JP2010089919A - 伸縮ブーム - Google Patents

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Masayoshi Okumura
昌好 奥村
Hiroki Nakayama
浩樹 中山
Yoji Hanawa
洋二 塙
Shunsuke Yokoyama
俊輔 横山
Isao Motoyama
功 元山
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    • B66C23/70Jibs constructed of sections adapted to be assembled to form jibs or various lengths
    • B66C23/701Jibs constructed of sections adapted to be assembled to form jibs or various lengths telescopic

Abstract

【課題】軽量であるにもかかわらず座屈強度が高く、ブームやパッドの製作性が優れると共に、シム調整性に優れた伸縮ブームを提供する。
【解決手段】伸縮ブームを構成するブームそれぞれの長手方向と直交する方向に切断した横断断面における腹面側の下部側半部に、それぞれのブームの外幅より小幅の開口幅を有する半円以下の仮想円弧22に外周面が内接し、かつ外幅が前記仮想円弧22の開口幅と一致する円弧部23を形成すると共に、それぞれのブームの背面側の上部側半部の左右の平行な側板21aの端部側と前記円弧部23の開口側を側部傾斜平板部24で連ねた構成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ホイールクレーン等の旋回自在な上部旋回体に起伏可能に装着される伸縮ブームの改善に係り、より詳しくは、軽量であるにもかかわらず座屈強度が高く、ブームやパッドの製作性が優れると共に、シム調整性に優れた伸縮ブームに関するものである。
ホイールクレーン等の旋回自在な上部旋回体に起伏可能に装着される伸縮ブームは、軽量化やコンパクト化のために、できるだけ小さく構成する必要があり、そして簡単な製造工程で製造し得ることが好ましい。このような伸縮ブームとしては、例えばブームの長手方向と直交する方向に切断した横断断面形状において、背面側の上部側半部に半箱型部が形成されると共に、腹面側の下部側半部が滑らかな円弧状に形成されたものが知られている。この従来例1に係る伸縮ブームは、4枚の鋼板を矩形状に組立てた伸縮ブームよりも座屈強度が優れていることが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
また、例えばブームの長手方向と直交する方向に切断した横断断面形状において、背面側の上部側半部に半箱型部が形成されると共に、腹面側の下部側半部が滑らかな半楕円形状に形成された伸縮ブームが知られている。この従来例2に係る伸縮ブームは、ブームの長手方向と直交する方向に切断した横断断面における横幅寸法と縦幅寸法の比率、板厚比率が同一であるとした場合、背面側の上部側半部の半箱型部の平行な側板の幅寸法の割合が、上記従来例1に係る伸縮ブームのそれよりも小さいため、平行な側板が座屈し難いという利点がある(例えば、特許文献2参照。)。
特表平9−501384号公報 特許EP0499208B2号公報
上記従来例1,2に係る伸縮ブームは、それなりに有用であると考えられる。しかしながら、上記のとおり、上記従来例1に係る伸縮ブームの場合には、その背面側の上部側半部の半箱型部の平行な側板の幅寸法が、従来例2に係る伸縮ブームのそれよりも大寸であるため、平行な側板が座屈し易く、従来例2に係る伸縮ブームよりも上部側半部の半箱型部の平行な側板の座屈強度が弱いという問題がある。
上記従来例2に係る伸縮ブームは、上部側半部の半箱型部の平行な側板の座屈強度に関して上記従来例1に係る伸縮ブームよりも優れているとはいうものの、楕円形の最下端部が従来例1に係る伸縮ブームの場合よりも下端部の曲率半径が小さいため、この部位が座屈し易いという問題がある。また、楕円形状に形成するには多大な製作工数が必要であるため製造コストが嵩み、伸縮する嵌挿ブームを支持するパッドも加工し難いためパッドのコストも嵩むのに加えて、シム調整も難しいという問題がある。
