JP2010100393A - 給送装置、記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 当接部が載置された被送り媒体から力を受けたとき、確実に被送り媒体からの力に対抗することができる給送装置を提供すること。
【解決手段】 給送装置(70)は、載置された被送り媒体(P)の厚み方向(Z)へ揺動する第1レバー(81)と、該第1レバー(81)に設けられた当接部(83)と、動力によって揺動する第2レバー(41)と、該第2レバー(41)に設けられた歯部43と、前記第1レバー(81)の案内部85の一の面に設けられ、複数の歯によって形成される歯状構造部86と、前記案内部85の前記一の面と別の他の面に設けられた平滑部87と、を備え、前記第2レバー(41)が前記第1レバー(81)を揺動させるとき、前記歯部43は前記平滑部87に沿って移動し、前記当接部(83)が被送り媒体(P)から力Fを受けたとき、前記歯部43は前記歯状構造部86と噛合う構成であることを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、被送り媒体が載置される載置部と、該載置部に載置された被送り媒体の厚み方向へ揺動し、被送り媒体に対して接近する方向へ付勢されたレバーと、該レバーに設けられ被送り媒体と当接する当接部と、を備えた給送装置および該給送装置を備えた記録装置に関する。
本願において、記録装置には、インクジェットプリンタ、ワイヤドットプリンタ、レーザープリンタ、ラインプリンタ、複写機、ファクシミリ等の種類が含まれるものとする。
従来では、特許文献1に示す如く、記録装置の給送部は、シートを載置する載置部としてのシート案内部と、シートの両側側端をガイドする一対のエッジガイドと、該エッジガイドに一体に形成された固定式の当接部としての押さえ部と、を有していた。従って、前記エッジガイドは、シートの幅方向において、該シートの位置を規制することができた。また、前記押さえ部によって、シートにおける側端の積層方向上側の位置を規制することができた。
特開2004−331322号公報
ところが、例えば、エッジガイドをモータの動力によって自動で幅方向内側に閉じる構成にした場合を考える。係る場合でシートの枚数が少ないとき、前記エッジガイドがシートの両側側端を揃えた後にさらにシートを幅方向内側へ押し込みことにより、幅方向におけるシートの中央部分が積層方向上側へ浮き上がるように撓む虞がある。そして、前記押さえ部は固定式であり、かつ、幅方向におけるシートの側端のみと対向するため、幅方向中央部分のシートの撓みを押さえることができない。
そこで、エッジガイドの幅方向外側から内側へ向かって幅方向全体に延設され、揺動してシートに対して自動で接離移動可能な押さえ部を、エッジガイドと別体に設けることが考えられる。そして、ばねの付勢力によって前記押さえ部がシートを押さえるように構成することが考えられる。
しかしながら、載置されたシートの枚数の多少によって押さえているときの前記押さえ部の位置が異なるため、前記ばねの変形量が異なる。従って、付勢力の大きさが異なるため、前記押さえ部がシートを押さえる力の大きさも異なる。具体的には、シートの枚数が少ない程、前記ばねの縮み量が少ないため、前記押さえる力は小さくなる。一方、シートの枚数が多い程、前記ばねの縮み量が多いため、前記押さえる力は大きくなる。ここで、特にシートの枚数が少数の場合、幅方向におけるシートの中央部分が積層方向上側へ浮き上がるように撓む(以下、浮き上がり)虞が大きい。これに対して、前記ばねの縮み量が少ないため、前記押さえる力は小さい。そのため、シートから受ける力に対して十分に対抗することができない虞があった。また、前記エッジガイドの動作に関係なく、シートが経時変化等によって自ら変形した場合も同様の虞がある。
本発明は、このような状況に鑑み成されたものであり、その課題は、当接部が載置された被送り媒体から力を受けたとき、確実に被送り媒体からの力に対抗することができる給送装置および該給送装置を備えた記録装置を提供することである。
上記課題を達成するため、本発明の第1の態様の給送装置は、被送り媒体が載置される載置部と、該載置部に載置された被送り媒体の厚み方向へ揺動し、被送り媒体に対して接近する方向へ付勢された第1レバーと、該第1レバーに設けられ、被送り媒体と当接する当接部と、動力源の動力によって揺動し、前記第1レバーと異なる位置に支点を有する第2レバーと、該第2レバーに設けられ、前記第1レバーと噛合う歯部と、前記第1レバーにおいて揺動支点側から遠方へ延設され、前記歯部を案内する案内部と、該案内部の一の面に設けられ、複数の歯によって形成される歯状構造部と、前記案内部の前記一の面と別の他の面に設けられた平滑部と、を備え、前記第2レバーが前記第1レバーを揺動させるとき、前記歯部は、前記案内部の前記平滑部に沿って移動し、前記第1レバーが前記当接部を介して被送り媒体から力を受けたとき、前記歯部は、前記案内部の前記歯状構造部と噛合う構成であることを特徴とする。
本発明の第1の態様によれば、前記第2レバーが前記第1レバーを揺動させるとき、前記歯部は、前記案内部の前記平滑部に沿って移動し、前記第1レバーが前記当接部を介して被送り媒体から力を受けたとき、前記歯部は、前記案内部の前記歯状構造部と噛合う構成である。従って、前記当接部が載置された被送り媒体と当接した状態において、被送り媒体に撓む等の変形が生じた場合、該変形をする力を利用して前記第1レバーを極僅かに揺動させることができる。そして、前記歯部と前記歯状構造部とを噛合わせることができる。即ち、前記第1レバーの前記当接部の位置を強固である所謂、リジッドに位置決めすることができる。
具体的には、第1レバーの揺動支点、第2レバーの揺動支点および前記歯部と前記歯状構造部とが噛合う点を三点として三角形の所謂、トラスができるため、前記当接部の位置をリジッドに固定することができる。
その結果、さらなる被送り媒体の変形を防止することができる。このとき、前記当接部の位置はリジッドに決められるので、被送り媒体から受ける力の大きさがどんなに大きくても対抗することができる。
また、前記歯状構造部には複数の歯が形成されている。従って、該複数の歯のうちのいずれか一の歯と前記歯部とが噛合うことができる。その結果、被送り媒体の枚数の多少に関係なく、前記当接部の位置をリジッドに位置決めすることができ、被送り媒体から受ける力に確実に対抗することができる。
例えば、被送り媒体の幅方向の側端を揃えるエッジガイドがモータの動力によって自動で揃えられる構成の場合であって、被送り媒体の枚数が比較的少なく、被送り媒体のコシが比較的弱いときを考える。係る場合、エッジガイドが被送り媒体の側端を揃えた後にさらに被送り媒体を幅方向内側へ押すことにより、被送り媒体の幅方向中央部が積層方向上方へ浮き上がるように撓む虞がある。
