JP2023000415A - 電磁継電器 - Google Patents

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剛 西田
Takeshi Nishida
和樹 古川
Kazuki Furukawa
尭 塚田
Takashi Tsukada
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Abstract

【課題】電磁継電器において、接点に発生するアークの再点弧を抑制する。【解決手段】電磁継電器は、第1固定端子と、第2固定端子と、可動接触片と、ケースと、磁石と、ガス流路とを備える。第1固定端子は、第1固定接点を含む。第2固定端子は、第2固定接点を含み、第1固定端子から離れて配置される。可動接触片は、第1固定接点と向かい合う第1可動接点と、第2固定接点と向かい合う第2可動接点とを含む。ケースは、第1固定接点と第2固定接点と可動接触片とが収容される収容空間と、収容空間とは異なるガス流入空間と、収容空間とガス流入空間とを第1方向から覆う側壁とを含む。磁石は、収容空間とガス流入空間の間に配置され、第1固定接点と第1可動接点の間で発生するアークを伸長させる。ガス流路は、ケースの側壁と磁石の間に設けられ、収容空間とガス流入空間とを連通する。【選択図】図4

Description

本発明は、電磁継電器に関する。
電磁継電器は、電流の遮断時に接点にアークが発生する。このアークによって接点の温度が上昇すると、接点が溶融して、金属蒸気を含む高温のガスが発生する場合がある。この高温のガスが接点の近傍に滞留すると、接点間の絶縁性能が低下して、アークが再点弧する可能性がある。このアークの再点弧を防止するために、特許文献1に開示された電磁継電器は、アークを消弧する消弧空間と、消弧空間とは別のガス流入空間と、消弧空間からガス流入空間に高温のガスを逃がすガス通路とをケース内に設けている。
特開2016-24864号公報
特許文献1の電磁継電器では、ガス通路の入口と出口とは、接点の近傍に配置されている。そのため、高温のガスは、ガス通路を通って接点に戻り易い。負荷容量が大きくなると、接点付近に戻る高温のガスの量も多くなるので、アークが再点弧するおそれがある。
本発明の課題は、電磁継電器において、接点に発生するアークの再点弧を抑制することにある。
本発明の一態様に係る電磁継電器は、第1固定端子と、第2固定端子と、可動接触片と、ケースと、磁石と、ガス流路とを備える。第1固定端子は、第1固定接点を含む。第2固定端子は、第2固定接点を含み、第1固定端子から離れて配置される。可動接触片は、第1固定接点と向かい合う第1可動接点と、第2固定接点と向かい合う第2可動接点とを含む。ケースは、第1固定接点と第2固定接点と可動接触片とが収容される収容空間と、収容空間とは異なるガス流入空間と、収容空間とガス流入空間とを第1方向から覆う側壁とを含む。磁石は、収容空間とガス流入空間の間に配置され、第1固定接点と第1可動接点の間で発生するアークを伸長させる。ガス流路は、ケースの側壁と磁石の間に設けられ、収容空間とガス流入空間とを連通する。
この電磁継電器では、ケースの側壁と磁石の間に収容空間とガス流入空間とを連通するガス流路が設けられているので、第1固定接点と第1可動接点との間で発生したアークによる高温のガスを収容空間からガス流入空間に逃がすことができる。また、磁石が収容空間とガス流入空間の間に配置されるので、ガス流入空間が磁石の裏側に位置することになる。このため、高温のガスがガス流入空間から接点付近に戻りにくい。これにより、第1固定接点と第1可動接点の間に発生するアークの再点弧を抑制することができる。
磁石は、アークを第1方向に向けて伸長させてもよい。この場合は、アークがガス流路に近づく方向に伸長されるので、アークによる高温のガスを迅速に収容空間からガス流入空間に逃がすことができる。
ケースは、第1方向と反対の第2方向に側壁から離れて配置された磁石収容部をさらに含んでもよい。ガス流路は、ケースの側壁と磁石収容部の間に設けられてもよい。この場合は、磁石収容部に磁石を配置することで、磁石がアークの影響を受けることを抑制できる。
電磁継電器は、磁石を支持する支持部材をさらに備えてもよい。ガス流路は、支持部材に形成されてもよい。この場合は、支持部材によって磁石を支持することができるとともに、支持部材がガス流路を兼ねることができる。
