JP2010110765A - 鋼の連続鋳造用装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】連続鋳造される鋳片に含まれるArガス気泡を減少させ、鋳片の品質を向上させる。
【解決手段】連続鋳造装置1は、一対の長辺壁2aと一対の短辺壁2bを備えた鋳型2と、鋳型2内に溶鋼8を吐出する浸漬ノズル6とを有している。長辺壁2aにおける銅板3aの内側面の上部中央には、ステンレス製ボックス4a側に湾曲した湾曲部5が形成されている。湾曲部5は、浸漬ノズル6に対向して形成されている。長辺壁2aの銅板3aの外側面は、平坦面に形成されている。長辺壁2aのステンレス製ボックス4a内には、鋳型2内の上部の溶鋼8を攪拌する電磁攪拌装置20が設けられている。電磁攪拌装置20の下方には、鋳型2の幅方向に一様な磁束密度分布を有する直流磁界を鋳型2の厚み方向に付与する電磁ブレーキ装置が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、鋳型内に溶鋼を供給して鋳片を製造する鋼の連続鋳造装置に関する。
鋼の連続鋳造プロセスでは、鋳造された鋳片の品質向上を目的として、例えば鋳型内に吐出された溶鋼に直流磁場を印加することが行われている。この直流磁場中での溶鋼の吐出流の周囲には、主流とは逆向きの対向流が発生することが知られている。
例えば通常の溶鋼の連続鋳造においては、図7に示すように、溶鋼100を鋳型101内に吐出する浸漬ノズル102が使用される。浸漬ノズル102の側面の下端近傍には、水平方向に対して下向きの吐出孔103が2箇所に形成されている。そして、浸漬ノズル102内を洗浄するために、非酸化性ガス、例えばArガス(アルゴンガス)を吹き込みながら、吐出孔103から鋳型101内に溶鋼100が吐出される。この吐出孔103から吐出された溶鋼100の吐出流104に対して、例えば電磁ブレーキ装置によって直流磁場を印加した場合、吐出流104の周囲に逆向きの対向流105が発生する。その結果、吐出流104に含まれるArガス気泡106は、この対向流105によって、鋳型101内の溶鋼100に深く侵入し難くなる。その結果、溶鋼100が鋳造された鋳片の内部において、Arガス気泡106の個数を減少させることができる。
しかしながら、Arガス気泡106は、浸漬ノズル102に沿って上昇する対向流105に乗って、浸漬ノズル102の周囲に集中してメニスカス107まで浮上するため、メニスカス107で除去しきれない場合がある。そうすると、Arガス気泡106の一部は、鋳型101の側面に形成された凝固シェル108に捕捉されてしまう。その結果、溶鋼100が鋳造された鋳片表層のArガス気泡106の個数が増加する。
そこで、このようにArガス気泡106が鋳型101の凝固シェル108に捕捉されてしまうことを防止するために、鋳型101の上部のメニスカス107近傍で溶鋼100を電磁攪拌することが提案されている。この電磁攪拌により、例えば図8に示すように、メニスカス107近傍の溶鋼100に攪拌流109が形成され、Arガス気泡106の凝固シェル108での捕捉が減少する(特許文献1)。
特開2000−271710号公報
しかしながら、上述のように電磁攪拌を併用する場合でも、鋳片表層のArガス気泡106の個数を十分に減少させるには至らなかった。この原因について発明者らが調べたところ、鋳型101の長辺壁101aと浸漬ノズル102間の領域110において、Arガス気泡106が長辺壁101aの凝固シェル108に捕捉されていることが分かった。上述したようにArガス気泡106は、対向流105に乗って浸漬ノズル102に沿って上昇するが、Arガス気泡106の一部は上昇中に拡散する。そうすると、例えば図9に示すように長辺壁101aと浸漬ノズル102間が狭いため、Arガス気泡106は、長辺壁101aの凝固シェル108に捕捉されてしまう。また、例えば図8に示すように、長辺壁101aと浸漬ノズル102間が狭いため、電磁攪拌により攪拌流109を形成しても、領域110では溶鋼100が流れ難くなる。そうすると、領域110の溶鋼100中のArガス気泡106が長辺壁101aの凝固シェル108に捕捉され易くなる。
