JP2010097196A - 光走査装置及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】折返しミラーの傾きを簡単な構成で精度良く調整する光走査装置及びそれを備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】光走査装置33は、レーザ光源6からのビーム光を、回転多面鏡2を含む光学系を介して被走査面に導いて、光スポットを形成し、回転多面鏡2によりビーム光を偏向させることにより、被走査面で光スポットを走査する。また、ビーム光を偏向させるとともに長手方向の一端側を回転可能に支持される折返しミラー72と、この折返しミラー72の長手方向他端側を回転させる調整機構80とを備え、この調整機構80は、折返しミラー72に当接し、装置本体70に設けられる本体ネジ部85と螺合するネジ部86と、ギヤ部88とを有する調整部材81と、ギヤ部88を減速回転させる減速ギヤ部87を有する減速回転部材82とを備える。
【選択図】図7

Description

本発明は、情報機器、画像機器、計測機器等に搭載されるレーザ書き込みを行う光走査装置及び光走査装置を用いた電子写真方式を利用した画像形成装置に関し、特に、レーザ光源からのビーム光を偏向させる反射部材の傾き調整を行う光走査装置及びそれを備えた画像形成装置に関するものである。
従来から、カラー画像形成装置内には、搬送ベルト上にシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色に対応する色の各感光体が載置され、これらの感光体の周囲にはそれぞれ光走査装置や現像器等が配置されている。光走査装置には、レーザ光源と、レーザ光源から発せられるビーム光を走査する回転多面鏡と、感光体上にビーム光を結像させる走査レンズとが配設されている。そして、光走査装置の高さを低くして小型化するために、光路の途中に反射部材である折返しミラーを挿入して、ビーム光の光路を略L字型に曲げている。この折返しミラーが所定の位置から僅かでも傾くと、ビーム光の位置が変化し、感光体上のスポット形状が著しく悪化して出力画像性能が低下することになる。
そこで、特許文献1では、折返しミラーに調整機構を設けている。調整機構は、折返しミラーの長手方向の一方端部を回転可能に支持し、折返しミラーの他方端部では、折返しミラー台が固定され、このミラー台に板ばねのような弾性部材が取り付けられ、この弾性部材とセットビスにより折返しミラーが挟持されている。セットビスを回転すると、折返しミラーは一方端部を中心として回転する。セットビスを逆回転すると、折返しミラーは、弾性部材の押圧により押し戻されて、一方端部を中心として逆回転する。このようにして、折返しミラーの傾きを調整している。
しかしながら、上述した従来技術では、セットビスを回転して、折返しミラーを調整しているので、折返しミラーの微少量の調整を行うことが難しい。つまり、例えばセットビスのネジピッチが0.5mmであり、折返しミラーに必要な回転方向の最小の調整量が15μmであると、セットビスは略10度という小さな回転角で調整しなくてはならない。このように調整分解能が小さくなると、ネジ回し等でセットビスを回転して調整すると、調整のばらつきが発生する、また調整するのに時間がかかり製造コストが上昇する。またステッピングモータ等のアクチュエータを制御して調整するのは、装置全体の構成が複雑になる上に製造コストが上昇するという不都合があった。
特開2001−100135号公報(段落[0014]、[0017]、図8)
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、反射部材の傾きを簡単な構成で精度良く調整する光走査装置及びそれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、レーザ光源からのビーム光を、回転多面鏡を含む光学系を介して被走査面に導いて、光スポットを形成し、前記回転多面鏡により前記ビーム光を偏向させることにより、前記被走査面で光スポットを走査する光走査装置において、前記ビーム光を偏向させるとともに長手方向の一端部を回転支点として、他端部を回転可能に支持される反射部材と、前記他端部を回転させる調整機構とを備え、前記調整機構は、装置本体に固定される支持部材と、該支持部材に固定され、前記反射部材に向けて延びるスクリュー軸と、該スクリュー軸に螺合すると共に前記反射部材に当接する当接部材と、該当接部材を前記スクリュー軸に沿って回転移動させる操作部材と、前記反射部材を前記当接部材に向けて付勢するバネ部材と、を有することを特徴としている。
この構成によれば、操作部材により、スクリュー軸のピッチに応じて当接部材が反射部材に向かって前後に回転移動する。かかる当接部材の前後動によって、反射部材は第1の端側を中心にして回転する。
また、請求項2に記載の発明では、前記操作部材は、回転可能であると共に外周面に第1のギア部を有し、前記当接部材は、中心に前記スクリュー軸と螺合するネジ孔と、外周面に前記第1のギア部と係合する第2のギア部と、を有しており、前記第1のギア部はウオームからなり、前記第2のギア部は、前記ウオームに噛合するホイールからなることを特徴としている。
また、請求項3に記載の発明では、前記操作部材は、所定の回転角度で停止するクリック機構を有することを特徴としている。この構成によれば、操作部材を回転させて調整した所望の位置で、操作部材が装置本体に保持され、その対応する位置で反射部材が保持される。
また、請求項4に記載の発明では、前記当接部材は、前記反射部材の反射面に対して法線方向に当接することを特徴としている。この構成によれば、当接部材が反射部材に当接しながら前後動するとき、当接部材と反射部材の当接位置は変わらない。
また、請求項5に記載の発明では、前記調整機構には、前記装置本体に前記バネ部材の一端を支持するバネ支持部が備えられ、前記バネ部材は、前記バネ支持部に支持された状態で、前記反射部材を挟んで前記当接部材とは反対側から前記当接部材側に前記反射部材を押圧する圧縮バネ部材であり、前記当接部材と前記圧縮バネ部材とは、前記当接部材の移動方向と前記圧縮バネ部材の伸縮方向とが略一致するように配置されることを特徴としている。この構成によれば、反射部材における当接部材との当接部と、圧縮バネ部材との当接部と、が法線方向に沿って略一直線上に配置される。
また、請求項6に記載の発明では、前記バネ支持部には、前記圧縮バネ部材の一端が嵌め込まれると共に前記圧縮バネ部材を前記法線方向に向けて支持するボスが設けられていることを特徴としている。この構成によれば、ボスに嵌め込むことにより圧縮バネ部材を取り付けることができる。