磁石収容部は、アークが当接するアーク当接面を含み、ケースの側壁と別体であってもよい。この場合は、ケースの側壁よりも消弧性能に優れた材料で磁石収容部を形成することができるので、アーク当接面によってアークを迅速に消弧できる。
磁石収容部は、支持部材と一体であってもよい。この場合は、消弧性能に優れた材料で磁石収容部及び支持部材を形成することができる。
前記磁石は、第1方向から磁石収容部に挿入されてもよい。この場合は、磁石の組み付けが容易になる。
磁石収容部は、第1方向に向かって開口する挿入口を含んでもよい。ケースの側壁は、第1方向に貫通する貫通孔を含んでもよい。磁石は、挿入口及び貫通孔を介して磁石収容部に収容されてもよい。支持部材は、挿入口を塞ぐ第1カバー部と、貫通孔を塞ぐ第2カバー部とを含んでもよい。ガス流路は、第1カバー部と第2カバー部の間に設けられてもよい。この場合は、支持部材によって磁石がアークの影響を受けることを抑制できるとともに、支持部材がガス流路を兼ねることができる。
磁石収容部は、収容空間とガス流入空間とを区画してもよい。この場合は、ケース内の空間を効率よく用いることができるので、電磁継電器を小型化できる。
磁石収容部は、ケースの側壁に対して第1固定接点よりも第2方向に延びていてもよい。この場合は、高温のガスがガス流入空間から接点付近にさらに戻りにくくなる。
電磁継電器は、コイルを含み、可動接触片を移動させる駆動装置をさらに備えてもよい。ガス流入空間は、駆動装置が配置される空間と連通していてもよい。この場合は、高温のガスがガス流入空間から接点付近にさらに戻りにくくなる。
本発明によれば、電磁継電器において、接点に発生するアークの再点弧を抑制することにある。
電磁継電器の斜視図である。 カバーを取り外した状態の電磁継電器の斜視図である。 電磁継電器を上下方向と直交する平面で切断した部分断面図である 電磁継電器を前後方向と直交する平面で切断した部分断面図である。 変形例に係る磁石収容部周辺の断面図である。
以下、図面を参照して実施形態に係る電磁継電器1について説明する。図1及び図2に示すように、電磁継電器1は、ケース2と、接点装置3と、駆動装置4とを備えている。
なお、以下の説明において、ケース2の後述するベース21に対して接点装置3及び駆動装置4が配置される方向を上方向(第2方向の一例)、その反対方向を下方向(第1方向の一例)、駆動装置4に対して接点装置3が配置される方向を前方向、その反対方向を後方向、図3の紙面の左右方向を左右方向として説明する。ただし、これらの方向は、説明の便宜上、定義されるものであって、電磁継電器1の配置方向を限定するものではない。
ケース2は、箱形に形成されている。ケース2は、樹脂などの絶縁材で形成されているケース2は、ベース21と、カバー22とを含む。ベース21は、接点装置3及び駆動装置4を支持している。ベース21は、底部21aと、外壁21b~21eとを含む。底部21aは、上下方向と直交する方向に延びている。外壁21bは、底部21aの前縁から上方に延びている。外壁21cは、底部21aの後縁から上方に延びている。外壁21dは、底部21aの左縁から上方に延びている。外壁21eは、底部21aの右縁から上方に延びている。カバー22は、下方に向けて開口しており、ベース21の底部21aを上方から覆うようにベース21の外壁21b~21eに取り付けられている。接点装置3及び駆動装置4は、ケース2に収容されている。
図3に示すように、接点装置3は、第1固定端子11と、第2固定端子12と、可動接触片13とを含む。なお、以下の説明において、第1固定端子11及び第2固定端子12を固定端子11,12と記すことがある。
固定端子11,12は、銅などの導電性を有する材料で形成されている。固定端子11,12は、板状の端子であり、前後方向と直交する方向に延びている。固定端子11,12は、ベース21の底部21aに支持されている。本実施形態では、固定端子11,12は、ベース21の底部21aに圧入固定されている。
第1固定端子11は、図3及び図4に示すように、第1固定接点11aと、第1外部接続部11bとを含む。第1固定接点11aは、第1固定端子11の前面に配置されている。第1固定接点11aは、第1固定端子11にカシメ固定されている。なお、第1固定接点11aは、第1固定端子11と一体であってもよい。第1外部接続部11bは、ベース21の底部21aから下方に突出しており、図示しない外部機器と電気的に接続される。
