JP2010085818A - 吸音材 - Google Patents

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久晃 小林
Yasuhiro Suzuki
靖宏 鈴木
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Abstract

【課題】吸音率の高い周波数の領域を広げることができ、広い周波数にわたって吸音性が良好な吸音材の提供を目的とする。
【解決手段】各セルサイズが10〜50mm、高さが5〜50mmであって両面が開口した板状の格子状構造体11A,11Bを、面密度0.05〜1.0kg/mの非通気性のシート材21A,21Bを介して複数積層し、最も入射音側に位置する前記格子状構造体11Bの表面に前記シート材21Cを積層して吸音材を構成した。複数の格子状構造体11A,11Bは、セル(格子)の平面形状が四角形やハニカム(六角形)等からなると共に、最も入射音側の格子状構造体11Bで高さが最小となるようにした。さらに、最も入射音側の格子状構造体11Bに積層したシート材21Bには多孔質材を積層するのがより好ましい。
【選択図】図1

Description

本発明は、両面が開口した格子状構造体の表面に非通気性のシート材が積層された吸音材に関する。
従来、低中周波数域の騒音対策として、穴あき板や膜材料による共鳴で吸音率を向上させる方法がある。しかし、この方法は対応周波数が狭い問題がある。その対策として、エクスパンドメタル、金網などで10μ程度の薄膜を挟み、背後に空気層あるいはグラスファイバ層を設けたり(特許文献1)、薄膜自身に穴を設けたりして(特許文献2)、穴あきによる共鳴で吸音率を向上させることが提案されている。
一方、セル(格子)の平面形状が四角形やハニカム(六角形)などからなる格子状構造体は、共鳴による吸音性を発揮することが知られている。また、格子状構造体の前面に直接多孔質材やフィルムを配置することも提案されている(特許文献4,5,6)。さらに、格子状構造体内にも吸音材を挿入したり(特許文献7,8,9)、孔を有する薄膜を用いたり(特許文献10)、格子状構造体の内部に一定間隔で多孔質材を挟んだりすることも提案されている(特許文献11)。しかし、従来の吸音材は、広い周波数にわたって満足した吸音性が得られなかった。
特開平3−147838号公報 特開平6−83365号公報 特開2005−227333号公報 特開昭64−32943号公報 特開2006−315443号公報 特開2005−14730号公報 特開2006−289676号公報 特開2007−137045号公報 特開2005−247235号公報 特開平9−156010号公報 特開2007−309082号公報
本発明は前記の点に鑑みなされたものであって、広い周波数にわたって吸音性が良好な吸音材の提供を目的とする。
請求項1の発明は、両面が開口した板状の格子状構造体を、非通気性のシート材を介して複数積層し、最も入射音側に位置する前記格子状構造体の表面に前記シート材を積層してなる吸音材に係る。なお、本発明におけるシート材にはフィルムと称されるものも含む。
請求項2の発明は、請求項1において前記シート材の面密度が0.05〜1.0kg/mであることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2において、前記格子構造体は、セルの平面形状が多角形あるいは円形からなると共に各セルサイズが10〜50mm、高さが5〜50mmであることを特徴とする。なお、格子状構造体の「セル」は、格子状構造体内の隔壁で区切られた「部屋」または「空間」を意味する。また、「セルサイズ」は、円形の場合は直径、多角形の場合は、対向する辺間の距離の平均値である。
請求項4の発明は、請求項1から3の何れか一項において、前記複数の格子状構造体は、最も入射音側の格子状構造体で高さが最小になっていることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1から4の何れか一項において、最も入射音側の前記格子状構造体の表面に積層した前記シート材の表面に多孔質材を積層したことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1から5の何れか一項において、前記格子状構造体及び前記シート材が不燃紙からなることを特徴とする。
本発明によれば、複数の格子構造体間に配置された非通気性のシート材と、最も入射音側に位置する格子状構造体の表面に積層された非通気性のシート材とによって、吸音率の高い周波数の領域を広げることができる。シート材の面密度は、0.05〜1.0kg/mとするのが、吸音性向上の点から、より好ましい。また、格子状構造体は、セルサイズが10〜50mm、高さが5〜50mmのものが、吸音材の強度や吸音性を一層良好にできる点で、より好ましい。
