JP2010109660A - 逐次比較型ad変換回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】チョッパ型コンパレータを備えたAD変換回路において、コンパレータにヒステリシス特性を持たせてノイズによる変換誤差を低減するとともに、ヒステリシス付与に伴う変換誤差の増加を抑制できるようにする。
【解決手段】チョッパ型コンパレータを備えた逐次比較型AD変換回路において、比較回路(CMP)には1または2以上の増幅段と、前記増幅段のうちいずれかの増幅段の入力端子に接続されたフィードバック容量(Cf)とを設け、第1の期間に入力アナログ電圧を取り込み、第2の期間に、前記入力アナログ電圧と前記比較電圧との電位差に応じた電圧が入力されて、該入力電位を前記増幅段で増幅し、当該比較回路の出力が変化するとき、フィードバック容量を介して対応する増幅段の入力端子に正帰還をかけて1LSB以下のヒステリシスを付与するように構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、逐次比較型AD変換回路におけるコンパレータにヒステリシス特性を持たせる技術に関し、特にチョッパ型コンパレータを備えたAD変換回路に利用して好適な技術に関する。
携帯電話、PDA(Personal Digital Assistants)、ディジタルカメラ等の携帯用電子機器には、機器内部のシステムを制御するためマイクロプロセッサが設けられており、マイクロプロセッサは温度や電池の電圧等を監視して制御を行っている。そのため、機器には温度や電池の電圧等を検出するセンサが設けられ、マイクロプロセッサには、これらのセンサからのアナログ信号をディジタル信号に変換するA/D変換回路を内蔵するものが用いられることが多い。
また、マイクロプロセッサなどに内蔵されるA/D変換回路は、その回路規模が小さなものが望まれる。そのようなA/D変換回路として、例えば図9に示すようなCMOSインバータを増幅器として利用するいわゆるチョッパ型コンパレータを用いたA/D変換回路が知られている。
従来より、入力信号にのったノイズによる誤動作を防止するため、コンパレータにヒステリシス特性を持たせたものがある。しかし、A/D変換回路では、コンパレータにヒステリシス特性を持たせるとそれがAD変換誤差になり、特に入力ビット数の大きいつまり高分解能のA/D変換回路では、最小分解能であるLSB(Least Significant Bit)がヒステリシスに埋もれてしまうため、ヒステリシス特性を持たせないのが一般的であった。
一方、チョッパ型コンパレータは、入力アナログ信号Vinと比較電圧Vrefとの電位差をCMOSインバータで増幅するため、VinがVrefとほぼ等しいレベルになると、入力電位の僅かな揺れで出力がハイ/ロウに切り換わる不安定な動作を起こす。そして、この切り換わりの際にCMOSインバータで電流変化が生じ、それが電源ノイズとなってコンパレータの基準電圧を揺らし変換精度を低下させるという問題点がある。そこで、出力がハイ/ロウに切り換わる不安定な動作を防止するため、チョッパ型コンパレータにヒステリシス特性を持たせるようにしたA/D変換回路が提案されている(特許文献1)。
特開平6−069799号公報
上記特許文献1に記載されている先願発明は、分解能がそれほど高くないA/D変換回路では有効である。しかし、上記先願発明は、コンパレータを構成するインバータのN−MOSFET(絶縁ゲート型電界効果トランジスタ:以下、MOSトランジスタと称する)と並列に、出力からのフィードバック信号によってオン、オフされてインバータの論理しきい値をシフトさせることで、ヒステリシス特性を持たせるものである。本発明者らが検討したところ、かかる構成のコンパレータにあっては、3V〜5Vの電源電圧の場合、数mVのヒステリシスを持ってしまう。
