JP2010100207A - バッテリユニットの車体取付構造 - Google Patents

バッテリユニットの車体取付構造 Download PDF

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Abstract

【課題】車体やバッテリの保護性をより一層高めることが可能なバッテリユニットの車体取付構造を得る。
【解決手段】ガイド機構10を設け、衝突時にバッテリユニット3に作用した慣性によって、バッテリユニット3を取付位置Poから上方に向けて移動させるようにした。バッテリユニット3から車体2への荷重の作用点を、レール要素としての貫通孔3cに沿って移動させることができるので、荷重を適宜に分散させることができるようになり、車体2あるいはバッテリユニット3の保護性をより一層高めることができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、バッテリユニットの車体取付構造に関する。
従来、車両衝突時の衝撃からバッテリを保護するようにした構造が知られている(特許文献1)。特許文献1では、車体後部の荷室下側に電池収納部を配置し、その後方に衝撃吸収部を設けてある。後面衝突時には衝撃吸収部を変形させてエネルギを吸収することで、バッテリの保護性向上を図っている。
特開2003−45392号公報
しかしながら、上記特許文献1では、電池収納部の前端部が車体に結合されているため、バッテリに作用した慣性エネルギ(運動エネルギ)が結合部分から車体に作用することとなり、当該結合部分で車体あるいはバッテリの変形が大きくなる虞があった。
そこで、本発明は、車体やバッテリの保護性をより一層高めることが可能なバッテリユニットの車体取付構造を得ることを目的とする。
本発明にかかるバッテリユニットの車体取付構造にあっては、車体側の第一の部材およびバッテリユニット側の第二の部材のうち一方に構成されたレール要素と、他方に構成されてレール要素に沿って案内されるスライダと、を含むガイド機構を設け、当該ガイド機構を、衝突時にバッテリユニットに作用した慣性によってバッテリユニットがその車体への取付位置より上方に移動するよう、スライダをレール要素に沿って案内するように構成したことを最も主要な特徴とする。
本発明によれば、ガイド機構によってバッテリユニットから車体への荷重の作用点を移動させることができるため、バッテリユニットを車体に結合した場合に比べて、車体あるいはバッテリユニットの保護性を高めることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下に示す複数の実施形態および変形例には、同様の構成要素が含まれている。よって、以下では、それら同様の構成要素については共通の符号を付与するとともに、重複する説明を省略する。また、各図中、FRは車両前方、UPは車両上方、LHは車幅方向左舷側を示す。
(第1実施形態)図1〜図6は、本発明の第1実施形態を示しており、図1は、本実施形態にかかるバッテリユニットの車体取付構造を備える車両を模式的に示す側面図、図2は、バッテリユニットの車体取付構造の斜視図、図3は、図1のIII−III断面図、図4は、ガイド機構を側面から見た拡大図である。
図1に示すように、本実施形態にかかる車両としての自動車1では、車室Rの下方のフロアパネル2aの下に、バッテリユニット3が配置されている。このバッテリユニット3は、図2に示すように、左右方向には、車体2の車幅方向両端部で前後方向に略沿って伸びる左右一対のサイドシル2b,2b間に配置されるとともに、前後方向には、サイドシル2b,2bの前部間および後部間で架設される前後一対のクロスメンバ2c,2c間に配置されている。すなわち、本実施形態では、バッテリユニット3の周囲をこれらサイドシル2b,2bおよびクロスメンバ2c,2cで取り囲むことで、バッテリユニット3の保護性を高めてある。
図1に示すように、前後一対のクロスメンバ2c,2cの間には、相互に間隔をあけて、車幅方向に略沿う二本のフロアクロスメンバ2d,2dが、サイドシル2b,2b間で架設されている。バッテリユニット3は、これら二本のフロアクロスメンバ2d,2dに、ブラケット4を介して取り付けられている。ブラケット4は、前後のフロアクロスメンバ2d,2dのそれぞれについて左右二個ずつ、合計四個設けられている。