第2固定端子12は、第1固定端子11から左方向に離れて配置されている。第2固定端子12は、第1固定端子11と左右対称形状である。第2固定端子12は、第2固定接点12aと、第2外部接続部12bとを含む。第2固定接点12aは、第2固定端子12の前面に配置されている。第2固定接点12aは、第2固定端子12にかしめ固定されている。なお、第2固定接点12aは、第2固定端子12と一体であってもよい。第2外部接続部12bは、ベース21の底部21aから下方に突出しており、図示しない外部機器と電気的に接続される。
可動接触片13は、板状の端子であり、銅などの導電性を有する材料で形成されている。可動接触片13は、固定端子11,12の前方に配置されている。可動接触片13は、前後方向から見て略T字形状である。可動接触片13は、第1可動接点13aと、第2可動接点13bと、上下延伸部13cと、左右延伸部13dとを含む。
第1可動接点13a及び第2可動接点13bは、可動接触片13にかしめ固定されている。第1可動接点13a及び第2可動接点13bは、左右延伸部13dの後面に配置されている。第1可動接点13aは、第1固定接点11aと前後方向に向かい合う。第1可動接点13aは、第1固定接点11aに接触可能である。第2可動接点13bは、第1可動接点13aから左方向に離れて配置されている。第2可動接点13bは、第2固定接点12aと前後方向に向かい合う。第2可動接点13bは、第2固定接点12aに接触可能である。なお、第1可動接点13a及び第2可動接点13bは、可動接触片13と一体であってもよい。
上下延伸部13cは、上下方向に延びており、上部が駆動装置4に接続されている。左右延伸部13dは、上下延伸部13cの下部から左右方向に延びている。
駆動装置4は、接点装置3よりも上方に配置されている。駆動装置4は、第1可動接点13aが第1固定接点11aに近づく方向と、第1可動接点13aが第1固定接点11aから離れる方向とに可動接触片13を移動させる。また、駆動装置4は、第2可動接点13bが第2固定接点12aに近づく方向と、第2可動接点13bが第2固定接点12aから離れる方向とに可動接触片13を移動させる。本実施形態では、駆動装置4は、可動接触片13を前後方向に移動させる。
駆動装置4は、スプール41と、コイル42と、ヨーク43と、可動鉄片44と、樹脂部材45と、復帰バネ46と、図示しない固定鉄心とを含む。スプール41は、筒状であり前後方向に延びている。コイル42は、スプール41の外周に巻回されている。ヨーク43は、L字状に屈曲した形状を有している。ヨーク43は、連結部43aと、延伸部43bとを含む。連結部43aは、スプール41の後方に配置されており、固定鉄心に連結されている。延伸部43bは、コイル42の上方を覆うように連結部43aの上端から前方に延びている。
可動鉄片44は、固定鉄心の前方に配置されている。可動鉄片44は、延伸部43bの前端において、ヨーク43に回動可能に支持されている。樹脂部材45は、可動鉄片44と可動接触片13とを絶縁する。樹脂部材45は、可動鉄片44と可動接触片13とを連結する。詳細には、可動鉄片44及び可動接触片13は、樹脂部材45にインサート成形されている。これにより、樹脂部材45及び可動接触片13は、可動鉄片44の回動に応じて可動鉄片44とともに一体的に回動する。
復帰バネ46は、コイルバネであり、前後方向に延びている。復帰バネ46は、前端が可動鉄片44に接続され、後端がヨーク43に接続されている。復帰バネ46は、可動鉄片44及び樹脂部材45を介して可動接触片13を前方向に付勢する。すなわち、復帰バネ46は、第1可動接点13aが第1固定接点11aから離れる方向、並びに第2可動接点13bが第2固定接点12aから離れる方向に可動接触片13を付勢している。固定鉄心は、スプール41の内側に配置され、スプール41を前後方向に貫通している。
次に、電磁継電器1の動作について説明する。コイル42に電圧が印加されていない状態では、図3に示すように、復帰バネ46の弾性力によって第1可動接点13aが第1固定接点11aから開離した状態、並びに第2可動接点13bが第2固定接点12aから開離した状態にある。コイル42に電圧が印加されて励磁されると、電磁力によって可動鉄片44が固定鉄心に吸着されることで、可動鉄片44が復帰バネ46の弾性力に抗して回動する。これにより、可動接触片13が後方に移動して、第1可動接点13aが第1固定接点11aに接触し、第2可動接点13bが第2固定接点12aに接触する。コイル42への電圧の印加が停止されると、可動鉄片44が復帰バネ46の弾性力によって回動する。これにより、可動接触片13が前方に移動して、第1可動接点13aが第1固定接点11aからか開離し、第2可動接点13bが第2固定接点12aから開離する。