従って、本発明の目的は、軽量であるにもかかわらず座屈強度が高く、ブームやパッドの製作性が優れると共に、シム調整性に優れた伸縮ブームを提供することである。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、従って上記課題を解決するために、本発明の請求項1に係る伸縮ブームが採用した手段は、基本ブームと、この基本ブーム内に入れ子式に嵌挿される少なくとも1つの嵌挿ブームとを備えてなる伸縮ブームにおいて、前記基本ブームおよび前記嵌挿ブームは、何れも長手方向と直交する方向に切断した横断断面における腹面側の下部側半部に、それぞれのブームの外幅より小幅の開口幅を有する半円以下の仮想円弧に周面が接し、かつ外幅が前記仮想円弧の開口幅と一致する円弧部が形成されると共に、それぞれのブームの背面側の上部側半部の左右の側板の端部側と前記円弧部の開口側が側部傾斜平板部で連ねられてなることを特徴とするものである。
上記請求項1に係る伸縮ブームによれば、前記基本、嵌挿ブームそれぞれの腹面側の下部側半部に円弧部が形成されているため従来例と同様に軽量であり、そして高い座屈強度を保持しながら、ブームの下部側半部が半楕円形状に形成された従来例2の場合よりもブームの加工工数を少なくすることができ、側部傾斜平板部と円弧部だけであるためにパッドの加工も容易になる。また、シム調整により容易に側部平板部をパッドに密着させることができるので、ブーム伸縮中の偏心を抑制することができる。
本発明の請求項2に係る伸縮ブームが採用した手段は、基本ブームと、この基本ブーム内に入れ子式に嵌挿される少なくとも1つの嵌挿ブームとを備えてなる伸縮ブームにおいて、前記基本ブームおよび前記嵌挿ブームは、何れも長手方向と直交する方向に切断した横断断面における腹面側の下部側半部に、平板部を有し、それぞれのブームの外幅より小幅の開口幅を有する半円以下の仮想円弧に折曲部、または前記平板部の内側平面のうちの何れか一方が接し、かつ外幅が前記仮想円弧の開口幅と一致する多角形部が形成されると共に、それぞれのブームの背面側の上部側半部の左右の側板の端部側と前記多角形部の開口側が側部傾斜平板部で連ねられてなることを特徴とするものである。
上記請求項2に係る伸縮ブームによれば、前記基本、嵌挿ブームそれぞれの腹面側の下部側半部に予め設定された幅寸法の平板部を有する多角形部が形成されているため従来例と同様に軽量であり、高い座屈強度を保持することができる。そして、多角形部は予め設定された幅寸法毎に折曲げられて形成されるので、ブームの下部側半部の多角形部の全てを、同じ金型で加工することができる。従って、上記請求項1に係る伸縮ブームの場合よりも少ない加工工数でブームを製造することができ、平坦面だけであるためにパッドの加工も容易になる。さらに、シム調整により容易に側部平板部、平板部にパッドに密着させることができるので、ブーム伸縮中の偏心を抑制することができる。
本発明の請求項3に係る伸縮ブームが採用した手段は、基本ブームと、この基本ブーム内に入れ子式に嵌挿される少なくとも1つの嵌挿ブームとを備えてなる伸縮ブームにおいて、前記基本ブームおよび前記嵌挿ブームは、何れも長手方向と直交する方向に切断した横断断面における腹面側の下部側半部に、等幅寸法の平板部を有し、それぞれのブームの外幅より小幅の開口幅を有する半円以下の仮想円弧に折曲部、または前記平板部の内側平面のうちの何れか一方が接し、かつ外幅が前記仮想円弧の開口幅と一致する多角形部が形成されると共に、それぞれのブームの背面側の上部側半部の左右の側板の端部側と前記多角形部の開口側が側部傾斜平板部で連ねられてなることを特徴とするものである。
上記請求項3に係る伸縮ブームによれば、前記基本、嵌挿ブームそれぞれの腹面側の下部側半部に予め設定された等幅寸法の平板部を有する多角形部が形成されているため、従来例と同様に軽量であり、高い座屈強度を保持することができる。また、多角形部は等幅寸法に折曲げられて形成されるので、ブームの下部側半部の多角形部の全てを、同じ金型、同じ押圧力、同じ押込み量で加工することができる。従って、上記請求項2に係る伸縮ブームの場合よりも少ない加工工数でブームを製造することができる。さらに、シム調整により容易に側部平板部、平板部にパッドに密着させることができるので、ブーム伸縮中の偏心を抑制することができる。
