JP2010079279A - 光走査装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】偏向器の温度上昇を抑えることが可能な光走査装置を提供する。
【解決手段】 第1カバー(10)の凹部(B1)と、偏向器収容部(B2)の壁(3)と、が接続されており、第1カバー(10)の第1開口で単一の連続的な空間B(B1+B2で構成される空間)を規定し、その空間(B)は、凹部(B1)及び偏向器収容部(B2)を、光学素子収容部(A)から隔離し、第1カバー(10)の第1開口を介して、凹部(B1)及び偏向器収容部(B2)との間で空気を流通可能にしている。
【選択図】図2

Description

本発明は、光走査装置に関する。
画像形成装置の高生産性、高密度化に伴い、画像形成装置に用いられる光走査装置は、光源の数と、偏向器(共振ミラー、ポリゴンスキャナ等)の回転数と、を増加することで、高生産性、高画質化を実現してきた。
しかし、光源数を増大することは、光走査装置のコストアップにつながる。このため、高生産性、高密度化の要求に伴い、偏向器の高速化(回転数の増加)を行うことが余儀なくされているのが現状である。
偏向器の駆動に伴う発熱は、偏向器の回転数(ポリゴンスキャナの場合)の上昇と共に大きくなる。このため、光走査装置内に隔壁を設けず、偏向器をそのまま回転させる構成にした場合は、偏向器の偏向ミラーの撒き散らす高温の気流により光走査装置内の偏向器以外の他の光学素子(例えば、走査レンズ、ミラー等)が不均一に温められ、その光学素子の光学特性に劣化を生じさせることになる。その結果、画像品質が劣化する場合がある。
また、図12を用いて本発明と関連する光走査装置について説明する。図12に示す光走査装置は、オプティカルハウジング1、偏向器(ポリゴンスキャナ)2、壁3、防音ガラス3a、3b、fθレンズ4(4a、4b、4c、4d)、長尺レンズ5(5a、5b、5c、5d)、第1ミラー6(6a、6b、6c、6d)、第2ミラー7(7a、7b、7c、7d)、第3ミラー8(8a、8b、8c、8d)、防塵ガラス9(9a、9b、9c、9d)、上カバー10、下カバー11、感光体12(12a、12b、12c、12d)、光路13(13a、13b、13c、13d)と、を有している。
図12に示すように、偏向器2が上カバー10から空間的に隔離された構成になっている光走査装置であっても、その光走査装置を長時間使用すると、偏向器2の高速回転に伴い、微小な異物が偏向器2の偏向ミラーに不均一に付着し、偏向ミラーが汚れてしまう場合がある。この場合、本来の偏向ミラーの反射特性を害し、光走査装置の走査光の均一性を劣化させることになる。その結果、画像の品質も著しく低下させることになる。
このため、図13に示すように、オプティカルハウジング1の上下にカバー(上カバー10、下カバー11)を設け、且つ、オプティカルハウジング1内に偏向器2を密閉して使用することで、上述した偏向器2の偏向ミラーが撒き散らす高温の気流の問題と、偏向ミラーの汚れの問題と、を軽減することにしている。また、実際にこのような構成で製品化されている光走査装置もある。
図13に示す光走査装置は、オプティカルハウジング1、偏向器(ポリゴンスキャナ)2、壁3、防音ガラス3a、3b、fθレンズ4(4a、4b、4c、4d)、第1ミラー6(6a、6b、6c、6d)、第2ミラー7(7a、7b、7c、7d)、防塵ガラス9(9a、9b、9c、9d)、上カバー10、下カバー11、感光体12(12a、12b、12c、12d)、光路13(13a、13b、13c、13d)と、を有している。
上述したように、高生産性、高密度化の要求に伴い、偏向器2を高速回転で使用する場合は、図13に示す構成のように、オプティカルハウジング1内で偏向器2を密閉してしまうと、その密閉した空間(偏向器収容部)内に熱がこもり、その密閉した偏向器収容部内の温度が偏向器2の使用可能限界温度を超えてしまう場合がある。また、密封した偏向器収容部内にこもった熱が偏向器2以外の他の光学素子(fθレンズ4、第1ミラー6、第2ミラー7等)に影響を与え、その光学素子(fθレンズ4、第1ミラー6、第2ミラー7等)の光学特性の劣化を招くといった不具合が発生する場合がある。
上述した背景に関連する技術を次に開示する。
