JP2010100134A - 車両用ブレーキ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】運転者に違和感を与えることなく車両の停止状態を維持することができる車両用ブレーキ装置を提供する。
【解決手段】車両の停止状態を維持する際に、ホイールシリンダ圧制御手段は、ホイールシリンダWCの液圧が停車維持可能ホイールシリンダ圧以下になる前に、流量制御弁49の指示圧を所定の圧力に低下させたのち、ポンプPを駆動させ、流量制御弁49の指示圧を徐々に上昇させることによりホイールシリンダの液圧を漸増させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両用ブレーキ装置に関し、特に運転者に違和感を与えることなく車両の停止状態を維持することができるブレーキ装置に関する。
従来、車両の停止時に、運転者によるブレーキ操作による制動力とは別に、自動的に制動力を与えることにより、車両の停止状態を維持するブレーキ装置が提案されている(特許文献1参照)。通常、車両の停止状態を維持している場合には、ホイールシリンダの液圧を一定圧以上に保持する必要がある。しかし、ブレーキ液がホイールシリンダ側からマスタシリンダ側へ戻るため、徐々にホイールシリンダの液圧が低下する。特許文献1の技術では、このような現象により、停車時にホイールシリンダの液圧、すなわち制動力の低下を検知すると、自動的にホイールシリンダの液圧を上昇させることにより、停車状態を維持している。
特開2002−104147(段落番号0008)
特許文献1の技術では、自動的にホイールシリンダの液圧を上昇させる際に、ポンプを駆動し、マスタシリンダ側のブレーキ液をホイールシリンダ側に流している。このとき、マスタシリンダ側の液路のブレーキ液の量が減少するために、ブレーキペダルが引き込まれる現象が生じ、運転者に違和感を与えるおそれがある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、運転者に違和感を与えることなく車両の停止状態を維持することができる車両用ブレーキ装置を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る車両用ブレーキ装置の特徴構成は、車両のブレーキ操作に伴い作動流体に対する液圧を生じさせるマスタシリンダと、前記液圧により作動し前記車両の車輪に制動力を加えるホイールシリンダと、前記車両の停止状態において、前記ホイールシリンダの液圧を制御することにより前記車両の停止状態を維持するホイールシリンダ圧制御手段と、を備えた車両用ブレーキ装置において、前記マスタシリンダと前記ホイールシリンダとの間に配され、駆動時に前記マスタシリンダ側の前記作動流体を吸引して前記ホイールシリンダ側に吐出可能なポンプと、前記ホイールシリンダ側から前記マスタシリンダ側への前記作動流体の流出量を指示圧に応じて制御可能な流量制御弁とを備え、前記ホイールシリンダ圧制御手段は、前記ホイールシリンダの液圧が前記車両の停止状態を維持可能な液圧である停車維持可能ホイールシリンダ圧以下になる前に、前記指示圧を所定の圧力に低下させたのち、前記ポンプを駆動させ、前記指示圧を上昇させることにより前記ホイールシリンダの液圧を漸増させる。
本構成では、ホイールシリンダ圧を増圧するためのポンプを駆動する前に、流量制御弁の指示圧を低下させる。その後、ポンプを駆動してマスタシリンダ側からホイールシリンダ側に作動流体を流すと共に、流量制御弁の指示圧を次第に上昇させることにより、マスタシリンダ側からホイールシリンダ側に流れる作動流体の量が徐々に増加し、ホイールシリンダの液圧も徐々に増加する。これにより、作動流体がマスタシリンダ側からホイールシリンダ側へ急激に流れることを抑制することができ、急激にブレーキペダルが引き込まれることを回避し、運転者の違和感を低減している。
