JP2005057717A - チョッパー型コンパレータ回路 - Google Patents

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満 新井
Mamoru Kondo
守 近藤
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Abstract

【課題】高い分解能を必要としない場合には、ゲインを下げて消費電力を抑えるチョッパー型コンパレータ回路を提供する。
【解決手段】入力端子11,13と、コンデンサC11,13と、スイッチSW11,13,15,17と、コンデンサC11,13の各後段の1乃至複数のインバータ回路部と、出力端子19とを有する回路で、各インバータ回路部は、第1導電型第1論理回路用T11-1,2,T15-1,2と第2導電型第2論理回路用T13-1,2,T17-1,2の各トランジスタと、第1導電型第1電流制御用T111-1,2,T-115-1,2と、第2導電型第2電流制御用T113-1,2,T117-1,2の各トランジスタによって構成された、1乃至複数のゲーテッドインバータ回路115,117,119,121を備え、第1論理回路用と第2論理回路用トランジスタは、直列に接続されるとともに、第1論理回路用、第2論理回路用トランジスタは、各々、主電極が第1電流制御用、第2電流制御用トランジスタを介し、それぞれ、第1電源ライン、第2電源ラインに接続される。
【選択図】図1−2

Description

この発明は、例えばCMOS半導体回路に用いられるチョッパー型コンパレータ回路に関するものである。
CMOS半導体回路に内蔵されるアナログ/デジタル・コンバータ(以下、ADCという)は、チョッパー型コンパレータ回路と呼ばれるアナログ電圧レベル比較器を多用している。図2−1に、従来のチョッパー型コンパレータ回路の構成を示す。また、図2−2に、その詳細な構成を示す。なお、ここでは、2個のインバータ回路部を有する構成について説明するが、インバータ回路部が3個以上の場合もある。
チョッパー型コンパレータ回路10は、アナログ入力電圧Vinを入力する入力端子11と、基準電圧Vrefを入力する入力端子13とを有している。入力端子11は、アナログ
スイッチからなる第1スイッチSW11を介してノードN11に接続されている。また、入力端子13は、アナログスイッチからなる第2スイッチSW13を介してノードN11に接続されている。ノードN11は、第1コンデンサC11を介してノードN13に接続されている。ノードN13は、第1インバータ回路部である第1CMOSインバータ15を介してノードN15に接続されているとともに、アナログスイッチからなる第3スイッチSW15を介してノードN15に接続されている。第1CMOSインバータ15は、図2−2に示すように、Pチャネル型MOSトランジスタ(以下、PMOSトランジスタという)T11と、Nチャネル型MOSトランジスタ(以下、NMOSトランジスタという)T13とを有している。PMOSトランジスタT11は、ゲートがノードN21を介してノードN13に接続され、ソースが+側電源VDDに接続され、ドレインがノードN23を介してノードN15に接続されている。NMOSトランジスタT13は、ゲートがノードN21を介してノードN13に接続され、ドレインがノードN23を介してノードN15に接続され、ソースがグランドに接続されている。ノードN15は、第2コンデンサC13を介してノードN17に接続されている。ノードN17は、第2インバータ回路部である第2CMOSインバータ17を介してノードN19に接続されているとともに、アナログスイッチからなる第4スイッチSW17を介してノードN19に接続されている。第2CMOSインバータ17は、図2−2に示すように、PMOSトランジスタT15と、NMOSトランジスタT17とを有している。PMOSトランジスタT15は、ゲートがノードN17に接続され、ソースが+側電源VDDに接続され、ドレインがノードN19に接続されている。NMOSトランジスタT17は、ゲートがノードN17に接続され、ドレインがノードN19に接続され、ソースがグランドに接続されている。ノードN19は、出力電圧Voutを出力する出力端子19に接続されている。
チョッパー型コンパレータ回路10は、第1及び第2CMOSインバータ15,17を増幅器として用いるとともに、第1CMOSインバータ15と第2CMOSインバータ17の間を第2コンデンサC13で結合することによって、オフセット補償や、比較、サンプルホールドなどの動作を実行する。
このようなチョッパー型コンパレータ回路10は、通常、以下のように動作する。
まず、第1〜第4スイッチSW11〜SW17が、図示しないクロック信号に基づいて、動作する。初期時では、第1,第3及び第4スイッチSW11,SW15,SW17が閉(オン)状態となり、第2スイッチSW13が開(オフ)状態となる。このとき、ノードN11の電圧はVinとなり、ノードN13の電圧は第1CMOSインバータ15の閾値
電圧Vth1となり、ノードN15の電圧はノードN13と同じ値(すなわち、Vth1)となり、ノードN17の電圧は第2CMOSインバータ17の閾値電圧Vth2となり、ノード
N19の電圧はノードN17と同じ値(すなわち、Vth2)となり、ノードN19の電圧
は出力電圧Voutとして出力端子19から出力される。
このときの第1コンデンサC11の電荷Q1は、以下の式(1)となり、また、第2コ
ンデンサC13の電荷Q2は、以下の式(2)となる。なお、ここでは、第1コンデンサ
C11の容量をC1とし、第2コンデンサ13の容量をC2とする。
1=C1(Vin−Vth1) …(1)
2=C2(Vth1−Vth2) …(2)
これにより、第1コンデンサC11には入力電圧Vinと第1CMOSインバータ15の閾値電圧Vth1の電位差が、第2コンデンサC13には第1CMOSインバータ15と第
2CMOSインバータ17のオフセット電圧の電位差(すなわち、第1CMOSインバータ15の閾値電圧Vth1と第2CMOSインバータ17の閾値電圧Vth2の電位差)が保存される。
次に、第1〜第4スイッチSW11〜SW17が、図示しないクロック信号に基づいて、動作する。ここでは、第1,第3及び第4スイッチSW11,SW15,SW17がオフ状態となり、第2スイッチSW13がオン状態となる。これにより、ノードN11の電圧がVrefとなり、各ノードN13,N15,N17,N19の電圧が変化する。その結果、チョッパー型コンパレータ回路10は、出力端子19から、以下のようにして算出される値の出力電圧Voutを出力することになる。
このときのノードN13の電圧をVx1とすると、第1コンデンサC11の電荷Q1’は
、以下の式(3)となる。
1’=C1(Vref−Vx1) …(3)
ここで、Q1=Q1’である。そのため、式(1)と式(3)より、Vx1は、以下の式(4)となる。
x1=Vref−Vin+Vth1 …(4)
また、第1CMOSインバータ15のゲインをA1とするとノードN15の電圧V15
、以下の式(5−1)となり、式(5−1)は式(4)より式(5−2)となる。
15=A1(Vx1−Vth1)+Vth1 …(5−1)
15=A1(Vref−Vin)+Vth1 …(5−2)
また、ノードN17の電圧をVx2とすると、第2コンデンサC13の電荷Q2’は、以
下の式(6)となる。
2’=C2(V15−Vx2) …(6)
ここで、Q2=Q2’である。そのため、式(2)と式(6)と式(5−2)より、Vx2は、以下の式(7)となる。
x2=A1(Vref−Vin)+Vth2 …(7)
また、第2CMOSインバータ17のゲインをA2とするとノードN19のコンパレー
タ出力電圧Voutは、以下の式(8−1)となり、式(8−1)は式(7)より式(8−
2)となる。
out=A2(Vx2−Vth2)+Vth2 …(8−1)
out=A12(Vref−Vin)+Vth2 …(8−2)
このように、チョッパー型コンパレータ回路10は、出力端子19から、式(8−2)によって算出される値の出力電圧Voutを出力することになる。
したがって、チョッパー型コンパレータ回路10は、第1CMOSインバータ15と第2CMOSインバータ17を、ゲインA12の増幅器として稼働させることになり、入力電圧Vinと基準電圧Vref間の電位差(Vref−Vin)を増幅させることになる。これによって、チョッパー型コンパレータ回路10は、比較動作を行う。
このようなチョッパー型コンパレータ回路10は、例えば特開平10−65502号公報(特許文献1)に開示されている。
特開平10−65502号公報 (図9)
従来のチョッパー型コンパレータ回路は、ゲインが高く設定されているため、消費電力が大きくなり、消費電力を抑える必要があった。
すなわち、例えば、ADCは、高い分解能を必要とする用途に使用される場合があるため、高いゲインが得られるように、チョッパー型コンパレータ回路10のゲイン(すなわち、CMOSインバータ15,17のゲイン)が高く設定されている。
