した従来の弾球遊技機においては、操作ボタンを強い力で勢い良く押し込んでも弱い力でゆっくり押し込んでも演出画像の態様変化には無関係であって、操作ボタンに対する押し込み操作力の違いが遊技者に体感的にフィードバックされないため、遊技者に遊技への参加意識を高めるという点で改善の余地がある。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、演出画像の態様変化に用いられる操作ボタンの押し込み操作に伴って発生する風を遊技者に体感させることができる遊技機を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、遊技中に実行される抽選結果に基づいて表示画面に演出画像を表示し、この演出画像の態様を操作ボタンの押し込み操作によって変化させるようにした遊技機において、前記操作ボタンの天面に空気孔を設けると共に、前記操作ボタンを押し込み操作前の初期位置に付勢する弾性部材と、羽根を有する回転可能なファンと、前記操作ボタンの直線運動を前記ファンの回転運動に変換する動力変換手段とを備え、前記ファンの回転に伴って発生する風を前記空気孔から外部へ排出するように構成した。
このように構成された遊技機では、遊技者が初期位置にある操作ボタンを弾性部材の付勢力に抗して押し込み操作すると、操作ボタンの直線運動が動力変換手段でファンの回転運動に変換されるため、ファンの回転に伴って発生する風が操作ボタンの天面に開設された空気孔から外部へ排出され、自身の掌を操作ボタンの天面に押し当てている遊技者はこの風を体感することができる。その際、遊技者が操作ボタンを強い力で勢い良く押し込むと、ファンの回転速度が高まって発生する風量も多くなり、その反対に操作ボタンを弱い力でゆっくり押し込むと、ファンの回転速度が低下して風量が少なくなるため、操作ボタンに対する押し込み操作力の違いが風量の大小として遊技者に体感されることになり、遊技者に遊技への参加意識を著しく高めることができる。
上記の構成において、動力変換手段を構成する歯車列の中にワンウェイクラッチが介設されており、このワンウェイクラッチによって操作ボタンの直線的な往復運動がファンの回転運動に対して一方向へのみ伝達されるようにすることが好ましい。このような構成を採用すると、操作ボタンを往動方向と復動方向のいずれか一方向、例えば初期位置から往動方向へ押し込み操作したとき、操作ボタンの直線運動を動力変換手段で回転運動に変換してファンを一方向へ回転させることができるが、押し込み操作された操作ボタンが弾性部材の付勢力で初期位置に向かって復動するとき、操作ボタンからファンに至る動力伝達経路がワンウェイクラッチで遮断されるため、そのままファンを一方向へ回転させ続けることができる。したがって、1回の押し込み操作で操作ボタンが互いに逆向きの往動方向と復動方向へ移動するのにも拘わらず、ファンは一方向に回転するだけで他方向へは回転せず、操作ボタンの連続的な押し込み操作によって多くの風量を効率良く発生させることができる。
また、上記の構成において、ファンの回転中心位置に光源を配設すると共に、羽根の表面に反射処理が施されていると、光源から発せられた光がその周囲を旋回する羽根の表面で反射して操作ボタンの天面に照射されるため、視覚的にも目立ちやすい操作ボタンを実現することができて好ましい。
また、上記の構成において、ファンをその回転軸方向に沿って往復動可能な駆動手段を備え、前記抽選結果に基づいて駆動手段を選択的に動作することにより、動力変換手段とファンとの間の動力伝達が断続されるようにすると、例えば大当たり期待度の高いリーチ(スーパーリーチ)時や確変遊技中は動力変換手段とファン間の動力伝達を維持し、それ以外のときは動力変換手段とファン間の動力伝達を遮断する、というように遊技状態に応じて操作ボタンの押し込み操作を選択的に有効/無効に切り換えて演出に幅を持たせることができる。
本発明の遊技機は、操作ボタンの直線運動をファンの回転運動に変換する動力変換手段を備えると共に、ファンの回転に伴って発生する風が操作ボタンの天面に開設された空気孔から外部へ排出されるようにしたので、遊技者は操作ボタンを押し込む操作力の強弱に応じた風量の違いを体感することができ、それゆえ遊技者に遊技への参加意識を著しく高めることができる。
