JP2010104265A - コンバイン - Google Patents
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Abstract
【課題】運転部の作業者を、刈取作業によって発生する藁屑や塵埃から護り、作業環境を改善する。
【解決手段】クローラ(1,1)を装備すると共に脱穀装置(2)を搭載した車体(3)の前部に、運転席(4)を備えた運転部(4a)を左右一側に偏倚させて設け、該運転部(4a)の前側から車体(3)の左右他側に亘る刈取幅を有した刈取搬送装置(5)を設け、該刈取搬送装置(5)に設けた複数の穀稈引起し装置(8)の上部を横桟状の上部支持枠(9)で一体に連結し、該上部支持枠(9)には、運転部(4a)のすぐ前側と内側とを囲うように膜状または板状の防塵兼防音材(10)を吊下げ状態に取り付け、該防塵兼防音材(10)で運転部(4a)と刈取搬送装置(5)との間を遮断する。
【選択図】 図1
【解決手段】クローラ(1,1)を装備すると共に脱穀装置(2)を搭載した車体(3)の前部に、運転席(4)を備えた運転部(4a)を左右一側に偏倚させて設け、該運転部(4a)の前側から車体(3)の左右他側に亘る刈取幅を有した刈取搬送装置(5)を設け、該刈取搬送装置(5)に設けた複数の穀稈引起し装置(8)の上部を横桟状の上部支持枠(9)で一体に連結し、該上部支持枠(9)には、運転部(4a)のすぐ前側と内側とを囲うように膜状または板状の防塵兼防音材(10)を吊下げ状態に取り付け、該防塵兼防音材(10)で運転部(4a)と刈取搬送装置(5)との間を遮断する。
【選択図】 図1
Description
この発明は、コンバインに関するものである。
従来からコンバインは、刈取搬送装置における刈取・搬送作用に伴って、発生する塵埃を広く拡散させないで内部に封じ込めることを目的としたカバーに関する技術があり、例えば、特許文献1には、「刈取りの側面カバーに泥や藁くずが堆積しないことと、周辺から流出する塵埃を内部に封じ込めることを目的とする。」と記載され、その解決手段としてつぎのとおり記載されている。
すなわち、「刈取部(C)の両側面を覆う上部側面カバー(1a)(1b)は、安全のためにフレームパイプ(4)に近づけているが、刈刃(14)が持ち上げる土泥等が排出されずに詰まるから、排出空間(5)を設けて弾性体の下部カバー(6)を垂らし、その下側を押し広げて排出する安全カバーとした。
次に、上部側面カバー(1a)(1b)は、隣の引起しケース(7)の前に設けた延設カバー(20)と一体形状としたので継なぎ部分の隙間や段差がなくなって取合わせをし易くした。さらに、運転席(9)の前方で刈取部(C)が重なり合う部分を透視できる防塵シート(10)で覆い、引起しタイン(8)で巻揚げる塵埃を防塵シート(10)とL字型になった上部側面カバー右(1b)によって包囲し封じ込めた。」と記載されている。
特開平11−341913号公開特許公報
前項で説明した特許文献1の従来型安全カバー(防塵カバー)は、その記載から明らかなように、前部に設けられた引起しケースを中心にして前側と、横側と、後側との3方がカバーで包囲され、塵埃を封じ込める構成となっており、有効な防塵機能を備えた装置となっている。しかしながら、前記従来の構成は、運転席の側方の穀稈搬送径路には防塵カバーがないために、引起し、刈取後の搬送穀稈から排出される藁屑、塵埃が運転席側に噴出してオペレーターを悩ませる課題がある。
それに対して、本件出願の発明は、具体的に後述するように、上部支持枠には、運転席のすぐ前側と横側とを囲うように板状の防塵兼防音材を吊下げて取り付け、運転席と、刈取搬送装置との間を遮断した構成を特徴としている。
更に、本件出願の発明は、従来の技術からは考えられない構成、すなわち、裏蓋(ケースの後側板に相当する)の無い簡略型にした後面開放型の引起しケースの裏側に前記板状の防塵兼防音材を垂れ下げて、その防塵兼防音材に、引起しケースの後ろ側板としての機能を持たせて構成した点にも特徴がある。
この出願の発明は、上記課題を解決するために、次の技術的手段を講じる。
