JP2010097643A - 再生装置、プログラム、及び早戻し再生方法 - Google Patents

再生装置、プログラム、及び早戻し再生方法 Download PDF

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【課題】mp3等のファイルの早戻し再生に際し、無音状態が長時間続くのを防止する。
【解決手段】所定形式のファイルについて早戻し再生を実行する早戻し再生手段と(ステップ44)、前記ファイルのうち、ファイルを構成するフレームに該当しない不正部分を最後に有する不正ファイルについて、該不正部分のデータを末尾から順次読み出し、ファイル本来の末尾を示すビットパターンと順次比較してゆくことにより、該末尾まで再生位置を戻す末尾検出動作を行う末尾検出手段と(ステップ34〜39)、不正ファイルの後端からの早戻し再生を、該不正ファイルについての末尾検出動作を完了させてから早戻し再生の実行を開始させることにより行う制御手段とを備えた再生装置において、不正ファイル後端からの早戻し再生に際し、末尾検出動作の完了前に所定時間が経過した場合、早戻し再生を中止し、所定の処理を行うようにする(ステップ38、40〜42)。
【選択図】図3

Description

本発明は、早戻し再生を行う機能を備えた再生装置、該再生装置における各手段としてコンピュータを機能させるプログラム、及び、該再生装置に適した早戻し再生方法に関する。
に関する。
mp3(MPEG Audio Layaer−3)のファイル形式に従ったビットストリームを構成する各データパケットは、複数のフレームで構成される。mp3ファイルのビットストリーム信号を読み出して再生する場合、各フレームの先頭を示すシンクパターンに基づき、各フレームを認識する必要がある。たとえば、mp3ファイル中の任意の再生位置を直接的に指示することができない再生装置においては、早送り再生や早戻し再生により、フレーム単位で決まる再生位置を指定する必要がある。早戻し再生は、早戻し再生キーが押下されたときの再生位置から、所定の再生時間に相当する数のフレームを再生方向とは逆の方向に高速で空読みして巻戻しを行い、その後、前記再生時間よりも短い所定の再生時間に相当する数のフレームについて再生を行うという動作を繰り返すことにより行われる。
しかしながら、mp3ファイルとして、雑音データや、ファイルの分割、結合等の改変により、フレームの連続性が失われた不正部分をファイルの最後において有するものも存在する。このような不正なmp3ファイルの後端から早戻し再生を行う場合や、後続するmp3ファイル中の再生位置から該不正mp3ファイルにかけて早戻し再生を行う場合には、該不正部分を空読みし、正常なフレームの位置まで再生位置を巻き戻してから、早戻し再生の実行を開始し又は再開する必要がある。
図4は上記不正部分が存在するmp3ファイルの最後の部分を示す。図中の1はmp3ファイルの本来の末尾を示すビットパターン(FFFB)であり、2はビットパターン1の後に存在する不正部分である。不正部分2は、一例として12ビットのシンクパターン「FFF」が連続したような構成となっており、必ずしも「FFF」とは限らないが、不正なデータの羅列となっている。3はmp3ファイルの後端から早戻し再生を行う場合に、ビットパターン「FFFB」と比較しながらデータをmp3ファイルの後端から順次読み出してゆくことにより、再生位置をファイル本来の末尾まで戻す末尾検出動作をイメージ的に示す矢印である。
図5は従来の再生装置における早戻し再生処理を示すフローチャートである。この処理においては、図4のような不正部分2を含む不正mp3ファイルにかけて早戻し再生が行われる。すなわち、該不正mp3ファイルの1つ後のmp3ファイル中の再生位置において早戻し再生キーが押下されると、再生装置はその再生位置からの早戻し再生を開始する(ステップ51)。その後、該1つ後のmp3ファイルについての早戻し再生が終了すると、該不正mp3ファイルの後端からの早戻し再生を開始する(ステップ52)。これと同時に、再生装置の処理手段は、該ファイルの後端から読み出されるビットストリーム信号の受信を開始する(ステップ53)。そして、該ビットストリームについて、1バイト毎に、順次、ビットパターン「FFFB」と比較してゆく(ステップ54〜56)。これに伴い、再生位置も後退してゆく。該ファイルの本来の末尾に達し、ビットパターン「FFFB」との一致を検出すると(ステップ55)、上述の高速巻戻し及び短時間の再生を繰り返す早戻し再生動作を再開する(ステップ57)。