このとき、押さえ部としての前記当接部が既に被送り媒体と当接した状態であれば、前記歯部と前記歯状構造部との噛合いにより、前記当接部の位置はリジッドに決められる。従って、被送り媒体から押し上げられる力が大きい場合であっても対抗することができる。その結果、さらなる被送り媒体の変形を防止すると共に、確実にエッジガイドによって側端を揃えることができる。
また、エッジガイドの動作と関係なく、押さえ部としての前記当接部が被送り媒体と当接した状態であれば、被送り媒体の経時変化による変形、水分を吸収することにより膨張やカール変形などの変形による押し上げられる力に対抗することができる。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記第2レバーの揺動支点から前記歯部までの距離は可変に設けられ、前記距離が短くなる方向へ付勢する付勢手段と、前記歯部と前記歯状構造部との噛合いを解除する際、前記付勢手段の付勢力に抗して前記第2レバーを押圧して前記距離を長くしてから、該第2レバーを揺動させる第1押圧手段と、を有することを特徴とする。
本発明の第2の態様によれば、第1の態様と同様の作用効果に加え、前記給送装置は、さらに前記付勢手段と、前記第1押圧手段と、を有している。従って、容易に前記歯部と前記歯状構造部との噛合いを解除することができる。即ち、前記歯部と前記歯状構造部との噛合いを緩めてから、前記第2レバーを揺動させて噛合いを解除するので、確実に噛合いを解除することができる。
本発明の第3の態様は、第1の態様において、前記歯部と前記歯状構造部との噛合いを解除する際、前記第1レバーを被送り媒体側へ押圧する第2押圧手段を有することを特徴とする。
本発明の第3の態様によれば、第1の態様と同様の作用効果に加え、前記給送装置は、さらに前記第2押圧手段を有する。従って、容易に前記歯部と前記歯状構造部との噛合いを解除することができる。即ち、上記第2の態様の作用効果と同様に、前記歯部と前記歯状構造部との噛合いを緩めてから、該噛合いを解除することができる。
本発明の第4の態様は、第1から第3のいずれか一の態様において、前記載置部に対して被送り媒体の幅方向に移動し、被送り媒体の側端と当接し該側端を揃えるエッジガイドと、モータの動力を前記エッジガイドへ伝達する動力伝達手段と、を備えていることを特徴とする。
本発明の第4の態様によれば、第1から第3のいずれか一の態様と同様の作用効果に加え、前記給送装置は、さらに前記エッジガイドと、前記動力伝達手段と、を備えている。所謂、自動で被送り媒体の側端を揃えるオートエッジガイド機構である。係る場合、エッジガイドが被送り媒体を幅方向内側へ押すことにより、被送り媒体の幅方向中央部が積層方向上方へ浮き上がるように撓む虞があるので、前記歯部と前記歯状構造部と噛合う構成は特に有効である。
本発明の第5の態様は、第4の態様において、前記動力伝達手段は、前記第2レバーにも前記モータの動力を伝達する構成であり、前記モータから前記エッジガイドまでの動力伝達経路上において、動力の伝達開始のタイミングを遅らせるタイムラグ機構を有することを特徴とする。
本発明の第5の態様によれば、第4の態様と同様の作用効果に加え、前記動力伝達手段は、前記第2レバーにも前記モータの動力を伝達する構成であり、前記モータから前記エッジガイドまでの動力伝達経路上において、動力の伝達開始のタイミングを遅らせるタイムラグ機構を有する。従って、一つのモータの動力により、前記エッジガイドの動作開始のタイミングと、前記第2レバーを介した前記当接部の動作開始のタイミングとをずらしてそれぞれ移動させることができる。
そして、被送り媒体の側端を揃える際、常に前記当接部が、前記エッジガイドより先に動作するように構成することができる。即ち、常に前記当接部が被送り媒体と当接した状態で、前記エッジガイドが被送り媒体の側端を幅方向内側へ押圧して揃えることができる。その結果、確実に被送り媒体の浮き上がりを防止することができる。また、確実に被送り媒体の幅方向側端を揃えることができる。
また、前記モータを逆転駆動させた場合、前記第2レバーの動作開始のタイミングを、前記エッジガイドの動作開始のタイミングよりも先にすることができる。従って、被送り媒体を給送する際、前記第2レバーを揺動させて前記当接部のみを被送り媒体から離間させ、前記エッジガイドが被送り媒体の側端を揃えている状態で、給送を開始することができる。その結果、被送り媒体を姿勢よく給送することができる。また、前記当接部が給送負荷となる虞がない。
本発明の第6の態様の記録装置は、載置された被記録媒体をピックアップして給送する給送部と、給送された被記録媒体を搬送方向下流側へ搬送する搬送部と、搬送された被記録媒体に対して記録ヘッドにより記録を実行する記録部と、を備えた記録装置であって、前記給送部は、上記第1から第5のいずれかの態様の前記給送装置を備えていることを特徴とする。
本発明の第6の態様によれば、前記給送部は、上記第1から第5のいずれかの態様の前記給送装置を備えている。従って、前記記録装置において、上記第1から第5のいずれか一の態様と同様の作用効果を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すのは、本発明に係る液体噴射装置の一例である記録装置の概略を示す全体側面図である。
ここで、液体噴射装置とは、液体噴射ヘッドとしての記録ヘッドから記録紙等の被記録材へインクを噴射して被記録材への記録を実行するインクジェット式記録装置、複写機及びファクシミリ等の記録装置に限らず、インクに代えて特定の用途に対応する液体を前述した記録ヘッドに相当する液体噴射ヘッドから、被記録材に相当する被噴射材に噴射して、液体を被噴射材に付着させる装置を含む意味で用いる。
またさらに、液体噴射ヘッドとしては、前述した記録ヘッド以外に、液晶ディスプレイ等のカラーフィルタ製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレイや面発光ディスプレイ(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料を噴射する試料噴射ヘッド等が挙げられる。
記録装置1は、「被記録材」としての記録紙Pを記録装置1の内部へ給送するための自動給送装置としての給送部70を備えている。また、記録装置1は、プラテン53に支持されている記録紙Pを搬送方向Yへ搬送する搬送部50として、搬送駆動ローラ51及び搬送従動ローラ52を備えている。さらに、記録装置1は、プラテン53に支持されている記録紙Pの記録面にインクを噴射して記録を実行する記録部60として記録ヘッド62を備えている。さらに、記録装置1は、記録実行後の記録紙Pを搬送方向Yへ搬送し排出する手段として、排出駆動ローラ54及び排出従動ローラ55を備えている。
給送部70は、ホッパ71、左側の第1エッジガイド20、右側の第2エッジガイド30(図2)、給送ローラ74、給送経路75、分離パッド76及び給送用モータ77(図2)を備えている。
