JP2010092829A - 電磁継電器 - Google Patents

電磁継電器 Download PDF

Info

Publication number
JP2010092829A
JP2010092829A JP2009021296A JP2009021296A JP2010092829A JP 2010092829 A JP2010092829 A JP 2010092829A JP 2009021296 A JP2009021296 A JP 2009021296A JP 2009021296 A JP2009021296 A JP 2009021296A JP 2010092829 A JP2010092829 A JP 2010092829A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flame
electromagnetic relay
housing
gap
space
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009021296A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5131218B2 (ja
Inventor
Hiroshi Nagura
宏 名倉
Takashi Ito
貴史 伊藤
Masaki Takeyama
雅樹 武山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Electronics Corp
Original Assignee
Anden Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Anden Co Ltd filed Critical Anden Co Ltd
Priority to JP2009021296A priority Critical patent/JP5131218B2/ja
Priority to US12/461,970 priority patent/US8093974B2/en
Priority to CN200910172893.7A priority patent/CN101673641B/zh
Publication of JP2010092829A publication Critical patent/JP2010092829A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5131218B2 publication Critical patent/JP5131218B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H9/00Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
    • H01H9/02Bases, casings, or covers
    • H01H9/04Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof casings
    • H01H9/047Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof casings provided with venting means
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/02Bases; Casings; Covers

Landscapes

  • Arc-Extinguishing Devices That Are Switches (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Abstract

