JP2010077110A - α−ヒドロキシエステル類の製造方法 - Google Patents

α−ヒドロキシエステル類の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010077110A
JP2010077110A JP2009012863A JP2009012863A JP2010077110A JP 2010077110 A JP2010077110 A JP 2010077110A JP 2009012863 A JP2009012863 A JP 2009012863A JP 2009012863 A JP2009012863 A JP 2009012863A JP 2010077110 A JP2010077110 A JP 2010077110A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
optionally substituted
formula
reaction mixture
dimethylphenoxymethyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009012863A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5417860B2 (ja
Inventor
Hajime Ishida
一 石田
Shoji Hirota
将司 広田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2009012863A priority Critical patent/JP5417860B2/ja
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority to EP09810067.0A priority patent/EP2325161B1/en
Priority to KR1020117006654A priority patent/KR101629986B1/ko
Priority to AU2009284898A priority patent/AU2009284898B2/en
Priority to CN200980132827.5A priority patent/CN102131761B/zh
Priority to PCT/JP2009/065130 priority patent/WO2010024419A1/ja
Priority to DK09810067.0T priority patent/DK2325161T3/en
Priority to ES09810067.0T priority patent/ES2686782T3/es
Priority to US13/060,169 priority patent/US8299288B2/en
Priority to TW98128350A priority patent/TWI469964B/zh
Publication of JP2010077110A publication Critical patent/JP2010077110A/ja
Priority to IL211150A priority patent/IL211150A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP5417860B2 publication Critical patent/JP5417860B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C67/00Preparation of carboxylic acid esters
    • C07C67/18Preparation of carboxylic acid esters by conversion of a group containing nitrogen into an ester group
    • C07C67/20Preparation of carboxylic acid esters by conversion of a group containing nitrogen into an ester group from amides or lactams
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C257/00Compounds containing carboxyl groups, the doubly-bound oxygen atom of a carboxyl group being replaced by a doubly-bound nitrogen atom, this nitrogen atom not being further bound to an oxygen atom, e.g. imino-ethers, amidines
    • C07C257/04Compounds containing carboxyl groups, the doubly-bound oxygen atom of a carboxyl group being replaced by a doubly-bound nitrogen atom, this nitrogen atom not being further bound to an oxygen atom, e.g. imino-ethers, amidines without replacement of the other oxygen atom of the carboxyl group, e.g. imino-ethers
    • C07C257/06Compounds containing carboxyl groups, the doubly-bound oxygen atom of a carboxyl group being replaced by a doubly-bound nitrogen atom, this nitrogen atom not being further bound to an oxygen atom, e.g. imino-ethers, amidines without replacement of the other oxygen atom of the carboxyl group, e.g. imino-ethers having carbon atoms of imino-carboxyl groups bound to hydrogen atoms, to acyclic carbon atoms, or to carbon atoms of rings other than six-membered aromatic rings

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

【課題】所定のマンデロニトリル類から良好な収率でα−ヒドロキシエステル類を製造すること。
【解決手段】有機溶媒とマンデロニトリル類(1)とを含む混合物に、塩化水素がアルコール類(2)に溶解してなる溶液を添加することにより、イミノエステル類(3)を含む反応混合物を得、次いで該反応混合物を水と混合することにより、α−ヒドロキシエステル類(4)を製造する方法。マンデロニトリル類(1)としては2−(2,5−ジメチルフェノキシメチル)マンデロニトリルが好ましい。また、有機溶媒としては芳香族炭化水素が好ましい。
【選択図】なし