即ち、請求項1記載の発明は、クローラ(1,1)を装備すると共に脱穀装置(2)を搭載した車体(3)の前部に、運転席(4)を備えた運転部(4a)を左右一側に偏倚させて設け、該運転部(4a)の前側から車体(3)の左右他側に亘る刈取幅を有した刈取搬送装置(5)を設け、該刈取搬送装置(5)には、その低位置に設けた刈取装置(6)から刈取穀稈を後方の脱穀装置(2)に搬送する穀稈搬送装置(7)を設け、前記刈取装置(6)の前側に複数の穀稈引起し装置(8)を後上がり傾斜姿勢に設け、各穀稈引起し装置(8)の上部を横桟状の上部支持枠(9)で一体に連結し、該上部支持枠(9)には、前記運転部(4a)のすぐ前側と内側とを囲うように膜状または板状の防塵兼防音材(10)を吊下げ状態に取り付け、該防塵兼防音材(10)で前記運転部(4a)と刈取搬送装置(5)との間を遮断したことを特徴とするコンバインとした。
即ち、請求項1記載の発明は、クローラ(1,1)を装備すると共に脱穀装置(2)を搭載した車体(3)の前部に、運転席(4)を備えた運転部(4a)を左右一側に偏倚させて設け、該運転部(4a)の前側から車体(3)の左右他側に亘る刈取幅を有した刈取搬送装置(5)を設け、該刈取搬送装置(5)には、その低位置に設けた刈取装置(6)から刈取穀稈を後方の脱穀装置(2)に搬送する穀稈搬送装置(7)を設け、前記刈取装置(6)の前側に複数の穀稈引起し装置(8)を後上がり傾斜姿勢に設け、各穀稈引起し装置(8)の上部を横桟状の上部支持枠(9)で一体に連結し、該上部支持枠(9)には、前記運転部(4a)のすぐ前側と内側とを囲うように膜状または板状の防塵兼防音材(10)を吊下げ状態に取り付け、該防塵兼防音材(10)で前記運転部(4a)と刈取搬送装置(5)との間を遮断したことを特徴とするコンバインとした。
これによって、運転席(4)の前側と内側の刈取搬送装置(5)との間に膜状または板状の防塵兼防音材(10)を吊下げて遮断し、オペレータを、塵埃や騒音から守り、オペレータへの悪影響を大幅に軽減できるものとなった。
そして、請求項2記載の発明は、前記防塵兼防音材(10)は、前記穀稈引起し装置(8)を構成する後面開放型の引起しケース(11)の裏蓋としての機能を持たせるべく、後上がり傾斜姿勢に設けた穀稈引起し装置(8)の背後の位置に垂れ下げて設けたことを特徴とする請求項1記載のコンバインとした。
これによって、前記膜状または板状の防塵兼防音材(10)が引起しケース(11)の裏側側板としての機能を持つ。
請求項1記載の発明によると、車体(3)の前部で左右一側に偏倚した位置に設けられた運転部(4a)の前側から横側に刈取搬送装置(5)が設けられているが、該刈取搬送装置(5)と運転部(4a)との間に、膜状または板状の防塵兼防音材(10)を吊下げて遮断しているため、刈取搬送装置(5)から発生する塵埃が運転部(4a)側へ吹き出すのを未然に防止すると同時に、該刈取搬送装置(5)で発生する騒音の伝播も同時に防止して、運転部(4a)側に伝わらないようにすることにより、オペレータをこれら塵埃や騒音から護り、オペレータの作業環境を改善することができる。
そして、請求項2記載の発明によると、上記請求項1記載の発明の効果に加えて、裏蓋(引起しケース(11)の後側板に相当する部材)の無い簡略型にした後面開放型の引起しケース(11)の裏側に、膜状または板状の防塵兼防音材(10)を垂れ下げて、その防塵兼防音材(10)に、引起しケース(11)の後ろ側板としての機能を持たせることにより、刈取作業中にはこの引起しケース(11)の背面側から藁屑などが排出されやすくなって該引起しケース(11)内での詰まりが少なくなり、また、メンテナンス時には、この防塵兼防音材(10)をめくって引起しケース(11)内部のメンテナンスを容易に行なうことができる。
以下、この発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明する。
まず、コンバインは、図3、乃至図5に示すように、クローラ1,1を装備した車体3上に、脱穀装置2を搭載し、その前側で右側に寄せた位置に運転席4を配置して設けている。そして、刈取搬送装置5は、図面に示すように、4条刈りの構成で、前部低位置に5個の分草杆13を横に等間隔を保って配置して設け、その背後に、後傾斜した二組の穀稈引起し装置8を設け、低位置に設けた刈取装置6から刈取穀稈を後方の前記脱穀装置2に搬送する穀稈搬送装置7を設けた構成としている。そして、該刈取搬送装置5は、前記運転席4のすぐ前側から横側に配置し、圃場の4条の穀稈列を引起し、刈取、搬送して後部の脱穀装置2に供給する構成となっている。