ここで、ケース2は、側壁23と、収容空間24と、磁石収容部25,26と、ガス流入空間27,28とをさらに含む。側壁23は、本実施形態ではベース21の底部21aによって構成されている。側壁23は、収容空間24及びガス流入空間27,28を下方向から覆う。側壁23は、貫通孔23a,23bを含む。貫通孔23a,23bは、側壁23を上下方向に貫通する孔である。貫通孔23aは、磁石収容部25の下方に形成されている。貫通孔23bは、磁石収容部26の下方に形成されている。
収容空間24は、ベース21とカバー22との間に設けられている。収容空間24は、左右方向において、磁石収容部25と磁石収容部26との間に設けられている。第1固定接点11aと第2固定接点12aと可動接触片13は、収容空間24に収容されている。
磁石収容部25は、ベース21に一体形成されている。磁石収容部25は、ベース21の外壁21bから後方かつ上下方向に延びている。磁石収容部25は、ベース21の底部21aから上方向に離れて配置されている。磁石収容部25は、第1固定接点11a及び第1可動接点13aの右側方に配置されている。磁石収容部25は、収容空間24とガス流入空間27との間に配置されている。磁石収容部25は、収容空間24とガス流入空間27とを左右方向に区画する。磁石収容部25は、ベース21の底部21aに対して第1固定接点11a及び第1可動接点13aよりも上方に延びている。磁石収容部25は、ベース21の底部21aに対して第1固定端子11よりも上方に延びている。
磁石収容部25は、挿入口25aと、アーク当接面25bとを含む。挿入口25aは、磁石収容部25の下端に形成されており、下方に向かって開口している。挿入口25aは、ベース21の底部21aよりも上方に配置されている。挿入口25aは、貫通孔23aと上下方向に重なる。アーク当接面25bは、左右方向と直交する方向に延びている。アーク当接面25bは、第1固定接点11aと第1可動接点13aとの間で発生するアークが当接する。
磁石収容部26は、磁石収容部25と左右対称形状であるため簡略に説明する。磁石収容部26は、第2固定接点12a及び第2可動接点13bの左側方に配置されている。磁石収容部26は、収容空間24とガス流入空間27との間に配置されている。磁石収容部26は、収容空間24とガス流入空間27とを左右方向に区画する。磁石収容部25は、挿入口26aと、アーク当接面26bとを含む。
ガス流入空間27,28は、ベース21とカバー22との間に設けられている。ガス流入空間27,28は、収容空間24とは異なる。ガス流入空間27,28の上部は、駆動装置4が配置される空間30と連通している。
ガス流入空間27は、収容空間24の右方に配置されている。ガス流入空間27は、左右方向において、磁石収容部25とベース21の外壁21eとの間に設けられている。
ガス流入空間28は、収容空間24の左方に配置されている。ガス流入空間28は、左右方向において、磁石収容部26とベース21の外壁21dとの間に設けられている。
電磁継電器1は、磁石50,51と、支持部材60,61と、ガス流路70,71とを備えている。磁石50,51は、例えば、矩形状の永久磁石である。磁石50は、収容空間24とガス流入空間27との間に配置されている。磁石50は、第1固定接点11a及び第1可動接点13aの右側方に配置されている。磁石50は、磁石収容部25に収容されている。磁石50は、下方向から磁石収容部25に挿入される。磁石50は、側壁23の貫通孔23a及び磁石収容部25の挿入口25aを介して磁石収容部25に挿入される。磁石50は、磁石収容部25に圧入固定されている。磁石50は、磁石収容部25内において磁石50の右側方に配置されたヨーク53に接続されている。磁石50の外側面は、磁石収容部25と支持部材60とによって覆われている。
磁石50は、第1固定接点11a付近において右方向に磁束が流れるように配置されている。磁石50は、第1固定接点11aと第1可動接点13aとの間で発生するアークA1を下方向に向けて伸長させる。詳細には、例えば、第1可動接点13aから第1固定接点11aに向かって電流が流れる場合、アークA1に下方向のローレンツ力が作用して、アークA1が下方向に向けて伸長される。なお、アークA1は、図4に示すように、下方に伸長されるにしたがって、アーク当接面25bに近づく方向に伸長される。
磁石51は、収容空間24とガス流入空間28との間に配置されている。磁石51は、第2固定接点12a及び第2可動接点13bの左側方に配置されている。磁石51は、磁石収容部26に収容されている。磁石51は、側壁23の貫通孔23b及び磁石収容部26の挿入口26aを介して磁石収容部26に挿入される。磁石50は、磁石収容部26内において磁石51の左側方に配置されたヨーク54に接続されている。