また、請求項7に記載の発明では、前記バネ支持部には、前記圧縮バネ部材の一端が嵌め込まれると共に前記圧縮バネ部材を前記法線方向に向けて支持する凹部が設けられていることを特徴としている。この構成によれば、凹部に嵌め込むことにより圧縮バネ部材を取り付けることができる。
また、請求項8に記載の発明では、前記ビーム光は、前記回転多面鏡を中心として反対側に偏向される複数のビーム光から成り、前記反射部材は、前記複数のビーム光の各光路に配置され、且つ前記回転多面鏡に対して反対側に傾斜している複数の反射部材から成り、前記調整機構は、前記複数の反射部材に対して設けられ、前記装置本体の同一側面側に前記操作部材がそれぞれ配置された複数の調整機構から成り、且つ、前記操作部材を同方向に回転することにより、前記複数の反射部材を同方向に回転させることを特徴としている。この構成によれば、複数の反射部材が回転多面鏡に対して反対側に傾斜している場合であっても、操作部材の回転方向と反射部材の回転方向とが一致する。
また、請求項9に記載の発明では、光走査装置により感光体表面を光走査して潜像を形成し、前記潜像を可視化して画像を得る画像形成装置であって、前記感光体表面の光走査を行う光走査装置として、上記構成の光走査装置を用いたことを特徴とする画像形成装置である。
請求項1に記載の発明によれば、操作部材により、スクリュー軸のピッチに応じて当接部材が反射部材に向かって前後に回転移動し、かかる当接部材の前後動によって、反射部材は一端部を中心にして回転する。従って、操作部材の所定の回転角に対して、当接部材の前後動を小さくすることになり、反射部材の傾きを簡単な構成で精度良く調整することができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、操作部材が、回転可能であると共に外周面に第1のギア部を有し、当接部材が、中心にスクリュー軸と螺合するネジ孔と、外周面に第1のギア部と係合する第2のギア部と、を有し、第1のギア部がウオームからなり、第2のギア部が、ウオームに噛合するホイールからなるので、当接部材が嵩高になることがなく、調整機構を小型にすることができる。
また、請求項3に記載の発明によれば、操作部材が、所定の回転角度で停止するクリック機構を有するので、操作部材を回転させて調整した所望の位置で、操作部材が装置本体に保持され、その対応する位置で反射部材が保持されるので、反射部材の調整位置のばらつきが発生するおそれがなく、また装置の振動等があっても、反射部材が所望の調整位置からずれることがない。
また、請求項4に記載の発明によれば、当接部材が反射部材に当接しながら前後動するとき、当接部材と反射部材の当接位置は変わらないので、調整位置にかかわらず、当接部材は反射部材に均一な力で当接し、反射部材が片寄るおそれがない。
また、請求項5に記載の発明によれば、反射部材における当接部材との当接部と、圧縮バネ部材との当接部と、が法線方向に沿って略一直線上に配置されるので、反射部材にモーメントが発生することを防止でき、反射部材の調整を、より安定にすることができる。
また、請求項6に記載の発明によれば、ボスに嵌め込むことにより圧縮バネ部材を取り付けることができるので、圧縮バネ部材の位置決めを容易にすると共に、取り付け時の圧縮バネ部材の落下を防止することができ、作業性が向上する。
また、請求項7に記載の発明によれば、凹部に嵌め込むことにより圧縮バネ部材を取り付けることができるので、圧縮バネ部材の位置決めを容易にすると共に、取り付け時の圧縮バネ部材の落下を防止することができ、作業性が向上する。
また、請求項8に記載の発明によれば、複数の反射部材が回転多面鏡に対して反対側に傾斜している場合であっても、操作部材の回転方向と反射部材の回転方向とが一致するので、反射部材の回転調整が容易となり、作業者の負担を軽減することができる。
また、請求項9に記載の発明によれば、反射部材の傾きを簡単な構成で精度良く調整する光走査装置を備える画像形成装置にすることができる。
は、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の概略構成図である。 は、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置に用いられる光走査装置の要部構成を示す斜視図である。 は、本発明の第1実施形態に係る光走査装置の外部構成を示す斜視図である。 は、本発明の第1実施形態に係る光走査装置の反射部材の調整機構を示す斜視図である。 は、本発明の第1実施形態に係る光走査装置の反射部材の保持機構を示す要部斜視図である。 は、本発明の第1実施形態に係る光走査装置の反射部材の調整機構を示す平面図である。 は、本発明の第1実施形態に係る光走査装置の反射部材の調整機構を示す要部断面平面図である。 は、本発明の第2実施形態に係る光走査装置の反射部材の調整機構を示す要部断面平面図である。 は、反射部材を回転させたときの調整部材とミラー押圧バネとの配置関係を示す図であって、図9(a)は、反射部材における調整部材との当接部と、ミラー押圧バネとの当接部と、が法線方向に沿って略一直線上に配置されたときの図であり、図9(b)は、調整部材が図9(a)よりもミラー押圧バネ側に配置されたときの図である。 は、本発明の第3実施形態に係る光走査装置の反射部材の調整機構の周辺を示す側面図である。 は、本発明の第3実施形態に係る光走査装置の反射部材の調整機構における圧縮バネ部材の取付け方法の一例を示す図である。 は、本発明の第3実施形態に係る光走査装置の反射部材の調整機構における圧縮バネ部材の取付け方法の別の一例を示す図である。 は、本発明の第3実施形態に用いられる調整機構において、各操作部材を同方向に回転させたときの各反射部材の回転方向を模式的に示す図であって、図13(a)は、側面図であり、図13(b)は、図13(a)の各反射部材周辺をX方向及びY方向から見た図である。 は、本発明の第4実施形態に係る光走査装置の反射部材の調整機構において、各操作部材を同方向に回転させたときの各反射部材の回転方向を模式的に示す図であって、図14(a)は、側面図であり、図14(b)は、図14(a)の各反射部材周辺をX方向及びY方向から見た図である。 は、本発明の第5実施形態に係る光走査装置の内部構造を示す側面断面図である。
以下に本発明の実施形態について図面を参照して説明するが、本発明は、この実施形態に限定されない。本発明の実施形態は発明の最も好ましい形態を示すものであり、また発明の用途やここで示す用語等はこれに限定されるものではない。
(第1実施形態)