しかしながら、CMOSインバータ15,17のゲインを高く設定するためには、CMOSインバータ15,17を構成する各トランジスタT11〜T17のサイズを大きくする必要がある。各トランジスタT11〜T17のサイズを大きくすると、チョッパー型コンパレータ回路10の消費電力は増大することになる。そのため、従来のチョッパー型コンパレータ回路10は、消費電力を抑える必要があった。
この発明は、このような課題を解決するために、高い分解能を必要とする場合にはゲインを上げて高速な比較動作を行い、高い分解能を必要としない場合にはゲインを下げて消費電力を抑えるチョッパー型コンパレータ回路を提供することを目的とする。
この発明は、アナログ入力電圧を入力する第1入力端子と、基準電圧を入力する第2入力端子と、1乃至複数のコンデンサと、第1入力端子と初段のコンデンサとを接続する第1スイッチと、第2入力端子と初段のコンデンサとを接続する第2スイッチと、コンデンサの各後段に配置されている1乃至複数のインバータ回路部と、インバータ回路部の各入出力端子間を接続する1乃至複数の入出力端子間スイッチと、最後段のインバータ回路部に接続され、出力電圧を外部に出力する出力端子とを有するチョッパー型コンパレータ回路において、各々のインバータ回路部は、第1導電型の第1論理回路用トランジスタと第2導電型の第2論理回路用トランジスタと、第1導電型の第1電流制御用トランジスタと、第2導電型の第2電流制御用トランジスタとによって構成された、1乃至複数のゲーテッドインバータ回路を備えており、第1論理回路用トランジスタと第2論理回路用トランジスタは、直列に接続されているとともに、第1論理回路用トランジスタは、主電極が、第1電流制御用トランジスタを介して、第1電源ラインに接続され、第2論理回路用トランジスタは、主電極が、第2電流制御用トランジスタを介して、第2電源ラインに接続されていることを特徴とする。
この発明に係るチョッパー型コンパレータ回路は、回路のゲインを多段階に変更するこ
とができるため、使用用途に応じて、高い分解能を必要とする場合にはゲインを上げて高速な比較動作を行い、高い分解能を必要としない場合にはゲインを下げて消費電力を抑えることが可能となる。
この発明は、各インバータ回路部における論理回路用のPMOSトランジスタとNMOSトランジスタの両方に、電流制御用のトランジスタを接続することで、インバータ回路部のゲインやスレッショルド電圧をより細かに調整できるようにしたものである。
なお、前述の特許文献1(特開10−65502号公報)に開示された発明は、変換速度と消費電力の関係に着目してなされているため、ゲイン(変換精度)と消費電流の関係が考慮されていない。そのため、ゲインやスレッショルド電圧を細かく調整することができない。これに対し、この発明は、ゲインと消費電流の関係に着目してなされているため、ゲイン(変換精度)と消費電流の関係が考慮されている。そのため、ゲインやスレッショルド電圧を細かく調整することができる。
以下に、図を参照して、この発明の実施例を説明する。なお、各図は、この発明を理解できる程度に概略的に示してあるに過ぎない。したがって、この発明は、図示例のみに限定されるものではない。また、各図に共通する要素や同様な機能を有する要素については、同一の符号を付し、それらの重複する説明を省略する。
図1−1に、実施例1に係るチョッパー型コンパレータ回路の構成を示す。また、図1−2に、その詳細な構成を示す。
実施例1に係るチョッパー型コンパレータ回路100−1は、従来のチョッパー型コンパレータ回路10における第1及び第2インバータ回路部である第1及び第2CMOSインバータ15,17のそれぞれを、複数の、ゲート化されたインバータ(以下、ゲーテッドインバータという)に代えている。なお、図1−1では、第1CMOSインバータ15を2個のゲーテッドインバータ(すなわち、第1及び第2ゲーテッドインバータ115,117)に代え、第2CMOSインバータ17を2個のゲーテッドインバータ(すなわち、第3及び第4ゲーテッドインバータ119,121)に代えた例を示している。第1ゲーテッドインバータ115と第2ゲーテッドインバータ117は、並列に配置されているとともに、電圧レベルが異なる制御電源ラインに接続されている。また、同様に、第3ゲーテッドインバータ119と第4ゲーテッドインバータ121も、並列に配置されているとともに、電圧レベルが異なる制御電源ラインに接続されている。以下に、チョッパー型コンパレータ回路100−1の構成を詳述する。
図1−2に示すように、チョッパー型コンパレータ回路100−1は、アナログ入力電圧Vinを入力する第1入力端子である入力端子11と、基準電圧Vrefを入力する第2入
力端子である入力端子13と、電圧レベルをXとする第1制御電源ラインに接続されている入力端子111と、電圧レベルをYとする第2制御電源ラインに接続されている入力端子113とを有している。入力端子11は、アナログスイッチからなる第1スイッチSW11を介してノードN11に接続されている。また、入力端子13は、アナログスイッチからなる第2スイッチSW13を介してノードN11に接続されている。ノードN11は、第1コンデンサC11を介してノードN13に接続されている。ノードN13は、第1インバータ回路部(すなわち、第1及び第2ゲーテッドインバータ115,117)を介してノードN15に接続されているとともに、アナログスイッチからなる第3スイッチSW15を介してノードN15に接続されている。ノードN15は、第2コンデンサC13を介してノードN17に接続されている。ノードN17は、第2インバータ回路部(すな
わち、第3及び第4ゲーテッドインバータ119,121)を介してノードN19に接続されているとともに、アナログスイッチからなる第4スイッチSW17を介してノードN19に接続されている。ノードN19は、出力電圧Voutを出力する出力端子19に接続
されている。
なお、第1〜第4ゲーテッドインバータ115,117,119,121は、以下のように構成されている。
すなわち、各第1〜第4ゲーテッドインバータ115,117,119,121は、第1導電型の第1論理回路用トランジスタと、第1導電型の第1電流制御用トランジスタと、第2導電型の第2論理回路用トランジスタと、第2導電型の第2電流制御用トランジスタとによって構成されている。第1論理回路用トランジスタと第2論理回路用トランジスタは、直列に接続されている。また、第1論理回路用トランジスタは、主電極が、第1電流制御用トランジスタを介して、第1電源ライン(ここでは、+側電源VDD)に接続され、第2論理回路用トランジスタは、主電極が、第2電流制御用トランジスタを介して、第2電源ライン(ここでは、グランド)に接続されている。
なお、ここでは、第1導電型のトランジスタをPMOSトランジスタとし、第2導電型のトランジスタをNMOSトランジスタとして説明する。また、第1導電型の第1論理回路用トランジスタを第1PMOSトランジスタとし、第1導電型の第1電流制御用トランジスタを第2PMOSトランジスタとし、第2導電型の第2論理回路用トランジスタを第1NMOSトランジスタとし、第2導電型の第2電流制御用トランジスタを第2NMOSトランジスタとして説明する。さらに、第1電源ラインを+側電源VDDとし、第2電源ラインをグランドとして説明する。
第1PMOSトランジスタは、第1NMOSトランジスタとともにインバータ回路を構成するトランジスタであり、ゲートが、第1NMOSトランジスタのゲートに接続されているとともに、前段に配置された構成物に接続されている。また、ソースが、第2PMOSトランジスタのドレインに接続されている。また、ドレインが、第1NMOSトランジスタのドレインに接続されているとともに、後段に配置された構成物に接続されている。
第2PMOSトランジスタは、第1PMOSトランジスタに対する電流制御用のトランジスタであり、ゲートが、第2NMOSトランジスタのゲートに接続されているとともに、複数の制御電極の中の対応するものに接続されている。また、ソースが、第1電極に接続されている。また、ドレインが、第1PMOSトランジスタのソースに接続されている。
第1NMOSトランジスタは、第1PMOSトランジスタとともにインバータ回路を構成するトランジスタであり、ゲートが、第1PMOSトランジスタのゲートに接続されているとともに、前段に配置された構成物に接続されている。また、ソースが、第2NMOSトランジスタのドレインに接続されている。また、ドレインが、第1PMOSトランジスタのドレインに接続されているとともに、後段に配置された構成物に接続されている。
第2NMOSトランジスタは、第1NMOSトランジスタに対する電流制御用のトランジスタであり、ゲートが、第2PMOSトランジスタのゲートに接続されているとともに、複数の制御電極の中の対応するものに接続されている。また、ソースが、第2電極に接続されている。また、ドレインが、第1NMOSトランジスタのソースに接続されている。
同じゲーテッドインバータ回路部内における第2PMOSトランジスタのゲートと第2
NMOSトランジスタのゲートは、同じ電圧レベルの制御電源ラインに接続されている。すなわち、各第1〜第4ゲーテッドインバータ115,117,119,121内における第2PMOSトランジスタのゲートと第2NMOSトランジスタのゲートは、同じ電圧レベルの制御電源ラインに接続されている。
