JP2010110470A - 使い捨ておむつ - Google Patents

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Abstract

【課題】着用時に、着用者の肌との間に滞留する湿気を効率よく速やかに排出することができ、快適に使用することができる使い捨ておむつを提供する。
【解決手段】前身頃2、股下部4及び後身頃6の各部から構成され、吸収体22と、吸収体22の表面を被覆するように配置されたトップシート18と、吸収体22の裏面を被覆するように配置されたバックシート20と、を備え、前身頃2及び後身頃6の長手方向のそれぞれの端部領域には、通気用部材10aが付設され、その長手方向に連通する通気用の溝5aが形成されている使い捨ておむつ1Aである。
【選択図】図1A

Description

本発明は、着用して使用した場合に、着用者の肌との間に滞留する湿気を外部に排出する機能を有する使い捨ておむつに関する。
一般に、使い捨ておむつ、尿パッド等の吸収性物品は、吸収体と、少なくとも一部が液透過性材料からなり、吸収体の表面を被覆するように配置されたトップシートと、液不透過性材料からなり、吸収体の裏面を被覆するように配置されたバックシートと、を備えている。
このような吸収性物品は、トップシートが着用者の肌と接するように使用され、排泄物はトップシートの液透過性部分を透過して吸収体に吸収・保持される。そして、吸収体の裏面側に配置された液不透過性のバックシートによって、排泄物が外部に漏洩することが防止される。
ところで、吸収性物品の着用時には、尿や汗、体液等から発生する湿気が吸収性物品と着用者の肌との間に滞留し易い。この湿気は、かぶれ等のスキントラブルの原因となり、蒸れ、べたつき等の不快感を生じさせるため好ましくない。
そこで、吸収性物品と着用者の肌との間の空間に滞留する湿気を外部に排出し、吸収性物品内部の湿度を低下させるために、種々の提案がなされている。例えば、多数の微細孔が形成されたフィルムを用いたバックシート材や防漏シート等が提案されている(特許文献1及び2参照)。また、吸収性本体に接合される外包材を加工して複数の襞を形成し、形成した複数の襞をウエスト部及び胴回り部の全周に配置した吸収性物品が開示されている(特許文献3参照)。
特開平11−348163号公報 特開2007−020664号公報 特開2008−136794号公報
特許文献1に記載のバックシート材や特許文献2に記載の防漏シートは、フィルムに形成された多数の微細孔によって、漏れを防止しつつ透湿性を向上させることが可能であり、吸収性物品と着用者の肌との間の湿気をある程度排出することができる。しかしながら、これらの発明はバックシート材等の本来的な性能である防漏性を確保した上で、透湿性を改善するものに留まる。従って、透湿性の向上には自ずと限界があり、吸収性物品と着用者の肌との間に滞留する湿気を効率よく排出可能なものではないというのが現状であった。
また、特許文献3に記載の吸収性物品は、着用者の肌との間に滞留した湿気を、ウエスト部及び胴回り部の全周に配置される複数の襞を通じて外部に排出することが期待されている。しかしながら、使い捨ておむつに代表される吸収性物品を構成する部材の一つである外包材自体を加工して形成した襞は、着用時に潰れ易く、湿気を外部へと排出する流路としての機能が容易に低下してしまい、滞留した湿気を外部へと排出する効果が必ずしも十分であるとはいえず、解決すべき課題を残すものであった。
本発明は、このような従来技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その課題とするところは、着用時に、着用者の肌との間に滞留する湿気を効率よく速やかに排出することができ、快適に使用することができる使い捨ておむつを提供することにある。
本発明者らは上記課題を達成すべく鋭意検討した結果、前身頃及び後身頃の長手方向のそれぞれの端部領域に、従来の使い捨ておむつを構成する部材とは別体の所定の部材を付設して通気用の溝及び/又は孔を形成することによって、上記課題を達成することが可能であることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明によれば、以下に示す使い捨ておむつが提供される。