記録紙Pが積重されて載置されるホッパ71は、給送ローラ74へ向けて揺動可能に給送部70の基体に軸支されている。第1エッジガイド20及び第2エッジガイド30は、載置された記録紙Pのサイズに応じて幅方向X(搬送方向Yと交差する方向)へ摺動可能に支持されている。給送ローラ74は、給送部70の基体部10(図2参照)に軸支された給送用ローラ軸74aに一体に形成されており、給送用モータ77の回転駆動力で給送用ローラ軸74aが回転することによって回転する。
ホッパ71に載置された記録紙Pは、給送ローラ74へ向けてホッパ71が揺動することによって、給送ローラ74の外周面に当接した状態となる。そして、記録紙Pは、給送ローラ74の回転によって、搬送駆動ローラ51と搬送従動ローラ52とが当接する部分へ向けて給送経路75を通じて給送される。このとき、公知の分離パッド76によって記録紙Pの重送が防止される。
搬送駆動ローラ51は、表面に高摩擦被膜が施されており、図示していない搬送用モータの回転駆動力が伝達されて回転する。搬送従動ローラ52は、従動回転可能に軸支され、図示していないばね等の付勢手段により搬送駆動ローラ51の外周面に当接した状態で付勢されている。給送部70により給送された記録紙Pは、搬送駆動ローラ51と搬送従動ローラ52とで挟持され、搬送駆動ローラ51の駆動回転によりプラテン53上を搬送方向Yへ搬送される。
記録ヘッド62は、キャリッジ61の底部に配設されている。記録ヘッド62のヘッド面には、インクを噴射するための多数の噴射ノズル(図示せず)が配設されている。キャリッジ61は、記録ヘッド62のヘッド面とプラテン53上の記録紙Pの記録面とが略平行となる状態を維持しつつ幅方向Xへ往復動可能に、キャリッジガイド軸56に支持されている。図示していないキャリッジ駆動用モータの回転軸に配設された駆動プーリ(図示せず)と回転自在に軸支された従動プーリ(図示せず)との間には、無端ベルト(図示せず)が掛架されている。そして、その無端ベルトが連結されたキャリッジ61は、キャリッジ駆動用モータの回転駆動力が無端ベルトを介して伝達されることにより幅方向Xへ往復動する。
プラテン53は、記録紙Pの搬送方向Yに沿って形成された多数のプラテンリブを有している。プラテン53上を搬送される記録紙Pは、このプラテンリブの頂面で裏面側から支持される。記録紙Pは、このプラテン53に支持された領域において、記録ヘッド62のヘッド面からのインク噴射により記録面にドットが形成されて記録が実行される。記録ヘッド62のヘッド面と記録紙Pの記録面との間隔は、プラテンリブの頂面によって適正な間隔に規定される。
プラテン53上を搬送される記録紙Pは、キャリッジ61が幅方向Xへ往復動しながら記録ヘッド62のヘッド面から記録紙Pの記録面にインクを噴射してドットを形成する動作と、搬送駆動ローラ51の駆動回転により所定の搬送量で搬送方向Yへ搬送する動作とが交互に繰り返されることによって、記録面への記録が実行される。インク噴射後の記録紙Pは、排出駆動ローラ54と排出従動ローラ55とで挟持され、排出駆動ローラ54の駆動回転により搬送方向Yへ搬送されて排出される。これらの一連の記録制御は、マイコン制御回路を有する制御装置(図示せず)により実行される。
また、基体部10における給送ローラ74と対向する箇所には、ホッパレバー72が挿通されるホッパレバー挿通穴12(図2参照)が形成されている。本実施形態では、給送ローラ74の回動に連動してホッパレバー72が揺動し、該ホッパレバー72がホッパ71を給送ローラ74に対して接離移動させるように構成されている。そして、基体部10における用紙載置部11に載置された用紙Pは、ホッパ71によって給送ローラ74に押し付けられることにより、給送方向下流側へ給送される。
図2に示すのは、本発明に係る給送部を示す前方斜視図である。また、図3に示すのは、本発明に係る給送部を示す側面図である。またさらに、図4に示すのは、押さえ保持手段のレリース時における概略を示す拡大側面図である。
図2〜図4に示す如く、記録装置1の給送部70は、基体部10と、第1エッジガイド20と、第2エッジガイド30と、押さえ保持手段80と、を備えている。このうち、押さえ保持手段80は、載置された用紙Pの前述した浮き上がりを防止することができるように設けられている。具体的に押さえ保持手段80は、押さえレバー81と、係合レバー41と、押圧手段100とを有している。
このうち、押さえレバー81は、一対の押さえアーム部82、82と、一対の第1支軸84、84と、用紙当接部83と、一対の案内部85、85とを有する。一対の押さえアーム部82、82は、一対のエッジガイド20、30の幅方向外側に設けられている。そして、押さえレバー81は、第1支軸84、84において基体部10と係合し、第1支軸84、84を支点に揺動することができるように構成されている。また、用紙当接部83は、一対の押さえアーム部82、82の間に形成され、用紙Pと当接することができるように設けられている。押さえレバー81は、給送方向であるY軸の矢印の方向からみて略逆U字状に設けられている。
また、案内部85、85は、一対の押さえアーム部82、82に形成され、後述する係合レバー41の歯部43、43を案内することができるように構成されている。具体的に案内部85、85は、一対の押さえアーム部82、82において、第1支軸84、84側から遠方に向かって長尺な長穴状に形成されている。そして、案内部85、85における積層方向上側の長尺な一面には、滑らかな面に形成された平滑部87、87が設けられている。一方、平滑部87、87と対向する積層方向下側の長尺な他面は、複数の歯が形成された歯状構造部86、86が設けられている。
尚、一対の押さえアーム部82、82は左右対称であるので、以下、一方のみについて説明し他方の説明は省略する。第1支軸84、案内部85等についても同様である。
また、係合レバー41は、一対の係合アーム部42、42と、一対の歯部43、43と、第2支軸44、44と、軸案内穴46、46と、第1ばね45、45と、スライド当接部47とを有する。係合レバー41は、Y軸の矢印の方向からみて略U字状に設けられている。言い換えると、一対の係合アーム部42、42は、X軸方向に延設されたスライド当接部47によって繋がっている。また、一対の係合アーム部42、42の一端側にはそれぞれ歯部43、43が設けられている。
またさらに、係合レバー41は、第2支軸44、44において、基体部10と係合し、第2支軸44、44を支点に揺動することができるように設けられている。そして、一対の歯部43、43は、押さえレバー81の一対の案内部85、85の内部をそれぞれ移動可能に構成されている。
尚、一対の係合アーム部42、42は左右対称であるので、以下、一方のみについて説明し他方の説明は省略する。第2支軸44、歯部43等についても同様である。
またさらに、第2支軸44は、軸案内穴46の内部を移動可能に設けられている。さらに、軸案内穴46の内部において、第2支軸44は、第1ばね45によって付勢されている。具体的には、第1ばね45によって、第2支軸44と歯部43との間の距離が短くなるように付勢されている。そして、後述する押圧手段100によって、係合アーム部42の他端であるスライド当接部47が第1ばね45の付勢力に抗して押圧されると、係合アーム部42が第2支軸44に対して相対的に変位するように設けられている。このとき、第2支軸44は、第2支軸44と歯部43との間の距離が長くなるように変位する。
