JP2010095478A - 体脂肪蓄積抑制剤及び飲食品 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来にない優れた体脂肪蓄積抑制作用を有する体脂肪蓄積抑制剤、及び飲食品を提供する。
【解決手段】体脂肪蓄積抑制剤に18質量%以上のテアフラビン類を有効成分として含有せしめ、飲食品に当該体脂肪蓄積抑制剤を配合する。これにより、生体における体脂肪(皮下脂肪、内臓脂肪)の蓄積を抑制することができ、結果として、肥満やそれに伴う疾患(糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞、動脈硬化)等を予防、治療又は改善することができる。
【選択図】なし

Description

本発明は、天然由来成分を含有する体脂肪蓄積抑制剤及び飲食品に関する。
近年、日本人の食生活の高カロリー化が進み、脂肪の摂取割合が高くなっていることが問題視されている。脂肪の過剰摂取は、肥満ばかりでなく、糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞等の疾病を引き起こすおそれもある。
脂肪の過剰摂取による蓄積される体脂肪、特に内臓脂肪は、単にエネルギーとして蓄積されるだけではなく、血管に障害をもたらす生理活性物質を分泌することが知られており、これにより、動脈硬化等が引き起こされるおそれがある。
このような肥満や肥満に伴う各種疾病を予防するためには、食事等により摂取された脂肪が、体脂肪、特に内臓脂肪として蓄積されるのを抑制することが有効であると考えられる。
このような観点から、従来、脂肪蓄積抑制作用を有するものとして、ゴボウの葉の抽出物等が知られている(特許文献1参照)。
特開2008−137976号公報
本発明は、従来にない優れた体脂肪蓄積抑制作用を有する体脂肪蓄積抑制剤、及び飲食品を提供することを目的とする。
第一に本発明は、18質量%以上のテアフラビン類を有効成分として含有することを特徴とする体脂肪蓄積抑制剤を提供する(請求項1)。かかる発明(請求項1)のように、テアフラビン類を18質量%以上含有することで、優れた体脂肪蓄積抑制作用を発揮することができる。
本発明において「テアフラビン類」には、テアフラビン(非ガレート型テアフラビン)の他、テアフラビン−3−モノガレート、テアフラビン−3’−モノガレート及びテアフラビン−3,3’−ジガレート等のガレート基を有するエステル型テアフラビン(ガレート型テアフラビン類)が含まれる。
上記発明(請求項1)においては、前記テアフラビン類中におけるガレート型テアフラビン類の含有割合が、30〜90質量%であるのが好ましい(請求項2)。かかる発明(請求項2)のようにテアフラビン類中におけるガレート型テアフラビン類の含有率(ガレート体率)を高くすることで、より優れた体脂肪蓄積抑制作用を発揮することができる。
上記発明(請求項1,2)においては、ガレート型テアフラビン類を14〜30質量%含有するものであればよい(請求項3)。かかる発明(請求項3)のように、テアフラビン類の中でも特に生理活性の強いガレート型テアフラビン類の含有量が上記範囲内であれば、より優れた体脂肪蓄積抑制作用を発揮することができる。
上記発明(請求項1〜3)においては、カフェインの含有量が1質量%以下であるのが好ましい(請求項4)。カフェインは、摂取量や個人差によってはカフェインのもつ強い生理活性作用により、めまい、不眠、心悸亢進、悪心等の症状が起こるおそれがあるが、かかる発明(請求項4)によれば、体脂肪蓄積抑制剤中のカフェインの含量を少なくすることができるため、カフェインのもつ生理活性による様々な好ましくない症状が起こるのを抑制しつつ、優れた体脂肪蓄積抑制作用を発揮することができる。