図1は、本発明に係る画像形成装置の一実施形態を示すタンデム型カラープリンタの概略構成図である。図1において、画像形成装置1は、用紙11を収容する給紙部10と、給紙部10の上方に配される4個の光走査装置33a〜33dと、光走査装置33a〜33dの上方に配される画像形成部30a〜30dと、画像形成部30a〜30dの右方に配される定着部40と、給紙部10の右方に配される用紙搬送路20と、画像形成装置1の上部に用紙11を排出する排出部50とを備えている。
給紙部10は、用紙11を収容する複数の給紙カセット13を備えており、給紙ローラ21の回転動作により、複数の給紙カセット13のうち選択された給紙カセット13から用紙11を1枚ずつ確実に用紙搬送部20に送り出す。用紙搬送路20は搬送ローラ対及び搬送ガイド等を備えてなり、送り出された用紙11を画像形成部30a〜30dに向けて搬送する。
画像形成部30a〜30dは、上流側(図1の左側)から搬送方向に沿って、それぞれシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色のトナーに応じて設けられており、装置の水平方向に直列に配置されている。各画像形成部30a〜30dは、円筒状の感光体31a〜31dを有するとともに、その回転方向の周囲に上流側から順に、帯電器32a〜32dと、現像器34a〜34dと、転写ローラ35a〜35dと、クリーナー36a〜36dが配設されている。
回転自在である感光体31a〜31dは、感光層を形成する感光材料として、アモルファスシリコン感光体が用いられ、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色に対応させて配される。感光層は有機感光体(OPC感光体)でもよい。現像器34a〜34dは、感光体31a〜31dの左方に配され、現像ローラとトナーの収容部とを有し、感光体31a〜31dにトナーを供給する。帯電器32a〜32dは感光体31a〜31d表面を一様に帯電させる。
光走査装置33a〜33dは、パーソナルコンピュータ等から画像入力部(図略)に入力された原稿画像データに基づいて、各感光体31a〜31d表面に図1の破線で示すようにレーザ光を照射する。光走査装置33a、33bは、左方の装置本体70に回転多面鏡、走査光学系等の各構成部材を収容し、また、光走査装置33c、33dは、右方の装置本体70に回転多面鏡、走査光学系等の各構成部材を収容する。光走査装置33a〜33dから照射されたレーザ光により、各感光体31a〜31d表面には静電潜像が形成され、この静電潜像が各現像器34a〜34dにより現像される。
中間転写ベルト38は、駆動ローラ61及び従動ローラ62間に張架される。この中間転写ベルト38の下方には、各感光体31a〜31dが搬送方向(図1の矢印方向)に沿って上流側から隣り合って配列され、中間転写ベルト38に接触するように対向している。各1次転写ローラ35a〜35dは、中間転写ベルト38を挟んで各感光体31a〜31dと対向して中間転写ベルト38に接触するよう配置される。また、各1次転写ローラ35a〜35dは、図1における上下方向に移動可能であって、必要に応じて中間転写ベルト38を介して各感光体31a〜31dに圧接して1次転写ニップ部を形成し、また離間する。中間転写ベルト38の回転とともに所定のタイミングで、各1次転写ニップ部において、各感光体31a〜31dのトナー像が中間転写ベルト38に順次転写される。これにより、中間転写ベルト38表面にはシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色のトナー像が重ね合わされたトナー像が形成される。ベルトクリーニング37が転写後に中間転写ベルト38に残存するトナーを清掃する。
2次転写ローラ39は、中間転写ベルト38を挟んで駆動ローラ61と対向し、中間転写ベルト38に圧接する。2次転写ローラ39と中間転写ベルト38との圧接部が2次転写ニップ部を形成し、この2次転写ニップ部において、中間転写ベルト38表面のトナー像を用紙11に転写する。
トナータンク42a〜42dは、画像形成部30a〜30dの上方に配され、それぞれシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックのいずれかの色のトナーを収容する。各色のトナーが対応する現像器34a〜34dに供給される。
定着部40は、画像形成部30a〜30dにおいてトナー像が転写された用紙11を加熱及び加圧して用紙11にトナー像を溶融定着させる。定着部40を通過した用紙11は、用紙搬送路15を介して排出部50へ排出される。
次に、光走査装置33a〜33dについて説明する。図2は、上述の画像形成装置1に用いられる光走査装置33bの要部の構成を示す斜視図である。尚、光走査装置33dの構成については、光走査装置33bと同様に、回転多面鏡2に対して右方に走査光学系や折返しミラーが配置され、光走査装置33a、33cの構成については、回転多面鏡2に対して左方に走査光学系や折返しミラーが配置される構成が光走査装置33bと異なるが、他の構成及び動作は同じである。従って、図2の説明では、図1の画像形成部30bと相対する光走査装置33bの構成及び動作について説明するが、光走査装置33a、33c、33dの構成及び動作については、光走査装置33bとは上記以外同様であり、説明を省略する。また各色の光走査装置及び感光体を示すa〜dの符号を省略し、必要な場合には、a〜dの符号を付与して説明する。
光走査装置33は、レーザダイオード6と、コリメータレンズ5と、回転多面鏡2と、走査光学系4と、折返しミラー7、71、72及び走査タイミングを検出するためのミラー8とフォトセンサ9とを備える。
レーザダイオード6は画像データにより変調されたビーム光を照射し、コリメータレンズ5は照射されたレーザ光のビーム径を調整しながら回転多面鏡2の反射面に集光させ、回転多面鏡2はその回転によって回転多面鏡2からの反射光を偏向走査する。走査光学系4は回転多面鏡2で反射したビーム光を等速走査に変換し、折返しミラー7はビーム光を上方に反射させ、折返しミラー71はビーム光を左方に反射させ、さらに折返しミラー72は、図2の矢印で示すように、ビーム光を上方に反射させる。これにより、ビーム光は被走査面である感光体31(図1参照)上に結像しながら走査される。この走査(感光体31の軸方向の走査)と感光体31の回転とによって、感光体31上に静電潜像が形成される。