発明の実施の形態について図面を参照して説明すると、図1は本発明の実施形態例に係る弾球遊技機の斜視図、図2は該弾球遊技機に備えられる演出ボタン装置の平面図、図3は該演出ボタン装置の斜視図、図4は該演出ボタン装置を一部破断して示す斜視図、図5は該演出ボタン装置に設けられたワンウェイクラッチの説明図である。
図1に示すように、本実施形態例に係る弾球遊技機は、遊技場の島設備に設置される機枠1と、機枠1に扉状に開閉自在に取り付けられた前面枠2と、前面枠2の前面に扉状に開閉自在に取り付けられたガラス枠3と、前面枠2の下方に配設された受け皿4aを有する前面ボード4と、前面ボード4に取り付けられた発射ハンドル5等を具備しており、前面ボード4の上面左隅等の任意位置には後述する演出ボタン装置6が配設されている。なお、ガラス枠3には前面枠2に収納保持された遊技盤を覆う透明板7が取り付けられており、図示省略されているが、この遊技盤の遊技領域には画像表示装置や始動入賞口等が配置されている。
このように概略構成された弾球遊技機においては、遊技者が発射ハンドル5を回転操作して図示せぬ発射装置を作動させると、受け皿4aに貯留された遊技球が遊技領域に向けて任意の発射強度で打ち出される。そして、遊技領域を流下する遊技球が始動入賞口に入賞すると、これを契機に当たりまたはハズレのいずれかを決定する大当たり抽選が実行され、画像表示装置の表示画面に大当たり抽選の抽選結果を示す識別図柄や演出画像等の各種画像が表示される。ここで、演出画像には予め態様の異なる複数種類の画像が対応付けられており、演出抽選で決定された演出画像が画像表示装置の表示画面に表示されているときに、遊技者が前記演出ボタン装置6に設けられた操作ボタン(後述する)を押し込み操作すると、その操作によって作動する検出スイッチの検知信号に基づいて、表示画面に表示された演出画像の態様が変化するようになっている。以下、この演出ボタン装置6の構成を詳細に説明する。
図2〜図4に示すように、演出ボタン装置6は、上面を開口した中空構造の保持ケース8と、保持ケース8に昇降自在に支持された前記操作ボタン9と、操作ボタン9を初期位置(上昇位置)に付勢する弾性部材としてのコイルばね10と、操作ボタン9の内部に回転可能に配置されたファン11と、操作ボタン9の直線運動をファン11の回転運動に変換する動力変換手段12とを備えており、保持ケース8は前面枠2の凹所内に挿入されてスナップ止めやネジ止め等の適宜手段を用いて固定されている。
保持ケース8は円筒状の周壁部を有し、この周壁部には上下方向へ延びるスリット8aが形成されている。また、保持ケース8の周壁部の下端には複数の切欠き8bが形成されており、これら切欠き8は保持ケース8の底板部8cの周縁部まで達している。
操作ボタン9は透明または半透明な樹脂成形品からなり、その天面には複数の空気孔9aが形成されている。各空気孔9aは複数のスリットを平行に配列した縞模様となっているが、空気孔9aの形状や個数はこれに限定されず多数の孔を点在させたものでも良い。操作ボタン9は天面の周縁部から下方へ延びる複数の脚片を有し、これら脚片の1つには保持ケース8のスリット8a内に露出するラック9bが形成されている。また、他の各脚片の下端にはフック爪9cが形成されており、これらフック爪9cは保持ケース8の対応する切欠き8b内に挿入されている。
コイルばね10は操作ボタン9の天面と保持ケース8の底板部8cとの間に圧縮状態で介設されており、フック爪9cがコイルばね10の弾発力を受けて切欠き8bの上端に当接することにより、操作ボタン9の保持ケース8からの脱落が防止されている。そして、操作者が操作ボタン9をコイルばね10の弾発力に抗して保持ケース8内に押し込み操作すると、ラック9bがスリット8a内を下降すると共に、各フック爪9cが対応する切欠き8b内を下降する。なお、図示省略されているが、任意のフック爪9cの下方に検出スイッチが配置されており、この検出スイッチがフック爪9cの下降に伴ってオン動作することにより、操作ボタン9の押し込み操作が検出されるようになっている。また、操作ボタン9の天面裏側に多孔質やメッシュ状の防塵部材が配置されており、このような防塵部材で各空気孔9aを塞ぐことにより、ゴミ等の異物が操作ボタン9の内部に侵入しないようになっている。