上記発明(請求項1〜4)においては、アミノ酸類の含有量が0.5質量%以下であればよい(請求項5)。ある種のアミノ酸は、体脂肪量を低減させる作用を有することが知られているが(例えば、特開2005−27524号公報、特開2008−81498号公報等)、上記発明(請求項4)によれば、アミノ酸類の含有量を極めて少量にしたとしても、優れた体脂肪蓄積抑制作用を発揮することができる。さらに、アミノ酸類は、品質の劣化に関与するため、含有量が少ない方が望ましい。
上記発明(請求項1〜5)においては、カフェインを実質的に含有せず、総テアフラビン類中におけるガレート型テアフラビン類の含有比率が70質量%以上である精製紅茶抽出物を含有するのが好ましい(請求項6)。かかる発明(請求項6)のようにテアフラビン類中におけるガレート型テアフラビン類の含有率(ガレート体率)を高くすることで、より優れた体脂肪蓄積抑制作用を発揮することができる。
第二に本発明は、上記発明(請求項1〜6)に係る体脂肪蓄積抑制剤を配合したことを特徴とする飲食品を提供する(請求項7)。かかる発明(請求項7)によれば、上記体脂肪蓄積抑制剤を、摂取し易い形態である飲食品として提供することができる。
本発明によれば、従来にない優れた体脂肪蓄積抑制作用を有する体脂肪蓄積抑制剤、及び飲食品を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
〔体脂肪蓄積抑制剤〕
本実施形態に係る体脂肪蓄積抑制剤は、テアフラビン類を有効成分として含有するものである。
上記体脂肪蓄積抑制剤におけるテアフラビン類の含有量は、18質量%以上であり、好ましくは20〜50質量%であり、特に好ましくは20〜30質量%である。テアフラビン類の含有量が18質量%未満であると、十分な体脂肪蓄積抑制作用が発揮されないおそれがある。
特に、上記体脂肪蓄積抑制剤におけるガレート型テアフラビン類の含有量は、14〜30質量%であるのが好ましく、特に16〜25質量%であるのが好ましい。ガレート型テアフラビン類は、非ガレート型テアフラビンに比して優れた生理活性(体脂肪蓄積抑制作用)を有することから、体脂肪蓄積抑制剤におけるガレート型テアフラビン類の総含有量を上記範囲内とすることで、より優れた体脂肪蓄積抑制作用を発揮することができる。
上記体脂肪蓄積抑制剤に含まれるテアフラビン類中におけるガレート型テアフラビン類の比率は、30〜90質量%であるのが好ましく、特に75〜90質量%であるのが好ましい。テアフラビン類のうち、より生理活性(体脂肪蓄積抑制作用)の強いガレート型テアフラビン類の当該比率が上記範囲内であることで、より優れた体脂肪蓄積抑制作用を発揮することができる。
上記体脂肪蓄積抑制剤において、カフェインの含有量が少ないのが好ましく、具体的には1質量%以下であるのが好ましく、0〜0.1質量%であるのが特に好ましい。カフェインは、その摂取量や個人差によってはカフェインのもつ強い生理活性作用により、めまい、不眠、心悸亢進、悪心等の症状を起こしてしまうおそれもあるが、本発明の体脂肪蓄積抑制剤によれば、カフェインの含有量を極めて少量にすることができるため、カフェインのもつ生理活性による各種症状を抑制することができる。
また、上記体脂肪蓄積抑制剤においては、アミノ酸類の含有量が少ないのが好ましく、具体的には0.5質量%以下であるのが好ましい。ある種のアミノ酸は、体脂肪量を低減させる作用を有することが知られているが、本発明の体脂肪蓄積抑制剤においては、アミノ酸類の含有量を極めて少量にすることで、優れた体脂肪蓄積抑制作用を発揮することができる。さらに、アミノ酸は、品質の劣化に関与するため、含有量少ない方が望ましい。
上記アミノ酸類としては、特に限定されるものではないが、例えば、アスパラギン酸、グルタミン酸、アスパラギン、セリン、グルタミン、テアニン等が挙げられる。