磁石51は、第2固定接点12a付近において右方向に磁束が流れるように配置されている。磁石51は、磁石50と異極が対向するように配置されている。磁石51は、第2固定接点12aと第2可動接点13bとの間で発生するアークA2を上方向に向けて伸長させる。詳細には、例えば、第2固定接点12aから第2可動接点13bに向かって電流が流れる場合、アークA2に上方向のローレンツ力が作用して、アークA2が上方向に向けて伸長される。なお、アークA2は、図4に示すように、上方に伸長されるにしたがって、アーク当接面25bに近づく方向に伸長される。
支持部材60は、ベース21と別体である。支持部材60は、ベース21の底部21aに例えば圧入固定されている。支持部材60は、磁石50を下方から支持する。支持部材60は、上下方向において磁石50を位置決めする。支持部材60は、磁石収容部25から磁石50を抜け止めする。
支持部材60は、第1カバー部60aと、第2カバー部60bと、1対の連結部60cと、貫通孔60dとを含む。
第1カバー部60aは、磁石収容部25の挿入口25aを塞ぐ。第2カバー部60bは、第1カバー部60aから下方に離れて配置されている。第2カバー部60bは、側壁23の貫通孔23aを塞ぐ。1対の連結部60cは、第1カバー部60aと第2カバー部60bとを連結する。1対の連結部60cは、前後方向と直交する方向に延びている。連結部60cは、第1カバー部60aの前後方向の両端から第2カバー部60bに向かって延びている。貫通孔60dは、左右方向に貫通する孔であり、上下方向において、第1カバー部60aと第2カバー部60bとの間に形成されている。貫通孔60dは、連結部60cの内側に形成されている。
支持部材61は、磁石51を下方から支持する。支持部材61は、第1カバー部61aと、第2カバー部61bと、1対の連結部61cと、貫通孔61dとを含む。支持部材61は、支持部材60と同様の構成であるため詳細な説明を省略する。
ガス流路70は、ケース2の側壁23と磁石50の間に設けられている。ガス流路70は、左右方向に延びており、収容空間24とガス流入空間27とを連通する。ガス流路70は、磁石50と上下方向に重なる。ガス流路70は、磁石50の下方に設けられている。ガス流路70は、支持部材60に設けられている。ガス流路70は、支持部材60の第1カバー60部aと第2カバー部60bとの間に設けられている。本実施形態では、ガス流路70は、磁石収容部25と側壁23との間を左右方向に貫通する貫通孔70aと、支持部材60の貫通孔60dとによって構成されている。貫通孔70aは、支持部材60の貫通孔60dと左右方向に連なるように形成されている。
ガス流路71は、ケース2の側壁23と磁石51の間に設けられている。ガス流路71は、左右方向に延びており、収容空間24とガス流入空間28とを連通する。ガス流路71は、磁石51と上下方向に重なる。ガス流路71は、磁石51の下方に配置されている。ガス流路71は、支持部材61に設けられている。本実施形態では、ガス流路71は、磁石収容部26と側壁23との間を左右方向に貫通する貫通孔71aと、支持部材61の貫通孔61dとによって構成されている。貫通孔71aは、支持部材61の貫通孔61dと左右方向に連なるように配置されている。
上述した電磁継電器1では、ケース2の側壁23と磁石50の間に収容空間24とガス流入空間27とを連通するガス流路70が設けられているので、アークA1による高温のガスを収容空間24からガス流入空間27に逃がすことができる。また、磁石50が収容空間24とガス流入空間27の間に配置されるので、ガス流入空間27が磁石50の裏側に位置することになる。このため、高温のガスがガス流入空間27から接点付近に戻りにくい。これにより、第1固定接点11aと第1可動接点13aの間に発生するアークA1の再点弧を抑制することができる。
また、アークA1は、ガス流路70に近づく方向に伸長されるので、高温のガスを迅速に収容空間24からガス流入空間27に逃がすことができる。
磁石50は、磁石収容部25と支持部材61の第1カバー部60aとによって覆われるので、磁石50がアークA1の影響を受けることを抑制できる。