本発明の請求項4に係る伸縮ブームが採用した手段は、請求項3に記載の伸縮ブームにおいて、前記側部傾斜平板部の幅寸法は、前記多角形部の平板部の幅寸法と同幅寸法に設定されてなることを特徴とするものである。
上記請求項4に係る伸縮ブームによれば、側部傾斜平板部の幅寸法は、多角形部の平板部の幅寸法と同幅寸法に設定されている。従って、側部傾斜平板部と多角形部の平板部との全てを、同じ金型、同じ押圧力、同じ押込み量で加工することができ、上記請求項3に係る伸縮ブームの多角形部よりも少ない加工工数で加工することができるため、上記請求項3の場合よりも安価にブームを製造することができる。
本発明の請求項5に係る伸縮ブームが採用した手段は、請求項2または3に記載の伸縮ブームにおいて、前記多角形部が、互いに等角度に折曲げられて形成された前記折曲部からなることを特徴とするものである。
上記請求項5に係る伸縮ブームによれば、前記多角形部が、互いに等角度に折曲げられて形成された前記折曲部からなる。従って、平坦な平板部と平板部とのなす角度が等しいために、パッドの加工も更に容易になり、上記請求項2または3に係る伸縮ブームの場合よりも少ない加工工数でブームを製造することができる。
本発明の請求項6に係る伸縮ブームが採用した手段は、請求項1乃至5の何れか一つの項に記載の伸縮ブームにおいて、前記基本ブームおよび嵌挿ブームの長手方向と直交する断面を平面視した際、前記側部傾斜平板部の接合側端部の外縁が、前記半箱型部の側板の外面に対し外方に突出するように段差を設けて接合されてなることを特徴とするものである。
上記請求項6に係る伸縮ブームによれば、前記基本ブームおよび嵌挿ブームの長手方向と直交する断面を平面視した際、前記側部傾斜平板部の接合側端部の外縁が、前記半箱型部の側板の外面に対し外方に突出するように段差を設けて接合されている。従って、前記
側部傾斜平板部の接合側端部と前記半箱型部の側板との接合がし易くなる。
上記請求項1に係る伸縮ブームによれば、基本、嵌挿ブームそれぞれの腹面側の下部側半部に円弧部が形成されているため従来例と同様に軽量であり、そして高い座屈強度を保持しながら、ブームの下部側半部が半楕円形状に形成された従来例2の場合よりもブームの加工工数を少なくすることができ、側部傾斜平板部と円弧部だけであるためにパッドの加工も容易になる。また、シム調整により容易に側部平板部をパッドに密着させることができるので、ブーム伸縮中の偏心を抑制することができるという優れた効果を得ることができる。
本発明の請求項2に係る伸縮ブームによれば、基本、嵌挿ブームそれぞれの腹面側の下部側半部に予め設定された幅寸法の平板部を有する多角形部が形成されているため従来例と同様に軽量であり、高い座屈強度を保持することができる。そして、多角形部は予め設定された幅寸法毎に折曲げられて形成されるので、ブームの下部側半部の多角形部の全てを、同じ金型で加工することができる。従って、上記請求項1に係る伸縮ブームの場合よりも少ない加工工数でブームを製造することができ、平坦面だけであるためにパッドの加工も容易になる。さらに、シム調整により容易に側部平板部、平板部にパッドに密着させることができるので、ブーム伸縮中の偏心を抑制することができるという優れた効果を得ることができる。
本発明の請求項3に係る伸縮ブームによれば、基本、嵌挿ブームそれぞれの腹面側の下部側半部に予め設定された等幅寸法の平板部を有する多角形部が形成されているため、従来例と同様に軽量であり、高い座屈強度を保持することができる。また、多角形部は等幅寸法に折曲げられて形成されるので、ブームの下部側半部の多角形部の全てを、同じ金型、同じ押圧力、同じ押込み量で加工することができる。従って、上記請求項2に係る伸縮ブームの場合よりも少ない加工工数でブームを製造することができる。さらに、シム調整により容易に側部平板部、平板部にパッドに密着させることができるので、ブーム伸縮中の偏心を抑制することができるという優れた効果を得ることができる。
本発明の請求項4に係る伸縮ブームによれば、側部傾斜平板部の幅寸法は、多角形部の平板部の幅寸法と同幅寸法に設定されている。従って、側部傾斜平板部と多角形部の平板部との全てを、同じ金型、同じ押圧力、同じ押込み量で加工することができ、上記請求項3に係る伸縮ブームの多角形部よりも少ない加工工数で加工することができるため、上記請求項3の場合よりも安価にブームを製造することができるという優れた効果を得ることができる。