[1]前身頃、股下部及び後身頃の各部から構成され、吸収体と、少なくとも一部が液透過性材料からなり、前記吸収体の表面を被覆するように配置されたトップシートと、液不透過性材料からなり、前記吸収体の裏面を被覆するように配置されたバックシートと、を備え、前記前身頃及び前記後身頃の長手方向のそれぞれの端部領域には、通気用部材が付設され、その長手方向に連通する通気用の溝及び/又は孔が形成されている使い捨ておむつ。
[2]前記溝及び/又は前記孔が、前記トップシート上に形成されている前記[1]に記載の使い捨ておむつ。
[3]前記孔が、前記トップシートと前記バックシートの間に形成されている前記[1]又は[2]に記載の使い捨ておむつ。
[4]複数の前記溝及び/又は複数の前記孔が、前記通気用部材の内側壁で仕切られることで形成されている前記[1]〜[3]のいずれかに記載の使い捨ておむつ。
[5]前記トップシートの面上の、前記吸収体の長手方向の両端縁の外方に対応する部分に、疎水性領域を有する前記[1]〜[4]のいずれかに記載の使い捨ておむつ。
[6]前記吸収体の長手方向の両端縁の外方に、疎水性領域を有する前記[1]〜[5]のいずれかに記載の使い捨ておむつ。
本発明の使い捨ておむつは、着用時に、着用者の肌との間に滞留する湿気を効率よく速やかに排出することができ、快適に使用することができるといった効果を奏するものである。
以下、本発明の実施の最良の形態について説明するが、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、当業者の通常の知識に基づいて、以下の実施の形態に対し適宜変更、改良等が加えられたものも本発明の範囲に入ることが理解されるべきである。
本発明の使い捨ておむつは、前身頃、股下部及び後身頃の各部から構成され、吸収体と、少なくとも一部が液透過性材料からなり、吸収体の表面を被覆するように配置されたトップシートと、液不透過性材料からなり、吸収体の裏面を被覆するように配置されたバックシートと、を備えたものである。そして、本発明の使い捨ておむつの前身頃及び後身頃の長手方向のそれぞれの端部領域には、通気用部材が付設されている。そして、この通気用部材が付設されることで、使い捨ておむつの長手方向に連通する溝及び/又は孔が形成されている。
前身頃及び後身頃の長手方向のそれぞれの端部領域に形成された溝や孔は、使い捨ておむつを着用した際に、通気路としての機能を果たすものである。従って、本発明の使い捨ておむつは、簡単な構成でありながらも、着用者の肌との間に滞留する湿気を効率よく速やかに排出することが可能なものであり、かぶれ等のスキントラブルや、蒸れ、べたつき等の不快感を生ずることが少なく、着用者のストレスを軽減するとともに快適に使用することが期待される。
更に、本発明の使い捨ておむつの溝や孔は、使い捨ておむつ自体を構成する部材(例えば、トップシート、バックシート、カバーシート(外装シート)等)とは別体の所定の部材(通気用部材)を付設して形成されている。即ち、本発明の使い捨ておむつの溝や孔を形成するに際しては、通気用の溝等を形成するのに好ましい特性(例えば、溝等が潰れない程度の適度な強度と弾力性)を有する材料を任意に選択して用いることができる。このため、本発明の使い捨ておむつは、カバーシート等の構成部材を形状加工して形成した襞等の通気手段を有する従来の使い捨ておむつに比して、通気路として機能する溝や孔が、着用時に潰れたり、よれて閉塞されたりする等の不具合が極めて生じ難い。従って、本発明の使い捨ておむつは、着用者の動きが激しいような場合、或いは同一の姿勢で長時間着用し続けるような場合等であっても、継続的に長時間内部の湿気を外部に排出し続けることが可能である。
以下、本発明の使い捨ておむつの詳細について、テープ型使い捨ておむつ、及びパンツ型使い捨ておむつを例に挙げて説明する。なお、「テープ型使い捨ておむつ」とは、図1A及び図1Cに示す使い捨ておむつ1Aのように、吸収体22と、トップシート18と、バックシート20とを備え、後身頃6の左右の各側縁6a,6bから延出するように配置された、前身頃2と後身頃6とを固定するための止着テープ11を更に備えた使い捨ておむつを意味する。
また、「パンツ型使い捨ておむつ」とは、例えば、図7A及び図7Bに示す使い捨ておむつ1Cのように、シート材によって構成され、一つのウエスト周り開口部10及び一対の脚周り開口部12が形成されたパンツ型を呈する外装シート16と、吸収体22が内包されたパッド状を呈し、外装シート16の内面側に固定された吸収性本体14と、を備えたものである。