また本発明の車両用ブレーキ装置は、前記マスタシリンダの液圧を取得するマスタシリンダ圧取得手段と、前記ホイールシリンダの液圧を取得するホイールシリンダ圧取得手段と、を備え、前記ホイールシリンダ圧制御手段は、前記ホイールシリンダの液圧が前記停車維持可能ホイールシリンダ圧よりも高い所定の液圧にまで低下した際に、前記指示圧の所定の圧力を測定された前記ホイールシリンダの液圧と測定された前記マスタシリンダの液圧との差に設定し、前記ホイールシリンダの液圧が前記停車維持可能ホイールシリンダ圧にまで低下した際に、前記ポンプを駆動すると共に、前記指示圧を停止維持目標ホイールシリンダ圧まで所定時間にわたり上昇させる。
本構成では、ホイールシリンダの液圧に基づいて指示圧の制御タイミングが決定され、マスタシリンダ圧とホイールシリンダ圧とに基づいて指示圧が決定されるため、より的確なタイミングおよび指示圧に基づく制御を行うことができる。これにより、より確実に車両の停止状態を維持し、運転者の違和感を低減することができる。
一般的には、車両の停止状態を維持するために必要な制動力は、車両の状態に依存している。例えば、坂道等の傾斜路面に停車している場合には、車重および傾斜角度により必要な制動力は異なっている。また、エンジンの回転数によって駆動力が変化するために、その駆動力に打ち勝つ制動力が必要となる。そのため、本発明の車両用ブレーキ装置は、前記車両の停止状態を維持するための制動力に影響する当該車両の状態を取得する車両状態取得手段と、前記車両の状態に基づき前記停車維持可能ホイールシリンダ圧を演算する停車維持可能ホイールシリンダ圧演算手段を備えている。
本構成では、車両状態取得手段および停車維持可能ホイールシリンダ圧演算手段により、車両の状態に応じた停車維持可能ホイールシリンダ圧が演算されるため、的確に車両の停止状態を維持することができる。
また、本発明の車両用ブレーキ装置は、前記ホイールシリンダの液圧と前記マスタシリンダ側から吸引する前記作動流体の量である消費液量との関係を規定する関数を備え、前記ホイールシリンダ圧制御手段は、前記指示圧を前記停車維持可能ホイールシリンダ圧から前記停車維持目標ホイールシリンダ圧にまで上昇させる際に、前記関数に基づき単位時間毎における消費液量が略同一となる当該単位時間毎の前記ホイールシリンダの液圧を求め、前記単位時間毎に前記指示圧を当該単位時間毎の前記ホイールシリンダの液圧に設定する。
本構成では、マスタシリンダ側からホイールシリンダ側に流れる作動流体の量が、単位時間毎に略同一とすることができ、これによりブレーキペダルの単位時間あたりの引き込み量が略同一となるため、より運転者の違和感を低減することができる。
また、本発明の車両用ブレーキ装置は、前記ブレーキ操作の有無を判定するブレーキ操作判定手段を備え、前記ブレーキ操作が行われていないと判定された場合に、前記ホイールシリンダ圧制御手段は、前記指示圧を低下させることなく前記ポンプを駆動する。
本構成では、ブレーキペダルから足を離しても制動力を維持するブレーキホールド機能を備えており、運転者がブレーキペダルから足を放している場合には、運転者に対する違和感を低減する必要がないとして、指示圧を低下させることなく、ポンプを駆動している。これにより、迅速にホイールシリンダ圧を増圧させることができる。
以下、図面を用いて、本発明の車両用ブレーキ装置の実施形態を説明する。
〔第1実施形態〕
〔全体構成〕
図1から図3には、車両の一例としての乗用車を示している。この乗用車は、左右の前車輪1Lおよび1Rと左右の後車輪2Lおよび2Rとを有した車体B、車体Bのルーム内に運転席3およびステアリングホイール4、メータ類を配したパネル5、前記運転席3の側部に配置されたシフトレバー6から構成されている。
車体Bの前部には、エンジンE、前記エンジンEからの動力を変速し前車輪1Lおよび1Rに伝達するトルクコンバータやCVT等で構成される変速機構T、ステアリングホイール4の回転操作力を駆動操向力として前車輪1Lおよび1Rに伝達するパワーステアリングユニットPSを配置している。また、ステアリングホイール4には、ブレーキペダル8の踏み込みを解除した際にも車両の停止を維持させるための車両停止維持スイッチ4aが備えられている。