Description

本発明は、シアノヒドリン類を塩化水素、アルコール及び水と反応させて、医農薬の原材料として有用なα−ヒドロキシエステル類を製造する方法に関する。
シアノヒドリン類を塩化水素、アルコール及び水と反応させて、α−ヒドロキシエステル類を製造する方法として、例えば、特開平4−230241号公報(特許文献1)には、シアノヒドリン類がアルコールに溶解してなる溶液に塩化水素ガスを供給した後、水を加える方法が開示されている。また、国際公開第2007/018221号パンフレット(特許文献2)には、シアノヒドリン類、アルコール及び水を含む混合物に塩化水素ガスを供給する方法が開示されている。
特開平4−230241号公報 国際公開第2007/018221号パンフレット
しかしながら、上記従来の方法において、シアノヒドリン類としてマンデロニトリル類を使用した場合、α−ヒドロキシエステル類の収率は必ずしも充分なものではなかった。そこで、本発明の目的は、シアノヒドリン類としてマンデロニトリル類を使用した場合でも、良好な収率でα−ヒドロキシエステル類を製造しうる方法を提供することにある。
本発明者らは、鋭意検討の結果、有機溶媒と所定のマンデロニトリル類とを含む混合物に、塩化水素が炭素数1〜4のアルコールに溶解してなる溶液を添加することにより、所定の反応混合物を得、次いで該反応混合物を水と混合することにより、上記目的を達成しうることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、有機溶媒と下記式(1)
Figure 2010077110
(式中、Rは置換されていてもよいアルキル基、置換されていてもよいアルケニル基、置換されていてもよいアルキニル基、置換されていてもよいアルコキシ基、置換されていてもよいフェニル基、置換されていてもよいフェノキシ基、置換されていてもよいアミノ基、ヒドロキシ基、ニトロ基、又はハロゲン原子を表す。mは0〜5の整数を表す。mが2〜5の整数を表す場合、Rは互いに同一であっても異なっていてもよい。)
で示される化合物〔以下、マンデロニトリル類(1)ということがある。〕とを含む混合物に、塩化水素が下記式(2)
Figure 2010077110
(式中、Rは炭素数1〜4のアルキル基を表す。)
で示されるアルコール〔以下、アルコール類(2)ということがある。〕に溶解してなる溶液を添加することにより、下記式(3)
Figure 2010077110
(式中、R、R及びmは、それぞれ前記と同じ意味を表す。)
で示される化合物〔以下、イミノエステル類(3)ということがある。〕を含む反応混合物を得、次いで該反応混合物を水と混合することを特徴とする下記式(4)
Figure 2010077110
(式中、R、R及びmは、それぞれ前記と同じ意味を表す。)
で示される化合物〔以下、α−ヒドロキシエステル類(4)ということがある。〕の製造方法を提供するものである。
また、本発明は、下記式(3)
Figure 2010077110
(式中、Rは置換されていてもよいアルキル基、置換されていてもよいアルケニル基、置換されていてもよいアルキニル基、置換されていてもよいアルコキシ基、置換されていてもよいフェニル基、置換されていてもよいフェノキシ基、置換されていてもよいアミノ基、ヒドロキシ基、ニトロ基、又はハロゲン原子を表す。mは0〜5の整数を表す。mが2〜5の整数を表す場合、Rは互いに同一であっても異なっていてもよい。Rは炭素数1〜4のアルキル基を表す。)
で示される化合物〔イミノエステル類(3)〕を提供するものである。
本発明によれば、シアノヒドリン類としてマンデロニトリル類を使用した場合でも、良好な収率でα−ヒドロキシエステル類を製造することができる。
以下、本発明を詳細に説明する。マンデロニトリル類(1)のRにおいて、置換されていてもよいアルキル基は、通常その炭素数は1〜12程度であり、無置換のアルキル基であってもよく、ハロゲン原子や、ヒドロキシ基、ニトロ基、アミノ基、アルコキシ基等で置換されているアルキル基であってもよい。置換されていてもよいアルキル基の例としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、s−ブチル基、t−ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基、n−オクチル基、n−デシル基の如き無置換のアルキル基や、モノフルオロメチル基、ジフルオロメチル基、トリフルオロメチル基の如きハロアルキル基、ヒドロキシメチル基、ニトロメチル基、アミノメチル基等が挙げられる。
また、アルコキシ基で置換されているアルキル基の例としては、メトキシメチル基、エトキシメチル基、n−プロポキシメチル基、イソプロポキシメチル基、n−ブトキシメチル基、イソブトキシメチル基、s−ブトキシメチル基、t−ブトキシメチル基のほか、下記式(5)
Figure 2010077110
(式中、Rは置換されていてもよいフェニル基を表す。)で示される基等が挙げられる。式(5)中、Rは置換されていてもよいフェニル基を表し、例えば、無置換のフェニル基、2−メチルフェニル基、3−メチルフェニル基、4−メチルフェニル基、2,3−ジメチルフェニル基、2,4−ジメチルフェニル基、2,5−ジメチルフェニル基、2,6−ジメチルフェニル基、2−クロロフェニル基、3−クロロフェニル基、4−クロロフェニル基、2−ヒドロキシフェニル基、3−ヒドロキシフェニル基、4−ヒドロキシフェニル基、2−ニトロフェニル基、3−ニトロフェニル基、4−ニトロフェニル基、2−メトキシフェニル基、3−メトキシフェニル基、4−メトキシフェニル基等が挙げられる。