また、係合レバー41の前記他端側に第2ばね48の一端が係止され、基体部10に第2ばね48の他端が係止されることにより、係合レバー41は、図3および図4における時計方向へ付勢されている。
ここで、係合レバー41の姿勢は、押圧手段100および第2ばね48によって決定されるように構成されている。
押圧手段100は、ピニオンギア101と、スライド部102と、ラック部104と、押圧部103とを有する。ピニオンギア101は、後述するクラッチ機構95を介して給送用モータ77の動力によって駆動するように設けられている。また、スライド部102は、ピニオンギア101と噛合うラック部104と、押圧部103とを有し、基体部10に案内されながらY軸方向へ摺動することができるように構成されている。またさらに、押圧部103は、係合レバー41のスライド当接部47と当接し押圧することができるように設けられている。
そして、スライド部102がY軸の矢印の方向へ摺動すると、押圧部103が詳しくは後述するようにスライド当接部47を押圧し、係合レバー41を図3および図4における反時計方向へ揺動させることができるように構成されている。一方、スライド部102がY軸の矢印と反対方向へ摺動すると、押圧部103はスライド当接部47から退避するように移動する。そして、係合レバー41は、第2ばね48の付勢力によって図3および図4における時計方向へ揺動することができるように構成されている。
ここで、押さえレバー81と、係合レバー41との関係について説明する。押さえレバー81は、係合レバー41が揺動することによって揺動することができるように設けられている。
具体的には、係合レバー41が図3および図4における反時計方向へ揺動したとき、歯部43が案内部85の平滑部87に当接しながら第1支軸84に対して接近するように移動すると共に、押さえレバー81を用紙Pの積層方向であるZ軸の矢印の方向へ押し上げる。即ち、押さえレバー81は、図3および図4における反時計方向へ揺動する。
一方、係合レバー41が図3および図4における時計方向へ揺動したとき、歯部43が案内部85の平滑部87に当接しながら第1支軸84から離間する方向へ移動すると共に、押さえレバー81を支持しながら押さえレバー81の自重によってZ軸の矢印と反対方向へ下げる。即ち、押さえレバー81は、図3および図4における時計方向へ揺動する。
尚、押さえレバー81の自重に換えて、ばね等の付勢手段を用いてもよいのは勿論である。
図5に示すのは、本発明に係る給送部を示す後方斜視図である。
図5に示す如く、給送部70は、基体部10に対して用紙Pの幅方向Xに移動する一対のエッジガイドを有する。具体的には、給送部70の正面から向かって右側の第1エッジガイド20と、左側の第2エッジガイド30とを有する。
尚、図5では理解を容易にするために、押さえ保持手段80の図示を省略する。
また、第1エッジガイド20および第2エッジガイド30は、幅方向外側から内側へ移動することによって基体部10の用紙載置部11に載置された用紙Pを、揃えることができるように設けられている。
またさらに、給送部70は、給送用モータ77の動力を第1エッジガイド20、第2エッジガイド30および係合レバー41へ伝達する動力伝達機構90を有する。以下、詳しく説明する。
動力伝達機構90は、モータピニオン91、第1ギア92、第2ギア93、第1複合ギア94、クラッチ機構95、第5ギア96、タイムラグ機構120、動力伝達シャフト110、ウォーム111、第1はすばラック22および第2はすばラック32を有する。このうち、モータピニオン91は、給送用モータ77に設けられており、第1ギア92へ動力を伝達するように構成されている。
そして、第1ギア92は第2ギア93へ動力を伝達し、第2ギア93は第1複合ギア94の第3ギア94aへ動力を伝達するように設けられている。ここで、第1複合ギア94は、同軸上に径の異なる第3ギア94aおよび第4ギア94bを有する。そして、第3ギア94aは、クラッチ機構95によって、第5ギア96へ動力を伝達する動力伝達接続状態および伝達しない動力伝達切断状態に切替え可能に設けられている。一方、第4ギア94bは、他の図示しないギア輪列を介してホッパレバー72等へ動力と伝達するように構成されている。
尚、本実施形態において、クラッチ機構95は、キャリッジ61が用紙Pの幅方向80桁側(正面から向かって左側)端部に位置したときに当接する当接レバー(図示せず)と、該当接レバーを幅方向1桁側へ付勢する付勢ばね(図示せず)と、を備えている。そして、該付勢ばねの付勢力に抗してキャリッジ61が前記当接レバーを80桁側へ揺動することにより、第1複合ギア94が用紙Pの幅方向1桁側へ移動するように構成されている。
従って、第3ギア94aが第5ギア96と噛合った動力伝達接続状態に切替えることができる。
一方、キャリッジ61が幅方向1桁側へ移動し前記当接レバーから離間する際、前記付勢ばねの付勢力によって前記当接レバーが1桁側へ揺動する。これに伴って、第1複合ギア94が用紙Pの幅方向80桁側へ移動するように構成されている。
従って、第3ギア94aが第5ギア96と噛合っていない動力伝達切断状態に切替えることができる。
第5ギア96は、動力伝達シャフト110上に動力伝達シャフト110に対して回動自在に設けられている。そして、タイムラグ機構120を介して動力伝達シャフト110へ動力伝達可能に設けられている。
ここで、タイムラグ機構120は、第5ギア96が一方向へ回動し始めてからの回動量が所定量に達したときに第5ギア96の動力が動力伝達シャフト110へ伝達するように構成されている。
具体的にタイムラグ機構120は、第5ギア96に設けられた第1凸部(図示せず)と、リング部121と、リング部121に設けられた第2凸部(図示せず)および第3凸部(図示せず)と、動力伝達シャフト110に設けられた第3凸部(図示せず)と、を有する。第5ギア96およびリング部121は、動力伝達シャフト110上に動力伝達シャフト110に対して回動可能に設けられている。
先ず、第5ギア96が一方向への回動を開始し、一回転が完了する直前に、第5ギア96の第1凸部(図示せず)が、リング部121の第2凸部(図示せず)と係合する。
次に、第5ギア96およびリング部121が一体に同じ方向へ回動し、リング部121が一回転する直前に、リング部121の第3凸部(図示せず)が、動力伝達シャフト110の第4凸部(図示せず)と係合する。
そして、第5ギア96、リング部121および動力伝達シャフト110が一体に同じ方向へ回動するように構成されている。
即ち、第5ギア96の一方向への回動量が所定の回動量に達したときに、動力伝達シャフト110に動力が伝達されるように構成されている。第5ギア96が逆方向への回動を開始した場合も同様である。尚、回動が停止するタイミングは、第5ギア96も動力伝達シャフト110も同じである。