特許文献1に記載の光ビーム走査装置は、オプティカルハウジング内部の回転偏向器の収納スペースに、仕切り壁を設けることが開示されている。これにより、光走査装置内部で発生した熱による影響を少なくし、かつ、防塵性に優れた光走査装置を提供することを可能にしている。
特許文献2に記載の光走査装置及び画像形成装置は、光走査装置内部で発生した熱による影響を少なくするため、回転偏向器と光学素子の間に、気流を遮断する遮蔽部材を備えることが開示されている。
特許文献3に記載の光走査装置及び画像形成装置は、光走査装置内部で発生した熱による影響を少なくするため、回転偏向器収納部を密閉するカバーを設け、さらに、外気と遮断するためのカバーに、回転偏向器側に凸状となるリブを設けることが開示されている。これによって、熱の拡散を防ぎ、効率よく冷却することを可能にしている。
上述したように、偏向器2が上カバー10から空間的に隔離された構成になっている光走査装置であっても、その光走査装置を長時間使用すると、画像の品質も著しく低下させる結果を招いてしまうことになる。
また、偏向器2を高速回転で使用する場合に、オプティカルハウジング1内で偏向器2を密閉してしまうと、偏向器2の使用可能限界温度を超えてしまったり、偏向器2以外の他の光学素子(fθレンズ4、第1ミラー6、第2ミラー7等)の光学特性の劣化を招くといった不具合が発生してしまったりすることになる。
そこで、本発明では、前述のような不具合に鑑み、偏向器の温度上昇を抑えることが可能な光走査装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明は以下の特徴を有する。
<光走査装置>
本発明にかかる光走査装置は、
光ビームを射出する光源と、該光源から射出された光ビームを所望の形状に成形する走査レンズを含む光学素子と、前記光ビームを反射し、該反射した光ビームで感光体上を走査する偏向器と、前記光源、前記光学素子及び前記偏向器を収容する容器と、前記容器の上部に形成された上部開口の少なくとも一部を覆う第1カバーと、を有する光走査装置であって、
前記容器は、
透明板を含む壁で規定され、前記偏向器を収容する偏向器収容部と、
前記光源及び前記光学素子を収容する光学素子収容部と、を有し、
前記第1カバーは、
前記容器の底部に向かって凹む凹部と、
前記凹部の前記偏向器に対向する底部に形成された第1開口と、を有し、
前記第1カバーの前記凹部と、前記偏向器収容部の前記壁と、は接続されており、前記第1カバーの前記第1開口で単一の連続的な空間を規定し、前記空間は、前記凹部及び前記偏向器収容部を、前記光学素子収容部から隔離し、前記第1カバーの前記第1開口を介して、前記凹部及び前記偏向器収容部との間で空気を流通可能にしていることを特徴とする。
<画像形成装置>
本発明にかかる画像形成装置は、
上記記載の光走査装置を備えることを特徴とする。
本発明によれば、偏向器の温度上昇を抑えることができる。
本実施形態の光走査装置の構成例を示す図である。 上カバー10の凹部B1の形状を走査レンズ(fθレンズ4)に対して、主走査方向に概略対称な形状とした場合の構成例を示す図である。 偏向器収容部B2の壁3と、上カバー10の凹部B1と、を接続する接続部分にシール部材15を配置した場合の構成例を示す図である。 凹部B1が走査レンズ4に対して略対称な形状を説明するための図である。 凹部B1が偏向器2中心に対して光軸方向に略対称な形状を説明するための図である。 上カバー10とオプティカルハウジング1とを段付ネジ16を用いて接続した場合の構成例を示す図である。 上カバー10とオプティカルハウジング1とを段付ネジ16のみを用いて接続した状態を示す図である。 段付ネジ16にシール部材(段付ネジ用シール部材)17を設置した場合の構成例を示す図である。 第2カバー14と上カバー10とをネジ等を用いて接続する状態を示す図である。 第2カバー14と上カバー10との間にシール部材(第2カバー用シール部材)18を配置した場合の構成例を示す図である。 第2カバー14に凹凸形状を設けた場合の構成例を示す図である。 本発明と関連する光走査装置を示す図である。 本発明と関連する光走査装置を示す図である。
<本実施形態の光走査装置の概要>
まず、図1、図2を参照しながら、本実施形態の光走査装置の概要について説明する。
