JP2010104102A - 固定子コア製造方法、及び固定子コア製造装置 - Google Patents

固定子コア製造方法、及び固定子コア製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】分割コア組立に焼き嵌めリングを装着するときに、固定子コアの内周の真円度を高くすることのできる固定子コア製造方法、及び固定子コア製造装置を提供すること。
【解決手段】分割コア8A〜8R(分割コア組立)の内周を外側に押圧する内径コレット11A〜11Rと、分割コア8A〜8R(分割コア組立)の外周を内側に押圧する外周コレット12A〜12Rとにより、分割コア8A〜8R(分割コア組立)を位置決めする第1工程と、位置決めされた分割コア8A〜8R(分割コア組立)を、上押え部材14と下押え部材15により上下に挟んで保持する第2工程と、外周コレット12A〜12Rを外して、加熱膨張させた焼き嵌めリング19を嵌める第3工程を有する。
【選択図】図1

Description

この発明は、複数の分割コアにより組み立てられた分割コア組立の外周に、加熱膨張させた焼き嵌めリングを嵌め、該焼き嵌めリングが冷やされ収縮することにより、固定子コアを製造する固定子コア製造方法、及び固定子コア製造装置に関するものである。
分割コアを焼き嵌めリングで固定することにより製造された固定子は、一体型の固定子コアと比較して、真円度が大きくなる問題があった。ここで、真円度とは、円であるべき部分の幾何学的円からの狂いの大きさをいう。平面内にある線は、その線上のすべての点が二つの同心円の間にあり、円の半径方向の距離の差が最小となる場合のこの二つの同心円の半径方向の距離の差で現す。従って、真円度が大きくなれば、精度が悪くなり、真円度が小さくなれば、精度がよくなることである。
一体型の固定子コアの場合、真円度は、50μm程度であるが、分割コアを焼き嵌めした場合には、真円度が100μm以上となる問題があった。真円度が大きいと、固定子コアとロータとの距離の差にばらつきが生じるため、モータの性能が悪くなる恐れがある。
特許文献1には、焼き嵌め時に分割コア組立の内周に内径リングを設けることにより、固定子の内径の真円度を小さくする、すなわち、精度を良くする方法が記載されている。
特開2008-061319号公報
しかしながら、特許文献1に開示された発明では、次のような問題があった。
(1)内周リングを、非磁性体金属で形成した場合に、厚みが薄いため、リング形状では、真円度が50μm以下のリングを製作することが困難である。さらに、内周リングには、大きな開口部が形成されているため、真円度以上に、円筒度を確保することが困難な問題がある。
また、内周リングでは、剛性が低いため、分割コア組立の形状に倣ってしまい、分割コア組立の位置決めをすることができない恐れが大きい。
(2)焼き嵌めリングは、加熱膨張させて分割コア組立に装着するため、加熱膨張時には、その内径と分割コア組立の外周とに間には隙間が存在する。特許文献1に開示された発明では、内周リングを用いて、分割コア組立の内周を位置決めしているが、分割コア組立の外周を位置決めしていないため、分割コア組立が外周方向に移動して、内周の真円度が大きくなる恐れがあった。
この発明は上記問題点を解決するためのものであって、分割コア組立に焼き嵌めリングを装着するときに、固定子コアの内周の真円度を小さくすることのできる固定子コア製造方法、及び固定子コア製造装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の固定子コア製造方法、及び固定子コア製造装置は、次の構成を有している。
(1)複数の分割コアにより組み立てられた分割コア組立の外周に、加熱膨張させた焼き嵌めリングを嵌め、該焼き嵌めリングが冷やされ収縮することにより、固定子コアを製造する固定子コア製造方法において、分割コア組立の内周を外側に押圧する内径治具と、分割コア組立の外周を内側に押圧する外周治具とにより、分割コア組立を位置決めする第1工程と、位置決めされた分割コア組立を、保持部材により上下に挟んで保持する第2工程と、外周治具を外して、加熱膨張させた前記焼き嵌めリングを嵌める第3工程とを有する。