【課題】アークにより引火された可燃性ガスの火炎が、筐体の外部空間まで伝播されないようにする。
【解決手段】可動接点24と固定接点14との間で発生したアークにより引火された可燃性ガスの火炎が、呼吸孔101に向かって伝播される火炎伝播経路中に、火炎を消滅させることが可能な隙間寸法Sに設定された火炎消滅隙間部を設ける。これによると、アークにより引火された可燃性ガスの火炎は、火炎消滅隙間部を通過する際に、火炎消滅隙間部を形成する部材に熱を奪われるため、火炎を持続することができず消滅する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気回路を開閉する電磁継電器に関する。
特許文献1に示された従来の電磁継電器は、固定接点保持部材にて固定接点を所定位置に位置決め保持し、可動接点が装着された可動部材を電磁コイルの電磁力により駆動して、可動接点と固定接点とを接離させることにより、電気回路を開閉するようになっている。また、電磁コイル等の構成部品が配置された筐体内の収容空間は、呼吸孔を介して筐体の外部空間と連通している。
特開2005−203290号公報
しかしながら、呼吸孔を有する従来の電磁継電器は、可燃性ガスが発生する環境下で用いられる場合には、呼吸孔を介して可燃性ガスが収容空間に流入し、収容空間に流入した可燃性ガスは、可動接点と固定接点との間で発生したアークにより引火される。そして、その火炎が呼吸孔を介して筐体の外部空間まで伝播された場合には、筐体の外部空間に存在する可燃性ガスに引火する恐れがあった。
本発明は上記点に鑑みて、アークにより引火された可燃性ガスの火炎が、筐体の外部空間まで伝播されないようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、内部に収容空間(10a)を形成する筐体(10、11)と、収容空間(10a)に配置されて、通電時に電磁力を発生する電磁コイル(16)と、収容空間(10a)に配置されて、電磁コイル(16)により駆動される可動接点(24、25)と、収容空間(10a)に配置されて、可動接点(24、25)が接離する固定接点(14、15)と、筐体(10、11)に形成され、収容空間(10a)と筐体(10、11)の外部空間とを連通させる呼吸孔(101)とを備える電磁継電器において、可動接点(24、25)と固定接点(14、15)との間で発生したアークにより引火された可燃性ガスの火炎が、呼吸孔(101)に向かって伝播される火炎伝播経路(D1〜D9)中に、火炎を消滅させることが可能な隙間寸法に設定された火炎消滅隙間部(C1〜C11)を備えることを特徴とする。
これによると、アークにより引火された可燃性ガスの火炎は、火炎消滅隙間部(C1〜C11)を通過する際に、火炎消滅隙間部(C1〜C11)を形成する部材に熱を奪われるため、火炎を持続することができず消滅する。したがって、アークにより引火された可燃性ガスの火炎が筐体(10、11)の外部空間まで伝播されるのを防止して、筐体(10、11)の外部空間に存在する可燃性ガスに引火するのを防止することができる。
また、アークにより引火されて燃焼するガスは、収容空間(10a)のうち火炎消滅隙間部(C1〜C11)よりも火炎伝播経路上流側の空間のガスのみであるため、収容空間(10a)の全てのガスが燃焼する場合よりも燃焼ガスは筐体(10、11)に熱を奪われやすく、収容空間(10a)内の圧力上昇が小さくなり、筐体(10、11)が破損し難くなる。
なお、請求項2〜5に記載の発明のように、可燃性ガスの種類に応じて火炎消滅隙間部(C1〜C11)の隙間寸法を適切に設定することにより、アークにより引火された可燃性ガスの火炎を確実に消滅させることができる。
請求項6に記載の発明では、請求項1ないし5のいずれか1つに記載の電磁継電器において、呼吸孔(101)は、火炎を消滅させることが可能な隙間寸法に設定されていることを特徴とする。
これによると、アークにより引火された可燃性ガスの火炎は、火炎消滅隙間部(C1〜C11)を通過した後に呼吸孔(101)に向かって伝播されるため、まず火炎消滅隙間部(C1〜C11)にて火炎が消滅され、万一ここで火炎が消滅されなかった場合には、その火炎は呼吸孔(101)を通過する際に消滅される。すなわち、火炎消滅隙間部(C1〜C11)と呼吸孔(101)とで火炎の消滅を図る2重の防爆構造(火炎消滅構造)であるため、アークにより引火された可燃性ガスの火炎をより確実に消滅させることができる。
請求項7に記載の発明では、請求項6に記載の電磁継電器において、一端が電磁コイル(16)に接続されるとともに他端が筐体(10、11)の外部に突出した金属製のコイル端子(17)と、筐体(10、11)に形成され、収容空間(10a)と筐体(10、11)の外部空間とを連通させるとともにコイル端子(17)が挿入されるコイル端子挿入孔(103)とを備え、呼吸孔(101)は、コイル端子挿入孔(103)と連通する状態でコイル端子挿入孔(103)に隣接して形成されていることを特徴とする。
これによると、火炎が呼吸孔(101)を通過する際に、火炎は筐体(10、11)およびコイル端子(17)に熱を奪われる。そして、コイル端子(17)は金属製であるため、コイル端子(17)にて火炎の熱を大量に奪うことができ、アークにより引火された可燃性ガスの火炎をより確実に消滅させることができる。
請求項8に記載の発明では、請求項7に記載の電磁継電器において、コイル端子(17)は、コイル端子挿入孔(103)と収容空間(10a)との境界部で折り曲げられて、呼吸孔(101)における収容空間(10a)側の開口部を覆う覆い板部(173)を備えることを特徴とする。
ところで、収容空間(10a)内にあった異物がアークにより加熱され、その異物がガス流に乗って呼吸孔(101)を通過した場合、異物内の火種によって筐体(10、11)の外部空間に存在する可燃性ガスが引火される虞がある。