前車輪1L、1Rと後車輪2L、2Rとには、各々の車軸に制動力を作用させるディスク型のブレーキ装置BKを備えている。このブレーキ装置BKは、図4に示すように、車軸と一体回転するブレーキディスクBKdと、ブレーキ液(作動流体の一例)の圧力で作動するホイールシリンダWCとを備えており、ブレーキ液の圧力をホイールシリンダWCに作用させることでホイールシリンダWCが作動し、一対のブレーキパッドでブレーキディスクBKdを挟み込んで車輪に制動力を発生させるように構成されている。
運転席3の前方足許位置には、走行速度を制御するアクセルペダル7と、前車輪1L、1Rと後車輪2L、2Rとに制動力を発生させるブレーキペダル8とが並列的に配置されている。
アクセルペダル7の操作系の近傍には、アクセル操作の有無を検出するアクセルセンサ14、ブレーキペダル8の操作系の近傍位置には、ブレーキ操作の有無を検出するブレーキセンサ15を備えている。また、前車輪1L、1Rの近傍位置および後車輪2L、2Rの近傍位置には、車輪の回転を電気的に計測する回転量センサ16L、16Rおよび17L、17Rがそれぞれ配置されている。
なお、アクセルセンサ14およびブレーキセンサ15は、アクセルペダル7およびブレーキペダル8の踏み込み操作時にON信号を出力する構造のセンサを用いることができ、回転量センサ16L、16R、17L、17Rは、車軸の回転量を計測するフォトインタラプタ型やピックアップ型のセンサを用いることが可能である。
車体Bの中央部には、走行制御を行う制御ユニット20が配置されている。この制御ユニット20は、ブレーキ装置BKの制御を実現するECUの兼用を想定しているが、専用の制御装置により構成しても構わない。
この乗用車では、図4に示すように、ブレーキペダル8の踏み込み操作力(踏力)をブースタで増大させてタンデム型のマスタシリンダ32に伝達し、このマスタシリンダ32からのブレーキ液の圧力をブレーキ制御ユニット40からブレーキ装置BKに伝達する制動系を備えている。
このマスタシリンダ32は、踏み込み操作に応じて一方の加圧室32aから前車輪1L、1Rに対して液路33Fを介して加圧されたブレーキ液を送り出すと共に、他方の加圧室32bから後車輪2L、2Rに対して液路33Rを介して加圧されたブレーキ液を送り出す構造を有している。この液路33F、33Rからのブレーキ液の圧力は、ブレーキ制御ユニット40を介して各車輪に備えられたブレーキ装置BKに伝達される。また、液路33Fおよび33Rには、マスタシリンダの液圧(以下、マスタシリンダ圧と称する)を測定するマスタシリンダ圧センサ35が介装されている。
ブースタ31は、ブレーキペダル8の踏み込み操作時に、内部のダイヤフラム(図示せず)にエンジンEの吸気圧を作用させる機能を有している。マスタシリンダ32は、水平姿勢に配置され、内部に2つのピストン(図示せず)を同軸心上にタンデムに配置しており、それぞれのピストンに対応した加圧室32a、32bからブレーキ液に圧力を作用させる。また、マスタシリンダ32の上部には、マスタシリンダ32にブレーキ液を補給するリザーバタンク34が配置されている。
〔ブレーキ制御ユニット〕
ブレーキ制御ユニット40は、液路33Fを介して供給されるブレーキ液の圧力を制御し前車輪1L、1Rに伝達する液圧制御部40Fと、液路33Rを介して供給されるブレーキ液の圧力を制御し後車輪2L、2Rに伝達する液圧制御部40Rとを備えている。
以下に、液圧制御部40Fの構成および動作形態を説明するが、液圧制御部40Rも同様の構成を有しており、動作形態も等しいため、液圧制御部40Rの説明は省略する。
液圧制御部40Fは、液路33Fと連通する主液路41からの液圧を前車輪1L、1Rのブレーキ装置BKに作用させる第1分流液路41aと第2分流液路41bとが形成されている。主液路41には、指示圧に応じて第1分流液路41aおよび第2分流液路41b側から主液路41側へのブレーキ液の流量を制御する流量制御弁49が介装され、これと並列する液路に主液路41から第1分流液路41aおよび第2分流液路41bにブレーキ液を流すためのチェック弁47を備えている。また、第1分流液路41aおよび第2分流液路41bには、常開型のインレット弁42を介装し、これと並列する液路にブレーキ装置BKからの液圧を主液路41の方向に逃がすためのチェック弁43を備えている。
