JP3905720B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機、アレンジボール機、雀球遊技機等の弾球遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機等の弾球遊技機では、遊技盤の遊技領域に普通入賞手段、大入賞手段等の入賞手段の他に、複数個、例えば3つの図柄表示部を有する図柄表示手段と図柄始動手段とを設け、図柄始動手段が遊技球を検出することを条件に図柄表示手段の複数個の図柄を所定時間変動させて、その変動後の停止図柄が予め定められた特定図柄(大当たり図柄)となったときに、大入賞手段を所定回数繰り返し開放する等、遊技者に有利な特定状態を発生させるようにしたものが一般的である。
【0003】
この種の弾球遊技機の多くは、図柄表示手段を液晶式の表示手段により構成し、この液晶表示手段に図柄以外の例えばキャラクター等を適宜アニメーション表示させたり、或いは図柄変動に関連する補助的な表示を行うことで、遊技の演出効果を高めるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の弾球遊技機では、上記のような演出表示を液晶画面で行うため、複雑且つ多様な表示を容易に行うことができるという利点がある反面、図柄表示とその演出表示とが液晶画面に集中してしまい、遊技者にとっては見た目の変化に乏しく遊技者の興趣を十分に増大できない問題があった。
【0005】
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、液晶以外の別の表示手段を併用することにより、演出に変化を持たせて遊技者の興趣を増大できる弾球遊技機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、図柄始動手段14と、該図柄始動手段14が遊技球を検出することを条件に図柄を変動表示可能な液晶式の図柄表示手段22と、該図柄表示手段22の変動後の停止図柄が特定態様となることに基づいて遊技者に有利な利益状態を発生させる利益状態発生手段131とを備えた弾球遊技機において、前記図柄表示手段22の近傍に設けられ且つ複数種類の図柄が描かれた回転体34と、該回転体34を駆動する駆動手段35と、遊技状態に応じて前記駆動手段35を制御する駆動制御手段117と、前記回転体34、前記駆動手段35、前記図柄表示手段22及びそれらを遊技盤5の裏側に支持するベース体39とを備えた裏ユニット32と、前記遊技盤5の装着孔5aに前側から挿入され且つ着脱自在に固定される前カバー31とを備え、前記回転体34は前記図柄表示手段22の上側近傍に配置され、前記前カバー31側で且つ前記回転体34と前記図柄表示手段22との間に対応する位置に、前記装着孔5aの内面側に圧接する圧接部81を有する固定部材67を設けたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図14は本発明をパチンコ機として具現化した第1の実施形態を例示している。図1において、1は矩形状の外枠で、その前側には前枠2が開閉自在に枢着されている。前枠2にはガラス扉3及び前面板4が開閉自在に装着され、これらに対応して前枠2の裏側に遊技盤5が着脱自在に装着されている。
【0008】
前面板4には上皿6が装着され、この上皿6に球抜きレバー7が設けられている。前枠2の下部には下皿8と発射手段9の発射ハンドル10とが設けられている。発射手段9は発射ハンドル10を操作した時に、上皿6から1個ずつ供給される遊技球を打撃槌で打撃して、その遊技球を遊技盤5側に発射させるようになっている。
【0009】
遊技盤5は、図2に示すようにベニヤ板等を略正方形状に切断したものであって、発射手段9により発射された遊技球を案内するガイドレール11が略環状に装着され、そのガイドレール11の内側の遊技領域12に表示手段13、第2図柄始動手段14、大入賞手段15、第1図柄始動手段16、普通入賞手段17等の各遊技部品が配置され、また大入賞手段15の下方にアウト口18が設けられている。表示手段13は、第1図柄表示手段21と第2図柄表示手段22とを兼用する液晶表示手段23と、回転ドラム式の第3図柄表示手段24とを備えている。
【0010】
第1図柄表示手段21は、1個又は複数個、例えば1個の第1図柄を変動表示可能であり、第1図柄始動手段16が遊技球を検出することを条件に、その第1図柄が乱数制御等により所定時間変動して停止するようになっている。第1図柄は、上下方向又は左右方向のスクロール等によって変動し、変動後に所定態様又は非所定態様で停止する。なお、第1図柄には、数字図柄、アルファベット図柄、キャラクター図柄、その他の適宜遊技図柄を使用可能であり、この実施形態では、0〜9までの数字図柄が用いられている。
【0011】
第2図柄始動手段14は、開閉自在な左右一対の開閉爪26を備えた可変作動式の電動式チューリップ等により構成され、第1図柄表示手段21の変動後の第1図柄が所定態様となった場合に一対の開閉爪26が所定時間開状態に作動するようになっている。
【0012】
第2図柄表示手段22は、1個又は複数個、例えば左右方向に3個の第2図柄を変動表示可能であり、第2図柄始動手段14が遊技球を検出することを条件に乱数制御により所定時間変動して、例えば左、右、中等の所定の順序で各第2図柄が停止するようになっている。なお、第2図柄には、数字図柄、アルファベット図柄、キャラクター図柄、その他の適宜遊技図柄を使用可能であり、この実施形態では、0〜9までの数字図柄が用いられている。
【0013】
第2図柄は、変動時には上下方向又は左右方向にスクロールする等、後述する所定の変動パターンで変動して、その変動後に各第2図柄が同種図柄となる特定態様、又は第2図柄の少なくとも1つが異なる図柄となる非特定態様で停止する。
【0014】
大入賞手段15は、下部側の横軸心廻りに開閉する開閉板27を備えた可変作動式であって、第2図柄表示手段22の変動後の第2図柄が特定態様となることに基づいて第1利益状態が発生したときに、開閉板27が前側に所定時間開放して、その上に落下した遊技球を内部へと入賞させるようになっている。また大入賞手段15は、その内部側が2又は3個等の複数個の通路に分割され、その一部の通路が特定領域28となっている。そして、遊技球が特定領域28を通過することを条件に、第1利益状態を継続させるようになっている。
【0015】
なお、大入賞手段15は、開放から所定時間(例えば30秒間)が経過するか、所定時間内に所定数(例えば10個)の遊技球が入賞することを条件に開閉板27を閉じ、遊技球が特定領域28を通過することを条件に、最大所定回数(例えば16回)まで開閉動作を繰り返すようになっている。