本発明の体脂肪蓄積抑制剤は、テアフラビン類、カフェイン、アミノ酸類等の含有量が上記範囲内になるようにして調製した組成物(混合物)を含有させたものであってもよいし、下記に説明するようにして得られる精製紅茶抽出物を含有させたものであってもよい。当該精製紅茶抽出物は、テアフラビン類、特にガレート型テアフラビン類を高濃度に含有し、カフェイン及びアミノ酸類の含有量を極めて低減させたものであるため、当該精製紅茶抽出物を体脂肪蓄積抑制剤に含有させる(配合する)だけで、当該体脂肪蓄積抑制剤が優れた体脂肪蓄積抑制作用を発揮することができる。
上記精製紅茶抽出物を製造するにあたっては、まず、紅茶抽出液を製造する。
本発明において使用する抽出原料は、茶(学名:Camellia sinensis)の葉部、茎部を完全に発酵させて得られる紅茶(紅茶葉)である。紅茶の茶種としては、特に限定されるものではなく、例えば、ダージリン、アッサム、ニルギ、シッキム、ウバ、ヌワラエリア、ディンブラ、ウダプセラワ、キャンディ、ルフナ、キーモン、ラプサンスーチョン、雲南種、ケニア種、ジャワ種、スマトラ種、ネパール種、トルコ種、バングラディシュ種等が挙げられる。
上記紅茶抽出液を得るためには、特殊な抽出方法を用いることなく、植物の一般的な抽出方法を用いればよい。例えば、紅茶葉を乾燥した後、そのまま又は粗砕機を用い粉砕して溶媒抽出による抽出に供することにより、紅茶抽出液を得ることができる。紅茶葉の乾燥は天日で行ってもよいし、通常使用される乾燥機を用いて行ってもよい。
抽出溶媒としては、含水有機溶媒を、室温又は溶媒の沸点以下の温度で使用するのが好ましい。抽出溶媒として含水有機溶媒を用いることで、得られる紅茶抽出液中のテアフラビン類の含有量を増大させることができる。
含水有機溶媒としては、例えば、メタノール、エタノール等の低級脂肪族アルコール;アセトン等の低級脂肪族ケトン等のうちの1種又は2種以上の有機溶媒と水との混合溶媒を用いることができ、特にエタノール水溶液を用いるのが好ましい。エタノールは食品添加物として認められているものであることから、抽出溶媒としてエタノール水溶液を用いることで、人体等への安全性の高い紅茶抽出液を得ることができる。
抽出溶媒としての含水有機溶媒の有機溶媒濃度は、少なくとも紅茶葉からテアフラビン類を抽出させ得る限り特に限定されるものではなく、例えば、5〜90容量%であればよい。
抽出処理は、抽出原料としての紅茶葉に含まれる可溶性成分を抽出溶媒に溶出させ得る限り特に限定はされず、常法に従って行うことができる。例えば、紅茶葉の1〜30倍量(質量比)、好ましくは1〜10倍量(質量比)の抽出溶媒に、紅茶葉を浸漬し、常温又は還流加熱下で可溶性成分を抽出させた後、濾過して抽出残渣を除去することにより紅茶抽出液を得ることができる。
次に、上記のようにして得られた紅茶抽出液を精製して、精製紅茶抽出物を製造する。
紅茶抽出液の精製工程においては、まず、紅茶抽出液をそのまま吸着剤を充填したカラムに通液し、紅茶抽出液中の各成分(特に、テアフラビン類、カテキン類、カフェイン、アミノ酸類等)を吸着剤に吸着させる。本実施形態においては、得られた紅茶抽出液をそのままカラムに通液することができるため、紅茶抽出液の精製工程の前処理としての紅茶抽出液を希釈したり、濃縮したりする工程を省略することができ、精製紅茶抽出物の製造を簡易化することができる。
なお、本実施形態においては、上記のようにして得られた紅茶抽出液の希釈物をカラムに通液してもよいし、当該紅茶抽出液の濃縮物又は乾燥物等を、所定の溶媒(例えば、エタノール水溶液等)に溶解させた紅茶抽出物溶液をカラムに通液してもよい。なお、抽出溶媒としてエタノール水溶液以外の含水有機溶媒(例えば、メタノール水溶液、アセトン水溶液等)を用いた場合、紅茶抽出液から抽出溶媒を留去し、所望により乾燥させて得られた紅茶抽出物(濃縮物、乾燥物等)を、エタノール水溶液に溶解させて、カラムに通液することで、より人体等への安全性の高い精製紅茶抽出物を製造することができる。