パンツ型使い捨ておむつ1Cにおいて、外装シート16は、シート材が、内面に配置されるインナーシート16aと外面に配置されるアウターシート16bとが貼り合わされて構成されている。また、外装シート16のウエスト周り部分には、外装シート16の層間に(この例では、インナーシート16aとアウターシート16bとの層間に)、伸張状態のウエスト周り伸縮材42が固定され、外装シート16の腹周り部分には、インナーシート16aとアウターシート16bとの層間に、伸張状態の腹周り伸縮材44が固定されている。吸収性本体14は、吸収体22、トップシート18及びバックシート20が一体的なパッド状に構成されている。
[1]使い捨ておむつ:
図1Aは、本発明の使い捨ておむつの一実施形態を示す図であり、展開してトップシート側から見た状態を示す概略平面図である。また、図1Bは、図1Aに示す使い捨ておむつのX−X’断面を示す概略断面図である。図1A及び図1Bに示すように、本実施形態の使い捨ておむつ1Aは、前身頃2、股下部4及び後身頃6の各部から構成されている。「前身頃」とは、図1Aに示すように、着用者に装着した際に、着用者の腹側(身体前方)を覆う部分を意味する。また、「股下部」とは、着用者に装着した際に、着用者の股下を覆う部分(図1A中、符号4)を意味する。更に、「後身頃」とは、着用者に装着した際に、着用者の背側(身体後方)を覆う部分(図1A中、符号6)を意味する。
本実施形態の使い捨ておむつ1Aの前身頃2と後身頃6の長手方向のそれぞれの端部領域には、通気用部材10aが付設されている。このような通気用部材10aが前身頃2と後身頃6の長手方向のそれぞれの端部領域に付設されることによって、通気用の溝5aがトップシート18上に形成されている。なお、通気用の溝5aは、使い捨ておむつ1Aの長手方向に連通するように形成されている。
[1−1]通気用部材:
図1A及び図1Bに示すように、通気用部材10aは、複数の溝5aと複数の凸状部12aが形成された凹凸面を有するシート状の部材であり、使い捨ておむつ1Aの前身頃2と後身頃6の長手方向のそれぞれの端部領域のトップシート18上に付設されている。このような通気用部材10aが付設された使い捨ておむつ1Aを着用すると、溝5aを構成する通気用部材10aの内側壁と着用者の肌によって通気路が区画形成される。形成される通気路は、おむつ内部の湿気を外部へと排出可能な流路としての機能を示すこととなる。
また、図2に示すように、複数のピース(切片)状の通気用部材10bを前身頃と後身頃の長手方向のそれぞれの端部領域のトップシート18上に並べて配置し、隣接して配置された通気用部材10bどうしの間で複数の溝5bを形成することもできる。
図3Aは、本発明の使い捨ておむつの更に他の実施形態を示す図であり、展開してトップシート側から見た状態を示す概略平面図である。また、図3Bは、図3Aに示す使い捨ておむつのX−X’断面を示す概略断面図である。図3A及び図4Bに示すように、本実施形態の使い捨ておむつ1Bの前身頃2と後身頃6の長手方向のそれぞれの端部領域における、バックシート20とトップシート18の間には、通気用部材10cが付設されている。この通気用部材10cは、複数の溝5aと複数の凸状部12b(12a)が形成された凹凸面を有するシート状の部材であり、図1Bに示す通気用部材10aと同様の構成を有するものである。
このような通気用部材10cが付設された使い捨ておむつ1Bにおいては、トップシート18とバックシート20の間に、複数の孔8aが形成されている。即ち、前身頃2と後身頃6の長手方向のそれぞれの端部領域に形成された複数の孔8aは、おむつ内部の湿気を外部へと排出可能な流路としての機能を示すものである。
また、図4に示すように、複数のピース(切片)状の通気用部材10dを前身頃と後身頃の長手方向のそれぞれの端部領域におけるトップシート18とバックシート20の間に並べて配置し、隣接して配置された通気用部材10dどうしの間で複数の溝5b及び複数の孔8bを形成してもよい。
更に、図5に示すような通気用部材10eをトップシート18上に付設することによって、前身頃と後身頃の長手方向のそれぞれの端部領域に通気用の溝5cと孔8cを形成することも好ましい。この通気用部材10eは、収縮状態の伸縮性シート30bと、この伸縮性シート30b上に波型に屈曲した状態で配置されたシート材25と、によって構成されている。このような通気用部材10eをトップシート18上に付設することによって、通気用の溝5cと孔8cを同時に形成することができ、おむつ内部の湿気を外部へと排出する効率を更に向上させることが可能となる。