このように領域110のArガス気泡106が鋳片の表層に残存するため、鋳片の強度の低下や、鋳片の表面疵の原因となり、鋳片の品質に改善の余地があった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、連続鋳造される鋳片に含まれるArガス気泡を減少させ、鋳片の品質を向上させることを目的とする。
前記の目的を達成するため、本発明は、鋼の連続鋳造装置であって、一対の長辺壁と一対の短辺壁を備えた溶鋼鋳造用の鋳型と、前記鋳型内に溶鋼を吐出する浸漬ノズルと、前記一対の長辺壁に沿って配置され、前記鋳型内の上部の溶鋼を攪拌する電磁攪拌装置と、前記電磁攪拌装置の下方に配置され、前記鋳型の長辺壁に沿った鋳型幅方向に一様な磁束密度分布を有する直流磁界を、前記鋳型の短辺壁に沿った鋳型厚み方向に付与する電磁ブレーキ装置と、を有し、前記各長辺壁には、少なくとも前記浸漬ノズルに対向する位置に、前記電磁攪拌装置側、すなわち外側に湾曲した湾曲部が形成され、平面視における前記湾曲部の頂部と前記浸漬ノズル間の水平距離は、35mm以上であって、かつ50mm未満であることを特徴としている。
本発明によれば、鋳型の長辺壁には、少なくとも浸漬ノズルに対向する位置に湾曲部が形成されているので、湾曲部と浸漬ノズル間に湾曲領域を形成することができる。この湾曲領域は、従来の直線状の壁体で形成される領域よりも湾曲した分、広くできるため、浸漬ノズルに沿って上昇する溶鋼中のArガス気泡が拡散できる領域が広くなる。しかしながら、発明者らが調べたところ、単に湾曲領域を形成しただけでは、Arガス気泡が鋳型の長辺壁の凝固シェルに捕捉されるのを抑制できないことが分かった。具体的には、平面視における湾曲部の頂部と浸漬ノズル間の水平距離が35mm未満であると、湾曲領域において溶鋼が流れ難くなり、溶鋼中のArガス気泡が凝固シェルに捕捉され易くなる。また、前記水平距離が50mm以上であると、湾曲領域において溶鋼の均一な流れを確保し難くなって、溶鋼の流速が遅い領域では、溶鋼中のArガス気泡が凝固シェルに捕捉され易くなる。この点、本発明によれば、前記水平距離が35mm以上であって、かつ50mm未満になるように湾曲領域が形成されるため、浸漬ノズルに沿って上昇する溶鋼中のArガス気泡が拡散しても、Arガス気泡はメニスカスまで浮上できる。したがって、Arガス気泡が鋳型の長辺壁の凝固シェルに捕捉されるのを抑制することができる。また、湾曲領域により前記水平距離を確保できるため、この湾曲領域において、電磁攪拌装置により形成される溶鋼の攪拌流が流れ易くなる。そうすると、鋳型上部においてArガス気泡が攪拌され、凝固シェルに捕捉されるのをさらに抑制することができる。このようにArガス気泡の凝固シェルでの捕捉を抑制できるので、鋳片に含まれるArガス気泡を減少させることができ、鋳片の品質を向上させることができる。
前記湾曲部は、前記長辺壁全体を外側に湾曲して湾曲部を構成してもよいが、前記湾曲部は、前記長辺壁の内側面に形成され、前記長辺壁の外側面は、平坦面であるのが好ましい。かかる場合、湾曲部と電磁攪拌装置との距離は、湾曲部以外の長辺壁と電磁攪拌装置との距離よりも短くなる。そうすると、湾曲部と浸漬ノズル間の湾曲領域の溶鋼は、攪拌され易くなる。したがって、湾曲領域の溶鋼中のArガス気泡を十分に攪拌することができるので、浸漬ノズルに沿ってArガス気泡が浮上しても、湾曲領域のArガス気泡が凝固シェルに捕捉されるのをさらに抑制することができる。