ファン11は、保持ケース8の底板部8cを上下方向に貫通する回転軸部11aと、回転軸部11aの外周面に一体化された複数枚の羽根11bと、回転軸部11aの上端に搭載された光源であるLED13と、LED13を包囲するように回転軸部11aの上端に取り付けられた半ドーム状の反射部材14とによって構成されており、回転軸部11aの下端は後述する動力変換手段12の歯車列の最終段歯車15に固着されている。回転軸部11aは操作ボタン9の内部中央に位置しており、この回転軸部11aの内部にはLED13に通電するためのリード線(図示せず)が配置されている。各羽根11bは操作ボタン9の天面裏側に向けて傾斜しており、これら羽根11bの表面には例えばクロムメッキ等の反射処理が施されている。
動力変換手段12は、ファン11の回転軸部11aに固着された前記最終段歯車15と、操作ボタン9のラック9bに噛合する駆動歯車16と、これら駆動歯車16と最終段歯車15との間に介設された第1および第2の中継歯車17,18とで構成されており、駆動歯車16はこれら歯車列の最初段歯車となっている。駆動歯車16と第1の中継歯車17の回転軸は直交しており、両者16,17は互いのかさば歯車16a,17aどうしが噛合している。一方、第1の中継歯車17と第2の中継歯車18および最終段歯車15の回転軸は互いに平行に設定されており、第1の中継歯車17の平歯車17bと第2の中継歯車18および最終段歯車15は同一平面上で噛合している。したがって、操作ボタン9が保持ケース8の内周面に沿って上下方向に昇降移動すると、ラック9bの直線的な往復運動が駆動歯車16の回転運動に変換された後、この回転運動が第1の中継歯車17と第2の中継歯車18を介して最終段歯車15まで伝達される。その結果、ファン11が最終段歯車15と一体的に回転駆動され、ファン11の回転に伴って各羽根11bで発生する風が空気孔9aから操作ボタン9の天面外方へ排出される。
また、動力変換手段12を構成する歯車列の任意箇所、例えば第1の中継歯車17を構成するかさば歯車17aと平歯車17bの間に、回転力を一方向にだけ伝達して他方向には空転するワンウェイクラッチが介設されている。図5に示すように、このワンウェイクラッチ19は、例えば二重構造に連結された内輪20と外輪21のうち、駆動歯車16から見て回転方向の上流側に位置するかさば歯車17aに外輪21を固着すると共に、下流側に位置する平歯車17bに内輪20を固着してある。そして、内輪20の外周面に鋸歯形状の突起20aを形成すると共に、外輪21に複数(1つのみを図示)の爪部材22を回転可能に支持し、これら爪部材22を図示せぬばねの弾性力で内輪20の外周面に付勢した構成となっている。
かかるワンウェイクラッチ19を操作ボタン9からファン11に至る動力伝達経路中に介設することにより、初期位置にある操作ボタン9を押し込み操作してラック9bが下降したとき、第1の中継歯車17のかさば歯車17aに連結された外輪21の時計方向(矢印P方向)への回転力が、爪部材22と突起20aの当接部分を介して内輪20に伝達されるため、駆動歯車16の回転運動が第1の中継歯車17から第2の中継歯車18を介して最終段歯車15まで伝達されてファン11が一方向へ回転する。これに対し、押し込み操作された操作ボタン9がコイルばね10の弾発力によって初期位置に自動復帰するとき、ラック9bの上昇移動に伴って外輪21は反時計方向(矢印Q方向)へ回転するが、この場合、外輪21と供回りする爪部材22が突起20aを乗り越えてしまうため、駆動歯車16の回転運動はワンウェイクラッチ19で遮断されて最終段歯車15まで伝達されず、ファン11に他方向の回転力は作用しなくなる。このように、操作ボタン9の1回の押し込み操作によって駆動歯車16が正逆両方向へ回転したとき、この回転力がワンウェイクラッチ19によって一方向にだけファン11に伝達されるため、ファン11は一方向に回転するだけで他方向へ回転しなくなる。したがって、操作ボタン9の押し込み操作を複数回繰り返すことにより、ファン11を一方向に連続的に回転させて多くの風量を効率良く発生させることができる。
以上説明したように、本実施形態例に係る弾球遊技機では、演出画像の表示中に遊技者が演出ボタン装置6の操作ボタン9を押し込み操作すると、操作ボタン9の押し込み操作に伴う直線運動が動力変換手段12でファン11の回転運動に変換されるため、ファン11の回転に伴って発生する風が操作ボタン9の天面に開設された空気孔9aから外部へ排出され、自身の掌を操作ボタン9の天面に押し当てている遊技者はこの風を体感することができる。その際、遊技者が操作ボタン9を強い力で勢い良く押し込むと、ファン11の回転速度が高まって発生する風量も多くなり、その反対に操作ボタン9を弱い力でゆっくり押し込むと、ファン11の回転速度が低下して風量が少なくなるため、操作ボタン9に対する押し込み操作力の違いが風量の大小として遊技者に体感されることになり、遊技者に遊技への参加意識を著しく高めることができる。