図3は、光走査装置の外部構成を示す斜視図である。装置本体70は、略直方体状をなし、その内部の左方に、上述した光走査装置33aの走査光学系4や折返しミラー7、71、72等の構成部材を収容し、また、その内部の右方に、光走査装置33bの走査光学系4や折返しミラー7、71、72等の構成部材を収容する。また、装置本体70の左方には、光走査装置33a用の折返しミラーの傾きを調整する調整機構80aを備え、調整機構80aの一部が装置本体70の外部に露出している。装置本体70の右方には、光走査装置33b用の折返しミラーの傾きを調整する調整機構80bを備え、調整機構80bの一部が装置本体70の外部に露出している。図示しないが、他の装置本体70には、その左方には、光走査装置33c用の折返しミラーの傾きを調整する調整機構80cを備え、右方には、光走査装置33d用の折返しミラーの傾きを調整する調整機構80dを備える。調整機構80cは調整機構80aと同じ構成であり、調整機構80dは調整機構80bと同じ構成である。
調整機構について、図4〜図7に基づいて説明する。図4は光走査装置33a、33bの反射部材である折返しミラー72a、72bの調整機構80a、80bを示す斜視図であり、図5は折返しミラー72aの保持機構を示す要部斜視図である。また、図6は折返しミラー72a、72bの調整機構80a、80bを示す平面図であり、図7は折返しミラー72aの調整機構80aを示す要部断面平面図である。以降の説明では、主に折返しミラー72aの調整機構80aを説明する。尚、これらの図では説明上、装置本体70を省略している。
図4に示すように、折返しミラー72a、72bはハ字状に配置される。折返しミラー72a、72bの長手方向の手前側には、板状の支持部材75は複数のビス76によって装置本体70に取り付けられ、また調整機構80a、80bは折返しミラー72a、72bの近傍で支持部材75に保持される。折返しミラー72a、72bの反射面72am、72bm側には、板状のミラー押圧バネ(バネ部材)74a、74bが当接し、このミラー押圧バネ74a、74bは折返しミラー72a、72bを調整機構80a、80b側に付勢している。
図5に示すように、折返しミラー72aの長手方向一端側(調整機構80aの配置される側の反対側)には、折返しミラー72aを保持するミラー固定部材77aと、折返しミラー72aをミラー固定部材77aに向けて押圧する固定バネ78aとが設けられる。このミラー固定部材77aと固定バネ78aにより、折返しミラ−72aは挟持固定される。尚、折返しミラー72bも同様にミラー固定部材と固定バネにより挟持される。
図6に示すように、調整機構80aは、折返しミラー72aに当接する調整部材(当接部材)81aと、調整部材81aを回転させる減速回転部材(操作部材)82aと、を備える。
減速回転部材82aは、段付き円柱状をなし、支持部材75に回転自在に保持される。減速回転部材82aの外周には複数(本実施形態では3個)の凹部(クリック機構)83aが等分に形成され、この3個の凹部83aは、支持部材75に設けたクリック部材(クリック機構)84aに係合可能である。3個の凹部83aとクリック部材84aは、装置本体70の外部に露出している。
また、減速回転部材82aは、その中心にドライバー孔91aを有し、このドライバー孔91aにネジ回しを差し込んで、減速回転部材82aを回転させることが可能である。ネジ回しによって減速回転部材82aを回転させた後、所定の凹部83aがクリック部材84aに係合すると、減速回転部材82aは、その回転位置で保持される。
クリック部材84aは、凹部83aに対向するラッチ等の突起と、この突起を凹部83a側に付勢する弾性部とを備える。この弾性部はコイルバネでもよく、また突起と合成樹脂で一体に形成されるバネ性を有する板状のものでもよい。尚、減速回転部材82aの外周に複数の凹部83aを形成する構成に替えて、減速回転部材82aの外周に複数の突起を形成し、クリック部材84aを凹部状にして、この凹部に減速回転部材82aの突起を弾性的に係合させる構成にしてもよい。
図7に示すように、減速回転部材82aは、段付き円柱状をなす小径部の外周には、ウオームからなる減速ギヤ部(第1のギア部)87aを備える。
調整部材81aは、折返しミラー72aに当接する当接部89aと、本体ネジ部85aのネジに螺合するネジ部86aと、ホイールからなるギヤ部(第2のギア部)88aとを備える。
ギヤ部88aは、円柱状をした調整部材81aの外周に形成され、減速ギヤ部87aに噛合している。減速ギヤ部87aが回転すると、ギヤ部88aが減速して回転し、調整部材81aは減速回転する。
ネジ部86aは、ギヤ部88aに対して調整部材81aの軸方向の略同位置に雌ネジで形成される。この雌ネジには、支持部材75に取り付けられた本体ネジ部(スクリュー軸)85aの雄ネジが螺合するので、調整部材81aが回転すると、ネジピッチに応じて調整部材81aがその軸方向に回転移動する。
当接部89aはネジ部86aに対して調整部材81aの反対側先端に形成される。また、当接部89aは球状をなして、この球状部は折返しミラー72aの反射面72amに対して法線方向に当接する。折返しミラー72aはミラー押圧バネ74aによって当接部89a側に付勢されている。従って、調整部材81aがその軸方向に移動すると、折返しミラー72aは、当接部89aの動きに追従して動き、図5に示すミラー固定部材77aと固定バネ78aとの挟持部を軸(回転支点)として回転する。
次に、折返しミラー72aの傾きの調整を主に図6、図7に基づいて説明する。装置本体70から露出した減速回転部材82aのドライバー孔91aにネジ回しを差し込み、減速回転部材82aを回転させる。減速回転部材82aがクリック部材84aの付勢力に抗して回転し、減速ギヤ部87aも回転する。減速ギヤ部87aの回転によって、これに噛合するギヤ部88aが減速回転する。この減速回転により、調整部材81aはネジ部86aのネジピッチに応じて、調整部材81aの軸方向に回転移動し、当接部89aも軸方向に移動する。当接部89aの動きに追従して、折返しミラー72aがミラー固定部材77aと固定バネ78aとの挟持部を軸として回転する。折返しミラー72aが所望の傾きに調整されると、減速回転部材82aの所定の凹部83aがクリック部材84aに係合し、折返しミラー72aが所望位置で保持されることになる。
例えば、ギヤ部88aであるホイールの歯数が12枚で、ネジ部86aのネジピッチが0.5mmで、クリック部材84aに対向する凹部83aが減速回転部材82aに3等分に配置される構成では、1個の凹部83aがクリック部材84aに係合する毎に、折返しミラー72aが軸方向に略15μm調整されることになる。つまり、折返しミラー72aを軸方向に15μm調整するのに、調整機構の被操作部を120度回転させることができ、調整のための回転角が大きくなる。
ここまで、調整機構80aについて説明したが、図6に示す調整機構80bは、調整機構80aの構成部材を用いて、その各構成部材を図6の時計回りに90度回転させて配置し、減速回転部材の回転方向を調整機構80aに対して逆回転させると、調整機構80aと同様の構成になり、また同様に調整を行うことができる。