マンデロニトリル類(1)のRにおいて、置換されていてもよいアルケニル基は、通常、その炭素数は2〜12程度であり、無置換のアルケニル基であってもよく、ハロゲン原子や、ヒドロキシ基、ニトロ基、アミノ基、アルコキシ基等で置換されているアルケニル基であってもよい。置換されていてもよいアルケニル基の例としては、ビニル基、アリル基、1−ブテニル基、1−ペンテニル基、1−ヘキセニル基、1−オクテニル基の如き無置換のアルケニル基や、3−ヒドロキシ−1−プロペニル基、3−ニトロ−1−プロペニル基、3−アミノ−1−プロペニル基、3−メトキシ−1−プロペニル基等が挙げられる。
マンデロニトリル類(1)のRにおいて、置換されていてもよいアルキニル基は、通常、その炭素数は2〜12程度であり、無置換のアルキニル基であってもよく、ハロゲン原子や、ヒドロキシ基、ニトロ基、アミノ基、アルコキシ基等で置換されているアルキニル基であってもよい。置換されていてもよいアルキニル基の例としては、1−エチニル基、プロパルギル基、1−ブチニル基、1−ペンチニル基、1−ヘキシニル基、1−オクチニル基の如き無置換のアルキニル基や、3−ヒドロキシ−1−プロピニル基、3−ニトロ−1−プロピニル基、3−アミノ−1−プロピニル基、3−メトキシ−1−プロピニル基等が挙げられる。
マンデロニトリル類(1)のRにおいて、置換されていてもよいアルコキシ基は、通常、その炭素数は1〜12程度であり、無置換のアルコキシ基であってもよく、ハロゲン原子や、ヒドロキシ基、ニトロ基、アミノ基、アルコキシ基等で置換されているアルコキシ基であってもよい。置換されていてもよいアルコキシ基の例としては、メトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、イソプロポキシ基、n−ブトキシ基、イソブトキシ基、s−ブトキシ基、t−ブトキシ基、1−ヘキシルオキシ基、1−オクチルオキシ基の如き無置換のアルコキシ基や、トリフルオロメチルオキシ基、ヒドロキシメチルオキシ基、ニトロメチルオキシ基、アミノメチルオキシ基、メトキシメチルオキシ基等が挙げられる。
マンデロニトリル類(1)のRにおいて、置換されていてもよいフェニル基は、例えば、前述したRと同様の置換基を挙げることができる。
マンデロニトリル類(1)のRにおいて、置換されていてもよいフェノキシ基は、無置換のフェノキシ基、2−メチルフェノキシ基、3−メチルフェノキシ基、4−メチルフェノキシ基、2,3−ジメチルフェノキシ基、2,4−ジメチルフェノキシ基、2,5−ジメチルフェノキシ基、2,6−ジメチルフェノキシ基、2−クロロフェノキシ基、3−クロロフェノキシ基、4−クロロフェノキシ基、2−ヒドロキシフェノキシ基、3−ヒドロキシフェノキシ基、4−ヒドロキシフェノキシ基、2−ニトロフェノキシ基、3−ニトロフェノキシ基、4−ニトロフェノキシ基、2−メトキシフェノキシ基、3−メトキシフェノキシ基、4−メトキシフェノキシ基等が挙げられる。
マンデロニトリル類(1)のRにおいて、置換されていてもよいアミノ基は、無置換のアミノ基、メチルアミノ基、ジメチルアミノ基等が挙げられる。
マンデロニトリル類(1)のRにおいて、ハロゲン原子は、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子が挙げられる。
本発明では、マンデロニトリル類(1)において、m=1である化合物が好ましく、また、Rが式(5)で示される化合物が好ましい。さらに、マンデロニトリル類(1)が、2−(2,5−ジメチルフェノキシメチル)マンデロニトリル〔式(1)において、m=1であり、Rが芳香環の2位に置換しており、かつ2,5−ジメチルフェノキシメチル基である化合物〕であるのがより好ましい。
本発明で使用する有機溶媒としては、ベンゼン、トルエン、キシレン、クロロベンゼンのような芳香族炭化水素、n−へキサン、n−へプタンのような脂肪族炭化水素、シクロペンタン、シクロヘキサンのような脂環式炭化水素、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンのようなケトン、ジエチルエーテル、ジブチルエーテル、テトラヒドロフラン、テトラヒドロピランのようなエーテル等が挙げられる。また、必要に応じてそれらの2種以上を用いることができる。中でも、芳香族炭化水素が好ましい。有機溶媒の使用量はマンデロニトリル類(1)1重量部に対して、通常0.5〜10重量部、好ましくは1〜5重量部である。
本発明では、有機溶媒とマンデロニトリル類(1)とを含む混合物に、塩化水素がアルコール類(2)に溶解してなる溶液を添加することにより、良好な転化率及び選択率でイミノエステル類(3)を得ることができ、このイミノエステル類(3)を含む反応混合物を水と混合することにより、イミノエステル類(3)を良好な転化率及び選択率でα−ヒドロキシエステル類(4)へと変換することができる。すなわち、この方法を採用することにより、マンデロニトリル類(1)から良好な収率でα−ヒドロキシエステル類(4)を製造することができる。
アルコール類(2)のRは炭素数1〜4のアルキル基であり、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、s−ブチル基、t−ブチル基が挙げられる。アルコール類(2)の具体例として、メタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、1−ブタノール、2−ブタノール等が挙げられる。本発明では、中でもメタノールが有利に採用される。