また、例えばファン11の回転動作が予測されるタイミング等、遊技中に所定の契機でLED13を点灯させると、LED13の光が各羽根11bの表面で反射して操作ボタン9の天面に照射され、しかも、この操作ボタン9の天面が透明または半透明な材料で形成されているため、視覚的にも目立ちやすい演出ボタン装置6を実現することができる。
さらに、動力変換手段12を構成する歯車列の中にワンウェイクラッチ19が介設されており、このワンウェイクラッチ19によって操作ボタン9の直線的な往復運動がファン11の回転運動に対して一方向にだけ伝達されるようになっているため、操作ボタン9を初期位置から往動方向へ押し込み操作したときは、操作ボタン9の直線運動を動力変換手段12で回転運動に変換してファン11を一方向へ回転させることができるが、その反対に押し込み操作された操作ボタン9がコイルばね10によって初期位置に自動復動するときは、操作ボタン9の直線運動に伴う回転力の伝達をワンウェイクラッチ19で遮断してファン11をそのまま一方向へ回転させ続けることができる。したがって、1回の押し込み操作で操作ボタン9が互いに逆向きの往動方向と復動方向へ移動するのにも拘わらず、ファン11は一方向に回転するだけで他方向へは回転せず、操作ボタン9の繰り返しの押し込み操作によって多くの風量を効率良く発生させることができる。なお、ワンウェイクラッチ19は図5に示した構造のものに限定されず、要は、回転力を一方向にだけ伝達して他方向には空転するものであれば良い。また、ワンウェイクラッチ19を設ける部位は第1の中継歯車17に限定されず、駆動歯車16や第2の中継歯車18の中に介設することも可能であり、要は、動力変換手段12の歯車列の中に介設されていれば良い。
図6〜図10は前記演出ボタン装置6の変形例を説明するものであり、図6は変形例に係る演出ボタン装置の斜視図、図7は該演出ボタン装置の非動作状態を示す断面図、図8は図7のA部拡大図、図9は該演出ボタン装置の動作状態を示す断面図、図10は図9のB部拡大図である。なお、これら図6〜図10において図2〜図5と対応する部分には、同一符号を付すことで重複説明を省略する。
これらの図に示す演出ボタン装置23が前述した演出ボタン装置6と相違する点は、ファン11の回転軸部11aと動力変換手段12の最終段歯車15とを接離可能な別体構造とし、この回転軸部11aを駆動手段であるソレノイド24によって回転軸方向へ往復移動することにより、ファン11と最終段歯車15を選択的に断続させるようにしたことにあり、それ以外の構成は基本的に同じである。なお、ソレノイド24には通常遊技状態において通電されておらず、前述した大当たり抽選の抽選結果に基づいて、例えば大当たり期待度の高いリーチ(スーパーリーチ)時や確変遊技中などは、ソレノイド24に通電されるようになっている。
ソレノイド24は軸線方向へ駆動されるプランジャー24aを有しており、このプランジャー24aの周囲には復帰ばね25が巻回されている。プランジャー24aの上端は回転軸部11aの下面に固着されており、この回転軸部11aの下面には多数の係合凸部11cが形成されている。一方、最終段歯車15の上面には多数の係合凹部15aが形成されており、これら係合凹部15aと回転軸部11aの係合凸部11cは係脱可能に対向している。ただし、係合凸部11cと係合凹部15aの位置関係はこれと逆でも良く、回転軸部11aの下面に係合凹部を形成し、最終段歯車15の上面に係合凸部を形成することも可能である。
図7と図8に示すように、ソレノイド24に通電されていない場合、プランジャー24aは復帰ばね25の弾発力を受けて上方位置に保持されており、回転軸部11aの下面は最終段歯車15の上面から離反している。したがって、この状態で操作ボタン9を押し込み操作すると、操作ボタン9の直線運動が動力変換手段12で回転運動に変換されて最終段歯車15は回転するが、最終段歯車15の回転はファン11まで伝達されず、操作ボタン9を押し込み操作してもファン11は回転しない。
