JP2007075325A - 遊技機 - Google Patents

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Natsuki Togawa
奈都喜 戸川
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Taiyo Elec Co Ltd
タイヨーエレック株式会社
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Abstract

【課題】 可動部材の斬新な動作でインパクトのある演出が可能な遊技機を提供する。
【解決手段】 本体部320と先端部340とを備えた可動部材300が、液晶画面27gに沿って揺動可能に設けられている。可動部材300を揺動させると、その動きが異なる方向の揺動に変換されて、先端部340に伝わるようになっている。通常、本体部320と先端部340とを備えた可動部材300を揺動させた場合、本体部320と先端部340とが同じ方向に揺動することが一般的である。これに対して、本発明の構成によれば、先端部340が本体部320とともに揺動することに加えて、先端部340自体も本体部320の揺動とは異なる方向に揺動する。このため、先端部340を含めた可動部材300の動きを斬新な動きとすることができるので、遊技機の演出をインパクトのある演出とすることが可能となる。
【選択図】 図22

Description

本発明は、遊技球や遊技メダルなどの遊技媒体を用いて遊技を行うパチンコ機や回胴式遊技機などの遊技機に関する。

今日の遊技機では、演出を表示するための演出表示画面を備えた演出表示装置が搭載されており、遊技の状況に合わせて種々の演出を行うことが一般的になっている。また、遊技者から見えないように可動部材を演出表示画面の周辺に設けておき、所定の遊技状況になると、可動部材を演出表示画面上に移動させることで、より大きな演出効果を発揮させることが可能な遊技機も提案されている(特許文献1、特許文献2)。

特開2002−78904号公報 特開2003−236086号公報

しかし、近年では演出表示画面の周辺に可動部材を設けた遊技機が多いことから、特徴のある可動部材を設けておき、可動部材を演出表示画面上に移動させても、インパクトのある演出を遊技者に与えることは困難な状況となっている。

本発明は、こうした問題に鑑みてなされたものであり、可動部材の斬新な動作でインパクトのある演出が可能な遊技機を提供することを目的とする。

前述した課題の少なくとも一部を解決するために、本発明の遊技機は次の構成を採用した。すなわち、
種々の演出用図柄を表示可能な演出表示画面を備え、遊技の状況に応じて所定の演出を行う遊技機において、
前記演出表示画面の前面で移動可能に設けられた本体部と、該本体部に対して移動可能に設けられた先端部とを有する可動部材と、
前記可動部材を前記演出表示画面に沿って移動させる移動手段と、
前記移動手段によって移動される前記可動部材の移動を異なる方向の移動に変換して、前記先端部に伝達する移動方向変換機構と
を備えたことを特徴とする。

かかる本発明の遊技機においては、本体部と先端部とを備えた可動部材が、演出表示画面の前面に沿って移動可能に設けられている。そして、可動部材を移動させると、その動きが異なる方向の移動に変換されて、先端部に伝わるようになっている。通常、本体部と先端部とを備えた可動部材を移動させた場合、本体部と先端部とが同じ方向に移動することが一般的である。これに対して、本発明の構成によれば、先端部が本体部とともに移動することに加えて、先端部自体も本体部の移動とは異なる方向に移動する。このため、先端部を含めた可動部材の動きを斬新な動きとすることができるので、遊技機の演出をインパクトのある演出とし、延いては遊技者の興味を強く引き付けることが可能となる。

しかも、先端部を本体部の移動とは異なる方向に移動させるに際しては、本体部が移動する動きを受けて、これを異なる方向の移動に変換した後、先端部に伝達しているに過ぎない。従って、先端部を移動させるための駆動源は不要となり、可動部材全体の構成を簡素なものとすることができる。加えて、先端部を含めた可動部材全体の動きは比較的複雑であるにも拘わらず、本体部を移動させるだけで可動部材全体を移動させることができるので、可動部材の移動を簡単に制御することが可能となる。

このような遊技機においては、本体部を、第1の回転軸を中心として移動可能に設けておき、先端部と本体部とを第1の回転軸に対して軸方向が異なる第2の回転軸によって結合しておく。そして、移動方向変換機構が、先端部を、本体部の移動によって第2の回転軸を中心に移動させることで、可動部材の移動方向を変換して先端部に伝達する構成にしても良い。

こうすれば、本体部の移動が変換されて先端部に伝達される。本体部の移動は、演出表示画面に沿った方向に移動しているので、先端部は演出表示画面と交わる方向に移動する。通常、可動部材は演出表示画面に沿って移動するので、こうした先端部の移動は通常の移動とは異なる。この異なる移動が遊技者にとっては斬新に感じられるので、可動部材の斬新な動作でインパクトのある演出が可能となる。特に、先端部の移動を演出表示画面の遊技状況に合わせた演出に用いれば、より一層インパクトのある演出を行うことが可能となる。

このような遊技機においては、可動部材が演出表示画面に沿って移動すると、先端部が演出表示画面に対して略垂直方向に移動するように構成しても良い。

演出表示画面に沿って可動部材を移動させる場合には、可動部材を演出表示画面に沿った方向に移動するのが通常である。このため、可動部材の移動に伴って、先端部が演出表示画面に対して略垂直方向に移動すれば、その動きが遊技者にとっては斬新に感じられるので、インパクトのある演出を行うことが可能となる。尚、ここで言う「略垂直方向」とは、完全に垂直なわけではないものの社会通念上、垂直と同一視され得るような方向を意味している。更に、演出表示画面に対して略垂直な方向は、遊技者にとっては、自分に向かってくる方向でもある。このため、先端部が演出表示画面に対して略垂直な方向に移動すると、遊技者は先端部があたかも自分に向かってくる様に感じられるので、より一層インパクトのある演出を行うことが可能となる。