これに対し、請求項8に記載の発明によると、異物は呼吸孔(101)を通過し難いため、異物内の火種によって筐体(10、11)の外部空間に存在する可燃性ガスが引火されるのを防止することができる。
また、覆い板部(173)とこの覆い板部(173)に対向する筐体(10、11)の面との間を火炎が通過する際にも、火炎はコイル端子(17)および筐体(10、11)に熱を奪われるため、火炎をより確実に消滅させることができる。
なお、特許請求の範囲およびこの欄で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態に係る電磁継電器を示す断面図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 図1のB−B線に沿う断面図である。 本発明の第2実施形態に係る電磁継電器を示す断面図である。 図4の下面図である。 図5のE−E線に沿う断面図である。 図6のF矢視図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について説明する。図1は第1実施形態に係る電磁継電器を示す断面図、図2は図1のA−A線に沿う断面図、図3は図1のB−B線に沿う断面図である。
本実施形態に係る電磁継電器は、電動機を走行駆動源とする電気自動車に用いられる。より詳細には、電気自動車は、電動機に電力を供給するためにリチウムイオン電池が搭載されており、また、リチウムイオン電池からコンデンサに充電用の電力を供給する電気回路中に電磁継電器が設けられている。
リチウムイオン電池のバッテリ液は、有機溶剤(ジメチルカーボネート(DMC)またはエチルメチルカーボネート(EMC)等)を含んでおり、例えば過充電によってバッテリ液の温度が上昇した場合に、ジメチルカーボネートまたはエチルメチルカーボネート等はガス化する。因みに、ジメチルカーボネートガスまたはエチルメチルカーボネートガス等は可燃性ガスである。
なお、本実施形態に係る電磁継電器は、燃料電池が搭載された電気自動車に用いることができる。因みに、燃料電池は、可燃性ガスである水素ガスを利用する。
図1〜図3に示すように、本実施形態に係る電磁継電器は、樹脂よりなる板状のベース10に、樹脂よりなる有底筒状で直方体のケース11が嵌合されており、ベース10とケース11とによって内部に収容空間10aが形成されている。収容空間10aは、ベース10に形成された呼吸孔101を介して、ベース10およびケース11の外部空間に連通されている。なお、ベース10およびケース11は、本発明の筐体を構成する。
ベース10には、導電金属製の2つの固定接点保持部材12、13が固定されている。2つの固定接点保持部材12、13は、ベース10を貫通していて、一端側が収容空間10a内に位置し、他端側が外部空間に位置している。
2つの固定接点保持部材12、13における収容空間10a側の端部には、導電金属製の固定接点14、15がそれぞれかしめ固定されている。そして、2つの固定接点14、15は、2つの固定接点保持部材12、13により所定位置に位置決め保持される。
2つの固定接点保持部材12、13の外部空間側には、外部ハーネス(図示せず)と接続される負荷回路端子121、131が形成されている。そして、第1固定接点保持部材12の負荷回路端子121は、外部ハーネスを介してリチウムイオン電池(図示せず)に接続され、第2固定接点保持部材13の負荷回路端子131は、外部ハーネスを介してコンデンサ(図示せず)に接続される。
また、ベース10には、それぞれ電磁コイル16に接続された導電金属製の2つのコイル端子17(一方のみ図示)が圧入等にて固定されている。より詳細には、ベース10には、収容空間10aと外部空間を連通させるとともにコイル端子17が挿入されるコイル端子挿入孔103が形成されている。このコイル端子挿入孔103と呼吸孔101は、連通する状態で隣接して形成されている。そして、コイル端子17は、コイル端子挿入孔103に挿入されて、一端側が収容空間10a内に位置し、他端側が外部空間に位置している。
電磁コイル16は、樹脂製のボビン161と、ボビン161の円筒部(図示せず)の外周に巻かれるとともに端部がコイル端子17に接続されたコイルワイヤ162とを有し、通電時に電磁力を発生する。ボビン161は、後述する可動鉄片20側に位置する第1鍔部161aと、反可動鉄片20側に位置する第2鍔部161bとを備えている。また、ボビン161の円筒部内には、磁性体金属材料よりなる固定鉄心19が配置されている。
ヨーク18は、磁性体金属材料よりなり、コ字状に曲げられており、電磁コイル16により誘起された磁束の磁路を構成する。ヨーク18はベース10に圧入等にて固定され、電磁コイル16はヨーク18に固定されている。
固定鉄心19に対向する位置に、磁性体金属製の可動鉄片20が配置されており、可動鉄片20は、コイル通電時に固定鉄心19側に吸引される。また、可動鉄片20は、略L字状に曲げられた金属製の連結板21によってヨーク18に連結されている。連結板21は、コイル非通電時に可動鉄片20が固定鉄心19から離れる向きの弾性力を可動鉄片20に作用させる。
可動鉄片20には、樹脂製の連結部材22によって、コ字状の導電金属製の板バネ23が連結されている。板バネ23の両端には、導電金属製の可動接点24、25がかしめ固定されており、第1可動接点24は第1固定接点14に対向して配置され、第2可動接点25は第2固定接点15に対向して配置されている。
第1固定接点14および第1可動接点24の側方には、第1可動接点24が第1固定接点14から離れる際に発生するアークに対してローレンツ力を作用させる第1永久磁石26が配置されている。また、第2固定接点15および第2可動接点25の側方には、第2可動接点25が第2固定接点15から離れる際に発生するアークに対してローレンツ力を作用させる第2永久磁石27が配置されている。これらの永久磁石26、27は、円柱状に形成されており、ケース11の側壁に形成された凹部に挿入されている。