上記第1実施形態によれば、光走査装置33は、レーザ光源6からのビーム光を、回転多面鏡2を含む光学系を介して被走査面である感光体31に導いて、光スポットを形成し、回転多面鏡2によりビーム光を偏向させることにより、被走査面で光スポットを走査する。また、ビーム光を偏向させるとともに長手方向の一端側を回転可能に支持される折返しミラー72と、この折返しミラー72の長手方向他端側を回転させる調整機構80とを備え、この調整機構80は、折返しミラー72に当接し、装置本体70に設けた本体ネジ部85と螺合するネジ部86と、ギヤ部88とを有する調整部材81と、ギヤ部88を減速回転させる減速ギヤ部87を有する減速回転部材82とを備える。
この構成によると、減速回転部材82が回転すると、調整部材81は、減速ギヤ部87に噛合するギヤ部88により減速回転し、この回転によりネジ部86のネジピッチに応じて折返しミラー72に向かって前後動する。調整部材81の前後動によって、折返しミラー72は一端側を中心にして回転する。従って、減速回転部材82の所定の回転角に対して、調整部材81の前後動を小さくすることになり、折返しミラー72の傾きを簡単な構成で精度良く調整することができる。
また、上記第1実施形態によると、ネジ部86は雌ネジを有し、本体ネジ部85はこの雌ネジに螺合する雄ネジを有することによって、調整部材81が嵩高になることがなく、調整機構80を小型にすることができる。
また、上記第1実施形態によると、減速ギヤ部87はウオームからなり、ギヤ部88は、このウオームに噛合するホイールからなり、調整部材81の外周面に形成されることによって、調整部材81が嵩高になることがなく、調整機構80を小型にすることができる。
また、上記第1実施形態によると、減速回転部材82は、回転可能であり、複数の回転位置でクリック部材84に保持されえることによって、折返しミラー72の調整位置のばらつきが発生するおそれがなく、また装置の振動等があっても、折返しミラー72が所望の調整位置からずれることがない。
また、上記第1実施形態によると、調整部材81は、折返しミラー72の反射面72mに対して法線方向に当接することによって、調整部材81が折返しミラー72に当接しながら前後動するとき、調整部材81と折返しミラー72の当接位置は変わらないので、調整位置にかかわらず、調整部材81は折返しミラー72に均一な力で当接し、折返しミラー72が片寄るおそれがない。
(第2実施形態)
図8は、本発明の第2実施形態に係る光走査装置の折返しミラーの調整機構を示す要部断面平面図である。第1実施形態と異なる、調整機構について説明し、以降、第1実施形態と同じ部分の説明を省略する。
図8に示すように、折返しミラー72aはミラー押圧バネ74aによって当接部189a側に付勢されている。減速回転部材182aは、平歯車からなる減速ギヤ部187aを有し、その軸を支持部材175に回転自在に保持されている。支持部材175には、雌ネジからなる本体ネジ部185aが設けられる。調整部材181aは、折返しミラー72aに当接する当接部189aと、本体ネジ部185aに螺合する雄ネジからなるネジ部186aと、減速ギヤ部187aに噛合する平歯車からなるギヤ部188aとを備える。ギヤ部188aは、減速ギヤ部187aより多数の歯数を有するので、減速ギヤ部187aが回転すると、ギヤ部188aが減速して回転し、調整部材181aは減速回転する。
従って、折返しミラー72aの傾きの調整を行うために、減速回転部材182aを回転させると、減速ギヤ部187aとギヤ部188aの噛合によって、調整部材181aが減速回転する。この減速回転により、調整部材181aはネジ部186aのネジピッチに応じて、調整部材181aの軸方向に回転移動し、当接部189aも軸方向に移動する。当接部189aの動きに追従して、折返しミラー72aが図示しないミラー固定部材と固定バネとの挟持部を軸として回転して、折返しミラー72aが所望の傾きに調整されることになる。
上記第2実施形態によれば、折返しミラーの傾きを簡単な構成で精度良く調整することができる。
尚、上記第1及び第2実施形態では、調整機構が折返しミラー72の傾きを調整する構成に適用した例を示したが、本発明はこれに限らず、調整機構は、走査光学系4の後方の折返しミラー7、71の傾きを調整する構成に適用してもよく、また、走査光学系内に配置される折返しミラーや、走査光学系の前方に配置されるミラーを調整する構成に適用してもよい。
(第3実施形態)
図9は、折返しミラー72aを回転させたときの調整部材81aとミラー押圧バネ74aとの配置関係を示す図であって、図9(a)は、折返しミラー72aにおける調整部材81aとの当接部と、ミラー押圧バネ74aとの当接部と、が法線方向Sに沿って略一直線上に配置されたときの図であり、図9(b)は、調整部材81aが図9(a)よりもミラー押圧バネ74a側に配置されたときの図である。図7と共通する部分には共通する符号を付して説明を省略する。
例えば上記第1実施形態に示すように、折り返しミラー72aを、板バネ状のミラー押圧バネ74aで付勢する場合において、調整部材81aが移動したときの、折返しミラー72aにおける調整部材81aとの当接部と、ミラー押圧バネ74aとの当接部と、の配置関係を考える。なお、図9では、折返しミラー72aに対する調整部材81aとミラー押圧バネ74aとの配置関係を示したが、折返しミラー72bに対する調整部材81bとミラー押圧バネ74bとの配置関係も同様である。
先ず、図9(a)に示すように、調整機構80aの調整部材81aが、折返しミラー72aの反射面72amの法線方向Sに沿って配置され、且つ、折り返しミラー72aにおける調整部材81aとの当接部と、ミラー押圧バネ74aとの当接部と、を結ぶ直線が、法線方向Sに沿って略一直線上に配置されているとする。この状態から、調整部材81aを、図9(b)に示すようにミラー押圧バネ74a側に移動させて折り返しミラー72aを回転させると、ミラー押圧バネ74aの湾曲部分74aaが伸びる場合がある。
かかる場合、折り返しミラー72aにおける調整部材81aとの当接部と、ミラー押圧バネ74aとの当接部と、を結ぶ直線は、法線方向Sに対して角度θずれる。その結果、折返しミラー72aに、図9(b)の時計回り方向のモーメントが発生し、折り返しミラー72aの調整の安定が損なわれるおそれがある。
そこで、本実施形態では、ミラー押圧バネ74の代わりにコイルバネ(圧縮バネ部材)93を用いて折返しミラー72を付勢し、調整部材81の移動方向とコイルバネ93の伸縮方向とを略一致させることとした。図10は、本発明の第3実施形態に係る光走査装置の折返しミラー72bの調整機構80b周辺を示す側面図である。第1実施形態と異なる、調整機構について説明し、以降、第1実施形態と同じ部分の説明を省略する。