カラムに充填される吸着剤としては、少なくとも紅茶抽出液中に含有されるガレート型テアフラビン類を吸着し得るものであればよく、例えば、活性炭(例えば、ZN−50(味の素ファインテクノ社製));親水性ビニルポリマー(例えば、トヨパールHW40EC(東ソー社製))、ヒドロキシプロピル化デキストラン(例えば、Sephadex LH-20(GEヘルスケアバイオサイエンス社製))、スチレン−ジビニルベンゼン重合体(例えば、ダイヤイオンHP−20(三菱化学社製)、アンバーライトXAD−2(オルガノ社製))、メタアクリル酸エステル重合体(例えば、ダイヤイオンHP2MG(三菱化学社製)、アンバーライトXAD−7HP(オルガノ社製))等を母体とするゲル型合成吸着剤等が挙げられる。特に好適な例としては、親水性ビニルポリマー又はメタアクリル酸エステル重合体を母体とするゲル型合成吸着剤が挙げられる。
紅茶抽出液のカラムへの通液速度は、空間速度として0.5〜10h−1であり、好ましくは1〜5h−1である。当該通液速度が0.5h−1未満であると生産性の点で好ましくない。10h−1を超えると、吸着が不充分又は不安定となるおそれがある。
紅茶抽出液のカラムへの通液量は、カラムに充填された吸着剤の体積量に対して0.1〜1.0倍量であり、好ましくは0.1〜0.5倍量である。当該通液量が1.0倍量を超えると、吸着が不充分又は不安定となるおそれがある。
次に、紅茶抽出液が注入されたカラムに、展開溶媒としてエタノール濃度20〜100容量%、好ましくは40〜80容量%のエタノール水溶液を、吸着剤のカラム充填体積量に対して0.5〜10倍量、好ましくは2〜5倍量通液し、クロマトグラフ法による分離処理を行う。このように、エタノール濃度(有機溶媒濃度)の高い(40〜80容量%)エタノール水溶液を展開溶媒として用いても、本方法によれば、カフェイン、アミノ酸類及び非ガレート型テアフラビン類と、ガレート型テアフラビン類とをほぼ分離することができる。
展開溶媒としてのエタノール水溶液のエタノール濃度が20容量%未満であると、カフェイン、アミノ酸類及び非ガレート型テアフラビン類と、ガレート型テアフラビン類との分離が不充分又は不安定となるおそれがあり、40〜80容量%であると、カフェイン、アミノ酸類及び非ガレート型テアフラビン類と、ガレート型テアフラビン類とを十分にかつ安定的に分離することができる。
また、展開溶媒としてのエタノール水溶液の通液量が0.5倍量未満であると、カフェイン、アミノ酸類及び非ガレート型テアフラビン類と、ガレート型テアフラビン類との分離が不充分又は不安定となるおそれがあり、10倍量を超えると、ガレート型テアフラビン類の回収率は上がるものの、多量の溶出液を要するため、エタノールを回収する際の蒸留操作が煩雑になるおそれがある。
展開溶媒としてのエタノール水溶液をカラムに通液後、初期通過液(例えば、吸着剤として親水性ビニルポリマー等を母体とするゲル型合成吸着剤を用いた場合、カラムへのエタノール水溶液の通液量のうちの40容量%程度)を廃棄する。当該初期通過液には、ガレート型テアフラビン類よりも吸着剤への吸着力の弱いカフェイン、アミノ酸類、非ガレート型テアフラビン類、非ガレート型カテキン類が溶出するため、カフェイン、アミノ酸類、非ガレート型テアフラビン類、非ガレート型カテキン類等を紅茶抽出物から除去することができる。
上記初期通過液を廃棄した後、ガレート型テアフラビン類の画分(精製紅茶抽出物の画分)を回収する。そして、得られた画分から、必要に応じて溶媒(エタノール水溶液)を留去し、乾燥することで、精製紅茶抽出物を得ることができる。