尚、先端部が、第2の回転軸を中心として移動可能に設けられている場合には、次のようにしても良い。先ず、先端部には、先端部に対して開閉可能な状態で開閉部材を設けておく。また、本体部には、開閉部材と当接することで、開閉部材を先端部に対して閉じた状態で保持する閉状態保持部材を設けておく。そして、先端部が第2の回転軸を中心として一方の方向に移動すると、開閉部材が閉状態保持部材に当接して閉じた状態となり、他方の方向に移動すると、開閉部材が閉状態保持部材に当接している状態が解除されて、開閉部材が先端部に対して開いた状態となるようにしても良い。尚、開閉部材が先端部に対して開いた状態となるための駆動力としては、開閉部材の自重を利用することもできるし、あるいはバネなどの弾性部材を先端部または本体部に組み込んでおき、この弾性部材の弾性力を利用することも可能である。

こうすれば、開閉部材が先端部に対して閉じた状態から開いた状態に、あるいはこれとは逆に開いた状態から閉じた状態に移行することになる。このような開閉部材の動作は遊技者にとって斬新に感じられるので、インパクトのある演出を行うことが可能となる。特に、開閉部材の開閉動作を演出表示画面の遊技状況に合わせた演出に用いれば、より一層インパクトのある演出を行うことが可能となる。

尚、このような遊技機においては、可動部材を動物の形状に象っても良い。

動物の形状に象った可動部材の先端部が、可動部材の移動方向とは異なる方向に移動すれば、まるで生きている動物が動いているかのような演出することが可能となる。特に、先端部を動物の頭部形状に象っておけば、開閉部材の開閉によって動物の口が開くような演出を行うことができるので、動物のリアルな動きを再現することができ、遊技者にインパクトのある演出をより一層印象付けることができる。

尚、このような遊技機においては、先端部を動物の頭部形状に象った場合には、その頭部形状の内部に発光素子を設けることとしても良い。

こうすれば、頭部形状の内部に設けた発光素子を発光させれば、先端部が目立つことになるので、先端部の移動を遊技者に注目させることができ、遊技者にインパクトを与えることができる。特に、動物の目の位置に発光素子を設けておけば、動物の目が光ったかのような演出を行うことが可能となるので、遊技者により一層注目させることが可能となる。

以下では、上述した本願発明の内容を明確にするために、次のような順序に従って実施例を説明する。
A.パチンコ機の装置構成:
A−1.装置前面側の構成:
A−2.遊技盤の構成:
A−3.制御回路の構成:
B.遊技の概要:
C.本実施例の可動部材:
C−1.可動部材の構成:
C−2.可動部材の揺動態様:
C−3.先端部の構成:
C−4.先端部の揺動態様:

A.パチンコ機の装置構成 :
A−1.装置前面側の構成 :
図1は、本実施例の遊技機1の正面図である。図1に示すように、遊技機1の前面部は、大きくは、前面枠4、上皿部5、下皿部6、遊技盤10などから構成されている。なお、図1では遊技盤10の詳細な図示を省略している。前面枠4は、図示しない中枠3に取り付けられており、中枠3は図示しない本体枠2に取り付けられている。中枠3はプラスチック材料で成形されており、本体枠2の内側に取り付けられている。本体枠2は、木製の板状部材を組み立てて構成された略長方形の枠体であり、遊技機1の外枠を形成している。前面枠4の一端は、中枠3に対して回動可能に軸支されており、中枠3の一端は本体枠2に対して回動可能に軸支されている。遊技盤10は、中枠3の前面側に着脱可能に取り付けられており、その前面側が前面枠4で覆われている。

前面枠4は、プラスチック材料で成形されており、略中央部には、円形状の開口部4aが形成されている。この開口部4aにはガラス板等の透明板がはめ込まれており、奥側に配置される遊技盤10の盤面が視認可能となっている。また、前面枠4には、遊技効果を高めるための各種LED4b〜4fが設けられている。

更に、前面枠4の上部には、エラーLED表示部4hが設けられている。本実施例のエラーLED表示部4hは、重度のエラー発生の場合は赤色に、軽度のエラー発生の場合はオレンジ色に点灯あるいは点滅する。ここで、重度のエラーとは、例えば復旧のために前面枠4を開放して作業を行う必要があったり、あるいは部品を交換したりする必要があるような場合のエラーであり、軽度のエラーとは、それ以外のエラーである。

前面枠4の下方には、上皿部5が設けられており、上皿部5の下方には下皿部6が設けられている。また、前面枠4の右側には施錠装置9が設けられており、前面枠4の左側にはプリペイドカード式の球貸装置13(CRユニット)が設けられている。

上皿部5には、皿状の凹部と、凹部を取り巻くように形成された皿外縁部5aとが設けられている。遊技球は、上皿部5に形成された凹部に投入されて、発射装置ユニット12(図5参照)に供給される。また、皿外縁部5aには、遊技球の球貸スイッチ5b、返却スイッチ5c、投入した遊技球を排出するための排出ボタンなど、各種のボタン類が設けられている。さらに、上皿部5の略中央部には複数の長孔とその上部に多数の小穴が形成された第1スピーカ5yが設けられている。

下皿部6には、遊技機1の内部から遊技球を排出するための排出口6aが設けられており、排出された遊技球は下皿部6内に貯留される。下皿部6に貯まった遊技球を排出するために、下皿部6の底面には、下皿部6内から遊技球を排出するための図示しない球技き穴が設けられており、下皿部6の略中央手前側には、球抜き穴を開閉させる排出ノブ6bが設けられている。排出ノブ6bは通常時は直立状態であるが、下端を奥側に押圧すると上端を回転軸として回転し、球抜き穴が開放状態となって、下皿部6に貯まった遊技球を排出することが可能となっている。また、排出ノブ6bの左右には、第2スピーカ6cが設けられている。

下皿部6の左端には灰皿7が設けられており、下皿部6の右端には発射ハンドル8が設けられている。発射ハンドル8には、遊技者がハンドルに触れていることを検出するタッチスイッチ8aが設けられている。発射ハンドル8の回転軸は、下皿部6の奥側に搭載された図示しない発射装置ユニット12に接続されており、遊技者が発射ハンドル8を回転させると、その動きが発射装置ユニット12に伝達され、ユニットに内蔵された図示しない発射モータが回転して、回転角度に応じた強さで遊技球が発射される。発射ハンドル8の左側面には、遊技者が操作して遊技球の発射を一時的に停止する発射停止スイッチ8bが配置されている。