(2)(1)に記載する固定子コアの製造方法において、前記内周治具及び前記外周治具が、前記分割コアに一対一で対応して設けられていることを特徴とする。
(3)複数の分割コアにより組み立てられた分割コア組立の外周に、加熱膨張させた焼き嵌めリングを嵌め、該焼き嵌めリングが冷やされ収縮することにより、固定子コアを製造する固定子コア製造方法に用いる固定子コア製造装置おいて、分割コア組立の内周を外側に押圧する内径治具と、分割コア組立の外周を内側に押圧する外周治具とにより、分割コア組立を位置決めする位置決め手段と、位置決めされた分割コア組立を、上下に挟んで保持する保持手段と、外周治具を外して、加熱膨張させた焼き嵌めリングを嵌めるリング装着手段とを有する。
(4)(3)に記載する固定子コア製造装置において、前記内周治具及び前記外周治具が、前記分割コアに一対一で対応して設けられていることを特徴とする。
次に、上記構成を有する本発明の固定子コア製造方法、及び固定子コア製造装置の作用・効果について説明する。
本発明の固定子コア製造方法、及び固定子コア製造装置は、複数の分割コアにより組み立てられた分割コア組立の外周に、加熱膨張させた焼き嵌めリングを嵌め、該焼き嵌めリングが冷やされ収縮することにより、固定子コアを製造する固定子コア製造方法において、分割コア組立の内周を外側に押圧する内径治具と、分割コア組立の外周を内側に押圧する外周治具とにより、分割コア組立を位置決めする第1工程を有するので、分割コア組立を内周側から、及び外周側から位置決めできるため、この段階で、内周の真円度を小さく保持できる。特に、内周治具と外周治具とが共に、剛性の高いもので構成しているので、分割コアを内周治具、及び外周治具に倣わせることができるため、分割コア組立の内周の円筒度を小さくすることができる。これにより、分割コア組立の内周の精度がよくなり、固定子コアとロータとの隙間が一定となるため、モータの性能が良くなる。
次に、位置決めされた分割コア組立を、保持部材により上下に挟んで保持する第2工程を有するので、分割コア組立を構成する各分割コアを上下に挟んで固定するため、第3工程で、外周治具を外して、加熱膨張させた前記焼き嵌めリングを嵌めるときに、分割コア組立の外周と、加熱膨張された焼き嵌めリングの内周との間に隙間があるが、分割コアが移動することがなく、分割コア組立の内周の真円度を小さく維持することができる。
特に、前記内周治具及び前記外周治具が、前記分割コアに一対一で対応して設けられているので、各分割コアの位置決めを、一対一で対応する一対の内周治具と外周治具とで位置決めできるため、各分割コアを精度よく位置決めすることができる。
以下、本発明における固定子コア製造方法、及び固定子コア製造装置を具体化した一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1に、固定子コア製造装置の主要部を断面図で示す。図4に、分割コアの組立工程を示す。図5に、分割コア組立に焼き嵌めリングを装着した状態の固定子コア30を示す。
図4の(a)に示すように、分割コア8は、成形済みのコイルが装着されるティース部21を備えている。分割コア8は、プレス打ち抜きで製造された鋼板を積層して構成している。本実施の形態では、分割コア8は、18個組み合わさることにより、環状の完成した固定子コアになる構造とする。
次に、分割コア8のティース部21に、インシュレータ22が装着された状態を図4の(b)に示す。インシュレータ22は、ティース部21を覆う筒部22b、分割コア8のティース部21が突き出した以外の内面部分を覆い、上下方向に延設されたカバー部22a、筒部22bの上下に突き出した2箇所の突起部22cを備えている。
図4の(c)に、成形済みのエッジワイズコイル23をインシュレータ22の筒部22bを介して、ティース部21に装着した図を示す。
エッジワイズコイル23は、カバー部22aを介して、分割コア8に密着している。また、エッジワイズコイル23は、左右方向は筒部22bを介してティース部21により位置決めされている。また、上下方向は、インシュレータ22の突起部22cにより位置決めされている。これにより、エッジワイズコイル23は、分割コア8に対して、定位置に位置決めされている。