そのため、例えば10ビットのA/D変換回路の場合には、最小分解能であるLSBがヒステリシスに埋もれてしまい変換誤差が大きくなる。また、電源電圧端子と接地点との間に3個のMOSトランジスタが縦積みにされるため、2Vのような低電源電圧で動作させることができないという課題があることを見出した。
この発明の目的は、チョッパ型コンパレータを備えたAD変換回路において、僅かな素子を追加するだけでコンパレータにヒステリシス特性を持たせてノイズによる変換誤差を低減できるようにすることにある。
この発明の他の目的は、チョッパ型コンパレータを備えたAD変換回路において、コンパレータに1LSB以下のヒステリシス特性を持たせることで、ヒステリシス付与に伴う変換誤差の増加を抑制できるようにすることにある。
上記目的を達成するため、この発明は、入力アナログ電圧と比較電圧の大小を判定する比較回路と、該比較回路の判定結果を順次取り込んで保持するレジスタと、該レジスタの値を電圧に変換し前記比較電圧とするローカルDA変換回路と、を備えた逐次比較型AD変換回路において、前記比較回路は、1または2以上の増幅段と、前記増幅段のうちいずれかの増幅段の入力端子に接続されたフィードバック容量とを有し、第1の期間に入力アナログ電圧を取り込み、第2の期間に、前記入力アナログ電圧と前記比較電圧との電位差に応じた電圧が入力されて、該入力電圧を前記増幅段で増幅し、当該比較回路の出力が変化するとき、前記フィードバック容量を介して対応する増幅段の入力端子に正帰還をかけて1LSB以下のヒステリシスを付与するように構成したものである。
上記した構成によれば、フィードバック容量を介していずれかの増幅段の入力端子に正帰還をかける構成であるため、増幅段自身にヒステリシス特性を持たせる場合に比べて小さなヒステリシスを付与することができるとともに、追加する素子も少なくて済む。
ここで、望ましくは、前記ヒステリシスは、1LSBの1/2以下の大きさとなるようにフィードバック容量の容量値を決定する。より望ましくは、前記ヒステリシスは、1LSBの1/5以下の大きさとなるようにフィードバック容量の容量値を決定する。さらに望ましくは、前記ヒステリシスは、1LSBの1/10以下の大きさとなるようにフィードバック容量の容量値を決定する。これにより、変換誤差を増大させることなく、比較回路の出力の切り替わりによって生じるノイズを低減することができる。
また、望ましくは、前記比較回路は縦続接続された2以上の増幅段を有し、前記フィードバック容量を介して対応する入力端子に正帰還をかける増幅段は最終段の増幅段であるようにする。最終段の増幅段に正帰還をかける構成とすることによって、入力に換算したときのヒステリシスを小さくし、容易に1LSB以下のヒステリシスを付与することができる。
さらに、望ましくは、前記比較回路は、CMOSインバータを前記増幅段として有するとともに、各CMOSインバータの入出力端子間にそれぞれ設けられたスイッチ素子と、前記CMOSインバータ間に設けられた容量と、を有し、第1の期間に前記スイッチ素子がオン状態にされて、サンプリング容量の一方の端子に前記CMOSインバータの論理しきい値に相当する電圧が印加されて該電圧を基準に入力アナログ電圧を取り込み、第2の期間に、前記サンプリング容量に前記入力アナログ電圧と前記比較電圧との電位差に応じた電荷がチャージされ、かつ前記スイッチ素子がオフ状態にされて前記サンプリング容量の電位を前記CMOSインバータで増幅し、当該比較回路の出力が変化するとき、前記フィードバック容量を介して対応するCMOSインバータの入力端子に正帰還をかけるように構成する。これにより、コンパレータの構成素子数を減らして回路の占有面積を低減することができる。
また、望ましくは、前記比較回路の後段には、該比較回路の最終増幅段の出力と前記サンプリングのタイミング与えるクロック信号とを入力とする論理ゲートが設けられ、該論理ゲートの出力もしくはそれを反転した信号によって前記フィードバック容量の一方の端子の電位が変化され、対応するCMOSインバータの入力端子に正帰還をかけるように構成する。これにより、サンプリング中に増幅段としてのインバータの中間の電位が後段の回路(逐次比較レジスタ等)に伝達されないようにすることができる。