磁石収容部25は、収容空間24とガス流入空間27とを区画するともに、ケース2の側壁23に対して第1固定接点11aよりも上方向に延びているので、高温のガスがガス流入空間27から接点付近にさらに戻りにくい。また、ガス流入空間27は、駆動装置4が配置される空間30と連通しているので、高温のガスがガス流入空間27から接点付近にさらに戻りにくい。
なお、例えば、第2可動接点13bから第2固定接点12aに向かって電流が流れる場合、アークA2が下方向に向かって伸長されるので、ガス流路71によってアークA2による高温のガスを収容空間24からガス流入空間27に逃がすことができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
接点装置3及び駆動装置4の構成は、変更されてもよい。例えば、第1固定端子11の第1外部接続部11bは、ベース21の外壁21eから突出してもよい。駆動装置4は、プランジャ型の構造であってもよい。
前記実施形態では、磁石収容部25がベース21と一体であったが、図5に示すように、磁石収容部25は、ベース21と別体であってもよい。すなわち、磁石収容部25は、側壁23と別体であってもよい。また、磁石収容部25と支持部材60とは、ベース21と異なる材料で一体形成されてもよい。例えば、石収容部25と支持部材60とは、ベース21よりも消弧性能に優れた材料で一体形成されてもよい。
1 電磁継電器
2 ケース
4 駆動装置
11 第1固定端子
11a 第1固定接点
12 第2固定端子
12a 第2固定接点
23 側壁
24 収容空間
25 磁石収容部
25b アーク当接面
27 ガス流入空間
50 磁石
60 支持部材
70 ガス流路

Claims (11)

  1. 第1固定接点を含む第1固定端子と、
    第2固定接点を含み、前記第1固定端子から離れて配置された第2固定端子と、
    前記第1固定接点と向かい合う第1可動接点と、前記第2固定接点と向かい合う第2可動接点と、を含む可動接触片と、
    前記第1固定接点と前記第2固定接点と前記可動接触片とが収容される収容空間と、前記収容空間とは異なるガス流入空間と、前記収容空間と前記ガス流入空間とを第1方向から覆う側壁と、を含むケースと、
    前記収容空間と前記ガス流入空間の間に配置され、前記第1固定接点と前記第1可動接点の間で発生するアークを伸長させる磁石と、
    前記ケースの前記側壁と前記磁石の間に設けられ、前記収容空間と前記ガス流入空間とを連通するガス流路と、
    を備えた、
    電磁継電器。
  2. 前記磁石は、前記アークを前記第1方向に向けて伸長させる、
    請求項1に記載の電磁継電器。
  3. 前記ケースは、前記第1方向と反対の第2方向に前記側壁から離れて配置された磁石収容部をさらに含み、
    前記ガス流路は、前記ケースの前記側壁と前記磁石収容部の間に設けられている、
    請求項2に記載の電磁継電器。
  4. 前記磁石を支持する支持部材をさらに備え、
    前記ガス流路は、前記支持部材に設けられている、
    請求項3に記載の電磁継電器。
  5. 前記磁石収容部は、前記アークが当接するアーク当接面を含み、前記ケースの前記側壁と別体である、
    請求項4に記載の電磁継電器。
  6. 前記磁石収容部は、前記支持部材と一体である、
    請求項5に記載の電磁継電器。
  7. 前記磁石は、前記第1方向から前記磁石収容部に挿入される、
    請求項4に記載の電磁継電器。
  8. 前記磁石収容部は、前記第1方向に向かって開口する挿入口を含み、
    前記ケースの前記側壁は、前記第1方向に貫通する貫通孔を含み、
    前記磁石は、前記貫通孔及び前記挿入口を介して前記磁石収容部に収容され、
    前記支持部材は、前記挿入口を塞ぐ第1カバー部と、前記貫通孔を塞ぐ第2カバー部とを含み、
    前記ガス流路は、前記第1カバー部と前記第2カバー部の間に設けられている、
    請求項7に記載の電磁継電器。
  9. 前記磁石収容部は、前記収容空間と前記ガス流入空間とを区画する、
    請求項3から8のいずれか1項に記載の電磁継電器。
  10. 前記磁石収容部は、前記ケースの前記側壁に対して前記第1固定接点よりも前記第2方向に延びている、
    請求項3から9のいずれか1項に記載の電磁継電器。
  11. コイルを含み、前記可動接触片を移動させる駆動装置をさらに備え、
    前記ガス流入空間は、前記駆動装置が配置される空間と連通している、
    請求項1から10のいずれか1項に記載の電磁継電器。
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