JP2010074647A - Faxシステムおよびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】多数のFAX通信のヘッダに含まれる情報を、受信者が容易に確認することができるFAXシステムおよびプログラムを提供する。
【解決手段】FAXサーバ100は、受信した複数の前記FAX通信のヘッダを含む、通信単位ヘッダインデックス50を作成する。通信単位ヘッダインデックス50には、通信レコード16に含まれるすべてのFAX通信の、1ページ目のヘッダが含まれる。FAXサーバ100は、通信単位ヘッダインデックス50を表示する通信一覧画面を作成し、管理用PC10に送信する。管理用PC10はこれを表示する。
【選択図】図10

Description

本発明は、ファクシミリ(以下「FAX」と略記)装置間で送受信されるFAX通信を扱う、FAXシステムおよびプログラムに関する。
FAX通信においては、送信側のFAX装置から送信される文書を受信側のFAX装置が受信し、これを出力する。この際、送信元のFAX番号や受信時刻など、追加の情報をページ上端にヘッダとして追加出力するFAX装置が知られている。このような技術の例は、特許文献1に記載されている。このようなヘッダは、ページの上端にページと一体に表示または印刷される。
特開平10−224538号公報(段落番号[0004]等)
しかしながら、従来の装置では、多数のFAX通信を受信する受信者の場合、すべてのFAX通信のヘッダに含まれる情報を確認するのに手間がかかるという問題点があった。
それぞれのFAX通信は複数のページを含む可能性があり、また、ディスプレイ上には通常1〜2枚程度のページしか表示するスペースがない。このため、受信者はページ表示を切り替えつつ、また複数のFAX通信間で表示を切り替えつつヘッダを確認する必要があり、手間がかかる。印刷されたものを用いる場合であっても、まず多数のページを揃える作業が必要となり、さらに、各ページをめくりながら、または広い場所に並べて確認する必要があり、手間がかかる。
この発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、多数のFAX通信のヘッダに含まれる情報を、受信者が容易に確認することができるFAXシステムおよびプログラムを提供することを目的とする。
上述の問題点を解決するため、この発明に係るFAXシステムは、少なくとも1つのページを含むFAX通信を扱う、FAXサーバであって、FAX通信を受信する機能と、FAX通信のページの上部にヘッダを付加する機能と、複数のFAX通信についてヘッダを含む、通信単位ヘッダインデックスを作成する機能とを備える。
同一のFAX通信に含まれる複数のページについてヘッダを含む、ページ単位ヘッダインデックスを作成する機能をさらに備えてもよい。
ページが白紙であるか否かを判定する機能と、第一のFAX通信のページのいずれかが白紙であると判定された場合に、第一のFAX通信の送信元に対して当該ページの再送依頼を送信する機能と、第二のFAX通信が、第一のFAX通信の再送部分を含む可能性があるか否かを判定する機能であって、第一のFAX通信のページのいずれかが白紙であると判定されており、かつ、第一のFAX通信の送信元と第二のFAX通信の送信元とが一致し、かつ、第一のFAX通信を受信した後所定時間以内に第二のFAX通信を受信した場合に、第二のFAX通信は第一のFAX通信の再送部分を含む可能性があると判定する機能と、第二のFAX通信が、第一のFAX通信の再送部分を含む可能性があると判定された場合に、第一のFAX通信のページ単位ヘッダインデックスと、第二のFAX通信のページ単位ヘッダインデックスとを含む、再送対応付けインデックスを作成する機能とをさらに備えてもよい。
FAXシステムは記憶手段を有し、記憶手段はFAX通信の送信元であるFAX装置を表す情報を含む相手先情報を記憶し、相手先情報は、送信元であるFAX装置に、それぞれの優先度を表す値を関連付けるものであり、FAXシステムは、相手先情報を参照してFAX通信のそれぞれに関連する優先度を取得する機能と、通信単位ヘッダインデックスを作成する際、取得した優先度の順にヘッダを出力する機能とをさらに備えてもよい。
ページ単位ヘッダインデックスにおいて、ヘッダのいずれかを選択する指示を受け付ける機能と、選択されたヘッダが付加されたページを出力する機能とをさらに備えてもよい。
ページの上下の向きが正しいか否かを判定する機能と、ページの上下の向きが正しくないと判定された場合に、ページを上下反転し、その後、ページの上部にヘッダを付加する機能とをさらに備えてもよい。
また、この発明に係るプログラムは、コンピュータを、上述のFAXシステムとして機能させる。
この発明に係るFAXシステムおよびプログラムによれば、複数のFAX通信のヘッダをインデックスとして一覧表示するので、多数のFAX通信を受信した場合であっても受信者が容易にヘッダを確認することができる。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1に、本発明に係るFAXサーバ100を含む構成を示す。FAXサーバ100は、FAX装置との間でFAX通信を行う装置である。FAXサーバ100は、LAN11を介して、管理用PC10と通信可能に接続されている。管理用PC10は、FAXサーバ100が受信したFAX通信を管理または閲覧すべき受信者によって操作される。
FAXサーバ100および管理用PC10は周知のコンピュータとしての構成を有する。すなわち、図示しないが、演算を行う演算手段と、情報を格納する記憶手段とを備える。演算手段はCPU(中央処理装置)を含み、記憶手段は半導体メモリおよびHDD(ハードディスクドライブ)を含む。記憶手段はプログラムを格納し、演算手段がこのプログラムを実行することによって、FAXサーバ100および管理用PC10は本明細書に記載される機能を実現する。
また、FAXサーバ100は、複数のFAX装置に対して、FAX通信すなわちFAX文書を表すデータを送受信可能である。図1の例では、FAXサーバ100に外線ネットワーク12を介して1台以上の社外FAX装置13が接続されている。外線ネットワーク12はたとえば周知の公衆電話回線網であり、社外FAX装置13はたとえばFAXサーバ100の所有者とは異なる者が所有するFAX装置である。さらに、FAXサーバ100には1台以上の社内FAX装置14が接続されている。社内FAX装置14は、たとえばFAXサーバ100の所有者である組織が所有するFAX装置である。