本発明によれば、チョッパ型コンパレータを備えたAD変換回路において、僅かな素子を追加するだけでコンパレータにヒステリシス特性を持たせてノイズによる変換誤差を低減することができる。また、コンパレータに1LSB以下のヒステリシス特性を持たせることで、ヒステリシス付与に伴う変換誤差の増加を抑制することができるという効果がある。
以下、本発明の好適な実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る逐次比較型AD変換回路の一実施形態を示す。図1に示されているAD変換回路は、アナログ入力端子INに入力されたアナログ入力Vinと基準電圧端子に印加された比較電圧Vrefとを交互にサンプリングして差電圧を保持するサンプル・ホールド回路S&Hと、該サンプル・ホールド回路S&Hによってサンプリングされた差電圧を増幅するチョッパ型コンパレータCMPと、該チョッパ型コンパレータCMPの出力とサンプリングクロックφsとを入力とし所定の信号を出力する論理回路LGと、該論理回路LGの出力を順次取り込む逐次比較レジスタSARと、該レジスタSARから出力される信号によって内部のスイッチが切り替わることでSARの出力コードをDA変換した電圧を比較電圧Vrefとして上記サンプル・ホールド回路S&Hへ出力するローカルDA変換回路DACとを備える。
サンプル・ホールド回路S&Hは、サンプリングクロックφsとその逆相のクロック/φsによって相補的にオン、オフされる一対のサンプリング用スイッチSS1,SS2と、該スイッチSS1,SS2の接続ノードと上記チョッパ型コンパレータCMPの入力端子との間に接続されたサンプリング容量Csとからなる。論理回路LGは、チョッパ型コンパレータCMPの出力とサンプリングクロックφsとを入力としそれらの信号の論理積をとった信号を出力するNORゲートG1と、該NORゲートG1の出力を反転するインバータG2とからなる。
また、チョッパ型コンパレータCMPは、3個のCMOSインバータINV1,INV2,INV3を、容量C1,C2を介して縦続接続するとともに、各インバータ毎に入出力端子間を短絡するスイッチS1,S2,S3を設けた構成とされている。そして、NORゲートG1の出力端子と最終段のインバータINV3の入力端子との間に、フィードバック用の容量Cfが接続されている。NORゲートG1を設けているのは、サンプリング中はスイッチS3がオンされることでインバータINV3の出力がハイレベルとロウレベルの中間の電位になるので、それが後段の回路(逐次比較レジスタ等)に伝達されないようにするためである。
この実施例のコンパレータCMPにおいては、サンプリング期間にスイッチS1,S2,S3がオンされてインバータINV1,INV2,INV3の入出力が短絡されることで、各インバータの入力電位と出力電位はその論理しきい値VLTと等しい電位になる。そのため、サンプル・ホールド回路S&Hでは、サンプリングクロックφsによって入力端子側のスイッチSS1がオン状態にされる。これによって、サンプリング容量Csには、VLTを基準として入力アナログ電圧Vinがサンプリングされる。つまり、CsにはVLTとVinとの電位差に応じた電荷がチャージされる。また、容量C1,C2には、各インバータの論理しきい値の差分の電圧(VLT2−VLT1),(VLT3−VLT2)がチャージされる。
比較判定時(ホールド期間)には、サンプル・ホールド回路S&Hでは、サンプリングクロック/φsによってリファレンス側のスイッチSS2がオン状態にされる。これによって、サンプリング容量Csには、入力アナログ電圧Vinと比較電圧Vrefとの電位差(Vref−Vin)に応じた電荷が残る。また、コンパレータCMPにおいては、φsによってスイッチS1,S2,S3がオフされてインバータINV1,INV2,INV3の入出力間が遮断されることで、各インバータは増幅器として動作し入力電位に応じて出力が変化する。