バッテリユニット3は、扁平な略直方体状のケース3a内に、自動車1に搭載された各種電気部品に電力を供給するバッテリ(図示せず)を、一つまたは複数収容して構成されている。そして、ケース3aの側壁3bに、側面視で上方に向けて尖った略V字状(逆V字状)の溝(スリット)として貫通孔3cが形成されている。貫通孔3cは、左右の側壁のそれぞれについて前後二箇所ずつ、合計四箇所形成されている。
ブラケット4は、車体2(フロアクロスメンバ2d)に取り付けられるベース部4aと、ベース部4aから下方に突出する略U字状のフック部4bとを有している。本実施形態では、フック部4bの先端部4cをバッテリユニット3のケース3aの側壁3bに形成された貫通孔3cに挿入し、これにより、バッテリユニット3を、ブラケット4を介してフロアパネル2aの下に吊り下げた状態で設置している。なお、本実施形態では、フック部4bを貫通孔3cに挿通するため、図2,図3に示すように、バッテリユニット3の側壁3bの車幅方向内側となる位置に、上方(ベース部4a側)に向けて開放された凹部3dが形成されている。
また、図4に示すように、略V字状に形成される貫通孔3cの頂上部には、貫通孔3cの端縁から当該貫通孔3c内に突出してフック部4bの先端部4cをこの位置(貫通孔3cの頂上位置)で挟み込むように保持する四つの突起3eが設けられており、この突起3eによって、先端部4cが貫通孔3c内で移動するのが規制されている。
ここで、本実施形態にかかる自動車1には、車両前面衝突時や車両後面衝突時等に、バッテリユニット3を車体2に対して上方に向けて所定経路で相対移動させるガイド機構10を構築し、これにより、バッテリユニット3に作用した慣性エネルギ(運動エネルギ)を位置エネルギに変換して、当該運動エネルギによって車体2やバッテリユニット3が大きく変形するなどの不本意な事態が生じるのを抑制している。
具体的には、バッテリユニット3に対して固定されているケース3a(すなわちバッテリユニット3に対して相対位置の変化の無いケース3a)の側壁3bには、レール要素としての貫通孔3cを形成する一方、車体2に対して固定されているブラケット4(すなわち車体2に対して位置変化の無いブラケット4)には、当該貫通孔3cに沿って案内されるスライダとしての先端部4cを形成してある。そして、車両衝突時には、先端部4cを貫通孔3cに沿って斜め下方(かつ前方または後方)に相対的に移動案内し、これにより、バッテリユニット3が車体2への取付位置Poから上方に移動するように構成してある。すなわち、本実施形態では、レール要素としての貫通孔3cと、この貫通孔3cに沿って案内されるスライダとしての先端部4cとによって、ガイド機構10が構築されている。また、本実施形態では、ケース3a(の側壁3b)が第一の部材に相当し、ブラケット4が第二の部材に相当するものとなっている。
そして、上述したように、本実施形態では、貫通孔3cの頂上部に形成した突起3eによって、先端部4cを貫通孔3cの頂上位置に保持し、これにより、通常時にはバッテリユニット3を取付位置Poで保持するようになっている。すなわち、本実施形態では、これら四つの突起3eが保持機構に相当するものとなっている。
また、上述したように、本実施形態では、レール要素としての貫通孔3cを略V字状に形成してある。この貫通孔3cにおいては、バッテリユニット3が取付位置Poにある状態で先端部4cが存在する位置は、貫通孔3cの頂上位置である。この頂上位置は起点位置Piに相当する。そして、貫通孔3cは、起点位置Piから横方向の一方側(本実施形態では前方側)かつ斜め下方に向けて伸びる一方側のレール部としての前方側延伸部3fと、他方側(本実施形態では後方側)かつ斜め下方に向けて伸びる他方側のレール部としての後方側延伸部3gとを含んでいる。なお、以下では、貫通孔3cの起点位置Piに対応する先端部4cの位置を、通常位置Pnと称することにする。
図5は、車両前面衝突時におけるバッテリユニットの挙動を模式的に示す側面図である。図5の(a)に示すように、前面衝突時には、バッテリユニット3には前方へ向かう慣性力Ffが生じる。すると、この慣性力Ffによって、貫通孔3cに形成した後側の上下二つの突起3e(図4参照)が先端部4cに押し付けられて潰れ、当該突起3eによる先端部4cの後方への移動規制が解除される。したがって、先端部4cは慣性力Ffによって通常位置Pnから貫通孔3cの後方側延伸部3gに沿って斜め下方かつ後方に向けて相対移動し、以て、図5の(b)および(c)に示すように、バッテリユニット3は斜め上方かつ前方に向けて移動することになる。これにより、バッテリユニット3の運動エネルギを位置エネルギに変換して減らすことができる。