本発明の請求項5に係る伸縮ブームによれば、前記多角形部が、互いに等角度に折曲げられて形成された前記折曲部からなる。従って、平坦な平板部と平板部とのなす角度が等しいために、パッドの加工も更に容易になり、上記請求項2または3に係る伸縮ブームの場合よりも少ない加工工数でブームを製造することができるという優れた効果を得ることができる。
本発明の請求項6に係る伸縮ブームによれば、前記基本ブームおよび嵌挿ブームの長手方向と直交する断面を平面視した際、前記側部傾斜平板部の接合側端部の外縁が、前記半箱型部の側板の外面に対し外方に突出するように段差を設けて接合されている。従って、前記側部傾斜平板部の接合側端部と前記半箱型部の側板との接合が容易になるという優れた効果を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態に係る伸縮ブームを説明する。先ず、本発明の実施の形態1に係る伸縮ブームを、添付図面を順次参照しながら説明する。図1は本発明の実施の形態1に係る伸縮ブームを搭載した自走式クレーン(ホイールクレーン)の側面図であり、図2は本発明の実施の形態1に係る伸縮ブームの一部を構成する第1中間ブームの横断断面形状説明図である。
図1に示す符号11は、本発明の実施の形態1に係る、後述する伸縮ブームBを搭載した自走式クレーン(ホイールクレーン)である。この自走式クレーン11は、同図における右側の走行方向の前側に前輪12aが配設され、同図における左側の走行方向の後側に後輪12bが配設されてなる走行台車12を備えている。この走行台車12の上には、旋回ベアリング12cを介して、垂直軸心回りに自在に旋回される上部旋回体13が搭載されており、この上部旋回体13の前側に運転室14が、この運転室14の1側面側に、ブーム起伏シリンダ15のロッドの伸縮により起伏される伸縮ブームBが配設されている。
そして、前記伸縮ブームBの背面に沿い、前記上部旋回体13の内側に収納された図示しないウインチにより巻取り、繰り出されるロープ16により昇降される、吊荷を吊持するためのフック17が前記伸縮ブームBの先端に垂設されている。なお、符号13aはカウンターウェイトである。
本発明の実施の形態1に係る伸縮ブームBは5段式の構成になるものである。即ち、前記上部旋回体13により起伏自在に支持されてなる基本ブーム1と、この基本ブーム1内に入れ子式に嵌挿される第1中間ブーム(嵌挿ブーム)2と、この第1中間ブーム2内に入れ子式に嵌挿される第2中間ブーム(嵌挿ブーム)3と、この第2中間ブーム3内に入れ子式に嵌挿される第3中間ブーム(嵌挿ブーム)4と、この第3中間ブーム4内に入れ子式に嵌挿される先端ブーム(嵌挿ブーム)5とから構成されている。この伸縮ブームBの場合は、上記のとおり、5段式であるが、4段式以下であっても、また6段式以上であっても良いので、5段式の伸縮ブームに限定されるものではない。
本発明の実施の形態1に係る伸縮ブームBを構成する各ブームの長手方向と直交する方向に切断した横断断面の形状と構成は、何れも図2に示すようになっている。この場合、横断断面の形状は、何れのブームも同等の形状であるので、第1中間ブーム2を例として説明する。即ち、この第1中間ブーム2の長手方向と直交する方向に切断した横断断面における背面側の上部側半部に、下側に開口する半箱型部21が形成されている。
また、この第1中間ブーム2の長手方向と直交する方向に切断した横断断面における腹面側の下部側半部に、予め設定された曲率半径Rを有し、この第1中間ブーム2の長手方向と直交する横断断面における左右方向の外幅、つまり前記半箱型部21の外幅Woより小幅の開口幅Wrを有する半円以下の仮想円弧22に外周面が内接し、かつ外幅が前記仮想円弧22の開口幅と一致する円弧部23が形成されると共に、この第1中間ブーム2の前記半箱型部21の平行な側板21aの端部側と、前記円弧部23の開口側が側部傾斜平板部24,24で連ねられてなる構成になっている。
なお、前記仮想円弧22の曲率半径Rは、前記上部側半部の半箱型部21の内幅Wiの1/2にその板厚Tを加えた寸法(R=1/2・Wi+T)または半箱型部21の内幅Wiの1/2に側部傾斜平板部24、円弧部23の板厚Tを加えた寸法(R=1/2・Wi+T)になるように設定されている。また、前記側部傾斜平板部24と円弧部23とを含む下部側半部の高さ寸法は、前記上部側半部の半箱型部21の高さ寸法以下になるように設定されている。ところで、前記半箱型部21の板厚Tよりも前記側部傾斜平板部24、円弧部23の板厚Tの方が厚い場合には、前記半箱型部21と前記側部傾斜平板部24との端部同士の溶接加工の関係上、前記仮想円弧22の曲率半径Rを(1/2・Wi+T)に設定し、図2に示すように、半箱型部21の側板21aの外面より側部傾斜平板部24の接合側端部の外縁が外方に突出するように、段差を設けるのが好ましい。