また、第1分流液路41aおよび第2分流液路41bには、インレット弁42のブレーキ装置BK側から分岐する分岐液路41cが形成されている。この分岐液路41cには、常閉型のアウトレット弁44が介装されている。
インレット弁42は、非通電時に連通状態、通電時に遮断状態となる電磁操作型の2位置切換弁として構成されている。アウトレット弁44は、非通電時に遮断状態、通電時に連通状態となる2位置切換弁として構成されている。また、流量制御弁49は、与えられる指示圧に応じて流量を制御可能な電磁弁により構成されている。
また、アウトレット弁44から分岐液路41cへの合流部分には、ブレーキ液を一時的に貯留するリザーバ45を備え、リザーバ45から主液路41にブレーキ液を戻すリターン液路46を備えている。
さらに、アウトレット弁44からブレーキ液が送り出される分岐液路41cの合流部分からブレーキ液を吸引して主液路41に戻すように電動モータMで駆動されるポンプPと、ブレーキ液がポンプP側に逆流することを防止するチェック弁47が備えられている。
通常状態では、流量制御弁49には指示圧は与えられておらず、インレット弁42およびアウトレット弁44は非通電状態であるため、流量制御弁49およびインレット弁42は連通状態、アウトレット弁44は遮断状態である。この状態において、運転者によりブレーキペダル8が踏み込み操作されると、流量制御弁49に対する指示圧が増圧され、流量制御弁49は遮断状態となる。したがって、マスタシリンダ32からのブレーキ液の液圧が主液路41からチェック弁47、さらに第1分流液路41aおよび第2分流液路41bを介して、前車輪1L、1Rのブレーキ装置BKのホイールシリンダWCに直接的に伝達され、それぞれのブレーキ装置BKが対応する車輪に制動力を作用させることとなる。
このようにして、ホイールシリンダWCに対してブレーキ液の液圧を維持することにより、車両の停止状態を維持することができる。しかしながら、一般的に流量制御弁49からは、わずかながらもブレーキ液が漏出するため、ホイールシリンダの液圧(以下、ホイールシリンダ圧と称する)の低下が生じる。
これを回避するために、従来技術では、ポンプPを駆動し、マスタシリンダ32のブレーキ液をホイールシリンダWC側に送ることにより、ホイールシリンダ圧を増圧している。しかしながら、このとき液路33Fのブレーキ液が減少し、ブレーキペダル8が引き込まれる現象が生じ、運転者に違和感を与える。本発明では、後述する制御を行うことにより、この違和感を減少させている。
〔制御構成〕
図5に示すように、制御ユニット20は、情報処理を実行するマイクロプロセッサを有し、マイクロプロセッサが所定のプログラムを実行するように構成されている。なお、制御ユニット20として、ブレーキ制御用のECUを用いることも可能である。
制御ユニット20は、ブレーキセンサ15からの信号を取得しブレーキ操作の有無を判定するブレーキ操作判定手段21、アクセルセンサ14からの信号を取得しアクセル操作の有無を判定するアクセル操作判定手段22、車両停止維持スイッチ4aからの信号を取得し、車両停止維持の要否を判定する車両停止維持判定手段23、ブレーキ制御ユニット40に対してホイールシリンダ圧を制御するための信号を出力するホイールシリンダ圧制御手段24を備えている。なお、ホイールシリンダ圧制御手段24は、ソフトウェアで構成されるが、ハードウェアにより構成してもよいし、ハードウェアとソフトウェアにより構成しても構わない。
ホイールシリンダ圧制御手段24は、ホイールシリンダ圧を増圧する際に、流量制御弁49の指示圧を所定の圧力に低下させたのち、ポンプPを駆動し、流量制御弁49の指示圧を徐々に上昇させる制御を実行する。
〔制御フロー〕
次に、図6のフローチャートおよび図7のグラフを用いて本発明の車両用ブレーキ装置の制御の流れを説明する。
まず、運転者がブレーキペダル8を踏み込み操作することにより車両が停止状態となる(#01)。図7を参照すると、時刻t0において、ホイールシリンダ圧がブレーキペダル8の踏力に応じた値となり、流量制御弁49の指示圧は、停車状態を維持するのに十分な液圧である停車維持目標ホイールシリンダ圧、ポンプPは停止状態となっている。