このとき、本実施形態では、図4および図5に示すように、貫通孔3cの前方側延伸部3fならびに後方側延伸部3gの先端側(スライダとしての先端部4cの移動方向先方側)の溝幅を狭くして、幅狭部3nを設けてある。したがって、先端部4cは、貫通孔3c(の後方側延伸部3g)に沿って移動する際に、幅狭部3nの端縁3hと干渉し、幅狭部3nを押し拡げて端縁3hを変形させながら移動することになる。したがって、この端縁3hの変形によって、バッテリユニット3の運動エネルギの一部を吸収することができる。
さらに、本実施形態では、貫通孔3cの溝内を、シリコーン等を主成分とするエネルギ吸収剤(衝撃吸収剤)としてのジェル5で充填してある。したがって、このジェル5が、先端部4cが貫通孔3c内を移動する際の抵抗となり、このジェル5の抵抗によって、バッテリユニット3の運動エネルギの一部を吸収することができる。
図6は、車両後面衝突時におけるバッテリユニットの挙動を模式的に示す側面図である。本実施形態では、貫通孔3cは、起点位置Piを中心とする前後対称形状となっている。したがって、後面衝突時には、図6の(a)に示すように、バッテリユニット3に作用した後方へ向かう慣性力Frによって、貫通孔3cに形成した前側の上下二つの突起3e(図4参照)が先端部4cに押し付けられて潰れ、当該突起3eによる先端部4cの前方への移動規制が解除される。したがって、先端部4cは慣性力Frによって貫通孔3cの前方側延伸部3fに沿って斜め下方かつ前方に向けて相対移動し、以て、図6の(b)および(c)に示すように、バッテリユニット3は斜め上方かつ後方に向けて移動することになる。
そして、この場合にも、前面衝突時と同様に、幅狭部3nの端縁3hの変形ならびにジェル5の抵抗によって、バッテリユニット3の運動エネルギの一部を吸収することができる。
以上、説明したように、本実施形態では、バッテリユニット3に固定される第一の部材としてのケース3aに、レール要素をなす溝として貫通孔3cを形成するとともに、車体2に固定される第二の部材としてのブラケット4に当該レール要素に沿って案内されるスライダとしてフック部4bの先端部4cを形成し、これらによって、ガイド機構10を構成した。そして、このガイド機構10によって、衝突時にバッテリユニット3に作用した慣性によってバッテリユニット3を取付位置Poから上方に向けて移動させるようにした。したがって、かかる構成によれば、衝突時にバッテリユニット3に生じた慣性エネルギ(運動エネルギ)を位置エネルギに変換して減らすことができるため、車体2やバッテリユニット3の保護性を高めることができる。
ここで、バッテリユニットを車体に結合した場合には、当該結合箇所にバッテリユニットに生じた慣性力による荷重が集中的に作用して当該結合箇所が変形しやすくなる。この点、本実施形態によれば、バッテリユニット3から車体2への荷重の作用点を、レール要素としての貫通孔3cに沿って移動させることができるので、荷重を適宜に分散させることができるようになり、車体2あるいはバッテリユニット3の保護性をより一層高めることができる。
そして、本実施形態では、レール要素としての貫通孔3cを、バッテリユニット3が取付位置Poにある状態でスライダとしての先端部4cが存在している貫通孔3cの起点位置Piから前方側の斜め下方に伸びる前方側延伸部3fと、起点位置Piから後方側の斜め下方に伸びる後方側延伸部3gと、を有するものとして形成した。よって、比較的簡素な構成によって、前面衝突と後面衝突の双方について、バッテリユニット3の慣性エネルギ(運動エネルギ)を減らして、車体2およびバッテリユニット3の保護性を高めることができる。
また、本実施形態では、通常時にはスライダとしての先端部4cがレール要素としての貫通孔3cに沿って移動するのを規制することでバッテリユニット3を取付位置Poで保持する保持機構として、突起3eを設けてある。そして、この突起3eを、衝突時には先端部4cから作用した荷重によって変形させて先端部4cが貫通孔3cに沿って移動できるように構成した。よって、この突起3eによってバッテリユニット3が通常時に不本意に移動するのを抑制するとともに、衝突時には、ガイド機構10等による作用効果をより確実に得ることができる。なお、この場合、突起3eのスペック(形状や、高さ、太さ、大きさ、材質その他)を適宜に設定することで、先端部4cひいてはバッテリユニット3の移動が許容される荷重(運動エネルギ)の閾値ひいては加速度変化の閾値を適宜に設定するのが好適である。