【0016】
第3図柄表示手段24は、縦軸廻りに回転する回転ドラム式であり、複数の第3図柄が描かれた回転ドラム34を回転駆動して第3図柄を変動表示するようになっている。第3図柄は、図10に示すように、「確変!」「確変終了」「大当たり!!!」「はずれ」「リーチ!」「スーパーリーチ!!」「挑戦」等、第2図柄の変動等に関連する種々の図柄で構成されている。
【0017】
表示手段13は、図3〜図8に示すように、遊技盤5の装着孔5aに前側から挿入され且つ着脱自在に固定される前カバー31と、装着孔5aの後側に装着され且つ遊技盤5の裏側に着脱自在に固定される裏ユニット32とを備えている。
【0018】
裏ユニット32は、液晶表示ユニット33と、縦軸廻りに回転可能な回転ドラム(回転体)34と、この回転ドラム34を回転駆動可能に支持する駆動モータ(駆動手段)35と、回転ドラム34の位置検出を行う位置検出手段36と、回転ドラム34を内側から照明するドラム内発光手段37と、遊技状態に関連して発光するドラム外発光手段38と、これら液晶表示ユニット33、駆動モータ35、位置検出手段36、ドラム内発光手段37、及びドラム外発光手段38を支持するベース体39とを備えている。
【0019】
液晶表示ユニット33は、液晶表示手段23を構成するもので、前側に表示画面33aを備え、ベース体39の裏面側に着脱自在に装着されている。
【0020】
回転ドラム34は、第3図柄表示手段24を構成するもので、駆動モータ35の駆動軸40に固定されるハブ部41と、縦方向の円筒部42と、ハブ部41の下端部と円筒部42の上縁部とを半径方向に接続するホーク部43とを一体に備えている。ホーク部43の上面側には、位置検出用の突起部44が設けられている。
【0021】
回転ドラム34の円筒部42は、透光性を有する合成樹脂材料等によりその全体が構成されており、その外周面に、例えば透光性のある不透明なシート材に上述した複数種類の第3図柄を印刷等で表示した図柄表示シート46が貼着されている。
【0022】
駆動モータ35は、その駆動軸40を鉛直上向きとした状態で回転ドラム34内に配置され、ベース体39側のモータ取り付け基部47に着脱自在に固定されている。
【0023】
位置検出手段36は、回転ドラム34の位置検出を行うためのもので、回転ドラム34側の突起部44を検出可能なセンサ48を下向きに備えた基板により構成され、回転ドラム34の上側でベース体39の上部に着脱自在に装着されている。この位置検出手段36からの位置検出信号は、後述する駆動制御手段117による駆動モータ35の駆動制御に用いられる。
【0024】
ドラム内発光手段37は、回転ドラム34を内側から照明するためのもので、複数のLED49を備えた基板により構成され、回転ドラム34の内部で且つ駆動モータ35の前側に配置され、ベース体39側に設けられた支持金具50により支持されている。
【0025】
ドラム外発光手段38は、例えば遊技状態に関連して発光による演出を行うためのもので、複数のLED51を備えた基板により構成され、回転ドラム34の左右でベース体39に着脱自在に装着されている。
【0026】
ベース体39は、中央部と上部とにそれぞれ液晶表示ユニット33の表示画面33aと回転ドラム34とに対応する開口部39a,39bが形成された矩形板状の枠板部52と、この枠板部52の両側縁部及び下縁部から略前側に延設された囲い板部53と、回転ドラム34の後面側を覆うように開口部39bの両側縁部から後側に断面円弧状に張り出して設けられたドラム後ろカバー54と、開口部39bの下縁部両側から前側に突設された左右一対のモータ支持板部55と、囲い板部53の前側に複数設けられた取り付け基部56とを例えば一体に備えている。
【0027】
枠板部52の裏面側には、液晶取り付け基部57が後向きに突設されており、液晶表示ユニット33は、その前側の表示画面33aを開口部39aの裏側に当接させた状態で、この液晶取り付け基部57に着脱自在に固定されている。また、モータ支持板部55の上面側には、それぞれモータ取り付け基部47が上向きに設けられており、このモータ取り付け基部47により駆動モータ35が左右両側から支持されている。
【0028】
このように、駆動モータ35は開口部39aよりも前側に偏位して設けられ、その駆動軸40に直結された回転ドラム34の前表面は液晶表示ユニット33の表示画面33aよりも前側に突出している。
【0029】
裏ユニット32は、ベース体39に液晶表示ユニット33、回転ドラム34、駆動モータ35、位置検出手段36、ドラム内発光手段37、ドラム外発光手段38等をそれぞれ装着した状態で、遊技盤5の装着孔5aの後側にベース体39の取り付け基部56を介してネジ止めされる。このとき、回転ドラム34の前表面は装着孔5aを介して遊技盤5の前面側よりも更に前側に突出している。
【0030】
前カバー31は、回転ドラム34側のドラム窓部61と液晶表示ユニット33側の液晶窓部62とを上下に備える支持枠体63と、液晶窓部62に対応して後側に装着される窓枠部64と、ドラム窓部61の前側に装着されるドラムカバー65と、このドラムカバー65の周囲を囲むように前側から装着される廂部66と、前カバー31を遊技盤5側の装着孔5aに固定するための上部固定部材67及び下部固定部材68とを備えている。
【0031】
支持枠体63は、装着孔5aに嵌合する大きさであって、液晶窓部62の下側には、前下がりの斜面状に形成された案内ステージ71が、液晶窓部62の下壁部72を上側から覆うように設けられている。また、支持枠体63の前側には、遊技盤5の前面側に当接する前板部73が、外側に張り出して一体に設けられており、この前板部73の裏面側に位置決め突起74が複数設けられている。
【0032】
支持枠体63には、ドラム窓部61の下壁部75と液晶窓部62の上壁部76との間の後側に設けられた保持部77内に上部固定部材67が、液晶窓部62の下壁部72と案内ステージ71との間の後側に設けられた保持部78内に下部固定部材68が、それぞれ装着されている。
【0033】
上部固定部材67及び下部固定部材68は、図6及び図7に示すように、装着孔5aの内面側に圧接する左右両端側の圧接部81,82と、左右中央側の連結部83,84と、この連結部83,84と各圧接部81,82との間に介在され且つ各圧接部81,82を装着孔5aの内面に向かって外方に付勢するバネ部85,86とを一体に備えている。
【0034】
上部固定部材67は、図6に示すように、左右方向に長く形成された全体として略帯状に形成されている。各圧接部81の外端には、後側に圧入用の案内傾斜面81aが、前側に圧接固定用の圧接傾斜面81bが夫々形成されており、この圧接部81はその各傾斜面81a,81bが支持枠体63に対して左右方向(内外方向)に出退すべく保持部77に摺動自在に挿入されている。バネ部85は各圧接部81と連結部83とを連結するように前後方向に往復する波型状等に屈曲形成されている。