A−2.遊技盤の構成 :
図2は、遊技盤10の盤面構成を示す説明図である。前述したように、遊技盤10は中枠3の前面側に着脱可能に取り付けられている。図2に示すように、遊技盤10の中央には、外レール14と内レール15とによって囲まれた略円形状の遊技領域11が形成されている。

遊技領域11の略中央には中央装置26が設けられており、また、遊技領域11の下方部分には変動入賞装置18が設けられ、そして、中央装置26と変動入賞装置18との間には始動口(普通電動役物)17が設けられている。始動口(普通電動役物)17は、左右に一対の翼片部が開閉可能に構成されたいわゆるチューリップ式の始動口である。始動口17の内部には、遊技球の通過を検出する始動口(普通電動役物)スイッチ17s(図5参照)と、翼片部を作動させるための普通電動役物(始動口)ソレノイド17m(図5参照)とが備えられている。一対の翼片部が左右に開くと、遊技球の入球可能性が大きくなる開放状態となり、一対の翼片部が直立して、遊技球の入球可能性が小さくなる通常状態となる。

中央装置26のほぼ中央には、演出表示装置27が設けられている。演出表示装置27は、略長方形の液晶画面27gを搭載しており、キャラクタ図柄や背景図柄などの種々の演出用図柄を変動停止表示することが可能となっている。また、中央装置26の上部には、恐竜の形状に象った可動部材300が組み込まれており、その可動部材300は、恐竜の胴部形状を象った本体部320と、恐竜の頭部形状を象った先端部340とから構成されている。恐竜の頭部形状を象った先端部340には、目の形状が象られおり、その内部には装飾LED4iが内蔵されている。なお、演出表示装置27の画面上で表示される各種図柄については後述する。

中央装置26の左下には、図柄表示装置28が設けられている。詳細な構成については後述するが、図柄表示装置28では普通図柄や特別図柄などを変動停止表示することが可能となっている。

遊技領域11の左端には、普通図柄作動ゲート36が設けられており、このゲートの内部には、遊技球の通過を検出するゲートスイッチ36sが設けられている。更に、普通図柄作動ゲート36と中央装置26との間には、ランプ風車24が設けられている。これら各遊技装置の間および周辺には、多数の障害釘23が設けられている。

変動入賞装置18のほぼ中央には、大入賞装置31が設けられている。この大入賞装置31は、略長方形状に大きく開口する大入賞口31dと、大入賞口31dを開閉するための大入賞口ソレノイド31m(図5参照)などから構成されている。大入賞口31dは、後述する所定の条件が成立すると開放状態となり、この結果、遊技球が高い確率で大入賞口31dに入球することとなって、遊技者にとって有利な遊技状態である特別遊技状態が開始される。尚、大入賞口31dの内部には、大入賞口スイッチ31sが設けられており、大入賞口31dに入賞した遊技球を検出することが可能となっている。

遊技盤10の下方にはアウト口48が設けられ、そのアウト口48の下部にはバック球防止部材58が設けられている。バック球防止部材58は、遊技領域11に到達せず戻ってきた遊技球が再び発射位置に戻ることを防止する機能を有している。一方、内レール15の先端部には、図示しないファール球防止部材が取り付けられ、ファール球防止部材と略正反対側(遊技盤10の右半分側)には、図示しない返しゴムが外レール14に沿って嵌合状に取り付けられている。

図3は、本実施例の遊技機1に搭載された図柄表示装置28の構成を示す説明図である。本実施例の図柄表示装置28は、大きくは、普通図柄表示部29と、特別図柄表示部30とから構成されている。普通図柄表示部29は、左普通図柄表示部29aと右普通図柄表示部29bとから構成されており、特別図柄表示部30は、左特別図柄表示部30aと右特別図柄表示部30bとから構成されている。2つの普通図柄表示部29a,29bは、発光ダイオード(LED)を用いて構成されており、左普通図柄表示部29aは赤色の光を点灯し、右普通図柄表示部29bは緑色の光を点灯することが可能となっている。また、特別図柄表示部30には、いわゆる7セグメントLEDが用いられており、このうちの7セグメント部分が左特別図柄表示部30aを構成し、コンマ部分が右特別図柄表示部30bを構成している。この7セグメント部分およびコンマ部分は、赤色、橙色、緑色のいずれかの光を点灯可能となっている。また、図柄表示装置28には、普通図柄保留表示部29c、および特別図柄保留表示部30cも設けられている。これらは、それぞれ4つのLEDで構成されている。このような構成を有する図柄表示装置28の表示内容については後述する。

図4は、本実施例の遊技機1に搭載された演出表示装置27の画面構成を示す説明図である。前述したように、演出表示装置27は、主に液晶画面27gを用いて構成されており、液晶画面上には、3つのキャラクタ図柄27a,27b,27cと、その背景に表示される背景図柄27dとが表示されている。このうち、3つのキャラクタ図柄27a,27b,27cは、図3に示した特別図柄30の表示に合わせて種々の態様で変動表示され、遊技を演出することが可能となっている。詳細な演出内容については後述する。

A−3.制御回路の構成 :
次に、本実施例の遊技機1の制御回路の構成について説明する。図5は、本実施例の遊技機1における制御回路の構成を示したブロック図である。図示されているように遊技機1の制御回路は、多くの制御基板や、各種基板、中継端子板などから構成されているが、その機能に着目すると、遊技の基本的な進行や賞球に関わる当否についての制御を司る主制御基板200と、図柄やLEDや効果音を用いた遊技の演出の制御を司るサブ制御基板220と、貸球や賞球を払い出す動作の制御を司る払出制御基板240と、遊技球の発射に関する制御を司る発射制御基板260などから構成されている。これら制御基板は、各種論理演算および算出演算を実行するCPUや、CPUで実行される各種プログラムやデータが記憶されているROM、プログラムの実行に際してCPUが一時的なデータを記憶するRAM、周辺機器とのデータのやり取りを行うための周辺機器インターフェース(PIO)、CPUが演算を行うためのクロックを出力する発振器、CPUの暴走を監視するウォッチドッグタイマ、定期的に割り込み信号を発生させるCTC(カウンター・タイマ・サーキット)など、種々の周辺LSIがバスで相互に接続されて構成されている。また、図5中に示した矢印の向きは、データあるいは信号を入出力する方向を表している。尚、図5では、主制御基板200に搭載されたCPU201やRAM202、およびサブ制御基板220に搭載されたCPU221やROM223のみ図示されており、主制御基板200に搭載されているROMやPIO、サブ制御基板220に搭載されたRAMやPIO、更には、他の制御基板に搭載されているCPUや、RAM、ROMなどについては図示が省略されている。