そして、このとき初段のインバータINV1の入力端子には、サンプリング容量Csを介して電位差(Vref−Vin)が伝達され、その電位差がインバータINV1,INV2,INV3によって次第に増幅されて行く。その結果、インバータINV3の出力には、入力アナログ電圧Vinと比較電圧Vrefとを比較した結果が現われる。具体的には、インバータINV1,INV2,INV3の論理しきい値をVLT1,VLT2,VLT3、ゲイン(増幅率)をA1,A2,A3、電源電圧をVddとすると、図1の回路における各ノードの電位(1)〜(8)は、図2に示すようになる。図2より、VinがVrefよりも高いときはインバータINV3の出力はロウレベル(接地電位GND)に、またVinがVrefよりも低いときはインバータINV3の出力はハイレベル(電源電圧Vdd)になることが分かる。
この実施例においては、NORゲートG1の出力端子と最終段のインバータINV3の入力端子との間に、フィードバック用の容量Cfが接続されているため、NORゲートG1の出力電位が高くなると容量Cfの電荷がC2との間で容量比に応じて分配されることでインバータINV3の入力端子に正帰還がかかり、その入力電位が容量Cfを設けないものよりもΔVだけ高くなる。ここで、分配前の電荷と分配後の電荷が等しいことから、Q=Cf・Vdd=(C2+Cf)・ΔVが成り立つ。これより、ΔV=Vdd・Cf/(C2+Cf)となるので、インバータINV3の入力電位(6)は、VLT3+A1・A2・(Vref−Vin)+Vdd・Cf/(C2+Cf)となる(図2の点線内参照)。
さらに、インバータINV3の入力ノードにおける正帰還量ΔVは、これを増幅段として働くインバータINV1,INV2のゲインA1,A2で割ることによって入力に換算することができる。これより、インバータINV1の入力ノードでのヒステリシス量Vhysは、次式
Vhys=Vdd・Cf/(C2+Cf)・A1・A2 ……(1)
で表わすことができる。
従って、例えば10ビットのAD変換回路において、0.1LSB程度のヒステリシス(=Vdd/10・210)を付加したい場合に、インバータINV1,INV2のゲインを各々50倍とすると、
Vhys=Vdd・Cf/(C2+Cf)・50・50=Vdd/10・210
より、Cf/(C2+Cf)≒1/4となるので、C2:Cf≒3:1程度に設定すれば良いことが分かる。
上記のように、本実施例を適用すると、容量を1つ追加するだけの簡単な設計変更で、チョッパ型コンパレータCMPに0.1LSB程度の微小なヒステリシスを付加することができる。ここで、AD変換回路に用いるチョッパ型コンパレータのヒステリシスは、LSBよりも小さく熱雑音よりも大きければ、熱雑音によるコンパレータの出力の切り替わりを防止して変換精度を高くすることができる。
また、図1において、インバータINV1とINV2のそれぞれの入出力間に容量を付加して、インバータINV1,INV2のゲインを調整する構成とすることもできる。この場合には、調整した所定のゲインによる計算結果をもとにC2とCfの比率の設定ができる。容量はINV1,INV2のどちらか一方に付加してもよく、両方に付加しても良いが、INV1に付加した方がコンパレータCMPでのノイズ低減に大きな効果がある。
特許文献1に記載されているような構成では、10ビットのAD変換回路において1LSB以下のヒステリシスの付加が困難であるため、熱雑音によるコンパレータの出力の切り替わりを防止するためヒステリシスを付加すると量子化誤差が増加してしまうが、本実施例を適用すると、量子化誤差を増加させることなく、熱雑音によるコンパレータの出力の切り替わりを防止して変換精度を高くすることができる。
ただし、ヒステリシスも小さいとは言え、変換誤差となる。従って、電池で動作するシステムのように電源電圧の変動が大きなシステムに使用されるAD変換回路にあっては、電源電圧Vddが低いときはヒステリシスを小さくして誤差を小さくし、ノイズレベルが大きくなる電源電圧Vddが高い状態ではヒステリシスを大きくしてノイズによる誤動作を防止するのが望ましい。そこで、かかる観点から上記実施例のコンパレータを検証してみる。