本実施例では、成形済みコイルとして、エッジワイズコイル23について説明するが、断面が丸形でも、角形でも、成形されて形状が確定しているものであれば、他の種類のコイルでも同じである。
図4の(d)に、樹脂モールドされた分割固定子10を示す。(c)のエッジワイズコイル23部分が樹脂モールド24されている。
本実施例では、分割コア8を個別に樹脂モールドして分割固定子10とした後で、後述するように、焼き嵌めリングを装着しているが、分割コア8をそのままの状態で焼き嵌めリングを装着し、後から樹脂モールドを行っても良い。
図1に基づいて、固定子コア製造装置7の構成を説明する。分割コア8と樹脂モールド24を備える分割固定子10が固定子コア製造装置7内の所定の位置に登載されている。
図1の状態では、分割コア8内周面、すなわちティース部21の内面には、内周コレット11が当接している。内周コレット11は、スライドガイド17により、分割コア8と当接または離間する方向に摺動可能に保持されている。また、図1の状態では、分割コア8の外周面には、外周コレット12の内周面が当接している。外周コレット12のテーパ面12aは、スライドガイド16のテーパ面16aに沿って摺動可能に保持されている。
分割コア8、内周コレット11、外周コレット12、及びスライドガイド16の位置関係を、図3に平面図で示す。図3に示すように、分割コア8は、8A、8B、・・・8Rと18個の分割コア8により、1個の固定子コアを構成する。分割コア8Aの内周面には、内周コレット11Aが当接している。分割コア8Aの外周面には、外周コレット12Aが当接している。
内周コレット11の内周面には、下側に行くほど内径が小さくなる方向にテーパ面11aが形成されている。内周コレット11のテーパ面11aには、ロッド13のテーパ面である拡径部13aが当接している。拡径部13aのテーパ面の向きは、テーパ面11aとは逆向きである。ロッド13は、装置本体18により、上下動可能に保持され、図示しない上下動手段により、上下動される。
外周コレット12の外周面には、テーパ面12aが形成されている。テーパ面12aは、スライドガイド16の内周に形成されたテーパ面16aと当接している。スライドガイド16は、図示しない上下機構により、外周コレット12と共に上下動可能に保持されている。外周コレット12は、図示しない圧縮バネにより上方に付勢されている。それにより、外周コレット12は、分割コア8に強く押圧された場合には、下方に逃げる構造になっている。
ロッド13の外周には、上押え部材14が固設されている。上押え部材14の下方の先端14aは、分割コア8の上面に当接している。先端14aは、分割コア8に対して、一周の円弧状に当接している。
装置本体18には、下押え部材15が固設されている。下押え部材15の上方の先端15aは、分割コア8の下面に当接している。先端15aは、分割コア8に対して、一周の円弧状に当接している。
次に、固定子コア製造方法の工程を説明する。
図1の前段階では、ロッド13、上押え部材14は上方に位置している。また、内周コレット11は、内周側に移動している。また、外周コレット12は、図1に示す位置にある。その状態で、下押え部材15の先端15aに、18個の分割固定子10A〜10Rを、分割コア8A〜8Rの下面を先端15aに当接させて登載する。
次に、ロッド13が下降される。それにより、拡径部13aがテーパ面11aに当接し、内周コレット11を外周方向に移動させる。18個の内周コレット11A〜11Rは、同時に拡径するので、18個の分割コア8A〜8Rを一様な力で外側に向けて押圧する。分割コア8A〜8Rに外側に向かって過度の力が加わったときには、外周コレット12A〜12Rがスライドガイド16のテーパ面16aに沿って下降する。そのため、分割コア8A〜8Rは、内周コレット11A〜11Rを基準として、位置決めされる。
これにより、ロッド13が所定の高さで停止したときに、18個の分割コア8A〜Rは、18対の内周コレット11A〜11Rにより、所定の位置に位置決めされる。これが、第1工程である。