図示されているように主制御基板200は、始動口スイッチ17sや、大入賞口スイッチ31s、ゲートスイッチ36sなどから遊技球の検出信号を受け取って、遊技の基本的な進行や賞球に関わる当否を決定した後、サブ制御基板220や、払出制御基板240、発射制御基板260などに向かって、各種の動作を指令するコマンドを出力する。また、主制御基板200には、発射装置ユニット12から発射された遊技球を検出するカウントスイッチ8sも接続されている。更に、主制御基板200には、始動口17に設けられた一対の翼片部を開閉させるための普通電動役物ソレノイド17mや、大入賞口31dを開閉させるための大入賞口ソレノイド31m、更には、普通図柄や特別図柄の変動停止表示を行う図柄表示装置28などが中継端子板を介して接続されており、これら各種ソレノイド17m,31m、および図柄表示装置28に向かって信号を出力することにより、動作の制御も行っている。

サブ制御基板220は、主制御基板200からの各種コマンドを受け取ると、コマンドの内容を解析して、その結果に応じた遊技の演出を行う。すなわち、前述した演出表示装置27を駆動するとともに、前述した可動部材300の駆動機構360を制御する演出制御基板230や、各種のスピーカ5y,6cを駆動するアンプ基板224、装飾用の各種LED4b〜4gを駆動する駆動信号を装飾駆動基板226から出力することにより、遊技の演出を行う。また、装飾駆動基板226からの出力信号により、エラーLED表示部4hがエラー発生のレベルに応じて赤色またはオレンジ色で点灯または点滅する。さらに、装飾駆動基板226からの出力信号により、装飾LED4iが点灯または点滅する。

払出制御基板240は、いわゆる貸球や賞球の払い出しに関する各種の制御を司っている。例えば、遊技者が前述した上皿部5に設けられた球貸スイッチ5bや返却スイッチ5cを操作すると、この信号は、球貸表示基板242から中継端子板を介して、球貸装置13に伝達される。球貸装置13は、払出制御基板240とデータをやり取りしながら、貸球の払出を行う。また、主制御基板200が賞球の払出コマンドを出力すると、このコマンドを払出制御基板240が受け取って、払出モータ109mに駆動信号を出力することによって賞球の払い出しが行われる。

B.遊技の概要 :
次に、上述した構成を有する本実施例の遊技機1で行われる遊技の概要について簡単に説明しておく。

本実施例の遊技機1では、次のようにして遊技が行われる。先ず、遊技者が上皿部5の凹部に遊技球を投入して発射ハンドル8を回転させると、上皿部5に投入された遊技球が、1球ずつ発射装置ユニット12に供給されて、図2を用いて前述した遊技領域11に発射される。遊技球を打ち出す強さは、発射ハンドル8の回転角度によって調整することが可能となっており、遊技者は発射ハンドル8の回転角度を変化させることによって、遊技球の狙いを付けることができる。

発射した遊技球が、遊技領域11の左側に設けられた普通図柄作動ゲート36を通過すると、図柄表示装置28において普通図柄の変動表示が開始される。図3を用いて前述したように、図柄表示装置28には左普通図柄表示部29aと、右普通図柄表示部29bとが設けられている。左普通図柄表示部29aは赤色の光を点灯可能に構成されており、右普通図柄表示部29bは緑色の光を点灯可能に構成されている。普通図柄の変動表示が開始されると、左右の普通図柄表示部29a,29bが点滅表示を行う。

図6は、普通図柄が変動表示している様子を概念的に示した説明図である。変動表示中の普通図柄は、図示されている4つの状態を取ることができる。先ず、図6(a)に示した状態は、左普通図柄表示部29aが点灯して、右普通図柄表示部29bが消灯している状態を表している。図6(b)は、左普通図柄表示部29aおよび右普通図柄表示部29bがいずれも点灯した状態を表している。図6(c)は、左普通図柄表示部29aが消灯し、右普通図柄表示部29bが点灯した状態を表しており、図6(d)は、左普通図柄表示部29aおよび右普通図柄表示部29bがいずれも消灯した状態を表している。普通図柄の変動表示中は、これら4つの表示状態が速い速度で次々と切り換わる態様で表示され、そして、所定時間が経過すると、4つの表示状態のいずれかの状態で停止表示される。このとき、所定の表示状態で停止表示されると、いわゆる普通図柄の当りとなって、始動口17が所定時間(例えば0.5秒間)だけ開放状態となる。本実施例では、図6(c)に示した表示状態、すなわち、左普通図柄表示部29aが消灯して右普通図柄表示部29bが点灯している状態が、普通図柄の当りに設定されている。

尚、普通図柄の変動表示中に遊技球が普通図柄作動ゲート36を通過した場合は、この遊技球の通過が保留数として蓄えられて、現在の普通図柄の変動表示が終了後に、変動表示が行われる。普通図柄の保留は最大4個まで蓄えることが可能となっており、蓄えられている普通図柄の保留数は、普通図柄保留表示部29c(図3参照)に表示される。

次いで、開放状態となった始動口17に遊技球が入球すると、今度は、特別図柄の変動表示が開始される。特別図柄は、図3を用いて説明したように特別図柄表示部30によって表示される。尚、前述したように、本実施例の特別図柄表示部30は、7セグメントLEDからなる左特別図柄表示部30aと、コンマ部分の右特別図柄表示部30bから構成されており、これら左右の特別図柄表示部30a,30bは、赤色、橙色、緑色のいずれかで点灯可能となっている。