まず、コンバインは、図3、乃至図5に示すように、クローラ1,1を装備した車体3上に、脱穀装置2を搭載し、その前側で右側に寄せた位置に運転席4を配置して設けている。そして、刈取搬送装置5は、図面に示すように、4条刈りの構成で、前部低位置に5個の分草杆13を横に等間隔を保って配置して設け、その背後に、後傾斜した二組の穀稈引起し装置8を設け、低位置に設けた刈取装置6から刈取穀稈を後方の前記脱穀装置2に搬送する穀稈搬送装置7を設けた構成としている。そして、該刈取搬送装置5は、前記運転席4のすぐ前側から横側に配置し、圃場の4条の穀稈列を引起し、刈取、搬送して後部の脱穀装置2に供給する構成となっている。
このように、刈取搬送装置5は、図1、及び図5に示すように、車体3上の刈取懸架台に基部が支持された刈取フレーム15と、該刈取フレーム15の前部に接続された横向きの伝動ケース18とに装備されている。19は刈取入力プーリを示す。
そして、前記複数器の穀稈引起し装置8は、その上部に化粧板を兼ねた横桟状の上部支持枠9を架渡した状態に設けて、各穀稈引起し装置8を一体に連結して構成している。そして、中央支持杆14は、刈取フレーム15の後部支持位置からアーチ状に上方を通して前記上部支持杆9の略中心部に連結して枠組みした構成としている。
そして、防塵兼防音材10は、図1、乃至図5に示すように、合成樹脂材を素材としたシート状の膜材または板材で、前記上部支持枠9の右側から上縁を取り付けて吊り下げ、中央位置まで延長し、中央支持杆14に上縁を取り付けて寸法を短くして後方に延長(図1参照)した構成としている。この場合、防塵兼防音材10は、前記運転席4と刈取搬送装置5との間に設け、該刈取搬送装置5を包囲したようにして運転席4と隔離した状態に構成している。そして、防塵兼防音材10は、図1に示すように、上縁部を、前述のとおり上部支持枠9と中央支持杆14とに固着し、下縁部には取付け用の孔20を複数個配列して設け、取付け用クランパーやワイヤーバンド、ハーネス用バンド等を使って固着しており、要するに、実施例の場合、周囲を固着して板状に取り付けた構成となっている。
このように、運転席4は、図3に示すように、前側から横側に渡って防塵兼防音材10によって囲われており、結局のところ、穀稈が移動する経路のほとんどの部分が、前記防塵兼防音材10で包囲された状態に構成され、塵埃の吹き出しがほとんどなく、発生する騒音も伝播する量が大幅に少なくなっている。
そして、実施例の引起しケース11は、図2に示すように、前面側の前板16と上部の駆動スプロケット17と下部の従動ローラ18とに巻回した引起しチエーン21とから構成され、後ろ側が開放された構成(後側板は、下部の軸受部だけに設けており、中間部から上部は後側板がなく、開放されている。)となっている。そこで、前記板状の防塵兼防音材10は、引起しケース11の裏側に垂れ下げて設け、引起しケース11の裏蓋としての機能を持たせた構成(実施例では、運転席4側にある一対の引起しケース11のみ)としている。
以上述べたように、この出願に係る実施例は、車体3の前部で側部に寄った位置に装置している運転席4の前側から横側に刈取搬送装置5が設けられているが、この刈取搬送装置5を包囲して、運転席4との間に、板状の防塵兼防音材10を吊下げて遮断する構成にしているから、刈取搬送装置5で発生する塵埃が運転席4側へ吹き出すのを未然に防止すると同時に、刈取搬送装置5で発生する騒音の伝播も同時に防止して、運転席4側に伝わらないようにすることによって、オペレータをこれら塵埃や騒音から護り、オペレータの悩みを解消できるものとなった。
そして、実施例は、裏蓋(引起しケース11の後側板に相当する部材)の無い簡略型にした後面開放型の引起しケース11の裏側に、前記板状の防塵兼防音材10を垂れ下げて固定するから、その防塵兼防音材10に、引起しケース11の後ろ側板としての機能を持たせることができた。実施例の場合、引起しケース11は、運転席4の前側にある一対の引起しケース11に実施し、左側の一対については実施していない。
