JP7435159B2 - 積層コアの分離装置 - Google Patents
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Description
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、複数の分割コアが結合している環状の積層コアを1回の工程で個別の分割コアに分離できる積層コアの分離装置を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明に係る積層コアの分離装置(20)は、
円状に連結され、周方向に分離可能な複数の分割コア(14)を有する円形状の積層コア(10)を個別の分割コア(14)に分離する積層コアの分離装置(20)であり、
第一の軸線(C1)を中心として放射状配置され、初期位置と前記初期位置よりも外径に位置する作動位置との間を移動する複数の保持部材(21)と、
複数の前記保持部材(21)と同期し、複数の前記保持部材(21)を前記初期位置と前記作動位置との間を移動し、前記初期位置から放射状に移動させる移動機構(25)を有し、
複数の前記保持部材(21)が初期位置に位置する場合、複数の前記分割コア(13)が互いに連結されて前記積層コア(10)を保持し、複数の前記保持部材(21)が前記作動位置に位置する場合、前記積層コア(10)から前記分割コア(14)を個別分離した状態で保持する保持部(210)と、
複数の保持部材(21)を初期位置の側に向かって与圧する与圧機構(エアシリンダ(22))と、を備え、
前記移動機構(25)は、棒状の押圧部材(26)と、前記押圧部材(26)を第二の軸線(C2)方向に直線移動させる駆動部(204)と、を有し、
前記第二の軸線(C2)は、前記押圧部材(26)の中心線であって前記第一の軸線(C1)と同方向であり、
複数の前記保持部材(21)のそれぞれの前記第一の軸線(C1)に近い側の端部には被押圧面(216)が設けられており、
前記押圧部材(26)の外周には、前記押圧部材(26)が前記駆動部(294)の駆動力によって前記第二の軸線(C2)方向に移動する場合に複数の前記保持部材(21)のそれぞれに設けられる前記被押圧面(216)に接触することによって複数の前記保持部材(21)を前記初期位置から前記作動位置へ向かって押す前記保持部材(21)と同数の押圧面(261)が設けられている。
この場合、移動機構(25)は、複数の保持部材(21)を同一速度且つ同一タイミングで初期位置から作動位置に移動させることができるように構成されていると良い。また、被押圧面(216)と押圧面(261)の少なくとも一方が、前記第一の軸線(C1)に対して傾斜している傾斜面であると良い。
また、押圧部材(26)を第二の軸線(C2)方向に移動させることによって、押圧部材(26)に設けられる複数の押圧面(261)のそれぞれが複数の保持部材(21)のそれぞれに設けられる被押圧面(216)を押し、これによって、複数の保持部材(21)が初期位置から作動位置に移動する。このような構成であれば、複数の保持部材(21)を同期して移動させるための移動機構(25)を簡単な構造にできるから、設備コストの削減を図ることができる。
また、押圧部材(26)によって各保持部材(21)を初期位置から作動位置に移動させる際に、各保持部材(21)を初期位置の側に向かって与圧することにより、すべての保持部材(21)の移動の同期の精度を高めることができる。すなわち、円形状の積層コア(10)に含まれる分割コア(14)どうしの連結強度が均一でない場合、連結強度の弱い箇所から分離して、一部の保持部材(21)が残りの保持部材(21)よりも速く移動するおそれがある。その結果、保持部材(21)どうしの半径方向の位置が互いにずれ、周方向に隣り合う分割コア(14)どうしを周方向にのみ相対移動させることができなくなって、隣接する分割コア(14)を分離できないおそれがある。そこで、本発明がこのように構成されることにより、保持部材(21)どうしの半径方向の相対的な位置のずれが生じること(一部の保持部材(21)が残りの保持部材(21)よりも速く移動すること)が防止できる。換言すれば、与圧機構を設けることにより、より確実に、全ての保持部材(21)を同一速度で同期して初期位置から作動位置に直線移動させることができる。