このような構成をもって、FAXサーバ100は、社外FAX装置13、社内FAX装置14、および管理用PC10の間のFAX通信を処理する。社外FAX装置13および社内FAX装置14と、FAXサーバ100との間のFAX通信は、たとえばG3ファクシミリ規格に従ってなされるが、これは他のFAX規格に従うものであってもよい。
また、FAXサーバ100は、後述するように、受信したページのイメージの上下の向きを逆転させる機能を有する。ここで、本明細書において、受信したページの上下の向きが正しくない場合に、これを逆転させて正しい向きに配置する操作を、「正転」と呼ぶ。
さらに、FAXサーバ100は、いわゆるOCRとしての機能、すなわち画像中の文字を認識してテキストデータに変換する機能を有する。
図1に示すように、FAXサーバ100は、その記憶手段に、FAX通信を管理するための情報として、相手先情報15、通信レコード16、およびページレコード17を記憶し格納する。
図2は相手先情報15の構成の例を示す。相手先情報15は、FAX通信の通信先となる社外FAX装置13に関連する情報を含む。相手先情報15は、複数の社外FAX装置13について、社外FAX装置13を表すFAX番号およびTSIコードと、その社外FAX装置13を表す名称である相手先名称と、その社外FAX装置13に対する優先度(すなわち、その社外FAX装置13に関連する送信元に対する優先度)を表す値とを関連付ける。
図3は通信レコード16の構成の例を示す。通信レコード16は、FAXサーバ100が受信した複数のFAX通信について、それぞれのFAX通信に関連する情報を含む。
通番は、そのFAX通信を識別する情報を表し、たとえば受信された順に付される番号である。受信日時は、そのFAX通信をFAXサーバ100が受信した日付および時刻を表す。送信元は、そのFAX通信の送信元である社外FAX装置13を表すFAX番号およびTSIコードを表し、相手先情報15(図2)のFAX番号およびTSIコードに対応する。ページ数は、そのFAX通信の全ページ数を表す。
帳票IDは、そのFAX通信に含まれる帳票の種類を識別するための帳票IDを表す。帳票IDは、たとえば#記号および数字からなり、4ケタの値を有する。なお、この帳票IDを取得するためのFAXサーバ100の動作については、図7のステップS10、S11、S17およびS18に関連して後述する。複数のページが異なる帳票を含む場合には、最先のページの帳票の帳票IDが指定される。いずれのページも帳票を含まない場合には、帳票を含まないことを表す値が指定される。
白紙再送依頼済フラグは、そのFAX通信が白紙ページを含むとFAXサーバ100が判定したか否かを表し、たとえば白紙ページを含むと判定された場合には1であり、そうでない場合には0である。白紙ページの判定については、図7のステップS7に関連して後述する。
再送可能性フラグは、そのFAX通信が、それ以前に受信されたFAX通信の再送部分を含む可能性があるとFAXサーバ100が判定したか否かを表し、たとえば再送部分を含む可能性があると判定された場合には1であり、そうでない場合には0である。再送の判定については、図7のステップS3に関連して後述する。
図4はページレコード17の構成の例を示す。ページレコード17は、通信レコード16に含まれるFAX通信のそれぞれについて、そのFAX通信に含まれるページのそれぞれに関連する情報を含む。
通番は通信レコード16(図3)の通番に対応する。ページ番号は、そのページがそのFAX通信において何ページ目であるかを表す。正転済フラグは、そのページが、上下の向きが正しくない(すなわち、上下が逆転している)とFAXサーバ100が判定したか否かを表し、たとえば上下の向きが正しくないと判定された場合には1であり、そうでない場合には0である。上下の向きの判定については、図7のステップS13に関連して後述する。
帳票IDは通信レコード16の帳票IDに対応する。すなわち、そのページに含まれる帳票の種類を識別するための帳票IDを表す。
イメージ格納アドレスは、FAXサーバ100の記憶手段において、そのページの内容であるイメージを表すデータが格納されているアドレスを表す。すなわち、イメージへのポインタである。ここで、受信イメージのイメージ格納アドレスは、受信したイメージがそのまま格納されているアドレスを表し、正転後イメージのイメージ格納アドレスは、受信したイメージを正転したものが格納されているアドレスを表す。なお、そのページについてイメージの正転が行われていない場合には、正転後イメージのイメージ格納アドレスは指定されない。
図5は、社外FAX装置13が送信しFAXサーバ100が受信するFAX通信の例を示す。図5の例は、図3および図4における通番「0001」で表されるFAX通信に対応する。このFAX通信は、ABC社の送信者が、FAXサーバ100の所有者であるXYZ社の受信者に向けて、FAX送信票1ページと、帳票ID「#105」〜「#108」の帳票全4ページとの合計5ページを送信しようと意図したものである。
1ページ目はFAX送信票であり、正常に受信されている。2ページ目は帳票ID「#105」の帳票であり、正常に受信されている。3ページ目は、帳票ID「#106」の帳票であるべきところ、送信者が誤って原稿を裏向きにセットしたため白紙として受信されている。4ページ目は帳票ID「#107」の帳票であるが、送信者が誤って原稿を上下逆方向にセットしたため上下が逆転して受信されている。5ページ目は、帳票ID「#108」の帳票であるべきところ、送信者が誤って原稿を裏向きにセットしたため白紙として受信されている。
図6は、受信したFAX通信の各ページにFAXサーバ100が付加するヘッダ20の構成の例を示す。ヘッダ20は、FAX通信に関連する情報を表示するものであり、たとえばページ上端に付加される。
ヘッダ20において、送信元表示部21は、そのFAX通信の送信元を表示する。送信元は、図3に示す通信レコード16の送信元に対応するが、同一のFAX番号およびTSIコードの組み合わせが図2の相手先情報15に含まれている場合には、相手先情報15において関連付けられた相手先名称が表示される。