図7は、特別図柄が変動表示している様子を概念的に示した説明図である。特別図柄の変動表示中は、左特別図柄表示部30aでは、「A」、「Y」、「−」のいずれかの図柄が表示され、右特別図柄表示部30bではコンマ「.」が表示される。また、左特別図柄表示部30aの「A」および「Y」、右特別図柄表示部30bのコンマ「.」は、赤色、橙色、緑色の3つの状態を取ることができ、左特別図柄表示部30aの「−」は、赤色または緑色のいずれかの状態を取ることができる。本実施例の特別図柄表示部30では、これらの表示状態が組み合わされて、図7に示す12種類の状態を表示することができる。図中で7セグメントLEDあるいはコンマ部分に細かいハッチングが付されているのは、赤色の状態で点灯されていることを表している。また、少し粗いハッチングが付されているのは橙色の状態で点灯表示されていることを表しており、粗いハッチングが付されているのは緑色の状態で点灯表示されていることを表している。特別図柄の変動表示が開始されると、これら12種類の表示状態が速い速度で次々と切り換わる態様で表示され、所定時間が経過すると、いずれかの状態で停止表示される。

停止表示された図柄が「−」である場合は、特別図柄は外れとなるが、それ以外の図柄の組合せが停止表示された場合は特別図柄の当りとなって、遊技者にとって有利な遊技状態である特別遊技状態が開始される。すなわち、特別図柄が当りとなる図柄の組合せは、図7に示した12種類の図柄から、「−」を除いた10種類の組合せが存在することになる。また、本実施例の特別遊技状態は、大入賞口31dが開放状態となる遊技状態(ラウンド)が、所定回数だけ繰り返されるように構成されている。大入賞口31dは大きく開口するために、遊技球が高い確率で入球することとなる。その結果、所定回数のラウンドが繰り返される間に遊技者は多くの賞球を獲得することが可能となっている。

尚、特別図柄の変動表示中に遊技球が始動口17に入球した場合は、この遊技球の入球が特別図柄の保留数として蓄えられて、現在の特別図柄の変動表示が終了後に、変動表示が行われる。特別図柄の保留も最大4個まで蓄えることが可能となっており、蓄えられている特別図柄の保留数は、特別図柄保留表示部30c(図3参照)に表示される。

図7に示した特別図柄が当りとなる10種類の組合せのうち、実線で囲った5種類の組合せは、いわゆる「確変図柄」と呼ばれる組合せであり、変動表示された特別図柄が、これら確変図柄の組合せのいずれかで停止すると、特別遊技が終了してから次の特別遊技が開始されるまでの間、当り図柄で停止表示される確率が通常の状態よりも高くなる。このように、当り図柄で停止表示される確率が高くなっている遊技状態は、確率変動状態(若しくは、確変状態)と呼ばれる。

更に、図7に示した特別図柄が当りとなる10種類の組合せのうち、破線で囲った5種類の組合せは、いわゆる「通常図柄」と呼ばれる組合せであり、変動表示された特別図柄が、これら通常図柄の組合せのいずれかで停止すると、特別遊技の終了後、特別図柄が所定回数(本実施例では100回)変動表示されるか、若しくは次回の特別遊技状態が開始されるまでの間、特別図柄の変動時間が短くなるとともに、始動口17の開放時間が若干長くなるように設定されている。このような遊技状態は、変動時間短縮状態(若しくは、時短状態)と呼ばれる。

また、特別図柄を当り図柄で停止させるか否か、更には、確変図柄または通常図柄の何れの図柄で停止させるかは、主制御基板200によって決定されている。

尚、本実施例の遊技機1においては、時短機能は、通常図柄で停止表示された場合だけでなく、確変図柄で停止表示された場合にも作動するようになっている。結局、特別図柄が、図7に示した10種類の当り図柄のいずれかで停止表示された場合は、特別遊技状態の終了後、必ず時短機能が作動することになる。

上述した特別図柄の変動停止表示に合わせて、演出表示装置27では演出用図柄を用いた各種の演出が行われる。図8は、演出表示装置27で行われる演出の一態様を例示した説明図である。図4を用いて前述したように、演出表示装置27を構成する液晶表示画面には、3つのキャラクタ図柄27a,27b,27cが表示されている。前述した図柄表示装置28で特別図柄の変動表示が開始されると、演出表示装置27においても、これら3つのキャラクタ図柄27a,27b,27cが一斉に変動表示を開始する。本実施例では、キャラクタ図柄として「1」〜「9」までの9つの数字を意匠化した図柄が用意されている。

図8(a)には、3つのキャラクタ図柄27a,27b,27cが一斉に変動表示している様子が概念的に示されている。変動表示が開始された後、所定時間が経過すると、初めに左キャラクタ図柄27aが「1」〜「9」のいずれかの図柄で停止表示され、次いで、右キャラクタ図柄27cが停止表示され、最後に中キャラクタ図柄27bが停止表示される。

これら演出表示装置27で停止表示される3つのキャラクタ図柄27a,27b,27cの組合せは、前述した図柄表示装置28で停止表示される特別図柄の組合せと連動するように構成されている。たとえば、図柄表示装置28の特別図柄が当り図柄で停止する場合は、演出表示装置27の3つのキャラクタ図柄27a,27b,27cが同じ図柄で停止表示される。特に、図柄表示装置28の特別図柄が、前述した確変図柄で停止する場合は、演出表示装置27の3つのキャラクタ図柄27a,27b,27cが、奇数を表す同じ図柄で停止表示される。一方、図柄表示装置28の特別図柄が外れ図柄で停止する場合は、3つのキャラクタ図柄27a,27b,27cは同じ図柄で揃わない任意の組合せで停止表示される。