また、本発明に係る積層コアの分離装置(20)は、複数の前記保持部材(21)を前記初期位置と前記作動位置とに移動可能に支持する支持部材(ガイド部材(23))に取り付けられており、前記第一の軸線(C1)と同軸な環状の第一凸部(第一位置決め部(241))が設けられている第一位置決め部材(24)と、
前記押圧部材(26)に同軸に取り付けられており、前記第二の軸線(C2)と同軸な環状で、前記第一凸部(第一位置決め部(241))の内周側に挿入されると、前記押圧部材(26)と複数の前記保持部材(21)との前記第一の軸線(C1)および前記第二の軸線(C2)に直角な方向への相対的な変位が規制される第二凸部(第二位置決め部(272))が設けられている第二位置決め部材(27)と、をさらに有する、という構成であってもよい。
本発明がこのように構成されると、押圧部材(26)と保持部材(21)とが位置決めされた状態(第一の軸線(C1)と第二の軸線(C2)とが一致する状態)で保持部材(21)を初期位置から作動位置に移動させることができる。したがって、保持部材(21)が押圧部材(26)に押されるタイミングが不均一になることが防止または抑制され、保持部材(21)どうしの半径方向の相対的な位置ずれを防止できる。
また、本発明に係る積層コアの分離装置(20)は、保持部材(21)の保持部(210)に保持されている分割コア(14)に対して分割コア(14)に含まれる板状のコア片(13)の積層方向の圧縮力を掛ける押圧機構(30)をさらに有する、という構成であってもよい。
本発明がこのように構成されると、円形状の積層コア(10)を分割コア(14)に分離する際に、押圧機構(30)によって積層コア(10)に対してコア片(13)(電磁鋼板からなる板状の部品)の積層方向の圧縮力を掛けることにより、コア片(13)どうしが分離することが防止される。
円状に連結され、周方向に分離可能な複数の分割コア(14)を有する円形状の積層コア(10)を個別の分割コア(14)に分離する積層コアの分離装置(20)であり、
第一の軸線(C1)を中心として放射状配置され、初期位置と前記初期位置よりも外径に位置する作動位置との間を移動する複数の保持部材(21)と、
棒状の押圧部材(26)と、前記押圧部材(26)を第二の軸線(C2)方向に直線移動させる駆動部(204)とを有し、複数の前記保持部材(21)と同期し、複数の前記保持部材(21)を前記初期位置と前記作動位置との間を移動し、前記初期位置から放射状に移動させる移動機構(25)と、
複数の前記保持部材(21)が初期位置に位置する場合、複数の前記分割コア(13)が互いに連結されて前記積層コア(10)を保持し、複数の前記保持部材(21)が前記作動位置に位置する場合、前記積層コア(10)から前記分割コア(14)を個別分離した状態で保持する保持部(210)と、
複数の前記保持部材(21)を前記初期位置と前記作動位置とに移動可能に支持する支持部材(ガイド部材(23))に取り付けられており、前記第一の軸線(C1)と同軸な環状の第一凸部(第一位置決め部(241))が設けられている第一位置決め部材(24)と、
前記押圧部材(26)に同軸に取り付けられており、前記第二の軸線(C2)と同軸な環状で、前記第一凸部(第一位置決め部(241))の内周側に挿入されると、前記押圧部材(26)と複数の前記保持部材(21)との前記第一の軸線(C1)および前記第二の軸線(C2)に直角な方向への相対的な変位が規制される第二凸部(第二位置決め部(272))が設けられている第二位置決め部材(27)と、
を備え、
前記第二の軸線(C2)は、前記押圧部材(26)の中心線であって前記第一の軸線(C1)と同方向であり、
複数の前記保持部材(21)のそれぞれの前記第一の軸線(C1)に近い側の端部には被押圧面(216)が設けられており、
前記押圧部材(26)の外周には、前記押圧部材(26)が前記駆動部(294)の駆動力によって前記第二の軸線(C2)方向に移動する場合に複数の前記保持部材(21)のそれぞれに設けられる前記被押圧面(216)に接触することによって複数の前記保持部材(21)を前記初期位置から前記作動位置へ向かって押す前記保持部材(21)と同数の押圧面(261)が設けられている。
この場合、移動機構(25)は、複数の保持部材(21)を同一速度且つ同一タイミングで初期位置から作動位置に移動させることができるように構成されていると良い。また、被押圧面(216)と押圧面(261)の少なくとも一方が、前記第一の軸線(C1)に対して傾斜している傾斜面であると良い。