なお、特許文献1には、ファイルのデータ領域の情報からはファイルの途中から再生開始することが困難であり、途中からの再生を行うためにはファイルのヘッダ領域の情報を参照することが必要なAACファイルを、より簡便に再生する技術が記載されている。この技術においては、ファイル中の再生可能な複数個所を予め設定し、これらの箇所から再生するための情報を予めヘッダ領域から取得し、記憶しておくようにしている。そして、ユーザからの早送り又は早戻しの指示が解除されたとき、該記憶情報に基づき、該解除位置の近傍の再生可能な位置から該ファイルの再生を開始するようにしている。
特開2006−185527号公報
しかしながら、上述従来の再生装置によれば、不正部分2が長い場合には、早戻し再生動作が再開されるまでに、該長さに応じた相当の時間、たとえば30秒〜20分程度を要する。その間、再生装置は無音状態であり、外見上は動作が停止したような状態となるので、早戻し再生キーの押下が有効に機能しているのかどうかをユーザは知ることができない。また、この間に、ユーザが早戻し再生キーの押下を解除すると、その再生位置から再生を開始しようとして、今度は順方向(送り方向)に向けてフレームヘッダの検出を開始するので、それまでに読み出した不正部分2の部分に相当する時間だけ、さらに無音再生状態が続行し、その後にようやく次のファイルの再生が開始されることになる。
本発明の目的は、このような従来技術の問題点に鑑み、mp3等のファイルの早戻し再生に際し、無音状態が長時間続くのを防止することにある。
この目的を達成するため、第1の発明に係る再生装置は、連続する多数のフレームにより構成される所定形式のファイルについて早戻し再生を実行する早戻し再生手段と、前記ファイルのうち、前記フレームに該当しない不正部分を最後に有する不正ファイルについて、該不正部分のデータを末尾から順次読み出し、ファイル本来の末尾を示すビットパターンと順次比較してゆくことにより、該末尾まで再生位置を戻す末尾検出動作を行う末尾検出手段と、前記不正ファイルの後端からの早戻し再生を、該不正ファイルについての前記末尾検出動作を完了させてから前記早戻し再生の実行を開始させることにより行う制御手段とを備え、前記制御手段は、前記不正ファイル後端からの早戻し再生に際し、前記末尾検出動作の完了前に所定時間が経過した場合、早戻し再生を中止し、所定の処理を行うことを特徴とする。
第2の発明に係る再生装置は、第1発明において、前記早戻し再生はユーザの指示に応じて行われるものであり、前記制御手段は、前記不正ファイル後端からの早戻し再生に際し、前記末尾検出動作の完了前における所定時間の経過があった時点において、前記指示が解除されていない場合には、前記所定の処理として、該不正ファイルの先頭から再生を開始するスキップ・ダウンを実行させる処理を行うことを特徴とする。
第3の発明に係る再生装置は、第1又は第2発明において、前記早戻し再生はユーザの指示に応じて行われるものであり、前記制御手段は、前記不正ファイル後端からの早戻し再生に際し、前記末尾検出動作の完了前における所定時間の経過があった時点において、前記指示が解除されている場合には、前記所定の処理として、該不正ファイルの次のファイルの先頭から再生を開始するスキップ・アップを実行させる処理を行うことを特徴とする。
第4の発明に係るプログラムは、第1〜第3のいずれかの発明に係る再生装置における各手段としてコンピュータを機能させることを特徴とする。
第5の発明に係る早戻し再生方法は、連続する多数のフレームにより構成される所定形式のファイルについて早戻し再生を実行する早戻し再生実行工程と、前記ファイルのうち、前記フレームに該当しない不正部分を最後に有する不正ファイルについて、該不正部分のデータを末尾から順次読み出し、ファイル本来の末尾を示すビットパターンと順次比較してゆくことにより、該末尾まで再生位置を戻す末尾検出工程と、前記不正ファイルの後端からの早戻し再生を、該不正ファイルについての前記末尾検出工程を完了させてから前記早戻し再生実行工程を開始させることにより行う制御工程とを備え、前記制御工程による不正ファイル後端からの早戻し再生に際し、前記末尾検出工程の完了前に所定時間が経過した場合、早戻し再生を中止し、所定の処理を行うことを特徴とする。
本発明によれば、上記所定形式のファイルの後端からの早戻し再生に際し、無音状態が長時間続くのを防止することができる。
図1は本発明の一実施形態に係るシステムコンポ10の構成を示すブロック図である。セレクタ11は、システムマイコン14からの制御信号に基づきチューナ(具体的にはラジオチューナ)13、アナログ入力端子18、及びその他(図示せず)からのアナログ信号のうちの1つを選択して、ADC(アナログ/デジタル変換器)20へ出力する。CDメカ部12は、それに装填されたCDから読み出したデータを、デジタル信号としてDSP(デジタル・シグナル・プロセッサ)21へ送る。ADC20は、セレクタ11からのアナログ信号をデジタル信号に変換して、DSP21に出力する。