また、本実施形態では、レール要素をなす溝として形成された貫通孔3cに、幅を狭くした幅狭部3nを形成し、この幅狭部3nの端縁3hを、貫通孔3cに沿って移動するスライダとしての先端部4cに干渉させて変形させるようにした。したがって、端縁3hの変形によって、バッテリユニット3の運動エネルギを減らすことができ、その分、車体2およびバッテリユニット3の保護性をより一層高めることができる。
また、本実施形態では、レール要素をなす溝としての貫通孔3cの幅を、奥側(スライダとしての先端部4cの進行方向先方側)に向かうにつれて狭くして、当該溝を先細り形状とした。これにより、バッテリユニット3が急激に止まるのを抑制して、保護性をより一層高めることができる。
さらに、本実施形態では、貫通孔3c内に、スライダとしての先端部4cの移動の抵抗となるエネルギ吸収剤としてのジェル5を配置した。よって、ジェル5によってバッテリユニット3の運動エネルギを減らすことができ、その分、車体2およびバッテリユニット3の保護性をより一層高めることができる。
図7および図8は、保持機構の変形例を示しており、図7は、第1実施形態の第1変形例にかかる保持機構の側面図(一部断面図)、図8は、第2変形例にかかる保持機構の側面図である。
図7の変形例では、保持機構として機能する突起3eを、収容孔3iに収容された弾性部材としてのコイルスプリング3jによって、突出方向に付勢してある。かかる構成では、スライダとしての先端部4cから作用した慣性力によってコイルスプリング3jが圧縮されるとともに突起3eが没入し、これにより、突起3eによる先端部4cの移動規制が解除される。ガイド機構10Aのその他の部分の構成は上記第1実施形態と同じである。
本変形例によれば、弾性部材としてのコイルスプリング3jのスペック(予荷重、ばね定数等)によって、先端部4cひいてはバッテリユニット3Aの移動が許容される荷重(運動エネルギ、加速度)の閾値を、より容易にかつより精度良く設定できるようになる。
図8の変形例では、突起3eに替えて、第一の部材に相当するケース3aの側壁3bと、第二の部材に相当するブラケット4(のプレート4d)との間に、保持機構として、ピン3k,3kを介在させてある。通常状態では、これらピン3k,3kによってバッテリユニット3Bは取付位置Poで保持される一方、衝突時には、バッテリユニット3Bに作用した慣性力に伴う剪断力によってピン3k,3kが破断し、スライダとしての先端部4cが貫通孔3cに沿って移動し、以て、バッテリユニット3を上方に移動させるようにしてある。ガイド機構10Bのその他の部分の構成は上記第1実施形態と同じである。
本変形例によれば、ピン3k,3kのスペック(太さ、長さ、材質、形状等)によって、先端部4cひいてはバッテリユニット3Bの移動が許容される荷重(運動エネルギ、加速度)の閾値を、より容易にかつより精度良く設定できるようになる。
(第2実施形態)図9は、本発明の第2実施形態にかかるバッテリユニットの車体取付構造の一部を正面から見た縦断面図である。
本実施形態では、バッテリユニット3Cがガイド機構10Cによって上方にガイドされつつ移動する際に、バッテリユニット3Cの側壁3bとサイドシル2bの内壁2eとを相互に干渉させるように構成してある。かかる構成によれば、これら側壁3bと内壁2eとの摺動摩擦によって、バッテリユニット3Cの運動エネルギをさらに減らして、車体2あるいはバッテリユニット3Cの保護性をより一層高めることができる。本実施形態では、側壁3bおよび内壁2eが干渉部に相当する。
また、側壁3bの内壁2eと対向する側(車幅方向外側)の表面を、上方に向かうにつれて車幅方向内側に向けて傾斜する傾斜面6bとし、内壁2eの表面を、上方に向かうにつれて車幅方向内側に向けて傾斜する傾斜面6aとしている。すなわち、バッテリユニット3Cが取付位置Poにある際には、バッテリユニット3Cとサイドシル2bとの間に隙間が形成され、バッテリユニット3Cが上方に移動したときにはこの隙間が狭まって傾斜面6a,6b同士が摺接する構成となっている。なお、傾斜面6a,6bは車体2およびバッテリユニット3Cのうちいずれか一方のみに設けてもよい。
また、本実施形態にかかるガイド機構10Cは、ブラケット4との干渉を回避するための凹部3dが二箇所形成されている点を除き、上記第1実施形態にかかるガイド機構10と全く同様の構成とすることができる。
以上、説明したように、本実施形態では、バッテリユニット3Cおよびサイドシル2bの双方に、バッテリユニット3Cが取付位置Poから上方に移動するのに伴ってバッテリユニット3Cとサイドシル2bとを相互に干渉させる干渉部として、バッテリユニット3Cのケース3aの側壁3bと、サイドシル2bの内壁2eとを設けた。よって、これら側壁3bと内壁2eとの摺動摩擦によって、バッテリユニット3Cの運動エネルギをさらに減らして、車体2あるいはバッテリユニット3Cの保護性をより一層高めることができる。