本実施形態の光走査装置は、光ビームを射出する光源(図示せず)と、該光源から射出された光ビームを所望の形状に成形する走査レンズ(fθレンズ4a〜4d)を含む光学素子(fθレンズ4a〜4d、第1ミラー6a〜6d、第2ミラー7a〜7d)と、光ビームを反射し、該反射した光ビームで感光体12a〜12d上を走査する偏向器(ポリゴンスキャナ2)と、光源、光学素子(4a〜4d、6a〜6d、7a〜7d)及び偏向器2を収容する容器(オプティカルハウジング1)と、容器1の上部に形成された上部開口(図2参照)の少なくとも一部を覆う第1カバー(上カバー10)と、を有する光走査装置である。
本実施形態の容器1は、図2に示すように、透明板(防音ガラス3a、3b)を含む壁3で規定され、偏向器2を収容する偏向器収容部B2と、光源及び光学素子(4a〜4d、6a〜6d、7a〜7d)を収容する光学素子収容部Aと、を有して構成している。
また、本実施形態の第1カバー10は、図2に示すように、容器1の底部に向かって凹む凹部B1と、凹部B1の偏向器2に対向する底部に形成された第1開口と、を有して構成している。
本実施形態の光走査装置は、第1カバー10の凹部B1と、偏向器収容部B2の壁3と、が接続されており、第1カバー10の第1開口で単一の連続的な空間B(B1+B2で構成される空間)を規定し、その空間Bは、凹部B1及び偏向器収容部B2を、光学素子収容部Aから隔離し、第1カバー10の第1開口を介して、凹部B1及び偏向器収容部B2との間で空気を流通可能にしている。
これにより、本実施形態の光走査装置は、第1カバー10の第1開口を介して、凹部B1及び偏向器収容部B2との間で空気を流通可能にし、偏向器2の温度上昇を抑えることができる。以下、添付図面を参照しながら、本実施形態の光走査装置について詳細に説明する。なお、以下に記載する実施形態は、本発明の上記課題を解決するにあたって好適もしくは最良な構成および処理である。しかし、本発明は、以下に記載する実施形態に限定されることはなく、以下に記載する実施形態の構成および処理は、当業者が容易に想到できる範囲内において適宜修正、変更可能であることは言うまでもない。
まず始めに、図1を用いて本実施形態にかかる光走査装置について説明する。
図1に示す光走査装置は、偏向器(ポリゴンスキャナ)2をオプティカルハウジング1の中央部に配置したタンデムフルカラー機に用いられる対向走査方式の光走査装置の構成の一例である。
図1に示す光走査装置は、オプティカルハウジング1、偏向器(ポリゴンスキャナ)2、壁3、防音ガラス3a、3b、fθレンズ4(4a、4b、4c、4d)、第1ミラー6(6a、6b、6c、6d)、第2ミラー7(7a、7b、7c、7d)、防塵ガラス9(9a、9b、9c、9d)、上カバー10、下カバー11、感光体12(12a、12b、12c、12d)、光路13(13a、13b、13c、13d)、第2カバー14と、を有している。
本実施形態の偏向器2は、オプティカルハウジング1に締結(接続)されている。本実施形態のオプティカルハウジング1は、偏向器2の外周に壁3が形成されており、その壁3により、偏向器2を収容するための偏向器収容部B2を構成している。但し、光源(図示せず)からの入射ビーム、および、偏向器2の偏向ミラーにより反射された走査ビーム光路(13a、13b、13c、13d)には防音ガラス3a、3bが設置されており、その防音ガラス3a、3bを介して、所望の走査光を走査レンズ(fθレンズ4)等に偏向走査可能な構成としている。
また、本実施形態のオプティカルハウジング1は、光学素子(fθレンズ4、第1ミラー6、第2ミラー7等)を収容するための光学素子収容部Aを有している。また、オプティカルハウジング1には、光学素子(fθレンズ4、第1ミラー6、第2ミラー7等)を外気から遮断するためのカバー部が設けられている。図1の例では、上記カバー部をオプティカルハウジング1の上カバー10として適用した。しかし、上記カバー部をオプティカルハウジング1の下カバー11等にも適用することが可能である。
但し、偏向器2により温められた空気は上部方向に移動するため、上記カバー部を上カバー10に適用した方がより効率の高い効果(後述)を得ることができる。