また、同じインバータ回路部内における各々のゲーテッドインバータ回路は、互いに、異なる電圧レベルの制御電源ラインに接続されている。すなわち、第1ゲーテッドインバータ115と第2ゲーテッドインバータ117は、異なる電圧レベルの制御電源ラインに接続されている。また、第3ゲーテッドインバータ119と第4ゲーテッドインバータ121は、異なる電圧レベルの制御電源ラインに接続されている。なお、各インバータ回路部内における各ゲーテッドインバータ回路部は、並列に配置されているので、第1ゲーテッドインバータ115と第3ゲーテッドインバータ119は、同じ電圧レベルの制御電源ラインに接続されていることが好ましい。ここでは、第1ゲーテッドインバータ115と第3ゲーテッドインバータ119は、電圧レベルをXとする制御電源ラインに接続されているものとする。また、第2ゲーテッドインバータ117と第4ゲーテッドインバータ121も、同じ電圧レベルの制御電源ライン(ただし、第1ゲーテッドインバータ115と第3ゲーテッドインバータ119に接続されているものとは異なる電圧レベルの制御電源ライン)に接続されていることが好ましい。ここでは、第2ゲーテッドインバータ117と第4ゲーテッドインバータ121は、電圧レベルをYとする制御電源ラインに接続されているものとする。
以下に、第1〜第4ゲーテッドインバータ115,117,119,121の構成を詳述する。
第1ゲーテッドインバータ115は、2個のPMOSトランジスタ(すなわち、第1及び第2PMOSトランジスタT11−1,T111−1)と、2個のNMOSトランジスタ(すなわち、第1及び第2NMOSトランジスタT13−1,T113−1)とからなる。
第1PMOSトランジスタT11−1は、ゲートが、ノードN21を介して、第1NMOSトランジスタT13−1のゲートに接続されている。また、ノードN21,N13を介して、前段に配置された構成物である第1コンデンサC11に接続されている。さらに、ノードN21,N127を介して、後段に配置された構成物である第2ゲーテッドインバータ117内における第1PMOSトランジスタT11−2のゲート及び第1NMOSトランジスタT13−2のゲートに接続されている。
第1PMOSトランジスタT11−1のソースは、第2PMOSトランジスタT111−1のドレインに接続されている。
第1PMOSトランジスタT11−1のドレインは、ノードN115を介して、第1NMOSトランジスタT13−1のドレインに接続されている。また、ノードN115,N125を介して、第2ゲーテッドインバータ117内における第1PMOSトランジスタT11−2のドレイン及び第1NMOSトランジスタT13−2のドレインに接続されている。
第2PMOSトランジスタT111−1は、ゲートが、インバータI111及びノードN113を介して、第2NMOSトランジスタT113−1のゲートに接続されている。また、インバータI111及びノードN113,N111を介して、第1制御電源ライン用の入力端子111に接続されている。
第2PMOSトランジスタT111−1のソースは、第1電源ラインである+側電源VDDに接続されている。
第2PMOSトランジスタT111−1のドレインは、第1PMOSトランジスタT11−1のソースに接続されている。
第1NMOSトランジスタT13−1は、ゲートが、ノードN21を介して、第1PMOSトランジスタT11−1のゲートに接続されている。また、ノードN21,N13を介して、前段に配置された構成物である第1コンデンサC11に接続されている。さらに、ノードN21,N127を介して、後段に配置された構成物である第2ゲーテッドインバータ117内における第1PMOSトランジスタT11−2のゲート及び第1NMOSトランジスタT13−2のゲートに接続されている。
第1NMOSトランジスタT13−1のソースは、第2NMOSトランジスタT113−1のドレインに接続されている。
第1NMOSトランジスタT13−1のドレインは、ノードN115を介して、第1PMOSトランジスタT11−1のドレインに接続されている。また、ノードN115,N125を介して、第2ゲーテッドインバータ117内における第1PMOSトランジスタT11−2のドレイン及び第1NMOSトランジスタT13−2のドレインに接続されている。
第2NMOSトランジスタT113−1は、ゲートが、ノードN113及びインバータI111を介して、第2PMOSトランジスタT111−1のゲートに接続されている。また、ノードN113,N111を介して、第1制御電源ライン用の入力端子111に接続されている。
第2NMOSトランジスタT113−1のソースは、第2電源ラインであるグランドに接続されている。
第2NMOSトランジスタT113−1のドレインは、第1NMOSトランジスタT13−1のソースに接続されている。
第2ゲーテッドインバータ117は、2個のPMOSトランジスタ(すなわち、第1及び第2PMOSトランジスタT11−2,T111−2)と、2個のNMOSトランジスタ(すなわち、第1及び第2NMOSトランジスタT13−2,T113−2)とからなる。
第1PMOSトランジスタT11−2は、ゲートが、ノードN127を介して、第1NMOSトランジスタT13−2のゲートに接続されている。また、ノードN127,N21,N13を介して、第1コンデンサC11に接続されている。さらに、ノードN127,N21を介して、前段に配置された構成物である第1ゲーテッドインバータ115内における第1PMOSトランジスタT11−1のゲート及び第1NMOSトランジスタT13−1のゲートに接続されている。
第1PMOSトランジスタT11−2のソースは、第2PMOSトランジスタT111−2のドレインに接続されている。
第1PMOSトランジスタT11−2のドレインは、ノードN125,N23を介して、第1NMOSトランジスタT13−2のドレインに接続されている。また、ノードN1
25,N115を介して、第1ゲーテッドインバータ115内における第1PMOSトランジスタT11−1のドレイン及び第1NMOSトランジスタT13−1のドレインに接続されている。さらに、ノードN125,N23,N15を介して、後段に配置された構成物である第2コンデンサC13に接続されている。
第2PMOSトランジスタT111−2は、ゲートが、インバータI113及びノードN123を介して、第2NMOSトランジスタT113−2のゲートに接続されている。また、インバータI113及びノードN123,N121を介して、第2制御電源ライン用の入力端子113に接続されている。
第2PMOSトランジスタT111−2のソースは、第1電源ラインである+側電源VDDに接続されている。
第2PMOSトランジスタT111−2のドレインは、第1PMOSトランジスタT11−2のソースに接続されている。
第1NMOSトランジスタT13−2は、ゲートが、ノードN127を介して、第1PMOSトランジスタT11−2のゲートに接続されている。また、ノードN127,N21,N13を介して、第1コンデンサC11に接続されている。さらに、ノードN127,N21を介して、前段に配置された構成物である第1ゲーテッドインバータ115内における第1PMOSトランジスタT11−1のゲート及び第1NMOSトランジスタT13−1のゲートに接続されている。
第1NMOSトランジスタT13−2のソースは、第2NMOSトランジスタT113−2のドレインに接続されている。
第1NMOSトランジスタT13−2のドレインは、ノードN23,N125を介して、第1PMOSトランジスタT11−2のドレインに接続されている。また、ノードN23,N125,N115を介して、第1ゲーテッドインバータ115内における第1PMOSトランジスタT11−1のドレイン及び第1NMOSトランジスタT13−1のドレインに接続されている。さらに、ノードN23,N15を介して、後段に配置された構成物である第2コンデンサC13に接続されている。
第2NMOSトランジスタT113−2は、ゲートが、ノードN123及びインバータI113を介して、第2PMOSトランジスタT111−2のゲートに接続されている。また、ノードN123,N121を介して、第2制御電源ライン用の入力端子113に接続されている。
第2NMOSトランジスタT113−2のソースは、第2電源ラインであるグランドに接続されている。
第2NMOSトランジスタT113−2のドレインは、第1NMOSトランジスタT13−2のソースに接続されている。
第3ゲーテッドインバータ119は、2個のPMOSトランジスタ(すなわち、第1及び第2PMOSトランジスタT15−1,T115−1)と、2個のNMOSトランジスタ(すなわち、第1及び第2NMOSトランジスタT17−1,T117−1)とからなる。
第1PMOSトランジスタT15−1は、ゲートが、ノードN25を介して、第1NM
OSトランジスタT17−1のゲートに接続されている。また、ノードN25,N17を介して、前段に配置された構成物である第2コンデンサC13に接続されている。さらに、ノードN25,N147を介して、後段に配置された構成物である第4ゲーテッドインバータ121内における第1PMOSトランジスタT15−2のゲート及び第1NMOSトランジスタT17−2のゲートに接続されている。