その後、アクセル操作判定手段22がアクセルペダル7からの信号を取得し、アクセル操作の有無を判定する(#02)。アクセル操作がない場合には(#02のNo分岐)、ブレーキ操作判定手段21が、ブレーキペダル8からの信号を取得し、ブレーキ操作の有無、すなわち運転者がブレーキペダル8を踏み続けているか否かを判定する(#03)。
ブレーキ操作判定手段21により、ブレーキ操作があると判定されると(#03のYes分岐)、ホイールシリンダ圧制御手段24により、例えば、所定時間が経過したか否かが判定される(#04)。所定時間は、ブレーキ操作時(時刻t0)を起算点として求められる。また、この所定時間は、流量制御弁49に応じて決定されるものであり、ホイールシリンダ圧が停車維持可能ホイールシリンダ圧よりも高い所定の液圧(以下、指示圧制御開始ホイールシリンダ圧と称する)に低下するまでの時間以内に設定されている。このように所定時間を設定することにより、ホイールシリンダ圧が停車維持可能ホイールシリンダ圧以下に低下する前に、ホイールシリンダ圧を増圧し、車両の停止状態を維持することができる。ここで、図7を参照すると、ホイールシリンダ圧は時刻t0から次第に低下しており、時間T1経過後(時刻t1)に指示圧制御開始ホイールシリンダ圧に達している。この例では、この時間T1を所定時間としているが、上述のように所定時間をT1以下としても構わない。
所定時間が経過するまで#02から#03の処理が繰り返され、所定時間T1が経過すると(#04のYes分岐)、処理が#05に移行する。
ホイールシリンダ圧制御手段24は、流量制御弁49に対して、指示圧を低下させるように制御を行う(#05)。なお、このときの指示圧は、ホイールシリンダ圧が停車維持可能ホイールシリンダ圧を下回らない値が予め決められている。流量制御弁49の指示圧を低下させることで、ホイールシリンダ圧が低下しないように指示圧を設定する。
次に、ホイールシリンダ圧制御手段24は、ポンプPを駆動させる(#06)。これにより、マスタシリンダ32側のブレーキオイルがホイールシリンダWC側に送られ、ホイールシリンダ圧が増圧される。
しかしながら、#05の処理により流量制御弁49の指示圧が下がっているために、主液路41に還流するブレーキオイルが多いため、ホイールシリンダ圧が十分に増圧されない。そのため、ホイールシリンダ圧制御手段24は、徐々に流量制御弁49の指示圧を高める制御を行う(#07)。これにより、流量制御弁49が徐々に遮断状態に移行し、流量制御弁49から主液路41に還流するブレーキオイル量が徐々に低下するため、ホイールシリンダ圧も徐々に増圧される。図7を参照すると、時刻t2においてポンプPが駆動され、指示圧は時刻t2から時刻t3にかけて徐々に増加している。また、ホイールシリンダ圧は、指示圧の増加に伴い、徐々に増圧されている。なお、指示圧の増加割合は、運転者が違和感を感じない程度の値が予め求められている。
この後、処理は#02に戻り、上述の処理が繰り返される。なお、フローチャートには表していないが、指示圧の増加中(#07)に運転者がアクセルペダル7を操作した場合には、#07の処理が中断され、この制御処理も終了することとなる。
ブレーキ操作判定手段21が、ブレーキ操作がないと判定した場合には(#03のNo分岐)、車両停止維持判定手段23が車両停止維持スイッチ4aからの信号を取得し、車両の停止状態を維持すべきか否かを判定する(#08)。車両の停止状態の維持が不要と判定された場合には(#08のNo分岐)、制御処理は終了する。一方、車両の停止状態が必要であると判定された場合には(#08のYes分岐)、ホイールシリンダ圧制御手段24は、ポンプPを駆動し、マスタシリンダ32側のブレーキ液をホイールシリンダWC側に送ることにより、ホイールシリンダ圧を増圧する。
このときの、ホイールシリンダ圧と指示圧とポンプPの回転数の関係を図8に示す。この場合には、指示圧を低下させることなくポンプPを駆動しているため、ホイールシリンダ圧が急激に上昇している。そのため、ブレーキペダル8は急激に引き込まれるが、運転者はブレーキペダル8から足を離しているため、違和感を感じることはない。その後、処理は#02に移行し、上述の処理が繰り返される。