本実施形態の上カバー10は、図2に示すように、オプティカルハウジング1の底部に向かって凹む凹部B1と、凹部B1の偏向器2に対向する底部に形成された第1開口と、を有して構成している。
そして、上カバー10の凹部B1と、偏向器収容部B2の壁3と、が接続されており、第1カバー10の第1開口で単一の連続的な空間B(凹部B1及び偏向器収容部B2で構成される空間)を規定し、その空間Bは、凹部B1及び偏向器収容部B2を、光学素子収容部Aから隔離し、第1カバー10の第1開口を介して、凹部B1及び偏向器収容部B2との間で空気を流通可能にしている。
本実施形態の凹部B1及び偏向器収容部B2で構成される空間Bは、偏向器2以外の他の光学素子(fθレンズ4、第1ミラー6、第2ミラー7)が収容されている光学素子収容部Aと隔離されている。このため、偏向器2の偏向ミラーの撒き散らす高温の気流が他の光学素子(fθレンズ4、第1ミラー6、第2ミラー7)に直接当たることはなく、その光学素子(fθレンズ4、第1ミラー6、第2ミラー7)の光学特性を劣化させることがない。また、偏向器収容部B2内に異物が進入し、偏向器収容部B2内の偏向器2の偏向ミラーに異物が付着することがなく、偏向ミラーの反射特性を害することがない。
また、凹部B1及び偏向器収容部B2で構成される空間Bは、オプティカルハウジング1と上カバー10とでは確保することのできない広い空間を構成することができる。このため、偏向器2から発生する熱をその広い空間B内に拡散し、偏向器2近傍の局所的な温度上昇を防止し、偏向器2の使用可能温度環境を良好に維持することができる。
このように、本実施形態の光走査装置は、光走査装置内で高熱の気流が撒き散らされることや、偏向器2の局所的な温度上昇、偏向器2の偏向ミラーへの異物の付着等の問題を全て解消し、光走査装置内の光学部品(偏向器2、fθレンズ4、第1ミラー6、第2ミラー7等)の光学特性の劣化を防止することができる。その結果、所望の潜像を形成し、永続的に高品位な画像を得ることができる。
なお、上カバー10の凹部B1は、偏向器2以外の他の光学素子(fθレンズ4、第1ミラー6、第2ミラー7)のレイアウトと干渉しにくいため、その凹部B1の形状を設計する上で比較的自由度が高い。例えば、走査レンズ(fθレンズ)4光軸と直角方向や、走査レンズ4上部などにも空間を確保することができる。このため、図2に示すように、凹部B1は、偏向器収容部B2よりも大きい領域で構成することができる。その結果、偏向器収容部B2よりも大きな凹部B1の空間に熱を解放し、偏向器2の温度上昇を抑制することができる。
なお、光走査装置内部においては、偏向器収容部B2内で温められた熱は、カバー10を通して、偏向器2以外の他の光学素子(fθレンズ4、第1ミラー6、第2ミラー7)が収容されている光学素子収容部Aに放熱される。この場合、偏向器2以外の他の光学素子(fθレンズ4、第1ミラー6、第2ミラー7)が温められ、その光学素子の光学特性が変化することになる。特に、走査レンズ(fθレンズ)4の場合、主走査方向に温度差が発生すると、走査ビームの照射位置の変動が主走査方向に対して不均一となり、倍率誤差偏差や色ずれ等の画質の劣化を生ずることになる。また、左右ステーションの走査レンズ4の温度偏差が生ずると左右ステーションの倍率偏差が生じ、やはり画像上、色ずれ発生の原因となる。左右ステーションとは、偏向器2をオプティカルハウジング1の中央部に配置した場合に、偏向器2を中心として他の光学素子(fθレンズ4、第1ミラー6、第2ミラー7等)を左右に配置した領域を示す。図1の場合は、走査レンズ4c、4d、第1ミラー6c、6d、第2ミラー7c、7dが収容された光学素子収容部Aは、左ステーションを構成することになる。また、走査レンズ4a、4b、第1ミラー6a、6b、第2ミラー7a、7bが収容された光学素子収容部Aは、右ステーションを構成することになる。
特に本実施形態で説明している対向走査方式の光走査装置においては、偏向器2を中心として、左右方向のステーションで偏向器2を中心とする点対称の温度分布が生ずると、左右ステーションで主走査方向に逆向きの倍率誤差偏差が発生し、画像品質を著しく損なう場合がある。