本発明において、複数の格子状構造体は、最も入射音側の格子状構造体で高さが最小となるようにするのが、吸音率の高い周波数領域をさらに広げることができるため、より好ましい。最も入射音側の格子状構造体の表面に積層したシート材の表面に、さらに多孔質材を積層すれば、高周波から低周波域に渡ってより広く良好な吸音性を得ることができる。また、格子状構造体及びシート材を不燃紙で構成すれば、不燃性あるいは難燃性が要求される装置や場所等にも好適な吸音材とすることができる。
以下本発明の実施例を詳細に説明する。図1は本発明の一実施例に係る吸音材の断面図、図2は他の実施例に係る吸音材の断面図、図3はさらに他の実施例に係る吸音材の断面図、図4は格子状構造体とシート材の一例を示す斜視図、図5は格子状構造体とシート材の他の例を示す斜視図である。
図1に示す本発明の一実施例に係る吸音材10は、2つの格子状構造体11A,11Bを、非通気性のシート材21Aを介して積層し、最も入射音側に位置する前記格子状構造体11Bの表面に非通気性のシート材21Bを積層した構成からなる。なお、前記吸音材10は、車両の内装材(ドアトリムや天井材等)やエンジン周り、機器のモーター周りあるいは建築物等にその一部として一体に設けられたり、別体として取り付けられたりする。
前記格子状構造体11A,11Bは、隔壁12A,12Bによって区画された複数のセル15A,15Bを有し、前記セル15A,15Bが両端で開口して格子状構造体11A,11Bの両面が開口した板状のものである。前記格子状構造体11A,11Bは、図4及び図5に示すように、セル15A,15Bの平面形状が多角形(図4では四角形、図5では六角形のハニカム)からなるものや、円形からなるもの(図示せず)が好ましい。特に、格子状構造体の強度や製造のし易さからは、各セルの平面形状が四角形または六角形(ハニカム)のものが好ましい。符号13は格子状構造体の一面、すなわちセルが開口した面である。また、前記格子状構造体11A,11Bのセルサイズは、小さすぎると格子状構造体の開口率が下がって吸音性低下を生じ、一方、大きすぎると格子構造体の強度低下と吸音性低下を生じるため、10〜50mmの範囲が好ましい。また、セルの高さ、すなわち格子状構造体の高さは、低すぎると吸音性が低下し、高すぎると格子状構造体の強度低下と吸音性低下を生じることから、5〜50mmの範囲が好ましい。格子状構造体の材質としては、プラスチック、紙、金属等を挙げることができるが、不燃紙で構成すれば、前記吸音材10の不燃性や難燃性を高めることができ、不燃認定の必要な鉄道、船舶、航空機などにも適用できる。
さらに前記格子状構造体11A,11Bは、最も入射音側の格子状構造体11Bが高さの最も低いものとされている。前記格子状構造体11A,11Bの高さをこのようにすることによって、吸音性をより良好にすることができる。符号h1aは格子状構造体11Aの高さ、h1bは格子状構造体11Bの高さである。
前記シート材21A,21Bは、非通気性の材質からなる。非通気性の材質としては、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリアミド樹脂、塩化ビニル、ポリウレタン、スチレンゴム、シリコンゴム、ポリカーボネート、ABS樹脂、ポリアクリロニトリル、ポリメタクリル酸メチル等の樹脂、およびこれらの材質の独立気泡構造を持つ非通気性の発泡シート、アルミ、鉄、銅、ステンレスなどの金属製フィルム、紙、セラミックス不燃紙などが挙げられる。前記シート材を前記格子状構造体と共に不燃紙(例えばセオピライトを主成分とするもの)で構成すれば、前記吸音材10の不燃性や難燃性を一層良好にすることができる。また、前記シート材21A,21Bは、面密度(面重量)が低すぎると、吸音率がピークとなるピーク周波数が、高周波側にずれ、しかも吸音率が低くなる。逆に面密度が高すぎると、ピーク周波数が低周波数側にずれ、吸音率も低くなる。そのため、前記シート材のより好ましい面密度は、0.05〜1.0kg/mである。なお、前記シート材21A,21Bと前記格子状構造体11A,11Bは、接着や溶着等、公知の接合方法の中から、シート材及び格子状構造体の材質に応じて接合してもよいし、接着せずに単に積み重ねるのみでもよい。
図2に示す吸音材30は、3つの格子状構造体31A,31B,31Cを、非通気性のシート材41A,41Bを介して積層し、最も入射音側に位置する前記格子状構造体31Cの表面に非通気性のシート材41Cを積層した構成からなる。なお、前記吸音材30は、前記吸音材10と同様に、車両の内装材(ドアトリムや天井材等)やエンジン周り、機器のモーター周りあるいは建築物等にその一部として一体に設けられたり、別体として取り付けられたりする。
前記吸音材30においては、3つの前記格子状構造体31A,31B,31Cは、最も入射音側の格子状構造体31Cで高さが最小となるように、反対側の格子状構造体31Aから順に高さが小にされている。すなわち、格子状構造体31Aの高さ>格子状構造体31Bの高さ>格子状構造体31Cの高さとされている。