また、アクセル操作があると判定された場合には(#02のYes分岐)、制御処理は終了する。このとき、車両停止維持スイッチ4aがON状態であれば、制御ユニット20により、車両停止維持スイッチ4aを強制的にOFF状態に切り替える構成とすることもできる。
〔第2実施形態〕
以下に図面を用いて本発明の車両用ブレーキ装置の第2実施形態を説明する。本実施形態における車体Bには、車体Bの傾きを計測する傾きセンサ18が備えられており、車体Bの傾きを計測することにより、車体Bが停止している路面の傾きを取得することができる。また、エンジンEにはエンジンEの回転数を計測することにより、駆動力を計測する駆動力センサ19を備えている。
また、本実施形態におけるブレーキ制御ユニット40の液路構成は図9に示すように、マスタシリンダ圧を測定するマスタシリンダ圧センサ35、ホイールシリンダ圧を測定するホイールシリンダ圧センサ36を備えている点において第1実施形態と異なっている。
さらに、本実施形態における制御構成は、図10に示すように、マスタシリンダ圧センサ35からの信号を取得するマスタシリンダ圧取得手段25、ホイールシリンダ圧センサ36からの信号を取得するホイールシリンダ圧取得手段26、傾きセンサ18および駆動力センサ19からの信号を取得する車両状態取得手段27、停車維持可能ホイールシリンダ圧を演算する停車維持可能ホイールシリンダ圧演算手段28を備えている点において第1実施形態と異なっている。なお、停車維持可能ホイールシリンダ圧演算手段28は、ソフトウェアで構成されるが、ハードウェアにより構成してもよいし、ハードウェアとソフトウェアにより構成しても構わない。
停車維持可能ホイールシリンダ圧演算手段28は、車両状態取得手段27により取得された各センサからの信号を取得し、現在の車両状態における停車維持可能ホイールシリンダ圧を演算する。本実施形態では、車両状態として車体Bの傾きから得られる路面の傾斜量、エンジンEの駆動力を用いているが、車両状態はこれに限定されるものではなく、停車維持可能ホイールシリンダ圧に影響するものであれば利用することができ、それに応じて適宜センサ等を用いることができる。
次に、図11のフローチャートおよび図7のグラフを用いて本実施形態の処理の流れを説明する。
まず、運転者がブレーキペダル8を踏み込み操作することにより車両が停止状態となる(#21)。図7を参照すると、時刻t0において、ホイールシリンダ圧がブレーキペダル8の踏力に応じた値となり、流量制御弁49の指示圧は停車維持目標ホイールシリンダ圧、ポンプは停止状態となっている。したがって、流量制御弁49は遮断状態であり、第1分流液路41aおよび第2分流液路41b側から主液路41側へのブレーキ液の流れはなく、ブレーキ液は主液路41側からチェック弁47を介して第1分流液路41aおより第2分流液路41b側に流れるのみである。それにより、運転者がブレーキペダル8から足を放したとしても、ホイールシリンダ圧は停車維持目標ホイールシリンダ圧に保たれる。
次に、ブレーキ操作判定手段21が、ブレーキペダル8からの信号を取得し、ブレーキ操作の有無、すなわち運転者がブレーキペダル8を踏み続けているか否かを判定する(#22)。
ブレーキ操作がなされている場合には(#22のYes分岐)、車両状態取得手段27により傾きセンサ18および駆動力センサ19からの信号が取得される(#23)。取得された信号は、停車維持可能ホイールシリンダ圧演算手段28に渡され、停車維持可能ホイールシリンダ圧が演算される(#24)。例えば、降坂時であれば、停車維持可能ホイールシリンダ圧は、停車している路面の傾きが大きいほど、また、駆動力が大きいほど、大きな値が必要である。そのため、停車維持可能ホイールシリンダ圧演算手段28は、実験的に得られた上述のような特性を持つ関数を保持しており、車両状態取得手段27により取得された状態を入力とすることで、停車維持可能ホイールシリンダ圧を演算している。