第1固定接点保持部材12および板バネ23は、平行に、且つ第1永久磁石26から遠ざかる向きに延びている。第2固定接点保持部材13および板バネ23は、平行に、且つ第2永久磁石27から遠ざかる向きに延びている。
ベース10には、収容空間10a内に突出する隔壁102が形成されている。そして、この隔壁102により、第1固定接点14および第1可動接点24が配置された空間と第2固定接点15および第2可動接点25が配置された空間とが分離されている。
ケース11の内壁部のうち、第1固定接点14および第1可動接点24の反隔壁102側に、凹部または溝状の第1ガイド部111が形成されている。第1ガイド部111は、第1固定接点14と第1可動接点24の並び方向と平行な方向に延びていて、第1ガイド部111に衝突したアークをその並び方向と略平行な方向に案内するようになっている。
ケース11の内壁部のうち、第2固定接点15および第2可動接点25の反隔壁102側に、凹部または溝状の第2ガイド部112が形成されている。第2ガイド部112は、第2固定接点15と第2可動接点25の並び方向と平行な方向に延びていて、第2ガイド部112に衝突したアークをその並び方向と略平行な方向に案内するようになっている。
前述したように、本実施形態に係る電磁継電器は、可燃性ガスが発生する虞のある環境下で用いられる。そして、可燃性ガスが発生した場合には、呼吸孔101を介して可燃性ガスが収容空間10aに流入し、収容空間10aに流入した可燃性ガスは、固定接点14、15と可動接点24、25との間で発生したアークにより引火される。
そこで、本実施形態では、アークにより引火された可燃性ガスの火炎が呼吸孔101に向かって伝播される火炎伝播経路中に、火炎を消滅させることが可能な隙間寸法Sに設定された火炎消滅隙間部C1〜C11を設けることにより、火炎が外部空間まで伝播されるのを防止するようにしている。また、呼吸孔101の隙間寸法S’を、火炎を消滅させることが可能な寸法に設定することにより、火炎が外部空間まで伝播されるのをより確実に防止するようにしている。
火炎消滅隙間部C1〜C11は、下記のように11箇所設けられている。すなわち、ヨーク18における反ベース10側(すなわち、ボビン161の第2鍔部161b側)の部位とケース11との間に第1火炎消滅隙間部C1が設けられ(図1、3参照)、第2鍔部161bの側面とケース11との間に第2火炎消滅隙間部C2および第3火炎消滅隙間部C3が設けられ(図2参照)、コイルワイヤ162の外周面とケース11との間に第4火炎消滅隙間部C4および第5火炎消滅隙間部C5が設けられている(図2参照)。
また、第1固定接点保持部材12における第1固定接点14が装着された側の端面122とケース11との間に第6火炎消滅隙間部C6が設けられ(図1、2参照)、隔壁102と第1固定接点保持部材12との間に第7火炎消滅隙間部C7が設けられ(図2、3参照)、第1固定接点保持部材12と板バネ23との間に第8火炎消滅隙間部C8が設けられている(図1、3参照)。
さらに、第2固定接点保持部材13における第2固定接点15が装着された側の端面132とケース11との間に第9火炎消滅隙間部C9が設けられ(図2参照)、隔壁102と第2固定接点保持部材13との間に第10火炎消滅隙間部C10が設けられ(図2、3参照)、第2固定接点保持部材13と板バネ23との間に第11火炎消滅隙間部C11が設けられている(図3参照)。
なお、可燃性ガスがジメチルカーボネートガスやエチルメチルカーボネートガスの場合は、隙間寸法S、S’を2mm以下に設定することにより、火炎を確実に消滅させることが可能である。また、可燃性ガスが水素ガスの場合は、隙間寸法S、S’を0.6mm以下に設定することにより、火炎を確実に消滅させることが可能である。
次に、本実施形態に係る電磁継電器の作動を説明する。まず、電磁コイル16に通電すると、その電磁力により可動鉄片20が固定鉄心19側に吸引され、第1可動接点24が第1固定接点14に当接するとともに、第2可動接点25が第2固定接点15に当接し、2つの固定接点14、15間が板バネ23によって接続されて電気回路が閉じられる。一方、電磁コイル16への通電が遮断されると、連結板21の弾性力により可動接点24、25が固定接点14、15から離され、電気回路が開かれる。
ここで、図中の破線矢印は、アークにより引火された火炎が呼吸孔101に向かって伝播される火炎伝播経路を示している。また、図中の実線矢印は、その火炎が消滅される概略の領域を示している。
そして、収容空間10aに流入した可燃性ガスが、固定接点14、15と可動接点24、25との間で発生したアークにより引火された場合は、以下のようにしてその火炎が消滅される。
まず、第1固定接点14と第1可動接点24との間で発生したアークにより引火された可燃性ガスの火炎の、消滅作用について説明する。
第1ガイド部111を通って反ベース10側に向かう第1火炎伝播経路D1(図1〜3参照)の火炎は、第1火炎消滅隙間部C1を通過する際に、第1火炎消滅隙間部C1を形成する部材(すなわち、ヨーク18とケース11)に熱を奪われるため、火炎を持続することができず消滅する。
第2鍔部161bの側面やコイルワイヤ162の外周面側に向かう第2火炎伝播経路D2(図2参照)の火炎は、第2火炎消滅隙間部C2または第4火炎消滅隙間部C4を通過する際に、第2火炎消滅隙間部C2を形成する部材(すなわち、第2鍔部161bとケース11)または第4火炎消滅隙間部C4を形成する部材(すなわち、コイルワイヤ162とケース11)に熱を奪われて消滅する。
第1固定接点保持部材12の端面122とケース11との間を通る第3火炎伝播経路D3(図1、2参照)の火炎は、第6火炎消滅隙間部C6を通過する際に、第6火炎消滅隙間部C6を形成する部材(すなわち、第1固定接点保持部材12とケース11)に熱を奪われて消滅する。
隔壁102と第1固定接点保持部材12との間を通る第4火炎伝播経路D4(図3参照)の火炎は、第7火炎消滅隙間部C7を通過する際に、第7火炎消滅隙間部C7を形成する部材(すなわち、第1固定接点保持部材12と隔壁102)に熱を奪われて消滅する。