本発明によれば、鋳片に含まれるArガス気泡を減少させて、鋳片の品質を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態にかかる鋼の連続鋳造装置1の鋳型近傍の構成を示す横断面図であり、図2及び図3は、連続鋳造装置1の鋳型近傍の構成を示す縦断面図である。
連続鋳造装置1は、図1に示すように例えば水平断面が長方形の鋳型2を有している。鋳型2は、一対の長辺壁2aと一対の短辺壁2bを有している。長辺壁2aは、内側に設けられた銅板3aと外側に設けられたステンレス製ボックス4aから構成されている。また、短辺壁2bは、内側に設けられた銅板3bと外側に設けられたステンレス製ボックス4bから構成されている。なお、本実施の形態において、短辺壁2bの長さ(鋳造厚み)は例えば50mm〜300mm程度である。詳細には、要求される鋳片幅として、薄幅鋳片であれば50mm〜80mm程度であり、中厚幅鋳片であれば80mm〜150mm程度であり、通常幅の鋳片であれば150mm〜300mm程度である。また、長辺壁2aに沿った水平方向(図1〜図3中のX方向)を鋳型幅方向といい、短辺壁2bに沿った水平方向(図1〜図3中のY方向)を鋳型厚み方向という。
長辺壁2aの銅板3aの内側面の中央部には、ステンレス製ボックス4a側に湾曲した湾曲部5が形成されている。湾曲部5は、後述する鋳型2内に設けられた浸漬ノズル6に対向して形成されている。また、湾曲部5は、図2及び図3に示すように銅板3aの上端から浸漬ノズル6に対向して形成される。湾曲部5の下端は浸漬ノズル6の下端と同じ高さでもよく、また浸漬ノズル6の下端より下方になるように形成されていてもよい。なお、湾曲部5は、例えば銅板3aの内側面を削ることにより形成される。そして、この湾曲部5と浸漬ノズル6の間に、図1に示すように湾曲領域7が形成される。なお、鋳型2を上から見た場合の湾曲部5の湾曲頂部と浸漬ノズル6間の水平距離Lは、後述するArガス気泡11が凝固シェルに捕捉されない距離を確保するという観点から、所定の距離以上とすることが好ましく、例えば35mm以上であることが推奨される。水平距離Lが35mm未満であると、湾曲領域7において溶鋼8が流れ難くなり、溶鋼8中のArガス気泡11が凝固シェルに捕捉され易くなるためである。また、水平距離Lは50mm未満であることが推奨される。水平距離Lが50mm以上であると、湾曲領域7において溶鋼8の均一な流れを確保し難くなって、溶鋼8の流速が遅くなり、溶鋼8中のArガス気泡11が凝固シェルに捕捉され易くなるためである。また、湾曲部5の湾曲距離L(湾曲部5の湾曲頂部と端部間の最短水平距離であって、湾曲部5を形成する際の削り込み距離)は、上記の水平距離Lが所定の距離を確保できていれば特に規定されるものではなく、また、浸漬ノズル6の径や鋳型2の厚みに応じて、適宜、決定されるものである。但し、湾曲部5の湾曲距離Lは、鋳片の引抜きに際して歪みを受け難くするという観点から、極力小さいほど好ましい。なお、本実施の形態においては、上記の水平距離Lと湾曲距離Lの差(L−L)は、所定の距離未満、例えば40mm未満となっている。また、長辺壁2aの銅板3aの外側面とステンレス製ボックス4aの両側面は、平坦に形成されている。
鋳型2内の上部には、図2及び図3に示すように浸漬ノズル6が設けられ、浸漬ノズル6はその下部が鋳型2内の溶鋼8に浸漬している。浸漬ノズル6の側面の下端近傍には、鋳型2内へ斜め下向きに溶鋼8を吐出する吐出孔9が2箇所形成されている。吐出孔9、9は、鋳型2の短辺壁2b側に形成されている。吐出孔9から吐出される吐出流10には、浸漬ノズル6内を洗浄するために吹き込まれるArガス気泡11などが含まれている。