形成される溝や孔の数は特に限定されないが、図1A、図1B、図3A、及び図3B等に示すように、複数の溝5a及び/又は複数の孔8aが形成されていることが好ましい。なお、溝や孔の数は、おむつのサイズ等によって適宜設定される。
溝幅(図1A、図1B、及び図2中の符号W)及び孔径(図3A、図3B、及び図4中の符号D)については特に限定されないが、十分な通気性を確保するとともに、おむつ内部の尿等の外部への漏洩を防止する等の観点から適宜設定される。より具体的には、溝幅W及び孔径Dは、0.5〜10mmであることが好ましく、2〜5mmであることが更に好ましい。
また、溝や孔の高さ(深さ)については特に限定されないが、十分な通気性を確保するとともに、おむつ内部の尿等の外部への漏洩を防止する等の観点から適宜設定される。より具体的には、溝や孔の高さ(深さ)は、0.5〜7mmであることが好ましく、2〜5mmであることが更に好ましい。
通気用部材を構成する材料は、おむつの着用時に溝や孔が潰れ難く、適度な強度及び弾力性(コシ)を有する材料であることが好ましい。更に、着用者の肌に接触することを考慮すると、通気用部材を構成する材料は、前述の強度及び弾力性(コシ)とともに適度な柔軟性をも兼ね備えた材料であることが好ましい。通気用部材を構成する材料の具体例としては、嵩高不織布、ウレタンフォーム等の圧縮可能な材料を挙げることができる。
図1A及び図1Bに示す通気用部材10aは、例えば、嵩高不織布やウレタンフォーム等からなる帯状シートを用意し、この帯状シートの長さ方向に所定の間隔で押圧加工を施して複数の溝5aを形成することにより作製することができる。また、図2に示すピース(切片)状の通気用部材10bは、例えば、前述の帯状シートを適当な幅で裁断することにより作製することができる。
なお、図5に示す通気用部材10eは、例えば図6に示す手順で作製することができる。先ず、伸長状態の伸縮性シート30aと薄地のシート材25を積層する。伸縮性シートの具体例としては、ポリウレタン、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体(SBS)、スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体(SEBS)、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(SIS)等のエラストマーをシート状又はネット状としたものを挙げることができる。また、シート材の具体例としては、不織布、フィルム等を挙げることができる。
次いで、積層した伸長状態の伸縮性シート30aとシート材25を所定の間隔で接合して接合部35を形成すれば、収縮状態の伸縮性シート30bと、この伸縮性シート30b上に波型に屈曲した状態で配置されたシート材25と、を備えた通気用部材10eを作製することができる。なお、接合部35は、例えば、ヒートシール、高周波シール、超音波シール等の熱融着方式、或いは粘着剤や接着剤を用いた接着方式により形成することができる。
上述のようにして作製された通気用部材を、例えば接着剤等を用いてトップシート上、或いはバックシートとトップシートの間に付設すれば、本発明の使い捨ておむつを製造することができる。
[1−2]吸収体:
吸収体は、着用者の尿や体液を吸収し、保持するための部材であり、吸収性材料によって構成される。吸収性材料としては、例えば、フラッフパルプ、高吸水性ポリマー(Super Absorbent Polymer;以下、「SAP」と記す)、親水性シート等を挙げることができる。フラッフパルプとしては、木材パルプや非木材パルプを綿状に解繊したものを、SAPとしては、ポリアクリル酸ナトリウムを、親水性シートとしては、ティシュ、吸収紙、親水化処理を行った不織布等を用いることが好ましい。
吸収体は、一種以上の吸収性材料を単層又は複層のマット状に成形したものを用いることが好ましい。なかでも、フラッフパルプ100質量部に対して、10〜500質量部のSAPを併用したものが好ましい。この際、SAPはフラッフパルプのマット中に混在させるか、フラッフパルプのマットの層間に層状に配置して用いればよい。