第1固定接点保持部材12と板バネ23との間を通る第5火炎伝播経路D5(図1参照)の火炎は、第8火炎消滅隙間部C8を通過する際に、第8火炎消滅隙間部C8を形成する部材(すなわち、第1固定接点保持部材12と板バネ23)に熱を奪われて消滅する。
このようにして、第1固定接点14と第1可動接点24との間で発生したアークにより引火された可燃性ガスの火炎は、消滅される。
次に、第2固定接点15と第2可動接点25との間で発生したアークにより引火された可燃性ガスの火炎の、消滅作用について説明する。
第2ガイド部112を通って反ベース10側に向かう第6火炎伝播経路D6(図2、3参照)の火炎は、第1火炎消滅隙間部C1を通過する際に、第1火炎消滅隙間部C1を形成する部材(すなわち、ヨーク18とケース11)に熱を奪われて消滅する。
第2鍔部161bの側面やコイルワイヤ162の外周面側に向かう第7火炎伝播経路D7(図2参照)の火炎は、第3火炎消滅隙間部C3または第5火炎消滅隙間部C5を通過する際に、第3火炎消滅隙間部C3を形成する部材(すなわち、第2鍔部161bとケース11)または第5火炎消滅隙間部C5を形成する部材(すなわち、コイルワイヤ162とケース11)に熱を奪われて消滅する。
第2固定接点保持部材13の端面132とケース11との間を通る第8火炎伝播経路D8(図2参照)の火炎は、第9火炎消滅隙間部C9を通過する際に、第9火炎消滅隙間部C9を形成する部材(すなわち、第2固定接点保持部材13とケース11)に熱を奪われて消滅する。
隔壁102と第2固定接点保持部材13との間を通る第9火炎伝播経路D9(図3参照)の火炎は、第10火炎消滅隙間部C10を通過する際に、第10火炎消滅隙間部C10を形成する部材(すなわち、第2固定接点保持部材13と隔壁102)に熱を奪われて消滅する。
第2固定接点保持部材13と板バネ23との間を通る第10火炎伝播経路(図示せず)の火炎は、第11火炎消滅隙間部C11を通過する際に、第11火炎消滅隙間部C11を形成する部材(すなわち、第2固定接点保持部材13と板バネ23)に熱を奪われて消滅する。
このようにして、第2固定接点15と第2可動接点25との間で発生したアークにより引火された可燃性ガスの火炎は消滅される。
なお、第1火炎消滅隙間部C1〜第11火炎消滅隙間部C11のいずれかで万一火炎が消滅されなかった場合には、その火炎は呼吸孔101を通過する際にベース10やコイル端子17に熱を奪われて消滅する。コイル端子17は金属製であるため、コイル端子17にて火炎の熱を大量に奪うことができ、火炎を確実に消滅させることができる。
以上述べたように、本実施形態では、アークにより引火された可燃性ガスの火炎を、火炎消滅隙間部C1〜C11にて消滅させることができるため、火炎が外部空間まで伝播されるのを防止することができる。
また、火炎消滅隙間部C1〜C11にて万一火炎が消滅されなかった場合には、その火炎は呼吸孔101にて消滅される。すなわち、火炎消滅隙間部C1〜C11と呼吸孔101とで火炎の消滅を図る2重の防爆構造(火炎消滅構造)であるため、アークにより引火された可燃性ガスの火炎をより確実に消滅させることができる。
さらに、アークにより引火されて燃焼するガスは、収容空間10aのうち火炎消滅隙間部C1〜C11よりも火炎伝播経路上流側の空間のガスのみであるため、収容空間10aの全てのガスが燃焼する場合よりも燃焼ガスはベース10やケース11に熱を奪われやすく、収容空間10a内の圧力上昇が小さくなり、ベース10やケース11が破損し難くなる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。図4は本発明の第2実施形態に係る電磁継電器を示す断面図、図5は図4の下面図、図6は図5のE−E線に沿う断面図、図7は図6のF矢視図である。本実施形態は、コイル端子17の構成が第1実施形態のものと異なる。なお、その他に関しては第1実施形態と同様であるため、異なる部分についてのみ説明する。
図4〜図7に示すように、コイル端子17は、導電金属製の板材を打ち抜き加工後、複数箇所で曲げ加工がなされて、所定形状に形成されている。コイル端子17は、外部空間に突出して外部ハーネス(図示せず)と接続される接続端子板部171、および接続端子板部171と連なりコイル端子挿入孔103内に位置する挿入板部172を備えている。
コイル端子17は、挿入板部172の反接続端子板部側で折り曲げられて、換言すると、コイル端子挿入孔103と収容空間10aとの境界部で折り曲げられて、覆い板部173が形成されている。この覆い板部173は、呼吸孔101における収容空間10a側の開口部を覆うとともに、ベース10における収容空間10a側の面と略平行に延びている。
コイル端子17は、覆い板部173の反挿入板部側で折り曲げられて、ワイヤ接続板部174が形成されている。このワイヤ接続板部174の端部にコイルワイヤ162が接続される。
ところで、製造工程において収容空間10a内に混入した樹脂等の異物がアークにより加熱され、その異物がガス流に乗って呼吸孔101を通過した場合、異物内の火種によって外部空間に存在する可燃性ガスが引火される虞がある。
これに対し、本実施形態では、呼吸孔101における収容空間10a側の開口部が覆い板部173にて覆われていて、異物は呼吸孔101を通過し難いため、異物内の火種によって外部空間に存在する可燃性ガスが引火されるのを防止することができる。
また、覆い板部173とこの覆い板部173に対向するベース10の面との間を火炎が通過する際にも、火炎は覆い板部173およびベース10に熱を奪われるため、火炎をより確実に消滅させることができる。
10 ベース(筐体)
11 ケース(筐体)
14 第1固定接点
15 第2固定接点
16 電磁コイル
24 第1可動接点
25 第2可動接点
10a 収容空間
101 呼吸孔