【0035】
下部固定部材68は、図7に示すように、連結部84を保持部78内に挿入した状態で保持されており、各圧接部82の外端には、後側に圧入用の案内傾斜面82aが、前側に圧接固定用の圧接傾斜面82bが夫々形成されている。
【0036】
窓枠部64は、液晶表示ユニット33の表示画面33aに対応する窓孔91を備え、支持枠体63の裏側に装着されており、前カバー31と裏ユニット32とを遊技盤5に装着したときに窓孔91の後端側が液晶表示ユニット33の前面側に当接若しくは近接するようになっている。
【0037】
ドラムカバー65は、裏ユニット32側の回転ドラム34の前側を覆って保護するためのもので、回転ドラム34の遊技盤5よりも前側への突出部分に対応して前側に張り出す張り出し部92と、この張り出し部92の周囲を取り囲み且つ遊技盤5に平行な支持板部93とを備え、支持枠体63に対して前側から着脱自在に装着されている。
【0038】
ドラムカバー65は、例えば透明な合成樹脂により一体形成されており、張り出し部92の円筒面94の左右方向中央に設けられた例えば矩形状の鮮明透視部95の周辺部分には例えばシール96aの貼着等によるぼかし加工が施され、後方を透視し難い不鮮明透視部96を形成している。鮮明透視部95は、ドラム窓部61内に現れた第3図柄のうちの中央1コマ分に対応する大きさに形成されており、例えば凸レンズ状に形成されてその中央1コマ分が拡大表示されるようになっている。
【0039】
廂部66は、支持枠体63の上部から液晶窓部62の左右上側の部分を前側から覆うように、ドラムカバー65の前側から装着され、その略中央部分にはドラムカバー65に対応する開口部97が形成されている。廂部66は、前板部73の前方に突出しており、その突出量はドラムカバー65側の張り出し部92の張り出し量と略等しくなっている。
【0040】
また、廂部66には、開口部97の左右に、ドラム外発光手段38のLED51に対応する複数の発光窓98がそれぞれ設けられている。発光窓98の裏側には、後方に突出する筒状の導光部98aが例えば一体に設けられている。更に、廂部66の後方には、ドラム外発光手段38側の各LED51と廂部66側の発光窓98との間を接続する導光筒99を備えた導光手段100が配置され、窓枠部64に一体の取り付け部101に着脱自在に装着されている。ドラム外発光手段38のLED51が発光すると、その光が導光筒99及び導光部98aによって発光窓98まで導かれ、前側からは発光窓98が光って見えるようになっている。
【0041】
前カバー31を遊技盤5に装着する場合には、遊技盤5の前側から、支持枠部63を装着孔5a内に挿入する。このとき、上部固定部材67及び下部固定部材68の圧接部81,82は、その案内傾斜面81a,82aに案内されて装着孔5aの内面側に圧接し、そのまま装着孔5aの内面側に沿って後方に摺動する。
【0042】
そして、位置決め突起74を遊技盤5の前面側に設けられた位置決め凹部に嵌合させつつ前板部73を遊技盤5の前面側に当接させる。このとき、圧接部81,82の案内傾斜面81a,82aと圧接傾斜面81b,82bとの境界部分が装着孔5aの内面側から後方に外れ、圧接部81,82がバネ部85,86のバネ力によって外方に突出し、その圧接傾斜面81b,82bが装着孔5aの後縁部に圧接する(図6,図7参照)。
【0043】
この圧接状態では、上部固定部材67及び下部固定部材68のバネ部85,86のバネ力が圧接部81,82に作用しているため、圧接傾斜面81b,82bにより前カバー32を遊技盤5側、即ち後向きに付勢する分力が働き、その前板部73が遊技盤5の前面に圧接される。これにより、前カバー部32は遊技盤5にガタツキなく容易且つ確実に固定される。前カバー部32を取り外す際には、上部固定部材67及び下部固定部材68の圧接部81,82を内側に押圧しつつ前カバー32を前向きに押し出せばよい。
【0044】
なお、裏ユニット32は、前カバー31を上述のように遊技盤5の前側に位置決め装着した後で、前カバー31側の位置決め突起31aに裏ユニット32側の位置決め受け部32aを嵌合させた状態で遊技盤5の裏面側にネジ止めすればよい。
【0045】
図9は制御系のブロック図である。図9において、111は主制御基板であり、この主制御基板111は、遊技領域12側に装着された表示手段13、その他の複数個の遊技部品を裏側から一括して覆う裏カバーの裏側等、遊技機本体の裏側の適宜箇所に着脱自在に装着された基板ケースに収納されている。112は図柄制御基板で、この図柄制御基板112についても、表示手段13の裏側等、遊技機本体の裏側の適宜箇所に着脱自在に装着された基板ケースに収納されている。
【0046】
主制御基板111は、主に遊技盤5側の遊技動作に関する制御を行うためのもので、第1図柄表示手段21及びこれに関連する処理を行う第1制御系113と、第2図柄表示手段22及びこれに関連する処理を行う第2制御系114とが設けられ、その各制御系113,114はCPU、ROM、RAM等により構成されている。図柄制御基板112には、第1図柄制御手段115、第2図柄制御手段116、駆動制御手段117が設けられている。
【0047】
第1制御系113は、第1乱数抽選手段121、第1判定手段122、開閉制御手段123、第1制御コマンド送信手段124等を備えている。第1乱数抽選手段121は、変動後の第1図柄が所定態様となる確率が例えば1/10のときに0〜9までの10個の乱数値を発生する等、その確率に応じて所定数の乱数値を発生し、第1図柄始動手段16が遊技球を検出することを条件に、その何れかの乱数値を抽選するようになっている。
【0048】
第1判定手段122は、第1乱数抽選手段121での抽選乱数値に基づいて変動後の第1図柄を所定態様、例えば「7」とするか否か、即ち第2図柄始動手段14を開状態にするか否かを判定するためのもので、第1乱数抽選手段121で抽選された抽選乱数値が所定態様判定値か否かを判定し、その抽選乱数値が所定態様判定値のときに所定態様の判定出力を出すようになっている。
【0049】
開閉制御手段123は、第1判定手段122の判定結果が所定態様判定のときに、第1図柄表示手段21の変動後の第1図柄が所定態様となることに基づいて第2図柄始動手段14の開閉爪26を所定時間(例えば0.3秒間)開放させるようになっている。第1制御コマンド送信手段124は、第1図柄始動手段16が遊技球を検出したときに、第1判定手段122の判定結果に基づいて第1図柄の停止図柄コマンド等を一方向通信により図柄制御基板112側へと送信して、第1図柄の変動及び停止を指令するようになっている。
