JP2010083786A - 抗老化剤及び皮膚化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】天然抽出物を含有し、安全性に優れた抗老化剤、ラミニン5産生促進剤、紫外線(UV−B)照射によるダメージ回復作用剤、I型コラーゲン産生促進剤、プロフィラグリン産生促進剤、フィラグリン産生促進剤又は皮膚化粧料を提供する。
【解決手段】抗老化剤に、檸条及び/又は油茶からの抽出物を有効成分として含有せしめる。また、ラミニン5産生促進剤又は紫外線(UV−B)照射によるダメージ回復作用剤に、檸条からの抽出物を有効成分として含有せしめる。さらに、I型コラーゲン産生促進剤、プロフィラグリン産生促進剤又はフィラグリン産生促進剤に、油茶からの抽出物を有効成分として含有せしめる。さらにまた、皮膚化粧料に、檸条及び/又は油茶からの抽出物を配合する。
【選択図】なし

Description

本発明は、天然抽出物を含有する抗老化剤及び皮膚化粧料に関する。
皮膚は角層、表皮、基底膜及び真皮から構成されている。基底膜は、表皮と真皮との境界部に存在し、表皮と真皮とを繋ぎ止めるだけでなく、皮膚機能の維持に重要な役割を果たしている(非特許文献1参照)。基底膜の主要骨格は、IV型コラーゲンからなる網目構造をしている。基底膜と表皮との境界に存在し、基底膜と表皮とを繋ぎとめているのがラミニン5を主成分とする各種糖蛋白質で、かかるラミニン5は、表皮に存在する表皮角化細胞より産生される。若い皮膚においては、基底膜の働きにより表皮、真皮の相互作用が恒常性を保つことで水分保持、柔軟性、弾力性等が確保され、肌は外見的にも張りや艶があってみずみずしい状態に維持される。
ところが、紫外線の照射、空気の著しい乾燥、過度の皮膚洗浄等、ある種の外的因子の影響があったり、加齢が進んだりすると、基底膜の主要構成成分であるラミニン5は分解・変質を起こし、基底膜構造が破壊される(非特許文献2参照)。その結果、皮膚は保湿機能や弾力性が低下し、角質は異常剥離を始めるから、肌は張りや艶を失い、荒れ、しわ等の老化症状を呈するようになる。このように、皮膚の老化に伴う変化、即ち、しわ、くすみ、きめの消失、弾力性の低下等には、基底膜成分の減少、基底膜の構造変化が関与しており、ラミニン5の産生を促進することにより、皮膚の老化症状を予防・改善することができると考えられる。
ラミニンは、α鎖、β鎖及びγ鎖の種々の組み合わせからなり、現在のところ15種類(ラミニン1〜ラミニン15)が知られている。これらのα鎖、β鎖及びγ鎖が長鎖(long arm)と呼ばれる部位でコイル状3本鎖構造を形成することで、巨大なラミニン分子が構成されている。その中でラミニン5(α3β3γ2)は、皮膚、消化器、腎臓、肺等の上皮組織の基底膜に多量に存在する。ラミニン5の各鎖をコードする遺伝子の先天的な異常に起因する遺伝子疾患(致死型先天性表皮水疱症,Herlitz junctional epidermolysis bullosa)においては、全身の表皮が剥離する致死性の症状を示すことが知られている。そして、ラミニン5は、他の細胞外マトリックス分子と比べ、強度に細胞を接着させ(細胞接着活性が高く)、細胞運動を強く促進する(細胞運動活性が高い)ことが知られている(非特許文献3参照)。
このように、ラミニン5は、細胞運動活性が高いことから、損傷皮膚中の細胞移動を促進し、損傷治癒を促すことが知られている(特許文献1参照)。すなわち、ラミニン5の産生を促進することは、基底膜の構造が破壊されるような皮膚損傷の治癒を促す上で重要である。
従来、ラミニン5を含有する皮膚外用剤(特許文献2参照)が知られており、また、ラミニン5産生促進作用を有するものとして、大豆抽出物(特許文献3参照)、フェニルプロパノイド類(特許文献4参照)、パントテン酸(特許文献5参照)、リゾホスファチジルコリン又はリゾホスファチジン酸(特許文献6参照)、コエンザイムQ10(特許文献7参照)等が知られている。
皮膚が紫外線を過度に浴びると、紫外線の刺激により皮膚の細胞が活性酸素やサイトカイン等を産生し、細胞自身や周りの細胞に働きかけ、日焼け等の急性炎症反応、すなわち、皮膚に水疱等の炎症が形成され、ひいては色素沈着を生じる等の悪影響をもたらす。また、このとき生じた活性酸素は、DNAの損傷を引き起こすことが知られている。DNAに損傷が生じた細胞では、細胞内にp53と呼ばれる癌抑制遺伝子タンパク質が発現し、このタンパク質がDNA損傷の度合いにより、DNAの修復、細胞周期の停止、アポトーシスを誘導することが知られている。皮膚中におけるアポトーシスの増加は、組織再生能の低下につながり、皮膚の老化を促進する原因となり得る。したがって、紫外線照射によって生じる障害を予防・改善することができれば、皮膚の保湿能力、弾力性、バリア機能等の皮膚機能を維持することにもつながると考えられる。
また、紫外線の慢性的な暴露は、皮膚の老化(光老化)を促進し、シミ、しわのみならず、皮膚癌の一因であることが知られている。その結果として、皮膚の老化やしわの形成等が生じ、皮膚機能が低下すると考えられている。したがって、紫外線によって誘発される皮膚の炎症反応や、その後に生じる皮膚機能の障害を予防・改善することは、皮膚の老化や癌を予防・改善することにもつながると考えられる。