受信日時表示部22は、通信レコード16に含まれるそのFAX通信の受信日時を表示する。帳票ID表示部23は、ページレコード17に含まれるそのページの帳票IDを表示するが、帳票IDが指定されていない場合には何も表示しない。白紙表示部24は、通信レコード16に含まれるFAX通信の白紙再送依頼済フラグの内容を示し、たとえば白紙再送依頼済フラグが1である場合には「白紙」と表示し、0である場合には何も表示しない。再送可能性表示部25は、通信レコード16に含まれるそのFAX通信の再送可能性フラグの内容を示し、たとえば再送可能性フラグが1である場合には「再送?」と表示し、0である場合には何も表示しない。
正転済表示部26は、そのページのイメージが正転されたものであるか否かを示し、たとえば正転されたイメージである場合には「正転済」と表示し、そうでない場合には何も表示しない。なお、この正転済表示部26は、ページレコード17の正転済フラグを直接表すものではない。すなわち、正転済フラグが1であるページについては、受信直後(正転前)のイメージと、正転後のイメージとの双方が記憶されることになるが、このうち正転後のイメージに含まれるヘッダにのみ「正転後」の表示がなされる。
ページ数表示部27は、通信レコード16に含まれるそのFAX通信のページ数と、そのFAX通信におけるそのページのページ番号とを表示する。たとえば、図6の「1/3」という表示は、そのFAX通信が全3ページであり、このヘッダ20が付加されたページはそのうち1ページ目であることを表す。
以上のように構成されるFAXサーバ100の動作を、図7〜図9を用いて以下に説明する。
図7は、FAXサーバ100の動作の流れを表すフローチャートである。
まず、FAXサーバ100は社外FAX装置13から送信されるFAX通信を受信する(ステップS1)。この例では、FAX通信は図5に示す内容であるとする。
次に、FAXサーバ100は、通信レコード16に、受信したFAX通信を表すレコードを作成する(ステップS2)。この例では、図3の通番「0001」のレコードが作成されるとする。FAXサーバ100は、このFAX通信を受信した日時と、そのFAX通信の送信元のFAX番号およびTSIコードを記録する。また、このFAX通信は全5ページであるので、ページ数には「5」が指定される。
この時点では、デフォルト値として、帳票IDは「なし」が指定され、白紙再送依頼済フラグおよび再送可能性フラグには「0」が指定される(後述する処理によって図3に示すように変更される)。
次に、FAXサーバ100は、処理中のFAX通信が、それ以前に受信されたFAX通信の再送部分を含む可能性があるか否かを判定する(ステップS3)。これは、たとえば、誤って白紙ページを送信してしまった送信者が、正しい状態のページを再送してきたというケースに対応する。この判定は、通信レコード16の受信日時と、送信元と、白紙再送依頼済フラグとに基づいて行われる。たとえば、処理中のFAX通信と、以前に受信されたFAX通信のいずれかとが、以下の条件A〜条件Cすべてを満たす場合に、FAXサーバ100は再送部分を含む可能性があると判定する。
‐条件A:以前のFAX通信のページのいずれかが白紙であると判定されている。すなわち、通信レコード16において、以前のFAX通信の白紙再送依頼済フラグが1である。
‐条件B:以前のFAX通信の送信元と、処理中のFAX通信の送信元とが一致する。すなわち、通信レコード16において、それぞれの送信元が同一の値を有する。
‐条件C:以前のFAX通信を受信した後、所定時間以内、たとえば一時間以内に、処理中のFAX通信が受信されている。すなわち、通信レコード16において、受信日時の差が一時間以内である。
ステップS3において、処理中のFAX通信が、以前のFAX通信の再送部分を含む可能性があると判定された場合には、FAXサーバ100は、通信レコード16において、処理中のFAX通信の再送可能性フラグを1にセットする(ステップS4)。そうでない場合には、ステップS4は実行されず、再送可能性フラグは変化せず0のままとなる。
ステップS3またはステップS4の後、FAXサーバ100は、ページレコード17に、そのFAX通信に含まれる各ページに対応するページを表すレコードを作成する(ステップS5)。たとえば図5の例では、通番「0001」かつページ番号「1」〜「5」の合計5つのレコードが作成される。
この時点では、デフォルト値として、作成されたレコードの正転済フラグには「0」が指定され、帳票IDには「なし」が指定され、イメージ格納アドレスにはいずれも「なし」が指定される(後述する処理によって図4に示すように変更される)。
続くステップS6〜ステップS18はループを構成しており、このループはFAX通信に含まれるページごとに実行される。このループは、たとえば次のページが存在するか否かの条件分岐に従って実行される。
ループにおいて、まずFAXサーバ100は、処理中のページをイメージ化する(ステップS6)。このイメージ化は、周知のFAX装置によるイメージ化と同様にしてなされる。ここで、FAXサーバ100は作成されたイメージを記憶手段に格納し、そのイメージが格納されているアドレスを、ページレコード17における受信イメージのイメージ格納アドレスに指定する。
次に、FAXサーバ100は、処理中のページが白紙であるか否かを判定する(ステップS7)。この判定は、ページ中で黒画素が占める割合と、所定の閾値とを比較して行われる。たとえば、黒画素が占める面積が、ページの面積の0.001%未満である場合には、処理中のページは白紙であると判定する。
ステップS7において、処理中のページが白紙であると判定された場合には、FAXサーバ100は、通信レコード16において処理中のFAX通信の白紙再送依頼済フラグを1にセットする(ステップS8)。さらに、FAXサーバ100は、後述する再送依頼のために処理中のページ番号を記憶する。
処理中のページが白紙ではないと判定された場合には、ステップS8は実行されず、白紙再送依頼済フラグは変化せず0のままとなる。なお、この時点では白紙ページの再送依頼はまだ送信されていないが、本実施形態では受信後それほど間をおかず白紙ページの再送依頼が送信されることになるため、当該フラグの名称を「白紙再送依頼済フラグ」としている。ただし、白紙ページの判定と再送依頼とが必ずしも対応しない実施形態や、白紙ページの判定後に再送依頼がなされたかどうかを考慮する必要がある実施形態においては、白紙ページを単に検出したことを表す「白紙検出フラグ」等を、白紙再送依頼済フラグとは別に設けてもよい。