表示部15は、システムマイコン14からの表示データに基づきテキスト等の情報を表示する。操作部16は、早戻し再生キーを含む種々のキーを装備し、ユーザ操作のあったキーに係る情報をシステムマイコン14へ出力する。送受信部17は、ルータ(図示せず)を介してインターネットに接続され、インターネット上のサーバ等との間でデータを送受する。
システムマイコン14は、操作部16、送受信部17及びDSP21からデータが入力され、該入力に基づき所定の処理を行うとともに、セレクタ11、表示部15、送受信部17及びDSP21へデータや制御信号を出力する。
DSP21は、外部RAM23を使用しつつ、エンコードやデコード等の種々の演算を実行する。システムコンポ10は、メモリカード用スロット24及びUSBコントローラ26を装備し、メモリカード25及びUSBメモリ27が、それぞれメモリカード用スロット24及びUSBコントローラ26へ着脱自在に装着されるようになっている。メモリカード25としては、たとえばSDカードやメモリスティックが該当する。
システムコンポ10は、さらにハードディスク装置28を備える。DSP21はハードディスク装置28との間でもデータを送受する。セレクタ22は、DSP21においてソフトウェアで実現され、処理対象ソースを決定する。処理対象ソースは、操作部16における処理対象ソースの選択のための直接的なユーザ指示の他に、操作部16におけるワンタッチ録音指示等の所定のユーザ指示によって決定される。
装着中のメモリカード25及びUSBメモリ27やハードディスク装置28に格納されているMP3やWMA等のオーディオファイル(典型的には楽曲ファイル)は、DSP21により読み出されてデコードされ、DAC(デジタル/アナログ変換器)31へ送られる。DAC31は、デジタルオーディオ信号をアナログのオーディオ信号へ変換する。DAC31からのアナログオーディオ信号は、アンプ部32において増幅され、スピーカ33により出力される。
USBコントローラ26には、USBメモリ27に代えて、USBケーブルの親側のコネクタを接続することもできる。これにより、携帯型デジタルオーディオプレーヤ等がUSBケーブルを介してシステムコンポ10へ適宜接続される。メモリカード25、USBメモリ27、内蔵ハードディスク及び携帯型デジタルオーディオプレーヤ内蔵のフラッシュメモリ等は、それ自体が読み書き自在の記録メディアとなっており、又は記録メディアを装備している。システムコンポ10は、接続、装着、又は内蔵された記録メディア間においてオーディオファイルをユーザ指示に基づき移動したり、複写したりすることができるようになっている。これらの記録メディアに記録されているmp3ファイル等に基づいて、システムマイコン14は、DSP21やDAC31を介して再生音を出力することができる。
図2は不正部分を有するmp3ファイルの最後の部分の一例を示す。図中の1はmp3ファイルの本来の末尾を示すビットパターン(FFFB)であり、2はビットパターン1の後に存在する該不正部分である。不正部分2は、mp3ファイルの本来の末尾の後に付加された、フレームの連続性を失った部分であり、シンクパターン「FFF」が連続したような構成を有する。不正部分2は雑音データやファイルの改変等により付加される場合がある。該mp3ファイルを後端から早戻し再生するためには、不正部分2を読み飛ばして、再生位置をファイル本来の末尾の位置まで戻す必要がある。図中の3はこの目的のために行われる末尾検出動作をイメージ的に示す矢印である。矢印3で示されるように、末尾検出動作は、mp3ファイルの後端から、ビットパターン「FFFB」との比較を行いながら順次データを読み出して再生位置を戻し(巻き戻し)てゆき、これをビットパターン「FFFB」と一致するデータが読み出されるまで行うことにより行われる。
図3はシステムマイコン14による早戻し再生処理を示すフローチャートである。この処理では、あるmp3ファイル(以下、「第1ファイル」という。)の途中から再生順でみてその1つ前のmp3ファイル(以下、「第2ファイル」という。)にかけて早戻し再生が行われる。この処理は所定のプログラムに従って行われる。
すなわち、第1ファイルの再生中やポーズ中において早戻し再生キーが押下されると、システムマイコン14は、その時点での再生位置から早戻し再生を開始する(ステップ31)。早戻し再生は、DSP21を介して、第1のフレーム数分だけ再生位置を巻き戻して第2のフレーム数分だけ再生する動作を繰り返すことにより行われる。再生位置の巻戻しは、何倍速かの高速で、再生方向とは逆方向に空読みすることによって行われる。第1のフレーム数としては、たとえば3秒の再生時間に相当するフレーム数が該当し、第2のフレーム数としては、たとえば0.1秒の再生時間に相当するフレーム数が該当する。なお、早戻し再生は、ファイル中の正常なフレームが連続している区間においては、早戻し再生キーが押下されている間行われ、押下が解除されると停止される。