【0050】
第2制御系114は、第2乱数抽選手段125、第2判定手段126、第2変動パターン記憶手段127、第2変動パターン選択手段128、特定態様選択手段129、非特定態様選択手段130、第1利益状態発生手段131、第2利益状態発生手段132、第2利益状態終了手段133、第2制御コマンド送信手段134、第3乱数抽選手段141、第3判定手段142等を備えている。
【0051】
第2乱数抽選手段125は、変動後の第2図柄が特定態様となる確率が例えば1/360のときに0〜359までの360個の乱数値を発生する等、その確率に応じて所定数の乱数値を発生し、第2図柄始動手段14が遊技球を検出することを条件に、その何れかの乱数値を抽選するようになっている。
【0052】
第2判定手段126は、第2乱数抽選手段125での抽選乱数値に基づいて変動後の第2図柄が特定態様となるか否か、即ち第1利益状態を発生させるか否かを判定するためのもので、第2乱数抽選手段125で抽選された抽選乱数値が特定態様判定値か否かを判定し、その抽選乱数値が特定態様判定値のときに特定態様の判定出力を出すようになっている。
【0053】
第1利益状態発生手段131は、第2判定手段126の判定結果が特定態様判定のときに、第2図柄表示手段22の変動後の第2図柄が「7・7・7」等の特定態様となることに基づいて、遊技者に有利となる第1利益状態を発生させるためのものである。
【0054】
この第1利益状態発生手段131は、第2図柄表示手段22の変動後の第2図柄が特定態様となった後に大入賞手段15の開閉板27を開放し、また開閉板27の開放から所定時間が経過するか、所定時間の経過までに大入賞手段15に所定数の遊技球が入賞したときに開閉板27を閉じ、更に入賞した遊技球が特定領域28を通過することを条件に、最大所定回数(例えば16回)まで開閉動作(第1利益状態)を継続させるようになっている。
【0055】
特定態様選択手段129は、第2判定手段126の判定結果が特定態様判定のときに、複数種類の特定態様の中から1つを乱数抽選により選択して、変動後の第2図柄が特定態様となる図柄の種類を設定するためのものである。非特定態様選択手段130は、第2判定手段126の判定結果が特定態様判定以外のときに、複数種類の非特定態様の中から1つを乱数抽選により選択して、変動後の第2図柄が非特定態様となる図柄の種類を設定するためのものである。なお、非特定態様のときには、3個の第2図柄の内、少なくとも1個が異なる図柄となる。
【0056】
第2変動パターン記憶手段127は、第2図柄の変動パターン(以下、第2図柄変動パターンという)を記憶するためのもので、予め複数の第2図柄変動パターンが記憶されている。第2図柄変動パターンには、図11にその一例を示すように、リーチなし変動パターンA、ノーマルリーチ変動パターンB、第1スーパーリーチ変動パターンC、第2スーパーリーチ変動パターンD、全回転変動パターンE等の多種類の変動パターンA〜Eがあり、例えばリーチなし変動パターンAの信頼度は0%、ノーマルリーチ変動パターンBの信頼度は3%、第1スーパーリーチ変動パターンCの信頼度は15%、第2スーパーリーチ変動パターンDの信頼度は33%、全回転変動パターンEの信頼度は100%等となっている。なお、リーチ変動パターンB〜Dの場合には、変動中に2個の第2図柄が同種図柄を表示するリーチを経て最終的に特定態様と非特定態様との何れかで停止する。また通常、信頼度の低い変動パターンほど、その変動パターンを選択する確率が大になっている。
【0057】
第2変動パターン選択手段128は、第2図柄始動手段14の遊技球の検出に基づいて、第2変動パターン記憶手段127に記憶された多種類の第2図柄変動パターンA〜Eの中から1つを第2判定手段126の判定結果に応じて乱数抽選により択一的に選択するためのもので、第2判定手段126の判定結果が特定態様判定のときに、変動後の第2図柄が特定態様となる可能性のある複数種類のリーチ変動パターンB〜Dと全回転変動パターンEとの何れかを、非特定態様判定のときに、リーチ変動の有無に応じて変動後の第2図柄が非特定態様となる可能性のあるリーチ変動パターンB〜D、リーチなし変動パターンAの何れかを夫々乱数抽選等により選択するようになっている。
【0058】
なお通常、特定態様となる信頼度の低い変動パターンほど、第2変動パターン選択手段128がその変動パターンを選択する可能性が大となるように、各第2図柄変動パターンA〜Eの信頼度に応じて選択率が大に設定されている。
【0059】
第2利益状態発生手段132は、第1利益状態の終了後(又は発生後)に、遊技者に有利となる第2利益状態(特別利益状態)を発生させるためのもので、確率変化手段135により構成されている。確率変化手段135は、第3判定手段142の判定結果が第2利益状態の発生判定となることを条件に、第1利益状態の終了後に、第2図柄が特定態様となる確率を通常確率状態(例えば1/360の低確率)から高確率状態(例えば1/50程度)へと変化させる。なお、確率変化手段135は、高確率状態のときに第2判定手段126の特定態様判定値の数を増やして、その特定態様の発生確率を高くするようになっている。
【0060】
第2利益状態終了手段133は、所定条件が満たされた場合に第2利益状態を終了させるためのもので、確率復帰手段136により構成されている。確率復帰手段136は、第3判定手段142の判定結果が第2利益状態の非発生判定となるか、或いはそれまでに第2図柄が予め定められた所定回数変動した場合に、特定態様の発生確率を高確率から通常確率(低確率)へと復帰させて第2利益状態を終了させるようになっている。
【0061】
第3乱数抽選手段141は、第2図柄が特定態様となった上での第2利益状態の発生確率に応じて所定数の乱数値を発生し、第2判定手段126の判定結果が特定態様判定となることを条件に、その何れかの乱数値を抽選するようになっている。
【0062】
第3判定手段142は、第3乱数抽選手段141での抽選乱数値に基づいて第2利益状態を発生させるか否かを判定するためのもので、第3乱数抽選手段141で抽選された抽選乱数値が第2利益状態の発生判定値か否かを判定し、その抽選乱数値が第2利益状態の発生判定値のときに第2利益状態発生の判定出力を出すようになっている。
【0063】
第2制御コマンド送信手段134は、所定の制御コマンドを一方向通信により図柄制御基板112側へと送信して制御指令を与えるためのもので、第2図柄始動手段14が遊技球を検出したときに、第2判定手段126の判定結果、第2変動パターン選択手段128で選択された第2図柄変動パターンA〜E、特定態様選択手段129又は非特定態様選択手段130で選択された停止図柄、第2利益状態発生手段132による第2利益状態の発生信号、第2利益状態終了手段133による第2利益状態の終了信号等に基づいて、第2図柄の変動パターンコマンド、停止図柄コマンド、停止コマンド、第2利益状態発生コマンド、第2利益状態終了コマンド等を送信する機能を備えている。