吸収体は、矩形状、砂時計型、ひょうたん型、T字型等、所望の形状に成形して用いることができる。吸収体は、SAPの脱落を防止し、形状安定性を付与するという目的から、親水性シートによって被包されていることが好ましい。通常、吸収体はトップシートとバックシートの間に挟み込まれ、両シートと一体化された状態で用いられる。
なお、吸収体の上面側に(例えば、吸収体とトップシートとの間に)、尿や体液等の液体を拡散させるためのシート(セカンドシート)を付帯的に配置してもよい。セカンドシートを付設すると、排尿量が多い場合や複数回の排尿により吸収体に多くの尿が吸収された状態で排尿があった場合などでも、尿や体液等の吸収速度が低下し難く、吸収速度の低下による尿や体液等の漏れを防止することが可能となる。
セカンドシートを構成する材料としては、親水性で液透過性の材料、例えば、織布、不織布、多孔性プラスチック、フラッフパルプ等を挙げることができる。これらの構成素材としては、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、レーヨン、パルプ、或いはこれらの複合繊維等を挙げることができる。パルプとしては、カーリーセルロースファイバー等のけん縮繊維を好適に用いることができる。
[1−3]トップシート:
トップシートは、吸収体の上面(おむつの装着時において着用者の肌側に位置する面)を被覆するように配置されるシートである。トップシートは、その下面側に配置された吸収体に、着用者の尿等を吸収させる必要から、その少なくとも一部(全部又は一部)が液透過性材料により構成される。通常、少なくとも吸収体の上面近傍については、着用者の尿や体液を透過させ得る液透過性の材料によって構成される。少なくとも一部が液透過性材料により構成されている限り、必ずしもトップシート全体が液透過性材料で構成されている必要はない。
トップシートを構成する液透過性材料としては、例えば、織布、不織布、多孔性フィルム等を挙げることができる。なかでも、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、ナイロン等の熱可塑性樹脂からなる不織布に親水化処理を施したものを用いることが好ましい。不織布の種類についても特に制限はなく、エアースルー(カード熱風)、カードエンボス、スパンボンド等の各種製法によって製造された従来公知の不織布を好適に用いることができる。なお、親水化処理は、界面活性剤を塗布、スプレー、含浸等させることにより行うことができる。
トップシートは単一のシート材によって構成されていてもよいが、複数のシート材によって構成されていてもよい。例えば、吸収体の上面部分に配置されるトップシートと、サイドフラップの部分に配置されるトップシートとを異なるシートによって構成する形態もよく利用される。例えば、図1Aに示す使い捨ておむつ1Aは、おむつの幅方向中央部には液透過性材料からなるトップシート18を配置し、おむつのサイドフラップ部分には液の透過に対して抵抗性を示す通気撥水性材料からなるサイドシート19を配置した例である。通気撥水性シートとしては、カードエンボス、スパンボンド等の製法により製造された不織布であってもよいが、防水性の高いSMS、SMMS等の不織布シートが更に好ましい。
また、図1A及び図8に示すように、トップシート18の面上の、吸収体22の長手方向の両端縁の外方に対応する部分には、疎水性シート材15a等を貼付すること等により疎水性領域15を形成することが好ましい。このような疎水性領域15を吸収体22の両端縁の外方に対応するトップシート18の面上に形成することにより、吸収体22に吸収しきれなかった着用者の尿や体液が、通気用部材10aの溝5a等を通じて、前身頃2と後身頃6の長手方向のそれぞれの端部からおむつの外部へと漏れ出すことを効果的に防止することができる。
疎水性領域は、図1A及び図8に示すようにトップシート18の面上に設けるだけでなく、吸収体の長手方向の両端縁の外方(即ち、バックシート内表面上)に設けることも好ましい。疎水性領域を吸収体の両端縁の外方のバックシート内表面上に設けることによっても、吸収体に吸収しきれなかった着用者の尿や体液が、通気用部材の溝及び/又は孔を通じて、前身頃と後身頃の長手方向のそれぞれの端部からおむつの外部へと漏れ出すことを効果的に防止することができる。
疎水性領域は、例えば、撥水性材料や液不透過性材料からなる疎水性シート材を所定の箇所に貼付することによって容易に形成することができる。このような疎水性シート材としては、カードエンボス、スパンボンド等の製法により製造された不織布や、防水性の高いSMS、SMMS等の不織布シート、ポリエチレン等の樹脂からなる液不透過性フィルム等を挙げることができる。なお、図9に示すように、トップシート18の所定箇所を疎水性加工することによっても疎水性領域15を形成することが可能である。