(第3実施形態)図10は、本発明の第3実施形態にかかるバッテリユニットの車体取付構造の一部を正面から見た縦断面図である。
本実施形態では、バッテリユニット3Dの側壁3bとサイドシル2bの内壁2eとの間に、板材を折り曲げて成形した摺動部材7を介在させてある。この摺動部材7は、バッテリユニット3Dのケース3aに結合してあり、バッテリユニット3Dがガイド機構10Cによって上方にガイドされつつ移動する際には、この摺動部材7の外壁7cとサイドシル2bの内壁2eとが干渉するようになっている。したがって、かかる構成によれば、これら外壁7cと内壁2eとの摺動摩擦によって、バッテリユニット3Dの運動エネルギを減らして、車体2あるいはバッテリユニット3Dの保護性をより一層高めることができる。本実施形態では、外壁7cおよび内壁2eが干渉部に相当する。
この摺動部材7は、全体的に上方に向けて開放された略U字状に形成されており、バッテリユニット3Dの側壁3bに結合される内壁7bと、サイドシル2bの内壁2eと摺接する外壁7cと、内壁7bと外壁7cとを下方で繋ぐ底壁7aと、を有している。そして、本実施形態では、内壁7bと外壁7cとの間の寸法をバッテリユニット3Dとサイドシル2bとの隙間の寸法より若干大きく設定するとともに、各壁同士の接続部や底壁7aで摺動部材7を適宜に折曲させることで、摺動部材7からサイドシル2bに適宜に弾性力が印加されるようにしてある。このように弾性力を生じさせることで、バッテリユニット3Dが移動する際の摺動摩擦力を設定しやすくなる。また、摺動部材7を弾性変形可能に構成したことで、摺動部材7を固定したバッテリユニット3Dをサイドシル2b間に挿入しやすくなって組付作業の作業効率を向上でき、さらには、側面衝突時に摺動部材7を弾性変形させて衝撃吸収性を高めることができる。
さらに、この摺動部材7を、車両前後方向に長くして、サイドシル2bとバッテリユニット3Dとの間の前後に長い隙間をほぼ全体的に塞ぐようにすることで、フロア下の車室外から車室内へ向けてのロードノイズ等の騒音(ノイズ)の伝達経路を遮断して、車室R内における静粛性能を高めることができる。
以上の本実施形態によっても、上記第2実施形態と同様に、摺動部材7の外壁7cと内壁2eとの摺動摩擦によって、バッテリユニット3Dの運動エネルギをさらに減らして、車体2あるいはバッテリユニット3Dの保護性をより一層高めることができる。
なお、摺動部材をサイドシルに固定し、摺動部材とバッテリユニットとを相互に摺動させるようにしてもよい。また、摺動部材の形状も本実施形態には限定されない。
(第4実施形態)図11は、本発明の第4実施形態にかかるバッテリユニットの車体取付構造の一部を正面から見た縦断面図である。
本実施形態では、バッテリユニット3Eの側縁部とサイドシル2bとを連結する連結部3mを設け、この連結部3mに、衝突時に分離させる脆弱部3pを設けてある。脆弱部3pは、具体的には、薄肉部や、スリット等として形成することができる。
かかる構成によれば、通常時には連結部3mによってバッテリユニット3Eの支持剛性を高めて、バッテリユニット3Eの振動や当該振動による騒音等を抑制することができる。そして、衝突時には、脆弱部3pを破断させ、ガイド機構10Cによって、バッテリユニット3Eを所定経路で上方に移動させ、バッテリユニット3Eの運動エネルギを減らして、車体2あるいはバッテリユニット3Eの保護性を高めることができる。また、かかる構成では、脆弱部3pを破断させることでも運動エネルギを消費することができ、その分、バッテリユニット3Eの運動エネルギを減らして、車体2あるいはバッテリユニット3Eの保護性をより一層高めることができる。
さらに、上記第3実施形態と同様に、連結部3mを車両前後方向に長くして、サイドシル2bとバッテリユニット3Eとの間の前後に長い隙間をほぼ全体的に塞ぐようにすることで、フロア下の車室外から車室内へ向けてのロードノイズ等の騒音(ノイズ)の伝達経路を遮断して、車室R内における静粛性能を高めることができる。
(第5実施形態)図12は、本発明の第5実施形態にかかるバッテリユニットの車体取付構造の斜視図である。