第1PMOSトランジスタT15−1のソースは、第2PMOSトランジスタT115−1のドレインに接続されている。
第1PMOSトランジスタT15−1のドレインは、ノードN135を介して第1NMOSトランジスタT17−1のドレインに接続されている。また、ノードN135,N145を介して、第4ゲーテッドインバータ121内における第1PMOSトランジスタT15−2のドレイン及び第1NMOSトランジスタT17−2のドレインに接続されている。
第2PMOSトランジスタT115−1は、ゲートが、インバータI115及びノードN133を介して、第2NMOSトランジスタT117−1のゲートに接続されている。また、インバータI115及びノードN133,N111を介して、第1制御電源ライン用の入力端子111に接続されている。
第2PMOSトランジスタT115−1のソースは、第1電源ラインである+側電源VDDに接続されている。
第2PMOSトランジスタT115−1のドレインは、第1PMOSトランジスタT15−1のソースに接続されている。
第1NMOSトランジスタT17−1は、ゲートが、ノードN25を介して、第1PMOSトランジスタT15−1のゲートに接続されている。また、ノードN25,N17を介して、前段に配置された構成物である第2コンデンサC13に接続されている。さらに、ノードN25,N147を介して、後段に配置された構成物である第4ゲーテッドインバータ121内における第1PMOSトランジスタT15−2のゲート及び第1NMOSトランジスタT17−2のゲートに接続されている。
第1NMOSトランジスタT17−1のソースは、第2NMOSトランジスタT117−1のドレインに接続されている。
第1NMOSトランジスタT17−1のドレインは、ノードN135を介して、第1PMOSトランジスタT15−1のドレインに接続されている。また、ノードN135,N145を介して、第4ゲーテッドインバータ121内における第1PMOSトランジスタT15−2のドレイン及び第1NMOSトランジスタT17−2のドレインに接続されている。
第2NMOSトランジスタT117−1は、ゲートが、ノードN133及びインバータI115を介して、第2PMOSトランジスタT115−1のゲートに接続されている。また、ノードN133,N111を介して、第1制御電源ライン用の入力端子111に接続されている。
第2NMOSトランジスタT117−1のソースは、第2電源ラインであるグランドに接続されている。
第2NMOSトランジスタT117−1のドレインは、第1NMOSトランジスタT17−1のソースに接続されている。
第4ゲーテッドインバータ121は、2個のPMOSトランジスタ(すなわち、第1及び第2PMOSトランジスタT15−2,T115−2)と、2個のNMOSトランジスタ(すなわち、第1及び第2NMOSトランジスタT17−2,T117−2)とからなる。
第1PMOSトランジスタT15−2は、ゲートが、ノードN147を介して、第1NMOSトランジスタT17−2のゲートに接続されている。また、ノードN147,N25,N17を介して、第2コンデンサC13に接続されている。さらに、ノードN147,N25を介して、前段に配置された構成物である第3ゲーテッドインバータ119内における第1PMOSトランジスタT15−1のゲート及び第1NMOSトランジスタT17−1のゲートに接続されている。
第1PMOSトランジスタT15−2のソースは、第2PMOSトランジスタT115−2のドレインに接続されている。
第1PMOSトランジスタT15−2のドレインは、ノードN145,N27を介して、第1NMOSトランジスタT17−2のドレインに接続されている。また、ノードN145,N135を介して、第3ゲーテッドインバータ119内における第1PMOSトランジスタT15−1のドレイン及び第1NMOSトランジスタT17−1のドレインに接続されている。さらに、ノードN145,N27,N19を介して、後段に配置された構成物である出力端子19に接続されている。
第2PMOSトランジスタT115−2は、ゲートが、インバータI117及びノードN143を介して、第2NMOSトランジスタT117−2のゲートに接続されている。また、インバータI117及びノードN143,N121を介して、第2制御電源ライン用の入力端子113に接続されている。
第2PMOSトランジスタT115−2のソースは、第1電源ラインである+側電源VDDに接続されている。
第2PMOSトランジスタT115−2のドレインは、第1PMOSトランジスタT15−2のソースに接続されている。
第1NMOSトランジスタT17−2は、ゲートが、ノードN147を介して、第1PMOSトランジスタT15−2のゲートに接続されている。また、ノードN147,N25,N17を介して、第2コンデンサC13に接続されている。さらに、ノードN147,N25を介して、前段に配置された構成物である第3ゲーテッドインバータ119内における第1PMOSトランジスタT15−1のゲート及び第1NMOSトランジスタT17−1のゲートに接続されている。
第1NMOSトランジスタT17−2のソースは、第2NMOSトランジスタT117−2のドレインに接続されている。
第1NMOSトランジスタT17−2のドレインは、ノードN27,N145を介して、第1PMOSトランジスタT15−2のドレインに接続されている。また、ノードN27,N145,N135を介して、第3ゲーテッドインバータ119内における第1PMOSトランジスタT15−1のドレイン及び第1NMOSトランジスタT17−1のドレ
インに接続されている。さらに、ノードN27,N19を介して、後段に配置された構成物である出力端子19に接続されている。
第2NMOSトランジスタT117−2は、ゲートが、ノードN143及びインバータI117を介して、第2PMOSトランジスタT115−2のゲートに接続されている。また、ノードN143,N121を介して、第2制御電源ライン用の入力端子113に接続されている。
第2NMOSトランジスタT117−2のソースは、第2電源ラインであるグランドに接続されている。
第2NMOSトランジスタT117−2のドレインは、第1NMOSトランジスタT17−2のソースに接続されている。
ここで、第1ゲーテッドインバータ115のゲインをg1とし、第2ゲーテッドインバ
ータ117のゲインをg2とし、第3ゲーテッドインバータ119のゲインをg3とし、第4ゲーテッドインバータ121のゲインをg4とする。このとき、第1ゲーテッドインバ
ータ115と第2ゲーテッドインバータ117とを合わせたゲーテッドインバータの出力電圧は、(g1X+g2Y)となる。また、第3ゲーテッドインバータ119と第4ゲーテッドインバータ121とを合わせたゲーテッドインバータの出力電圧は、(g3X+g4Y)となる。したがって、チョッパー型コンパレータ回路100−1の出力電圧は、(g1X+g2Y)×(g3X+g4Y)となる。
ここで、第1〜第4ゲーテッドインバータ115,117,119,121の各ゲインは、例えば、g2=g4=1,g1=g3=2のような固定値に設定されているものとする。このような場合において、チョッパー型コンパレータ回路100−1は、図1−3(a)〜(d)に示すように動作する。なお、図1−3(a)〜(d)は、実施例1に係る回路の動作を示す図である。すなわち、X=Y=0のとき、チョッパー型コンパレータ回路100−1のゲインは0となり(図1−3(a)参照)、チョッパー型コンパレータ回路100−1は動作しない。また、X=1,Y=0のとき、チョッパー型コンパレータ回路100−1のゲインはg13となる(図1−3(b)参照)。また、X=0,Y=1のとき、チョッパー型コンパレータ回路100−1のゲインはg24となる(図1−3(c)参照)。また、X=1,Y=1のとき、チョッパー型コンパレータ回路100−1のゲインはg13+g14+g23+g24となる(図1−3(d)参照)。このように、実施例1に係るチョッパー型コンパレータ回路100−1は、図1−4に示すように、入力端子11と入力端子13に入力されるXとYの組み合わせによって、ゲインを3段階に変えることができる。なお、図1−4は、実施例1に係る回路の動作を示す図である。
なお、ゲインが決まった後のチョッパー型コンパレータ回路100−1の動作は、前述の従来例の動作と同じである。また、ここでは、回路のゲインを3段階に変更する構成について説明したが、各インバータ回路部内におけるゲーテッドインバータの数を増やすと、ゲインをさらに多段階に(すなわち、より細かく)変更することができる。
以上の通り、実施例1に係るチョッパー型コンパレータ回路100−1は、回路のゲインを多段階に変更することができるため、使用用途に応じて、高い分解能を必要とする場合にはゲインを上げて高速な比較動作を行い、高い分解能を必要としない場合にはゲインを下げて消費電力を抑えることが可能となる。
実施例2に係るチョッパー型コンパレータ回路は、実施例1に開示した回路のソース側