動力伝達シャフト110は、一体に形成されたウォーム111を介して第1エッジガイド20と一体に設けられた第1はすばラック22、および第2エッジガイド30と一体に設けられた第2はすばラック32へ動力を伝達する。従って、第1エッジガイド20および第2エッジガイド30を用紙Pの幅方向Xへ移動させることができる。このとき、第1エッジガイド20および第2エッジガイド30の動きを左右対称にすることができる。即ち、幅方向内側へ閉じるように移動させ、逆に幅方向外側へ開くように移動させることができる。
尚、第1エッジガイド20および第2エッジガイド30が、ウォーム111、第1はすばラック22および第2はすばラック32の構成により移動するように設けたが該構成に限られない。所謂、ラックアンドピニオンの構成により移動するように設けてもよいのは勿論である。
続いて、用紙Pが用紙載置部11にセットされてから給送が開始するまでの間の第1エッジガイド20、第2エッジガイド30、および押さえレバー81の動作について詳しく説明する。
[用紙セットしたとき]
図6(A)(B)に示すのは、用紙セットしたときの給送部を示す概略図である。このうち、図6(A)は側面図である。一方、図6(B)は上方からみた図である。
図6(A)(B)に示す如く、用紙Pを用紙載置部11にセットするとき、第1エッジガイド20および第2エッジガイド30は、幅方向外側に目一杯開いた状態である。また、押さえレバー81の用紙当接部83は積層方向上方へ目一杯上がった状態である。具体的には、スライド部102がY軸の矢印方向へ摺動した状態であって、係合レバー41が、押圧部103と当接した状態である。従って、ユーザは用紙載置部11に容易に用紙Pをセットすることができる。
尚、キャリッジ61は当接レバー(図示せず)と当接し、動力伝達機構90の動力伝達が接続状態となっている。
[用紙押さえ動作]
図7(A)(B)に示すのは、用紙押さえ動作を実行したときの給送部を示す概略図である。このうち、図7(A)は側面図である。一方、図7(B)は上方からみた図である。
図7(A)に示す如く、図6(A)(B)の状態から給送用モータ77が駆動すると、スライド部102がY軸の矢印と逆方向へ摺動する。そして、押圧部103が離間する方向へ移動するため、係合レバー41は、第2ばね48の付勢力によって図中における時計方向へ揺動する。このとき、押さえレバー81には、自重が作用している。従って、押さえレバー81は、前述したように歯部43に支持されながら自重によって時計方向へ揺動する。即ち、押さえレバー81の用紙当接部83は、用紙Pに接近移動する。
その結果、図7(A)(B)に示す如く、押さえレバー81の用紙当接部83は、用紙Pの表面と当接する。
このとき、歯部43の尖っている側と反対側である背側が、案内部85において平滑部87と当接しながら第1支軸84から離間する方向へ移動する。即ち、押さえアーム部82の自由端側である先端側へ移動する。そして、用紙当接部83が用紙Pと当接したとき、歯部43の背側は、案内部85の平滑部87から離間する。その後、歯部43の尖っている側が、歯状構造部86へ接近し、歯状構造部86と当接した状態となる。
この状態では、歯部43は、第2ばね48の比較的小さな付勢力を受けて歯状構造部86と、ただ単に当接しただけであり、まだ強固に噛合っていない。
また、用紙当接部83が用紙Pの表面に対して押さえる力の大きさは比較的小さい。具体的には、押さえレバー81の自重および係合レバー41を介して第2ばね48の付勢力が作用する。ここで、第2ばね48の付勢力は比較的小さいので、用紙当接部83は、用紙Pを軽く押さえた状態となる。
[用紙側端揃え動作]
図8(A)(B)に示すのは、用紙側端揃え動作を実行したときの給送部を示す概略図である。このうち、図8(A)は側面図である。一方、図8(B)は上方からみた図である。
図8(A)(B)に示す如く、図7(A)(B)の状態からさらに給送用モータ77が駆動する。すると、前述したタイムラグ機構120により動力伝達シャフト110が回動し始める(図5参照)。具体的には、第5ギア96の回動量が所定の回動量に達して、前記第1凸部(図示せず)が前記第2凸部(図示せず)と係合し、前記第3凸部(図示せず)が前記第4凸部(図示せず)と係合する。
そして、第5ギア96、リング部121および動力伝達シャフト110が一体に回動する。さらに、ウォーム111が、第1はすばラック22を介して第1エッジガイド20を幅方向内側へ移動させる。同様に、ウォーム111が、第2はすばラック32を介して第2エッジガイド30を幅方向内側へ移動させる。即ち、第1エッジガイド20および第2エッジガイド30を幅方向内側へ閉じるように移動させることができる。
そして、第1エッジガイド20における幅方向内側に設けられた第1ガイド面21が、用紙Pの一方の側端と当接し、複数の用紙Pの側端を揃える。同様に、第2エッジガイド30における幅方向内側に設けられた第2ガイド面31が、用紙Pの他方の側端と当接し、複数の用紙Pの他方の側端を揃える。さらに、第1ガイド面21および第2ガイド面31によって用紙Pは幅方向Xにおいて中央に揃えられる。
このとき、制御部(図示せず)が、給送用モータ77の電流値が所定の閾値に達したか否かを判定し、該判定によって、用紙Pの側端が揃ったか否かを判断するように構成されている。具体的には、複数の用紙Pの側端が揃っていない場合において、第1エッジガイド20の第1ガイド面21が一の用紙Pの側端と当接し、幅方向内側へ押しているとき、給送用モータ77の電流値が所定の閾値に達しない。
そして、第1ガイド面21および第2ガイド面31が複数の用紙Pの側端と当接し、複数の用紙Pの両側側端が揃って、第1エッジガイド20および第2エッジガイド30がそれ以上幅方向内側へ移動できない状態となったとき、給送用モータ77の電流値が上昇し、所定の閾値に達する。給送用モータ77の電流値が所定の閾値に達したとき、制御部は、給送用モータ77を一時停止させる。
このとき、用紙Pの枚数が少ない場合、用紙Pは幅方向両側から内側へ押される力を受けるので、用紙Pの幅方向Xにおける中央部分が積層方向上方へ押し上げられるように力が作用する。即ち、幅方向Xにおける用紙Pの中央部分が浮き上がるように撓もうとする。
そこで、本実施形態の押さえ保持手段80は、前述したように歯部43および歯状構造部86を有している。以下に歯部43および歯状構造部86の作用効果について説明する。
図9に示すのは、押さえレバーが用紙から力を受けて歯部と歯状構造部とが噛合う様子を示す拡大側面図である。尚、理解を容易にするために用紙の図示は省略する。
図9に示す如く、用紙Pの幅方向Xにおける中央部分が積層方向上方へ撓むと、用紙Pと当接している用紙当接部83は、用紙PからZ軸の矢印方向へ力Fを受ける。すると、用紙当接部83はZ軸の矢印方向へ押し上げられ、押さえレバー81は反時計方向へ揺動しようとする。