塩化水素がアルコール類(2)に溶解してなる溶液中の塩化水素の含有量は、該溶液100重量部に対して、通常20〜60重量部、好ましくは40〜55重量部である。塩化水素の使用量は、マンデロニトリル類(1)モルに対して、通常1.0〜5.0モル、好ましくは1.2〜3.0モル、より好ましくは1.2〜2.5モルである。
有機溶媒とマンデロニトリル類(1)とを含む混合物に、塩化水素がアルコール類(2)に溶解してなる溶液を添加する方法としては、該混合物に該溶液を一括で加えるか又は滴下する方法が挙げられる。中でも、該混合物に該溶液を滴下する方法が好ましく、その滴下時間は、通常0.5〜20時間、好ましくは1〜10時間である。また、前記混合物に前記溶液を添加した後、保温しながら攪拌を継続して、マンデロニトリル類(1)を充分に転化させることができる。その保温時間は、通常0.5〜20時間、好ましくは1〜10時間である。添加時や保温時の温度は、通常−20〜50℃、好ましくは0〜30℃である。
かくして、イミノエステル類(3)を含む反応混合物を得ることができる。次いで、この反応混合物を水と混合することにより、イミノエステル類(3)が水と反応して、α−ヒドロキシエステル類(4)を得ることができる。尚、前記反応混合物から、従来公知の方法により精製して、イミノエステル類(3)を単離することも可能である。ここでいう公知の精製方法としては、例えば、蒸留や晶析等が挙げられる。得られるイミノエステル類(3)は、例えば、IRやNMR等により分析することができる。
水の使用量は、先に使用した塩化水素がアルコール類に溶解してなる溶液1重量部に対して、通常0.1〜10重量部、好ましくは0.5〜5重量部、より好ましくは0.5〜3重量部である。
前記反応混合物を水と混合する方法としては、該反応混合物に水を一括で加えるか又は滴下する方法や、水に該反応混合物を一括で加えるか又は滴下する方法が挙げられる。中でも、該反応混合物に水を滴下する方法が好ましい。この場合、水の滴下時間は、通常0.5〜20時間、好ましくは1〜10時間である。また、前記混合の後、保温しながら攪拌を継続して、イミノエステル類(3)を充分に転化させることができる。その保温時間は、通常0.5〜20時間、好ましくは1〜10時間である。混合時や保温時の温度は、通常0〜70℃、好ましくは5〜60℃である。
かくしてα−ヒドロキシエステル類(4)を良好な収率で得ることができる。尚、必要に応じて、従来公知の手段により精製することができ、例えば、反応により得られる反応混合物を油水分離した後、油層に水を添加した後、油水分離し、得られる油層から溶媒等を除去することにより精製することができる。
以下、本発明の実施例を示すが、本発明はこれによって限定されるものではない。尚、マンデロニトリル類(1)の転化率やα−ヒドロキシエステル類(4)の収率は、高速液体クロマトグラフィーにより分析した。
実施例1
3Lフラスコに、2−(2,5−ジメチルフェノキシメチル)マンデロニトリル〔式(1)において、m=1であり、Rが芳香環の2位に置換しており、かつ2,5−ジメチルフェノキシメチル基である化合物〕255.9g(0.91モル)及びキシレン469.0gを入れて混合した後、攪拌しながら7℃に冷却した。次いで、該混合物に、47重量%の塩化水素を含有するメタノール溶液160.1g(塩化水素のモル数;2.06モル)を2時間で滴下した後、さらに7℃で2時間、保温攪拌して、1−〔2−(2,5−ジメチルフェノキシメチル)フェニル〕−1−ヒドロキシ−2−メトキシエタンイミニウム クロリド〔式(3)において、m=1であり、Rが芳香環の2位に置換しており、かつ2,5−ジメチルフェノキシメチル基であり、Rがメチル基である化合物〕を含む反応混合物を得た。該反応混合物を分析したところ、2−(2,5−ジメチルフェノキシメチル)マンデロニトリルの転化率は99.2%であった。
次に、上記反応混合物に水320.1gを1時間で滴下した後、50℃に昇温し、次いで1時間、保温攪拌して油水2層の混合液を得た。該油層を分析したところ、2−(2,5−ジメチルフェノキシメチル)マンデロニトリルの転化率は99.5%であり、2−〔2−(2,5−ジメチルフェノキシメチル)〕−2−ヒドロキシ酢酸メチル〔式(4)において、m=1であり、Rが芳香環の2位に置換しており、かつ2,5−ジメチルフェノキシメチル基であり、Rがメチル基である化合物〕の収率は96.2%であった。
実施例2
実施例1と同様の操作を行い、1−〔2−(2,5−ジメチルフェノキシメチル)フェニル〕−1−ヒドロキシ−2−メトキシエタンイミニウム クロリド〔式(3)において、m=1であり、Rが芳香環の2位に置換しており、かつ2,5−ジメチルフェノキシメチル基であり、Rがメチル基である化合物〕を含む反応混合物を得た。次に、該反応混合物をろ過して得られるろ残を乾燥して、白色粉末状の1−〔2−(2,5−ジメチルフェノキシメチル)フェニル〕−1−ヒドロキシ−2−メトキシエタンイミニウム クロリドを得た。該化合物のマススペクトル(MS)、NMRスペクトル、赤外分光スペクトル(IR)のデータは以下のとおりであった。
MS:ESI(+) 300.4(M+H
H−NMR(ppm):2.16(s,3H)、2.30(s,3H)、4.07(s,3H)、5.11(d,1H)、5.31(d,1H)、5.89(s,1H)、6.5−8.0(m,7H)
13C−NMR(ppm):16.06、21.44、68.79、70.42、113.71、122.61、124.59、128.77、129.30、130.00、130.72、131.25、131.55、136.88、137.26、137.90、157.88、183.91