なお、図10では折返しミラー72b周辺を、図6の紙面裏側から見た状態を示しており、折返しミラー72bの配置は図6と左右が逆になっている。また、図10では、折返しミラー72b周辺の構成について説明するが、折返しミラー72a周辺の構成についても同様である。
図10に示すように、折返しミラー72bの反射面72bmに、調整機構80bの調整部材81bが当接し、折返しミラー72bの反射面72bmとは反対側面が、コイルバネ93bによって調整部材81b側に付勢されている。コイルバネ93bは、クローズドエンドとした。また、コイルバネ93bの折返しミラー72bとは反対側の端部は、装置本体70に設けられたコイルバネ支持部材(支持部)94bに支持されている。
そして、調整部材81b及びコイルバネ93bは、折返しミラー72bの反射面72bmの法線方向Sに沿って略一直線上に配置されている。これにより、調整部材81bを法線方向S(軸方向)に沿って移動させると、コイルバネ93bは法線方向Sに沿って伸縮する。また、折返しミラー72aについても同様にして、折返しミラー72aの反射面72amに調整部材81aが当接し、反射面72amとは反対側面がコイルバネ93aにより付勢されている。
図11は、コイルバネ93の取り付け方法の一例を示す図であり、図12は、他の一例を示す図である。なお、図11では折返しミラー72a周辺、図12では折返しミラー72b周辺を、図6の紙面裏側から見た状態を示しており、折返しミラー72a、72aの配置はそれぞれ図6と左右が逆(図10とは同方向)になっている。また、図11では、コイルバネ93a周辺、図12ではコイルバネ93b周辺の構成について説明するが、それぞれコイルバネ93b周辺、コイルバネ93aの構成についても同様の構成とすることができる。
図11に示すように、コイルバネ支持部材94aには、コイルバネ支持部材94aから法線方向Sに沿って且つコイルバネ93aが外嵌するように突出する略円柱の取付け用ボス(ボス)95aが設けられている。
かかる取付け用ボス95aの突出長さや外径等は、コイルバネ93aが折返しミラー72aに対する付勢力を発揮できると共に、コイルバネ93aを法線方向Sに沿って支持できるような大きさに設定されている。また、かかる取付け用ボス95aの長さ、外径や形状等は、コイルバネ93aを、法線方向Sに沿って調整部材81aと略一直線上に配置可能であれば、特に限定されるものではない。
また、図12に示すように、コイルバネ支持部材94bには、コイルバネ93bが嵌め込まれると共にコイルバネ93bを法線方向Sに沿って支持する取付け用凹部(凹部)97bを設けることもできる。取付け用凹部97bは、コイルバネ支持部材94bにおいて法線方向Sに沿って且つコイルバネ93bを嵌め込むことができるような断面略円形の凹部から形成されている。
かかる取付け用凹部97bの深さや内径等は、コイルバネ93bが折返しミラー72bに対する付勢力を発揮できると共に、コイルバネ93bを法線方向Sに沿って支持できるような大きさに設定されている。また、かかる取付け用凹部97bの深さ、内径や形状等は、コイルバネ93bを、法線方向Sに沿って調整部材81bと略一直線上に配置可能であれば、特に限定されるものではない。
上記第3実施形態によると、折返しミラー72が回転しても、折返しミラー72における調整部材81との当接部と、コイルバネ93との当接部と、が、調整部材81の移動方向とコイルバネ93の伸縮方向とを法線方向S上に略一致させるように配置されるため、折返しミラー72に上記モーメントが発生することを防止することができる。従って、折返しミラー72の調整を、より安定にすることができる。
また、取付け用ボス95や取付け用凹部97を設けることにより、折返しミラー72を取り付ける前に、若しくは折返しミラー72を取り付けた後に、折返しミラー72と、取付け用ボス95や取付け用凹部97と、の隙間から、コイルバネ93を取付け用ボス95や取付け用凹部97に嵌め込むことにより、コイルバネ93を取り付けることができる。
また、コイルバネ93がコイルバネ支持部材94から下方に突出する場合であっても、取付け用ボス95や取付け用凹部97によりコイルバネ93を支持できるため、折返しミラー72を取り付ける前にコイルバネ93を取り付けることも可能となる。これにより、コイルバネ93の位置決めを容易にすると共に、取り付け時のコイルバネ93の落下を防止することができるため、作業性が向上する。
また、本実施形態では、折返しミラー72の反射面72mに調整部材81を当接させ、反射面72mとは反対側面をコイルバネ93によって調整部材81側に付勢したが、折返しミラー72に対する調整部材81及びコイルバネ93の配置を逆にし、上記第1実施形態と同様に反射面72mにコイルバネ93を当接させることもできる。
(第4実施形態)
図13は、第3実施形態に係る調整機構80a、80bにおいて、各減速回転部材82a、82bを同方向に回転させたときの折返しミラー72a、72bの回転方向を模式的に示す図であって、図13(a)は、側面図であり、図13(b)は、図13(a)の各折返しミラー72a、72b周辺をX方向及びY方向から見た図である。
また、図14は、本発明の第4実施形態に係る光走査装置の折返しミラー72a、72bの調整機構80a、80bにおいて、各減速回転部材82a、82bを同方向に回転させたときの折返しミラー72a、72bの回転方向を模式的に示す図であって、図14(a)は、側面図であり、図14(b)は、図14(a)の各折返しミラー72a、72b周辺をX方向及びY方向から見た図である。第1及び第3実施形態と異なる、調整機構について説明し、以降、第1及び第3実施形態と同じ部分の説明を省略する。なお、図13(a)、及び図14(a)では、折返しミラー72a、72b周辺を、図6と同方向から見た状態を示している。
本実施形態では、第3実施形態と同様に、折返しミラー72a、72bの反射面72am、72bmに調整部材81a、81bを当接させることとし、折返しミラー72a、72bの反射面72am、72bmとは反対側面をコイルバネ93a、93bにより付勢することとした。また、前述した通り、折返しミラー72a、72bは、ミラー固定部材77a、77bと固定バネ78a、78bとの挟持部を軸として回転する。