本発明の体脂肪蓄積抑制剤は、テアフラビン類、カフェイン、アミノ酸類等の含有量が上記範囲内になるようにして調製した組成物のみからなるものや、上記精製紅茶抽出物のみからなるものであってもよいし、テアフラビン類、カフェイン、アミノ酸類等の含有量が上記範囲内になるようにして調製した組成物や、上記精製紅茶抽出物を製剤化したものであってもよい。
上記組成物(テアフラビン類、カフェイン、アミノ酸類等の含有量が上記範囲内になるようにして調製した組成物)又は上記精製紅茶抽出物は、デキストリン、シクロデキストリン等の薬学的に許容し得るキャリアーその他任意の助剤を用いて、常法に従い、粉末状、顆粒状、錠剤状、液状等の任意の剤形に製剤化することができる。この際、助剤としては、例えば、賦形剤、結合剤、崩壊剤、滑沢剤、安定剤、矯味・矯臭剤等を用いることができる。
なお、本発明の体脂肪蓄積抑制剤は、必要に応じて、体脂肪蓄積抑制作用を有する他の天然由来成分(例えば、天然抽出物等)を配合して有効成分として用いたものであってもよい。
本発明の体脂肪蓄積抑制剤の投与方法としては、特に限定されるものではなく、一般に経口投与による投与方法が挙げられるが、適用疾患等の種類等に応じて、その予防・治療等に好適な方法を適宜選択すればよい。また、本発明の体脂肪蓄積抑制剤の投与量も、適用疾患の種類、重症度、患者の個人差、投与方法、投与期間等によって適宜増減すればよい。
本発明の体脂肪蓄積抑制剤は、体脂肪、特に内臓脂肪の蓄積を抑制することができ、特に、食事直後に血中中性脂肪量が増加してしまうのを抑制し、経時的に正常値に戻すことができるため、食事により摂取した脂肪の吸収を抑制し、体脂肪の蓄積を抑制することができる。これにより、肥満やそれに伴う各種疾患(例えば、糖尿病、高脂血症、心筋梗塞、動脈硬化、脳梗塞等)を予防、治療又は改善することができる。
〔飲食品〕
上記組成物(テアフラビン類、カフェイン、アミノ酸類等の含有量が上記範囲内になるようにして調製した組成物)又は上記精製紅茶抽出物は、優れた体脂肪蓄積抑制作用を有しており、体内にほとんど吸収されないと推察されており、安全性にも優れているため、飲食品に配合するのに好適である。この場合において、上記組成物又は上記精製紅茶抽出物をそのまま飲食品に配合してもよいし、上記組成物又は上記精製紅茶抽出物から製剤化された上記体脂肪蓄積抑制剤を飲食品に配合してもよい。
このような飲食品は、健康食品、健康飲料、特定保健用食品、機能性食品等として提供することができる。その場合、それぞれの飲食品を製造するために通常配合される食品素材に上記組成物、上記精製紅茶抽出物又は上記体脂肪蓄積抑制剤を配合することにより、当該飲食品を調製することができる。また、当該飲食品が特定保健用食品等の認定を受けた場合には、これらの飲食品は、上記組成物又は上記精製紅茶抽出物を含有し、体脂肪の蓄積を抑制するために用いられるものである旨の表示を付した食品又は飲料として販売することもできる。
上記組成物、上記精製紅茶抽出物又は体脂肪蓄積抑制剤を飲食品に配合する場合、それらにおける有効成分の配合量は、使用目的、症状、性別等を考慮して適宜変更することができるが、添加対象飲食品の一般的な摂取量を考慮して、成人1日あたりの上記組成物又は上記精製紅茶抽出物摂取量が約200〜500mg、好ましくは約250〜400mgになるようにするのが好ましい。