に複数の制御信号を設け、インバータ入力が一つとなるように変形したものである。すなわち、実施例2に係るチョッパー型コンパレータ回路は、実施例1に開示した回路に、第1導電型の第3電流制御用トランジスタと第2導電型の第4電流制御用トランジスタとを付加し、第1論理回路用トランジスタの主電極が、第1電流制御用トランジスタを介して第1電源ラインに接続されているとともに、第3電流制御用トランジスタを介して第1電源ラインに接続され、第2論理回路用トランジスタの主電極が、第2電流制御用トランジスタを介して第2電源ラインに接続されているとともに、第4電流制御用トランジスタを介して第2電源ラインに接続されているように、構成したものである。
図3に、実施例2に係るチョッパー型コンパレータ回路の構成を示す。なお、ここでは、第1導電型のトランジスタをPMOSトランジスタとし、第2導電型のトランジスタをNMOSトランジスタとして説明する。また、第1導電型の第1論理回路用トランジスタを第1PMOSトランジスタとし、第1導電型の第1電流制御用トランジスタを第2PMOSトランジスタとし、第2導電型の第2論理回路用トランジスタを第1NMOSトランジスタとし、第2導電型の第2電流制御用トランジスタを第2NMOSトランジスタとして説明する。さらに、第1電源ラインを+側電源VDDとし、第2電源ラインをグランドとして説明する。さらに、第1導電型の第3電流制御用トランジスタを第3PMOSトランジスタとし、第2導電型の第4電流制御用トランジスタを第3NMOSトランジスタとして説明する。
図3に示すように、実施例2に係るチョッパー型コンパレータ回路100−2は、第1ゲーテッドインバータ115における第1PMOSトランジスタT11−1と第2ゲーテッドインバータ117における第1PMOSトランジスタT11−2とが統合されている。また、第1ゲーテッドインバータ115における第1NMOSトランジスタT13−1と第2ゲーテッドインバータ117における第1NMOSトランジスタT13−2とが統合されている。同様に、第3ゲーテッドインバータ119における第1PMOSトランジスタT15−1と第4ゲーテッドインバータ121における第1PMOSトランジスタT15−2とが統合されている。また、第3ゲーテッドインバータ119における第1NMOSトランジスタT17−1と第4ゲーテッドインバータ121における第1NMOSトランジスタT17−2とが統合されている。
第1ゲーテッドインバータ211は、電圧レベルが異なる、複数の制御電源ラインに接続されている。また、同様に、第2ゲーテッドインバータ221も、電圧レベルが異なる、複数の制御電源ラインに接続されている。第1ゲーテッドインバータ211と第2ゲーテッドインバータ221は、同様の構成をしており、同様の構成要素同士が、同じ制御電源ラインに接続されていることが好ましい。
以下に、第1及び第2ゲーテッドインバータ211,221の構成を詳述する。
第1ゲーテッドインバータ211は、3個のPMOSトランジスタ(すなわち、第1〜第3PMOSトランジスタT11,T111−1,T111−2)と、3個のNMOSトランジスタ(すなわち、第1〜第3NMOSトランジスタT13,T113−1,T113−2)とからなる。その中の、第2PMOSトランジスタT111−1と第3PMOSトランジスタT111−2は、並列に接続されている。また、第2NMOSトランジスタT113−1と第3NMOSトランジスタT113−2も、並列に接続されている。
第1PMOSトランジスタT11は、ゲートが、ノードN21を介して、第1NMOSトランジスタT13のゲートに接続されている。また、ノードN21,N13を介して、前段に配置された構成物である第1コンデンサC11に接続されている。
第1PMOSトランジスタT11のソースは、ノードN211を介して、第2PMOSトランジスタT111−1のドレイン及び第3PMOSトランジスタT111−2のドレインに接続されている。
第1PMOSトランジスタT11のドレインは、ノードN23を介して、第1NMOSトランジスタT13のドレインに接続されている。また、ノードN23,N15を介して、後段に配置された構成物である第2コンデンサC13に接続されている。
第2PMOSトランジスタT111−1は、ゲートが、インバータI111及びノードN113を介して、第2NMOSトランジスタT113−1のゲートに接続されている。また、インバータI111及びノードN113,N111を介して、第1制御電源ライン用の入力端子111に接続されている。
第2PMOSトランジスタT111−1のソースは、第1電源ラインである+側電源VDDに接続されている。
第2PMOSトランジスタT111−1のドレインは、ノードN211を介して、第1PMOSトランジスタT11のソースに接続されている。
第3PMOSトランジスタT111−2は、ゲートが、インバータI113及びノードN119を介して、第3NMOSトランジスタT113−2のゲートに接続されている。また、インバータI113及びノードN119,N117を介して、第2制御電源ライン用の入力端子113に接続されている。
第3PMOSトランジスタT111−2のソースは、第1電源ラインである+側電源VDDに接続されている。
第3PMOSトランジスタT111−2のドレインは、ノードN211を介して、第1PMOSトランジスタT11のソースに接続されている。
第1NMOSトランジスタT13は、ゲートが、ノードN21を介して、第1PMOSトランジスタT11のゲートに接続されている。また、ノードN21,N13を介して、前段に配置された構成物である第1コンデンサC11に接続されている。
第1NMOSトランジスタT13のソースは、ノードN213を介して、第2NMOSトランジスタT113−1のドレイン及び第3NMOSトランジスタT113−2のドレインに接続されている。
第1NMOSトランジスタT13のドレインは、ノードN23を介して、第1PMOSトランジスタT11のドレインに接続されている。また、ノードN23,N15を介して、後段に配置された構成物である第2コンデンサC13に接続されている。
第2NMOSトランジスタT113−1は、ゲートが、ノードN113及びインバータI111を介して、第2PMOSトランジスタT111−1のゲートに接続されている。また、ノードN113,N111を介して、第1制御電源ライン用の入力端子111に接続されている。
第2NMOSトランジスタT113−1のソースは、第2電源ラインであるグランドに接続されている。
第2NMOSトランジスタT113−1のドレインは、ノードN213を介して、第1NMOSトランジスタT13のソースに接続されている。
第3NMOSトランジスタT113−2は、ゲートが、ノードN119及びインバータI113を介して、第3PMOSトランジスタT111−2のゲートに接続されている。また、ノードN119,N117を介して、第2制御電源ライン用の入力端子113に接続されている。
第3NMOSトランジスタT113−2のソースは、第2電源ラインであるグランドに接続されている。
第3NMOSトランジスタT113−2のドレインは、ノードN213を介して、第1NMOSトランジスタT13のソースに接続されている。
第2ゲーテッドインバータ221は、3個のPMOSトランジスタ(すなわち、第1〜第3PMOSトランジスタT15,T115−1,T115−2)と、3個のNMOSトランジスタ(すなわち、第1〜第3NMOSトランジスタT17,T117−1,T117−2)とからなる。その中の、第2PMOSトランジスタT115−1と第3PMOSトランジスタT115−2は、並列に接続されている。また、第2NMOSトランジスタT117−1と第3NMOSトランジスタT117−2も、並列に接続されている。
第1PMOSトランジスタT15は、ゲートが、ノードN25を介して、第1NMOSトランジスタT17のゲートに接続されている。また、ノードN25,N17を介して、前段に配置された構成物である第2コンデンサC13に接続されている。
第1PMOSトランジスタT15のソースは、ノードN215を介して、第2PMOSトランジスタT115−1のドレイン及びに第3PMOSトランジスタT115−2のドレインに接続されている。
第1PMOSトランジスタT15のドレインは、ノードN27を介して、第1NMOSトランジスタT17のドレインに接続されている。また、ノードN27,N19を介して、後段に配置された構成物である出力端子19に接続されている。
第2PMOSトランジスタT115−1は、ゲートが、インバータI115及びノードN125を介して、第2NMOSトランジスタT117−1のゲートに接続されている。また、インバータI115及びノードN125,N111を介して、第1制御電源ライン用の入力端子111に接続されている。
第2PMOSトランジスタT115−1のソースは、第1電源ラインである+側電源VDDに接続されている。
第2PMOSトランジスタT115−1のドレインは、ノードN215を介して、第1PMOSトランジスタT15のソースに接続されている。
第3PMOSトランジスタT115−2は、ゲートが、インバータI117及びノードN127を介して、第3NMOSトランジスタT117−2のゲートに接続されている。また、インバータI117及びノードN127,N117を介して、第2制御電源ライン用の入力端子113に接続されている。
第3PMOSトランジスタT115−2のソースは、第1電源ラインである+側電源V