従来、紫外線照射による障害を予防する方法として、ベンゾフェノン誘導体等の紫外線吸収剤、酸化チタン、酸化亜鉛等の無機紫外線散乱剤を配合したサンスクリーン製品が用いられている(特許文献8〜10参照)。しかしながら、これらのサンスクリーン製品は、高い紫外線防御効果が得られるものの、使用感の問題や、耐摩擦性、耐汗性等の物理的耐久性の限界から、継続的な予防効果として満足することができるものではなく、紫外線吸収剤で炎症を起こしてしまう等、安全性の点でも問題となっている。また、紫外線に暴露された後に生じる炎症やその後に引き起こされる障害等を予防・改善することのできる製剤の開発が望まれている。このような紫外線(UV−B)照射によるダメージ回復作用を有するものとして、例えば、カンゾウの根からの抽出物(特許文献11参照)等が知られている。
皮膚の表皮及び真皮は、表皮細胞、線維芽細胞及びこれらの細胞の外にあって皮膚構造を支持するエラスチン、ヒアルロン酸、コラーゲン等の細胞外マトリックスにより構成されている。若い皮膚においては、線維芽細胞の増殖が活発であり、線維芽細胞、コラーゲン等の皮膚組織の相互作用が恒常性を保つことにより、水分保持、柔軟性、弾力性等が確保され、肌は外見的にも張りや艶があってみずみずしい状態に維持される。
ところが、紫外線の照射、空気の著しい乾燥、過度の皮膚洗浄等、ある種の外的因子の影響があったり、加齢が進んだりすると、細胞外マトリックスの主要構成成分であるコラーゲン(I型コラーゲン等)の産生量が減少すると共に架橋による弾力性低下を引き起こす。その結果、皮膚は保湿機能や弾力性が低下し、角質は異常剥離を始めるため、肌は張りや艶を失い、肌荒れ、しわ等の老化現象を呈するようになる。このように、皮膚の老化に伴う変化、すなわち、しわ、くすみ、きめの消失、弾力性の低下等には、コラーゲン(I型コラーゲン等)等の真皮マトリックス成分の減少・変性が関与している。したがって、真皮層線維芽細胞におけるコラーゲン(I型コラーゲン等)の産生を促進することにより皮膚の老化を防止及び/又は改善することができると考えられる。
従来、コラーゲン産生促進作用を有する生薬として、五斂子抽出物(特許文献12参照)が知られている。
天然保湿因子(Natural Moisturizing Factors;NMF)の主成分であるアミノ酸は、ケラトヒアリン顆粒に由来するフィラグリンが角質層内で分解されて産生される。このフィラグリンは、角質層直下の顆粒層に存在する表皮ケラチノサイトでプロフィラグリンとして発現する。その後、直ちにリン酸化し、ケラトヒアリン顆粒に蓄積され、脱リン酸、加水分解を経てフィラグリンへと分解され、角質層に移行して、ケラチンフィラメントの凝集効率を高め、角質細胞の内部構築に関与することが知られている(非特許文献1参照)。
近年、このフィラグリンが、皮膚の水分保持に非常に重要かつ必要不可欠であること、及び乾燥等の条件によってフィラグリンの合成力が低下し、角質層におけるアミノ酸量が低下することが知られている(非特許文献2参照)。角質層におけるアミノ酸量が低下し、角質層の水分量が低下すると、角質層が硬くなってしまい、角質層に亀裂を生じさせ、皮膚のしわ等の原因となることが知られている。
したがって、表皮ケラチノサイトにおいて、プロフィラグリンの産生促進を通じて、フィラグリンの産生を促進し、それにより角質層内のアミノ酸量を増大させることで、角質層の水分環境を本質的に改善することができ、皮膚のしわ等を防止し得ると期待されている。
このようなプロフィラグリン産生促進作用及びフィラグリン産生促進作用を有するものとしては、例えば、カンゾウ抽出物(特許文献13参照)、天然植物中に含まれるフラバノン配糖体として知られるリクイリチン(特許文献14参照)等が知られており、プロフィラグリン及びフィラグリン蛋白産生促進作用を有するものとしては、例えば、Citrus属に属する植物エキス又は酵母エキス(特許文献15参照)等が知られている。
なお、檸条抽出物は、抗アレルギー作用、ロイシン脱水素酵素阻害作用等を有することが知られており(特許文献16,17参照)、油茶抽出物は、抗菌作用を有することが知られているが(特許文献18参照)、これらの抽出物が抗老化作用を有することは、一切知られていない。
特開2006−63033号公報 特開平10−147515号公報 特開2004−217618号公報 特開2007−77169号公報 特開2005−179243号公報 特開2000−226308号公報 特開2007−63160号公報 特開平6−305949号公報 特開平7−145029号公報 特開平8−259419号公報 特開2004−250368号公報 特開2002−226323号公報 特開2002−363054号公報 特開2003−146886号公報 特開2001−261568号公報 特開平11−180885号公報 特開2002−87973号公報 特開2008−69138号公報 「フレグランスジャーナル臨時増刊」,2000年,Vol.17,p.14-19 「Arch. Dermatol. Res.」,1996年,Vol.288,p.442-446