なお、前記吸音材30におけるその他の構成、例えば、格子状構造体の構造及び材質、シート材の材質及び面密度等は、図1の吸音材10の場合と同様である。符号35A,35B,35Cはセル、h3aは格子状構造体31Aの高さ、h3bは格子状構造体31Bの高さ、h3cは格子状構造体31Cの高さである。
図3に示す吸音材50は、図1に示した吸音材の構造において最も入射音側の格子状構造体11Bの表面に積層した前記シート材21Bの表面に、さらに多孔質材61を積層した構成からなる。前記吸音材50は、前記吸音材10,30と同様に、車両の内装材(ドアトリムや天井材等)や建築物等にその一部として一体に設けられたり、別体として取り付けられたりする。
前記多孔質材61としては、不織布、グラスウール、連通構造の発泡体等を挙げることができる。特にポリウレタンフォームは好ましいものである。前記ポリウレタンフォームの密度は、0.01〜0.1g/cm、厚み5〜50mmが好ましい。また、不燃用途のためには、炭素繊維系や金属系の不織布などが使用できる。前記多孔質材61は、接着や溶着等によって前記シート材21Bの表面に接合されていてもよいし、単にシート材21Bに積み重なるのみでもよい。
前記図1、図2及び図3の構造からなる吸音材の具体的な実施例と比較例の吸音材を、以下の材質で構成し、格子状構造体の開口面(シート材が無い側の面)側で床面に載置してそれぞれの吸音性を測定した。吸音性の測定は、JIS A 1409に基づき残響室法吸音率に基づいて行った。但し、残響室容積は36mのものを使用した。
使用した各部材を示す。
・多孔質材
PU:ウレタンフォーム、品番;カームフレックスF2、(株)イノアックコーポレーション製、密度0.025g/cm
・シート材
F:不燃紙、品番;GR19、グランデックス製、厚み0.35mm、面密度0.19kg/m
PF:ポリプロピレンフィルム、厚み0.2mm、面密度0.18kg/m
PF(0.03):ポリプロピレンフィルム、厚み0.03mm、面密度0.027kg/m
PF(0.08):ポリプロピレンフィルム、厚み0.08mm、面密度0.073kg/m
PF(0.6):ポリプロピレンフィルム、厚み0.6mm、面密度0.55kg/m
PF(1.6):ポリプロピレンフィルム、厚み1.6mm、面密度1.47kg/m
・格子状構造体
H10:不燃紙ハニカム、グランデックス製、900mm×1200mm、高さ10mm、セルサイズ20mm
H15:不燃紙ハニカム、グランデックス製、900mm×1200mm、高さ15mm、セルサイズ20mm
H25:不燃紙ハニカム、グランデックス製、900mm×1200mm、高さ25mm、セルサイズ20mm
H35:不燃紙ハニカム、グランデックス製、900mm×1200mm、高さ35mm、セルサイズ20mm
H50:不燃紙ハニカム、グランデックス製、900mm×1200mm、高さ50mm、セルサイズ20mm
格子10:ポリプロピレン射出成形品、900mm×1200mm、高さ10mm、一辺17mmの正方形セル(セルサイズ17mm)、隔壁の厚み1.5mm
格子25:ポリプロピレン射出成形品、900mm×1200mm、高さ25mm、一辺17mmの正方形セル(セルサイズ17mm)、隔壁の厚み1.5mm
実施例及び比較例の構成は以下の通りである。なお、各部材は「/」で区切って示す。また、最左端が最も入射音側の部材となっている。
・実施例1 F/H25/F/H25(格子状構造体2層)
・実施例2 F/H15/F/H35(格子状構造体2層)
・実施例3 F/H35/F/15(格子状構造体2層)
実施例1〜3は、格子状構造体が2層からなるものにおいて、格子状構造体の高さのみを異ならせた例である。
・実施例4 PF(0.08)/H25/PF(0.08)/H25(格子状構造体2層)
・実施例5 PF(0.6)/H25/PF(0.6)/H25(格子状構造体2層)
・実施例6 F/H10/F/H15/F/H25(格子状構造体3層)
・実施例7 F/H25/F/H15/F/H10(格子状構造体3層)
実施例4及び5は、格子状構造体が2層のものにおいて、シート材の面密度を異ならせた例である。実施例6及び7は格子状構造体が3層のものにおいて、格子状構造体の高さを異ならせた例である。
・実施例8 PU15/PF/格子10/PF/格子25(格子状構造体2層)
・実施例9 PU15/PF/格子25/PF/格子10(格子状構造体2層)
実施例8及び9は格子状構造体が2層のものにおいて、最も入射音側のシート材に多孔質材を積層し、かつ格子状構造体の高さを異ならせた例である。
・実施例10 PF(0.03)/H25/PF(0.03)/H25
・実施例11 PF(1.6)/H25/PF/(1.6)/H25
実施例10及び実施例11は、格子状構造体が2層のものにおいて、シート材の厚みを極端に薄くした例(実施例10)と極端に厚くした例(実施例11)である。