[1−4]バックシート:
バックシートは、吸収体の裏面(おむつの装着時において着用者の肌から遠い側に位置する面)を被覆するように配置されるシートである。バックシートは、着用者の尿がおむつ外部に漏洩してしまうことを防止する必要から、液不透過性材料によって構成される。
バックシートの配置位置については特に制限はない。吸収体で吸収された尿の漏れを防止するという観点から、少なくとも吸収体の存在する部分にバックシートが配置されていることが好ましい。
なお、図9に示すように、バックシート20の長手方向の両端部を20a,20bを、吸収体22の長手方向の両端部を包むようにトップシート18の側へと折り返すことが好ましい。このように、バックシート20の長手方向の両端部を20a,20bをトップシート18側に折り返すことによって、吸収体22に吸収しきれなかった着用者の尿や体液が、通気用部材の溝等を通じておむつの外部へと漏れ出すことを効果的に防止することができる。
バックシートを構成する液不透過性材料としては、例えば、ポリエチレン等の樹脂からなる液不透過性フィルム等を挙げることができ、なかでも、微多孔性ポリエチレンフィルムを用いることが好ましい。この微多孔性ポリエチレンフィルムは、0.1〜数μmの微細な孔が多数形成されており、液不透過性ではあるが透湿性を有するため、おむつ内部の蒸れを防止することができるという利点がある。
なお、図1A、図1B、及び図1Cに示すように、バックシート20の外表面側にカバーシート24を貼り合わせてもよい。このカバーシートは、バックシートを補強し、バックシートの手触り(触感)を良好なものとするために用いられる。
カバーシートを構成する材料としては、例えば、織布、不織布等を挙げることができる。なかでも、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル等の熱可塑性樹脂からなる乾式不織布、湿式不織布を用いることが好ましい。
[1−5]止着テープ:
本発明の使い捨ておむつは、図1Aに示すように、後身頃6の左右の各側縁6a,6bから延出するように配置された、前身頃2と後身頃6とを固定するための止着テープ11を備えていてもよい。
止着テープのファスニング部材としては、粘着剤により固定を行う粘着ファスナーであってもよいが、機械的な結合により固定を行うメカニカルファスナー(面状ファスナー)を用いることが好ましい。メカニカルファスナーは、止着力が高いことに加え、複数回の脱着を行っても止着力が低下することがないという利点がある。
例えば、図1Aに示す使い捨ておむつ1Aは、ファスニング部材として、メカニカルファスナー46を用いた例である。止着テープ11の先端近傍には、フック材46aが付設されている。一方、前身頃2には、ループ材からなるフロントパッチ(図示せず)が付設されており、フロントパッチに対して止着テープ11を止め付けることが可能なように構成されている。
止着テープの数は特に限定されず、着用者の体型(具体的には、ウエスト周り、脚周り等)の寸法に合わせて、適当な数の止着テープを付設すればよい。一般的には、乳幼児用の使い捨ておむつであれば一対(左右1個ずつ)、成人用の使い捨ておむつであれば二対(左右2個ずつ)が付設される。
[1−6]立体ギャザー:
本発明の使い捨ておむつは、図1Cに示す使い捨ておむつ1Aのように、撥水性シート32からなり、吸収体22の両側に配置された左右一対の立体ギャザー26(26a,26b)を備えていることが好ましい。
立体ギャザーの構成は、従来の使い捨ておむつ、その他の吸収性物品に使用される構成を採用することができる。例えば、図1Cに示すように、撥水性シート32の層間に立体ギャザー伸縮材36を挟み込んで固定し、その立体ギャザー伸縮材36の収縮力によってギャザー(襞)を形成したもの等を好適に用いることができる。
なお、立体ギャザーは、前記のように立体ギャザー用の撥水性シートを別途付設してもよいし、おむつを構成するシート材(例えば、撥水性のサイドシート等)の一部によって形成してもよい。撥水性シートは、カードエンボス、スパンボンド等の製法により製造された不織布であってもよいが、防水性の高いSMS、SMMS等の不織布シートが更に好ましい。