ステップS7またはステップS8の後、FAXサーバ100は、ステップS6で作成されたイメージに対してOCR認識を実行し、処理中のページに現れる文字列をテキストデータとして取得する(ステップS9)。ここで、FAXサーバ100は、取得した文字列すべてについて、その文字列が現れる位置と、その文字列の大きさすなわちフォントサイズとをさらに取得する。
次に、FAXサーバ100は、処理中のページに帳票IDが含まれているか否かを判定する(ステップS10)。この判定は、イメージ中の所定の位置に、所定の条件を満たす文字列が表示されているか否かに基づいて行われる。たとえば、ステップS6で作成されたイメージにおいて、上から3cm〜5cm、右から2cm〜4cmの範囲に、#記号および数字からなる4文字の文字列が表示されている場合、帳票IDが含まれていると判定し、その文字列を帳票IDとして取得する。
ステップS10において帳票IDが含まれていると判定された場合には、FAXサーバ100は、処理中のページについて帳票IDを記録する(ステップS11)。ここでは、ステップS10において判定された帳票IDを、ページレコード17において処理中のページの帳票IDとして記録する。また、通信レコード16における処理中のFAX通信の帳票IDがまだ記録されていない場合には、取得された帳票IDを記録する。通信レコード16における処理中のFAX通信の帳票IDがすでに記録されている場合、すなわち以前のページに関連する処理においてすでに帳票IDが記録されている場合には、通信レコード16の帳票IDは変更しない。結果として、通信レコード16の帳票IDには、そのFAX通信における最初の帳票IDが記録されることになる。
ステップS10において帳票IDが含まれていないと判定された場合には、ステップS11は実行されず、通信レコード16およびページレコード17の帳票IDは変化しない。
ステップS10またはS11の後、FAXサーバ100は、処理中のページのイメージにヘッダを付加する(ステップS12)。
図8は、ステップS12において作成されるページのイメージ、すなわち受信イメージ30の例を示す。この受信イメージ30は、図5に示すFAX通信の4ページ目に対応するものである。受信イメージ30は、そのページについて受信した内容をイメージとして表す内容表示部31と、第一のヘッダとして正転前のヘッダを表す第一のヘッダ表示部32とを含む。また、ヘッダは図6に示すヘッダ20と同様の構成を有するものであり、受信イメージ30の所定の位置、たとえば受信イメージ30の上部に付加される。ここで、上部とは、たとえば内容表示部31の上端よりもさらに上側の部分を意味する。
ここで、図5および図8に示すように、当該ページは上下の向きが正しくない状態で受信されているため、受信イメージ30において、内容表示部31における表示内容と第一のヘッダ表示部32における表示内容とは、上下の向きが一致しないことになる。
次に、FAXサーバ100は、処理中のページの上下の向きが正しいか否かを判定する(ステップS13)。この判定は、周知の判定方法によって行われる。たとえば特許文献1に記載されるように、正方向および逆方向における文字認識の自信度に基づいて判定してもよい。
ステップS13において上下の向きが正しくない(すなわち上下が逆転している)と判定された場合、FAXサーバ100は、処理中のページのイメージを正転するとともに新たにヘッダを付加する(ステップS14)。ここで、FAXサーバ100は作成されたイメージを記憶手段に格納し、そのイメージが格納されているアドレスを、ページレコード17における正転後イメージのイメージ格納アドレスに記録する。
図9は、ステップS14において作成されるページのイメージ、すなわち正転後イメージ40の例を示す。図9の正転後イメージ40は、図8の受信イメージ30を正転させた場合のものである。
正転後イメージ40は、そのページについて受信した内容をイメージとして表す内容表示部41と、第一のヘッダとして正転前のヘッダを表す第一のヘッダ表示部42と、第二のヘッダとして正転後のヘッダを表す第二のヘッダ表示部43とを含む。図9の内容表示部41は、図8の内容表示部31を正転させたものであり、同一の内容が上下の向きを逆にして表示される。図9の第一のヘッダ表示部42に表示されるヘッダは、図8の第一のヘッダ表示部32の表示内容を上下逆転させたものであり、同一の内容が上下の向きを逆にして表示される。なお、イメージ全体の上下の向きが逆になっているので、図9の第一のヘッダ表示部42はページの下部に表示されることになる。
正転後のヘッダを表す第二のヘッダ表示部43は、正転後イメージ40の所定の位置、たとえば正転後イメージ40の上部に付加される。ここで、上部とは、たとえば内容表示部41の上端よりもさらに上側の部分を意味する。
ここで、図9に示すように、処理中のページは正転され上下の向きが正しい状態となっているので、内容表示部41の表示内容と第二のヘッダ表示部43の表示内容とは上下の向きが一致し、受信者は容易にヘッダを読み取ることができる。
さらに、第二のヘッダ表示部43における正転後のヘッダには、正転済表示部26に、そのページのイメージが正転されたものであることを表す表示、すなわち「正転済」という文字列を含む。この表示は、第一のヘッダ表示部42における正転前のヘッダには含まれない。このため、受信者は、そのページが元々どちらの向きで送信されたものかを容易に知ることができる。
ステップS14の後、FAXサーバ100は、ページレコード17において処理中のページの正転済フラグを1にセットする(ステップS15)。
その後、FAXサーバ100は、正転後イメージ40に対して、上述のステップS9〜S11と同様の処理を実行する。すなわち、ステップS14で作成されたイメージに対してOCR認識を実行して、処理中のページに現れる文字列をテキストデータとして取得し(ステップS16)、処理中のページに帳票IDが含まれているか否かを判定し(ステップS17)、帳票IDが含まれている場合には帳票IDを記録する(ステップS18)。
ステップS13において上下の向きが正しい(すなわち上下が逆転していない)と判定された場合には、ステップS14〜S18は実行されず、正転済フラグは変化せず0のままとなる。また、この場合、正転後イメージ40は作成されない。