本発明は、安全性の高い天然物の中から抗老化作用を有するものを見出し、それを有効成分とする抗老化剤、ラミニン5産生促進剤、紫外線(UV−B)照射によるダメージ回復作用剤、I型コラーゲン産生促進剤、プロフィラグリン産生促進剤、フィラグリン産生促進剤及び皮膚化粧料を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の抗老化剤は、檸条及び/又は油茶からの抽出物を有効成分として含有することを特徴とする。
また、本発明のラミニン5産生促進剤及び紫外線(UV−B)照射によるダメージ回復作用剤は、檸条からの抽出物を有効成分として含有することを特徴とし、本発明のI型コラーゲン産生促進剤、プロフィラグリン産生促進剤及びフィラグリン産生促進剤は、油茶からの抽出物を有効成分として含有することを特徴とする。
さらに、本発明の皮膚化粧料は、檸条及び/又は油茶からの抽出物を配合したことを特徴とする。
本発明によれば、天然物である檸条及び/又は油茶からの抽出物を有効成分として含有し、安全性に優れた抗老化剤、ラミニン5産生促進剤、紫外線(UV−B)照射によるダメージ回復作用剤、I型コラーゲン産生促進剤、プロフィラグリン産生促進剤、フィラグリン産生促進剤及び皮膚化粧料を提供することができる。
〔抗老化剤、ラミニン5産生促進剤、紫外線(UV−B)照射によるダメージ回復作用剤、I型コラーゲン産生促進剤、プロフィラグリン産生促進剤、フィラグリン産生促進剤〕
以下、本発明について説明する。
本発明の抗老化剤は、檸条及び/又は油茶からの抽出物を有効成分として含有する。また、本発明のラミニン5産生促進剤及び紫外線(UV−B)照射によるダメージ回復作用剤は、檸条からの抽出物を有効成分として含有する。さらに、本発明のI型コラーゲン産生促進剤、プロフィラグリン産生促進剤及びフィラグリン産生促進剤は、油茶からの抽出物を有効成分として含有する。
ここで本発明において「檸条及び/又は油茶からの抽出物」には、檸条及び/又は油茶を抽出原料として得られる抽出液、当該抽出液の希釈液若しくは濃縮液、当該抽出液を乾燥して得られる乾燥物、又はこれらの粗精製物若しくは精製物のいずれもが含まれる。
本発明において使用する抽出原料は、檸条及び油茶である。
檸条(学名:Caragana chamlagu)は、中国北部から朝鮮半島等に分布するマメ科ムレスズメ属に属する落葉低木であり、これらの地域から容易に入手することができる。抽出原料として使用し得る檸条の構成部位としては、例えば、葉部、花部、枝部、茎部、種子部、根部等が挙げられるが、好ましくは種子部である。
油茶(学名:Camellia oleifera)は、中国の長江流域以南の各地域等に分布するツバキ科ツバキ属に属する常緑樹であり、これらの地域から容易に入手することができる。抽出原料として使用し得る油茶の構成部位としては、例えば、葉部、花部、枝部、茎部、種子部、根部等が挙げられるが、好ましくは葉部である。
檸条及び/又は油茶からの抽出物に含有される抗老化作用、ラミニン5産生促進作用、紫外線(UV−B)照射によるダメージ回復作用、I型コラーゲン産生促進作用、プロフィラグリン産生促進作用又はプロフィラグリン産生促進作用を有する物質の詳細は不明であるが、植物の抽出に一般に用いられている抽出方法によって、檸条及び/又は油茶からこれらの作用を有する抽出物を得ることができる。
例えば、上記植物を乾燥した後、そのまま又は粗砕機を用いて粉砕し、抽出溶媒による抽出に供することにより、上記作用を有する抽出物を得ることができる。乾燥は天日で行ってもよいし、通常使用される乾燥機を用いて行ってもよい。また、ヘキサン等の非極性溶媒によって脱脂等の前処理を施してから抽出原料として使用してもよい。脱脂等の前処理を行うことにより、檸条又は油茶の極性溶媒による抽出処理を効率よく行うことができる。
抽出溶媒としては、極性溶媒を用いるのが好ましく、例えば、水、親水性有機溶媒等が挙げられ、これらを単独で又は2種以上を組み合わせて、室温又は溶媒の沸点以下の温度で使用することが好ましい。
抽出溶媒として使用し得る水としては、純水、水道水、井戸水、鉱泉水、鉱水、温泉水、湧水、淡水等のほか、これらに各種処理を施したものが含まれる。水に施す処理としては、例えば、精製、加熱、殺菌、濾過、イオン交換、浸透圧調整、緩衝化等が含まれる。したがって、本発明において抽出溶媒として使用し得る水には、精製水、熱水、イオン交換水、生理食塩水、リン酸緩衝液、リン酸緩衝生理食塩水等も含まれる。
抽出溶媒として使用し得る親水性有機溶媒としては、メタノール、エタノール、プロピルアルコール、イソプロピルアルコール等の炭素数1〜5の低級脂肪族アルコール;アセトン、メチルエチルケトン等の低級脂肪族ケトン;1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン等の炭素数2〜5の多価アルコール等が挙げられる。
2種以上の極性溶媒の混合液を抽出溶媒として使用する場合、その混合比は適宜調整することができる。例えば、水と低級脂肪族アルコールとの混合液を使用する場合には、水10容量部に対して低級脂肪族アルコール1〜90容量部を混合することが好ましく、水と低級脂肪族ケトンとの混合液を使用する場合には、水10容量部に対して低級脂肪族ケトン1〜40容量部を混合することが好ましく、水と多価アルコールとの混合液を使用する場合には、水10容量部に対して多価アルコール10〜90容量部を混合することが好ましい。