また、押圧部材(26)を第二の軸線(C2)方向に移動させることによって、押圧部材(26)に設けられる複数の押圧面(261)のそれぞれが複数の保持部材(21)のそれぞれに設けられる被押圧面(216)を押し、これによって、複数の保持部材(21)が初期位置から作動位置に移動する。このような構成であれば、複数の保持部材(21)を同期して移動させるための移動機構(25)を簡単な構造にできるから、設備コストの削減を図ることができる。
また、押圧部材(26)と保持部材(21)とが位置決めされた状態(第一の軸線(C1)と第二の軸線(C2)とが一致する状態)で保持部材(21)を初期位置から作動位置に移動させることができる。したがって、保持部材(21)が押圧部材(26)に押されるタイミングが不均一になることが防止または抑制され、保持部材(21)どうしの半径方向の相対的な位置ずれを防止できる。
本発明がこのように構成されると、押圧部材(26)によって各保持部材(21)を初期位置から作動位置に移動させる際に、各保持部材(21)を初期位置の側に向かって与圧することにより、すべての保持部材(21)の移動の同期の精度を高めることができる。すなわち、円形状の積層コア(10)に含まれる分割コア(14)どうしの連結強度が均一でない場合、連結強度の弱い箇所から分離して、一部の保持部材(21)が残りの保持部材(21)よりも速く移動するおそれがある。その結果、保持部材(21)どうしの半径方向の位置が互いにずれ、周方向に隣り合う分割コア(14)どうしを周方向にのみ相対移動させることができなくなって、隣接する分割コア(14)を分離できないおそれがある。そこで、本発明がこのように構成されることにより、保持部材(21)どうしの半径方向の相対的な位置のずれが生じること(一部の保持部材(21)が残りの保持部材(21)よりも速く移動すること)が防止できる。換言すれば、与圧機構を設けることにより、より確実に、全ての保持部材(21)を同一速度で同期して初期位置から作動位置に直線移動させることができる。
本発明に係る積層コアの分離装置(20)は、複数の前記保持部材(21)を前記初期位置と前記作動位置とに移動可能に支持する支持部材(ガイド部材(23))を有し、この支持部材(ガイド部材(23))には、前記第一の軸線(C1)と同軸で前記押圧部材(26)の先端部(位置決め凸部(262))を挿抜自在であり、前記押圧部材(26)の前記先端部(位置決め凸部(262))が挿入されると、前記押圧部材(26)と複数の前記保持部材(21)との前記第一の軸線(C1)および前記第二の軸線(C2)に直角な方向への相対的な変位が規制される位置決め孔(234)が設けられている、という構成であってもよい。
本発明に係る積層コアの分離装置(20)は、保持部材(21)の保持部(210)に保持されている分割コア(14)に対して分割コア(14)に含まれる板状のコア片(13)の積層方向の圧縮力を掛ける押圧機構(30)をさらに有する、という構成であってもよい。
本発明がこのように構成されると、円形状の積層コア(10)を分割コア(14)に分離する際に、押圧機構(30)によって積層コア(10)に対してコア片(13)(電磁鋼板からなる板状の部品)の積層方向の圧縮力を掛けることにより、コア片(13)どうしが分離することが防止される。
円状に連結され、周方向に分離可能な複数の分割コア(14)を有する円形状の積層コア(10)を個別の分割コア(14)に分離する積層コアの分離装置(20)であり、
第一の軸線(C1)を中心として放射状配置され、初期位置と前記初期位置よりも外径に位置する作動位置との間を移動する複数の保持部材(21)と、
複数の前記保持部材(21)と同期し、複数の前記保持部材(21)を前記初期位置と前記作動位置との間を移動し、前記初期位置から放射状に移動させる移動機構(25)を有し、
複数の前記保持部材(21)が初期位置に位置する場合、複数の前記分割コア(13)が互いに連結されて前記積層コア(10)を保持し、複数の前記保持部材(21)が前記作動位置に位置する場合、前記積層コア(10)から前記分割コア(14)を個別分離した状態で保持する保持部(210)と、
保持部材(21)の保持部(210)に保持されている分割コア(14)に対して分割コア(14)に含まれる板状のコア片(13)の積層方向の圧縮力を掛ける押圧機構(30)と、備えている。
この場合、移動機構(25)は、複数の保持部材(21)を同一速度且つ同一タイミングで初期位置から作動位置に移動させることができるように構成されていると良い。