MOSトランジスタの伝達コンダクタンスをgm、しきい値電圧をVth、出力抵抗をr0、アーリー電圧をVA、ゲート・ソース間電圧をVgs、ドレイン・ソース間電圧をVds、ドレイン電流をIdsとおくと、
r0=(VA+Vds)/Ids
gm=2Ids/(Vgs−Vth)
より、MOSトランジスタのゲインG(=gm・r0)は、
G=2Ids・(VA+Vds)/(Vgs−Vth)・Ids
=2(VA+Vds)/(Vgs−Vth) ……(2)
で表わされる。この式において、分母の(Vgs−Vth)はMOSトランジスタのゲートにかかる実効電圧であり、この実効電圧は電源電圧Vddが高いほど大きく、Vddが低いほど実効電圧は小さくなる。従って、上記式(2)より、電源電圧Vddが高くなって実効電圧が大きくなるほどゲインは大きくなり、電源電圧Vddが低くなって実効電圧が小さくなるほどゲインは小さくなることが分かる。
一方、前述した実施例のコンパレータにおいては、式(1)より、電圧Vddが高くインバータのゲインが大きいほどヒステリシスは大きくなり、電圧Vddが低くインバータのゲインが小さいほどヒステリシスは小さくなる。また、MOSトランジスタのゲインが大きいほどインバータのゲインは大きくなる。従って、電源電圧の変動に応じて電源電圧が高いほどヒステリシスが大きくなる前記実施例のコンパレータは、電源電圧の変動が大きなシステムに使用されるAD変換回路に好適であると言える。
図3〜図6は、前記実施例のコンパレータの変形例を示す。このうち、図3は出力側から正帰還をかける位置を2段目のインバータINV2の入力ノードにしたもの、図4は出力側から正帰還をかける位置を1段目のインバータINV1の入力ノードにしたものである。このように正帰還をかける位置を変えても図1の実施例とほぼ同様な効果が得られる。
ただし、入力に換算して同一のヒステリシスを持たせる場合、フィードバック容量Cfは、図1よりも図3の方を小さくし、図3よりも図4の方をさらに小さくする必要がある。また、図3では図1とは逆相の信号(9)により帰還をかけ、図4では図1と同相の信号(8)により帰還をかけるようにする。
図5は、コンパレータCMPが2段のインバータINV1,INV2により構成されている場合に、出力側から2段目のインバータINV2の入力端子に正帰還をかけるように構成したものである。図5に破線で示すように、1段目のインバータINV1の入力端子に正帰還をかけるように構成しても良い。なお、インバータが3段で1段目のインバータINV1の入力端子に正帰還をかける場合には、図1のように3段目のインバータに正帰還をかける場合よりもCfの容量値を小さくする必要がある(例えば1/1000)。その場合、CfをC2と同一構造の素子で構成することができないことも予想されるが、配線間容量などを利用すればそのような小さなCfを構成することができる。
図6は、コンパレータCMPが3個の差動増幅段で構成されている場合の帰還のかけ方を示したものである。図6において、(8)は図1のNORゲートG1の出力と同相の信号により、また(9)は図1のNORゲートG1の出力と逆相の信号によりそれぞれ帰還をかけることを意味している。なお、図6では、差動信号の両方に正帰還をかける様子が示されているが、差動信号のいずれか一方にのみ正帰還をかけるように構成しても良い。
図7は、本発明に係る逐次比較型AD変換回路の第2の実施形態を示す。この実施形態は、ローカルDA変換回路として、電荷配分型と抵抗分圧型を組み合わせたDA変換回路を使用するとともに、1段目のインバータINV1の入力端子に正帰還をかけるようにしたもので、図4の変形例の一具体例であるといえる。また、本実施形態におけるローカルDA変換回路は、図1の実施形態におけるサンプル・ホールド回路S&HとローカルDA変換回路DACの機能を併せ持つ回路に相当する。