その後、早戻し再生キーの押下が継続され、再生位置が第1ファイルの先頭に到達すると、次に、第2ファイルの後端から早戻し再生を開始する(ステップ32)。ただし、第2ファイルが不正部分2を有する場合には、実際の早戻し再生動作(ステップ44)を開始する前に、ファイル本来の末尾まで再生位置を戻す末尾検出動作を行う必要がある。すなわち、システムマイコン14は、DSP21を介して、第2ファイルの後端からのビットストリーム信号の受信を開始する(ステップ33)。そして、受信するビットストリームについて1バイト毎に、順次、ビットパターン「FFFB」と比較してゆき、該不正ファイルの本来の末尾の検出を試みる(ステップ34〜39)。これに伴い、順次、再生位置が順次巻戻し方向に変位してゆく。この末尾検出動作が行われている間、スピーカ33から音声が出力されることのない無音状態が継続する。
末尾検出動作に際しては、ビットパターン「FFFB」との比較を開始してからの経過時間をタイマにより計測する(ステップ36、37)。そして、所定の時間が経過したことを検出した場合には(ステップ38)末尾検出動作を停止する。所定時間が経過した以降においても無音状態が続行し、早戻し再生動作が再開されないのは妥当ではないからである。図2中の4はこの時点において最後にビットパターン「FFFB」と比較されたデータを示している。つまりこの場合、不正部分2は、末尾検出動作を開始してから所定時間が経過してもなお、ファイルの本来の末尾に到達しないほど長いことを意味している。
その後、早戻し再生キーの押下が未だ継続しているかどうかを判定する(ステップ40)。押下が継続していると判定した場合には、スキップ・ダウン動作により第2ファイルの先頭から再生を開始して(ステップ41)、図3の処理を終了する。早戻し再生キーの押下が継続しているので、第2ファイルの再生を行いたいというユーザの意図が推認できるからである。
ステップ40において、早戻し再生キーの押下が解除されていると判定した場合には、スキップ・アップ動作により第1ファイルの先頭から再生を開始して(ステップ42)、図3の処理を終了する。早戻し再生キーの押下が解除されているので、第2ファイルの再生は行わずに、第1ファイルの再生に戻りたいというユーザの意図が推認できるからである。
一方、ステップ38において所定時間の経過が検出される前にステップ35においてビットパターン「FFFB」を検出した場合には、ステップ37において発動したタイマをオフ状態とし(ステップ43)、末尾検出動作を終了する。この時点において、再生位置は第2ファイル本来の末尾に位置しており、フレームを認識した実際の早戻し動作を実行することが可能となっている。そこで実際の早戻し再生動作を開始し(ステップ44)、図3の処理を終了する。なお、この早戻し再生動作の継続中に早戻し再生キーの押下が解除された場合には、早戻し動作は終了する。
なお、第2ファイルが不正部分2を有していない場合には、ステップ36に進むことなく直ちに早戻し再生動作の開始(ステップ44)がなされることになる。
図3の処理によれば、第1ファイルから第2ファイルにかけて早戻し再生を行う際に、第2ファイルが図2ような長い不正部分2を有する場合には、所定時間が経過した時点で(ステップ38)、末尾検出動作を停止して早戻し再生を中止し、早戻し再生キーの押下が継続中かどうかに応じて、スキップ・ダウン又はスキップ・アップするようにしたため、該所定時間以上にわたって無音部分が継続するのを防止するとともに、末尾検出動作停止後の動作として、ユーザの意図に沿った第1ファイル又は第2ファイルの再生を行うことができる。また、このスキップ・ダウン又はスキップ・アップの発生により、ユーザは第2ファイルが壊れていることを容易に知ることができる。なお、本発明は、mp3ファイル中の任意の再生位置を直接的に指示することができない再生装置において特に有効である。
なお、本発明は上述実施形態に限定されることなく、適宜変形して実施することができる。たとえば、上述においては、再生するファイルとしてmp3ファイルを用いた場合について説明したが、これに限定されることなく、図2と同様の不正部分をファイルの最後に有することがある形式のファイルであって、早戻し再生に際し、同様にして、本来のファイルの末尾まで巻き戻してから実際の早戻し再生動作を行う必要があるものについては本発明を適用することができる。