また、円形状の積層コア(10)を分割コア(14)に分離する際に、押圧機構(30)によって積層コア(10)に対してコア片(13)(電磁鋼板からなる板状の部品)の積層方向の圧縮力を掛けることにより、コア片(13)どうしが分離することが防止される。
前記移動機構(25)は、棒状の押圧部材(26)と、前記押圧部材(26)を第二の軸線(C2)方向に直線移動させる駆動部(204)と、を有し、
前記第二の軸線(C2)は、前記押圧部材(26)の中心線であって前記第一の軸線(C1)と同方向であり、
複数の前記保持部材(21)のそれぞれの前記第一の軸線(C1)に近い側の端部には被押圧面(216)が設けられており、
前記押圧部材(26)の外周には、前記押圧部材(26)が前記駆動部(294)の駆動力によって前記第二の軸線(C2)方向に移動する場合に複数の前記保持部材(21)のそれぞれに設けられる前記被押圧面(216)に接触することによって複数の前記保持部材(21)を前記初期位置から前記作動位置へ向かって押す前記保持部材(21)と同数の押圧面(261)が設けられている、という構成であってもよい。この場合、被押圧面(216)と押圧面(261)の少なくとも一方が、前記第一の軸線(C1)に対して傾斜している傾斜面であると良い。
本発明がこのように構成されると、押圧部材(26)を第二の軸線(C2)方向に移動させることによって、押圧部材(26)に設けられる複数の押圧面(261)のそれぞれが複数の保持部材(21)のそれぞれに設けられる被押圧面(216)を押し、これによって、複数の保持部材(21)が初期位置から作動位置に移動する。このような構成であれば、複数の保持部材(21)を同期して移動させるための移動機構(25)を簡単な構造にできるから、設備コストの削減を図ることができる。
本発明に係る積層コアの分離装置(20)は、複数の保持部材(21)を初期位置の側に向かって与圧する与圧機構(エアシリンダ(22))をさらに有する、という構成であってもよい。
本発明がこのように構成されると、押圧部材(26)によって各保持部材(21)を初期位置から作動位置に移動させる際に、各保持部材(21)を初期位置の側に向かって与圧することにより、すべての保持部材(21)の移動の同期の精度を高めることができる。すなわち、円形状の積層コア(10)に含まれる分割コア(14)どうしの連結強度が均一でない場合、連結強度の弱い箇所から分離して、一部の保持部材(21)が残りの保持部材(21)よりも速く移動するおそれがある。その結果、保持部材(21)どうしの半径方向の位置が互いにずれ、周方向に隣り合う分割コア(14)どうしを周方向にのみ相対移動させることができなくなって、隣接する分割コア(14)を分離できないおそれがある。そこで、本発明がこのように構成されることにより、保持部材(21)どうしの半径方向の相対的な位置のずれが生じること(一部の保持部材(21)が残りの保持部材(21)よりも速く移動すること)が防止できる。換言すれば、与圧機構を設けることにより、より確実に、全ての保持部材(21)を同一速度で同期して初期位置から作動位置に直線移動させることができる。
本発明に係る積層コアの分離装置(20)は、複数の前記保持部材(21)を前記初期位置と前記作動位置とに移動可能に支持する支持部材(ガイド部材(23))を有し、この支持部材(ガイド部材(23))には、前記第一の軸線(C1)と同軸で前記押圧部材(26)の先端部(位置決め凸部(262))を挿抜自在であり、前記押圧部材(26)の前記先端部(位置決め凸部(262))が挿入されると、前記押圧部材(26)と複数の前記保持部材(21)との前記第一の軸線(C1)および前記第二の軸線(C2)に直角な方向への相対的な変位が規制される位置決め孔(234)が設けられている、という構成であってもよい。
本発明に係る積層コアの分離装置(20)は、複数の前記保持部材(21)を前記初期位置と前記作動位置とに移動可能に支持する支持部材(ガイド部材(23))に取り付けられており、前記第一の軸線(C1)と同軸な環状の第一凸部(第一位置決め部(241))が設けられている第一位置決め部材(24)と、
前記押圧部材(26)に同軸に取り付けられており、前記第二の軸線(C2)と同軸な環状で、前記第一凸部(第一位置決め部(241))の内周側に挿入されると、前記押圧部材(26)と複数の前記保持部材(21)との前記第一の軸線(C1)および前記第二の軸線(C2)に直角な方向への相対的な変位が規制される第二凸部(第二位置決め部(272))が設けられている第二位置決め部材(27)と、をさらに有する、という構成であってもよい。