この様な段差を設けることによって、半箱型部21の側板21aと側部傾斜平板部24の接合側端部との溶接等による接合作業が容易になる。
上記構成になる伸縮ブームBの第1中間ブーム2によれば、腹面側の下部側半部に円弧部23が形成されているため従来例と同様に軽量であり、そして高い座屈強度を保持しながら、ブームの下部側半部が半楕円形状に形成された従来例2の場合よりもブームの加工工数を少なくすることができ、側部傾斜平板部24と円弧部23だけであるためにパッドの加工も容易になる。また、シム調整により容易に側部平板部24をパッドに密着させることができるので、この第1中間ブーム2の伸縮中の偏心を抑制することができるという優れた効果を得ることができる。
本発明の実施の形態2に係る伸縮ブームを、伸縮ブームの一部を構成する第1中間ブームの横断断面形状説明図の図3を参照しながら説明する。なお、本発明の実施の形態2が上記実施の形態1と相違するところは、ブームの長手方向と直交する方向に切断した横断断面における腹面側の下部側半部の形状の相違にあり、これ以外は同構成であるから、同一のものに同一符号を付して説明する。
本発明の実施の形態2に係る第1中間ブーム2の長手方向と直交する方向に切断した横断断面における背面側の上部側半部に、下側に開口する半箱型部21が構成されている。
また、この第1中間ブーム2の長手方向と直交する方向に切断した横断断面における腹面側の下部側半部に、予め設定された曲率半径Rを有し、この第1中間ブーム2の半箱型部21の外幅Woより小幅の開口幅Wrを有する半円以下の仮想円弧22に折曲部27の凸部が内接し、外幅が前記仮想円弧22の開口幅Wrと一致し、かつ予め設定された幅寸法の平板部26を有する多角形部25が形成されている。そして、この第1中間ブーム2の半箱型部21の平行な側板21aの端部側と前記多角形部25の開口側が側部傾斜板部24,24で連ねられている。また、前記多角形部25の平板部26の幅は、前記側部傾斜板部24の幅よりも小幅に設定されている。
なお、前記仮想円弧22の曲率半径Rは、上記実施の形態1の場合と同様に、前記上部側半部の半箱型部21の内幅Wiの1/2にその板厚Tを加えた寸法(R=1/2・Wi+T)または半箱型部21の内幅Wiの1/2に側部傾斜平板部24、円弧部23の板厚Tを加えた寸法(R=1/2・Wi+T)になるように設定されている。また、前記側部傾斜平板部24と多角形部25とを含む下部側半部の高さ寸法は、前記上部側半部の半箱型部21の高さ寸法以下になるように設定されている。
上記実施の形態2に係る第1中間ブーム2によれば、腹面側の下部側半部に予め設定された幅寸法の平板部26を有する多角形部25が形成されているため従来例と同様に軽量であり、高い座屈強度を保持することができる。そして、多角形部25は予め設定された幅寸法毎に折曲げられて形成されるので、ブームの下部側半部の多角形部25の全てを、同じ金型で加工することができる。
従って、上記実施の形態1に係る伸縮ブームBの一部を構成する第1中間ブームの場合よりも少ない加工工数でブームを製造することができ、平坦面だけであるためにパッドの加工も容易になる。さらに、シム調整により容易に側部平板部24、平板部26にパッドに密着させることができるので、この第1中間ブーム2伸縮中の偏心を抑制することができる。
本発明の実施の形態3に係る伸縮ブームを、伸縮ブームの一部を構成する第1中間ブームを例として、上記実施の形態2に係る伸縮ブームの一部を構成する第1中間ブームの説明に用いた、その横断断面形状説明図の図3を参照しながら説明する。なお、本発明の実施の形態3が上記実施の形態2と相違するところは、多角形部の平板部の幅と折曲げ角度の相違にあり、これ以外は同構成であるから、同一のもの並びに同一機能を有するものを、同一符号を用いて説明する。
本発明の実施の形態3に係る第1中間ブーム2の長手方向と直交する方向に切断した横断断面における背面側の上部側半部に、下側に開口する半箱型部21が構成されている。