DDに接続されている。
第3PMOSトランジスタT115−2のドレインは、ノードN215を介して、第1PMOSトランジスタT15のソースに接続されている。
第1NMOSトランジスタT17は、ゲートが、ノードN25を介して、第1PMOSトランジスタT15のゲートに接続されている。また、ノードN25,N17を介して、前段に配置された構成物である第2コンデンサC13に接続されている。
第1NMOSトランジスタT17のソースは、ノードN217を介して、第2NMOSトランジスタT117−1のドレイン及び第3NMOSトランジスタT117−2のドレインに接続されている。
第1NMOSトランジスタT17のドレインは、ノードN27を介して、第1PMOSトランジスタT15のドレインに接続されている。また、ノードN27,N19を介して、後段に配置された構成物である出力端子19に接続されている。
第2NMOSトランジスタT117−1は、ゲートが、ノードN125及びインバータI115を介して、第2PMOSトランジスタT115−1のゲートに接続されている。また、ノードN125,N111を介して、第1制御電源ライン用の入力端子111に接続されている。
第2NMOSトランジスタT117−1のソースは、第2電源ラインであるグランドに接続されている。
第2NMOSトランジスタT117−1のドレインは、ノードN217を介して、第1NMOSトランジスタT17のソースに接続されている。
第3NMOSトランジスタT117−2は、ゲートが、ノードN127及びインバータI117を介して、第3PMOSトランジスタT115−2のゲートに接続されている。また、ノードN127,N117を介して、第2制御電源ライン用の入力端子113に接続されている。
第3NMOSトランジスタT117−2のソースは、第2電源ラインであるグランドに接続されている。
第3NMOSトランジスタT117−2のドレインは、ノードN217を介して、第1NMOSトランジスタT17のソースに接続されている。
第1ゲーテッドインバータ211の第2PMOSトランジスタT111−1と第2NMOSトランジスタT113−1のゲート巾/ゲート長の比(すなわち、W/L比)は、第2ゲーテッドインバータ221の第2PMOSトランジスタT115−1と第2NMOSトランジスタT117−1のW/L比と同じである。同様に、第1ゲーテッドインバータ211の第3PMOSトランジスタT111−2と第3NMOSトランジスタT113−2のW/L比は、第2ゲーテッドインバータ221の第3PMOSトランジスタT115−2と第3NMOSトランジスタT117−2のW/L比と同じである。
このような実施例2に係るチョッパー型コンパレータ回路100−2は、実施例1に係るチョッパー型コンパレータ回路100−1と同様に、動作する。そのため、チョッパー型コンパレータ回路100−2は、4種類の組み合わせの制御信号(すなわち、(X,Y
)=(0,0)、(0,1)、(1,0)、(1,1))の中の所定のものを入力端子111,113に入力することで、回路のゲインを3段階に変更することができる。
以上の通り、実施例2に係るチョッパー型コンパレータ回路100−2は、実施例1と同様に、回路のゲインを多段階に変更することができるため、使用用途に応じて、高い分解能を必要とする場合にはゲインを上げて高速な比較動作を行い、高い分解能を必要としない場合にはゲインを下げて消費電力を抑えることが可能となる。しかも、実施例1に比べて、トランジスタの数が少ないので、回路のサイズを小さくすることができる。
従来のチョッパー型コンパレータ回路10は、プロセスバラツキの影響を受け易いCMOSインバータ15,17を用いているために、プロセスバラツキの影響を受け易かった。そこで、実施例3,4では、プロセスバラツキの影響を受け易いCMOSインバータを用いるものの、その影響を排除したチョッパー型コンパレータ回路を提供するものとする。
実施例3に係るチョッパー型コンパレータ回路は、以下のように構成されたゲーテッドインバータ311,321を備えている。すなわち、各ゲーテッドインバータ311,321は、第1導電型の第1論理回路用トランジスタと、第1導電型の第1電流制御用トランジスタと、第2導電型の第2論理回路用トランジスタと、第2導電型の第2電流制御用トランジスタとによって構成されている。第1論理回路用トランジスタと第2論理回路用トランジスタは、直列に接続されている。また、第1論理回路用トランジスタは、主電極が、第1電流制御用トランジスタを介して、第1電源ライン(ここでは、+側電源VDD)に接続され、第2論理回路用トランジスタは、主電極が、第2電流制御用トランジスタを介して、第2電源ライン(ここでは、グランド)に接続されている。さらに、第1電流制御用トランジスタは、制御電極が、第1電流制御用トランジスタの閾値電圧を基準とする基準電圧出力に接続され、第2電流制御用トランジスタは、制御電極が、第2電流制御用トランジスタの閾値電圧を基準とする基準電圧出力に接続されている。
図4−1に、実施例3に係るチョッパー型コンパレータ回路の構成を示す。なお、ここでは、第1導電型のトランジスタをPMOSトランジスタとし、第2導電型のトランジスタをNMOSトランジスタとして説明する。また、第1導電型の第1論理回路用トランジスタを第1PMOSトランジスタとし、第1導電型の第1電流制御用トランジスタを第2PMOSトランジスタとし、第2導電型の第2論理回路用トランジスタを第1NMOSトランジスタとし、第2導電型の第2電流制御用トランジスタを第2NMOSトランジスタとして説明する。さらに、第1電源ラインを+側電源VDDとし、第2電源ラインをグランドとして説明する。さらに、第1電流制御用トランジスタの閾値電圧を基準とする基準電圧出力をVRPとし、第2電流制御用トランジスタの閾値電圧を基準とする基準電圧出力をVRNとして説明する。
図4−1に示すように、実施例3に係るチョッパー型コンパレータ回路100−3は、実施例1に係るチョッパー型コンデンサ100−1と似た構成となっているが、各ゲーテッドインバータを構成するPMOSトランジスタとNMOSトランジスタの働きが異なる。
第1及び第2ゲーテッドインバータ311,321を構成する第2PMOSトランジスタT111,T115のゲートは、入力端子313,323を介して、基準電圧出力VRPを出力する基準電圧回路301が接続されるため、電流源としての働きをする。また、同様に、第1及び第2ゲーテッドインバータ311,321を構成する第2NMOSトランジスタT113,T117のゲートは、入力端子315,325を介して、基準電圧出力VRNを出力する基準電圧回路302が接続されるため、電流源としての働きをする。
図4−2に、基準電圧回路301の構成を示す。また、図4−3に、基準電圧回路303の構成を示す。図4−1及び図4−2に示す基準電圧回路301,303は、PMOSトランジスタT111,T115またはNMOSトランジスタT113,T117の閾値電圧値Vthを基準とする一般的な基準電圧源の回路である。基準電圧回路301は、抵抗R1を含み、基準電圧回路302は、抵抗R2を含む構成となっているが、これらの構成は一般的なものであるので、ここでは説明を割愛する。
基準電圧回路301が出力する基準電圧出力VRPは、PMOSトランジスタT111,T115の|Vth|が低い場合に、高くなる。この場合、PMOSトランジスタT111,T115のゲートソース電圧Vgsは、小さくなり、電流を抑える方向に働く。
逆に、基準電圧回路301が出力する基準電圧出力VRPは、PMOSトランジスタT111,T115の|Vth|が高い場合に、低くなる。この場合、PMOSトランジスタT111,T115のゲートソース電圧Vgsは、大きくなり、電流をより流す方向に働く。そのため、PMOSトランジスタT111,T115の能力を上げる方向に動作する。
また、基準電圧回路302が出力する基準電圧出力VRNは、NMOSトランジスタT113,T117の|Vth|が低い場合に、低くなる。この場合、NMOSトランジスタT113,T117のゲートソース電圧Vgsは、小さくなり、電流を抑える方向に働く。
逆に、基準電圧回路302が出力する基準電圧出力VRNは、NMOSトランジスタT113,T117の|Vth|が高い場合に、高くなる。この場合、NMOSトランジスタT113,T117のゲートソース電圧Vgsは、大きくなり、電流をより流す方向に働く。そのため、NMOSトランジスタT113,T117の能力を上げる方向に動作する。
以上の通り、実施例3に係るチョッパー型コンパレータ回路100−3は、トランジスタT111,T113,T115,T117を有する。これらの各トランジスタT111,T113,T115,T117は、基準電圧出力VRPまたは基準電圧出力VRNがゲートに接続されており、基準電流源として動作する。基準電圧源は、電源電圧VDDの変動を受けにくい。そのため、実施例3に係るチョッパー型コンパレータ回路100−3は、プロセス変動によるVthのバラツキの影響を受けにくくなるという効果が得られる。また、コンパレータ回路自体も電源電圧変動の影響を受けにくくするという効果が得られる。さらに、コンパレータ回路は、消費電力を抑えつつコンパレータ回路自体のゲインを上げるという効果も得られる。