【0064】
第1図柄制御手段115は、第1図柄始動手段16が遊技球を検出することを条件に、第1制御コマンド送信手段124からのコマンドに基づいて第1図柄表示手段21の第1図柄を所定時間変動させて、第1判定手段122の判定結果が所定態様判定のときに所定態様で、それ以外のときに非所定態様で第1図柄を停止させるようになっている。
【0065】
第2図柄制御手段116は、第2図柄始動手段14が遊技球を検出することを条件に、第2制御コマンド送信手段134からのコマンドに基づいて第2図柄表示手段22の第2図柄を所定の第2図柄変動パターンA〜E等で所定時間変動させて、第2判定手段126の判定結果が特定態様判定のときに特定態様で、それ以外のときに非特定態様で第2図柄を停止させるようになっている。
【0066】
駆動制御手段117は、遊技状態に応じて駆動モータ35を制御するためのもので、第3変動パターン記憶手段(回転体変動パターン記憶手段)118、及び第3変動パターン選択手段(回転体変動パターン選択手段)119を備えている。
【0067】
第3変動パターン記憶手段118は、第3図柄の変動パターン(以下、第3図柄変動パターンという)を記憶するためのもので、予め複数の第3図柄変動パターンが記憶されている。第3変動パターン記憶手段118には、例えば高速変動、低速変動、可変速変動、コマ送り変動等の種々の変動パターンが記憶される。
【0068】
第3変動パターン選択手段119は、第2判定手段126の判定結果と第2変動パターン選択手段128の選択結果とに基づいて、第3変動パターン記憶手段118に記憶された複数種類の第3図柄変動パターンの中から1つを択一的に選択するようになっている。また、各第3図柄変動パターンの選択確率はそれぞれ異なっており、大当たりの場合には所定の変動パターン、例えば高速変動パターンがその他の変動パターンよりも高い確率で選択されるように設定されている。
【0069】
駆動制御手段117は、第3変動パターン選択手段119で選択された第3図柄変動パターンに従って、第2図柄制御手段116による第2図柄表示手段22の制御と連動して駆動モータ35を制御し、例えば、第2図柄の変動開始と同時に第3図柄を変動させると共に、第2利益状態の発生/終了や第2判定手段126の判定結果等に基づいて所定の図柄で第3図柄を停止させるようになっている。
【0070】
次に上記パチンコ機における動作について説明する。ゲームに際して発射手段9により遊技球を発射すると、その遊技球はガイドレール11を経て遊技領域12に入った後、その遊技領域12内を落下する間に普通入賞手段17等に入賞するか、第1図柄始動手段16を通過しながら下方へと落下する。遊技球が第1図柄始動手段16を通過すると、第1乱数抽選手段121が発生乱数値を抽選して、第1判定手段122がその抽選乱数値から所定態様か否かを判定する。
【0071】
そして、第1判定手段122の判定結果が所定態様判定のときには、第1図柄表示手段21の第1図柄が所定時間変動した後に所定態様で停止し、開閉制御手段123の制御により、第2図柄始動手段14の開閉爪26が所定時間(例えば0.3秒間)開放し、この第2図柄始動手段14に遊技球が入賞し易くなる。なお、第1判定手段122の判定結果が所定態様判定以外であれば、変動後の第1図柄が非所定態様で停止する。
【0072】
第2図柄始動手段14の開閉爪26が開放して遊技球が入賞し、この第2図柄始動手段14が遊技球を検出すると、第2乱数抽選手段125が発生乱数値を抽選し、第2判定手段126がその抽選乱数値から特定態様か否かを判定し、その判定結果に応じて第2変動パターン選択手段128が第2図柄変動パターンA〜E等の中から1つを選択すると共に、特定態様選択手段129又は非特定態様選択手段130が第2図柄の変動後の停止図柄の種類を選択する。
【0073】
また、第2判定手段126の判定結果が得られると、その判定結果が特定態様判定であった場合には第3乱数抽選手段141が発生乱数値を抽選し、第3判定手段142がその抽選乱数値から第2利益状態発生か否かを判定する。第3判定手段142の判定結果が第2利益状態の発生判定となった場合には、第2利益状態発生手段132が第2利益状態発生信号を出力する。
【0074】
なお、第2利益状態の発生後、第3判定手段142の判定結果が第2利益状態の非発生判定となるか、或いはそれまでに第2図柄が予め定められた所定回数変動した場合には、第2利益状態終了手段133は第2利益状態の終了信号を出力する。
【0075】
第2判定手段126や第3判定手段142の判定結果等が得られると、第2制御コマンド送信手段134が第2図柄の変動パターンコマンド、停止図柄コマンド、停止コマンド、第2利益状態発生コマンド、第2利益状態終了コマンド等を一方向通信により図柄制御基板112側へと送信する。
【0076】
第2図柄制御手段116では、第2制御コマンド送信手段134からの各コマンドを解析して、そのコマンドに基づいて第2図柄表示手段22の第2図柄を所定の第2図柄変動パターンA〜E等で所定時間変動させ、第2判定手段126の判定結果が特定態様判定のときに特定態様で、それ以外のときに非特定態様で第2図柄を停止させるように制御する。
【0077】
またこれと並行して、第3変動パターン選択手段119が、第2制御コマンド送信手段134からの各コマンドを解析し、第2判定手段126の判定結果と第2変動パターン選択手段128の選択結果とに基づいて、第3変動パターン記憶手段118に記憶された複数種類の第3図柄変動パターンの中から1つを択一的に選択する。このとき、各第3図柄変動パターンの選択確率はそれぞれ個別に設定されており、第2判定手段126の判定結果が特定態様判定(大当たり判定)の場合には、高速変動パターンがその他の変動パターンよりも高い確率で選択される。
【0078】
そして、駆動制御手段117は、第3変動パターン選択手段119で選択された第3図柄変動パターンに従って例えば第2図柄の変動開始と同時に第3図柄を変動させると共に、第2利益状態の発生/終了や第2判定手段126の判定結果等に基づいて所定の図柄で第3図柄を停止させる。
【0079】