また、この第1中間ブーム2の長手方向と直交する方向に切断した横断断面における腹面側の下部側半部に、予め設定された曲率半径Rを有し、この第1中間ブーム2の半箱型部21の外幅Woより小幅の開口幅Wrを有する半円以下の仮想円弧22に等角度で折曲げられた折曲部27の凸曲面が内接し、外幅が前記仮想円弧22の開口幅Wrと一致し、かつ予め設定された等幅寸法の平板部26を有する多角形部25が形成されている。そして、この第1中間ブーム2の半箱型部21の平行な側板21aの端部側と前記多角形部25の開口側が側部傾斜板部24,24で連ねられている。また、前記多角形部25の平板部26の幅は、前記側部傾斜板部24の幅よりも小幅に設定されている。
なお、前記仮想円弧22の曲率半径Rは、上記実施の形態1または2の場合と同様に、前記上部側半部の半箱型部21の内幅Wiの1/2にその板厚Tを加えた寸法(R=1/2・Wi+T)または半箱型部21の内幅Wiの1/2に側部傾斜平板部24、円弧部23の板厚Tを加えた寸法(R=1/2・Wi+T)になるように設定されている。
また、前記側部傾斜平板部24と多角形部25とを含む下部側半部の高さ寸法は、前記上部側半部の半箱型部21の高さ寸法以下になるように設定されている。
上記実施の形態3に係る伸縮ブームBの一部を構成する第1中間ブーム2によれば、腹面側の下部側半部に予め設定された等幅寸法の平板部26を有する多角形部25が形成されているため従来例と同様に軽量であり、高い座屈強度を保持することができる。そして、多角形部25は予め設定された幅寸法毎に折曲げられて形成されるので、第1中間ブーム2の下部側半部の多角形部25の全てを、同じ金型、同じ押圧力、同じ押込み量で加工することができる。
従って、本発明の実施の形態2に係る伸縮ブームBの一部を構成する第1中間ブームの場合よりも少ない加工工数でブームを製造することができ、平坦面だけであるためにパッドの加工も容易になる。さらに、シム調整により容易に側部平板部24、平板部26にパッドに密着させることができるので、この第1中間ブーム2伸縮中の偏心を抑制することができる。
本発明の実施の形態4に係る伸縮ブームの一部を構成する第1中間ブームを、その長手方向と直交する方向に切断した横断断面の形状について説明する。上記実施の形態3の伸縮ブームの一部を構成する第1中間ブームの場合には、多角形部の平板部の幅寸法は、側部傾斜平板部の幅寸法よりも小幅に設定されている。それに対して、本発明の実施の形態4に係る伸縮ブームの一部を構成する第1中間ブームの場合には、側部傾斜平板部の幅寸法は、多角形部の等角度に折曲げられた等幅寸法の平板部と同幅寸法になるように設定されている。
本発明の実施の形態4に係る伸縮ブームの一部を構成する第1中間ブームによれば、腹面側の下部側半部の側部傾斜平板部の幅寸法は、多角形部の平板部の幅寸法と同幅寸法に設定されている。従って、側部傾斜平板部と多角形部の平板部との全てを、同じ金型、同じ押圧力、同じ押込み量で加工することができ、上記実施の形態3に係る伸縮ブームの一部を構成する第1中間ブームの多角形部よりも少ない加工工数で加工することができるため、上記実施の形態3の場合よりも安価に伸縮ブームを製造することができるという優れた効果を得ることができる。
以上の実施の形態1〜4に係る伸縮ブームの第1中間ブーム2においては、この第1中間ブーム2の長手方向と直交する方向に切断した横断断面における背面側の上部側半部に、左右の平行な側板21a,21aと、所定の曲げ半径を有する左右のR面を介して前記左右の側板21a,21aの上側に連なる上部平板部とからなる半箱型部21が形成されている場合を例として説明した。
しかしながら、伸縮ブームの第1中間ブーム2の背面側の上部側半部の構成は、半箱型部21の形状に限定されるものではなく、例えば、後述する種々の構成の上部側半部を採用することができる。以下、この第1中間ブーム2の長手方向と直交する方向に切断した横断断面における背面側の種々の上部側半部の構成の具体例を、その上部側半部の構成説明図の図4(a)〜(h)を、順次参照しながら説明する。
図4(a)に示す第1中間ブーム2の背面側の上部側半部の構成は、前記上記実施の形態1〜4に係る第1中間ブーム2の半箱型部21の変形例である。即ち、この第1中間ブーム2の背面側の上部側半部は、この第1中間ブーム2の背面側に向かうに連れて次第に間隔が拡大する上拡がりの左右の側板を備えている。そして、所定の曲げ半径を有する左右のR面を介して前記左右の側板の上側に連なる上部平板部とを備えてなる、逆台形状に形成されてなるものである。