このように、図柄表示装置28で表示される特別図柄と、演出表示装置27で表示される3つのキャラクタ図柄27a,27b,27cとは、表示内容が互いに対応しており、それぞれの表示図柄が確定するタイミングも同じに設定されているため、どちらの表示を見ながら遊技をすることも可能である。しかし、図2に示すように、図柄表示装置28よりも演出表示装置27の方が目に付き易い位置に設けられており、表示画面も大きく、更に表示内容も分かり易いので、遊技者は演出表示装置27の画面を見ながら遊技を行うことが通常である。従って、演出表示装置27の表示画面上で初めに停止表示される左キャラクタ図柄27aと、続いて停止表示される右キャラクタ図柄27cとが同じ図柄であった場合には、最後に停止表示される中キャラクタ図柄27bも同じ図柄で停止して、いわゆる大当り状態になるのではないかと、遊技者は図柄の変動を注視することになる。このように、2つのキャラクタ図柄を同じ図柄で停止した状態で、最後の図柄を変動表示させる演出は、リーチ演出と呼ばれており、リーチ演出を行うことで遊技者の興趣を高めることが可能となっている。

C.本実施例の可動部材 :
遊技機1では、一般に遊技者の興趣を効果的に高めることを狙って、遊技の状況に合わせて可動部材300を揺動させるとともに、装飾LED4iを点灯または点滅させている。以下では、可動部材300の構成について説明した後、可動部材300の揺動態様について説明する。

C−1.可動部材の構成 :
図9は、中央装置26に組み込まれた可動部材300の様子を示す斜視図である。前述したように、可動部材300は、本体部320と先端部340とから構成されている。また、前述したように可動部材300は、中央装置26の上部に組み込まれており、恐竜の頭部形状に象った先端部340には目の形状が象られており、その内部には装飾LED4iが内蔵されている。この装飾LED4iは、装飾駆動基板226からの出力信号により、遊技の状況に合わせて適宜点灯または点滅するようになっている。

略長方形の液晶画面27gは、中央装置26の内枠26aに組み込まれており、内枠26aの上辺右側の近傍には、駆動機構360を構成するモータ380が配置されている。そして、前述したように駆動機構360は、演出制御基板230によって制御されているので、可動部材300の揺動も、演出制御基板230によって制御される。

図10は、可動部材300を揺動する駆動機構360の様子を示す斜視図である。本体部320には、複数のギア400と、天秤500とが内蔵されている。前述したモータ380によって、複数のギア400が回転すると、本体部320が液晶画面27gに沿って略上下方向に揺動されるとともに、複数のギア400を介して天秤500が支点520を中心に揺動される。そして、天秤500が揺動すると、先端部340が液晶画面27gに対して略垂直方向、つまり前後方向に揺動するようになっている。この駆動機構360の構成について、以下に詳述する。

図11は、駆動機構360を構成する複数のギア400と天秤500との位置関係を示す平面図である。前述したモータ380の回転軸382には、モータギア410が嵌合されており、モータギア410には、第1のギア420が噛み合っている。第1のギア420は回転軸422に嵌合しており、この回転軸422の一端側は中央装置26に、回転軸422の他端側は本体部320に、それぞれ軸支されて、軸方向が液晶画面27gに対して略垂直な方向に設けられている。このため、回転軸422は、本体部320が揺動する際の支点となっている。

第1のギア420には第2のギア430が噛み合っており、第2のギア430は回転軸432に嵌合している。この第2のギア430の回転軸432の一端側は、本体部320に軸支されているが、回転軸432の他端側は中央装置26に設けられた長孔434内に配置されており、回転軸432の他端側は長孔434内を遊動している。従って、この第2のギア430は、いわば遊星ギアの機能を有している。また、第2のギア430には中央装置26の表面上に形成された円弧状の固定ギア440が噛み合っている。そして、前述したモータ380の回転軸382が回転すると、これらのギア410〜430が回転する。このとき、本体部320に軸支されている第2のギア430の回転軸432が、いわば作用点となるので、可動部材300は回転軸422を中心に揺動する。

また、第1のギア420の回転軸422は第3のギア450にも嵌合しており、第3のギア450には第4のギア460が噛み合っている。第4のギア460は回転軸462に嵌合しており、回転軸462は本体部320に軸支されている。また、第4のギア460には、一対の突起464が設けられており、一対の突起464間には、天秤500の右腕540が介在している。そして、前述したモータ380の回転軸382が回転すると、これらのギア410,450,460が回転して、一対の突起464が天秤500の右腕540と当接するので、天秤500は支点520を中心に揺動する。

なお、本実施例の液晶画面27gは、本願発明の「演出表示画面」の一態様を構成し、本実施例のモータ380、ギア410〜440は、本願発明の「移動手段」の一態様を構成している。

C−2.可動部材の揺動態様 :
図12は、可動部材300が最上点に向かって移動する様子を示す説明図である。図12に示すように、モータギア410が反時計方向に回転すると、第1のギア420が時計方向に回転し、第2のギア430が反時計方向に回転しながら、第2のギア430が固定ギア440の最上点に向かって移動する。前述したように、第2のギア430の回転軸432の一端側は、本体部320に設けられているが、回転軸432の他端側は中央装置26に設けられた長孔434内に配置されており、回転軸432の他端側は長孔434内を遊動している。このため、モータギア410が反時計方向に回転すると、可動部材300は、回転軸422を中心に回転して、最上点に位置する。

図13は、可動部材300が最下点に向かって移動する様子を示す説明図である。図13に示すように、モータギア410が時計方向に回転すると、第1のギア420が反時計方向に回転し、第2のギア430が時計方向に回転しながら、第2のギア430が固定ギア440の最下点に向かって移動する。このため、モータギア410が時計方向に回転すると、可動部材300は、回転軸422を中心に回転して、最下点に位置する。

また、前述したように、複数のギア400の回転に伴って天秤500が揺動し、この天秤500の揺動を受けて、先端部340が揺動するようになっている。そこで、複数のギア400の回転に伴って天秤500が揺動する動きについて説明する。

図14は、可動部材300が最上点に位置するときに天秤500の動く様子を示す説明図である。図14に示すように、モータギア410が反時計方向に回転すると、第1のギア420が時計方向に回転するとともに、第3のギア450も時計方向に回転する。このため、第3のギア450と噛み合っている第4のギア460が反時計方向に回転する。その結果、一対の突起464が天秤500の右腕540を押し下げるので、天秤500は支点520を中心に回転して、天秤500の左腕560が押し上げられる。