・比較例1 F/H50(格子状構造体1層)
・比較例2 F/H25/H25(格子状構造体間にシート材無し)
・比較例3 F/H10/PU15/H25(格子状構造体間に多孔質材)
残響室法吸音率の測定結果を図6〜図10に示す。図6〜図10において縦軸は残響室吸音率(%)、横軸は周波数(Hz)である。なお、縦軸の目盛りの値、例えば「0.2」は「0.2×100」、「0.4」は「0.4×100」を表す。図6に示す実施例1及び比較例2の測定結果から、格子状構造体間にシート材を介在させることにより、吸音率が向上すると共に吸音率の高い周波数領域が低周波側及び高周波側の両方へ広がっていることがわかる。また、実施例1と比較例1の測定結果より、格子構造体にシート材を積層した構造が1層のもの(比較例1)よりも2層のもの(実施例1)は、吸音率が向上すると共に吸音率の高い周波数領域が低周波側及び高周波側の両方へ広がっていることがわかる。
図7に示す実施例1〜実施例3の測定結果から、格子状構造体の高さが入射音側の格子状構造体へ向かって順に低くなっている実施例2は、他の実施例よりも、吸音率の高い周波数領域が低周波側及び高周波側の両方へ広がっていることがわかる。
また、図8に示す実施例1、実施例6、実施例7及び比較例3の測定結果から、格子状構造体間のシート材をポリウレタンフォームに代えた比較例3と比べて、シート材を用いた実施例は、吸音率の高い周波数領域が低周波側及び高周波側の両方へ広がっていることがわかる。
図9に示す実施例8及び実施例9の測定結果から、入射音側の格子条構造体に積層されたシート材にさらにポリウレタンフォームを積層した吸音材(実施例8及び実施例9)は、図6〜図8に示す他の実施例よりも、吸音率の高い周波数領域が低周波側及び高周波側の両方へ広がっていることがわかる。
図10に示す実施例1、実施例4、実施例5、実施例10、実施例11の測定結果から、実施例10のように、シート材が薄すぎると吸音率の良好な周波数領域が高周波側へずれ、かつ吸音率も低くなる傾向にあることがわかる。一方、実施例11のように、シート材が厚すぎると吸音率の良好な周波数領域が低周波側へずれ、かつ吸音率も低くなる傾向にあることがわかる。このことから、本発明において、シート材のより好ましい厚み範囲は0.08〜0.6mmである。
このように、本発明によれば、複数の格子構造体間に配置された非通気性のシート材と、最も入射音側に位置する格子状構造体の表面に積層された非通気性のシート材とによって、吸音率の高い周波数の領域を広げることができる効果が得られる。
なお、本発明において、格子状構造体の積層は、実施例のように2層と3層に限定されず、それ以上の多層であってもよい。また、複数の格子状構造体は、セル形状が異なる格子状構造体を用いてもよい。
本発明の一実施例に係る吸音材の断面図である。 本発明の他の実施例に係る吸音材の断面図である。 本発明のさらに他の実施例に係る吸音材の断面図である。 格子状構造体とシート材の一例を示す斜視図である。 格子状構造体とシート材の他の例を示す斜視図である。 実施例1、比較例2及び比較例3の吸音率測定結果である。 実施例1〜実施例3の吸音率測定結果である。 実施例1、実施例6、実施例7及び比較例3の吸音率測定結果である。 実施例8及び実施例9の吸音率測定結果である。 実施例1、実施例4、実施例5、実施例10及び実施例11の吸音率測定結果である。
符号の説明
10、30、50 本発明の実施例に係る吸音材
11A,11B,31A,31B,31C 格子状構造体
21A,21B,41A,41B,41C シート材
61 多孔質材

Claims (6)

  1. 両面が開口した板状の格子状構造体を、非通気性のシート材を介して複数積層し、最も入射音側に位置する前記格子状構造体の表面に前記シート材を積層してなる吸音材。
  2. 前記シート材の面密度が0.05〜1.0kg/mであることを特徴とする請求項1に記載の吸音材。
  3. 前記格子構造体は、セルの平面形状が多角形あるいは円形からなると共に各セルサイズが10〜50mm、高さが5〜50mmであることを特徴とする請求項1または2に記載の吸音材。
  4. 前記複数の格子状構造体は、最も入射音側の格子状構造体で高さが最小になっていることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の吸音材。
  5. 最も入射音側の前記格子状構造体の表面に積層した前記シート材の表面に多孔質材を積層したことを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の吸音材。
  6. 前記格子状構造体及び前記シート材が不燃紙からなることを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の吸音材。
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