そして、防塵兼防音材10は、実施例の場合、透明な素材によって構成しているから、作業中に、オペレータが運転席4から刈取搬送装置5の作用状態を、外側から監視できる特徴もある。そして、防塵兼防音材10は、実施例では、取付け時にサイドカバー(右側)の取付けボルトで共締めにして取り付けているから、メンテナンス時にも邪魔(共締め部分の着脱が同時にできる。)にならない利点もある。
つぎに、燃料タンク25について、図6、乃至図9に示した実施例を説明する。まず、燃料タンク(メインタンク、以下同じ)25は、図面に示すように、コ
ンバインの後部、すなわち、脱穀装置2の選別部にあるストローラック26、及び排塵棚27の下側において、車体3上に装置している。実施例の場合、燃料タンク25は、背面視(図6参照)で右側に設置し、その左側にサブタンク28を配置して搭載している。そして、サブタンク28は、図8に示すように、燃料タンク25の底の位置より高い位置に底があるように設置し、傾斜地等においても補充燃料の流入が円滑にできる構成としている。そして、サブタンク28は、図9に示すように、エア抜きホース30を高く上方に伸ばして設け、傾斜地等でもサブタンク28に燃料の補給が充分にできるように配慮し、更に、タンク25への補充燃料の流入がより円滑にできる構成としている。
ンバインの後部、すなわち、脱穀装置2の選別部にあるストローラック26、及び排塵棚27の下側において、車体3上に装置している。実施例の場合、燃料タンク25は、背面視(図6参照)で右側に設置し、その左側にサブタンク28を配置して搭載している。そして、サブタンク28は、図8に示すように、燃料タンク25の底の位置より高い位置に底があるように設置し、傾斜地等においても補充燃料の流入が円滑にできる構成としている。そして、サブタンク28は、図9に示すように、エア抜きホース30を高く上方に伸ばして設け、傾斜地等でもサブタンク28に燃料の補給が充分にできるように配慮し、更に、タンク25への補充燃料の流入がより円滑にできる構成としている。
そして、連通ホース31は、サブタンク28から燃料タンク25に補充燃料を送るように連通するが、実施例では、燃料タンク25の吸入口32にねじ部33を形成してねじ込んで取り付ける構成としている。そして、前記吸入口32は、サブタンク28を使用しないときには、連通ホース31を外して、ねじ込み式の栓34(図9参照)を取り付けて作業をする構成となっている。
以上のように、実施例は、コンバイン後部の車体3上で、脱穀装置2の後部下方の空きスペースを利用して燃料タンク(メインタンク)25とサブタンク28とを搭載し、連通ホース31で連通させて燃料の補充ができる構成としたから、コンバインの作業を、通常の連続作業時間を越えて大幅に延長することが可能となった。
つぎに、サイドクラッチ操作アーム40,40の実施例を、図10、乃至図13に基づいて説明する。
従来、サイドクラッチ操作機構は、サイドクラッチ操作アームの強度に関し、特に、プッシュシリンダーによって押圧される部位、及びその周辺に剛性が不足し、補強プレート等によって補強しても長期間の使用に耐えられない課題があった。
従来、サイドクラッチ操作機構は、サイドクラッチ操作アームの強度に関し、特に、プッシュシリンダーによって押圧される部位、及びその周辺に剛性が不足し、補強プレート等によって補強しても長期間の使用に耐えられない課題があった。
そこで、実施例に係るサイドクラッチ操作アーム40,40は、以下の通り構成している。
まず、サイドクラッチ操作アーム40,40は、図10に示すように、左右一対を一組とし、サイドクラッチを内装したミッションケース41の外側に、中間部を回動支点Pとして枢着し、間に装置した左右一対のプッシュシリンダー42,42によって外側に押圧されて左右のサイドクラッチを入り、切り操作する構成としている。実施例の場合、押圧プレート43,43は、図11、及び図12に示すように、前記サイドクラッチ操作アーム40,40の板面に、側面を接当して立てた状態とし、枢着部(回動支点P)から先端側に延長し、側面を板面に溶接して一体に固着した構成としている。そして、前記押圧プレート43,43は、前記プッシュシリンダー42,42の押圧部42a,42a(図13参照)によって押圧される部位に対応させる位置に、内部に螺旋を切った角材からなるナット44,44を溶接し、これに押圧ボルト45,45を螺合して構成している。