IR(cm−1):3188、2833、1651、1613、1585、1511、1444、1407、1269、1256、1159、1134、1088、1060、994、936、876、851、806、747
実施例3
100mLフラスコに、2−エトキシマンデロニトリル〔式(1)において、m=1であり、Rが芳香環の2位に置換しており、かつエトキシ基である化合物〕9.00g(0.051モル)及びキシレン13.50gを入れて混合した後、攪拌しながら7℃に冷却した。次いで、該混合物に、47重量%の塩化水素を含有するメタノール溶液7.89g(塩化水素のモル数;0.10モル)を2時間で滴下した後、さらに7℃で2時間、保温攪拌して、1−(2−エトキシフェニル)−1−ヒドロキシ−2−メトキシエタンイミニウム クロリド〔式(3)において、m=1であり、Rが芳香環の2位に置換しており、かつエトキシ基であり、Rがメチル基である化合物〕を含む反応混合物を得た。該反応混合物を分析したところ、2−エトキシマンデロニトリルの転化率は88.6%であった。
次に、上記反応混合物に水15.78gを1時間で滴下した後、50℃に昇温し、次いで1時間、保温攪拌して油水2層の混合液を得た。水層を分離後、油層に1%硫酸15.78gを加えて混合分液後、得られた油層に水15.78gを加えて混合分液し油層を得た。該油層を減圧下70℃で濃縮し、2−(2−エトキシフェニル)−2−ヒドロキシ酢酸メチル〔式(4)において、m=1であり、Rが芳香環の2位に置換しており、かつエトキシ基であり、Rがメチル基である化合物〕を9.30g得た。収率は87.1%であった。
実施例4
100mLフラスコに、2−フェニルマンデロニトリル〔式(1)において、m=1であり、Rが芳香環の2位に置換しており、かつフェニル基である化合物〕3.00g(0.014モル)及びキシレン4.50gを入れて混合した後、攪拌しながら7℃に冷却した。次いで、該混合物に、47重量%の塩化水素を含有するメタノール溶液2.23g(塩化水素のモル数;0.028モル)を2時間で滴下した後、さらに7℃で1時間、保温攪拌して、1−(2−ビフェニル)−1−ヒドロキシ−2−メトキシエタンイミニウム クロリド〔式(3)において、m=1であり、Rが芳香環の2位に置換しており、かつフェニル基であり、Rがメチル基である化合物〕を含む反応混合物を得た。該反応混合物を分析したところ、2−フェニルマンデロニトリルの転化率は100%であった。
次に、上記反応混合物に水4.45gを1時間で滴下した後、50℃に昇温し、次いで1時間、保温攪拌して油水2層の混合液を得た。水層を分離後、油層に1%硫酸4.45gを加えて混合分液後、得られた油層に水4.45gを加えて混合分液し油層を得た。該油層を減圧下70℃で濃縮し、2−(2−ビフェニル)−2−ヒドロキシ酢酸メチル〔式(4)において、m=1であり、Rが芳香環の2位に置換しており、かつフェニル基であり、Rがメチル基である化合物〕を2.87g得た。収率は82.6%であった。
比較例1
3Lフラスコに、2−(2,5−ジメチルフェノキシメチル)マンデロニトリル〔式(1)において、m=1であり、Rが芳香環の2位に置換しており、かつ2,5−ジメチルフェノキシメチル基である化合物〕55.62g(0.20モル)及びメタノール83.43gを入れて混合した後、攪拌しながら7℃に冷却した。次いで、該混合物に、塩化水素ガス16.38g(0.45モル)を2時間で供給して、1−〔2−(2,5−ジメチルフェノキシメチル)フェニル〕−1−ヒドロキシ−2−メトキシエタンイミニウム クロリド〔式(3)において、m=1であり、Rが芳香環の2位に置換しており、かつ2,5−ジメチルフェノキシメチル基であり、Rがメチル基である化合物〕を含む反応混合物を得た。該反応混合物を分析したところ、2−(2,5−ジメチルフェノキシメチル)マンデロニトリルの転化率は100%であったものの、前記イミニウム塩以外の副生物も相当数観測された。
次に、上記反応混合物に水32.75gを1時間で滴下した後、50℃に昇温し、次いで1時間、保温攪拌して油水2層の混合液を得た。該油層を分析したところ、2−(2,5−ジメチルフェノキシメチル)マンデロニトリルの転化率は100%であり、2−〔2−(2,5−ジメチルフェノキシメチル)〕−2−ヒドロキシ酢酸メチル〔式(4)において、m=1であり、Rが芳香環の2位に置換しており、かつ2,5−ジメチルフェノキシメチル基であり、Rがメチル基である化合物〕の収率は57.1%であった。
比較例2
500mlフラスコに、2−(2,5−ジメチルフェノキシメチル)マンデロニトリル〔式(1)において、m=1であり、Rが芳香環の2位に置換しており、かつ2,5−ジメチルフェノキシメチル基である化合物〕55.62g(0.20モル)及びキシレン71.00g、メタノール19.00g、水39.14gを入れて混合した後、攪拌しながら40℃に昇温した。次いで、該混合物に、塩化水素ガス7.94g(0.22モル)を1時間で供給した。次に89℃で4時間加熱し、室温まで冷却後、油水2層の混合液を得た。該油層を分析したところ、2−(2,5−ジメチルフェノキシメチル)マンデロニトリルの転化率は4.4%であり、2−〔2−(2,5−ジメチルフェノキシメチル)〕−2−ヒドロキシ酢酸メチル〔式(4)において、m=1であり、Rが芳香環の2位に置換しており、かつ2,5−ジメチルフェノキシメチル基であり、Rがメチル基である化合物〕の収率は3.1%であった。