このため、本実施形態の上カバー10の凹部B1の形状を、図3に示すように、走査レンズ4(4a〜4d)に対して主走査方向に概略対称な形状とする。図3では、凹部B1の主走査方向の中心位置αと、走査レンズ4の主走査方向の中心位置βと、は、主走査方向と直交する直交方向の同一線上に存在し、凹部B1の主走査方向の形状は、その凹部B1の中心位置αから主走査方向に略対称になっている。なお、走査レンズ4の主走査方向の形状も、その走査レンズ4の中心位置βから主走査方向に略対称になっている。これにより、走査レンズ4a〜4dの主走査方向の温度偏差を低減することができる。凹部B1の主走査方向の形状は、図2にも示している。
また、本実施形態の上カバー10の凹部B1の形状を、図4に示すように、偏向器2を中心として走査レンズ4(4a〜4d)の光軸方向に概略対称な形状とする。図4では、走査レンズ4(4a〜4d)は、主走査方向と直交する直交方向に偏向器2の中心位置βを中心として略対称に光学素子収容部Aに収容されている。また、凹部B1の直交方向の中心位置αと、偏向器2の中心位置βと、は主走査方向の同一線上に存在し、その凹部B1の直交方向の形状は、凹部B1の中心位置αから直交方向に略対称になっている。これにより、左右ステーションの走査レンズ4(4a〜4d)の温度偏差を低減することができる。その結果、倍率誤差偏差や色ズレ等の画質の劣化を抑制し、画像品質を維持することができる。
また、偏向器収容部B2の壁3と、上カバー10の凹部B1と、を接続する接続部分は、極力空気の漏れの少ない構造(隙間のない構造)にしておくことが望ましい。その1つの方法としては、図5に示すように、偏向器収容部B2の壁3と、上カバー10の凹部B1と、を接続する接続部分にシール部材15を配置することが好ましい。これにより、偏向器収容部B2内で温められた空気が、光学素子収容部Aに漏れることを防止できる。また、偏向器収容部B2内に異物が進入し、偏向器収容部B2内の偏向器2の偏向ミラーに異物が付着する危険も回避することができる。シール部材15を構成する材料は、特に限定するものではなく、偏向器収容部B2と光学素子収容部Aとの間で空気や異物の流入を防止することが可能な材料であれば、あらゆる材料が適用可能である。また、シール部材15は、クッション性のある材料(スポンジ等)で構成することも可能である。
カバー部(上カバー10)を形成する材料は、通常オプティカルハウジング1を形成する材料とは異なるため、その線膨張係数も異なる。前述のカバー部(上カバー10)をオプティカルハウジング1に接続する際に、特に偏向器2近傍(偏向器収容部B2の壁3の近傍)にて通常のネジによる接続を行うと、偏向器2の回転に伴う発熱によりカバー部(上カバー10)及びオプティカルハウジング1が熱せられ、その線膨張係数の差異のため双方に変形が生ずる。特にオプティカルハウジング1に変形が起きると、オプティカルハウジング1に内蔵される光学素子(fθレンズ4、第1ミラー6、第2ミラー7等)の相対的な配置に誤差を生じ、所望の光学特性を得られなくなる場合がある。
また、カバー部(上カバー10)の変形が起きるとカバー部(上カバー10)としての必要な性能が得られず、オプティカルハウジング1とカバー部(上カバー10)との間に隙間ができる場合がある。隙間ができてしまうと、偏向器収容部B2内に異物が進入し、偏向器収容部B2内の偏向器2の偏向ミラーに異物が付着する危険がある。また、偏向器収容部B2内で温められた高温の空気が、光学素子収容部Aに漏れ出し、光学素子収容部A内の光学素子(fθレンズ4、第1ミラー6、第2ミラー7)が想定外に温められ、光学素子(fθレンズ4、第1ミラー6、第2ミラー7)の光学特性が劣化するなどといった不具合を生ずる可能性もある。
そこで、図6に示すように、上カバー10をオプティカルハウジング1に接続する際に、段付ネジ16を用いることで、接続後も上カバー10とオプティカルハウジング1との間に隙間を設け、温度変化に伴う線膨張量の差異を吸収し、双方に変形が起きることを防止することにしている。
図7では、段付ネジ16のみにて上カバー10をオプティカルハウジング1に接続している状況を示している。この場合に問題となるのが、段付ネジ部16と上カバー10との隙間である。この隙間を通して、図7に示すように、凹部B1及び偏向器収容部B2で構成される空間Bと、光学素子収容部Aと、の間で空気の相互移動が起きる。これにより、偏向器収容部B2内で温められた空気が、光学素子収容部Aに漏れ出し、光学素子収容部A内の光学素子(fθレンズ4、第1ミラー6、第2ミラー7)が想定外に温められ、光学素子(fθレンズ4、第1ミラー6、第2ミラー7)の光学特性が劣化するなどといった不具合を生ずる可能性がある。また、逆に、偏向器収容部B2内に微小な異物が進入し、偏向器収容部B2内の偏向器2の偏向ミラーに異物が付着し、反射率の劣化を起こす不具合を生ずることになる。