抽出処理は、抽出原料に含まれる可溶性成分を抽出溶媒に溶出させ得る限り特に限定はされず、常法に従って行うことができる。例えば、抽出原料の5〜15倍量(質量比)の抽出溶媒に、抽出原料を浸漬し、常温又は還流加熱下で可溶性成分を抽出させた後、濾過して抽出残渣を除去することにより抽出液を得ることができる。得られた抽出液は、該抽出液の希釈液若しくは濃縮液、該抽出液の乾燥物、又はこれらの粗精製物若しくは精製物を得るために、常法に従って希釈、濃縮、乾燥、精製等の処理を施してもよい。
精製は、例えば、活性炭処理、吸着樹脂処理、イオン交換樹脂処理等により行うことができる。得られた抽出液はそのままでも抗老化剤の有効成分として使用することができるが、濃縮液又は乾燥物としたものの方が使用しやすい。
檸条又は油茶からの抽出物は特有の匂いを有しているため、その生理活性の低下を招かない範囲で脱色、脱臭等を目的とする精製を行うことも可能であるが、皮膚化粧料等に配合する場合には大量に使用するものではないから、未精製のままでも実用上支障はない。
以上のようにして得られる檸条及び油茶からの抽出物は、抗老化作用を有しており、檸条からの抽出物は、ラミニン5産生促進作用及び紫外線(UV−B)照射によるダメージ回復作用を有しており、油茶からの抽出物は、I型コラーゲン産生促進作用、プロフィラグリン産生促進作用及びフィラグリン産生促進作用を有している。そのため、檸条及び/又は油茶からの抽出物は、それらの作用を利用して抗老化剤の有効成分として用いることができ、檸条からの抽出物は、それらの作用を利用してラミニン5産生促進剤又は紫外線(UV−B)照射によるダメージ回復作用剤の有効成分として用いることができ、油茶からの抽出物は、I型コラーゲン産生促進剤、プロフィラグリン産生促進剤又はフィラグリン産生促進剤の有効成分として用いることができる。なお、本発明の抗老化剤においては、檸条抽出物及び油茶抽出物のいずれか一方のみを上記有効成分として用いてもよいし、両者を混合して上記有効成分として用いてもよい。両者を混合して上記有効成分として用いる場合、その配合比は、それらの作用の程度に応じて適宜決定すればよい。
ここで、檸条からの抽出物が有する抗老化作用は、例えば、ラミニン5産生促進作用及び/又は紫外線(UV−B)照射によるダメージ回復作用に基づいて発揮される。ただし、檸条からの抽出物が有する抗老化作用は、上記作用に基づいて発揮される抗老化作用に限定されるものではない。
また、油茶からの抽出物が有する抗老化作用は、例えば、I型コラーゲン産生促進作用、プロフィラグリン産生促進作用及びフィラグリン産生促進作用からなる群より選ばれる1種又は2種以上の作用に基づいて発揮される。ただし、油茶からの抽出物が有する抗老化作用は、上記作用に基づいて発揮される抗老化作用に限定されるものではない。
本発明の抗老化剤は、檸条及び/又は油茶からの抽出物のみからなるものであってもよいし、檸条及び/又は油茶からの抽出物を製剤化したものであってもよい。また、本発明のラミニン5産生促進剤又は紫外線(UV−B)照射によるダメージ回復作用剤は、檸条からの抽出物のみからなるものであってもよいし、檸条からの抽出物を製剤化したものであってもよい。さらに、本発明のI型コラーゲン産生促進剤、プロフィラグリン産生促進剤又はフィラグリン産生促進剤は、油茶からの抽出物のみからなるものであってもよいし、油茶からの抽出物を製剤化したものであってもよい。
檸条及び/又は油茶からの抽出物は、デキストリン、シクロデキストリン等の薬学的に許容し得るキャリアーその他任意の助剤を用いて、常法に従い、粉末状、顆粒状、錠剤状、液状等の任意の剤形に製剤化することができる。この際、助剤としては、例えば、賦形剤、結合剤、崩壊剤、滑沢剤、安定剤、矯味・矯臭剤等を用いることができる。檸条及び/又は油茶からの抽出物は、他の組成物(例えば、後述する皮膚化粧料等)に配合して使用することができるほか、軟膏剤、外用液剤、貼付剤等として使用することができる。
なお、本発明の抗老化剤、ラミニン5産生促進剤、紫外線(UV−B)照射によるダメージ回復作用剤、I型コラーゲン産生促進剤、プロフィラグリン産生促進剤又はフィラグリン産生促進剤は、必要に応じて、抗老化作用、ラミニン5産生促進作用、紫外線(UV−B)照射によるダメージ回復作用、I型コラーゲン産生促進作用、プロフィラグリン産生促進作用又はフィラグリン産生促進作用を有する他の天然抽出物を配合して有効成分として用いることができる。
本発明の抗老化剤、ラミニン5産生促進剤、紫外線(UV−B)照射によるダメージ回復作用剤、I型コラーゲン産生促進剤、プロフィラグリン産生促進剤又はフィラグリン産生促進剤の投与方法としては、一般に経皮投与等が挙げられるが、疾患の種類に応じて、その予防・治療等に好適な方法を適宜選択すればよい。