鋳型2の長辺壁2aのステンレス製ボックス4a内には、メニスカス12近傍に、図1〜図3に示すように例えば電磁攪拌コイルなどの一対の電磁攪拌装置20、20が設けられている。電磁攪拌装置20は、ステンレス製ボックス4aの側面と平行に配置されている。この電磁攪拌装置20の電磁攪拌により、図4に示すように鋳型2内のメニスカス12近傍の溶鋼8を水平面内で旋回させて、攪拌流21を形成することができる。ここで、湾曲領域7は、従来の直線状の壁体で形成される領域よりも湾曲した分、広く形成されているため、従来のように長辺壁と浸漬ノズル間の流れが停滞することなく、攪拌流21は、長辺壁2a及び短辺壁2bに沿って浸漬ノズル6回りを旋回する。また、鋳型2を上から見た場合の湾曲部5の湾曲頂部と電磁攪拌装置20との間の距離Dは、湾曲部5以外の銅板3aの内側面と電磁攪拌装置20との間の距離Dよりも短くなる。これにより、湾曲領域7の溶鋼8は、攪拌流21の流路としては狭くなるものの、同時に電磁攪拌装置20により攪拌され易くなる。
電磁攪拌装置20の下方には、図2に示すように例えば電磁石などの電磁ブレーキ装置22が設けられている。電磁ブレーキ装置22の中心線位置(最大磁束密度の位置)は、浸漬ノズル6の吐出孔9の下方に位置している。電磁ブレーキ装置22は、図5に示すように鋳型2の長辺壁2aの外側に設けられている。電磁ブレーキ装置22は、図5及び図6に示すように、吐出孔9から吐出した直後の溶鋼8の吐出流10に対して、鋳型2の長辺壁2aに沿った鋳型幅方向(図5中のX方向)に亘ってほぼ一様な磁束密度分布を有する直流磁界23を、鋳型2の短辺2bに沿った鋳型厚み方向(図5中のY方向)に付与することができる。この直流磁界23と吐出孔9から吐出した溶鋼8の吐出流10によって、図6に示すように、鋳型2の長辺壁2aに沿った鋳型幅方向(図6中のX方向)に誘導電流24が発生し、この誘導電流24と直流磁界23によって、吐出流10の近傍に吐出流10と逆向きの対向流25が形成される。対向流25は吐出流10の吐出角度とほぼ同じ角度で浸漬ノズル6に衝突して、浸漬ノズル6に沿ってメニスカス12まで上昇する。
鋳型2の内側面には、図2及び図3に示すように溶鋼8が冷却されて凝固した凝固シェル26が形成されている。
本実施の形態にかかる連続鋳造装置1は以上のように構成されており、次にこの連続鋳造装置1を用いた溶鋼8の連続鋳造方法について説明する。
先ず、浸漬ノズル6内にArガスを吹き込みながら、浸漬ノズル6の吐出孔9から鋳型2内に溶鋼8を吐出する。溶鋼8は斜め下方に吐出され、吐出孔9から鋳型2の短辺壁2bに向かって吐出流10が形成される。吐出流10にはArガス気泡11が含まれており、Arガス気泡11は、鋳型2内の溶鋼8中に浮遊する。
浸漬ノズル6から溶鋼8を吐出すると同時に、電磁ブレーキ装置22を作動させる。この電磁ブレーキ装置22によって、吐出流10と逆向きの対向流25が形成される。この対向流25は、浸漬ノズル6に衝突して、メニスカス12へ上昇する。そして、溶鋼8中に浮遊しているArガス気泡11が、対向流25に乗ってメニスカス12近傍まで浮上する。
上述の電磁ブレーキ装置22の作動と同時に、電磁攪拌装置20も作動させる。この電磁攪拌装置20の電磁攪拌により、鋳型2内のメニスカス12近傍の溶鋼8に攪拌流21が形成される。そして、対向流25に乗ってメニスカス12近傍まで浮上したArガス気泡11は、攪拌流21によって旋回し、鋳型2の凝固シェル26に捕捉されることなく、例えば溶融酸化物を有する連続鋳造パウダー(図示せず)に取り込まれて除去される。
このようにArガス気泡11が除去された溶鋼8は、その後、固化して鋳片に鋳造される。