この実施形態におけるローカルDA変換回路DACは、2のn乗の重みを有する重み容量C0,C1,……Cn-1を含む容量アレイと、直列形態の抵抗R1〜Rnからなるラダー抵抗RLDとを有する。抵抗R1〜Rnは、通常は同一抵抗値に設定される。重み容量C0,C1,……Cn-1の一方の端子は共通接続されて、コンパレータCMPの1段目のインバータINV1の入力端子に接続される。
重み容量C0,C1,……Cn-1のうちC1,……Cn-1の他方の端子には切替えスイッチSW1〜SWn-1によって、基準電圧Vref_h、Vref_lまたは入力電圧Vinのいずれか1つが印加可能にされる。また、重み容量C0の他方の端子には切替えスイッチSW0によって、ラダー抵抗RLDの選択電圧または入力電圧Vinのいずれか1つが印加可能に構成されている。なお、重み容量C0,C1,……Cn-1を合わせたものが図4におけるサンプリング容量Csに相当する。基準電圧Vref_lには接地電位を用いてもよい。接地電位よりも高い電位をVref_lとすることにより、AD変換可能な電圧範囲FSR(Full Scale Range)を変更することができる。
ラダー抵抗RLDには、該ラダー抵抗の各ノードの電位を取り出すスイッチS0,S1,……Snが設けられている。この実施例では、上記切替えスイッチSW0〜SWn-1は逐次比較レジスタSARの上位側のビットによって制御され、上記スイッチS0〜SnはレジスタSARの下位側のビットによって制御される。具体的には、SARの下位側のビットによってラダー抵抗RLDの電位を使用するときは、スイッチS0〜Sn-1のうちいずれか一つがオン状態にされ、切替えスイッチSW0〜SWn-1はSW0のみ動作し、SW1〜SWn-1は動作しない。
また、重み容量C0,C1,……Cn-1を使用するときは、スイッチS0またはSnがオン状態、S1〜SnまたはS0〜Sn-1がオフ状態にされて、基準電圧Vref_hまたはVref_lが切替えスイッチSW0を介して容量C0に伝達される。SW1〜SWn-1は、サンプリング時にはVinの入力端子に接続され、比較判定時にはレジスタSARの上位側のビットに応じて基準電圧Vref_hまたはVref_lに接続される。
上記切替えスイッチSW0〜SWn-1は、逐次比較レジスタSARの値とサンプリングクロックに応じて接続端子が決定される。図7に示されているのは、各スイッチのサンプリング期間における状態であり、切替えスイッチSW0〜SWn-1はすべて対応する重み容量C0,C1,……Cn-1の他方の端子に入力電圧Vinを印加し入力電圧の電位に応じた電荷をチャージする。
図8には、比較判定期間(ホールド期間)における各切替えスイッチSW0〜SWn-1の状態が示されている。図8に示されているように、比較判定期間における切替えスイッチSW1〜SWn-1は、Vref_hまたはVref_lのいずれか一方である。また、切替えスイッチSW0はラダー抵抗RLDの選択電圧であり、どのノードの電圧が選択されるかはスイッチS1〜Snによって決定される。比較判定期間にVref_hとVref_lのうちいずれかの基準電圧が、重み容量C0,C1,……Cn-1の他方の端子に印加されることで、印加された電圧と直前に印加された入力電圧Vinとの電位差に応じた電荷が残り、それがC0,C1,……Cn-1間で分配され、共通接続ノードに生じた電圧がコンパレータとしてのインバータINV1の入力端子に供給される。
コンパレータにおいては、サンプリング期間にスイッチS1がオンされてインバータINV1の入出力が短絡されることで、入力電位と出力電位はインバータの論理しきい値VLTと等しい電位になる。これによって、重み容量C0,C1,……Cn-1には、VLTを基準として入力アナログ電圧Vinがサンプリングされる。つまり、VLTとVinとの電位差に応じた電荷がチャージされる。