図12は、第2判定手段126の判定結果が非特定態様判定となり、第2変動パターン選択手段128においてノーマルリーチ変動パターンBが選択され、第3変動パターン選択手段119において低速変動パターンが選択された場合の第3図柄の変動履歴の一例を、第2図柄の変動と対応させて示したものである。この例では、第3図柄を、第2図柄の変動開始と同時に低速で変動させ、第2図柄が全て変動している間の一時点では「挑戦」、第2図柄がリーチ状態となった時点では「リーチ!」、第2図柄が非特定態様で停止してはずれが確定した時点では「はずれ」という図柄で一旦停止させている。
【0080】
図13は、第2判定手段126の判定結果が特定態様判定となり、第2変動パターン選択手段128において第1スーパーリーチ変動パターンCが選択され、第3変動パターン選択手段119において高速変動パターンが選択され、更に第2利益状態を発生させる場合の第3図柄の変動履歴の一例を、第2図柄の変動と対応させて示したものである。この例では、第3図柄を、第2図柄の変動開始と同時に高速で変動させ、第2図柄が全て変動している間の一時点では「挑戦」、第2図柄がリーチ状態となった時点では「スーパーリーチ!!」、第2図柄が特定態様で停止して大当たりが確定した時点では「大当たり!!!」、更にそれに続いて「確変!」という図柄で一旦停止させている。
【0081】
このとき、第3図柄の変動パターンが、大当たりの発生確率の高い高速変動パターンとなっているため、遊技者は大当たりに対する大きな期待感を持って図柄変動を見守ることになり、遊技に対する興趣を増大させることができる。
【0082】
図14は、第2判定手段126の判定結果が非特定態様判定となり、第2変動パターン選択手段128において第2スーパーリーチ変動パターンDが選択され、第3変動パターン選択手段119においてコマ送り変動パターンが選択され、更に第2利益状態を終了させる場合の第3図柄の変動履歴の一例を、第2図柄の変動と対応させて示したものである。この例では、第3図柄を、第2図柄の変動開始と同時にコマ送りで変動させ、第2図柄が全て変動している間の一時点では「挑戦」、第2図柄がリーチ状態となった時点では「スーパーリーチ!!」、第2図柄が非特定態様で停止してはずれが確定した時点では「はずれ」、更にそれに続いて「確変終了」という図柄で一旦停止させている。
【0083】
変動後の第2図柄が特定態様となると、その後に第1利益状態発生手段131が作動して第1利益状態が発生し、大入賞手段15の開閉板27が前側に開放する。大入賞手段15は、開放から所定時間(例えば30秒間)が経過するか、所定時間内に所定数(例えば10個)の遊技球が入賞すれば、その時点で開閉板27が閉じる。そして、入賞した遊技球が特定領域28を通過すれば、再度開閉板27が開放し、最大所定回数(例えば16回)まで開閉動作を繰り返す。
【0084】
このため、第1利益状態が発生すれば、大入賞手段15に多数の遊技球が入賞する可能性があり、遊技者はその入賞球数に応じて賞球の払い出しを受けることができ、多大な利益を享受することができる。
【0085】
図13の例のように第3図柄が「確変!」を表示して停止した場合には、第1利益状態の終了後、第2利益状態発生手段132の確率変化手段135が作動して、特定態様の発生確率を通常確率から高確率へと変化させる。その後は、第2判定手段126が高確率状態で特定態様とするか否かを判定するため、変動後の第2図柄が再度、特定態様となる可能性が非常に高くなり、遊技者は有利な状態でゲームを行える。
【0086】
また、図14の例のように第3図柄が「確変終了」を表示して停止した場合には、第1利益状態の終了後、第2利益状態終了手段133の確率復帰手段136が作動して、特定態様の発生確率を高確率から通常確率へと復帰させる。
【0087】
以上説明したように、本実施形態のパチンコ機は、液晶式の第2図柄表示手段22の近傍に、複数種類の第3図柄が描かれた回転ドラム34とこの回転ドラム34を駆動する駆動モータ35とを有する第3図柄表示手段24を備え、駆動制御手段117によって遊技状態に応じて駆動モータ35を制御するようにしているため、従来の液晶式の第2図柄表示手段22のみを備えた場合に比べて遊技に変化を持たせることができ、遊技に対する興趣を増大できる。
【0088】
第1利益状態を発生させるか否かを決めるための乱数抽選を行う第2乱数抽選手段125を備え、該抽選手段125の抽選結果に基づいて駆動制御手段117が作動するように構成しているため、第3図柄によって第2図柄の変動結果を演出することができ、演出性を高めて興趣を増大させることが可能である。
【0089】
第2図柄表示手段22側の変動パターンに基づいて駆動制御手段117が作動するように構成しているため、第3図柄を第2図柄の変動と連携させることができ、演出性が向上する。
【0090】
駆動制御手段117は、第2図柄表示手段22側の変動パターンに対応する図柄、例えば「スーパーリーチ!!」等を回転ドラム34の前側に表示させるように駆動モータ35を制御するため、遊技者は第2図柄の変動パターンとしてどの変動パターンが選択されているかを容易に知ることができる。
【0091】
駆動制御手段117は、回転ドラム34の変動パターンを複数種類記憶する第3変動パターン記憶手段118と、該第3変動パターン記憶手段118に記憶された複数種類の変動パターンの何れかを選択する第3変動パターン選択手段119とを備えており、第3変動パターン選択手段119は、第2乱数抽選手段125の抽選結果が第1利益状態を発生させるものである場合には、第1利益状態を発生させない場合に比べて高い確率で所定の変動パターン、例えば高速変動パターンを選択するようになっているため、遊技者は回転ドラム34の変動パターンが高速変動のときには通常よりも大きな期待感を持って図柄変動を見守ることになり、遊技に対する興趣が向上する。
【0092】
第2図柄表示手段22がリーチ状態等の所定状態となることに基づいて駆動制御手段117が作動し、例えば第2図柄がリーチ状態になった場合には「リーチ!」で第3図柄を停止させるようになっているため、演出性が向上し、遊技に対する興趣を増大できる。
【0093】
回転ドラム34側の停止図柄に基づいて第1利益状態とは異なる第2特別利益状態を発生させるように構成しているため、第2図柄の停止図柄のみに基づいて第1,第2利益状態を発生させる場合と比べて、遊技者は第2図柄と第3図柄の2段階で緊迫感を味わうことができ、興趣を増大させることができる。
【0094】
図15〜図17は本発明の第2の実施形態を例示し、第2図柄が非特定態様で停止したとき又はその後、第3図柄が所定図柄で停止した場合には、第2図柄の変動を再開させるようにした例を示している。図15に示すように、回転ドラム34に描かれた第3図柄には、第1の実施形態で示した「確変」「大当たり!!!」「リーチ!」等の他、第2図柄の再変動開始を表す「再変動」という図柄が含まれている。
【0095】