ステップS13、S17またはS18の後、FAXサーバ100は次のページについてステップS6〜ステップS18のループを実行する。
すべてのページについてループが終了した後、FAXサーバ100は、白紙と判定されたページの再送を依頼する必要があるか否かを判定する(ステップS19)。ここで、通信レコード16の白紙再送依頼済フラグが1であれば(すなわち、処理中のFAX通信のいずれかのページが白紙であれば)、再送を依頼する必要があると判定する。
ステップS19において再送を依頼する必要があると判定された場合には、FAXサーバ100は、処理中のFAX通信の送信元に対し、別途のFAX通信によって再送依頼を送信する(ステップS20)。この再送依頼は、ステップS7において白紙であると判定されたページの再送を依頼するものである。再送依頼の内容は、相手先情報15、通信レコード16、およびページレコード17に基づいて作成されるものであり、相手先名称または送信元のFAX番号と、受信日時と、白紙であると判定されたページすべてのページ番号を含むリストと、再送を促す文面とを含む。たとえば、図5に示すFAX通信に対する再送依頼は、「ABC社様 2008年8月18日 13時53分00秒にご送付いただいたFAXの3ページ目、5ページ目が白紙でした。ご確認のうえ、必要でしたらご再送ください。」というメッセージである。
ステップS19またはステップS20の後、FAXサーバ100は、処理中のFAX通信を出力する(ステップS21)。この出力は、たとえば図1に示す管理用PC10を介しての受信者からの指示に応じて、管理用PC10に対して実行される。出力内容は、通信レコード16におけるそのFAX通信に関連する情報と、ページレコード17における各ページに関連する情報と、相手先情報15において送信元に対応する相手先名称と、正転されていないページの受信イメージ30とを含む。また、いずれかのページが正転されている場合には、正転されたページすべての正転後イメージ40を含む。
管理用PC10は、FAXサーバ100から出力された情報を画面に表示し、受信者がこれを閲覧できるようにする。この表示は、周知のFAXサーバの管理用PCと同様にして行われる。
以上のように受信されイメージ化されるFAX通信について、ヘッダのインデックスに関する処理の流れを、図10〜図14を用いて以下に説明する。図10〜図14は、FAXサーバ100によって作成され管理用PC10によって表示される画面の構成の例を示す。
これらの画面は、たとえばHTML形式のファイルを含むデータとして作成され、HTTPプロトコルに従って送受信される。FAXサーバ100はHTTPサーバとしてこれらの画面を作成および送信する機能を有し、管理用PC10はWebブラウザとしてこれらの画面を受信および表示する機能を有する。
図10は、複数のFAX通信のヘッダを表示する、通信一覧画面の構成の例を示す。
通信一覧画面は、通信単位ヘッダインデックス50と、優先度インデックス51と、通番インデックス52とを含む。通信単位ヘッダインデックス50には、通信レコード16に含まれるすべてのFAX通信の、1ページ目のヘッダが含まれる。図10の例では、通番「0001」〜「0004」に対応する4つのヘッダが表示されている。優先度インデックス51は、通信単位ヘッダインデックス50に含まれるヘッダのそれぞれについて、対応するFAX通信の送信元に関連付けられた優先度(図2の相手先情報15参照)を表示する。なお、図10における通番「0004」のFAX通信のように、相手先情報15に該当するレコードが存在しない場合には999が表示され、優先度が最低であるものとして扱われる。
このように、通信単位ヘッダインデックス50はすべてのFAX通信のヘッダを含むので、受信者はこの画面を見るだけで、すべてのFAX通信について関連する情報(送信元、受信日時等)を容易に確認することができる。
通信一覧画面は、項目表示53と、ソートボタン54とを含む。項目表示53は、FAX通信に関連する情報の項目名を表すものである。「優先度」および「通番」は、それぞれ上述の優先度インデックス51および通番インデックス52に対応する位置に表示される。「送信元」「受信日時」「帳票ID」「白紙再送依頼済」「再送可能性有無」「正転済」および「ページ」は、通信単位ヘッダインデックス50に対応する位置に表示される。ここで、通信単位ヘッダインデックス50に含まれるそれぞれのヘッダは、図6に示すように、送信元表示部21、受信日時表示部22、帳票ID表示部23、白紙表示部24、再送可能性表示部25、正転済表示部26、およびページ数表示部27を含むものであるが、図10の項目表示53に含まれる「送信元」「受信日時」「帳票ID」「白紙再送依頼済」「再送可能性有無」「正転済」「ページ」は、それぞれの表示部に対応する位置に表示される。
ソートボタン54は、項目表示53におけるそれぞれの項目に対応する位置に表示される。FAX通信の受信者は、管理用PC10を介してソートボタン54を操作(たとえばマウスクリック)することにより、通信単位ヘッダインデックス50におけるヘッダの表示順序を変更することができる。
図10に示す状態は、優先度に対応するソートボタン54のうち、降順の順序を指示するボタンが操作された状態である。優先順位が最も高い(すなわち優先度の値が最も小さい「1」である)通番「0002」のヘッダが先頭に表示され、次にそれよりも優先順位が低い(優先度が「3」である)通番「0001」のヘッダおよび通番「0003」のヘッダが表示される。最後に、優先順位が最も低い(優先度が「999」である)通番「0004」のヘッダが表示される。このように、受信通番に関係なく送信元の優先度に従って通信単位ヘッダインデックス50をソートすることができるので、受信者は容易に重要な顧客からのFAX通信のみを優先して確認することができる。
なお、優先度に対応するソートボタン54のうち、昇順の順序を指示するボタンが操作された場合には、通信単位ヘッダインデックス50は図10とは逆順に表示される。また、他の項目に対応するソートボタン54が操作された場合にも同様にして、その項目の値に従って通信単位ヘッダインデックス50がソートされる。