本発明では、図8に示すように、この段付ネジ部16にシール部材(段付ネジ用シール部材)17を設置することで、上述した不具合を回避することを可能としている。
図1に示す構成では、上カバー10に光走査装置外部と通ずる開口部を設け、その開口部を塞ぐための第2カバー14を設置した場合を示している。このような構成にすることで、偏向器2の交換や確認を行う場合に、上カバー10を取り外すことなく、第2カバー14のみを取り外すことで、偏向器2へのアクセスが可能となり、市場での光走査装置サービス性の向上が可能となる。
さらに、第2カバー14の材料を上カバー10よりも熱伝導率の高い材料とすることで、空間B内の熱を外部へ放熱する効率(放熱効率)を向上させることができ、本発明の効果をより増大させることが可能となる。
また、図示しないファンなどを、空間B内に設け、第2カバー14の上部に送風を行うことで、さらに放熱効率を向上させることが可能となる。これにより、偏向器2近傍の局所的な温度上昇を防止し、偏向器2の使用可能温度環境を良好に維持することが可能となる。
図9に示す構成例では、第2カバー14は、上カバー10に対し、ネジ等により接続する構成例を示している。このような構成にすることで、上カバー10を取り外す際に、第2カバー14も同時に取り外すことができ、光走査装置内部の点検、補修等を行う場合にサービス性の向上を実現することができる。また、第2カバー14のみを取り外して補修、点検作業を行う場合と併用して、必要に応じて上カバー10の取り外し方法の選択を行うことが可能となる。
図10に示すように、上カバー10と第2カバー14との接続部分にシール部材(第2カバー用シール部材)18を配置することで、空間Bの密閉性を向上させることができる。これにより、光走査装置外部からの異物の進入を防止することが可能となり、偏向器2の偏向ミラーに異物が付着する不具合を抑制することが可能となる。その結果、偏向ミラーは永続的に所望の反射特性を維持することが可能となり、高品位な画像を長期間にわたり出力することができるようになる。
また、第2カバー14は、例えば、第2カバー14を平板とせず、図11に示す構成例のように、凹凸形状14aを設けたり、放熱フィン(ヒートシンク)状の部材19を第2カバー14に取り付けたりすることで、偏向器収納部B内の熱を、第2カバー14を介して外部に放熱し易くする形状にすることが好ましい。これにより、本発明の効果を増大させることができる。また、図示しないが、空間B内にファン等を設け、空間B内の熱を第2カバー14近傍に送風するように構成することでより一層の放熱効果を得ることができる。
また、図11に示す構成例のように、第2カバー14に凹凸形状14aを設け、第2カバー14の剛性を確保することが好ましい。これにより、偏向器2による振動、他の駆動部から受ける振動等により、第2カバー14が共振し、ビビリ音や共鳴を起こすことを防止することが可能となる。凹凸形状14aは、第2カバー14が板金の場合には、曲げ、絞りなどを使用して構成してもよく、カシメ、溶接などにて別部品を締結して構成することも可能である。
第2カバー14を平板とせず、凹凸形状14aを設ける構成は前述しているが、特に放熱効果を必要としない場合でも、第2カバー14の少なくとも1箇所に突起部を設けることが好ましい。これにより、突起部を取手として使用し、第2カバー14を取り外して、光走査装置内部の点検、補修をすることができるため、作業性を向上させることが可能となる。
1 オプティカルハウジング(容器)
2 ポリゴンスキャナ(偏向器)
3 壁
3a、3b 防音ガラス(透明板)
4 走査レンズ(fθレンズ)(光学素子)
6 第1ミラー(光学素子)
7 第2ミラー(光学素子)
9 防塵ガラス
10 上カバー
11 下カバー
12 感光体
13 光路
14 第2カバー
15 シール部材
16 段付ネジ
17 段付ネジ用シール部材
18 第2カバー用シール部材