ここで、押さえレバー81が極僅かに反時計方向へ揺動したとき、歯部43が、歯状構造部86の一の歯と強固に噛合う。そして、該噛合いによって、押さえレバー81の反時計方向へ揺動が強固に規制される。言い換えると、リジッドに規制される。具体的には、第1支軸84、第2支軸44および歯部43と歯状構造部86とが噛合った点を三点として三角形の所謂、トラスができるため、用紙当接部83の位置をリジッドに固定することができる。
尚、歯部43および歯状構造部86の歯の角度および形状は、噛合った状態において、Z軸の矢印方向への力を受けても噛合いが外れないように構成されているものとする。また、第1ばね45の付勢力の大きさは、想定する用紙Pから受ける力Fの大きさより十分に大きいものとする。
従って、用紙Pから受ける力Fに十分に対抗することができる。即ち、用紙Pから受ける力Fが大きい場合であっても、しっかりと対抗し、用紙当接部83の位置を保持することができる。そして、用紙Pの前記中央部分が、それ以上積層方向上方へ撓むことを防止することができる。その結果、第1エッジガイド20および第2エッジガイド30は、用紙Pの幅方向Xにおける側端を精度良く揃えることができる。
さらに、第1エッジガイド20および第2エッジガイド30の位置を専用のセンサで検出することにより、用紙サイズを精度良く判断することも可能である。
また、用紙当接部83が用紙Pから受ける力Fに対して、比較的大きな付勢力を備えた付勢手段によって対抗する構成ではないので、用紙Pの表面を無駄に傷つける虞がない。
ここで、仮に、比較的大きな付勢力を備えた付勢手段によって対抗する構成とすると、用紙当接部が用紙から受ける力が比較的小さい場合でも、大きな付勢力で押さえ付けるので用紙の表面を必要以上に傷つける虞がある。
そこで、本実施形態では、前述したように前記噛合いによって、押さえレバー81の反時計方向へ揺動が強固に規制される構成であるので、用紙Pの表面を無駄に傷つける虞がない。
即ち、用紙Pの表面には、積層方向上方へ撓もうとする力より大きな力は作用しない。その結果、用紙Pの表面を無駄に傷つける虞がない。
また、用紙載置部11に載置された用紙Pの枚数の多少に応じて、案内部85における歯部43の位置が異なるように構成されている。一方、歯状構造部86には複数の歯が形成されている。従って、用紙Pの枚数の多少に関わらず、歯部43は、歯状構造部86の複数の歯のいずれか一の歯が噛合うことができる。即ち、押さえ保持手段80は、用紙Pの枚数の多少に関わらず、用紙当接部83が用紙Pから受ける力Fに対してリジッドに対抗することができる。
尚、第1ばね45の付勢力の大きさは、用紙当接部83が用紙Pから受ける力Fの大きさより十分に大きく設けられているものとする。例えば、用紙当接部83が用紙Pから受ける力Fの大きさが500g重である場合、第1ばね45の付勢力の大きさは1000g重程度である。従って、用紙当接部83が用紙Pから力Fを受けた場合であっても、歯部43と第2支軸44との間の距離は殆ど変化しない。
また、用紙当接部83は、積層方向上方へも延設されている。従って、用紙当接部83が用紙Pと当接して押さえている状態において、さらに用紙Pが用紙載置部11に追加してセットされることを防止することができる。言い換えると、用紙Pの側端を揃え、用紙を給送する直前の状態において、さらに用紙を追加する所謂、アブノーマル操作を防止することができる。
[用紙押さえ解除動作]
図10(A)(B)に示すのは、用紙押さえ解除動作を実行したときの給送部を示す概略図である。このうち、図10(A)は側面図である。一方、図10(B)は上方からみた図である。また、図11に示すのは、押圧手段が作用したときに歯部と歯状構造部との噛合いが解除される様子を示す拡大側面である。尚、図11において、理解を容易にするために、用紙当接部の図示は省略する。
図10(A)に示す如く、図9の状態から給送用モータ77が逆転駆動すると、スライド部102がY軸の矢印方向へ摺動する。そして、押圧部103が接近し当接するため、係合レバー41は、第2ばね48の付勢力に抗して図中における反時計方向へ揺動する。
ここで、用紙当接部83が用紙Pから力Fを受けている状態である場合、歯部43と歯状構造部86とが強固に噛合っている。従って、ただ単に係合レバー41を反時計方向へ揺動させようとしても、該噛合いを解除することができず、係合レバー41を揺動させることができない虞がある。
そこで、本実施形態の押圧手段100は、前述したように押圧部103を有している。また、係合レバー41は、前述したように軸案内穴46の内部に第2支軸44および第1ばね45を有している。以下、押圧手段100、第2支軸44および第1ばね45の作用効果について説明する。
図11に示す如く、スライド部102がY軸の矢印方向へ摺動する。そして、押圧部103が、係合レバー41のスライド当接部47と当接し、第1ばね45の付勢力に抗してスライド当接部47を押圧する。このとき、先ず、押圧部103は、係合レバー41の姿勢を殆ど変えずに、歯部43と第2支軸44との間の距離が長くなるように押圧する。
ここで、第2支軸44は基体部10と係合している。従って、係合レバー41の係合アーム部42および歯部43は、第2支軸44に対して相対的に図中における右側へ変位する。
従って、歯部43は、歯状構造部86から離間する方向へ変位する。その結果、歯部43と歯状構造部86との噛合いを緩くすることができる。即ち、該噛合いを解除しやすい状態にすることができる。
次に、押圧部103は、スライド当接部47を押圧して係合レバー41を図10(A)および図11における反時計方向へ揺動させる。このとき、前述したように歯部43と歯状構造部86との噛合いが既に緩んだ状態であるので、容易に該噛合いを解除することができる。具体的には、係合レバー41を反時計方向へ揺動させ、歯部43を歯状構造部86から離間する方向へ移動させることができる。そして、歯部43の背側を案内部85の平滑部87と当接させることができる。
続いて、押圧部103は、さらに係合レバー41を反時計方向へ揺動させる。すると、歯部43の背側は、平滑部87を積層方向上方へ押し上げながら、押さえレバー81を自重に抗して反時計方向へ揺動させる。尚、押圧部103の上方に形成された鉤型部が、スライド当接部47と係合し係合レバー41を揺動させるように構成してもよい。
その結果、用紙当接部83を用紙Pの表面から離間する方向である積層方向上方へ移動させることができる。即ち、レリースさせることができる。
このとき、歯部43の背側は、案内部85において平滑部87と当接しながら第1支軸84へ接近する方向へ移動する。即ち、押さえアーム部82の基端側へ移動する。
また、第1ばね45の付勢力の大きさは、第2ばね48の付勢力の大きさより十分に大きく設けられている。従って、係合レバー41が反時計方向へ揺動する際、スライド当接部47は、第1ばね45の付勢力によって第2ばね48の付勢力に抗して押圧部103の斜面を滑り降りる。そして、係合レバー41は、図4および図6(A)に示す姿勢となる。これに伴い、押さえレバー81の姿勢も、図4および図6(A)に示す姿勢となる。