通信一覧画面は、ページ一覧画面を表示させるためのページ一覧表示ボタン55を含む。受信者は、通信単位ヘッダインデックス50に含まれるヘッダのいずれか1つを選択した状態で、ページ一覧表示ボタン55を操作することができる。ページ一覧表示ボタン55が操作されると、管理用PC10は選択されたヘッダに対応する通番と、ページ一覧表示ボタン55が操作されたことを表す情報とをFAXサーバ100に送信する。FAXサーバ100は、これに応じて、そのFAX通信のページ一覧画面(図11を用いて後述)を作成し、管理用PC10に送信する。
なお、ヘッダを選択する指示を表す操作は、たとえば受信者が所望のヘッダに対して行う所定の操作(マウスクリック等)とすることができる。また、受信者がヘッダのいずれか1つに別の所定の操作(マウスダブルクリック等)を行った場合、そのヘッダが選択されページ一覧表示ボタン55が操作された場合と同様に、ページ一覧画面を表示してもよい。
さらに、通信一覧画面は、再送対応付け画面を表示させるための再送対応付け開始ボタン56を含む。受信者は、通信単位ヘッダインデックス50に含まれるヘッダのいずれか2つを選択した状態で、再送対応付け開始ボタン56を操作することができる。再送対応付け開始ボタン56が操作されると、管理用PC10は選択されたヘッダのそれぞれに対応する通番と、再送対応付け開始ボタン56が操作されたことを表す情報とをFAXサーバ100に送信する。FAXサーバ100は、これに応じて、再送対応付け画面(図12を用いて後述)を作成し、管理用PC10に送信する。
図11は、同一のFAX通信に含まれる複数のページのヘッダを表示する、ページ一覧画面の構成の例を示す。
ページ一覧画面は、ページ単位ヘッダインデックス60を含む。ページ単位ヘッダインデックス60には、通信一覧画面(図10)において選択されたFAX通信に含まれるすべてのページのヘッダが含まれる。図11の例では、通番「0004」のFAX通信の5つのページのヘッダが表示されている。
また、ページ一覧画面は、項目表示61と、ソートボタン62とを含む。項目表示61は、図10に示す通信一覧画面の項目表示53に対応するものであり、「送信元」「受信日時」「帳票ID」「白紙再送依頼済」「再送可能性有無」「正転済」「ページ」の表示を含む。ソートボタン62は、図10に示す通信一覧画面のソートボタン54に対応するものであり、「帳票ID」「白紙再送依頼済」「再送可能性有無」「正転済」「ページ」の各項目についてヘッダをソートするために用いられる。
ページ一覧画面は、1つのページの全体を表示させるためのページ全体表示ボタン63を含む。受信者は、ページ単位ヘッダインデックス60に含まれるヘッダのいずれか1つを選択した状態で、ページ全体表示ボタン63を操作することができる。ページ全体表示ボタン63が操作されると、管理用PC10は選択されたヘッダに対応するページ番号と、ページ全体表示ボタン63が操作されたことを表す情報とをFAXサーバ100に送信する。FAXサーバ100は、これに応じて、該当するページの受信イメージ30(図8)を管理用PC10に送信し、管理用PC10はこれを受信して表示する(そのページが正転されている場合には、正転後イメージ(図9)が送信される)。このようにして、管理用PC10は選択されたヘッダが付加されたページを出力し、受信者はそのページ全体の内容を確認することができる。
なお、ヘッダを選択する指示を表す操作は、たとえば受信者が所望のヘッダに対して行う所定の操作(マウスクリック等)とすることができる。また、受信者がヘッダのいずれか1つに別の所定の操作(マウスダブルクリック等)を行った場合、そのヘッダが選択されページ全体表示ボタン63が操作された場合と同様に、ページ全体画面を表示してもよい。
さらに、ページ一覧画面は、旧ページ全体表示ボタン64を含む。旧ページ全体表示ボタン64は、再送対応付け画面(図12を用いて後述)においてページ対応付け操作がなされている場合に用いられるものであるが、これについては図14を用いて後述する。
図12は、白紙ページを含むFAX通信と、その白紙ページを補充するものとして再送されたFAX通信との間で、ページ対応付け操作を行うための、再送対応付け画面の構成の例を示す。
再送対応付け画面は、1つのFAX通信(先のFAX通信)と、それより後に受信されたFAX通信(後のFAX通信)、たとえば先のFAX通信の再送部分を含む可能性がある別のFAX通信とについて、それぞれに含まれる複数のページのヘッダを表示する。
再送対応付け画面は、再送対応付けインデックス70を含む。再送対応付けインデックス70は、先のページ単位ヘッダインデックス71と、後のページ単位ヘッダインデックス72とを含む。先のページ単位ヘッダインデックス71は、通信一覧画面(図10)において選択された2つのFAX通信のうち、受信日時が先であるものに含まれるすべてのページのヘッダを表示する。後のページ単位ヘッダインデックス72は、通信一覧画面(図10)において選択された2つのFAX通信のうち、受信日時が後であるものに含まれるすべてのページのヘッダを表示する。
再送対応付け画面において、管理用PC10は、受信者からのページ対応付け操作を受け付ける。このページ対応付け操作は、先のFAX通信に含まれる、白紙と判定された1つのページと、後のFAX通信に含まれる1つのページとが対応することを示すものである。この操作は、たとえば後のFAX通信のページのヘッダのいずれかをドラッグ操作して、先のFAX通信のページのヘッダのいずれかにドロップすることによって行われる。
この操作が行われると、該当のページの組に対し、ページ対応付け操作が完了したことを示す表示がなされる。この表示は、たとえば、先のFAX通信のページのヘッダが、後のFAX通信のページのヘッダによって上書きされるとともに、後のFAX通信のページのヘッダは表示されなくなるというものである。あるいは、後のFAX通信のページのヘッダは、表示形式が変更された状態(たとえば色が薄くなる等)で表示されてもよい。
ここでは、たとえば後のFAX通信の2ページ目が先のFAX通信の3ページ目に対応付けられ(矢印A)、後のFAX通信の3ページ目が先のFAX通信の5ページ目に対応付けられた(矢印B)ものとして、FAXサーバ100における処理を説明する。
なお、再送対応付け画面は、1つのページの全体を表示させるためのページ全体表示ボタン73を含む。これは図11のページ一覧画面におけるページ全体表示ボタン63と同様に機能する。