まず、サイドクラッチ操作アーム40,40は、図10に示すように、左右一対を一組とし、サイドクラッチを内装したミッションケース41の外側に、中間部を回動支点Pとして枢着し、間に装置した左右一対のプッシュシリンダー42,42によって外側に押圧されて左右のサイドクラッチを入り、切り操作する構成としている。実施例の場合、押圧プレート43,43は、図11、及び図12に示すように、前記サイドクラッチ操作アーム40,40の板面に、側面を接当して立てた状態とし、枢着部(回動支点P)から先端側に延長し、側面を板面に溶接して一体に固着した構成としている。そして、前記押圧プレート43,43は、前記プッシュシリンダー42,42の押圧部42a,42a(図13参照)によって押圧される部位に対応させる位置に、内部に螺旋を切った角材からなるナット44,44を溶接し、これに押圧ボルト45,45を螺合して構成している。
そして、前記した左右の押圧プレート43,43は、図10に示すように、左右一対の先端部位に引っ張りスプリング46を架渡して取り付け、相互に引っ張り合う状態に連結して設け、前記プッシュシリンダー42,42による押圧力がなくなると、元の位置まで引き戻して復帰できる構成としている。
以上述べたように、実施例は、前記押圧プレート43,43側にあって、プッシュシリンダー42,42の押圧部42a,42aから押圧力を受ける押圧ボルト45,45を、内部に螺旋を切った角材からなるナット44,44を溶接して構成したから、大幅に強度がアップし、耐久性に富む装置となった。
1 クローラ
2 脱穀装置
3 車体
4 運転席
5 刈取搬送装置
6 刈取装置
7 穀稈搬送装置
8 穀稈引起し装置
9 上部支持枠
10 防塵兼防音材
11 引起しケース
2 脱穀装置
3 車体
4 運転席
5 刈取搬送装置
6 刈取装置
7 穀稈搬送装置
8 穀稈引起し装置
9 上部支持枠
10 防塵兼防音材
11 引起しケース
Claims (2)
- クローラ(1,1)を装備すると共に脱穀装置(2)を搭載した車体(3)の前部に、運転席(4)を備えた運転部(4a)を左右一側に偏倚させて設け、該運転部(4a)の前側から車体(3)の左右他側に亘る刈取幅を有した刈取搬送装置(5)を設け、該刈取搬送装置(5)には、その低位置に設けた刈取装置(6)から刈取穀稈を後方の脱穀装置(2)に搬送する穀稈搬送装置(7)を設け、前記刈取装置(6)の前側に複数の穀稈引起し装置(8)を後上がり傾斜姿勢に設け、各穀稈引起し装置(8)の上部を横桟状の上部支持枠(9)で一体に連結し、該上部支持枠(9)には、前記運転部(4a)のすぐ前側と内側とを囲うように膜状または板状の防塵兼防音材(10)を吊下げ状態に取り付け、該防塵兼防音材(10)で前記運転部(4a)と刈取搬送装置(5)との間を遮断したことを特徴とするコンバイン。
- 前記防塵兼防音材(10)は、前記穀稈引起し装置(8)を構成する後面開放型の引起しケース(11)の裏蓋としての機能を持たせるべく、後上がり傾斜姿勢に設けた穀稈引起し装置(8)の背後の位置に垂れ下げて設けたことを特徴とする請求項1記載のコンバイン。
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Cited By (2)
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EP2383989A1 (en) | 2010-04-28 | 2011-11-02 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | Receiving device |
WO2015178100A1 (ja) * | 2014-05-19 | 2015-11-26 | ヤンマー株式会社 | コンバイン |
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