以上の実施の形態によれば、鋳型2の長辺壁2aの上部中央に、湾曲部5が形成され、湾曲部5と浸漬ノズル6間に湾曲領域7が形成された。この湾曲領域7により前記の水平距離Lが確保されるため、対向流25に乗って浸漬ノズル6に沿って上昇するArガス気泡11が拡散しても、Arガス気泡11はメニスカス12まで浮上できる。したがって、Arガス気泡11が鋳型2の長辺壁2aの凝固シェル26に捕捉されるのを抑制することができる。また、湾曲領域7により前記の水平距離Lが確保されるため、この湾曲領域7において、電磁攪拌装置20により形成される攪拌流21が流れ易くなる。そうすると、鋳型2の上部においてArガス気泡11が攪拌され、凝固シェル26に捕捉されるのをさらに抑制することができる。このようにArガス気泡11の凝固シェル26での捕捉を抑制できるので、鋳片に含まれるArガス気泡11を減少させることができ、鋳片の品質を向上させることができる。
また、湾曲部5は、長辺壁2aにおける銅板3aの内側面に形成され、銅板3aの外側面は平坦面に形成されたので、湾曲部5の湾曲頂部と電磁攪拌装置20との間の距離Dは、湾曲部5以外の銅板2aの内側面と電磁攪拌装置20との間の距離Dよりも短くなる。そうすると、湾曲領域7の溶鋼8は、攪拌流21の流路としては狭くなるものの、同時に攪拌され易くなる。したがって、湾曲領域7の溶鋼8中のArガス気泡11を鋳型2内で十分に攪拌することができるので、浸漬ノズル6に沿ってArガス気泡11が浮上しても、湾曲領域7のArガス気泡11が凝固シェル26に捕捉されるのをさらに抑制することができる。
また、電磁ブレーキ装置22によって直流磁場23を印加し、吐出孔9から鋳型2内に吐出流10近傍に逆向きの対向流25が形成される。これによって、吐出流10中のArガス気泡11が鋳型2内の溶鋼8に深く進入しなくなる。その結果、鋳片の内部に含まれるArガス気泡11を減少させることができる。
以下、本発明の鋼の連続鋳造装置を用いた場合に、溶鋼に含まれるArガス気泡を除去する効果について説明する。本実施例を行うに際し、鋼の連続鋳造装置として、先に図1〜図3に示した連続鋳造装置1を用いた。なお、本実施例においては、Arガス気泡の他、溶鋼中に含まれる介在物の除去効果についても評価を行った。
連続鋳造装置1の鋳型2には、幅が1200mm、高さが900mm、厚みが250mmの鋳型を用いた。鋳型2の下方には、長さが2.5mの垂直部(図示せず)と曲げ半径が7.5mの曲げ部(図示せず)が上からこの順で設けられている。電磁攪拌装置20は、高さが150mm、推力100mmFeであり、その上端がメニスカス12と同一の位置となる位置に設けられている。電磁ブレーキ装置22は、その中心線位置すなわち最大磁束密度の位置が、メニスカス12から500mm深さとなるように設けられている。溶鋼4には低炭アルミキルド鋼を用い、鋳造速度2m/分(0.033m/秒)の条件で鋼の鋳造を行った。浸漬ノズル6には、外径が150mmで、内径が90mmのノズルを用いた。浸漬ノズル6は、その吐出孔8の中心位置がメニスカス12から300mm深さとなる位置に設けられている。浸漬ノズル6には円形の吐出孔8が鋳型2の短辺壁2b側に2箇所に形成されている。吐出孔8の直径は60mmであり、吐出孔8の吐出角度θは、水平面から下向きに30度である。
以上の連続鋳造装置1において、鋳型2の湾曲部5の湾曲頂部と浸漬ノズル6間の水平距離Lとして、30mm、35mm、40mm、45mm、50mmの5通りの条件で鋼の鋳造を行った。また、水平距離Lが30mmの場合には、湾曲部5の湾曲距離Lを0mm、5mmに変化させ、水平距離Lが35mm以上の場合には、水平距離Lの変化に対応して、湾曲距離Lを5mm、10mm、15mm、20mmに変化させた。なお、湾曲距離Lが0mmであるとは、鋳型2の長辺壁2aに湾曲部5が形成されていない状態をいう。そして、鋳造された鋳片において、その表面から深さ50mmの表層に含まれる100μm以上の径のAr気泡11と介在物の個数を計測した。これは、鋳片の表面から深さ50mmの表層に含まれる100μm以上の径のAr気泡および介在物が、鋳片の品質に影響することを確認しているためである。