また、再送対応付け画面は、全ページの対応付けを自動的に行う全ページ自動対応ボタン74を含む。先のFAX通信に含まれる白紙ページの数と、後のFAX通信に含まれるすべてのページの数とが等しい場合、全ページ自動対応ボタン74が操作されると、管理用PC10はそれぞれをページ番号の順に自動的に対応付ける。また、先のFAX通信に含まれる白紙ページの数に1を足した数と、後のFAX通信に含まれるすべてのページの数とが等しい場合(たとえば、後のFAX通信が、表紙1ページと、白紙ページに対応する再送ページとからなる場合等がこれに相当する)に、全ページ自動対応ボタン74が操作されると、管理用PC10は、先のFAX通信におけるすべての白紙ページと、後のFAX通信における先頭ページを除いたすべてのページとを、それぞれページ番号の順に自動的に対応付ける。
さらに、再送対応付け画面は、ページ対応付け操作の終了を指示する対応付け終了ボタン75を含む。対応付け終了ボタン75が操作されると、管理用PC10は、ページ対応付け操作がなされたすべてのページについて、対応関係をFAXサーバ100に送信する。FAXサーバ100は、これに応じて、通信レコード16、ページレコード17、および各ページのヘッダを更新する。
図13および図14は、更新された通信一覧画面およびページ一覧画面の例である。これらの画面は、それぞれ、図10および図11に示す状態を出発点とし、図12の矢印Aおよび矢印Bに示すページ対応付け操作が行われた後の状態に対応する。
図13の通信単位ヘッダインデックス150では、図10の通信単位ヘッダインデックス50と異なり、通番「0001」のヘッダに白紙再送依頼済フラグを表す表示がない。これは、このFAX通信に含まれていた白紙ページに対してページ対応付け操作が終了していることに基づくものである。また、通番「0003」に対応するヘッダが表示されない。これは、このFAX通信は先のFAX通信とのページ対応付け操作が終了し、独立したFAX通信として扱う必要がなくなったことに基づくものである。
図14のページ単位ヘッダインデックス160では、図11のページ単位ヘッダインデックス60と異なり、3ページ目と5ページ目のヘッダが後のFAX通信のものに入れ替えられている。これは、それぞれのページの対応関係に基づくものである。なお、図14では後のFAX通信のページ数表示が変更されていないが、これは先のFAX通信のページ数に合わせて修正されてもよい。
このように、先のFAX通信において、白紙のページのみが後のFAX通信の再送ページに置き換えられ、2つのFAX通信が1つのものとして扱われるので、受信者は2つのFAX通信を交互に表示させて見比べる必要なく、送信者が最初に意図したとおりのページ構成でFAX通信を見ることができる。
なお、受信者は、ページ単位ヘッダインデックス60に含まれるヘッダのいずれか1つを選択した状態で、旧ページ全体表示ボタン64を操作することができる。この操作は、ページ対応付け操作がなされる前のページを表示するために行われる。旧ページ全体表示ボタン64が操作されると、管理用PC10は選択されたヘッダに対応するページ番号と、旧ページ全体表示ボタン64が操作されたことを表す情報とをFAXサーバ100に送信する。FAXサーバ100は、これに応じて、該当するページの、ページ対応付け操作がなされる前の受信イメージ30(図8)または正転後イメージ(図9)を管理用PC10に送信する。すなわち、ページ対応付け操作がなされたページの組については、ページ全体表示ボタン63によって再送前のページを表示させることができ、旧ページ全体表示ボタン64によって再送後のページを表示させることができる。
なお、ページ対応付け操作に応じた通信レコード16、ページレコード17、およびヘッダの更新処理における具体的処理内容は、たとえば次のようなものである。
通信レコード16(図3)には、再送の対応付けに係わる列が追加される。この列には、そのFAX通信を先のFAX通信として対応付けられた、後のFAX通信の通番が記憶される。
ページレコード17(図4)には、再送の対応付けに係わる列が2列追加される。最初の列には、そのページを含むFAX通信を先のFAX通信として対応付けられた、後のFAX通信の通番が記憶される。次の列には、そのページに対応付けられた、後のFAX通信のページのページ数が記憶される。
図12の再送対応付け画面に関連して説明したようなドラッグ&ドロップ操作により、ページ対応付け操作が行われると、これらの列に値が記憶されて、そのデータを参照して、図13、図14に示すような表記を行うことができる。
また、先のFAX通信と対応付けがなされた後のFAX通信については、通信レコード16からレコードが削除されてもよいし、レコード自体は削除されずに対応付けが済んだことを表すフラグがセットされてもよい。また、ヘッダの表示内容(白紙再送依頼済フラグの表示等)が変更される場合には、画面上に表示されるヘッダにのみ変更がなされてもよいし、受信イメージ30や正転後イメージ40そのものが変更されてもよい。
このように、実施の形態1に係るFAXシステムによれば、通信一覧画面における通信単位ヘッダインデックス50はすべてのFAX通信のヘッダを含むので、受信者はこの画面を見るだけで、すべてのFAX通信について関連する情報(送信元、受信日時等)を容易に確認することができる。
また、表示される内容は、単に通信レコード16やページレコード17の内容をテキスト表示したものではなく、実際の受信イメージ30(図8)または正転後イメージ40(図9)の一部として表示あるいは印刷されるヘッダを表すイメージである。このため受信者には、あたかも実際に印刷された紙を並べ、上下に少しずつずらして全ページのヘッダを一度に眺めるかのような印象を与えることができ、表示内容をより容易に理解できる構成となっている。
また、白紙ページを含むFAX通信に対し、その再送部分を含む可能性のあるFAX通信を自動的に判定して再送対応付けインデックスを作成するので、受信者は受信したFAX通信すべてを確認する必要がなく、作業効率が向上する。
また、通信単位ヘッダインデックスを作成する際、あらかじめ指定された優先度の順にヘッダを出力するので、重要な相手先からのFAX通信を瞬時に見分けることができる。
また、ページ単位ヘッダインデックスにおいて、ヘッダを選択するとそのヘッダを含むページ全体を表示するので、インデックス表示とページ全体表示との切り替えが容易となる。