Claims (7)

  1. 有機溶媒と下記式(1)
    Figure 2010077110
    (式中、Rは置換されていてもよいアルキル基、置換されていてもよいアルケニル基、置換されていてもよいアルキニル基、置換されていてもよいアルコキシ基、置換されていてもよいフェニル基、置換されていてもよいフェノキシ基、置換されていてもよいアミノ基、ヒドロキシ基、ニトロ基、又はハロゲン原子を表す。mは0〜5の整数を表す。mが2〜5の整数を表す場合、Rは互いに同一であっても異なっていてもよい。)
    で示される化合物とを含む混合物に、塩化水素が下記式(2)
    Figure 2010077110
    (式中、Rは炭素数1〜4のアルキル基を表す。)
    で示されるアルコールに溶解してなる溶液を添加することにより、下記式(3)
    Figure 2010077110
    (式中、R、R及びmは、それぞれ前記と同じ意味を表す。)
    で示される化合物を含む反応混合物を得、次いで該反応混合物を水と混合することを特徴とする下記式(4)
    Figure 2010077110
    (式中、R、R及びmは、それぞれ前記と同じ意味を表す。)
    で示される化合物の製造方法。
  2. 式(1)において、mが1である請求項1に記載の製造方法。
  3. 式(1)において、Rが下記式(5)
    Figure 2010077110
    (式中、Rは置換されていてもよいフェニル基を表す。)
    で表される請求項1又は2に記載の製造方法。
  4. 式(1)で示される化合物が、2−(2,5−ジメチルフェノキシメチル)マンデロニトリルである請求項1に記載の製造方法。
  5. 前記溶液中の塩化水素の含有量が、前記溶液100重量部に対して20〜60重量部である請求項1〜4のいずれかに記載の製造方法。
  6. 前記有機溶媒が、芳香族炭化水素である請求項1〜5のいずれかに記載の製造方法。
  7. 下記式(3)
    Figure 2010077110
    (式中、Rは置換されていてもよいアルキル基、置換されていてもよいアルケニル基、置換されていてもよいアルキニル基、置換されていてもよいアルコキシ基、置換されていてもよいフェニル基、置換されていてもよいフェノキシ基、置換されていてもよいアミノ基、ヒドロキシ基、ニトロ基、又はハロゲン原子を表す。mは0〜5の整数を表す。mが2〜5の整数を表す場合、Rは互いに同一であっても異なっていてもよい。Rは炭素数1〜4のアルキル基を表す。)
    で示される化合物。
JP2009012863A 2008-08-26 2009-01-23 α−ヒドロキシエステル類の製造方法 Active JP5417860B2 (ja)