このとき、図5に示す第5ギア96が逆転し前記第1凸部(図示せず)が一度、前記第2凸部(図示せず)から離間して反対側から係合する。さらに、第5ギア96がリング部121と一体となって逆転する。そして、前記第3凸部(図示せず)が前記第4凸部(図示せず)から離間して反対側から接近する。ここで、前記第3凸部(図示せず)が反対側から前記第4凸部(図示せず)へ接近し、係合する前に、制御部は、給送用モータ77を停止させる。仮に、係合すると、動力伝達シャフト110が逆転し第1エッジガイド20および第2エッジガイド30が幅方向外側へ開いてしまうからである。
用紙Pの両側側端が第1エッジガイド20および第2エッジガイド30によって揃えられた状態で、キャリッジ61を、当接レバー(図示せず)から離間させる。従って、給送用モータ77から第1エッジガイド20、第2エッジガイド30および押さえレバー81へ動力を伝達する動力伝達機構90の動力伝達を切断状態にすることができる。
その後、制御部は、給送用モータ77を駆動させ、給送ローラ74を回動させると共にホッパレバー72を揺動させホッパ71を給送ローラ74に対して接近移動させる。所謂、ホッパアップである。これにより、用紙載置部11に載置された複数の用紙Pのうち、最上位の用紙Pが給送ローラ74によって給送方向下流側へ送られる。そして、記録部60において記録が実行される。
このとき、押さえレバー81が積層方向上方へ退避しているので、押さえレバー81が用紙Pに対して搬送負荷となる虞がない。即ち、記録実行中におけるバックテンションとなる虞がない。
また、用紙Pの姿勢は、第1エッジガイド20および第2エッジガイド30によって安定される。
その結果、良好な記録を実行することができる。
また、動力伝達機構90は、ウォーム111、第1はすばラック22および第2はすばラック32を有している。従って、大きな減速比の回転を伝達することができる。ここで、減速比が大きいため、ウォーム111の回動力は、第1エッジガイド20および第2エッジガイド30が幅方向Xへ移動する力へ容易に変換される。逆に、第1エッジガイド20および第2エッジガイド30が幅方向Xへ移動する力は、ウォーム111が回動する力へ変換されにくい構成とすることができる。
即ち、給送中に用紙Pの側端が第1エッジガイド20および第2エッジガイド30に当接し、第1エッジガイド20および第2エッジガイド30を幅方向外側へ押圧した場合であっても、第1エッジガイド20および第2エッジガイド30は幅方向外側へ開きにくい。その結果、給送中の用紙Pの姿勢を安定させることができる。
尚、本実施形態において、押圧手段100および第2ばね48の付勢力によって係合レバー41を揺動させる構成としたが該構成に限られない。スライド部102と係合レバー41とを完全に連結し、第2ばね48を用いずに係合レバー41を揺動させる構成としてもよい。また、スライド部102をもう一つ設けて、単に係合レバー41を揺動させる手段と、係合レバー41を押圧して歯部43と第2支軸44との間の距離を長くするように押圧する手段とを分けて構成してもよい。
またさらに、スライド部102は単に係合レバー41を揺動させる手段とし、別途、積層方向上方から下方に向かって用紙Pの表面を押圧する第2押圧手段(図示せず)を設けてもよい。係る場合、歯部43と歯状構造部86との噛合いを解除する際、該第2押圧手段の押圧力と、用紙Pが積層方向上方へ撓もうとする力とを相殺させることができる。従って、用紙当接部83が用紙Pから受ける力Fを略無にすることができる。その結果、該噛合いを緩めることができ、容易に係合レバー41を揺動させ、該噛合いを解除することができる。そして、押さえレバー81をレリース状態にすることができる。
係る場合、図示した実施形態と異なり、給送部は、歯部43と歯状構造部86との噛合いを解除する際、押さえレバー81を用紙側へ押圧する第2押圧手段(図示せず)を有する構成となる。
また、給送用モータ77が逆転駆動した際、前記第3凸部(図示せず)が反対側から前記第4凸部(図示せず)へ接近し、係合した直後に給送用モータ77を停止してもよい。係る場合、第1エッジガイド20および第2エッジガイド30を僅かに幅方向外側へ移動させ、用紙Pの両側側端が第1エッジガイド20および第2エッジガイド30と接触することによる摩擦抵抗を低減することができる。その結果、バックテンションをより低減することができる。
また、一のジョブで連続して用紙Pを給送して記録を実行する場合、図10(A)(B)に示す状態で連続して給送することができる。
ここで、「一のジョブ」とは、入力された一の指令をいう。例えば、10枚の用紙Pを給送し記録する指令であれば、10枚の用紙Pを給送し記録を実行することが一のジョブである。
用紙載置部11に載置された用紙Pの残り枚数が0枚になるまで、または用紙Pのサイズおよび種類等の設定条件を変更するまでは、図10(A)(B)に示す状態で連続して給送することができる。
一方、用紙載置部11に載置された用紙Pの残り枚数が0枚になった場合、または用紙Pのサイズおよび種類等の設定条件を変更した場合、先ず、図10(A)(B)の状態からキャリッジ61を当接レバー(図示せず)に当接させ、動力伝達機構90の動力伝達を接続状態にする。次に、給送用モータ77を逆転駆動させる。
従って、第1エッジガイド20および第2エッジガイド30を幅方向外側へ移動させることができる。即ち、第1エッジガイド20および第2エッジガイド30を開くことができる。
そして、第1エッジガイド20および第2エッジガイド30が幅方向外側へ目一杯開いたとき、図示しない規制部と度当たる。このとき、給送用モータ77の電流値が上昇し、所定の閾値に達する。給送用モータ77の電流値が所定の閾値に達したとき、制御部は、給送用モータ77を停止させる。
その結果、図6(A)(B)に示す状態にすることができる。従って、用紙Pの残り枚数が0枚になった場合、ユーザは、用紙Pを補充することができる。また、設定条件を変更した場合、ユーザは、載置された用紙Pを取り除き、サイズ等が異なる別の用紙Pをセットすることができる。その後の操作は、上記[用紙セットしたとき]において説明した通りである。
本実施形態の給送装置は、被送り媒体の一例である用紙Pが載置される載置部としての用紙載置部11と、用紙載置部11に載置された用紙Pの厚み方向である積層方向Zへ揺動し、用紙Pに対して接近する方向へ自重によって付勢された第1レバーとしての押さえレバー81と、押さえレバー81に設けられ、用紙Pと当接する当接部としての用紙当接部83と、動力源の一例である給送用モータ77の動力によって揺動し、押さえレバー81と異なる位置に支点を有する第2レバーとしての係合レバー41と、係合レバー41に設けられ、押さえレバー81と噛合う歯部43と、押さえレバー81において揺動支点である第1支軸84側から遠方へ延設され、歯部43を案内する案内部85と、案内部85の一の面に設けられ、複数の歯によって形成される歯状構造部86と、案内部85の前記一の面と別の他の面に設けられた平滑部87と、を備え、係合レバー41が押さえレバー81を揺動させるとき、歯部43は、案内部85の平滑部87に沿って移動し、押さえレバー81が用紙当接部83を介して用紙Pから力Fを受けたとき、歯部43は、案内部85の歯状構造部86と噛合う構成であることを特徴とする。