ここで、第3実施形態に示す調整機構80a、80bにおいて、例えば、減速回転部材82a及び減速ギヤ部87aを図13(a)に示す時計回り(実線矢印方向)に回転させることにより、調整部材81aを図13(b)に示す左側(白抜き矢印方向)に移動し、折返しミラー72aを、上記挟持部を軸として図13(b)の時計回りに回転させた場合、折返しミラー72bを、折返しミラー72aと同じく図13(b)の時計回り方向(実線矢印方向)に回転させるためには、調整部材81bを調整部材81aと同じく図13(b)の左側(白抜き矢印方向)に移動させる必要がある。
すなわち、上記挟持部を軸として、図13(a)の白抜き矢印に示すように、折返しミラー72aを図の左上方、折返しミラー72bを図の左下方に回転させる必要がある。しかし、上記した第3実施形態に示すように、調整機構80bを調整機構80aに対して図13(a)の時計回りに90度回転させて配置した場合、すなわち、折返しミラー72aと、72bとが、回転多面鏡2(図2参照)に対して反対側に傾斜している場合には、図13(a)、図13(b)に示すように、減速回転部材82bを、減速回転部材82aに対して逆方向に回転させる必要がある。
このため、減速回転部材82aと82bとで回転方向を変えて調整部材81a、81bを移動させることによって折返しミラー72a、72bの回転を調整しなければならず、調整時に誤動作が生じたり、作業者に無用の負担がかかるおそれがある。一方、減速回転部材82a、82bの回転方向と折返しミラー72a、72bの回転方向とを一致させるために、調整部材81b及び減速ギヤ部87bの配置や噛合い方向等を変更するのは、煩雑であり、作業性に劣る。
そこで、本実施形態では、図14に示すように、調整機構80bにおける減速ギヤ部87bと調整部材81bとの間に、従動ギヤ部99を設けることとした。従動ギヤ部99は、減速ギヤ部87bと略平行に配置され、減速ギヤ部87bと噛み合う同一ピッチから成り、且つ減速ギヤ部87bの回転により該減速ギヤ部87bとは反対方向に回転可能に装置本体70に支持されたギヤから形成されている。また、従動ギヤ部99は、ウオームとして機能するようになっており、調整部材81bのギヤ部88bは、従動ギヤ部99に噛合している。
これにより、減速ギヤ部87bが回転すると、従動ギヤ部99は、減速ギヤ部87bとは反対方向に回転し、かかる従動ギヤ部99の回転により、調整部材81bが移動する。すなわち、図14に示すように、減速回転部材82bを、減速回転部材82aと同方向(図14(a)の時計回り)に回転させることにより、従動ギヤ部99が減速ギヤ部87aと反対方向(図14(a)の反時計回り)に回転し、調整部材81bが調整部材81aと同方向(図14(b)の左側)に移動するため、折返しミラー72a、72bが同方向に回転する。
上記第4実施形態によると、調整部材81bのギヤ部88bと減速ギヤ部87bとに噛合する従動ギヤ部99を設けることにより、ビーム光が回転多面鏡2を中心として反対側に偏向され、折返しミラー72a、72bが回転多面鏡2に対して反対側に傾斜している場合であっても、減速回転部材82a、82bの回転方向と、折返しミラー72a、72bの回転方向と、を一致させることができる。
従って、折返しミラー72a、72bの回転調整が容易となり、作業者の負担を軽減することができる。なお、本実施形態では、調整機構80bの減速ギヤ部87bと調整部材81bとの間に従動ギヤ部99を設けたが、かかる従動ギヤ99を設ける代わりに、調整機構80aの減速ギヤ部87aと調整部材81aとの間に、従動ギヤ部99と同様の従動ギヤ部を設け、減速ギヤ部87aとギヤ部88aとに噛合させることもできる。
また、本実施形態では、折返しミラー72a、72bの反射面72am、72bmに調整部材81a、81bを当接させたが、上記した第1実施形態と同様に、折返しミラー72a、72bの反射面72am、72bmとは反対側面に調整部材81a、81bを当接させることもできる。また、本実施形態ではコイルバネ93a、93bを用いたが、コイルバネ93a、93bの代わりに、上記した第1実施形態に示すミラー押圧バネ74a、74bを用いることもできる。
上記各実施形態では、光走査装置33を、装置本体70において2つのビーム光が回転多面鏡2を中心として反対側に偏向されて感光体ドラム31a、31b(若しくは31c、31d)に配光される2ビーム方式とし、かかる装置本体70を画像形成装置1に2つ配置した。しかし、本発明の光走査装置は、このような2ビーム方式の光走査装置に限らず、他のマルチビーム方式の光走査装置にも適用することができる。
(第5実施形態)
図15は、本発明の第7実施形態に係る光走査装置の内部構造を示す側面断面図である。第1実施形態と異なるビーム構成について説明し、以降、第1実施形態と同じ部分の説明を省略する。
本実施形態では、光走査装置33を、4ビーム方式とした。図15に示すように、装置本体70の略中央に配置された回転多面鏡2は、レーザダイオード6(図2参照)と同様の不図示のレーザダイオードから射出され、コリメータレンズ5(図2参照)と同様の不図示のコリメータレンズを通過した4つのビーム光を、回転多面鏡2を中心として反対側(図の左右方向)に2つずつ偏向する。
図の左側に偏向された2つのビーム光は、第1fθレンズ145aを通過した後、上下方に分離される。上方のビーム光は、折返しミラー147a、147bで折り返され、第2fθレンズ146aを通過した後、折返しミラー72aで折り返されて感光体ドラム31a(図1参照)に配光される。下方のビーム光は、折り返しミラー147aで折り返され、第2fθレンズ146bを通過した後、折返しミラー72bで折り返されて感光体ドラム31bに配光される。
図の右側に偏向された2つのビーム光も同様にして、第1fθレンズ145bを通過した後、上下方に分離される。下方のビーム光は折返しミラー147aで折り返され、第2fθレンズ146bを通過した後、折返しミラー72cで折り返されて感光体ドラム31c(図1参照)に配光される。上方のビーム光は、折返しミラー147a、147bで折り返され、第2fθレンズ146aを通過した後、折返しミラー72dで折り返されて感光体ドラム31dに配光される。
かかる第1fθレンズ145a、145b、第2fθレンズ146a、146bといった走査光学系、折返しミラー147a、147b等の配置は、一例に過ぎず、適宜設定することができる。また、このような4ビーム方式の装置本体70においても、折返しミラー72a〜72dに、上記第1〜第5実施形態で示した様な調整部材や、ミラー押圧バネ若しくはコイルバネ等を有する調整機構を設けることができる。また、かかる調整機構は、上記と同様、折返しミラー147a、147b等の傾きを調整する構成に適用してもよい。
また、かかる調整機構に、上記第4実施形態で示したような従動ギヤ部を設けることもできる。本実施形態で示す4ビーム方式の装置本体70においても、回転多面鏡2に対して折返しミラー72a、72bと、折返しミラー72c、72dとは、回転多面鏡2に対して反対側に傾斜している。