また、ホイールシリンダ圧取得手段26は、ホイールシリンダ圧が指示圧制御開始ホイールシリンダ圧まで低下するまで、ホイールシリンダ圧センサ36から時々刻々のホイールシリンダ圧を取得している(#25〜#26)。
ホイールシリンダ圧が指示圧制御開始ホイールシリンダ圧まで低下すると(#26のYes分岐)、マスタシリンダ圧取得手段25によりマスタシリンダ圧センサ35からマスタシリンダ圧が取得される(#27)。図7を参照すると、時刻t0からt1にかけてホイールシリンダ圧が低下しているのが分かる。
ホイールシリンダ圧制御手段24は、マスタシリンダ圧取得手段25およびホイールシリンダ圧取得手段26から、それぞれマスタシリンダ圧およびホイールシリンダ圧を取得し、ホイールシリンダ圧とマスタシリンダ圧との差を指示圧として算出し(#28)、流量制御弁49に対して算出した指示圧を設定する制御を行う(#29)。
ホイールシリンダ圧は、時刻t1からt2にかけて低下し、それに伴い流量制御弁49の指示圧を低下させる。ホイールシリンダ圧取得手段26は、ホイールシリンダ圧が停車維持可能ホイールシリンダ圧になるまで、ホイールシリンダ圧を取得している(#30〜#31)。
ホイールシリンダ圧が停車維持可能ホイールシリンダ圧に低下すると(#31のYes分岐)、ホイールシリンダ圧制御手段24は、ポンプPを駆動させると共に(#32)、流量制御弁49の指示圧を徐々に停車維持目標ホイールシリンダ圧まで増加させる(#33)。図7を参照すると、時刻t2からt3にかけて、ポンプPが駆動され、流量制御弁49の指示圧が徐々に増圧され、これに伴い、ホイールシリンダ圧が上昇しているのが分かる。
なお、ホイールシリンダ圧を上昇させる際には、運転者の違和感を低減させるために、単位時間あたりのブレーキペダル8の引き込み量を一定にすることが望ましい。そのためには、単位時間当たり消費液量を一定とする必要がある。そのため、本実施形態では、図12に示すホイールシリンダ圧と消費液量の関係を表す関数を保持している。この例では、停車維持可能ホイールシリンダ圧P0時の消費液量はQ0であり、停車維持目標ホイールシリンダ圧P3時の消費液量はQ3である。このとき、単位時間当たりの消費液量を一定にするためには以下の処理が行われる。
例えば、ホイールシリンダ圧の増圧が3単位時間で行うとすると、まずQ0とQ3の3分点Q1、Q2を設定する。次に、消費液量Q1およびQ2に対応するホイールシリンダ圧P1およびP2を上述の関数から求める。このようにして得られたホイールシリンダ圧P1からP3に対応する指示圧を単位時間毎に流量制御弁49に与えることにより、単位時間毎の消費液量を一定とすることができる。
このようにして、ホイールシリンダ圧が増圧されると、処理は#02に移行し、上述の処理が繰り返される。
なお、本実施形態では、車両停止維持スイッチ4aがON状態における処理は記載していないが、第1実施形態と同様の処理を行うことができる。また、本実施形態では、車両停止後に停車維持可能ホイールシリンダ圧の演算を一度行っているが、制御ループ中に複数回の演算を行う構成としても構わない。この場合には、停車中にエンジンの回転数が変化した際にも的確に対応できるため、好適である。さらに、本実施形態における傾きセンサ18、駆動力センサ19、車両状態取得手段27および停車維持可能ホイールシリンダ圧演算手段28は必須構成ではなく、第1実施形態と同様に、予め決められた停車維持可能ホイールシリンダ圧に基づき、制御を行う構成とすることも可能である。
また、本実施形態では、ホイールシリンダ圧を監視することにより、ポンプPを駆動させるトリガを得ているが、流量制御弁49の指示圧を低下させた時刻t1から所定の時間T2を予め設定しておき、時刻t1から時間T2経過をトリガとしても構わない。