Claims (8)

  1. 内部に収容空間(10a)を形成する筐体(10、11)と、
    前記収容空間(10a)に配置されて、通電時に電磁力を発生する電磁コイル(16)と、
    前記収容空間(10a)に配置されて、前記電磁コイル(16)により駆動される可動接点(24、25)と、
    前記収容空間(10a)に配置されて、前記可動接点(24、25)が接離する固定接点(14、15)と、
    前記筐体(10、11)に形成され、前記収容空間(10a)と前記筐体(10、11)の外部空間とを連通させる呼吸孔(101)とを備える電磁継電器において、
    前記可動接点(24、25)と前記固定接点(14、15)との間で発生したアークにより引火された可燃性ガスの火炎が、前記呼吸孔(101)に向かって伝播される火炎伝播経路(D1〜D9)中に、前記火炎を消滅させることが可能な隙間寸法に設定された火炎消滅隙間部(C1〜C11)を備えることを特徴とする電磁継電器。
  2. 有機溶剤ガスが前記収容空間(10a)に流入する環境下で用いられる電磁継電器であって、前記火炎消滅隙間部(C1〜C11)の隙間寸法が2mm以下に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の電磁継電器。
  3. ジメチルカーボネートガスが前記収容空間(10a)に流入する環境下で用いられる電磁継電器であって、前記火炎消滅隙間部(C1〜C11)の隙間寸法が2mm以下に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の電磁継電器。
  4. エチルメチルカーボネートガスが前記収容空間(10a)に流入する環境下で用いられる電磁継電器であって、前記火炎消滅隙間部(C1〜C11)の隙間寸法が2mm以下に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の電磁継電器。
  5. 水素ガスが前記収容空間(10a)に流入する環境下で用いられる電磁継電器であって、前記火炎消滅隙間部(C1〜C11)の隙間寸法が0.6mm以下に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の電磁継電器。
  6. 前記呼吸孔(101)は、前記火炎を消滅させることが可能な隙間寸法に設定されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の電磁継電器。
  7. 一端が前記電磁コイル(16)に接続されるとともに他端が前記筐体(10、11)の外部に突出した金属製のコイル端子(17)と、
    前記筐体(10、11)に形成され、前記収容空間(10a)と前記筐体(10、11)の外部空間とを連通させるとともに前記コイル端子(17)が挿入されるコイル端子挿入孔(103)とを備え、
    前記呼吸孔(101)は、前記コイル端子挿入孔(103)と連通する状態で前記コイル端子挿入孔(103)に隣接して形成されていることを特徴とする請求項6に記載の電磁継電器。
  8. 前記コイル端子(17)は、前記コイル端子挿入孔(103)と前記収容空間(10a)との境界部で折り曲げられて、前記呼吸孔(101)における前記収容空間(10a)側の開口部を覆う覆い板部(173)を備えることを特徴とする請求項7に記載の電磁継電器。
JP2009021296A 2008-09-12 2009-02-02 電磁継電器 Active JP5131218B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009021296A JP5131218B2 (ja) 2008-09-12 2009-02-02 電磁継電器
US12/461,970 US8093974B2 (en) 2008-09-12 2009-08-31 Electromagnetic relay
CN200910172893.7A CN101673641B (zh) 2008-09-12 2009-09-10 电磁继电器

