JP4877490B2 - 給送装置における媒体分離装置、これを備える記録装置、液体噴射装置 - Google Patents
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Description
更に、本発明の第1の態様に係る給送装置における媒体分離装置は、被記録媒体に接触して被記録媒体を給送する給送ローラと、複数枚の被記録媒体を積層状態で保持可能な給送トレイを備え、前記給送トレイ上の最上位の被記録媒体を前記給送ローラに圧接させる圧接手段と、前記給送ローラと前記圧接手段の接触位置より下流に位置し、前記給送トレイ上の最上位の被記録媒体をこれと重送されている他の被記録媒体から分離する分離パッドとを備え、前記被記録媒体の給送開始時に、前記給送トレイに積層されている被記録媒体の先端が前記分離パッドに当接して前記被記録媒体の自重が前記分離パッドに掛かる構成の給送装置における媒体分離装置であって、前記分離パッドは、前記給送トレイの前記被記録媒体を積層する部分の幅のほぼ中央に位置し、該分離パッドの両側には被記録媒体の先端と当接できる範囲で当該分離パッドの上面よりも低く形成され、且つ分離パッドの上面と平行な負荷低減面とを備えることを特徴とするものである。
本発明の第2の態様によれば、前記分離パッドの幅は前記給送ローラの幅より小さく形成されているので、分離パッドによる分離力を効果的に発揮させることができる。
本態様によれば、第1から第3のいずれかの態様の作用効果に加えて、分離された被記録媒体の両側が分離パッドの両側の負荷低減面に撓み易くなるため、分離パッドに掛かる被記録媒体の荷重割合が減る。
本態様によれば、第1から第4の態様のいずれかの作用効果に加えて、分離された被記録媒体の両側が分離パッドの両側の負荷低減面に一層撓み易くなるため、分離パッドに掛かる被記録媒体の荷重割合が一層減る。
本態様によれば、第1から第6の態様のいずれかの作用効果に加えて、分離パッドの下流側の幅が狭いから、その分だけ分離パッドに被記録媒体の荷重が掛からない。従って被記録媒体の荷重により分離パッドの表面付近が下流側に山状に寄ってしまうことを抑制することができる。
本態様によれば、第6の態様の作用効果に加えて、分離パッドの下流側が局所的に下流側への変形を規制されているだけなので、被記録媒体の荷重により分離パッドの表面付近が下流側に山状に寄ってしまうことを抑制することができる。
本態様によれば、記録装置として、上記各態様の作用効果が得られると共に、奥行きを短くする必要がある比較的小型の記録装置において、安定した被記録媒体の供給を実現できる。
そして、コの字状の前記レバー基部69の両方の外側部分には、それぞれ捻りバネ71の一端が係止しており、各捻りバネ71の他端は基枠47に固定されて係止され、前記レバー基部69は、前記捻りバネ71から全体として前記後退する方向と反対の前進方向(給送中の被記録材を裏面から押し上げる方向)に向かう付勢力を受けている。この前進方向の付勢力によって前記軸端68は前記軸受け部48の前端に常時押し付けられている。該レバー基部69のコの字の両先端部分に既述のように前記媒体戻しレバー9が形成されている。
次に、本発明の特徴的構成について説明する。尚本明細書において、上流側といった場合、被記録媒体の給送方向の上流側を意味し、下流側はその反対方向を意味する。また被記録媒体の先端とは被記録媒体の搬送方向の下流側の端辺付近を意味する。
Claims (8)
- 被記録媒体に接触して被記録媒体を給送する給送ローラと、
複数枚の被記録媒体を積層状態で保持可能な給送トレイを備え、前記給送トレイ上の最上位の被記録媒体を前記給送ローラに圧接させる圧接手段と、
前記給送ローラと前記圧接手段の接触位置より下流に位置し、前記給送トレイ上の最上位の被記録媒体をこれと重送されている他の被記録媒体から分離する分離パッドとを備え、
前記被記録媒体の給送開始時に、前記給送トレイに積層されている被記録媒体の先端が前記分離パッドに当接して前記被記録媒体の自重が前記分離パッドに掛かる構成の給送装置における媒体分離装置であって、
前記分離パッドは、前記給送トレイの前記被記録媒体を積層する部分の幅のほぼ中央に位置し、
該分離パッドの両側には、
被記録媒体の先端と当接できる範囲で当該分離パッドの上面よりも低く形成され、且つ分離パッドの上面と平行な負荷低減面と、
該負荷低減面の上流側に位置し、前記給送ローラの被記録媒体に対するニップ点における接線の位置より前記給送ローラから離間する側に後退した斜面を有し、先端がカールした被記録媒体の先端が前記分離パッドに当接する当初に前記斜面に当接することで前記カールを矯正し該先端を前記分離パッドに向けて案内する搬送軌道規制斜面と、を備え、
前記負荷低減面は、前記被記録媒体の先端の両側が当接し、被記録媒体と分離パッドとの間の摩擦力に起因する抵抗を減少することを特徴とする給送装置における媒体分離装置。 - 請求項1に記載の給送装置における媒体分離装置において、前記分離パッドの幅は前記給送ローラの幅より小さく形成されていることを特徴とする給送装置における媒体分離装置。
- 請求項1又は2に記載の給送装置における媒体分離装置において、前記負荷低減面に隣接する前記分離パッドの辺の上部は丸みを帯びて形成されていることを特徴とする給送装置における媒体分離装置。
- 請求項1から3のいずれか1項に記載の給送装置における媒体分離装置において、前記負荷低減面に隣接する前記分離パッドの辺は、下側に湾曲して形成されていることを特徴とする給送装置における媒体分離装置。
- 請求項1から4のいずれか1項に記載の給送装置における媒体分離装置において、前記分離パッドの下流側の端辺は受け無しのフリー構造に形成されていることを特徴とする給送装置における媒体分離装置。
- 請求項1から5のいずれか1項に記載の給送装置における媒体分離装置において、前記分離パッドの下流側は上流側より幅が狭く形成されていることを特徴とする給送装置における媒体分離装置。
- 請求項5に記載の給送装置における媒体分離装置において、前記分離パッドの下流側の端面の一部に局所的に当接する端面受け部を備えることを特徴とする給送装置における媒体分離装置。
- 被記録媒体の給送装置と、該給送装置における媒体分離装置と、前記媒体分離装置で分離されて送られる被記録媒体に記録を実行する記録実行部と、を備えた記録装置であって、前記給送装置における媒体分離装置は請求項1から7のいずれか1項に記載の給送装置における媒体分離装置であることを特徴とする記録装置。
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