本発明がこのように構成されると、押圧部材(26)と保持部材(21)とが位置決めされた状態(第一の軸線(C1)と第二の軸線(C2)とが一致する状態)で保持部材(21)を初期位置から作動位置に移動させることができる。したがって、保持部材(21)が押圧部材(26)に押されるタイミングが不均一になることが防止または抑制され、保持部材(21)どうしの半径方向の相対的な位置ずれを防止できる。
Claims (13)
- 円状に連結され、周方向に分離可能な複数の分割コアを有する円形状の積層コアを、複数の前記分割コアに分離する積層コアの分離装置であり、
第一の軸線を中心に放射状配置され、初期位置と前記初期位置よりも外径に位置する作動位置との間を移動する複数の保持部材と、
複数の前記保持部材と同期し、前記初期位置と前記作動位置との間を移動し、複数の前記保持部材を前記初期位置から放射状に移動させる移動機構と、
複数の前記保持部材が前記初期位置に位置する場合、複数の前記分割コアが互いに連結されて前記積層コアを保持し、前記保持部材が前記作動位置に位置する場合、前記積層コアから前記分割コアを個別分離した状態で保持する保持部と、
複数の前記保持部材を前記初期位置の側に向かって与圧する与圧機構と、
を備え、
前記移動機構は、棒状の押圧部材と、前記押圧部材を第二の軸線方向に直線移動させる駆動部と、を有し、
前記第二の軸線は、前記押圧部材の中心線であって前記第一の軸線と同方向であり、
複数の前記保持部材のそれぞれの前記第一の軸線に近い側の端部には被押圧面が設けられており、
前記押圧部材の外周には、前記押圧部材が前記駆動部の駆動力によって前記第二の軸線方向に移動する場合に複数の前記保持部材のそれぞれに設けられる前記被押圧面に接触することによって複数の前記保持部材のそれぞれを前記初期位置から前記作動位置へ向かって押す前記保持部材と同数の押圧面が設けられている、積層コアの分離装置。 - 請求項1に記載の積層コアの分離装置であって、
複数の前記保持部材を前記初期位置と前記作動位置とに移動可能に支持する支持部材には、前記第一の軸線と同軸で前記押圧部材の先端部を挿抜自在であり、前記押圧部材の前記先端部が挿入されると、前記押圧部材と複数の前記保持部材との前記第一の軸線および前記第二の軸線に直角な方向への相対的な変位を規制される孔が設けられている、積層コアの分離装置。 - 請求項1または請求項2に記載の積層コアの分離装置であって、
複数の前記保持部材を前記初期位置と前記作動位置とに移動可能に支持する支持部材に取り付けられており、前記第一の軸線と同軸な環状の第一凸部が設けられている第一位置決め部材と、
前記押圧部材に同軸に取り付けられており、前記第二の軸線と同軸な環状で、前記第一凸部の内周側に挿入されると前記押圧部材と複数の前記保持部材との前記第一の軸線および前記第二の軸線に直角な方向への相対的な変位が規制される第二凸部が設けられている第二位置決め部材と、
をさらに有する、積層コアの分離装置。 - 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の積層コアの分離装置であって、
前記保持部材の前記保持部に保持されている前記分割コアに対して前記分割コアに含まれる板状のコア片の積層方向の圧縮力を掛ける押圧機構をさらに有する、積層コアの分離装置。 - 円状に連結され、周方向に分離可能な複数の分割コアを有する円形状の積層コアを、複数の前記分割コアに分離する積層コアの分離装置であり、
第一の軸線を中心に放射状配置され、初期位置と前記初期位置よりも外径に位置する作動位置との間を移動する複数の保持部材と、
棒状の押圧部材と、前記押圧部材を第二の軸線方向に直線移動させる駆動部と、を有し、複数の前記保持部材と同期し、前記初期位置と前記作動位置との間を移動し、複数の前記保持部材を前記初期位置から放射状に移動させる移動機構と、
複数の前記保持部材が前記初期位置に位置する場合、複数の前記分割コアが互いに連結されて前記積層コアを保持し、前記保持部材が前記作動位置に位置する場合、前記積層コアから前記分割コアを個別分離した状態で保持する保持部と、
複数の前記保持部材を前記初期位置と前記作動位置とに移動可能に支持する支持部材に取り付けられており、前記第一の軸線と同軸な環状の第一凸部が設けられている第一位置決め部材と、
前記押圧部材に同軸に取り付けられており、前記第二の軸線と同軸な環状で、前記第一凸部の内周側に挿入されると前記押圧部材と複数の前記保持部材との前記第一の軸線および前記第二の軸線に直角な方向への相対的な変位が規制される第二凸部が設けられている第二位置決め部材と、