上記組成物、上記精製紅茶抽出物又は体脂肪蓄積抑制剤を配合し得る飲食品は特に限定されないが、その具体例としては、清涼飲料、炭酸飲料、栄養飲料、果実飲料、乳酸飲料等の飲料(これらの飲料の濃縮原液及び調整用粉末を含む);アイスクリーム、アイスシャーベット、かき氷等の冷菓;そば、うどん、はるさめ、ぎょうざの皮、しゅうまいの皮、中華麺、即席麺等の麺類;飴、チューインガム、キャンディー、ガム、チョコレート、錠菓、スナック菓子、ビスケット、ゼリー、ジャム、クリーム、焼き菓子等の菓子類;かまぼこ、ハム、ソーセージ等の水産・畜産加工食品;加工乳、発酵乳等の乳製品;サラダ油、てんぷら油、マーガリン、マヨネーズ、ショートニング、ホイップクリーム、ドレッシング等の油脂及び油脂加工食品;ソース、たれ等の調味料;スープ、シチュー、サラダ、惣菜、漬物;その他種々の形態の健康・栄養補助食品;錠剤、カプセル剤、ドリンク剤等が挙げられ、これらの飲食品に上記組成物、上記精製紅茶抽出物又は体脂肪蓄積抑制剤を配合するときに、通常用いられる補助的な原料や添加物を併用することができる。
なお、本発明の体脂肪蓄積抑制剤又は飲食品は、ヒトに対して好適に適用されるものであるが、それぞれの作用効果が奏される限り、ヒト以外の動物に対して適用することもできる。
以下、実施例を示し、本発明をさらに詳細に説明するが、本発明は下記の実施例に何ら限定されるものではない。
〔紅茶熱水抽出物の製造〕
紅茶葉(中国湖南省産,CTC製法)600gに熱水6Lを加え、15分間抽出処理に付した。得られた抽出液を回収した後、残渣に熱水3.6Lを加え、さらに抽出処理に付した。得られた抽出液を混合し、減圧濃縮した後、凍結乾燥することにより紅茶熱水抽出物120gを得た。
〔精製紅茶抽出物1の製造〕
紅茶葉(中国湖南省産,CTC製法)500gを15L金属製ビーカーに投入し、50容量%エタノール水溶液(水とエタノールとの容量比=1:1)10.0Lを加え、室温で30分毎に撹拌しながら2時間抽出した。抽出液と茶葉を濾別後、濾液を減圧濃縮し、得られた濃縮液を凍結乾燥した。この操作を8回繰り返し、紅茶抽出物1143gを得た。
次に、カラムに2.5LのトヨパールHW40EC(東ソー社製)を充填し、40容量%エタノール水溶液(水とエタノールとの容量比=3:2)で平衡化した。上記のようにして得られた紅茶抽出物125gを40容量%エタノール水溶液2.5Lに溶解し、カラムに注入した。そして、40容量%エタノール水溶液を展開溶媒としてSV=4(h−1)の通液速度で15bed容量展開し、続いて70容量%アセトン水溶液(水とアセトンとの容量比=3:7)を5bed容量通液し、溶出液を回収した。得られた回収液を減圧濃縮した後、凍結乾燥し、55gの精製紅茶抽出物1を得た。
〔精製紅茶抽出物2の製造〕
20メッシュのナイロン網を備えた抽出網に投入され、上部が平坦になるように揃えた紅茶葉(中国湖南省産,CTC製法)100kgを、抽出槽に供給された60容量%エタノール水溶液450L中に90分間浸漬させた。このとき、15分ごとに抽出網を上下に移動させて、抽出槽中のエタノール水溶液を攪拌した。
浸漬処理後、得られた抽出液を抽出槽から抜き出して、80メッシュのナイロン網を用いてろ過し、次いで53μmのフィルタでろ過することで、紅茶抽出液を回収した。
ステンレスカラムに充填した合成吸着剤(トヨパールHW40EC,東ソー社製)90Lを、予め60容量%エタノール水溶液90Lにより平衡化し、上記のようにして得られた紅茶抽出液45L(合成吸着剤のカラム充填体積量に対して0.5倍量)をSV(空間速度)=4(h−1)の通液速度でステンレスカラムに注入した。
次いで、展開溶媒として60容量%エタノール水溶液450LをSV=4(h−1)の通液速度でステンレスカラムに通液し、初期通過液180Lを廃棄した後に、後半の通過液(テアフラビン類画分)270Lを回収した。
上記と同様のクロマトグラフィー分離処理を合計7回行い、テアフラビン分画物1890Lを得た。得られたテアフラビン分画物を濃縮し、噴霧乾燥することで、4.6kgの精製紅茶抽出物2を得た(収率4.6%)。
〔テアフラビン類の定量〕