また、本発明の抗老化剤、ラミニン5産生促進剤、紫外線(UV−B)照射によるダメージ回復作用剤、I型コラーゲン産生促進剤、プロフィラグリン産生促進剤又はフィラグリン産生促進剤の投与量も、疾患の種類、重症度、患者の個人差、投与方法、投与期間等によって適宜増減すればよい。
本発明の抗老化剤は、檸条からの抽出物が有するラミニン5産生促進作用及び/若しくは紫外線(UV−B)照射によるダメージ回復作用、並びに/又は油茶からの抽出物が有するI型コラーゲン産生促進作用、プロフィラグリン産生促進作用及びフィラグリン産生促進作用からなる群より選ばれる1種又は2種以上の作用を通じて、皮膚の老化を予防、治療又は改善することができる。ただし、本発明の抗老化剤は、これらの用途以外にも抗老化作用、ラミニン5産生促進作用、紫外線(UV−B)照射によるダメージ回復作用、I型コラーゲン産生促進作用、プロフィラグリン産生促進作用、フィラグリン産生促進作用を発揮することに意義のあるすべての用途に用いることができる。
本発明のラミニン5産生促進剤は、檸条からの抽出物が有するラミニン5産生促進作用を通じて、ラミニン5の産生を促進することができる。これにより、基底膜構造の再構築を誘導し、しわ、くすみ、きめの消失、弾力性の低下等の皮膚の老化症状を予防又は改善することができる。ただし、本発明のラミニン5産生促進剤は、これらの用途以外にもラミニン5産生促進作用を発揮することに意義のあるすべての用途に用いることができ、例えば、ラミニン5の欠乏(欠損)に起因する疾患(表皮水疱症等)の予防又は治療剤として用いることができる。
本発明の紫外線(UV−B)照射によるダメージ回復作用剤は、檸条からの抽出物が有する紫外線(UV−B)照射によるダメージ回復作用を通じて、紫外線(UV−B)の慢性的な暴露によるシミ、しわ等の皮膚の老化を予防・改善することができるとともに、紫外線によって誘発される皮膚の炎症反応や、その後に生じる皮膚機能の障害をも予防・改善することができる。ただし、本発明の紫外線(UV−B)照射によるダメージ回復作用剤は、これらの用途以外にも紫外線(UV−B)照射によるダメージ回復作用を発揮することに意義のあるすべての用途に用いることができ、例えば、紫外線(UV−B)照射に起因する疾患(皮膚癌等)の予防又は治療剤として用いることができる。
本発明のI型コラーゲン産生促進剤は、油茶からの抽出物が有するI型コラーゲン産生促進作用を通じて、I型コラーゲンの産生を促進することができる。これにより、皮膚組織におけるI型コラーゲンの産生量が増加し、しわ、くすみ、きめの消失、弾力性の低下等の皮膚の老化症状を予防・改善することができる。ただし、本発明のI型コラーゲン産生促進剤は、これらの用途以外にもI型コラーゲン産生促進作用を発揮することに意義のあるすべての用途に用いることができる。
本発明のプロフィラグリン産生促進剤は、油茶からの抽出物が有するプロフィラグリン産生促進作用を通じて、細胞内でのプロフィラグリンの産生を促進し、プロフィラグリンの加水分解により得られるフィラグリン量を増加させ、皮膚の保湿能力を改善することができ、これにより、皮膚の弾力性を維持し、皮膚の老化、乾燥肌、しわ、肌荒れ等を予防・改善することができる。ただし、本発明のプロフィラグリン産生促進剤は、これらの用途以外にもプロフィラグリン産生促進作用を発揮することに意義のあるすべての用途に用いることができる。
本発明のフィラグリン産生促進剤は、油茶からの抽出物が有するフィラグリン産生促進作用を通じて、細胞内でのフィラグリンの産生を促進し、皮膚の保湿能力を改善することができ、これにより、皮膚の弾力性を維持し、皮膚の老化、乾燥肌、しわ、肌荒れ等を予防・改善することができる。ただし、本発明のフィラグリン産生促進剤は、これらの用途以外にもフィラグリン産生促進作用を発揮することに意義のあるすべての用途に用いることができる。
〔皮膚化粧料〕
檸条からの抽出物は、ラミニン5産生促進作用又は紫外線(UV−B)照射によるダメージ回復作用を有しており、油茶からの抽出物は、I型コラーゲン産生促進作用、プロフィラグリン産生促進作用又はフィラグリン産生促進作用を有しており、それぞれ皮膚に適用した場合の使用感と安全性とに優れている。そのため、檸条及び/又は油茶からの抽出物は、皮膚化粧料に配合するのに好適であり、特に、檸条及び/又は油茶からの抽出物が抗老化作用を有していることから、老化防止用皮膚化粧料に配合するのに好適である。
この場合、皮膚化粧料には、檸条及び/若しくは油茶からの抽出物を配合してもよいし、檸条及び/若しくは油茶からの抽出物から製剤化した抗老化剤、檸条からの抽出物から製剤化したラミニン5産生促進剤若しくは紫外線(UV−B)照射によるダメージ回復作用剤、又は油茶からの抽出物から製剤化したI型コラーゲン産生促進剤、プロフィラグリン産生促進剤若しくはフィラグリン産生促進剤を配合してもよい。
檸条及び/若しくは油茶からの抽出物、又はそれらから製剤化された抗老化剤、ラミニン5産生促進剤、紫外線(UV−B)照射によるダメージ回復作用剤、I型コラーゲン産生促進剤、プロフィラグリン産生促進剤若しくはフィラグリン産生促進剤を皮膚化粧料に配合することによって、皮膚化粧料にラミニン5産生促進作用、紫外線(UV−B)照射によるダメージ回復作用、I型コラーゲン産生促進作用、プロフィラグリン産生促進作用又はフィラグリン産生促進作用を付与することができる。