実施例4に係るチョッパー型コンパレータ回路は、実施例3に係るチョッパー型コンパレータ回路100−3において、第1導電型の第1論理回路用トランジスタのバルク電位をソース電位にする接続を施したものである。
図5に、実施例4に係るチョッパー型コンパレータ回路の構成を示す。なお、ここでは、第1導電型のトランジスタをPMOSトランジスタとし、第1導電型の第1論理回路用トランジスタを第1PMOSトランジスタとして説明する。
図5に示すように、実施例4に係るチョッパー型コンパレータ回路100−4は、実施例3に係るチョッパー型コンパレータ回路100−3と似た構成となっており、同様の動作を行うが、インバータ回路部のスイッチ動作をする第1PMOSトランジスタT11,
T15のバルク電位をソース電位411,413としている点が異なる。
第1PMOSトランジスタT11,T15は、バルク電位をソース電位411,413に接続することにより、能力が向上し、これにより、コンパレータ回路のゲインを上げる動作をする。
以上の通り、実施例4に係るチョッパー型コンパレータ回路100−4は、インバータ回路部のスイッチ動作をするPMOSトランジスタT11,T15のバルク電位をソース電位411,413に接続することにより、PMOSトランジスタT11,T15の能力が向上し、これにより、コンパレータ回路のゲインを上げるという効果が得られる。しかも、トランジスタのサイズを大きくすることなく、接続を変更するのみで、コンパレータ回路のゲインを上げるという効果が得られる。
実施例5では、実施例1〜4に係るチョッパー型コンパレータ回路100−1,100−2,100−3,100−4において、最後段のインバータ回路部に第1導電型の第1ヒステリシス保持用トランジスタと第2導電型の第2ヒステリシス保持用トランジスタを接続することによって、最後段のインバータ回路部にヒステリシス特性を持つシュミットトリガーインバータ回路を構成したものである。
図6に、実施例5に係るチョッパー型コンパレータ回路の構成を示す。なお、ここでは、第1導電型のトランジスタをPMOSトランジスタとし、第2導電型のトランジスタをNMOSトランジスタとして説明する。また、第1導電型の第1ヒステリシス保持用トランジスタをヒステリシス保持用PMOSトランジスタとし、第2導電型の第2ヒステリシス保持用トランジスタをヒステリシス保持用NMOSトランジスタとして説明する。
図6に示すように、実施例5に係るチョッパー型コンパレータ回路100−5は、実施例3,4に係るチョッパー型コンデンサ100−3,100−4と似た構成となっており、同様の動作を行うが、最後段側のインバータ回路部にヒステリシス保持用PMOSトランジスタとヒステリシス保持用NMOSトランジスタを接続することによって、ヒステリシス特性を持つシュミットトリガーインバータを構成している点が異なる。
最後段側のインバータ回路部321は、第1PMOSトランジスタT15のソースと第2PMOSトランジスタT115のドレインとの間に配置されたノードN511で、ヒステリシス保持用NMOSトランジスタT511のドレインに接続されている。
ヒステリシス保持用NMOSトランジスタT511は、ゲートが、ノードN19と出力端子19との間に配置されたノードN515を介して、ヒステリシス保持用PMOSトランジスタT513のゲートに接続されている。また、ソースが、グランドに接続されている。また、ドレインが、インバータ回路部321のノードN511を介して、インバータ回路部321の第1PMOSトランジスタT15のソース及び第2PMOSトランジスタT115のドレインに接続されている。
ヒステリシス保持用PMOSトランジスタT513は、ゲートが、ノードN19と出力端子19との間に配置されたノードN515を介して、ヒステリシス保持用NMOSトランジスタT511のゲートに接続されている。また、ソースが、+側電源VDDに接続されている。また、ドレインが、インバータ回路部321のノードN513を介して、インバータ回路部321の第1NMOSトランジスタT17のソース及び第2NMOSトランジスタT117のドレインに接続されている。
最後段側のインバータ回路部321は、第1NMOSトランジスタT17のソースと第2NMOSトランジスタT117のドレインとの間に配置されたノードN513で、ヒステリシス保持用PMOSトランジスタT513のドレインに接続されている。
これにより、チョッパー型コンパレータ回路100−5は、最後段側のインバータ回路部321が、ヒステリシス幅を持つシュミットトリガーインバータとして機能する。
チョッパー型コンパレータ回路100−5は、最後段側のインバータ回路部321が、ヒステリシス幅を持つシュミットトリガーインバータとして機能するので、初段側のインバータ回路部311で増幅された微小な振幅信号の一定のノイズによる変動を受けにくくなる。
以上の通り、実施例5に係るチョッパー型コンパレータ回路100−5は、最後段のインバータ回路部321にヒステリシス保持用NMOSトランジスタT511とヒステリシス保持用PMOSトランジスタT513を接続することにより、最後段側のインバータ回路部321がヒステリシス幅を持つシュミットトリガーインバータとなる。そのため、微小な振幅信号を扱う際のノイズによる誤動作を少なくするという効果が得られる。
この発明は、前述の実施例1〜5に限定されることなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の応用や変形が考えられる。
例えば、実施例1及び2では、2種類のゲーテッドインバータを接続したコンパレータ回路を示したが、任意のNビットデコーダと併用することでN種類のゲーテッドインバータを接続することが可能である。
また、実施例1〜5では、コンパレータ回路の構成のみを示したが、これらのコンパレータ回路を用いたADCやデジタル/アナログ・コンバータ(DAC)に適用することが可能である。
実施例1に係る回路の構成を示す図である。 実施例1に係る回路の構成を示す図である。 実施例1に係る回路の動作を示す図である。 実施例1に係る回路の動作を示す図である。 従来例を示す図である。 従来例を示す図である。 実施例2に係る回路の構成を示す図である。 実施例3に係る回路の構成を示す図である。 基準電圧回路の一構成例を示す図である。 基準電圧回路の他の構成例を示す図である。 実施例4に係る回路の構成を示す図である。 実施例5に係る回路の構成を示す図である。
符号の説明
10,100−1〜100−5 チョッパー型コンパレータ回路
11,13,111,113 入力端子
19 出力端子
115,117,119,121 インバータ回路部
C コンデンサ
N ノード
SW スイッチ
T トランジスタ

Claims (12)

  1. アナログ入力電圧を入力する第1入力端子と、基準電圧を入力する第2入力端子と、1乃至複数のコンデンサと、前記第1入力端子と初段の前記コンデンサとを接続する第1スイッチと、前記第2入力端子と初段の前記コンデンサとを接続する第2スイッチと、前記コンデンサの各後段に配置されている1乃至複数のインバータ回路部と、前記インバータ回路部の各入出力端子間を接続する1乃至複数の入出力端子間スイッチと、最後段の前記インバータ回路部に接続され、出力電圧を外部に出力する出力端子とを有するチョッパー型コンパレータ回路において、
    各々の前記インバータ回路部は、第1導電型の第1論理回路用トランジスタと、第2導電型の第2論理回路用トランジスタと、第1導電型の第1電流制御用トランジスタと、第2導電型の第2電流制御用トランジスタとによって構成された、1乃至複数のゲーテッドインバータ回路を備えており、
    前記第1論理回路用トランジスタと前記第2論理回路用トランジスタは、直列に接続されているとともに、
    前記第1論理回路用トランジスタは、主電極が、前記第1電流制御用トランジスタを介して、第1電源ラインに接続され、
    前記第2論理回路用トランジスタは、主電極が、前記第2電流制御用トランジスタを介して、第2電源ラインに接続されていることを特徴とするチョッパー型コンパレータ回路。
  2. 請求項1に記載のチョッパー型コンパレータ回路において、
    前記コンデンサの数と、前記インバータ回路部の数と、前記入出力端子間スイッチの数は、それぞれ2個ずつであり、
    初段の前記コンデンサは、一端が、前記第1スイッチを介して前記第1入力端子に接続されているとともに、前記第2スイッチを介して第2入力端子に接続され、
    初段の前記インバータ回路部及び初段の前記入出力間スイッチは、一端が、初段の前記コンデンサの他端に接続され、
    後段の前記コンデンサは、一端が、初段の前記インバータ回路部及び初段の前記入出力間スイッチの他端に接続され、
    後段の前記インバータ回路部及び後段の前記入出力間スイッチは、一端が、後段の前記コンデンサに接続され、
    前記出力端子は、後段の前記インバータ回路部及び後段の前記入出力間スイッチの他端に接続されていることを特徴とするチョッパー型コンパレータ回路。
  3. 請求項1に記載のチョッパー型コンパレータ回路において、
    電圧レベルの異なる複数の制御電源ラインを有し、