また、第2変動パターン記憶手段127に記憶される第2図柄変動パターンには、図17に示すように、第1の実施形態に示したものの他、第3スーパーリーチ変動パターンD′が含まれている。この第3スーパーリーチ変動パターンD′は、第2スーパーリーチ変動パターンDと同様の変動パターンにより非特定態様で停止させた後、再度変動を行うように設定されており、その信頼度は第2スーパーリーチ変動パターンDに比べて高い例えば50%に設定されている。なお、制御系は、図9に示す第1の実施形態の制御系と同様の構成を備えている。
【0096】
図16は、第2判定手段126の判定結果が特定態様判定となり、第2変動パターン選択手段128において第3スーパーリーチ変動パターンD′が選択され、第3変動パターン選択手段119において高速変動パターンが選択された場合の第3図柄の変動履歴の一例を、第2図柄の変動と対応させて示したものである。
【0097】
この例では、駆動制御手段117が、第2図柄の変動開始と同時に第3図柄を高速で変動させ、第2図柄が全て変動している間の一時点で「挑戦」、第2図柄がリーチ状態となった時点で「スーパーリーチ!!」で一旦停止させ、第2図柄が非特定態様「7・5・7」で停止した時点では、第3図柄を一旦「はずれ」で停止させた後、再度変動させて「再変動」で停止させている。そして、これに基づいて第2図柄の変動を再開させた後、第2図柄が再びリーチ状態となった時点では例えば「リーチ!」で、特定態様で再停止した時点では「大当たり!!!」で、それぞれ停止させている。
【0098】
このように、第2図柄が非特定態様で停止しても、第3図柄が所定図柄で停止した場合には再度第2図柄を変動させるようにすれば、遊技者は第2図柄が一旦はずれ図柄で停止した場合でも再変動の期待感を持ってゲームを見守ることができ、ゲーム性が向上する。
【0099】
図18及び図19は本発明の第3の実施形態を例示し、第2図柄がリーチ状態になった後、最後の変動図柄の停止動作に連動して第3図柄によりカウントダウン表示を行い、第2図柄の停止図柄を事前に報知するようにした例を示している。図18に示すように、回転ドラム34に描かれた第3図柄には、第1の実施形態で示した「大当たり!!!」「はずれ」「スーパーリーチ!!」等の他、第2図柄のカウントダウン表示のための「3」「2」「1」「STOP」等の図柄が含まれている。なお、制御系は、図9に示す第1の実施形態の制御系と同様の構成を備えている。
【0100】
図19は、第2判定手段126の判定結果が特定態様判定となり、第2変動パターン選択手段128において第2スーパーリーチ変動パターンDが選択され、第3変動パターン選択手段119において高速変動パターンが選択された場合の第3図柄の変動履歴の一例を、第2図柄の変動と対応させて示したものである。
【0101】
この例では、駆動制御手段117は、第2図柄の変動開始と同時に第3図柄を高速で変動させ、第2図柄が全て変動している間の一時点では「挑戦」、第2図柄がリーチ状態となった時点では「スーパーリーチ!!」でそれぞれ一旦停止させた後、第2図柄の停止図柄「7・7・7」の3コマ手前の「7・4・7」となった時点から停止図柄「7・7・7」で停止するまで、その第2図柄の変動と連動して第3図柄を「3」「2」「1」「STOP」の順で1コマ送りで変動させ、更に「大当たり!!!」の位置まで変動させて停止させるようになっている。
【0102】
なお、第2図柄が非特定態様で停止する場合には、第2図柄の変動に合わせて第3図柄をカウントダウン表示させた後、最後に「はずれ」の位置まで変動させて停止させればよい。
【0103】
図20及び図21は本発明の第4の実施形態を例示し、第2図柄の変動パターンに応じて、その信頼度を第3図柄で表示するようにした例を示している。図20に示すように、回転ドラム34に描かれた第3図柄には、第1の実施形態で示した「大当たり!!!」「はずれ」「スーパーリーチ!!」等の他、第2図柄の変動パターンのうち、リーチを伴う変動パターンB〜Dの信頼度を示す「3%」「15%」「33%」等の図柄が含まれている。なお、制御系は、図9に示す第1の実施形態の制御系と同様の構成を備えている。
【0104】
図21は、第2判定手段126の判定結果が特定態様判定となり、第2変動パターン選択手段128において第2スーパーリーチ変動パターンDが選択され、第3変動パターン選択手段119において高速変動パターンが選択された場合の、第2図柄と第3図柄の変動履歴の一例を示したものである。
【0105】
この例では、駆動制御手段117は、第2図柄の変動開始と同時に第3図柄を高速で変動させ、第2図柄が全て変動している間の一時点では「挑戦」、第2図柄がリーチ状態となった時点では第2スーパーリーチ変動パターンDの信頼度に対応する「33%」、第2図柄が特定態様で停止して大当たりが確定した時点では「大当たり!!!」でそれぞれ一旦停止させている。
【0106】
なお、第3図柄として、リーチを伴わないものも含む第2図柄の全ての変動パターンの信頼度を表す図柄を含ませておき、例えば第2図柄が全て変動している段階で、その変動パターンの信頼度に対応する第3図柄を表示させるようにしてもよい。
【0107】
以上、本発明の各実施形態について詳述したが、各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、第2変動パターン選択手段128で選択された第2図柄の変動パターン名、若しくはそれに相当する図柄を第3図柄で表示させるようにしてもよい。
【0108】
第3図柄の停止図柄に基づいて発生させる第1利益状態とは異なる特別利益状態としては、実施形態で示した確率変動に限られるものではなく、例えば第2図柄や第1図柄の変動時間を短縮するもの、第2図柄始動手段14の開閉爪26の開放時間を長くするもの、或いはそれらの組み合わせであってもよい。
【0109】
第3変動パターン記憶手段118や第3変動パターン選択手段119等は、別の独立した基板上など、図柄制御基板112以外の基板上に設けてもよい。また、主制御基板111上に設けることも可能である。
【0110】
実施形態では、第2利益状態を第3図柄の停止図柄に基づいて発生させるようにしたが、例えば第2図柄の停止図柄に基づいて、例えば第2図柄が特定態様のうちの特別態様となった場合に第2利益状態を発生させるようにしてもよい。この場合には、第2図柄が特別態様となったときに第3図柄を例えば「確変!」で停止させ、第2利益状態の発生を報知するようにすればよい。
【0111】
第2変動パターン記憶手段127に記憶される第2図柄変動パターン、第3変動パターン記憶手段118に記憶される第3図柄変動パターンは、実施形態に示したものに限られるものではなく、その他の種々の変動パターンを用いることが可能である。例えば、第3変動パターン記憶手段118に記憶される第3図柄変動パターンとして、段階的に停止・駆動を繰り返す変動パターンを設けてもよい。