また、本実施形態において、係合レバー41の揺動支点である第2支軸44から歯部43までの距離は可変に設けられ、前記距離が短くなる方向へ付勢する付勢手段の一例である第1ばね45と、歯部43と歯状構造部86との噛合いを解除する際、第1ばね45の付勢力に抗して係合レバー41を押圧して前記距離を長くしてから、係合レバー41を揺動させる第1押圧手段としての押圧手段100と、を有することを特徴とする。
またさらに、本実施形態において、用紙載置部11に対して用紙Pの幅方向Xに移動し、用紙Pの側端と当接し該側端を揃えるエッジガイドである第1エッジガイド20および第2エッジガイド30と、モータである給送用モータ77の動力を第1エッジガイド20および第2エッジガイド30へ伝達する動力伝達手段としての動力伝達機構90と、を備えていることを特徴とする。
また、本実施形態において、動力伝達機構90は、係合レバー41にも給送用モータ77の動力を伝達する構成であり、給送用モータ77から第1エッジガイド20および第2エッジガイド30までの動力伝達経路上において、動力の伝達開始のタイミングを遅らせるタイムラグ機構120を有することを特徴とする。
本実施形態の記録装置1は、載置された被記録媒体の一例である用紙Pをピックアップして給送する給送部70と、給送された用紙Pを搬送方向下流側へ搬送する搬送部50と、搬送された用紙Pに対して記録ヘッド62により記録を実行する記録部60と、を備えていることを特徴とする。
尚、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
本発明に係る記録装置を示す全体側面図。 本発明に係る給送部を示す前方斜視図。 本発明に係る給送部を示す側面図。 本発明に係る押さえ保持手段の概略を示す拡大側面図(レリース時)。 本発明に係る給送部を示す後方斜視図。 (A)(B)は本発明の給送部の動作を示す図(用紙セットしたとき)。 (A)(B)は本発明の給送部の動作を示す図(押さえ動作)。 (A)(B)は本発明の給送部の動作を示す図(エッジガイド閉)。 押さえレバーが用紙から力を受けて歯部と歯状構造部とが噛合う様子を示す拡大側面図。 (A)(B)は本発明の給送部の動作を示す図(押さえ部材レリース)。 歯部と歯状構造部との噛合いが解除される様子を示す拡大側面図。
符号の説明
1 記録装置(インクジェットプリンタ)、10 基体部、11 用紙載置部、
12 ホッパレバー挿通穴、20 第1エッジガイド、21 第1ガイド面、
22 第1はすばラック、30 第2エッジガイド、31 第2ガイド面、
32 第2はすばラック、41 係合レバー、42 係合アーム部、43 歯部、
44 第2支軸、45 第1ばね、46 軸案内穴、47 スライド当接部、
48 第2ばね、50 搬送部、51 搬送駆動ローラ、52 搬送従動ローラ、
53 プラテン、54 排出駆動ローラ、55 排出従動ローラ、
56 キャリッジガイド軸、60 記録部、61 キャリッジ、62 記録ヘッド、
70 給送部、71 ホッパ、72 ホッパレバー、74 給送ローラ、
74a 給送用ローラ軸、75 給送経路、76 分離パッド、77 給送用モータ、
80 押さえ保持手段、81 押さえレバー、82 押さえアーム部、
83 用紙当接部、84 第1支軸、85 案内部、86 歯状構造部、87 平滑部、
90 動力伝達機構、91 モータピニオン、92 第1ギア、93 第2ギア、
94 第1複合ギア、94a 第3ギア、94b 第4ギア、95 クラッチ機構、
96 第5ギア、100 押圧手段、101 ピニオンギア、102 スライド部、
103 押圧部、104 ラック部、110 動力伝達シャフト、111 ウォーム、
120 タイムラグ機構、121 リング部、P 用紙、X (用紙の)幅方向、
Y 給送方向、Z (用紙の)積層方向

Claims (6)

  1. 被送り媒体が載置される載置部と、
    該載置部に載置された被送り媒体の厚み方向へ揺動し、被送り媒体に対して接近する方向へ付勢された第1レバーと、
    該第1レバーに設けられ、被送り媒体と当接する当接部と、
    動力源の動力によって揺動し、前記第1レバーと異なる位置に支点を有する第2レバーと、
    該第2レバーに設けられ、前記第1レバーと噛合う歯部と、
    前記第1レバーにおいて揺動支点側から遠方へ延設され、前記歯部を案内する案内部と、
    該案内部の一の面に設けられ、複数の歯によって形成される歯状構造部と、
    前記案内部の前記一の面と別の他の面に設けられた平滑部と、を備え、
    前記第2レバーが前記第1レバーを揺動させるとき、前記歯部は、前記案内部の前記平滑部に沿って移動し、
    前記第1レバーが前記当接部を介して被送り媒体から力を受けたとき、前記歯部は、前記案内部の前記歯状構造部と噛合う構成である給送装置。
  2. 請求項1に記載の給送装置において、前記第2レバーの揺動支点から前記歯部までの距離は可変に設けられ、前記距離が短くなる方向へ付勢する付勢手段と、
    前記歯部と前記歯状構造部との噛合いを解除する際、前記付勢手段の付勢力に抗して前記第2レバーを押圧して前記距離を長くしてから、該第2レバーを揺動させる第1押圧手段と、を有する給送装置。
  3. 請求項1に記載の給送装置において、前記歯部と前記歯状構造部との噛合いを解除する際、前記第1レバーを被送り媒体側へ押圧する第2押圧手段を有する給送装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の給送装置において、前記載置部に対して被送り媒体の幅方向に移動し、被送り媒体の側端と当接し該側端を揃えるエッジガイドと、
    モータの動力を前記エッジガイドへ伝達する動力伝達手段と、を備える給送装置。
  5. 請求項4に記載の給送装置において、前記動力伝達手段は、前記第2レバーにも前記モータの動力を伝達する構成であり、前記モータから前記エッジガイドまでの動力伝達経路上において、動力の伝達開始のタイミングを遅らせるタイムラグ機構を有する給送装置。
  6. 載置された被記録媒体をピックアップして給送する給送部と、
    給送された被記録媒体を搬送方向下流側へ搬送する搬送部と、
    搬送された被記録媒体に対して記録ヘッドにより記録を実行する記録部と、を備えた記録装置であって、
    前記給送部は、請求項1乃至5のいずれか1項に記載された前記給送装置を備える記録装置。
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