本実施形態では、ブラケット4の支持構造が上記各実施形態と相違している。具体的には、車幅方向に略沿って伸びて左右のサイドシル2b,2b間を結ぶクロスメンバ2g,2gを、相互に間隔をあけて前後二箇所に設け、それら二つのクロスメンバ2g,2gの車幅方向両端部に、上方に向けて伸びる縦部材2h,2hを設けてある。そして、左舷側の縦部材2h,2h間ならびに右舷側の縦部材2h,2h間でそれぞれ車両前後方向に略沿って伸びるサイドメンバ2i,2iを架設し、各サイドメンバ2i,2iに二箇所ずつ、前後に間隔をあけて車幅方向内側に張り出す内側突出部2jを設け、合計四箇所の内側突出部2jのそれぞれに上記第1実施形態と同様のブラケット4を取り付けてある。ブラケット4とバッテリユニット3との間に構成されるガイド機構10自体は、上記第1実施形態と同じである。
本実施形態によっても、上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。かかる構成は、バッテリユニット3をフロアパネル2a上に配置するなど、より上方に配置する場合に有利である。
(第6実施形態)図13は、本発明の第6実施形態にかかるバッテリユニットの車体取付構造の斜視図である。
本実施形態でも、ブラケット4の支持構造が上記各実施形態と相違している。具体的には、車幅方向に略沿って伸びて左右のサイドシル2b,2b間を結ぶクロスメンバ2g,2gを、相互に間隔をあけて前後二箇所に設け、それら二つのクロスメンバ2g,2gの車幅方向両端部に、上方に向けて伸びる縦部材2h,2hを設けてある。そして、クロスメンバ2g,2gと略平行に、左右一対の縦部材2h,2hの上端間でサブクロスメンバ2k,2kを架設し、各サブクロスメンバ2kに二箇所ずつ、合計四箇所に上記第1実施形態と同様のブラケット4を取り付けてある。ブラケット4とバッテリユニット3との間に構成されるガイド機構10自体は、上記第1実施形態と同じである。
本実施形態によっても、上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。かかる構成も、上記第5実施形態と同様、バッテリユニット3をフロアパネル2a上に配置するなど、より上方に配置する場合に有利である。
(第7実施形態)図14は、本発明の第7実施形態にかかるバッテリユニットの車体取付構造の分解斜視図、図15は、車両前面衝突時におけるバッテリユニットの挙動を模式的に示す側面図である。
上記第1実施形態では、バッテリユニット3に対して固定されているケース3a(すなわちバッテリユニット3に対して相対位置の変化の無いケース3a)の側壁3bに、レール要素をなす溝として貫通孔3cを形成するとともに、車体2側に固定されているブラケット4(すなわち車体2に対して相対位置変化の無いブラケット4)に、スライダとしてのフック部4bの先端部4cを形成したが、本実施形態では、これとは逆に、車体2側のサイドシル2bに対して固定されているブラケット8(すなわち車体2に対して相対位置変化の無いブラケット8)に、レール要素をなす溝としての貫通孔8bを形成するとともに、バッテリユニット3Hに固定されているケース3a(すなわちバッテリユニット3Hに対して相対位置の変化の無いケース3a)の側壁3bに、スライダとしての突起9を形成してある。
ブラケット8は、略矩形の板状部材として構成されており、その車幅方向外側の表面8aをサイドシル2bの車幅方向内側の側面に突き合わせ、溶接やボルト締結等することで、サイドシル2bから車幅方向内側に突出した状態で取り付けられている。このブラケット8は、各サイドシル2bにつき前後に間隔をあけて二個ずつ、合計四個設けられている。
貫通孔8bは、上記第1実施形態の貫通孔3cを上下反転させた形状となっている。すなわち、側面視で略V字状に形成されて、V字の底となる起点位置Piから前方側かつ斜め上方に伸びる前方側延伸部8cと、後方側かつ斜め上方に伸びる後方側延伸部8dと、を有している。そして、上記第1実施形態の貫通孔3cと同様に、前方側延伸部8cおよび後方側延伸部8dの双方の先端側に、幅狭部8fが形成されている。
突起9は、略円柱状に形成され、ケース3aの側壁3bから車幅方向外側に向けて突設されており、各ブラケット8の貫通孔8bに対応して四箇所設けられている。
すなわち、本実施形態では、レール要素としての貫通孔8bと、この貫通孔8bに挿入され当該貫通孔8bに沿って案内されるスライダとしての突起9とによって、ガイド機構10Hが構築されている。そして、本実施形態では、ブラケット8が第一の部材に相当し、ケース3a(の側壁3b)が第二の部材に相当するものとなっている。
なお、図示はしていないが、上記第1実施形態と同様、貫通孔3cのV字の底部となる起点位置Piの近傍に、スライダとしての突起9を通常位置Pnで保持する保持機構としての突起を設けてもよい。