    前記第1論理回路用トランジスタは、制御電極が、前記第2論理回路用トランジスタの制御電極に接続されているとともに、前段に配置された構成物に接続され、第1主電極が、前記第1電流制御用トランジスタの第2主電極に接続され、第2主電極が、前記第2論理回路用トランジスタの第2主電極に接続されているとともに、後段に配置された構成物に接続され、
    前記第2論理回路用トランジスタは、制御電極が、前記第1論理回路用トランジスタの制御電極に接続されているとともに、前段に配置された構成物に接続され、第1主電極が、前記第2電流制御用トランジスタの第2主電極に接続され、第2主電極が、前記第1論理回路用トランジスタの第2主電極に接続されているとともに、後段に配置された構成物に接続され、
    前記第1電流制御用トランジスタは、制御電極が、前記第2電流制御用トランジスタの制御電極に接続されているとともに、複数の前記制御電源ラインのいずれかに接続され、第1主電極が、前記第1電源ラインに接続され、第2主電極が、前記第1論理回路用トラ
    ンジスタの第1主電極に接続され、
    前記第2電流制御用トランジスタは、制御電極が、前記第1電流制御用トランジスタの制御電極に接続されているとともに、複数の前記制御電源ラインのいずれかに接続され、第1主電極が、前記第2電源ラインに接続され、第2主電極が、前記第2論理回路用トランジスタの第1主電極に接続され、
    同一の前記ゲーテッドインバータ回路内における前記第1電流制御用トランジスタの制御電極と前記第2電流制御用トランジスタの制御電極は、同じ電圧レベルの前記制御電源ラインに接続されているとともに、
    同一の前記インバータ回路部内における各々の前記ゲーテッドインバータ回路は、互いに、異なる電圧レベルの前記制御電源ラインに接続されていることを特徴とするチョッパー型コンパレータ回路。
  4. 請求項3に記載のチョッパー型コンパレータ回路において、
    前記第1電源ラインは、+側電源であり、
    前記第2電源ラインは、グランドであることを特徴とするチョッパー型コンパレータ回路。
  5. 請求項3に記載のチョッパー型コンパレータ回路において、
    前記第1電流制御用トランジスタの制御電極と前記第2電流制御用トランジスタの制御電極との間にインバータが配置されていることを特徴とするチョッパー型コンパレータ回路。
  6. 請求項3に記載のチョッパー型コンパレータ回路において、
    各々の前記インバータ回路部は、2個のゲーテッドインバータ回路を備えており、
    各々の前記インバータ回路部における初段の前記ゲーテッドインバータ回路同士は、同じ電圧レベルの前記制御電源ラインに接続されているとともに、
    各々の前記インバータ回路部における後段の前記ゲーテッドインバータ回路同士は、同じ電圧レベルで、かつ、初段の前記ゲーテッドインバータ回路に接続された前記制御電源ラインとは異なる電圧レベルの前記制御電源ラインに接続されていることを特徴とするチョッパー型コンパレータ回路。
  7. 請求項1に記載のチョッパー型コンパレータ回路において、
    前記ゲーテッドインバータ回路は、さらに、第1導電型の第3電流制御用トランジスタと、第2導電型の第4電流制御用トランジスタとが付加されて構成されており、
    前記第1論理回路用トランジスタは、主電極が、前記第1電流制御用トランジスタを介して前記第1電源ラインに接続されているとともに、前記第3電流制御用トランジスタを介して前記第1電源ラインに接続され、
    前記第2論理回路用トランジスタは、主電極が、前記第2電流制御用トランジスタを介して前記第2電源ラインに接続されているとともに、前記第4電流制御用トランジスタを介して前記第2電源ラインに接続されていることを特徴とするチョッパー型コンパレータ回路。
  8. 請求項7に記載のチョッパー型コンパレータ回路において、
    電圧レベルの異なる複数の制御電源ラインを有し、
    前記第1論理回路用トランジスタは、制御電極が、前記第2論理回路用トランジスタの制御電極に接続されているとともに、前段に配置された構成物に接続され、第1主電極が、前記第1及び第3電流制御用トランジスタの第2主電極に接続され、第2主電極が、前記第2論理回路用トランジスタの第2主電極に接続されているとともに、後段に配置された構成物に接続され、
    前記第2論理回路用トランジスタは、制御電極が、前記第1論理回路用トランジスタの
    制御電極に接続されているとともに、前段に配置された構成物に接続され、第1主電極が、前記第2及び第4電流制御用トランジスタの第2主電極に接続され、第2主電極が、前記第1論理回路用トランジスタの第2主電極に接続されているとともに、後段に配置された構成物に接続され、
    前記第1電流制御用トランジスタは、制御電極が、前記第2電流制御用トランジスタの制御電極に接続されているとともに、複数の前記制御電源ラインのいずれかに接続され、第1主電極が、前記第1電源ラインに接続され、第2主電極が、前記第1論理回路用トランジスタの第1主電極に接続され、
    前記第2電流制御用トランジスタは、制御電極が、前記第1電流制御用トランジスタの制御電極に接続されているとともに、複数の前記制御電源ラインのいずれかに接続され、第1主電極が、前記第2電源ラインに接続され、第2主電極が、前記第2論理回路用トランジスタの第1主電極に接続され、
    前記第3電流制御用トランジスタは、制御電極が、前記第4電流制御用トランジスタの制御電極に接続されているとともに、複数の前記制御電源ラインのいずれかに接続され、第1主電極が、前記第1電源ラインに接続され、第2主電極が、前記第1論理回路用トランジスタの第1主電極に接続され、
    前記第4電流制御用トランジスタは、制御電極が、前記第3電流制御用トランジスタの制御電極に接続されているとともに、複数の前記制御電源ラインのいずれかに接続され、第1主電極が、前記第2電源ラインに接続され、第2主電極が、前記第2論理回路用トランジスタの第1主電極に接続され、
    同一の前記ゲーテッドインバータ回路内における前記第1電流制御用トランジスタの制御電極と前記第2電流制御用トランジスタの制御電極は、同じ電圧レベルの前記制御電源ラインに接続されているとともに、
    同一の前記ゲーテッドインバータ回路内における前記第3電流制御用トランジスタの制御電極と前記第4電流制御用トランジスタの制御電極は、同じ電圧レベルで、かつ、前記第1電流制御用トランジスタの制御電極と前記第2電流制御用トランジスタの制御電極に接続された前記制御電源ラインとは異なる電圧レベルの前記制御電源ラインに接続されていることを特徴とするチョッパー型コンパレータ回路。
  9. 請求項1に記載のチョッパー型コンパレータ回路において、
    前記第1電流制御用トランジスタは、制御電極が、前記第1電流制御用トランジスタの閾値電圧を基準とする基準電圧出力に接続され、
    前記第2電流制御用トランジスタは、制御電極が、前記第2電流制御用トランジスタの閾値電圧を基準とする基準電圧出力に接続されていることを特徴とするチョッパー型コンパレータ回路。
  10. 請求項9に記載のチョッパー型コンパレータ回路において、
    前記第1論理回路用トランジスタは、バルク電位を第1主電極の電位にする接続が施されていることを特徴とするチョッパー型コンパレータ回路。
  11. 請求項1に記載のチョッパー型コンパレータ回路において、
    前記インバータ回路部を複数有し、
    最後段の前記インバータ回路部に第1導電型の第1ヒステリシス保持用トランジスタと第2導電型の第2ヒステリシス保持用トランジスタを接続することによって、最後段の前記インバータ回路部にヒステリシス特性を持つシュミットトリガーインバータ回路を構成していることを特徴とするチョッパー型コンパレータ回路。
  12. 請求項11に記載のチョッパー型コンパレータ回路において、
    前記第1ヒステリシス保持用トランジスタは、制御電極が、前記第2ヒステリシス保持用トランジスタの制御電極、最後段の前記インバータ回路部内における前記第1論理回路
    用トランジスタの第2主電極と前記第2論理回路用トランジスタの第2主電極、及び前記出力端子に接続され、第1主電極が、前記第1電源ラインに接続され、第2主電極が、最後段の前記インバータ回路部内における前記第2論理回路用トランジスタの第1主電極と前記第2電流制御用トランジスタの第2主電極に接続され、
    前記第2ヒステリシス保持用トランジスタは、制御電極が、前記第1ヒステリシス保持用トランジスタの制御電極、最後段の前記インバータ回路部内における前記第1論理回路用トランジスタの第2主電極と前記第2論理回路用トランジスタの第2主電極、及び前記出力端子に接続され、第1主電極が、前記第2電源ラインに接続され、第2主電極が、最後段の前記インバータ回路部内における前記第1論理回路用トランジスタの第1主電極と前記第1電流制御用トランジスタの第2主電極に接続されていることを特徴とするチョッパー型コンパレータ回路。


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