JPH0621667U - ヘルメット - Google Patents

ヘルメット

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Publication number
JPH0621667U
JPH0621667U JP4323692U JP4323692U JPH0621667U JP H0621667 U JPH0621667 U JP H0621667U JP 4323692 U JP4323692 U JP 4323692U JP 4323692 U JP4323692 U JP 4323692U JP H0621667 U JPH0621667 U JP H0621667U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
helmet
ventilation
liner
dimensional fabric
shock absorbing
Prior art date
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Pending
Application number
JP4323692U
Other languages
English (en)
Inventor
順一 道願
正記 寺下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mizuno Corp
Original Assignee
Mizuno Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mizuno Corp filed Critical Mizuno Corp
Priority to JP4323692U priority Critical patent/JPH0621667U/ja
Publication of JPH0621667U publication Critical patent/JPH0621667U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、通気性を有するヘルメットにおい
て、通気性を向上させるとともに良好な装帽感を兼ね備
えたヘルメットを提供することを目的とする。 【構成】 比較的大きな通気孔2を有するヘルメットの
内側に、三次元織物からなる内装材を張りつける。更
に、ウレタンからなる衝撃緩衝用ライナー7乃至11に
通気溝12を形成し、ヘルメット本体1に穿設された通
気孔2に対応するように配置接着したことを特徴とす
る、ヘルメットである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、通気性を改良したヘルメットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来よりヘルメットとしては各種のものが公知であるが、特に通気性を必要と する野球用ヘルメットについて説明すると、野球用ヘルメットには、バッター用 ヘルメットとキャッチャー用ヘルメットがある。バッター用ヘルメットは、ピッ チャーの投球から頭部を保護するために、キャッチャー用ヘルメットはバッター がスウィングしたバットから頭部を保護するために公式試合では着用が義務つけ られており、性能についても製品安全協会の認定基準で規定されている。 また、ボールやバットから頭部を保護するに必要な強度を得るため、その素材 は通気性の全くないプラスチックスの一体成形物やFRP製のものが使用されて おり、通気孔も小径の貫通孔が4個乃至6個程度形成されたものが一般的であっ た。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】
従来のヘルメットを着用して競技者が運動すると発汗を伴う。特にキャッチャ ーはバッターに比べてヘルメットの着用時間が非常に長く、他のポジションより も運動量が多いので汗をかきやすい。しかし、ヘルメット自体には通気性が無く 、通気孔も小さいため、十分な換気ができなかった。そのため、競技中にヘルメ ット内部が蒸れて不快感が伴うという欠点があった。 通気孔を大きくすると、砂埃などがヘルメット内部に侵入したり、頭髪が通気 孔から飛び出してしまい美観を損なうばかりか、キャッチャーマスクを着脱する 際、引っ張られたり抜けたりして不快であった。 本考案は、上記のような従来技術の欠点を解消するために考案されたものであ り、十分な通気性とクッション性及び快適な装帽感を兼ね備えたヘルメットを提 供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案のヘルメットは、従来のものに比べて格段に大きくなった通気孔を有す るヘルメット本体と、当該通気孔を内側から覆う三次元織物からなる内装材及び 、効率的な換気を促す通気溝を有する衝撃緩衝用ライナーからなる。 ヘルメット本体の素材としては、ポリカーボネイト、AES樹脂、ABS樹脂 など任意の硬質プラスチックスが用いられる。内装材にはポリエステル繊維など 任意の合成繊維を三次元的に編み込み、通気性とクッション性に富んだメッシュ 生地を用いるのが好ましいが、通気性に富む織布とスポンジなどを張り合せて三 次元的に構成した生地でも良い。衝撃緩衝用ライナーはウレタンスポンジなどを 熱成型により形成したものである。 これらを まずヘルメット内側の通気孔を塞ぐように三次元織物を配置接着し 前頭部、側頭部、後頭部及び頭頂部に当たる部分に衝撃緩衝用ライナーを配置接 着する。頭頂部ライナーを接着する際、ライナーに設けた通気溝をヘルメット本 体の通気孔に連なるように配置接着する。
【0005】
【実施例】
本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1に示すように、ポリカ−ボネ イト樹脂で射出成型したヘルメット本体1の内側に接着剤を塗布し、通気孔2を 覆うように三次元織物からなる内装材3を貼り付ける。必要に応じてヘルメット 本体の内側にプライマー処理を施してもよい。ここで用いる三次元織物は、(商 品名ユニチカ:キュービックアイ[HA-3002E](商標登録申請中))などが好適で ある。 この織物は、三層よりなっており第一層4及び第三層6は直径2ミリないし3 ミリ程度の透孔を有する織布からなり、第二層5は第一層4及び第三層6を架橋 するように繊毛状の繊維が積層した構造を有する。よって、十分な通気性を確保 しながらも、埃などの侵入を防ぎ、頭髪が裏面から表面に通り抜けるのも防止す ることができる。また、この三次元織物は1.5 ミリ乃至3ミリ程度の厚みを有す るので適度なクッション性を持つ。この三次元織物を接着剤を塗布したヘルメッ トの内面に、頭頂部より側頭部、前頭部及び後頭部にかけて貼り付ける。 また、衝撃緩衝用ライナー7乃至11は、金型内にウレタンシート、ウレタン スポンジ、ウレタンシートと積層配置し、上金型を閉めて加熱圧縮した熱成形品 などが好ましい。衝撃緩衝用ライナー7乃至11には通気溝8が適宜形成されて おり、溝以外にディンプル状の凹凸などを形成することも可能である。 ライナーの接着面にプライマー処理を施し、接着剤を塗布してヘルメット本体 1の内側前頭部、側頭部、後頭部及び頭頂部に貼り付ける。頭頂部の衝撃緩衝用 ライナー8を貼り付ける際、該衝撃緩衝用ライナーに形成された通気溝12がヘ ルメット本体1に穿設された通気孔2と対応するように凹設配置されていること を特徴とするヘルメットである。
【0006】
【考案の効果】
以上のような構成であるため、本願考案のヘルメットを着用すると、大きく穿 設された通気孔により十分な通気が得られる。また、通気孔に連なる通気溝を有 する柔軟な衝撃緩衝用ライナーの作用により、競技時にヘルメットが動く度にヘ ルメット内部の空気が効果的に排出されるという効果が得られる。 通気孔に張られた三次元織物からなる内装材は、通気を妨げるものではなく、 外部からの埃等の侵入を防ぐと共に、頭髪が通気孔から飛び出るのを防ぎヘルメ ットやマスクを着脱する際に頭髪が抜けたりするのも防止する効果も得られる。 また、三次元織物はそれ自体1.5 乃至3ミリ程度の厚みを有するのでソフトな 装帽着感が得られる。
【0008】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のヘルメットの斜視図である。
【図2】本考案の内装材に用いられる三次元織物の要部
拡大図である。
【図3】本考案の衝撃緩衝用ライナーの展開図である。
【図4】本考案の頭頂部衝撃緩衝用ライナーのA−A線
の部分の断面図である。
【図5】ヘルメット内の通気状態を示す見取り図であ
る。
【符号の説明】
1 ヘルメット本体 2 通気孔 3 内装材 4 第一層 5 第二層 6 第三層 7 後頭部衝撃緩衝用ライナー 8 頭頂部衝撃緩衝用ライナー 9 前頭部衝撃緩衝用ライナー 10 右側頭部衝撃緩衝用ライナー 11 左側頭部衝撃緩衝用ライナー 12 通気溝