図15は、車両前面衝突時におけるバッテリユニットの挙動を模式的に示す側面図である。図15の(a)に示すように、前面衝突時には、バッテリユニット3Hには前方へ向かう慣性力Ffが生じる。すると、突起9は慣性力Ffによって貫通孔8bの前方側延伸部8cに沿って斜め上方かつ前方に向けて相対移動し、以て、図15の(b)および(c)に示すように、バッテリユニット3Hは斜め上方かつ前方に向けて移動することになる。これにより、バッテリユニット3Hの運動エネルギが位置エネルギに変換される。
そして、突起9は、貫通孔8b(の前方側延伸部8c)に沿って移動する際に、幅狭部8fの端縁8eと干渉し、幅狭部8fを押し拡げて端縁8eを変形させながら移動することになる。したがって、本実施形態にあっても、この端縁8eの変形によって、バッテリユニット3Hの運動エネルギの一部を吸収することができる。
さらに、本実施形態でも、貫通孔8bの溝内を、シリコーン等を主成分とするエネルギ吸収剤(衝撃吸収剤)としてのジェル5で充填してある。したがって、このジェル5が、突起9が貫通孔8b内を移動する際の抵抗となり、このジェル5の抵抗によって、バッテリユニット3Hの運動エネルギの一部を吸収することができる。
そして、車両後面衝突時には、突起9が貫通孔8bの後方側延伸部8dに沿って斜め上方かつ後方に向けて相対移動し、以て、バッテリユニット3Hが斜め上方かつ後方側に移動することが理解できよう。
以上の本実施形態によっても、上記第1実施形態と同様に、バッテリユニット3Hから車体2への荷重の作用点を、レール要素としての貫通孔8bに沿って移動させることができるので、荷重を適宜に分散させることができるようになり、車体2あるいはバッテリユニット3Hの保護性を高めることができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態には限定されず、種々の変形が可能である。
例えば、上記各実施形態では、バッテリユニットのケースを第一または第二の部材として用いたが、これには限定されない。第一または第二の部材は、バッテリユニットか車体に対して相対位置の変化の無い部材であればよく、例えば、バッテリユニットや車体に取り付けたブラケットその他の部材として構成することができる。また、バッテリユニットや車体の一部を、第一または第二の部材として用いることができる。
また、レール要素を、車両前後方向以外の方向、例えば車幅方向に沿って延設してもよい。また、レール要素は、溝には限定されず、例えば、凸条として構成し、スライダをこの凸条に移動可能に取り付けられた部材として構成してもよい。
本発明の実施形態にかかるバッテリユニットの車体取付構造を備える車両を模式的に示す側面図である。 本発明の第1実施形態にかかるバッテリユニットの車体取付構造の斜視図である。 図1のIII−III断面図である。 本発明の第1実施形態にかかるバッテリユニットの車体取付構造に含まれるガイド機構を側面から見た拡大図である。 本発明の第1実施形態にかかるバッテリユニットの車体取付構造に関して車両前面衝突時におけるバッテリユニットの挙動を模式的に示す側面図である。 本発明の第1実施形態にかかるバッテリユニットの車体取付構造に関して車両後面衝突時におけるバッテリユニットの挙動を模式的に示す側面図である。 本発明の実施形態にかかるバッテリユニットの車体取付構造に含まれる保持機構の第1変形例を示す図である。 本発明の実施形態にかかるバッテリユニットの車体取付構造に含まれる保持機構の第2変形例を示す図である。 本発明の第2実施形態にかかるバッテリユニットの車体取付構造の一部を正面から見た縦断面図である。 本発明の第3実施形態にかかるバッテリユニットの車体取付構造の一部を正面から見た縦断面図である。 本発明の第4実施形態にかかるバッテリユニットの車体取付構造の一部を正面から見た縦断面図である。 本発明の第5実施形態にかかるバッテリユニットの車体取付構造の斜視図である。 本発明の第6実施形態にかかるバッテリユニットの車体取付構造の斜視図である。 本発明の第7実施形態にかかるバッテリユニットの車体取付構造の分解斜視図である。 本発明の第7実施形態にかかるバッテリユニットの車体取付構造に関して車両前面衝突時におけるバッテリユニットの挙動を模式的に示す側面図である。
符号の説明
1 自動車(車両)
2 車体
2b サイドシル
2d フロアクロスメンバ(車体)
2e 内壁(干渉部)
2j 内側突出部(車体)
2k サブクロスメンバ(車体)