また、上述においては、末尾検出動作を開始してから所定の時間が経過した場合には、早戻し再生を中止し、スキップ・アップ又はスキップ・ダウンを行うようにしているが、この代わりに、他の処理を行うようにしてもよい。他の処理としては、たとえば、ファイルの末尾を検出するのに相当の時間を要する旨の表示やエラー音を出力したり、スキップ・アップ又はスキップ・ダウンのいずれを行うかの選択を受け入れたりする処理が該当する。
本発明の一実施形態に係るシステムコンポの構成を示すブロック図である。 不正部分を有するmp3ファイルの最後の部分の一例を示す図である。 図1のシステムコンポにおける早戻し再生処理を示すフローチャートである。 不正部分が存在するmp3ファイルの最後の部分を示す図である。 従来の再生装置における早戻し再生処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1:ビットパターン、2:不正部分、3:矢印、4:データ、10:システムコンポ、11:セレクタ、12:CDメカ部、13:チューナ、14:システムマイコン、15:表示部、16:操作部、17:送受信部、18:アナログ入力端子、29:ADC,21:DSP、22:セレクタ、23:外部RAM、24:メモリカードスロット、25:メモリカード、26:USBコントローラ、27:USBメモリ、28:ハードディスク装置。

Claims (5)

  1. 連続する多数のフレームにより構成される所定形式のファイルについて早戻し再生を実行する早戻し再生手段と、
    前記ファイルのうち、前記フレームに該当しない不正部分を最後に有する不正ファイルについて、該不正部分のデータを末尾から順次読み出し、ファイル本来の末尾を示すビットパターンと順次比較してゆくことにより、該ファイル本来の末尾まで再生位置を戻す末尾検出動作を行う末尾検出手段と、
    末尾まで再生位置を戻す末尾検出動作を行う末尾検出手段と、
    前記不正ファイルの後端からの早戻し再生を、該不正ファイルについての前記末尾検出動作を完了させてから前記早戻し再生の実行を開始させることにより行う制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記不正ファイル後端からの早戻し再生に際し、前記末尾検出動作の完了前に所定時間が経過した場合、早戻し再生を中止し、所定の処理を行うことを特徴とする再生装置。
  2. 前記早戻し再生はユーザの指示に応じて行われるものであり、
    前記制御手段は、前記不正ファイル後端からの早戻し再生に際し、前記末尾検出動作の完了前における所定時間の経過があった時点において、前記指示が解除されていない場合には、前記所定の処理として、該不正ファイルの先頭から再生を開始するスキップ・ダウンを実行させる処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  3. 前記早戻し再生はユーザの指示に応じて行われるものであり、
    前記制御手段は、前記不正ファイル後端からの早戻し再生に際し、前記末尾検出動作の完了前における所定時間の経過があった時点において、前記指示が解除されている場合には、前記所定の処理として、該不正ファイルの次のファイルの先頭から再生を開始するスキップ・アップを実行させる処理を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の再生装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかの再生装置における各手段としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
  5. 連続する多数のフレームにより構成される所定形式のファイルについて早戻し再生を実行する早戻し再生実行工程と、
    前記ファイルのうち、前記フレームに該当しない不正部分を最後に有する不正ファイルについて、該不正部分のデータを末尾から順次読み出し、ファイル本来の末尾を示すビットパターンと順次比較してゆくことにより、該末尾まで再生位置を戻す末尾検出工程と、
    前記不正ファイルの後端からの早戻し再生を、該不正ファイルについての前記末尾検出工程を完了させてから前記早戻し再生実行工程を開始させることにより行う制御工程とを備え、
    前記制御工程による不正ファイル後端からの早戻し再生に際し、前記末尾検出工程の完了前に所定時間が経過した場合、早戻し再生を中止し、所定の処理を行うことを特徴とする早戻し再生方法。
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