このため、折返しミラー72a、72bに配置する調整機構に対して、折返しミラー72a、72bに配置する調整機構を時計回りに90度回転させて配置等する場合には、上記したように、全ての調整機構において減速回転部材の回転方向と折返しミラー72a〜72dの回転方向とを、一致させることは困難である。
従って、折返しミラー72a、72bに配置した調整機構の減速ギヤ部と調整部材との間、若しくは72c、72dに配置した調整機構の減速ギヤ部と調整部材との間に、上記第4実施形態と同様の従動ギヤ部を設けることにより、減速回転部材の回転方向と、折返しミラー72a〜72dの回転方向と、を一致させることができる。
このように、1つの回転多面鏡2により4つのビーム光を偏向させることにより、4つの感光体31a〜31dで光スポットを走査する4ビーム方式の光走査装置33の場合には、4つの折返しミラー72a〜72dの全ての回転を、作業者に負担をかけることなく容易に調整することが可能となるため、特に効果的である。
本発明は、情報機器、画像機器、計測機器等に搭載されるレーザ書き込みを行う光走査装置及び光走査装置を用いた電子写真方式を利用した画像形成装置に利用することができ、特に、レーザ光源からのビーム光を偏向させる反射部材の傾き調整を行う光走査装置及びそれを備えた画像形成装置に利用することができる。
1 画像形成装置
2 回転多面鏡
4 走査光学系
7 折返しミラー
30a〜30d 画像形成部
31a〜31d 感光体
33a〜33d 光走査装置
70 装置本体
71 折返しミラー
72、72a、72b、72c、72d 折返しミラー(反射部材)
72am、72bm 反射面
74a、74b ミラー押圧バネ(バネ部材)
75、175 支持部材
77a ミラー固定部材
78a 固定バネ
80、80a〜80d 調整機構
81、81a、181a 調整部材(当接部材)
82、82a、182a 減速回転部材(操作部材)
83a 凹部(クリック機構)
84、84a クリック部材(クリック機構)
85、85a、185a 本体ネジ部(スクリュー軸)
86、86a、186a ネジ部
87、87a、187a 減速ギヤ部(第1のギア部)
88、88a、188a ギヤ部(第2のギア部)
89a、189a 当接部
91a ドライバー孔
93、93a、93b コイルバネ(圧縮バネ部材)
94、94a、94b コイルバネ支持部材(バネ支持部)
95、95a、95b 取付け用ボス(ボス)
97、97a、97b 取付け用凹部(凹部)
99 従動ギヤ部
145a、145b 第1fθレンズ(走査光学系)
146a、146b 第2fθレンズ(走査光学系)
147a、147b 折返しミラー

Claims (9)

  1. レーザ光源からのビーム光を、回転多面鏡を含む光学系を介して被走査面に導いて、光スポットを形成し、前記回転多面鏡により前記ビーム光を偏向させることにより、前記被走査面で光スポットを走査する光走査装置において、
    前記ビーム光を偏向させるとともに長手方向の一端部を回転支点として、他端部を回転可能に支持される反射部材と、前記他端部を回転させる調整機構とを備え、
    前記調整機構は、
    装置本体に固定される支持部材と、
    該支持部材に固定され、前記反射部材に向けて延びるスクリュー軸と、
    該スクリュー軸に螺合すると共に前記反射部材に当接する当接部材と、
    該当接部材を前記スクリュー軸に沿って回転移動させる操作部材と、
    前記反射部材を前記当接部材に向けて付勢するバネ部材と、を有することを特徴とする光走査装置。
  2. 前記操作部材は、回転可能であると共に外周面に第1のギア部を有し、
    前記当接部材は、中心に前記スクリュー軸と螺合するネジ孔と、外周面に前記第1のギア部と係合する第2のギア部と、を有しており、
    前記第1のギア部はウオームからなり、前記第2のギア部は、前記ウオームに噛合するホイールからなることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  3. 前記操作部材は、所定の回転角度で停止するクリック機構を有することを特徴とする請求項2に記載の光走査装置。
  4. 前記当接部材は、前記反射部材の反射面に対して法線方向に当接することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の光走査装置。
  5. 前記調整機構には、前記装置本体に前記バネ部材の一端を支持するバネ支持部が備えられ、
    前記バネ部材は、前記バネ支持部に支持された状態で、前記反射部材を挟んで前記当接部材とは反対側から前記当接部材側に前記反射部材を押圧する圧縮バネ部材であり、
    前記当接部材と前記圧縮バネ部材とは、前記当接部材の移動方向と前記圧縮バネ部材の伸縮方向とが略一致するように配置されることを特徴とする請求項4に記載の光走査装置。
  6. 前記バネ支持部には、前記圧縮バネ部材の一端が嵌め込まれると共に前記圧縮バネ部材を前記法線方向に向けて支持するボスが設けられていることを特徴とする請求項5記載の光走査装置。
  7. 前記バネ支持部には、前記圧縮バネ部材の一端が嵌め込まれると共に前記圧縮バネ部材を前記法線方向に向けて支持する凹部が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の光走査装置。
  8. 前記ビーム光は、前記回転多面鏡を中心として反対側に偏向される複数のビーム光から成り、
    前記反射部材は、前記複数のビーム光の各光路に配置され、且つ前記回転多面鏡に対して反対側に傾斜している複数の反射部材から成り、
    前記調整機構は、前記複数の反射部材に対して設けられ、前記装置本体の同一側面側に前記操作部材がそれぞれ配置された複数の調整機構から成り、且つ、前記操作部材を同方向に回転することにより、前記複数の反射部材を同方向に回転させることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の光走査装置。
  9. 光走査装置により感光体表面を光走査して潜像を形成し、前記潜像を可視化して画像を得る画像形成装置であって、前記感光体表面の光走査を行う光走査装置として、請求項1〜請求項8のいずれかに記載の光走査装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
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