立体ギャザーは、股下部からの漏れを防止するため、少なくとも股下部に形成されていればよいが、前身頃や後身頃に形成されていてもよい。図1A及び図1Cに示す使い捨ておむつ1Aは、おむつの長手方向に沿って、股下部4から前身頃2と後身頃6の双方にかけて連続的に、一対の立体ギャザー26(26a,26b)が形成された例である。また、立体ギャザーは、少なくとも一対形成する必要があるが、二対以上形成してもよい。
また、立体ギャザーは、おむつの内側に向かって傾倒する内倒しギャザーであってもよいし、おむつの外側に向かって傾倒する外倒しギャザーであってもよい。更に、高さ方向の一部に、曲げ部や折り返し部を形成した立体ギャザー(C折りギャザーやZ折りギャザー等)とすることもできる。図1A及び図1Cに示す使い捨ておむつ1Aは、立体ギャザー26(26a,26b)を内倒しギャザーとした例である。
[1−7]各種伸縮材:
本発明の使い捨ておむつには、脚周り伸縮材、ウエスト周り伸縮材、腹周り伸縮材等の伸縮材を配置することが好ましい。
脚周り伸縮材は、脚周り開口部に沿って配置される伸縮材である。図1A及び図1Cに示す使い捨ておむつ1Aでは、吸収体22の側縁に沿って、直線的に左右3本ずつの脚周り伸縮材40が配置されている。また、図7A及び図7Bに示す使い捨ておむつ1Cにおいては、脚周り開口部12のカーブに沿って、左右2本ずつの脚周り伸縮材40が配置されている。脚周り伸縮材を配置することによって、脚周り開口部に伸縮性に富むギャザー(レグギャザー)を形成することができる。従って、脚周りに隙間が形成され難くなり、脚周り開口部からの尿漏れを効果的に防止することができる。
脚周り伸縮材は、糸ゴムや平ゴム等によって構成される。そして、脚周り伸縮材は、立体ギャザーの起立線より外側の部分に配置されていることが好ましい。このような構成とすると、立体ギャザーの十分な防漏効果を確保しつつ、股下部の装用感・装着感を向上させることができる。
ウエスト周り伸縮材は、ウエスト周り開口部に沿って配置される伸縮材である。ウエスト周り伸縮材を配置することによって、ウエスト開口部に伸縮性に富むギャザー(ウエストギャザー)を形成することができる。このウエストギャザーにより、ウエスト周りに隙間が形成され難くなり、ウエスト周りからの尿漏れを防止することができる他、着用者へのおむつのフィット性が良好となり、おむつのずり下がりが防止される。
ウエスト周り伸縮材は、ウレタンフォーム等の伸縮性フォームによって帯状に形成することが好ましい。この帯状のウエスト周り伸縮材は、後身頃(背側)のみ、前身頃(腹側)のみ、或いは後身頃と前身頃の双方に配置することができる。一方、図7A及び図7Bに示す使い捨ておむつ1Cは、おむつの後身頃6の端縁に沿って糸状のウエスト周り伸縮材42を配置した例である。
なお、パンツ型使い捨ておむつにあっては、外装シートのウエスト周り部分に、その外装シートの層間に伸張状態のウエスト周り伸縮材が固定されることが一般的である。「外装シートの層間」とは、インナーシートとアウターシートの貼り合わせ部分の層間に、ウエスト周り伸縮材が固定されるものに限定されない。例えば、インナーシート又はアウターシートの折り返し部分の層間等にウエスト周り伸縮材が固定されていてもよい。
パンツ型使い捨ておむつの場合には、図7Bに示すように、腹周り伸縮材44を配置することも好ましい。腹周り伸縮材は、ウエスト周り開口部と脚周り開口部との間の部分(即ち、着用者の腹周りに相当する部分)に配置される伸縮材である。腹周り伸縮材を配置することによって、着用者の腹周りに伸縮性に富むタミーギャザーを形成することができる。このタミーギャザーは、ウエストギャザーと相俟って、おむつのフィット性やずり下がり防止効果を一層優れたものとすることができる。
これらの伸縮材については、ギャザーの収縮の程度等を勘案した上で、構成材料、その材料の伸長率、固定時の伸長状態等を決定すればよい。
伸縮材としては、従来の使い捨ておむつで使用されてきた伸縮材を好適に用いることができる。具体的には、天然ゴムからなる平ゴムや合成ゴム(ウレタンゴム等)の弾性糸からなる糸ゴムの他、伸縮性ネット、伸縮性フィルム、伸縮性フォーム(ウレタンフォーム等)等を挙げることができる。
伸縮材は、十分な伸縮力を作用させるため、伸長状態で固定することが好ましい。例えば、伸縮材が天然ゴムからなる平ゴムや合成ゴムの弾性糸からなる糸ゴムである場合には、120〜400%の伸長状態で固定することが好ましく、200〜300%の伸長状態で固定することがより好ましい。このような範囲の伸長状態で固定することにより、着用者に対して過度の締め付け力を作用させることなく、十分な伸縮力を作用させることが可能となる。