本発明の実施形態における乗用車の一部切り欠き斜視図 本発明の実施形態におけるアクセルペダル、ブレーキペダル等の配置を示す図 本発明の実施形態における車輪、ブレーキ装置、回転量センサ等の配置を示す平面図 本発明の第1実施形態におけるブレーキ制御ユニットの液路構成を示す図 本発明の第1実施形態におけるブレーキ装置の制御構成を示すブロック図 本発明の第1実施形態におけるブレーキ装置の制御処理の流れを示すフローチャート 本発明の第1実施形態におけるホイールシリンダ圧、指示圧、ポンプの回転数の関係を表すグラフ 本発明の第1実施形態におけるホイールシリンダ圧、指示圧、ポンプの回転数の関係を表すグラフ 本発明の第2実施形態におけるブレーキ制御ユニットの液路構成を示す図 本発明の第2実施形態におけるブレーキ装置の制御構成を示すブロック図 本発明の第2実施形態におけるブレーキ装置の制御処理の流れを示すフローチャート 本発明の実施形態におけるホイールシリンダ圧と消費液量の関係を表すグラフ
符号の説明
WC:ホイールシリンダ
P:ポンプ
1L、1R:前車輪
2L、2R:後車輪
21:ブレーキ操作判定手段
22:アクセル操作判定手段
23:車両停止維持判定手段
24:ホイールシリンダ圧制御手段
25:マスタシリンダ圧取得手段
26:ホイールシリンダ圧取得手段
27:車両状態取得手段
28:停車維持可能ホイールシリンダ圧演算手段
32:マスタシリンダ
49:流量制御弁

Claims (5)

  1. 車両のブレーキ操作に伴い作動流体に対する液圧を生じさせるマスタシリンダと、前記液圧により作動し前記車両の車輪に制動力を加えるホイールシリンダと、前記車両の停止状態において、前記ホイールシリンダの液圧を制御することにより前記車両の停止状態を維持するホイールシリンダ圧制御手段と、を備えた車両用ブレーキ装置において、
    前記マスタシリンダと前記ホイールシリンダとの間に配され、駆動時に前記マスタシリンダ側の前記作動流体を吸引して前記ホイールシリンダ側に吐出可能なポンプと、
    前記ホイールシリンダ側から前記マスタシリンダ側への前記作動流体の流出量を指示圧に応じて制御可能な流量制御弁とを備え、
    前記ホイールシリンダ圧制御手段は、前記ホイールシリンダの液圧が前記車両の停止状態を維持可能な液圧である停車維持可能ホイールシリンダ圧以下になる前に、前記指示圧を所定の圧力に低下させたのち、前記ポンプを駆動させ、前記指示圧を上昇させることにより前記ホイールシリンダの液圧を漸増させる車両用ブレーキ装置。
  2. 前記マスタシリンダの液圧を取得するマスタシリンダ圧取得手段と、
    前記ホイールシリンダの液圧を取得するホイールシリンダ圧取得手段と、を備え、
    前記ホイールシリンダ圧制御手段は、前記ホイールシリンダの液圧が前記停車維持可能ホイールシリンダ圧よりも高い所定の液圧にまで低下した際に、前記指示圧の所定の圧力を測定された前記ホイールシリンダの液圧と測定された前記マスタシリンダの液圧との差に設定し、前記ホイールシリンダの液圧が前記停車維持可能ホイールシリンダ圧にまで低下した際に、前記ポンプを駆動すると共に、前記指示圧を停止維持目標ホイールシリンダ圧まで所定時間にわたり上昇させる請求項1記載の車両用ブレーキ装置。
  3. 前記車両の停止状態を維持するための制動力に影響する当該車両の状態を取得する車両状態取得手段と、
    前記車両の状態に基づき前記停車維持可能ホイールシリンダ圧を演算する停車維持可能ホイールシリンダ圧演算手段を備えた請求項2記載の車両用ブレーキ装置。
  4. 前記ホイールシリンダの液圧と前記マスタシリンダ側から吸引する前記作動流体の量である消費液量との関係を規定する関数を備え、
    前記ホイールシリンダ圧制御手段は、前記指示圧を前記停車維持可能ホイールシリンダ圧から前記停車維持目標ホイールシリンダ圧にまで上昇させる際に、前記関数に基づき単位時間毎における消費液量が略同一となる当該単位時間毎の前記ホイールシリンダの液圧を求め、前記単位時間毎に前記指示圧を当該単位時間毎の前記ホイールシリンダの液圧に設定することを特徴とする請求項2または3に記載の車両用ブレーキ装置。
  5. 前記ブレーキ操作の有無を判定するブレーキ操作判定手段を備え、
    前記ブレーキ操作が行われていないと判定された場合に、前記ホイールシリンダ圧制御手段は、前記指示圧を低下させることなく前記ポンプを駆動する請求項1から4のいずれか一項に記載の車両用ブレーキ装置。
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