檸条及び/又は油茶からの抽出物を配合し得る皮膚化粧料の種類は、特に限定されるものではなく、例えば、軟膏、クリーム、乳液、ローション、パック、ゼリー、ファンデーション、リップクリーム、口紅、入浴剤等が挙げられる。
檸条及び/又は油茶からの抽出物を皮膚化粧料に配合する場合、その配合量は、皮膚化粧料の種類に応じて適宜調整することができるが、好適な配合率は、標準的な抽出物に換算して約0.0001〜10質量%であり、特に好適な配合率は、標準的な抽出物に換算して約0.001〜1質量%である。
本発明の皮膚化粧料は、檸条からの抽出物が有するラミニン5産生促進作用若しくは紫外線(UV−B)照射によるダメージ回復作用、又は油茶からの抽出物が有するI型コラーゲン産生促進作用、プロフィラグリン産生促進作用若しくはフィラグリン産生促進作用を妨げない限り、通常の皮膚化粧料の製造に用いられる主剤、助剤又はその他の成分、例えば、収斂剤、殺菌・抗菌剤、美白剤、紫外線吸収剤、保湿剤、細胞賦活剤、消炎・抗アレルギー剤、抗酸化・活性酸素除去剤、油脂類、ロウ類、炭化水素類、脂肪酸類、アルコール類、エステル類、界面活性剤、香料等を併用することができる。このように併用することで、より一般性のある製品となり、また、併用された上記成分との間の相乗作用が通常期待される以上の優れた効果をもたらすことがある。
なお、本発明の抗老化剤、ラミニン5産生促進剤、紫外線(UV−B)照射によるダメージ回復作用剤、I型コラーゲン産生促進剤、プロフィラグリン産生促進剤、フィラグリン産生促進剤又は皮膚化粧料は、ヒトに対して好適に適用されるものであるが、それぞれの作用効果が奏される限り、ヒト以外の動物に対して適用することもできる。
以下、製造例、試験例及び配合例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の各例に何ら制限されるものではない。
〔製造例1〕檸条抽出物の製造
檸条の種子部100gを抽出溶媒1000mLに投入し、穏やかに攪拌しながら2時間、80℃にて加熱抽出した後、熱時濾過した。得られた濾液を40℃で減圧下にて濃縮し、さらに減圧乾燥機で乾燥させ、檸条抽出物(試料1〜3)を得た。抽出溶媒として水、50容量%エタノール(水とエタノールとの容量比=1:1)及び80容量%エタノール(水とエタノールとの容量比=1:4)を用いたときの各抽出率を表1に示す。
Figure 2010083786
〔製造例2〕油茶抽出物の製造
油茶の葉部100gを抽出溶媒1000mLに投入し、穏やかに攪拌しながら2時間、80℃にて加熱抽出した後、熱時濾過した。得られた濾液を40℃で減圧下にて濃縮し、さらに減圧乾燥機で乾燥させ、油茶葉部抽出物(試料4〜6)を得た。抽出溶媒として水、50容量%エタノール(水とエタノールとの容量比=1:1)及び80容量%エタノール(水とエタノールとの容量比=1:4)を用いたときの各抽出率を表2に示す。
Figure 2010083786
〔試験例1〕ラミニン5産生促進作用試験
製造例1で得られた檸条抽出物(試料2)について、以下のようにしてラミニン5産生促進作用を試験した。
正常ヒト表皮角化細胞(NHEK)を80cmフラスコで正常ヒト表皮角化細胞培地(KGM)を用いて37℃、5%CO−95%airの条件下にて培養し、トリプシン処理により細胞を回収した。回収した細胞を1.0×10cells/mLの細胞密度となるようにKGMからBPEを除いた培地(KGM−BPE)で希釈した後、24ウェルプレートに1ウェルあたり500μLずつ播種し、37℃、5%CO−95%airの条件下で一晩培養した。
培養終了後、培地を抜き、KGM−BPEで溶解した試料溶液(試料2,試料濃度:12.5μg/mL)を各ウェルに500μLずつ添加し、37℃、5%CO−95%airの条件下で48時間培養した。培養終了後、上清100μLをELISAプレートに移し換え、37℃で2時間プレートに吸着させた後、溶液を捨て、0.05%のTween20を含むリン酸生理緩衝液(PBS−T)にて洗浄を行った。
その後、1%ウシ血清アルブミンを含むリン酸生理緩衝液で、ブロッキング操作を行った。溶液を捨て、0.05%Tween20を含むリン酸生理緩衝液(PBS−T)にて洗浄を行い、抗ヒトラミニン5抗体(マウスIgG,ケミコン社製)を反応させた。溶液を捨て、0.05%Tween−20を含むリン酸生理緩衝液(PBS−T)にて洗浄を行い、アビジン−ビオチン化ペルオキシダーゼ複合体と反応させた後、同様の洗浄操作を行い、発色反応を行った。得られた測定結果から、下記式によりラミニン5産生促進率(%)を算出した。
ラミニン5産生促進率(%)=A/B×100
式中、Aは「試料添加時の波長405nmにおける吸光度」を表し、Bは「試料無添加時の波長405nmにおける吸光度」を表す。
上記式により算出した結果、檸条抽出物のラミニン5産生促進率は、113.4%であった。このことから、檸条抽出物は、優れたラミニン5産生促進作用を有することが確認された。
〔試験例2〕紫外線(UV−B)照射によるダメージ回復作用試験
製造例1で得られた檸条抽出物(試料2)について、以下のようにして紫外線(UV−B)照射によるダメージ回復作用を試験した。