3,3A〜3E,3H バッテリユニット
3a ケース(第一の部材,第二の部材)
3b 側壁(第一の部材,第二の部材,干渉部)
3c 貫通孔(レール要素,溝)
3e 突起(保持機構)
3f 前方側延伸部(一方側のレール部)
3g 後方側延伸部(他方側のレール部)
3h 端縁
3k ピン(保持機構)
3m 連結部
3n 幅狭部
3p 脆弱部
4 ブラケット(第二の部材)
4c 先端部(スライダ)
5 ジェル(エネルギ吸収剤)
7c 外壁(干渉部)
8 ブラケット(第一の部材)
8b 貫通孔(レール要素,溝)
8c 前方側延伸部(一方側のレール部)
8d 後方側延伸部(他方側のレール部)
8e 端縁
8f 幅狭部
9 突起(スライダ)
10,10A,10B,10C,10H ガイド機構
Pi 起点位置
Po 取付位置
R 車室

Claims (8)

  1. 車両に搭載された電気部品に電力を供給するバッテリを含むバッテリユニットを車体に取り付けるバッテリユニットの車体取付構造において、
    前記車体に対して固定される第一の部材および前記バッテリユニットに対して固定される第二の部材のうち一方に構成されたレール要素と、他方に構成されて前記レール要素に沿って案内されるスライダと、を含むガイド機構を備え、
    前記ガイド機構は、衝突時に前記バッテリユニットに作用した慣性によって前記バッテリユニットがその車体への取付位置より上方に移動するように、前記スライダを前記レール要素に沿って案内するものであることを特徴とするバッテリユニットの車体取付構造。
  2. 前記レール要素は、前記バッテリユニットが前記取付位置にある状態で前記スライダが存在している当該レール要素の起点位置から横方向一方側の斜め上方または斜め下方に伸びる一方側のレール部と、前記起点位置から横方向他方側の斜め上方または斜め下方に伸びる他方側のレール部と、を有して略V字状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のバッテリユニットの車体取付構造。
  3. 前記第一および第二の部材のうち少なくともいずれか一方に、通常時には前記スライダの前記レール要素に沿った移動を規制することで前記バッテリユニットを前記取付位置で保持する保持機構を備え、
    前記保持機構を、衝突時には前記スライダの前記レール要素に沿った移動を許容することで前記バッテリユニットの前記取付位置での保持を解除するように構成したことを特徴とする請求項1または2に記載のバッテリユニットの車体取付構造。
  4. 前記レール要素を溝として形成し、
    前記溝に、幅を狭くした幅狭部を形成し、
    前記幅狭部の端縁を、前記溝に沿って移動する前記スライダに干渉させて変形させるようにしたことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一つに記載のバッテリユニットの車体取付構造。
  5. 前記レール要素を溝として形成し、
    前記溝内に、前記スライダの移動の抵抗となるエネルギ吸収剤を配置したことを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか一つに記載のバッテリユニットの車体取付構造。
  6. 前記バッテリユニットを、車体の車幅方向両端部で前後方向に伸びる一対のサイドシル間に配置し、
    前記バッテリユニットおよび前記サイドシルのうち少なくともいずれか一方に、前記バッテリユニットが前記取付位置から上方に移動するのに伴って前記バッテリユニットと前記サイドシルとを相互に干渉させる干渉部を設けたことを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか一つに記載のバッテリユニットの車体取付構造。
  7. 前記バッテリユニットを車体の車幅方向両端部で前後方向に伸びる一対のサイドシル間に配置し、
    前記バッテリユニットの側縁部と前記サイドシルとを連結する連結部を設け、
    前記連結部に、衝突時に当該連結部のバッテリユニット側と車体側とを分離する脆弱部を設けたことを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか一つに記載のバッテリユニットの車体取付構造。
  8. 前記連結部を、車両前後方向に沿って伸びる帯状に形成したことを特徴とする請求項7に記載のバッテリユニットの車体取付構造。
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