を備え、
前記第二の軸線は、前記押圧部材の中心線であって前記第一の軸線と同方向であり、
複数の前記保持部材のそれぞれの前記第一の軸線に近い側の端部には被押圧面が設けられており、
前記押圧部材の外周には、前記押圧部材が前記駆動部の駆動力によって前記第二の軸線方向に移動する場合に複数の前記保持部材のそれぞれに設けられる前記被押圧面に接触することによって複数の前記保持部材のそれぞれを前記初期位置から前記作動位置へ向かって押す前記保持部材と同数の押圧面が設けられている、積層コアの分離装置。 - 請求項5に記載の積層コアの分離装置であって、
複数の前記保持部材を前記初期位置の側に向かって与圧する与圧機構をさらに有する、積層コアの分離装置。 - 請求項5または請求項6に記載の積層コアの分離装置であって、
複数の前記保持部材を前記初期位置と前記作動位置とに移動可能に支持する支持部材には、前記第一の軸線と同軸で前記押圧部材の先端部を挿抜自在であり、前記押圧部材の前記先端部が挿入されると、前記押圧部材と複数の前記保持部材との前記第一の軸線および前記第二の軸線に直角な方向への相対的な変位を規制される孔が設けられている、積層コアの分離装置。 - 請求項5乃至請求項7のいずれか1項に記載の積層コアの分離装置であって、
前記保持部材の前記保持部に保持されている前記分割コアに対して前記分割コアに含まれる板状のコア片の積層方向の圧縮力を掛ける押圧機構をさらに有する、積層コアの分離装置。 - 円状に連結され、周方向に分離可能な複数の分割コアを有する円形状の積層コアを、複数の前記分割コアに分離する積層コアの分離装置であり、
第一の軸線を中心に放射状配置され、初期位置と前記初期位置よりも外径に位置する作動位置との間を移動する複数の保持部材と、
複数の前記保持部材と同期し、前記初期位置と前記作動位置との間を移動し、複数の前記保持部材を前記初期位置から放射状に移動させる移動機構を有し、
複数の前記保持部材が前記初期位置に位置する場合、複数の前記分割コアが互いに連結されて前記積層コアを保持し、前記保持部材が前記作動位置に位置する場合、前記積層コアから前記分割コアを個別分離した状態で保持する保持部と、
前記保持部材の前記保持部に保持されている前記分割コアに対して前記分割コアに含まれる板状のコア片の積層方向の圧縮力を掛ける押圧機構と、を備えた、積層コアの分離装置。 - 請求項9に記載の積層コアの分離装置であって、
前記移動機構は、棒状の押圧部材と、前記押圧部材を第二の軸線方向に直線移動させる駆動部と、を有し、
前記第二の軸線は、前記押圧部材の中心線であって前記第一の軸線と同方向であり、
複数の前記保持部材のそれぞれの前記第一の軸線に近い側の端部には被押圧面が設けられており、
前記押圧部材の外周には、前記押圧部材が前記駆動部の駆動力によって前記第二の軸線方向に移動する場合に複数の前記保持部材のそれぞれに設けられる前記被押圧面に接触することによって複数の前記保持部材のそれぞれを前記初期位置から前記作動位置へ向かって押す前記保持部材と同数の押圧面が設けられている、積層コアの分離装置。 - 請求項10に記載の積層コアの分離装置であって、
複数の前記保持部材を前記初期位置の側に向かって与圧する与圧機構をさらに有する、積層コアの分離装置。 - 請求項10または請求項11に記載の積層コアの分離装置であって、
複数の前記保持部材を前記初期位置と前記作動位置とに移動可能に支持する支持部材には、前記第一の軸線と同軸で前記押圧部材の先端部を挿抜自在であり、前記押圧部材の前記先端部が挿入されると、前記押圧部材と複数の前記保持部材との前記第一の軸線および前記第二の軸線に直角な方向への相対的な変位を規制される孔が設けられている、積層コアの分離装置。 - 請求項10乃至請求項12のいずれか1項に記載の積層コアの分離装置であって、
複数の前記保持部材を前記初期位置と前記作動位置とに移動可能に支持する支持部材に取り付けられており、前記第一の軸線と同軸な環状の第一凸部が設けられている第一位置決め部材と、
前記押圧部材に同軸に取り付けられており、前記第二の軸線と同軸な環状で、前記第一凸部の内周側に挿入されると前記押圧部材と複数の前記保持部材との前記第一の軸線および前記第二の軸線に直角な方向への相対的な変位が規制される第二凸部が設けられている第二位置決め部材と、
をさらに有する、積層コアの分離装置。
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