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008234438 2008-09-12
JP2008234438 2008-09-12
JP2009021296A JP5131218B2 (ja) 2008-09-12 2009-02-02 電磁継電器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010092829A true JP2010092829A (ja) 2010-04-22
JP5131218B2 JP5131218B2 (ja) 2013-01-30

Family

ID=42006693

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009021296A Active JP5131218B2 (ja) 2008-09-12 2009-02-02 電磁継電器

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8093974B2 (ja)
JP (1) JP5131218B2 (ja)
CN (1) CN101673641B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017073398A1 (ja) * 2015-10-28 2017-05-04 アンデン株式会社 電磁継電器
JP2017516266A (ja) * 2014-05-12 2017-06-15 タイコ エレクトロニクス オーストリア ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハウツンク 潜在的に爆発性の領域で使用するためのスイッチ素子

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5131219B2 (ja) * 2009-02-02 2013-01-30 アンデン株式会社 電磁継電器
JP5197480B2 (ja) * 2009-05-14 2013-05-15 株式会社日本自動車部品総合研究所 電磁継電器
CA2829600C (en) 2011-03-10 2017-01-03 Ron Hughes Electrical enclosure
CN105632841B (zh) 2011-06-28 2018-04-13 株式会社美姿把 电磁继电器
JP5938745B2 (ja) * 2012-07-06 2016-06-22 パナソニックIpマネジメント株式会社 接点装置および当該接点装置を搭載した電磁継電器
EP2806441B1 (en) * 2013-05-24 2017-07-12 Tyco Electronics Austria GmbH Electric switching device with enhanced Lorentz force bias
DE102013210195A1 (de) * 2013-05-31 2014-12-04 Tyco Electronics Amp Gmbh Anordnung für ein elektrisches Schaltelement und Schaltelement
JP6414453B2 (ja) * 2014-12-05 2018-10-31 オムロン株式会社 電磁継電器
JP2016110843A (ja) * 2014-12-05 2016-06-20 オムロン株式会社 電磁継電器
JP6365684B2 (ja) 2014-12-05 2018-08-01 オムロン株式会社 電磁継電器
JP6447919B2 (ja) * 2015-04-07 2019-01-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 電磁継電器
JP6377791B1 (ja) * 2017-03-10 2018-08-22 Emデバイス株式会社 電磁継電器
DE102018109403A1 (de) * 2018-04-19 2019-10-24 Tdk Electronics Ag Schaltvorrichtung
JP7206831B2 (ja) * 2018-11-16 2023-01-18 オムロン株式会社 接点装置
US10930460B2 (en) * 2019-02-14 2021-02-23 Song Chuan Precision Co., Ltd. Relay structure with heat dissipation function
TWI680483B (zh) * 2019-07-03 2019-12-21 百容電子股份有限公司 電磁繼電器
US11335520B2 (en) * 2020-05-13 2022-05-17 TE Connectivity Services Gmbh Rupture resistant relay
CN113394055B (zh) * 2021-06-23 2022-07-05 宁波力顺继电器有限公司 一种便于组装的继电器
JP2023008138A (ja) * 2021-07-05 2023-01-19 オムロン株式会社 電磁継電器