比較判定時には、前述したように、ローカルDACでは切替えスイッチSW0〜SWn-1がレジスタSARの値に応じて基準電圧Vref_hまたはVref_lに接続される。これにより、インバータINV1の入力端子には直前にサンプリングした入力アナログ電圧と、切替えスイッチSW0〜SWn-1の状態によって決まる比較電圧との電位差に応じた電位が供給される。そして、このときスイッチS1がオフされてインバータINVの入力端子と出力端子が切り離されるため、インバータが増幅器として働いて入力電位を増幅して出力する。
抵抗分圧型DA変換部では、ラダー抵抗RLDの一方の端子には基準電圧Vref_hが、またラダー抵抗RLDの一方の端子には基準電圧Vref_lが印加され、それらの電位差を抵抗比で分圧したいずれかの電圧が、レジスタSARの下位側のビットによって制御されるスイッチS0〜Snによって取り出される。
上記のように、電荷配分型に抵抗分圧型を組み合わせることによって、例えば10ビットのDA変換回路では、電荷配分型のみの場合には最小容量C0の210倍(約1000倍)の容量が必要であったものが、C0の25倍(32倍)の容量と32個の抵抗を設けるだけで済み、面積的に有利になるという利点がある。
さらに、この実施例では、フィードバック容量Cfの一方の端子に帰還をかけるために、抵抗Rnと並列に直列抵抗Rf1,Rf2と、Rf1とRf2の接続ノードの電位または基準電圧Vref_lのいずれかを選択して容量Cfの一方の端子に印加するスイッチSWfとが設けられている。スイッチSWfはNORゲートG1の出力によって制御され、それがハイレベルの時はRf1とRf2の接続ノードの電位をCfに印加させ、ロウレベルの時は基準電圧Vref_lをCfに印加させる。
上記抵抗RnとRf1,Rf2との合成抵抗値は他の抵抗R0〜Rn-1と同一抵抗値になるように設定されるとともに、抵抗Rf1とRf2の抵抗比は、付加したいヒステリシスの量に応じて例えば9:1のような比になるように設定されている。また、Cfの容量値は、重み容量のうち最も小さな容量C0と同じ値とする。これによって、1LSBの1/10のヒステリシスが与えられるようになる。さらに、Cfの容量値を最小重み容量C0よりも小さな値とすることによって、より小さなヒステリシスを付与することができる。なお、図7の実施例では、フィードバック容量Cfに印加する電位を与える抵抗Rf1とRf2をラダー抵抗RLDの抵抗Rnと並列に設けているが、抵抗値を適当に設定すれば、抵抗Rf1とRf2を抵抗Rn-1およびRnと並列に設けることも可能である。
以上本発明者によってなされた発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば上記実施形態では、CMOSインバータを3段縦続接続したコンパレータを示したが、2つのインバータを縦続接続したもの、あるいは1つのインバータからなるコンパレータであってもよい。
また、上記実施形態では、コンパレータCMPの後段のNORゲートG1の出力端子といずれかのCMOSインバータの入力端子との間にフィードバック容量Cfを接続したものを示したが、フィードバック容量CfをいずれかのCMOSインバータの入力端子と所定の定電位点の間にスイッチ素子と共に直列に接続しておき、このスイッチ素子をNORゲートG1の出力でオン、オフ動作させて正帰還をかけるように構成してもよい。NORゲートの代わりにNANDゲートを用いることも可能である。
さらに、上記実施形態では、チョッパ型コンパレータを構成するCMOSインバータとして、P−MOSとN−MOSを直列に接続した通常のインバータを想定して説明したが、コンパレータを構成するCMOSインバータとして、入力電圧(ローカルDACからの電圧)が印加される増幅用のP−MOS,N−MOSと直列に、オン、オフ制御用のトランジスタ(P−MOS,N−MOS)を接続したクロックド・インバータ形式のインバータを用いて、その動作タイミングを制御することで低消費電力化を図るように構成しても良い。