一方、図9と図10に示すように、ソレノイド24に通電された場合、プランジャー24aが復帰ばね25の弾発力に抗して下降するため、それに伴って回転軸部11aの下面が最終段歯車15の上面に圧接され、係合凸部11cと係合凹部15aとが係合状態となる。したがって、この状態で操作ボタン9を押し込み操作すると、操作ボタン9の直線運動が動力変換手段12で回転運動に変換された後、最終段歯車15の回転力が係合凸部11cと係合凹部15aの係合部分を介してファン11に伝達されるため、前述したように操作ボタン9の押し込み操作に伴ってファン11を回転させることができる。なお、ソレノイド24への通電に伴って回転軸部11aが最終段歯車15に圧接した時点で、係合凸部11cが係合凹部15aに対して周方向へ若干位置ずれしていたとしても、操作ボタン9の押し込み操作に伴って最終段歯車15が回転し始めると、その回転によって係合凸部11cと係合凹部15aは確実に係合状態となる。
このような演出ボタン装置23を備えた弾球遊技機によれば、ファン11をその回転軸方向に沿って往復動可能なソレノイド24を備え、大当たり抽選の抽選結果に基づいてソレノイド24に選択的に通電することにより、動力変換手段12の最終段歯車15とファン11との間の動力伝達が断続されるようにしたので、例えば大当たり期待度の高いリーチ(スーパーリーチ)時や確変遊技中は最終段歯車15とファン11間の動力伝達を維持し、それ以外のときは最終段歯車15とファン11間の動力伝達を遮断する、というように遊技状態に応じて操作ボタン9の押し込み操作を選択的に有効/無効に切り換えて演出に幅を持たせることができる。
なお、上記実施形態例では、本発明による演出ボタン装置6,23を弾球遊技機に適用した場合について説明したが、スロットマシン等の他の遊技機にも適用可能である。
本発明の実施形態例に係る弾球遊技機の斜視図である。 該弾球遊技機に備えられる演出ボタン装置の平面図である。 該演出ボタン装置の斜視図である。 該演出ボタン装置を一部破断して示す斜視図である。 該演出ボタン装置に設けられたワンウェイクラッチの説明図である。 演出ボタン装置の変形例を示す斜視図である。 図6に示す演出ボタン装置の非動作状態を示す断面図である。 図7のA部拡大図である。 図6に示す演出ボタン装置の動作状態を示す断面図である。 図9のB部拡大図である。
符号の説明
6,23 演出ボタン装置
8 保持ケース
8a スリット
8b 切欠き
8c 底板部
9 操作ボタン
9a 空気孔
9b ラック
9c フック爪
10 コイルばね(弾性部材)
11 ファン
11a 回転軸部
11b 羽根
11c 係合凸部
12 動力変換手段
13 LED(光源)
14 反射部材
15 最終段歯車
15a 係合凹部
16 駆動歯車
17 第1の中継歯車
18 第2の中継歯車
19 ワンウェイクラッチ
20 内輪
21 外輪
22 爪部材
24 ソレノイド(駆動手段)
24a プランジャー
25 復帰ばね

Claims (4)

  1. 遊技中に実行される抽選結果に基づいて表示画面に演出画像を表示し、この演出画像の態様を操作ボタンの押し込み操作によって変化させるようにした遊技機において、
    前記操作ボタンの天面に空気孔を設けると共に、前記操作ボタンを押し込み操作前の初期位置に付勢する弾性部材と、羽根を有する回転可能なファンと、前記操作ボタンの直線運動を前記ファンの回転運動に変換する動力変換手段とを備え、前記ファンの回転に伴って発生する風を前記空気孔から外部へ排出するようにしたことを特徴とする遊技機。
  2. 請求項1の記載において、前記動力変換手段を構成する歯車列の中にワンウェイクラッチが介設されており、このワンウェイクラッチによって前記操作ボタンの直線的な往復運動が前記ファンの回転運動に対して一方向へのみ伝達されるようにしたことを特徴とする遊技機。
  3. 請求項1の記載において、前記ファンの回転中心位置に光源を配設すると共に、前記羽根の表面に反射処理が施されていることを特徴とする遊技機。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項の記載において、前記ファンをその回転軸方向に沿って往復動可能な駆動手段を備え、前記抽選結果に基づいて前記駆動手段を選択的に動作することにより、前記動力変換手段と前記ファンとの間の動力伝達が断続されるようにしたことを特徴とする遊技機。
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