図15は、可動部材300が最下点に位置するときに天秤500の動く様子を示す説明図である。図15に示すように、モータギア410が時計方向に回転すると、第1のギア420が反時計方向に回転するとともに、第3のギア450も反時計方向に回転する。このため、第3のギア450と噛み合っている第4のギア460が時計方向に回転する。その結果、一対の突起464が天秤500の右腕540を押し上げるので、天秤500は支点520を中心に回転して、天秤500の左腕560が押し下げられる。

C−3.先端部の構成 :
図16は、恐竜の頭部形状に象った先端部340を示す平面図および正面図である。図16に示すように、先端部340には、下顎の形状に象った開閉部材344が設けられている。この開閉部材344は、回転軸346によって先端部340に対して回転可能に支持されている。回転軸346には、開閉部材344を先端部340に対して開いた状態にするための弾性部材348が介在している。また、先端部340には、可動部材300の揺動を伝達する伝達板350が設けられており、伝達された揺動によって、先端部340が揺動するための回転軸352が設けられている。この回転軸352は、軸方向が液晶画面27gに沿った上下方向に設けられている。従って、先端部340の回転軸352は、可動部材300の回転軸422に対してほぼ直交するように設けられていることになる。

図17は、本体部320の一部を示す平面図および正面図である。本体部320には、先端部340の回転軸352を回転可能に支持する軸孔322が設けられている。また、本体部320には、下顎の形状に象った開閉部材344が当接して、開閉部材344を先端部340に対して閉じた状態に保持する閉状態保持部324が設けられている。さらに、本体部320には、前述した天秤500が内蔵されており、天秤500の左腕560には一対の突起562が設けられている。

なお、本実施例における先端部340の回転軸352、伝達板350、可動部材300の回転軸422、天秤500は、本願発明の「移動方向変換機構」の一態様を構成している。

図18は、可動部材300が最上点に位置したときの先端部340および本体部320の様子を示す説明図である。図18(a)は平面図であり、図18(b)は図18(a)に示す白抜きの矢印方向から見た正面図である。先端部340の回転軸352を本体部320の軸孔322に嵌合すると、先端部340を本体部320に取り付けることができ、本体部320および先端部340からなる可動部材300が結合される。

C−4.先端部の揺動態様 :
図18に示すように、本体部320と先端部340とからなる可動部材300が結合された状態で、可動部材300が最上点に位置したときには、図14に示したように、天秤500の右腕540が第4のギア460の突起464によって押し下げられ、天秤500の左腕560が押し上げられる。図18(b)に示すように、天秤500の左腕560が押し上げられることによって、一対の突起562が最下点から最上点に移動すると、一対の突起562は、伝達板350を本体部320側に引き寄せる。すなわち、前述したように、天秤500の右腕540と天秤500の左腕560との間には、支点520が設けられているので、右腕540が押し下げられることによって、左腕560に設けられた一対の突起562が最下点から最上点に移動するときには、一対の突起562には本体部320側に引き寄せる力が発生する。このため、開閉部材344が閉状態保持部324に当接した状態となり、先端部340の揺動が停止して、開閉部材344が先端部340に対して閉じた状態で保持される。

図19は、可動部材300が最下点に位置したときの先端部340および本体部320の様子を示す説明図である。図19(a)は平面図であり、図19(b)は図19(a)に示す白抜きの矢印Aの方向から見た正面図である。図20は図19(a)に示す白抜きの矢印Bの方向のやや上方から見た斜視図である。可動部材300が最下点に位置したときには、図15に示したように、天秤500の右腕540が第4のギア460の突起464によって押し上げられ、天秤500の左腕560が押し下げられる。図19(b)に示すように、天秤500の左腕560が押し下げられることによって、一対の突起562が最上点から最下点に移動すると、一対の突起562は、伝達板350を先端部340側に押し出す。すなわち、前述したように、天秤500の右腕540と天秤500の左腕560との間には、支点520が設けられているので、右腕540が押し上げられることによって、左腕560に設けられた一対の突起562が最上点から最下点に移動するときには、一対の突起562には先端部340側に押し出す力が発生する。その結果、先端部340は、回転軸352を中心に反時計方向に回転する。換言すれば、先端部340が遊技者に向かって回転する。このとき、開閉部材344と閉状態保持部324との当接が解除されるので、弾性部材348の弾性力によって、開閉部材344が先端部340に対して開いた状態となる。

この状態から可動部材300が揺動して最下点から最上点に移動すると、天秤500の左腕560も最下点から最上点に移動するので、一対の突起562は、伝達板350を本体部320側に引き寄せる。このとき、弾性部材348の弾性力に抗しながら、先端部340が回転軸352を中心に回転し、やがて開閉部材344が閉状態保持部324に当接すると、図18に示したように、先端部340の揺動が停止して、開閉部材344が先端部340に対して閉じた状態に保持される。

図21は、中央装置26に組み込まれた可動部材300が最上点に位置しているときの様子を示した斜視図である。図21に示すように、可動部材300が最上点に位置しているときは、可動部材300が中央装置26の一部を構成し、中央装置26と一体となっている。この状態から可動部材300が最下点に向かって揺動すると、先端部340が遊技者に向かって回転し始めるとともに、開閉部材344が先端部340に対して開き始める。

図22は、中央装置26に組み込まれた可動部材300が最下点に位置しているときの様子を示した斜視図である。図22に示すように、可動部材300が最下点に位置すると、先端部340が本体部320に対して回転して遊技者の方を向くとともに、開閉部材344が先端部340に対して開いた状態となる。こうした先端部340の動きは遊技者にとって斬新に感じられるので、可動部材300の斬新な動作でインパクトのある演出を行うことが可能となる。しかも、開閉部材344が先端部340に対して閉じた状態から開いた状態に移行するので、遊技者を先端部340の動作に注目させることができる。更にこのとき、先端部340に内蔵されている装飾LED4iが点灯すれば、先端部340が目立つことになるので、遊技者を先端部340の動作により一層注目させることができる。