本発明に係る逐次比較型AD変換回路の一実施形態を示す回路構成図である。 実施形態のAD変換回路のコンパレータ内部のノード電位状態を示す状態説明図である。 実施形態のAD変換回路の第1の変形例におけるコンパレータの構成例を示す回路構成図である。 実施形態のAD変換回路の第2の変形例におけるコンパレータの構成例を示す回路構成図である。 実施形態のAD変換回路の第3の変形例におけるコンパレータの構成例を示す回路構成図である。 実施形態のAD変換回路の第4の変形例におけるコンパレータの構成例を示す回路構成図である。 本発明に係る逐次比較型AD変換回路の第2の実施形態を示す回路構成図である。 第2の実施形態の逐次比較型AD変換回路の比較判定期間(ホールド期間)における各切替えスイッチSW0〜SWn-1の状態を示す回路構成図である。 チョッパ型コンパレータを備えた従来のAD変換回路の構成例を示す回路構成図である。
符号の説明
S/H サンプル・ホールド回路
CMP コンパレータ
SAR 逐次比較レジスタ
DAC ローカルDA変換回路
LG 論理回路
S1,S2,S3 短絡用スイッチ
C1,C2 容量
Cf フィードバック容量
RLD ラダー抵抗
C0〜Cn-1 重み容量
SW0〜SWn-1 切替えスイッチ

Claims (5)

  1. 入力アナログ電圧と比較電圧の大小を判定する比較回路と、該比較回路の判定結果を順次取り込んで保持するレジスタと、該レジスタの値を電圧に変換し前記比較電圧とするローカルDA変換回路と、を備えた逐次比較型AD変換回路であって、
    前記比較回路は、
    1または2以上の増幅段と、前記増幅段のうちいずれかの増幅段の入力端子に接続されたフィードバック容量とを有し、
    第1の期間に入力アナログ電圧を取り込み、
    第2の期間に、前記入力アナログ電圧と前記比較電圧との電位差に応じた電圧が入力されて、該入力電圧を前記増幅段で増幅し、
    当該比較回路の出力が変化するとき、前記フィードバック容量を介して対応する増幅段の入力端子に正帰還をかけて1LSB以下のヒステリシスを付与するように構成したことを特徴とする逐次比較型AD変換回路。
  2. 前記ヒステリシスが1LSBの1/2以下の大きさとなるようにフィードバック容量の容量値が決定されていることを特徴とする請求項1に記載の逐次比較型AD変換回路。
  3. 前記比較回路は縦続接続された2以上の増幅段を有し、前記フィードバック容量を介して対応する入力端子に正帰還をかける増幅段は最終段の増幅段であることを特徴とする請求項1または2に記載の逐次比較型AD変換回路。
  4. 前記比較回路は、
    CMOSインバータを前記増幅段として有するとともに、各CMOSインバータの入出力端子間にそれぞれ設けられたスイッチ素子と、前記CMOSインバータ間に設けられた容量と、を有し、
    第1の期間に前記スイッチ素子がオン状態にされて、サンプリング容量の一方の端子に前記CMOSインバータの論理しきい値に相当する電圧が印加されて該電圧を基準に入力アナログ電圧を取り込み、
    第2の期間に、前記サンプリング容量に前記入力アナログ電圧と前記比較電圧との電位差に応じた電荷がチャージされ、かつ前記スイッチ素子がオフ状態にされて前記サンプリング容量の電位を前記CMOSインバータで増幅し、
    当該比較回路の出力が変化するとき、前記フィードバック容量を介して対応するCMOSインバータの入力端子に正帰還をかけるように構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の逐次比較型AD変換回路。
  5. 前記比較回路の後段には、該比較回路の最終増幅段の出力と前記サンプリングのタイミング与えるクロック信号とを入力とする論理ゲートが設けられ、該論理ゲートの出力もしくはそれを反転した信号によって前記フィードバック容量の一方の端子の電位が変化され、対応するCMOSインバータの入力端子に正帰還をかけるように構成されていることを特徴とする請求項4のいずれかに記載の逐次比較型AD変換回路。
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