伸縮材は、おむつの他の構成部材に対して、接着剤その他の手段により固定される。固定方法としては、例えば、ホットメルト接着剤、その他の流動性の高い接着剤を用いた接着であってもよいし、ヒートシールをはじめとする熱や超音波等による溶着であってもよい。
[2]適用対象:
本発明の使い捨ておむつは、既に説明したようなテープ型使い捨ておむつやパンツ型使い捨ておむつに対して適用することができる。
本発明の使い捨ておむつは、乳幼児用、又は介護を必要とする高齢者や障害者等の成人用の使い捨ておむつとして好適に用いることができる。
本発明の使い捨ておむつの一実施形態を示す図であり、展開してトップシート側から見た状態を示す概略平面図である。 図1Aに示す使い捨ておむつのX−X’断面を示す概略断面図である。 図1Aに示す使い捨ておむつのY−Y’断面を示す概略断面図である。 本発明の使い捨ておむつの他の実施形態の一部分を示す概略断面図である。 本発明の使い捨ておむつの更に他の実施形態を示す図であり、展開してトップシート側から見た状態を示す概略平面図である。 図3Aに示す使い捨ておむつのX−X’断面を示す概略断面図である。 本発明の使い捨ておむつの更に他の実施形態の一部分を示す概略断面図である。 本発明の使い捨ておむつの更に他の実施形態の一部分を示す概略断面図である。 本発明の使い捨ておむつに用いられる通気用部材の一例を示す模式図である。 本発明の使い捨ておむつの更に他の実施形態を示す図であり、展開してトップシート側から見た状態を示す概略平面図である。 図7Aに示す使い捨ておむつを組み立てた状態を示す概略斜視図である。 トップシート上に形成した疎水性領域の一例を示す概略断面図である。 トップシートの所定箇所を疎水性加工して形成した疎水性領域の一例を示す概略断面図である。 バックシートの両端部を折り返した状態の一例を示す概略断面図である。
符号の説明
1A,1B,1C:使い捨ておむつ、2:前身頃、4:股下部、5a,5b,5c:溝、6:後身頃、6a,6b:側縁部、8:接合部、8a,8b,8c:孔、10:ウエスト周り開口部、10a,10b,10c,10d,10e:通気用部材、11:止着テープ、12:脚周り開口部、12a,12b:凸状部、14:吸収性本体、15:疎水性領域、15a:疎水性シート材、16:外装シート、16a:アウターシート、16b:インナーシート、18:トップシート、19:サイドシート、20:バックシート、20a,20b:両端部、22:吸収体、24:カバーシート、25:シート材、26,26a,26b:立体ギャザー、30a:伸長状態の伸縮性シート、30b:収縮状態の伸縮性シート、32:撥水性シート、35:接合部、36,38:立体ギャザー伸縮材、40:脚周り伸縮材、42:ウエスト周り伸縮材、44:腹周り伸縮材、46:メカニカルファスナー、46a:フック材、W:溝幅、D:孔径

Claims (6)

  1. 前身頃、股下部及び後身頃の各部から構成され、
    吸収体と、少なくとも一部が液透過性材料からなり、前記吸収体の表面を被覆するように配置されたトップシートと、液不透過性材料からなり、前記吸収体の裏面を被覆するように配置されたバックシートと、を備え、
    前記前身頃及び前記後身頃の長手方向のそれぞれの端部領域には、通気用部材が付設され、その長手方向に連通する通気用の溝及び/又は孔が形成されている使い捨ておむつ。
  2. 前記溝及び/又は前記孔が、前記トップシート上に形成されている請求項1に記載の使い捨ておむつ。
  3. 前記孔が、前記トップシートと前記バックシートの間に形成されている請求項1又は2に記載の使い捨ておむつ。
  4. 複数の前記溝及び/又は複数の前記孔が、前記通気用部材の内側壁で仕切られることで形成されている請求項1〜3のいずれか一項に記載の使い捨ておむつ。
  5. 前記トップシートの面上の、前記吸収体の長手方向の両端縁の外方に対応する部分に、疎水性領域を有する請求項1〜4のいずれか一項に記載の使い捨ておむつ。
  6. 前記吸収体の長手方向の両端縁の外方に、疎水性領域を有する請求項1〜5のいずれか一項に記載の使い捨ておむつ。
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