JP2010111403A - 搬送パレット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】搬送パレット10では、コンロッド20(ワークの一種)に形成された貫通孔28を活用して、複数のコンロッドを搬送パレット10に充填して積載する。搬送パレット10は、ガイドロッド30とパレットベース14を備えている。ガイドロッド30は、コンロッド20に形成された貫通孔28を挿通してコンロッド20を位置決めする。パレットベース14は、ガイドロッド30を着脱可能に取り付ける。コンロッド20が貫通孔28を挿通するガイドロッド30によって位置決めされることによって、コンロッド20の間に形成されていた仕切り板を除去することができる。これによって、コンロッド20を更に充填して積載することが可能となる。
【選択図】図2
Description
本発明の搬送パレットでは、貫通孔が形成されたワークに対して、その貫通孔にガイドロッドを挿通することでワークを位置決めする。ガイドロッドは、ワークに形成された貫通孔に挿通されるので、ワークの外部に配置されていない。そのため、ガイドロッドは、搬送パレット上でワークが積載される範囲を狭めることがない。また、この搬送パレットでは、ガイドロッドを用いてワークを位置決めしており、ワークを位置決めするために仕切り板を形成する必要がない。そのため、従来の搬送パレットにおいて仕切り板を形成していた範囲にワークを積載することができ、搬送パレットにワークを更に充填して積載することができる。また、ガイドロッドは着脱可能にパレットベースに立設されている。ワークの大きさに応じてガイドロッドの本数を変更することによって、異なる大きさのワークを密に積載することができる。
上記のようにガイドロッドを配置することで、大径部と小径部を有しているというワークの形状を活用して、ワークを充填して積載することができる。
(特徴1)搬送パレットは、大径部と小径部を有しているとともに、その大径部に貫通孔が形成された複数のワークを積載する。搬送パレットでは、複数のガイドロッドが、水平方向に隣接する1つのワークの大径部と他のワークの小径部が交互に並ぶように配置されている。
図3に従来技術の搬送パレット110を示す。搬送パレット110には、仕切り板160が形成されている。仕切り板160は、各々のコンロッド20に対応した区画を形成することで、コンロッド20を位置決めしている。搬送パレット110では、搬送中の振動等によってコンロッド20と仕切り板160が衝突することがある。そのため、仕切り板160には、その衝突に耐えうる強度が必要とされる。つまり、仕切り板160は、コンロッド20との衝突に耐えうる厚さを必要とする。しかし、仕切り板160はコンロッド20の外部に形成されており、仕切り板160を厚くした場合には、搬送パレット110にコンロッド20を積載する範囲が狭くなってしまう。この場合には、搬送パレット110にコンロッド20を充填して積載することができない。
図3に示す従来技術の搬送パレット110では、1つの搬送パレット110に多くのコンロッド20を積載するために、仕切り板160とコンロッド20の間の隙間を狭く形成する場合がある。この場合には、コンロッド20の位置決め精度が向上し、コンロッド20の位置及び姿勢を積層方向で一定に保つことができる。その一方、この場合には、搬送パレット110にコンロッド20を積載することが難しくなる。また、搬送パレット110に積載されたコンロッド20を取り出すことが難しくなる。そのため、搬送パレット110へのコンロッド20の積載や搬送パレット110からのコンロッド20の取り出しに必要な時間が増大してしまう。
本実施例の搬送パレット10では、複数のコンロッド20をガイドロッド30単位で取り出すことができ、搬送パレット10からコンロッド20を取り出す時間を短縮することができる。
例えば、ガイドロッド30の断面形状は円に限定されない。例えば、コンロッド20の断面形状が多角形をしており、それに対応してガイドロッド30が多角形で形成されていてもよい。この場合には、コンロッド20をガイドロッド30に対して回転不能に支持することができる。本実施例のように、コンロッド20に貫通孔28が形成されている大径部22に小径部26や接続部24が形成されているような場合には、コンロッド20がガイドロッド30に対して回転不能に支持されていることで、コンロッド20同士の接触を確実に防止することができる。
14:パレットベース
20:コンロッド
22:大径部
24:接続部
26:小径部
28:貫通孔
30:ガイドロッド
32:支柱
40a、40b:取り出し用アームの把持ツール
160:仕切り板
Claims (1)
- 貫通孔が形成されたワークを積載するための搬送パレットであって、
ワークの貫通孔に挿通してワークを位置決めするためのガイドロッドが、着脱可能にパレットベースに取り付けられていることを特徴とする搬送パレット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008283544A JP5532583B2 (ja) | 2008-11-04 | 2008-11-04 | 搬送パレット |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2008283544A JP5532583B2 (ja) | 2008-11-04 | 2008-11-04 | 搬送パレット |
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JP2010111403A true JP2010111403A (ja) | 2010-05-20 |
JP5532583B2 JP5532583B2 (ja) | 2014-06-25 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008283544A Expired - Fee Related JP5532583B2 (ja) | 2008-11-04 | 2008-11-04 | 搬送パレット |
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Country | Link |
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JP (1) | JP5532583B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS60118631U (ja) * | 1984-01-20 | 1985-08-10 | 富士ゼロックス株式会社 | 回転多面鏡の保持装置 |
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-
2008
- 2008-11-04 JP JP2008283544A patent/JP5532583B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP5532583B2 (ja) | 2014-06-25 |
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