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 比較的大きな通気孔を設けたヘルメット
    において、ヘルメットの内装材に、通気性に富みクッシ
    ョン性を兼ね備えた三次元織物を配置したことを特徴と
    するヘルメット。
  2. 【請求項2】 前記ヘルメットの内側に装着される衝撃
    緩衝用ライナーにおいて、該衝撃緩衝用ライナーには通
    気溝を形成するとともに、該通気溝は前記通気孔と対応
    するように凹設配置されていることを特徴とする請求項
    1のヘルメット。
JP4323692U 1992-05-30 1992-05-30 ヘルメット Pending JPH0621667U (ja)

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JP4323692U JPH0621667U (ja) 1992-05-30 1992-05-30 ヘルメット

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JP4323692U JPH0621667U (ja) 1992-05-30 1992-05-30 ヘルメット

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JPH0621667U true JPH0621667U (ja) 1994-03-22

Family

ID=12658272

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JP4323692U Pending JPH0621667U (ja) 1992-05-30 1992-05-30 ヘルメット

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000037495A (ja) * 1998-07-23 2000-02-08 Mizuno Corp 野球用ヘルメット
JP2010110470A (ja) * 2008-11-06 2010-05-20 Oji Nepia Co Ltd 使い捨ておむつ
JP2013034747A (ja) * 2011-08-10 2013-02-21 Asics Corp 野球用ヘルメット
JP2013142212A (ja) * 2012-01-12 2013-07-22 Finetrack:Kk 帽子
JP2014510852A (ja) * 2011-04-12 2014-05-01 マッツサイテクノ ライセンシング カンパニー 振動減衰材料

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