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0589758A (ja) * 1990-11-09 1993-04-09 Siemens Ag 電磁式のリレー
JPH11312449A (ja) * 1998-04-28 1999-11-09 Mitsubishi Electric Corp 開閉器
JP2008123781A (ja) * 2006-11-10 2008-05-29 Nec Tokin Corp 電磁継電器

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4485283A (en) * 1982-08-27 1984-11-27 General Electric Company Current limiter unit
US5015979A (en) * 1988-12-15 1991-05-14 Omron Tateisi Electronics Co. Electromagnetic relay
JPH05290703A (ja) * 1992-04-08 1993-11-05 Nec Tohoku Ltd 電磁継電器
US6222174B1 (en) * 1999-03-05 2001-04-24 Hewlett-Packard Company Method of correlating immediately acquired and previously stored feature information for motion sensing
US6242707B1 (en) * 1999-08-31 2001-06-05 General Electric Company Arc quenching current limiting device including ablative material
JP2005203290A (ja) 2004-01-19 2005-07-28 Daiichi Denki Kk 小型リレー
US7843682B2 (en) * 2008-10-22 2010-11-30 Levitron Manufacturing Co., Inc. Blast venting for electrical device
JP5131219B2 (ja) * 2009-02-02 2013-01-30 アンデン株式会社 電磁継電器

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0589758A (ja) * 1990-11-09 1993-04-09 Siemens Ag 電磁式のリレー
JPH11312449A (ja) * 1998-04-28 1999-11-09 Mitsubishi Electric Corp 開閉器
JP2008123781A (ja) * 2006-11-10 2008-05-29 Nec Tokin Corp 電磁継電器

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017516266A (ja) * 2014-05-12 2017-06-15 タイコ エレクトロニクス オーストリア ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハウツンク 潜在的に爆発性の領域で使用するためのスイッチ素子
WO2017073398A1 (ja) * 2015-10-28 2017-05-04 アンデン株式会社 電磁継電器
JP2017084613A (ja) * 2015-10-28 2017-05-18 アンデン株式会社 電磁継電器
CN108140512A (zh) * 2015-10-28 2018-06-08 安电株式会社 电磁继电器
CN108140512B (zh) * 2015-10-28 2019-12-13 安电株式会社 电磁继电器
US10679812B2 (en) 2015-10-28 2020-06-09 Anden Co., Ltd. Electromagnetic relay

Also Published As

Publication number Publication date
US8093974B2 (en) 2012-01-10
US20100066471A1 (en) 2010-03-18
CN101673641A (zh) 2010-03-17
CN101673641B (zh) 2013-11-06
JP5131218B2 (ja) 2013-01-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5131218B2 (ja) 電磁継電器
JP5131219B2 (ja) 電磁継電器
JP4915473B1 (ja) 切断装置
CN108140512B (zh) 电磁继电器
JP4973779B1 (ja) 切断装置
CN104704594A (zh) 电磁接触器
KR20180117726A (ko) 전자 계전기 및 코일 단자
JP6972961B2 (ja) 接点機構及びこれを使用した電磁接触器
CN104704597A (zh) 电磁开闭器
JP2009230921A (ja) 接点装置
JP2013246873A (ja) 接点装置
JP2014116256A (ja) 電磁接触器
JP2013246872A (ja) 接点装置
JP2012138281A (ja) 切断装置
JP5727871B2 (ja) 電磁継電器
JP2013246874A (ja) 接点装置
JP2010177159A (ja) 電磁継電器
JP5582023B2 (ja) 切断装置
CN218069726U (zh) 继电器
JP7294111B2 (ja) 電磁接触器
CN220233035U (zh) 一种高压继电器
EP4333016A1 (en) Contact device and electromagnetic relay
JP2023000415A (ja) 電磁継電器
JP2023000416A (ja) 電磁継電器
JP2023004605A (ja) 電磁継電器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110426

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120803

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120821

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120918

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121009

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121022

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151116

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5131218

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250