ヒト正常皮膚線維芽細胞(NB1RGB)を、10%FBS含有α−MEM培地を用いて培養した後、トリプシン処理により細胞を回収した。回収した細胞を2.0×10cells/mLの細胞密度になるようにα−MEM培地を用いて希釈した後、48ウェルプレートに1ウェルあたり200μLずつ播種した。24時間培養後、培地を100μLのPBS(−)へ交換し、1.0J/cmのUV−Bを照射した。照射後、直ちに、PBS(−)を抜き、10%FBS含有D−MEMに溶解した試料溶液(試料2,試料濃度:25μg/mL)を各ウェルに400μLずつ添加し、24時間培養した。
紫外線(UV−B)照射によるダメージ回復作用は、MTTアッセイを用いて測定した。培養終了後、培地を抜き、終濃度0.4mg/mLで溶解したMTTを各ウェルに200μLずつ添加した。2時間培養した後に、細胞内に生成したブルーホルマザンを2−プロパノール200μLで抽出し、抽出後、波長570nmにおける吸光度を測定した。同時に濁度として波長650nmにおける吸光度を測定し、両者の差をもってブルーホルマザン生成量とした。また、同様に細胞を播種した後、UV−Bを照射しない細胞及びUV−Bを照射し試料溶液を添加しない細胞についても同様に測定し、それぞれ非照射群及び照射群とした。得られた結果から、下記式により紫外線(UV−B)照射によるダメージ回復率(%)を算出した。
ダメージ回復率(%)={(Nt−C)−(Nt−Sa)}/(Nt−C)×100
上記式において、Ntは「UV−Bを照射していない細胞での吸光度」を表し、Cは「UV−Bを照射し試料溶液を添加していない細胞での吸光度」を表し、Saは「UV−Bを照射し試料溶液を添加した細胞」での吸光度を表す。
上記式により算出した結果、檸条抽出物のダメージ回復率は、20.6%であった。このことから、檸条抽出物は、優れた紫外線(UV−B)照射によるダメージ回復作用を有することが確認された。
〔試験例3〕I型コラーゲン産生促進作用試験
製造例2で得られた油茶抽出物(試料5)について、以下のようにしてI型コラーゲン産生促進作用を試験した。
ヒト正常線維芽細胞(NB1RGB)を、10%FBS含有ダルベッコMEM培地を用いて培養した後、トリプシン処理により細胞を回収した。回収した細胞を1.6×10cells/mLの細胞密度になるように上記培地で希釈した後、96穴マイクロプレートに1穴当たり100μLずつ播種し、一晩培養した。
培養終了後、培地を抜き、0.25%FBS含有ダルベッコMEM培地に溶解した試料(試料5,試料濃度100μg/mL,25μg/mL)を各穴に200μLずつ添加して3日間培養した。培養後、上清90μLをELISAプレートに移し換え、4℃、一晩でプレートに吸着させた後、溶液を捨て、0.05%Tween−20を含むリン酸生理緩衝液(PBS−T)にて、洗浄を行った。
その後、1%ウシ血清アルブミンを含むリン酸生理緩衝液で、ブロッキング操作を行った。溶液を捨て、0.05%Tween−20を含むリン酸生理緩衝液(PBS−T)にて、洗浄を行い、抗ヒトコラーゲンタイプI抗体(ウサギIgG;ケミコン社製)を反応させた。溶液を捨て、0.05%Tween−20を含むリン酸生理緩衝液(PBS−T)にて、洗浄を行い、HRP標識抗ウサギIgG抗体と反応させた後、同様の洗浄操作を行い、発色反応を行った。
I型コラーゲン産生促進率は、標準品を用いて上記ELISAを行い、検量線を作成し、試料無添加時のI型コラーゲン産生量を100%として、下記式により算出した。
I型コラーゲン産生促進率(%)=A/B×100
式中、Aは「試料添加時のI型コラーゲン量」を表し、Bは「試料無添加時のI型コラーゲン量」を表す。
上記式により算出した結果、油茶抽出物のI型コラーゲン産生促進率は、試料濃度100μg/mLで131.3%、試料濃度25μg/mLで133.9%であった。このことから、油茶抽出物は、優れたI型コラーゲン産生促進作用を有することが確認された。
〔試験例4〕プロフィラグリン・フィラグリン産生促進作用試験
製造例2で得られた油茶抽出物(試料5)について、以下のようにしてプロフィラグリン・フィラグリン産生促進作用を試験した。
正常ヒト新生児皮膚表皮角化細胞(NHEK)を80cmのフラスコで正常ヒト表皮角化細胞培地(KGM)にて37℃、5%CO−95%airの条件下で培養し、常法により細胞を集めた。得られた細胞を同培地にて1.5×10cells/mLの細胞密度になるように調整し、2mLずつ6穴コラーゲンコートプレートに播種して37℃、5%CO−95%airの条件下で3日間培養した。培養後、0.5%DMSOに溶解した試料(試料5,試料濃度:50μg/mL)を含むKGM2mLに培地を交換し、37℃、5%CO−95%airの条件下で5日間培養した。培養終了後、常法により総タンパクの調整を行った。
<ウエスタンブロッティング>