次に、18個の内周コレット11A〜11Rと、18個の外周コレット12A〜12Rにより、18個の分割コア8A〜8Rが位置決めされると同時に、上押え部材14の先端14aが、分割コア8A〜8Rの上面に当接して、下押え部材15と共に、位置決めされた分割コア8A〜8Rを挟んで保持する。これが、第2工程である。この状態を図1に示している。
次に、内径コレット11、上押え部材14は、そのままにした状態で、外周コレット12をスライドガイド16と共に、図2に示す位置まで、下降手段により下降させる。外周コレット12を分割コア8の外周から離間させても、上押え部材14と下押え部材15とが、18個の分割コア8A〜8Rは、内周コレット11A〜11Rに、内周が当接された位置で保持される。
この状態で、図2に示すように、焼き嵌めリング19を装着する。焼き嵌めリング19は、外周に巻かれたバンドヒータ20により、加熱され膨張しているため、内径が大きくなっており、分割コア8A〜8Rの外周に対して、余裕を持って装着することができる。
焼き嵌めリング19を図2に示す位置に装着した後、バンドヒータへの通電を遮断して、焼き嵌めリング19を冷却する。これにより、焼き嵌めリング19が収縮して、焼き嵌めリング19の内周面が、分割コア8A〜8Rの外周面と当接して、固定子コアが完成する。これが、第3工程である。
以上詳細に説明したように、本実施例の固定子コア製造方法、及び固定子コア製造装置によれば、分割コア8A〜8R(分割コア組立)の内周を外側に押圧する内径コレット11A〜11Rと、分割コア8A〜8R(分割コア組立)の外周を内側に押圧する外周コレット12A〜12Rとにより、分割コア8A〜8R(分割コア組立)を位置決めする第1工程と、位置決めされた分割コア8A〜8R(分割コア組立)を、上押え部材14とした押え部材15により上下に挟んで保持する第2工程と、外周コレット12A〜12Rを外して、加熱膨張させた焼き嵌めリング19を嵌める第3工程を有するので、分割コア8A〜8R(分割コア組立)内周の真円度を小さく保持できると共に、外周コレット12A〜12Rを外して、加熱膨張させた焼き嵌めリング19を嵌めるときに、分割コア8A〜8R(分割コア組立)の外周と、加熱膨張された焼き嵌めリング19の内周との間に隙間があるが、分割コア8A〜8R(分割コア組立)が移動することがなく、分割コア組立の内周の真円度を小さく維持することができる。また、内周コレット11A〜11Rの外周の円筒度を小さくしているので、分割組立の内周の円筒度を小さくすることができる。
特に、内周コレット11A〜11R及び外周コレット12A〜12Rが、分割コア8A〜8Rに一対一で対応して設けられているので、各分割コア8A〜8Rの位置決めを、一対一で対応する一対の内周コレット11A〜11Rと外周コレット12A〜12Rとで位置決めで着るため、各分割コア8A〜8Rを精度よく位置決めすることができ、全体としての分割コア組み立ても精度よく位置決めすることができる。
図6には、本発明と従来方法により、固定子コアの内径真円度及び内径円筒度を測定したデータを示す。左側のデータは、従来の傾き防止無しの方法において(N数は9である)、測定したものである。右側のデータは、本発明の傾き防止有りの方法において(N数は24である)、測定したものである。両組データについて、各測定値の平均値に、3σを加えた数値の統計量である。
内径真円度の測定位置は、図6の下部に示したように、フランジ側(a)、中央(b)及び反フランジ側(c)3箇所である。
図7には、図6に示した内径真円度の測定データ及び変化傾向をグラフで示している。横軸は測定位置であり、縦軸は内径真円度である。従来方法による測定データを三角形とし、本発明の方法による測定データを円形とする。
図8には、図6に示した内径円筒度の測定データ及び変化傾向をグラフで示している。
図6、図7及び図8に示したように、フランジ側(a)の位置において、従来方法による内径真円度が0.100mmに対して、本発明の方法による内径真円度が0.054mmまで下がっている。中央(b)の位置において、従来方法による内径真円度が0.106mmに対して、本発明の方法による内径真円度が0.055mmまで下がっている。また、反フランジ側(c)の位置において、従来方法による内径真円度が0.126mmに対して、本発明の方法による内径真円度が0.063mmまで下がっている。すなわち、本発明の方法による分割コア組立の内径真円度は、前記3箇所のいずれかにおいても、半分ぐらい下がって、一体型の固定子コアの内径真円度と同レベルにできるようになった。