また、ページの上下の向きが正しくない場合には、ページを正転した後にさらにヘッダを付加するので、正転後のページについても内容とヘッダとは上下の向きが一致しており、受信者は常に容易にヘッダを読み取ることができる。
上述の実施の形態1では、図10〜図14の画面はすべてFAXサーバ100によって作成され管理用PC10に送信されるが、これらの画面は管理用PC10によって作成されるものであってもよい。この場合、FAXサーバ100は画面の作成に用いられる情報を管理用PC10に送信してもよい。また、画面はHTML形式に従って作成される必要はなく、FAXサーバ100または管理用PC10が実行する専用アプリケーションその他のプログラムが用いる形式で作成されてもよい。
画面上に一度に表示される内容の単位は、図10〜図14に示すものとは異なっていてもよい。すなわち、たとえば図10の通信単位ヘッダインデックス50と図11のページ単位ヘッダインデックス50とが同一の画面内に表示されてもよい。また、図10の通信単位ヘッダインデックス50が複数の画面に渡って、切り替え操作に従って表示されてもよい。
FAXシステムの機能は、実施の形態1とは異なるハードウエア構成において実現されてもよい。たとえば、FAXサーバ100および管理用PC10が単一のコンピュータにまとめられてもよい。また、相手先情報15、通信レコード16、およびページレコード17の一部または全部が、FAXサーバ100でなく管理用PC10や他のコンピュータに記憶されてもよい。
本発明に係るFAXサーバを含む構成を示す図である。 図1の相手先情報の構成の例を示す図である。 図1の通信レコードの構成の例を示す図である。 図1のページレコード17の構成の例を示す図である。 FAXサーバが受信するFAX通信の例を示す図である。 FAX通信の各ページにFAXサーバが付加するヘッダの構成の例を示す図である。 FAXサーバの動作の流れを表すフローチャートである。 図7のステップS12において作成されるページのイメージ(受信イメージ)の例を示す図である。 図7のステップS14において作成されるページのイメージ(正転後イメージ)の例を示す図である。 複数のFAX通信のヘッダを表示する、通信一覧画面の構成の例を示す図である。 同一のFAX通信に含まれる複数のページのヘッダを表示する、ページ一覧画面の構成の例を示す図である。 複数のFAX通信の間でページの対応付けを行うための、再送対応付け画面の構成の例を示す図である。 図10の通信一覧画面が更新された状態を示す図である。 図11のページ一覧画面が更新された状態を示す図である。
符号の説明
10 管理用PC、13 社外FAX装置、14 社内FAX装置、15 相手先情報、16 通信レコード、17 ページレコード、
20 ヘッダ、26 正転済表示部、30 受信イメージ、40 正転後イメージ、31,41 内容表示部、32,42 第一のヘッダ表示部、43 第二のヘッダを表す表示部、
50,150 通信単位ヘッダインデックス、60,71,72,160 ページ単位ヘッダインデックス、70 再送対応付けインデックス、
100 FAXサーバ。

Claims (7)

  1. 少なくとも1つのページを含むFAX通信を扱う、FAXサーバであって、
    前記FAX通信を受信する機能と、
    前記FAX通信の前記ページの上部にヘッダを付加する機能と、
    複数の前記FAX通信について前記ヘッダを含む、通信単位ヘッダインデックスを作成する機能と
    を備えるFAXシステム。
  2. 同一の前記FAX通信に含まれる複数の前記ページについて前記ヘッダを含む、ページ単位ヘッダインデックスを作成する機能をさらに備える、請求項1に記載のFAXシステム。
  3. 前記ページが白紙であるか否かを判定する機能と、
    第一のFAX通信の前記ページのいずれかが白紙であると判定された場合に、前記第一のFAX通信の送信元に対して当該ページの再送依頼を送信する機能と、
    第二のFAX通信が、前記第一のFAX通信の再送部分を含む可能性があるか否かを判定する機能であって、前記第一のFAX通信の前記ページのいずれかが白紙であると判定されており、かつ、前記第一のFAX通信の前記送信元と前記第二のFAX通信の送信元とが一致し、かつ、前記第一のFAX通信を受信した後所定時間以内に前記第二のFAX通信を受信した場合に、前記第二のFAX通信は前記第一のFAX通信の再送部分を含む可能性があると判定する機能と、
    第二の前記FAX通信が、前記第一のFAX通信の再送部分を含む可能性があると判定された場合に、前記第一のFAX通信の前記ページ単位ヘッダインデックスと、前記第二のFAX通信の前記ページ単位ヘッダインデックスとを含む、再送対応付けインデックスを作成する機能と
    をさらに備える、請求項1または2に記載のFAXシステム。
  4. 前記FAXシステムは記憶手段を有し、前記記憶手段は前記FAX通信の送信元であるFAX装置を表す情報を含む相手先情報を記憶し、前記相手先情報は、前記送信元であるFAX装置に、それぞれの優先度を表す値を関連付けるものであり、
    前記FAXシステムは、
    前記相手先情報を参照して前記FAX通信のそれぞれに関連する優先度を取得する機能と、
    前記通信単位ヘッダインデックスを作成する際、前記取得した優先度の順に前記ヘッダを出力する機能と
    をさらに備える、請求項1〜3のいずれか一項に記載のFAXシステム。
  5. 前記ページ単位ヘッダインデックスにおいて、前記ヘッダのいずれかを選択する指示を受け付ける機能と、
    前記選択されたヘッダが付加された前記ページを出力する機能と
    をさらに備える、請求項2に記載のFAXシステム。
  6. 前記ページの上下の向きが正しいか否かを判定する機能と、
    前記ページの上下の向きが正しくないと判定された場合に、前記ページを上下反転し、その後、前記ページの上部に前記ヘッダを付加する機能と
    をさらに備える、請求項1〜5のいずれか一項に記載のFAXシステム。
  7. コンピュータを、請求項1〜6のいずれか一項に記載のFAXシステムとして機能させるためのプログラム。
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