以上の条件で鋳造を行った結果を表1に示す。表1中、Arガス気泡個数指標は、水平距離Lが30mmであって、湾曲距離Lが0mm、すなわち湾曲部5を形成しない場合のArガス気泡の個数を1として、各条件におけるArガス気泡の個数の比率を示している。また、介在物個数指標は、水平距離Lが30mmであって、湾曲距離Lが0mmの場合の介在物の個数を1として、各条件における介在物の個数の比率を示している。
表1を参照すると、水平距離Lが30mmである場合には、湾曲距離Lを5mmにして湾曲部5を形成しても、Arガス気泡個数指標と介在物個数指標は共に1のままであり、Arガス気泡と介在物の個数を減少させることができないことが分かった。また、水平距離Lが50mmである場合には、湾曲距離Lを20mmにして湾曲部5を形成しても、Arガス気泡個数指標が1に極めて近くなると共に、介在物個数指標が1より大きくなり、Arガス気泡と介在物の個数を十分に減少させることができないことが分かった。
これに対して、水平距離Lが35mm、40mm、45mmであって、湾曲部5を形成した場合には、Arガス気泡個数指数と介在物個数指数が共に1未満となり、Arガス気泡と介在物の個数が減少することが分かった。したがって、本発明の連続鋳造装置を用いて溶鋼を鋳造すると、Arガス気泡と介在物を適切に除去することができ、鋳片の品質を向上できることが分かった。
Figure 2010110765
本発明は、鋳型内に溶鋼を供給して鋳片を製造する際に有用である。
本実施の形態にかかる連続鋳造装置の鋳型近傍の構成の概略を示す横断面の説明図である。 本実施の形態にかかる連続鋳造装置の鋳型近傍の構成の概略を示す縦断面の説明図である。 本実施の形態にかかる連続鋳造装置の鋳型近傍の構成の概略を示す縦断面の説明図である。 電磁攪拌装置を作動させた場合の鋳型上部の溶鋼の流れを示す説明図である。 電磁ブレーキ装置を作動させた場合の直流磁場を示す説明図である。 電磁ブレーキ装置を作動させた場合の直流磁場、誘導電流、対向流の流れを示した説明図である。 従来の連続鋳造装置の鋳型近傍の構成の概略を示す横断面の説明図である。 従来の連続鋳造装置の鋳型近傍の構成の概略を示す縦断面の説明図である。 従来の連続鋳造装置の鋳型近傍の構成の概略を示す縦断面の説明図である。
符号の説明
1 連続鋳造装置
2 鋳型
2a 長辺壁
2b 短辺壁
3a、3b 銅板
4a、4b ステンレス製ボックス
5 湾曲部
6 浸漬ノズル
7 湾曲領域
8 溶鋼
9 吐出孔
10 吐出流
11 Arガス気泡
12 メニスカス
20 電磁攪拌装置
21 攪拌流
22 電磁ブレーキ装置
23 直流磁界
24 誘導電流
25 対向流
26 凝固シェル

Claims (2)

  1. 鋼の連続鋳造装置であって、
    一対の長辺壁と一対の短辺壁を備えた溶鋼鋳造用の鋳型と、
    前記鋳型内に溶鋼を吐出する浸漬ノズルと、
    前記一対の長辺壁に沿って配置され、前記鋳型内の上部の溶鋼を攪拌する電磁攪拌装置と、
    前記電磁攪拌装置の下方に配置され、前記鋳型の長辺壁に沿った鋳型幅方向に一様な磁束密度分布を有する直流磁界を、前記鋳型の短辺壁に沿った鋳型厚み方向に付与する電磁ブレーキ装置と、を有し、
    前記各長辺壁には、少なくとも前記浸漬ノズルに対向する位置に、前記電磁攪拌装置側に湾曲した湾曲部が形成され、
    平面視における前記湾曲部の頂部と前記浸漬ノズル間の水平距離は、35mm以上であって、かつ50mm未満であることを特徴とする、鋼の連続鋳造装置。
  2. 前記湾曲部は、前記長辺壁の内側面に形成され、
    前記長辺壁の外側面は、平坦面であることを特徴とする、請求項1に記載の鋼の連続鋳造用装置。
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