Priority Applications (11)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009012863A JP5417860B2 (ja) 2008-08-26 2009-01-23 α−ヒドロキシエステル類の製造方法
US13/060,169 US8299288B2 (en) 2008-08-26 2009-08-24 Method for producing α-hydroxyester compound
AU2009284898A AU2009284898B2 (en) 2008-08-26 2009-08-24 Method for producing a-hydroxyester compound
CN200980132827.5A CN102131761B (zh) 2008-08-26 2009-08-24 α-羟基酯化合物的制造方法
PCT/JP2009/065130 WO2010024419A1 (ja) 2008-08-26 2009-08-24 α-ヒドロキシエステル化合物の製造方法
DK09810067.0T DK2325161T3 (en) 2008-08-26 2009-08-24 PROCEDURE FOR PREPARING ALPHA HYDROXYESTER COMPOUND
EP09810067.0A EP2325161B1 (en) 2008-08-26 2009-08-24 Method for producing alpha-hydroxyester compound
KR1020117006654A KR101629986B1 (ko) 2008-08-26 2009-08-24 α-히드록시에스테르 화합물의 제조 방법
TW98128350A TWI469964B (zh) 2008-08-26 2009-08-24 α-羥基酯化合物之製造方法
ES09810067.0T ES2686782T3 (es) 2008-08-26 2009-08-24 Método de producción de un compuesto de alfa-hidroxiéster
IL211150A IL211150A (en) 2008-08-26 2011-02-10 METHOD FOR PRODUCING AN α-Hydroxyester Compound

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008216358 2008-08-26
JP2008216358 2008-08-26
JP2009012863A JP5417860B2 (ja) 2008-08-26 2009-01-23 α−ヒドロキシエステル類の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010077110A true JP2010077110A (ja) 2010-04-08
JP5417860B2 JP5417860B2 (ja) 2014-02-19

Family

ID=41721582

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009012863A Active JP5417860B2 (ja) 2008-08-26 2009-01-23 α−ヒドロキシエステル類の製造方法

Country Status (11)

Country Link
US (1) US8299288B2 (ja)
EP (1) EP2325161B1 (ja)
JP (1) JP5417860B2 (ja)
KR (1) KR101629986B1 (ja)
CN (1) CN102131761B (ja)
AU (1) AU2009284898B2 (ja)
DK (1) DK2325161T3 (ja)
ES (1) ES2686782T3 (ja)
IL (1) IL211150A (ja)
TW (1) TWI469964B (ja)
WO (1) WO2010024419A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102013223444B4 (de) 2013-11-18 2015-06-03 Evonik Industries Ag Verwendung von Guanidinumsetzungsprodukten bei der Herstellung von Polyurethansystemen
KR101884928B1 (ko) * 2017-03-28 2018-08-30 금호석유화학 주식회사 금속산화물 촉매, 그 제조방법, 및 이를 이용한 알코올의 제조방법

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04230241A (ja) * 1990-06-22 1992-08-19 Enimont Anic Srl α−ヒドロキシエステルの合成法
WO2007018221A1 (ja) * 2005-08-08 2007-02-15 Nippoh Chemicals Co., Ltd. 2-ヒドロキシエステル化合物の製造方法
JP2008526966A (ja) * 2005-01-14 2008-07-24 ワイス β−セクレターゼの阻害のためのアミノ−イミダゾロン

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2892847A (en) * 1957-02-19 1959-06-30 Merck & Co Inc Benzofuran-derivatives
DE2828011A1 (de) * 1978-06-26 1980-01-10 Bayer Ag Verfahren zur herstellung von mandelsaeureestern
US4367234A (en) * 1980-07-28 1983-01-04 Pfizer Inc. Hypoglycemic 5-substituted oxazolidine-2,4-diones
DE3917352A1 (de) * 1989-05-27 1990-11-29 Basf Ag Neue oximether und diese enthaltende fungizide
DE59108832D1 (de) * 1990-12-31 1997-09-25 Basf Ag Verfahren zur Herstellung von Alpha-Ketocarbonsäureestern
US5145480A (en) * 1991-08-07 1992-09-08 Wang Kuo Liang Magnetic retarding apparatus for an exerciser
DK0754672T3 (da) * 1994-04-06 2000-11-13 Shionogi & Co Gamma-Substitueret phenyleddikesyrederivat, fremgangsmåde til fremstilling deraf og landbrugsfungicid indeholdende samme
CN1081626C (zh) * 1995-12-27 2002-03-27 巴斯福股份公司 亚氨基氧基苯乙酸衍生物、制备它的方法和中间产物及其用途
US5994359A (en) * 1995-12-27 1999-11-30 Basf Aktiengesellschaft Imino oxyphenyl acetic acid derivatives, methods and intermediates for their preparation and use thereof
JPH1195462A (ja) * 1997-09-24 1999-04-09 Canon Inc 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置
US6806380B2 (en) * 2001-10-02 2004-10-19 Lexicon Pharmaceuticals, Inc. Modified safe and efficient process for the environmentally friendly synthesis of imidoesters
PE20060299A1 (es) * 2004-06-16 2006-05-18 Wyeth Corp DIFENILIMIDAZOPIRIMIDINA E -IMIDAZOL AMINAS COMO INHIBIDORES DE ß-SECRETASA
TW200637843A (en) * 2005-01-10 2006-11-01 Bristol Myers Squibb Co Phenylglycinamide derivatives useful as anticoagulants
US8044242B2 (en) * 2006-03-09 2011-10-25 Bristol-Myers Squibb Company 2-(aryloxy) acetamide factor VIIa inhibitors useful as anticoagulants
JP5353046B2 (ja) * 2008-04-18 2013-11-27 住友化学株式会社 光学活性なシアノヒドリン化合物の製造方法
LT2682382T (lt) * 2009-02-16 2017-02-27 Sumitomo Chemical Company, Limited Fenilacetamido junginio gavimo būdas