また、内径真円度が大幅に小さくなることにより、内径円筒度も当然小さくなる。内径円筒度の測定データに示したように、従来方法による内径円筒度が0.091mmに対して、本発明の方法による内径円筒度が0.061mmまで、約三分の二程度下がっている。これにより、固定子コアの内径精度がよくなって、固定子コアとロータとの隙間の誤差も小さくなるため、モータの性能が良くなる。
なお、この発明は前記実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で構成の一部を適宜変更して実施することもできる。
例えば、本実施例では、上押え部材14が分割コアに対して、一周の円弧状に当接しているが、ピンポイントで各分割コアに当接させてもよい。
また、本実施例では、内周コレット11の拡径により、分割コア8は外側に押圧されるとき、外周コレット12がスライド16のテーパ面16aに沿って下降するが、径方向にスライドする機構を設けて、径方向に沿って外側に移動させてもいい。
また、本実施例では、モールドされた分割固定子10を用いて焼き嵌めしているが、モールドされていない状態の分割コアを、そのまま焼き嵌めリングに装着して、その後、モールドしても良い。
固定子コア製造装置の主要部を示す断面図である。 固定子コア製造方法の第2、及び第3工程を示す断面図である。 固定子コア製造装置の主要部を示す平面図である。 分割固定子10の説明図である。 固定子コア30の完成図である。 本発明と従来方法による固定子コアの内径真円度及び内径円筒度を比較する表図である。 図6で示した内径真円度の変化を示すグラフである。 図6で示した内径円筒度の変化を示すグラフである。
符号の説明
8A〜8R 分割コア
11A〜11R 内径コレット
12A〜12R 外周コレット
13 ロッド
13a 拡径部
14 上押え部材
15 下押え部材
16 スライドガイド
17 スライドガイド
19 焼き嵌めリング

Claims (4)

  1. 複数の分割コアにより組み立てられた分割コア組立の外周に、加熱膨張させた焼き嵌めリングを嵌め、該焼き嵌めリングが冷やされ収縮することにより、固定子コアを製造する固定子コア製造方法において、
    前記分割コア組立の内周を外側に押圧する内径治具と、前記分割コア組立の外周を内側に押圧する外周治具とにより、前記分割コア組立を位置決めする第1工程と、
    位置決めされた前記分割コア組立を、保持部材により上下に挟んで保持する第2工程と、
    前記外周治具を外して、加熱膨張させた前記焼き嵌めリングを嵌める第3工程とを有することを特徴とする固定子コア製造方法。
  2. 請求項1に記載する固定子コアの製造方法において、
    前記内周治具及び前記外周治具が、前記分割コアに一対一で対応して設けられていることを特徴とする固定子コア製造方法。
  3. 複数の分割コアにより組み立てられた分割コア組立の外周に、加熱膨張させた焼き嵌めリングを嵌め、該焼き嵌めリングが冷やされ収縮することにより、固定子コアを製造する固定子コア製造方法に用いる固定子コア製造装置おいて、
    前記分割コア組立の内周を外側に押圧する内径治具と、前記分割コア組立の外周を内側に押圧する外周治具とにより、前記分割コア組立を位置決めする位置決め手段と、
    位置決めされた前記分割コア組立を、上下に挟んで保持する保持手段と、
    前記外周治具を外して、加熱膨張させた前記焼き嵌めリングを嵌めるリング装着手段とを有することを特徴とする固定子コア製造装置。
  4. 請求項3に記載する固定子コア製造装置において、
    前記内周治具及び前記外周治具が、前記分割コアに一対一で対応して設けられていることを特徴とする固定子コア製造装置。
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