図4(b)に示す第1中間ブーム2の背面側の上部側半部の構成は、前記上記実施の形態1〜4に係る第1中間ブーム2の半箱型部21の変形例である。即ち、この第1中間ブーム2の背面側の上部側半部は、この第1中間ブーム2の背面側に向かうに連れて次第に間隔が狭まる上狭まりの左右の側板を備えている。そして、所定の曲げ半径を有する左右のR面を介して前記左右の側板の上側に連なる上部平板部とを備えてなる、台形状に形成されてなるものである。
図4(c)に示す第1中間ブーム2の背面側の上部側半部の構成は、前記上記実施の形態1〜4に係る第1中間ブーム2の半箱型部21の変形例である。即ち、この第1中間ブーム2の背面側の上部側半部は、左右の平行な側板を備えている。そして、前記左右の平行な側板の上側に、直角に連なる上部平板部とを備えてなるものである。
図4(d)に示す第1中間ブーム2の背面側の上部側半部の構成は、前記上記実施の形態1〜4に係る第1中間ブーム2の半箱型部21の変形例である。即ち、この第1中間ブーム2の背面側の上部側半部は、左右の平行な側板を備えている。そして、所定の傾斜角度を有する左右の傾斜面を介して前記左右の平行な側板の上側に、左右の傾斜板部の端部を介して連なる上部山型状(入母屋形状)板部とを備えてなるものである。
図4(e)に示す第1中間ブーム2の背面側の上部側半部の構成は、前記上記実施の形態1〜4に係る第1中間ブーム2の半箱型部21の変形例である。即ち、この第1中間ブーム2の背面側の上部側半部は、左右の平行な側板を備えている。そして、所定の傾斜角度を有する左右の傾斜面を介して前記左右の平行な側板の上側に連なる上部平板部とを備えてなるものである。
図4(f)に示す第1中間ブーム2の背面側の上部側半部の構成は、前記上記実施の形態1〜4に係る第1中間ブーム2の半箱型部21の変形例である。即ち、この第1中間ブーム2の背面側の上部側半部は、下側が開口する湾曲した左右の側板と、これら左右の側板に連なる、上側に突出する上部湾曲板を備えている。より具体的には、左右の幅方向に短径を有すると共に、上下方向に長径を有する半楕円形状に構成されてなるものである。
図4(g)に示す第1中間ブーム2の背面側の上部側半部の構成は、前記上記実施の形態1〜4に係る第1中間ブーム2の半箱型部21の変形例である。即ち、この第1中間ブーム2の背面側の上部側半部の構成は、左右の平行な側板と、これら、左右の平行な側板の上部に下部開口端が連なる上部半円弧板を備えてなる構成である。また、この第1中間ブーム2の背面側の上部側半部の構成は、図4(h)に示すように、左右の平行な側板と、これら左右の平行な側板の上部に、左右の幅方向に長径を有すると共に、上下方向に短径を有する半楕円形状板の下部開口端が連なる構成であっても良い。
以上では、伸縮ブームを構成する第1中間ブーム2の長手方向と直交する方向に切断した横断断面における背面側の上部側半部の種々の構成を説明した。しかしながら、この第1中間ブーム2の背面側の上部側半部の上記構成は、何れもただ単なる具体例に過ぎないから、上記上部側半部の構成に限定されるものではない。
ところで、以上の実施の形態1〜4に係る伸縮ブームにおいては、長手方向と直交する方向に切断した横断断面における腹面側の下部側半部に円弧部が形成されてなるブームの場合には、円弧部の外周面がブームの外幅より小幅の開口幅を有する半円以下の仮想円弧に内接する場合を例として説明した。しかしながら、円弧部の内周面が前記仮想円弧に外接する構成にすることもできる。また、長手方向と直交する方向に切断した横断断面における腹面側の下部側半部に平板部を有する多角形部が形成されてなるブームの場合には、多角形部の折曲部がブームの外幅より小幅の開口幅を有する半円以下の仮想円弧に内接する場合を例として説明した。しかしながら、多角形部の平板部の内側平面が前記仮想円弧に外接する構成にすることもできる。