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04230241A (ja) * 1990-06-22 1992-08-19 Enimont Anic Srl α−ヒドロキシエステルの合成法
JP2008526966A (ja) * 2005-01-14 2008-07-24 ワイス β−セクレターゼの阻害のためのアミノ−イミダゾロン
WO2007018221A1 (ja) * 2005-08-08 2007-02-15 Nippoh Chemicals Co., Ltd. 2-ヒドロキシエステル化合物の製造方法

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
JPN6013033778; Chemische Berichte 115(4), 1982, p.1591-1606 *

Also Published As

Publication number Publication date
CN102131761B (zh) 2016-09-28
US20110144372A1 (en) 2011-06-16
IL211150A0 (en) 2011-04-28
KR101629986B1 (ko) 2016-06-13
EP2325161A4 (en) 2014-05-14
TW201012793A (en) 2010-04-01
IL211150A (en) 2014-12-31
EP2325161B1 (en) 2018-07-25
JP5417860B2 (ja) 2014-02-19
AU2009284898B2 (en) 2013-12-19
US8299288B2 (en) 2012-10-30
TWI469964B (zh) 2015-01-21
WO2010024419A1 (ja) 2010-03-04
EP2325161A1 (en) 2011-05-25
DK2325161T3 (en) 2018-09-24
ES2686782T3 (es) 2018-10-19
CN102131761A (zh) 2011-07-20
AU2009284898A1 (en) 2010-03-04
KR20110046556A (ko) 2011-05-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5417860B2 (ja) α−ヒドロキシエステル類の製造方法
JP2011168577A (ja) 2−アミノ−4−トリフルオロメチルピリジン類の製造方法
JP5476722B2 (ja) マンデロニトリル類の製造方法
JP6197868B2 (ja) ピリダジノン化合物の製造方法
JP7370152B2 (ja) α-(アミノオキシ)カルボン酸類の製造方法
JP2009242243A (ja) α−ヒドロキシイミノカルボン酸エステル誘導体類及びそれを用いたα−アミノ−α−ハロアルキルカルボン酸エステル誘導体類の製造方法
JP5220985B2 (ja) α−パーフルオロアルキルアクリル酸の製造方法
JP2000063321A (ja) 光学純度の高い長鎖β−ヒドロキシカルボン酸の製造方法
JP6643719B2 (ja) 3,3,3−トリフルオロプロパノールの製造方法
JP4487674B2 (ja) テトラヒドロピラニル−4−カルボキシレート化合物の製法
RU2334736C1 (ru) Способ получения 3-феноксибензилтиоцианата
JP2008120759A (ja) エーテル基を有するβ−ジケトン化合物の製造法
JP5003072B2 (ja) 3,3,3−トリフルオロプロピオンアルデヒドの製造方法
JP2009215196A (ja) 光学活性ペルフルオロアルキル第2級アルコール誘導体の製造法
JP2008031158A (ja) ハロゲン置換ベンゼンジメタノールの製造法
JP2006124338A (ja) 2,5−ビス(アミノメチル)−1,4−ジチアン化合物の製造方法
JP2006342150A (ja) 6−メチルニコチン酸フェニルエステル類およびその製造方法
JP2008247835A (ja) メトキシ基を有するβ−ジケトン化合物の製法
JP2009263361A (ja) 新規な2−ヒドロキシエトキシイミン化合物及び2−ヒドロキシエトキシイミド化合物の製造方法
JP2008174452A (ja) 2,2−ジクロロ−12−(4−ハロフェニル)ドデカン酸塩の製法
JP2005330187A (ja) 1−(ニトロアリール)アルキルアミンの製造方法
JP2006206447A (ja) α−ケトエステル化合物の製造方法
JP2005035946A (ja) 酢酸エステル誘導体の製造法
JP2007320855A (ja) 5−メチルイソオキサゾールの製法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111005

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130709

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130905

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131022

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131104

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5417860

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350