10μg/列に調整したサンプルをSDS−PAGEにより展開し、PVDF膜に転写した。5%スキムミルクを含むPBS(−)でブロッキングを行った後、抗ヒトフィラグリンモノクローナル抗体(Harbor Bio-Products社製)、ビオチン標識抗マウスIg(Whole Ab,Amersham Biosciences社製)及びストレプトアビジンーペルオキシダーゼ複合体(CALBIOCHEM社製)を、0.1%Tween20、0.3%スキムミルクを含むPBS(−)で1000倍に希釈して順次反応させ、ECL Western blotting detection reagents and analysis system(Amersham Biosciences社製)の発光によりプロフィラグリン及びフィラグリンを検出した。検出したバンドをKODAK 1D Image Analysis Software EDAS290 Version3.5にて定量的に測定した。
結果は、試料添加及び無添加で培養した細胞のそれぞれから調製したタンパク10μg中のプロフィラグリン及びフィラグリンのNet intensity(バンド強度)を合算した値を用いて、試料のプロフィラグリン産生促進作用を評価し、プロフィラグリン産生促進率(%)を下記式に基づいて算出した。
プロフィラグリン産生促進率(%)=A/B×100
上記式において、Aは「試料添加時のNet intensity(プロフィラグリン及びフィラグリンの合計値)」を、Bは「試料無添加時(コントロール)のNet intensity」を表す。
上記式により算出した結果、油茶抽出物のプロフィラグリン産生促進率は、132.6%であった。このことから、油茶抽出物は、フィラグリンの前駆体であるプロフィラグリンの産生促進作用に優れていることが確認された。なお、フィラグリンは、生体内でプロフィラグリンの加水分解により産生されるものであることから、プロフィラグリン産生促進作用を有する油茶抽出物は、プロフィラグリンの産生を促進し、細胞内におけるプロフィラグリン量を増加させることで、フィラグリン量をも増加させることができ、結果としてフィラグリン産生促進作用を発揮し得ると考えられる。
〔配合例1〕
下記組成の乳液を常法により製造した。
檸条種子部50%エタノール抽出物(製造例1) 1.0g
ホホバオイル 4.0g
オリーブオイル 2.0g
スクワラン 2.0g
セタノール 2.0g
モノステアリン酸グリセリル 2.0g
ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.O.) 2.5g
オレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.) 2.0g
1,3−ブチレングリコール 3.0g
パラオキシ安息香酸メチル 0.15g
香料 0.05g
精製水 残部(全量を100gとする)
〔配合例2〕
下記組成の化粧水を常法により製造した。
檸条種子部50%エタノール抽出物(製造例1) 2.2g
グリセリン 3.0g
1,3−ブチレングリコール 3.0g
オレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.) 0.5g
パラオキシ安息香酸メチル 0.15g
クエン酸 0.1g
クエン酸ソーダ 0.1g
香料 0.05g
精製水 残部(全量を100gとする)
〔配合例3〕
下記組成のクリームを常法により製造した。
油茶葉部50%エタノール抽出物(製造例1) 1.1g
流動パラフィン 5.0g
サラシミツロウ 4.0g
セタノール 3.0g
スクワラン 10.0g
ラノリン 2.0g
ステアリン酸 1.0g
オレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.) 1.5g
モノステアリン酸グリセリル 3.0g
1,3−ブチレングリコール 6.0g
香料 0.1g
精製水 残部(全量を100gとする)
〔配合例4〕
下記組成のパックを常法により製造した。
油茶葉部50%エタノール抽出物(製造例1) 5.0g
ポリビニルアルコール 15.0g
ポリエチレングリコール 3.0g
プロピレングリコール 7.0g
エタノール 10.0g
パラオキシ安息香酸エチル 0.05g
香料 0.05g
精製水 残部(全量を100gとする)
本発明の抗老化剤、ラミニン5産生促進剤、紫外線(UV−B)照射によるダメージ回復作用剤、I型コラーゲン産生促進剤、プロフィラグリン産生促進剤、フィラグリン産生促進剤及び皮膚化粧料は、皮膚の老化の予防又は改善に大きく貢献できる。

Claims (7)

  1. 檸条及び/又は油茶からの抽出物を有効成分として含有することを特徴とする抗老化剤。
  2. 檸条からの抽出物を有効成分として含有することを特徴とするラミニン5産生促進剤。
  3. 檸条からの抽出物を有効成分として含有することを特徴とする紫外線(UV−B)照射によるダメージ回復作用剤。
  4. 油茶からの抽出物を有効成分として含有することを特徴とするI型コラーゲン産生促進剤。
  5. 油茶からの抽出物を有効成分として含有することを特徴とするプロフィラグリン産生促進剤。
  6. 油茶からの抽出物を有効成分として含有することを特徴とするフィラグリン産生促進剤。
  7. 檸条及び/又は油茶からの抽出物を配合したことを特徴とする皮膚化粧料。
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