【0112】
第3図柄の変動は、必ずしも第2図柄の変動開始と同時に行う必要はない。また、第3図柄を第2図柄の変動とは関係なく変動させてもよい。例えば、遊技が行われていないときや遊技中で第2図柄が変動していないときに、第3図柄を例えば間欠的に回転させて、キャラクター図柄や広告図柄等を表示させるようにしてもよい。また、第2図柄が所定のパターンで変動するとき、例えばリーチ変動時にのみ第3図柄を変動させるようにしてもよい。
【0113】
第3図柄には、実施形態で例示したもの以外に、例えばキャラクター図柄や広告図柄等を設けてもよい。例えば、キャラクターリーチに対応したキャラクター図柄を第3図柄に設け、第2図柄のキャラクターリーチに対応して表示させるようにしてもよい。
【0114】
回転ドラム34は、液晶表示手段23の近傍に設ければよく、液晶表示手段23とは別の遊技部品上に設けてもよい。駆動モータ35は必ずしも回転ドラム34内に設ける必要はなく、回転ドラム34の外側に設けてもよい。また、回転ドラム34は縦軸廻りに回転するものである必要はなく、例えば横軸廻りに回転するものであってもよいし、2つ以上の軸廻りに回転可能なものであってもよい。また、その回転方向も任意である。また、回転ドラム34は円筒状以外の形状、例えば三角形、六角形、八角形などの多角形の筒状に形成してもよい。
【0115】
更に、実施形態ではパチンコ機を例に挙げて説明したが、アレンジボール機、雀球遊技機等のその他の弾球遊技機でも同様に実施可能であることは言うまでもない。
【0116】
【発明の効果】
本発明によれば、図柄始動手段14と、該図柄始動手段14が遊技球を検出することを条件に図柄を変動表示可能な液晶式の図柄表示手段22と、該図柄表示手段22の変動後の停止図柄が特定態様となることに基づいて遊技者に有利な利益状態を発生させる利益状態発生手段131とを備えた弾球遊技機において、図柄表示手段22の近傍に設けられ且つ複数種類の図柄が描かれた回転体34と、該回転体34を駆動する駆動手段35と、遊技状態に応じて駆動手段35を制御する駆動制御手段117と、回転体34、駆動手段35、図柄表示手段22及びそれらを遊技盤5の裏側に支持するベース体39とを備えた裏ユニット32と、遊技盤5の装着孔5aに前側から挿入され且つ着脱自在に固定される前カバー31とを備え、回転体34は図柄表示手段22の上側近傍に配置され、前カバー31側で且つ回転体34と図柄表示手段22との間に対応する位置に、装着孔5aの内面側に圧接する圧接部81を有する固定部材67を設けているため、演出に変化を持たせて遊技者の興趣を増大できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の外観斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す遊技盤の正面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す表示手段の正面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す表示手段の縦断面図である。
【図5】本発明の第1の実施形態を示す表示手段の横断面図である。
【図6】本発明の第1の実施形態を示す表示手段の横断面図である。
【図7】本発明の第1の実施形態を示す表示手段の横断面図である。
【図8】本発明の第1の実施形態を示す裏ユニットの部分正面図である。
【図9】本発明の第1の実施形態を示す制御系のブロック図である。
【図10】本発明の第1の実施形態を示す第3図柄の配列の一例を示す図である。
【図11】本発明の第1の実施形態を示す第2図柄変動パターンとそれらの信頼度の一例を示す図である。
【図12】本発明の第1の実施形態を示す第3図柄の変動履歴の一例を、第2図柄の変動と対応させて示した図である。
【図13】本発明の第1の実施形態を示す第3図柄の変動履歴の一例を、第2図柄の変動と対応させて示した図である。
【図14】本発明の第1の実施形態を示す第3図柄の変動履歴の一例を、第2図柄の変動と対応させて示した図である。
【図15】本発明の第2の実施形態を示す第3図柄の配列の一例を示す図である。
【図16】本発明の第2の実施形態を示す第3図柄の変動履歴の一例を、第2図柄の変動と対応させて示した図である。
【図17】本発明の第2の実施形態を示す第2図柄変動パターンとそれらの信頼度の一例を示す図である。
【図18】本発明の第3の実施形態を示す第3図柄の配列の一例を示す図である。
【図19】本発明の第3の実施形態を示す第3図柄の変動履歴の一例を、第2図柄の変動と対応させて示した図である。
【図20】本発明の第4の実施形態を示す第3図柄の配列の一例を示す図である。
【図21】本発明の第4の実施形態を示す第3図柄の変動履歴の一例を、第2図柄の変動と対応させて示した図である。
【符号の説明】
14 図柄始動手段
22 図柄表示手段
34 回転体
35 駆動手段
117 駆動制御手段
118 第3変動パターン記憶手段(回転体変動パターン記憶手段)
119 第3変動パターン選択手段(回転体変動パターン選択手段)
125 第2乱数抽選手段(抽選手段)
131 第1利益状態発生手段(利益状態発生手段)

Claims (1)

  1. 図柄始動手段(14)と、該図柄始動手段(14)が遊技球を検出することを条件に図柄を変動表示可能な液晶式の図柄表示手段(22)と、該図柄表示手段(22)の変動後の停止図柄が特定態様となることに基づいて遊技者に有利な利益状態を発生させる利益状態発生手段(131) とを備えた弾球遊技機において、前記図柄表示手段(22)の近傍に設けられ且つ複数種類の図柄が描かれた回転体(34)と、該回転体(34)を駆動する駆動手段(35)と、遊技状態に応じて前記駆動手段(35)を制御する駆動制御手段(117) と、前記回転体 (34) 、前記駆動手段 (35) 、前記図柄表示手段 (22) 及びそれらを遊技盤 (5) の裏側に支持するベース体 (39) とを備えた裏ユニット (32) と、前記遊技盤 (5) の装着孔 (5a) に前側から挿入され且つ着脱自在に固定される前カバー (31) を備え、前記回転体 (34) は前記図柄表示手段 (22) の上側近傍に配置され、前記前カバー (31) 側で且つ前記回転体 (34) と前記図柄表示手段 (22) との間に対応する位置に、前記装着孔 (5a) の内面側に圧接する圧接部 (81) を有する固定部材 (67) を設けたことを特徴とする弾球遊技機。
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