上記のようにして得られた紅茶抽出物、精製紅茶抽出物1及び精製紅茶抽出物2を、以下の方法により定量した。
試料溶液を0.45μm親水性PTFEフィルタで濾過した後、以下の条件にてHPLCを用いて定量した。結果を表1に示す。なお、表中の数字は、紅茶熱水抽出物、精製紅茶抽出物1及び精製紅茶抽出物2中における各成分の含有量(質量%)を表す。
<HPLC分析条件>
装置:Alliance 2695 Separations Module PDA(Model 2996)システム(日本ウォーターズ社製)
カラム:Xbridge Shield RP18(4.6mmI.D.×150mm,3.5μm,日本ウォーターズ社製)
移動相A液:水
移動相B液:アセトニトリル
移動相C液:1.0%リン酸水溶液を用いたグラジエント法
流速:1mL/min
検出:UV280nm
カラム温度:40℃
サンプル量:10μL
Figure 2010095478
表1に示すとおり、「紅茶熱水抽出物」(濃縮・凍結乾燥物)と「精製紅茶抽出物」(精製処理物)とでは、成分比率が大きく異なることが確認された。上述のようにして得られる精製紅茶抽出物は、紅茶熱水抽出物と比較して以下のような成分的特徴がある。
(1)精製紅茶抽出物は、総ポリフェノール含有量が極めて高く、特に、組成物(精製紅茶抽出物)全体に対して80質量%以上を占めている。
(2)精製紅茶抽出物は、テアフラビン類(TF類)含有量が極めて高く、特に、組成物(精製紅茶抽出物)全体に対して20質量%以上を占めている。
(3)精製紅茶抽出物は、ガレート体総量が極めて高く、特に、組成物(精製紅茶抽出物)全体に対して18質量%以上を占めている。なお、ここで「ガレート体」とは、ガレート基を有するテアフラビン類(テアフラビン−3−ガレート(TF3G)、テアフラビン−3’−ガレート(TF3’G)、テアフラビン−3,3’−ガレート(TFDG))を総称したものである。
(4)精製紅茶抽出物は、カフェイン含有量が極めて少なく、特に、組成物(精製紅茶抽出物)全体に対して1質量%以下であって、ほとんどカフェインを含まない。
(5)精製紅茶抽出物は、アミノ酸類含有量が少なく、特に、組成物(精製紅茶抽出物)全体に対して1質量%以下であって、ほとんどアミノ酸類を含まない。
〔試験例1〕体脂肪蓄積抑制作用試験
上述のようにして得られた精製紅茶抽出物1(試料1)及び紅茶熱水抽出物を用いて、以下のようにして体脂肪蓄積抑制作用を試験した。
5週齢雄SD系ラットを一週間市販固形食で予備飼育した後、コントロール1群及び試料1添加群と、コントロール2群及び紅茶熱水抽出物添加群との2群に分け、摂食試験を行った。摂食試験は、試料1若しくは紅茶熱水抽出物を添加した(添加量:0.5質量%)、又は試料若しくは紅茶熱水抽出物を添加しないAIN93G純化食(10質量%脂肪)を3週間自由摂食させることにより行った(n=8)。摂食期間終了後、絶食させることなく大動脈採血により屠殺し、白色脂肪組織重量及び血清中性脂肪濃度を測定した。
結果を表2に示す。
Figure 2010095478
表2に示すように、紅茶熱水抽出物を添加した食餌を摂取させた場合、脂肪組織重量の低減は示されなかった。一方、精製紅茶抽出物1(試料1)を添加した食餌を摂食させると、体脂肪の蓄積が抑制された。このことから、テアフラビン類を高濃度に含有させることで、体脂肪の蓄積を効果的に抑制可能であることが確認された。また、精製紅茶抽出物1(試料1)を添加した食餌を摂食させた群では、空腹時血中中性脂肪濃度が低下した。
〔試験例2〕血中中性脂肪低下作用試験
上述のようにして得られた精製紅茶抽出物1(試料1)を用いて、以下のようにして血中中性脂肪低下作用を試験した。