なお、以上の実施の形態1〜4に係る伸縮ブームは何れも具体例に過ぎないから、上記実施の形態1〜4に係る伸縮ブームの構成に限定されるものではなく、また本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内における設計変更等は自由自在である。また、以上の実施の形態1〜4に係る伸縮ブームにおいては、何れも第1中間ブームを例として説明したが、何れのブームにあっても同様である。さらに、以上の実施の形態1〜4に係る伸縮ブームがホイールクレーン用である場合を例として説明したが、特にホイールクレーン用に限るものではなく、例えばクレーン操作用の運転室と、走行操作用の運転室とを備えたトラッククレーン用や履帯式の走行台車を備えた履帯走行式クレーン用の伸縮ブームに対しても適用することができる。
本発明の実施の形態1に係る伸縮ブームを搭載した自走式クレーン(ホイールクレーン)の側面図である。 本発明の実施の形態1に係る伸縮ブームの一部を構成する第1中間ブームの横断断面形状説明図である。 本発明の実施の形態2および3に係る伸縮ブームの一部を構成する第1中間ブームの横断断面形状説明図である。 図4(a)〜(h)は、ブームの長手方向と直交する方向に切断した横断断面における背面側の種々の上部側半部の構成説明図である。
符号の説明
1…基本ブーム
2…第1中間ブーム,21…半箱型部,21a…側板,22…仮想円弧,23…円弧部,24…側部傾斜平板部,25…多角形部,26…平板部,27…折曲部
3…第2中間ブーム
4…第3中間ブーム
5…先端ブーム
11…自走式クレーン,12…走行台車,12a…前輪,12b…後輪,12c…旋回ベアリング,13…上部旋回体,13a…カウンターウェイト,14…運転室,15…ブーム起伏シリンダ,16…ロープ,17…フック
B…伸縮ブーム,R…仮想円弧の曲率半径,T…半箱型部の板厚,T…円弧部、側部傾斜平板部または多角形部の板厚
Wi…半箱型部の内幅,Wo…半箱型部の外幅,Wr…仮想円弧の開口幅

Claims (6)

  1. 基本ブームと、この基本ブーム内に入れ子式に嵌挿される少なくとも1つの嵌挿ブームとを備えてなる伸縮ブームにおいて、前記基本ブームおよび前記嵌挿ブームは、何れも長手方向と直交する方向に切断した横断断面における腹面側の下部側半部に、それぞれのブームの外幅より小幅の開口幅を有する半円以下の仮想円弧に周面が接し、かつ外幅が前記仮想円弧の開口幅と一致する円弧部が形成されると共に、それぞれのブームの背面側の上部側半部の左右の側板の端部側と前記円弧部の開口側が側部傾斜平板部で連ねられてなることを特徴とする伸縮ブーム。
  2. 基本ブームと、この基本ブーム内に入れ子式に嵌挿される少なくとも1つの嵌挿ブームとを備えてなる伸縮ブームにおいて、前記基本ブームおよび前記嵌挿ブームは、何れも長手方向と直交する方向に切断した横断断面における腹面側の下部側半部に、平板部を有し、それぞれのブームの外幅より小幅の開口幅を有する半円以下の仮想円弧に折曲部、または前記平板部の内側平面のうちの何れか一方が接し、かつ外幅が前記仮想円弧の開口幅と一致する多角形部が形成されると共に、それぞれのブームの背面側の上部側半部の左右の側板の端部側と前記多角形部の開口側が側部傾斜平板部で連ねられてなることを特徴とする伸縮ブーム。
  3. 基本ブームと、この基本ブーム内に入れ子式に嵌挿される少なくとも1つの嵌挿ブームとを備えてなる伸縮ブームにおいて、前記基本ブームおよび前記嵌挿ブームは、何れも長手方向と直交する方向に切断した横断断面における腹面側の下部側半部に、等幅寸法の平板部を有し、それぞれのブームの外幅より小幅の開口幅を有する半円以下の仮想円弧に折曲部、または前記平板部の内側平面のうちの何れか一方が接し、かつ外幅が前記仮想円弧の開口幅と一致する多角形部が形成されると共に、それぞれのブームの背面側の上部側半部の左右の側板の端部側と前記多角形部の開口側が側部傾斜平板部で連ねられてなることを特徴とする伸縮ブーム。
  4. 前記側部傾斜平板部の幅寸法は、前記多角形部の平板部の幅寸法と同幅寸法に設定されてなることを特徴とする請求項3に記載の伸縮ブーム。
  5. 前記多角形部が、互いに等角度に折曲げられて形成された前記折曲部からなることを特徴とする請求項2または3に記載の伸縮ブーム。
  6. 前記基本ブームおよび嵌挿ブームの長手方向と直交する断面を平面視した際、前記側部傾斜平板部の接合側端部の外縁が、前記半箱型部の側板の外面に対し外方に突出するように段差を設けて接合されてなることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一つの項に記載の伸縮ブーム。
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