ここで、可動部材300が最下点まで達したときに、装飾LED4iを点灯させる方法としては、可動部材300が揺動し始めてから所定時間が経過したときに装飾LED4iを点灯させる方法や、可動部材300が最下点に配置されたことを検出するセンサ(例えば、位置検出センサ)を設けておき、そのセンサからの検出信号に基づいて、装飾LED4iを点灯させる方法などが考えられる。

以上、詳述したように、本体部320と先端部340とを備えた可動部材300が、液晶画面27gに沿って揺動可能に設けられている。そして、可動部材300を揺動させると、その動きが異なる方向の揺動に変換されて、先端部340に伝わるようになっている。通常、本体部320と先端部340とを備えた可動部材300を揺動させた場合、本体部320と先端部340とが同じ方向に揺動することが一般的である。これに対して、本発明の構成によれば、先端部340が本体部320とともに揺動することに加えて、先端部340自体も本体部320の揺動とは異なる方向に揺動する。このため、先端部340を含めた可動部材300の動きを斬新な動きとすることができるので、遊技機1の演出をインパクトのある演出とすることが可能となる。

しかも、先端部340を本体部320の揺動とは異なる方向に揺動させるに際しては、本体部320が揺動する動きを受けて、これを異なる方向の揺動に変換した後、先端部340に伝達しているに過ぎない。従って、先端部340を揺動させるための駆動源は不要となり、可動部材300全体の構成を簡素なものとすることができる。加えて、先端部340を含めた可動部材300全体の動きは比較的複雑であるにも拘わらず、本体部320を揺動させるだけで、可動部材300全体を揺動させることができるので、可動部材300の揺動を簡単に制御することが可能となる。

また、可動部材300の回転軸422と、先端部340の回転軸352とは、ほぼ直交するように設けられている。このため、可動部材300が液晶画面27gに沿って揺動すると、先端部340は液晶画面27gに対して略垂直方向に揺動する。こうした先端部340の動きが遊技者にとっては斬新に感じられるので、インパクトのある演出を行うことができる。

更に、液晶画面27gに対して略垂直な方向は、遊技者にとっては、自分に向かってくる方向でもある。このため、液晶画面27gに対して略垂直な方向に揺動すると、遊技者にとっては先端部340があたかも自分に向かってくるかのように感じられるので、より一層インパクトのある演出を行うことができる。

以上、本発明について各種の実施の形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各請求項に記載した範囲を逸脱しない限り、各請求項の記載文言に限定されず、当業者がそれらから容易に置き換えられる範囲にも及び、かつ、当業者が通常有する知識に基づく改良を適宜付加することができる。

可動部材300が最下点まで達すると、内蔵されている装飾LED4jを点灯させているので、この動作に合わせて信頼度の高い予告演出を行うことも可能となる。もちろん、可動部材300の動作と、内蔵されている装飾LED4jの点灯とを組み合わせて、予告演出の信頼度に軽重を付与することとしても良い。

本実施例の遊技機の正面図である。 遊技盤の盤面構成を示す説明図である。 本実施例の遊技機に搭載された図柄表示装置の構成を示す説明図である。 本実施例の遊技機に搭載された演出表示装置の画面構成を示す説明図である。 本実施例の遊技機における制御回路の構成を示したブロック図である。 普通図柄が変動表示している様子を概念的に示した説明図である。 特別図柄が変動表示している様子を概念的に示した説明図である。 演出表示装置で行われる演出の一態様を例示した説明図である。 中央装置に組み込まれた可動部材の様子を示す斜視図である。 可動部材を揺動する駆動機構の様子を示す斜視図である。 駆動機構を構成する複数のギアと天秤との位置関係を示す平面図である。 可動部材が最上点に向かって移動する様子を示す説明図である。 可動部材が最下点に向かって移動する様子を示す説明図である。 可動部材が最上点に位置するときに天秤の動く様子を示す説明図である。 可動部材が最下点に位置するときに天秤の動く様子を示す説明図である。 恐竜の頭部形状を象った先端部を示す平面図および正面図である。 本体部の一部を示す平面図および正面図である。 可動部材が最上点に位置したときの先端部および本体部の様子を示す説明図である。 可動部材が最下点に位置したときの先端部および本体部の様子を示す説明図である。 図19(a)に示す白抜きの矢印Bの方向のやや上方から見た斜視図である。 可動部材が最上点に位置しているときの様子を示した斜視図である。 可動部材が最下点に位置しているときの様子を示した斜視図である。

符号の説明

1…遊技機、 27g…液晶画面(演出表示画面)、
300…可動部材、 320…本体部、 340…先端部、
350…伝達板(移動方向変換機構)、
352…回転軸(第2の回転軸、移動方向変換機構)、
380…モータ(移動手段)、
410〜440…ギア(移動手段)、
422…回転軸(第1の回転軸、移動方向変換機構)、
500…天秤(移動方向変換機構)。

Claims (3)

  1. 種々の演出用図柄を表示可能な演出表示画面を備え、遊技の状況に応じて所定の演出を行う遊技機において、
    前記演出表示画面の前面で移動可能に設けられた本体部と、該本体部に対して移動可能に設けられた先端部とを有する可動部材と、
    前記可動部材を前記演出表示画面に沿って移動させる移動手段と、
    前記移動手段によって移動される前記可動部材の移動を異なる方向の移動に変換して、前記先端部に伝達する移動方向変換機構と
    を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 請求項1に記載の遊技機において、
    前記本体部は、第1の回転軸を中心に移動可能に設けられており、
    前記先端部と前記本体部とは、前記第1の回転軸に対して軸方向が異なる第2の回転軸によって結合されており、
    前記移動方向変換機構は、前記先端部を、前記本体部の移動によって前記第2の回転軸を中心に移動させることで、前記可動部材の移動方向を変換して該先端部に伝達することを特徴とする遊技機。
  3. 請求項1または請求項2に記載の遊技機において、
    前記移動方向変換機構は、前記可動部材の移動を、前記演出表示画面に対して略垂直方向の移動に変換することを特徴とする遊技機。
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