Wistar系7週齢雄ラットを40匹購入後、CE−2食(日本クレア社製)を与えて約1週間予備飼育した。試験前日の午後4時から18時間絶食させ、精製紅茶抽出物1(試料1)を0.2%カルボキシメチルセルロースに懸濁させたサンプル溶液(投与量:0mg/5mL/kg,100mg/5mL/kg,200mg/5mL/kg)及び表3に示す組成の脂質エマルジョン(投与量:10mL/kg)を経口投与し、投与前及び投与後に経時的に採血して血中中性脂肪値を測定した。
結果を図1に示す。
Figure 2010095478
図1に示すように、ラットに脂肪を負荷したとき、血中中性脂肪は投与2時間で最大濃度となった(コントロール)。一方、精製紅茶抽出物1(試料1)を同時に投与した場合、その上昇は抑制され、その効果は精製紅茶抽出物1の投与量に依存したものであった。この結果から、テアフラビン類を高濃度に含有させることで、血中中性脂肪を有意に低下させることが可能であると考えられる。
〔試験例3〕高脂肪食負荷試験
血中中性脂肪量がやや高めの人を無作為に選抜し(20名)、バター及びラードを溶解したスープとともに、上述のようにして得られた精製紅茶抽出物2(試料2)を配合した飲料を摂取させて、1、2、3、4及び6時間後の血中中性脂肪量を測定した。
なお、上記血中中性脂肪量は、表4に示す対照飲料、低用量飲料、中用量飲料及び高用量飲料のいずれかを摂取させ、1週間の休止期間をはさみながら、4回に分けて上記すべての飲料を摂取させるようにして測定した。
結果を表5及び図2に示す。
Figure 2010095478
Figure 2010095478
表5及び図2に示すように、1回につき200mgの精製紅茶抽出物2を摂取することにより、食後中性脂肪上昇抑制作用を示すことが確認され、特に、300mg、400mgにおいて強い中性脂肪上昇抑制作用を示すことが確認された。このことから、食事等による脂肪摂取直後(2〜4時間後)に血中中性脂肪量が増加するのを抑制し、経時的に正常値に戻すことができると考えられ、また、中性脂肪上昇抑制作用の程度(強さ)は、精製紅茶抽出物2の濃度(テアフラビン類の含有量)に依存するものと考えられる。
本発明の体脂肪蓄積抑制剤及び飲食品は、肥満やそれに伴う各種疾患(糖尿病、高脂血症、心筋梗塞、動脈硬化、脳梗塞等)の予防、治療又は改善に有用である。
血中中性脂肪低下作用試験の結果を示すグラフである。 高脂肪食負荷試験の結果を示すグラフである。

Claims (7)

  1. 18質量%以上のテアフラビン類を有効成分として含有することを特徴とする体脂肪蓄積抑制剤。
  2. 前記テアフラビン類中におけるガレート型テアフラビン類の含有割合が、30〜90質量%であることを特徴とする請求項1に記載の体脂肪蓄積抑制剤。
  3. ガレート型テアフラビン類を14〜30質量%含有することを特徴とする請求項1又は2に記載の体脂肪蓄積抑制剤。
  4. カフェインの含有量が1質量%以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の体脂肪蓄積抑制剤。
  5. アミノ酸類の含有量が0.5質量%以下であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の体脂肪蓄積抑制剤。
  6. カフェインを実質的に含有せず、総テアフラビン類中におけるガレート型テアフラビン類の含有比率が70質量%以上である精製紅茶抽出物を含有することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の体脂肪蓄積抑制剤。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の体脂肪蓄積抑制剤を配合したことを特徴とする飲食品。
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