A 光学素子収容部
B1 凹部
B2 偏向器収容部
特開2006−078903号公報 特開2005−234506号公報 特開2007−240944号公報

Claims (15)

  1. 光ビームを射出する光源と、該光源から射出された光ビームを所望の形状に成形する走査レンズを含む光学素子と、前記光ビームを反射し、該反射した光ビームで感光体上を走査する偏向器と、前記光源、前記光学素子及び前記偏向器を収容する容器と、前記容器の上部に形成された上部開口の少なくとも一部を覆う第1カバーと、を有する光走査装置であって、
    前記容器は、
    透明板を含む壁で規定され、前記偏向器を収容する偏向器収容部と、
    前記光源及び前記光学素子を収容する光学素子収容部と、を有し、
    前記第1カバーは、
    前記容器の底部に向かって凹む凹部と、
    前記凹部の前記偏向器に対向する底部に形成された第1開口と、を有し、
    前記第1カバーの前記凹部と、前記偏向器収容部の前記壁と、が接続されており、前記第1カバーの前記第1開口で単一の連続的な空間を規定し、前記空間は、前記凹部及び前記偏向器収容部を、前記光学素子収容部から隔離し、前記第1カバーの前記第1開口を介して、前記凹部及び前記偏向器収容部との間で空気を流通可能にしていることを特徴とする光走査装置。
  2. 前記凹部は、前記偏向器収容部よりも大きい領域で構成されていることを特徴とする請求項1記載の光走査装置。
  3. 前記凹部の主走査方向の中心位置と、前記走査レンズの主走査方向の中心位置と、は、前記走査方向と直交する直交方向の同一線上に存在し、
    前記凹部の主走査方向の形状は、前記凹部の中心位置から主走査方向に略対称であることを特徴とする請求項1または2記載の光走査装置。
  4. 前記走査レンズは、主走査方向と直交する直交方向に前記偏向器の中心位置を中心として略対称に前記光学素子収容部に収容されており、
    前記中間部材の直交方向の中心位置と、前記偏向器の中心位置と、は前記主走査方向の同一線上に存在し、
    前記凹部の直交方向の形状は、前記凹部の中心位置から直交方向に略対称であることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の光走査装置。
  5. 前記第1カバーの前記凹部と、前記偏向器収容部の前記壁と、が接続する部分にシール部材が設けられていることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の光走査装置。
  6. 前記第1カバーの前記凹部を、段付ネジにて前記容器に接続することで、前記第1カバーの前記凹部と、前記偏向器収容部の前記壁と、が接続されることを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の光走査装置。
  7. 前記段付ネジにて接続している部分には、シール部材が設置されていることを特徴とする請求項6記載の光走査装置。
  8. 前記第1カバーの前記凹部の上部を覆う第2カバーを有することを特徴とする請求項1から7の何れか1項に記載の光走査装置。
  9. 前記第2カバーは、前記第1カバーよりも熱伝導率の高い材料で構成していることを特徴とする請求項8記載の光走査装置。
  10. 前記第2カバーは、前記第1カバーと接続していることを特徴とする請求項8または9記載の光走査装置。
  11. 前記第2カバーと前記第1カバーとを接続している部分には、シール部材が設置されていることを特徴とする請求項10記載の光走査装置。
  12. 前記第2カバーは、放熱部を有することを特徴とする請求項8から11の何れか1項に記載の光走査装置。
  13. 前記第2のカバーは、凹凸形状部を有することを特徴とする請求項8から12の何れか1項に記載の光走査装置。
  14. 前記第2カバーは、突起部を有することを特徴とする請求項8から13の何れか1項に記載の光走査装置。
  15. 請求項1から14の何れか1項に記載の光走査装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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