JP4618816B2 - Faxシステムおよびプログラム - Google Patents
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Description
それぞれのFAX通信は複数のページを含む可能性があり、また、ディスプレイ上には通常1〜2枚程度のページしか表示するスペースがない。このため、受信者はページ表示を切り替えつつ、また複数のFAX通信間で表示を切り替えつつヘッダを確認する必要があり、手間がかかる。印刷されたものを用いる場合であっても、まず多数のページを揃える作業が必要となり、さらに、各ページをめくりながら、または広い場所に並べて確認する必要があり、手間がかかる。
FAXシステムは記憶手段を有し、記憶手段はFAX通信の送信元であるFAX装置を表す情報を含む相手先情報を記憶し、相手先情報は、送信元であるFAX装置に、それぞれの優先度を表す値を関連付けるものであり、FAXシステムは、相手先情報を参照してFAX通信のそれぞれに関連する優先度を取得する機能と、通信単位ヘッダインデックスを作成する際、取得した優先度の順にヘッダを出力する機能とをさらに備えてもよい。
ページ単位ヘッダインデックスにおいて、ヘッダのいずれかを選択する指示を受け付ける機能と、選択されたヘッダが付加されたページを出力する機能とをさらに備えてもよい。
ページの上下の向きが正しいか否かを判定する機能と、ページの上下の向きが正しくないと判定された場合に、ページを上下反転し、その後、ページの上部にヘッダを付加する機能とをさらに備えてもよい。
実施の形態1.
図1に、本発明に係るFAXサーバ100を含む構成を示す。FAXサーバ100は、FAX装置との間でFAX通信を行う装置である。FAXサーバ100は、LAN11を介して、管理用PC10と通信可能に接続されている。管理用PC10は、FAXサーバ100が受信したFAX通信を管理または閲覧すべき受信者によって操作される。
FAXサーバ100および管理用PC10は周知のコンピュータとしての構成を有する。すなわち、図示しないが、演算を行う演算手段と、情報を格納する記憶手段とを備える。演算手段はCPU(中央処理装置)を含み、記憶手段は半導体メモリおよびHDD(ハードディスクドライブ)を含む。記憶手段はプログラムを格納し、演算手段がこのプログラムを実行することによって、FAXサーバ100および管理用PC10は本明細書に記載される機能を実現する。
また、FAXサーバ100は、後述するように、受信したページのイメージの上下の向きを逆転させる機能を有する。ここで、本明細書において、受信したページの上下の向きが正しくない場合に、これを逆転させて正しい向きに配置する操作を、「正転」と呼ぶ。
さらに、FAXサーバ100は、いわゆるOCRとしての機能、すなわち画像中の文字を認識してテキストデータに変換する機能を有する。
図2は相手先情報15の構成の例を示す。相手先情報15は、FAX通信の通信先となる社外FAX装置13に関連する情報を含む。相手先情報15は、複数の社外FAX装置13について、社外FAX装置13を表すFAX番号およびTSIコードと、その社外FAX装置13を表す名称である相手先名称と、その社外FAX装置13に対する優先度(すなわち、その社外FAX装置13に関連する送信元に対する優先度)を表す値とを関連付ける。
通番は、そのFAX通信を識別する情報を表し、たとえば受信された順に付される番号である。受信日時は、そのFAX通信をFAXサーバ100が受信した日付および時刻を表す。送信元は、そのFAX通信の送信元である社外FAX装置13を表すFAX番号およびTSIコードを表し、相手先情報15(図2)のFAX番号およびTSIコードに対応する。ページ数は、そのFAX通信の全ページ数を表す。
白紙再送依頼済フラグは、そのFAX通信が白紙ページを含むとFAXサーバ100が判定したか否かを表し、たとえば白紙ページを含むと判定された場合には1であり、そうでない場合には0である。白紙ページの判定については、図7のステップS7に関連して後述する。
再送可能性フラグは、そのFAX通信が、それ以前に受信されたFAX通信の再送部分を含む可能性があるとFAXサーバ100が判定したか否かを表し、たとえば再送部分を含む可能性があると判定された場合には1であり、そうでない場合には0である。再送の判定については、図7のステップS3に関連して後述する。
通番は通信レコード16(図3)の通番に対応する。ページ番号は、そのページがそのFAX通信において何ページ目であるかを表す。正転済フラグは、そのページが、上下の向きが正しくない(すなわち、上下が逆転している)とFAXサーバ100が判定したか否かを表し、たとえば上下の向きが正しくないと判定された場合には1であり、そうでない場合には0である。上下の向きの判定については、図7のステップS13に関連して後述する。
イメージ格納アドレスは、FAXサーバ100の記憶手段において、そのページの内容であるイメージを表すデータが格納されているアドレスを表す。すなわち、イメージへのポインタである。ここで、受信イメージのイメージ格納アドレスは、受信したイメージがそのまま格納されているアドレスを表し、正転後イメージのイメージ格納アドレスは、受信したイメージを正転したものが格納されているアドレスを表す。なお、そのページについてイメージの正転が行われていない場合には、正転後イメージのイメージ格納アドレスは指定されない。
ヘッダ20において、送信元表示部21は、そのFAX通信の送信元を表示する。送信元は、図3に示す通信レコード16の送信元に対応するが、同一のFAX番号およびTSIコードの組み合わせが図2の相手先情報15に含まれている場合には、相手先情報15において関連付けられた相手先名称が表示される。
図7は、FAXサーバ100の動作の流れを表すフローチャートである。
まず、FAXサーバ100は社外FAX装置13から送信されるFAX通信を受信する(ステップS1)。この例では、FAX通信は図5に示す内容であるとする。
次に、FAXサーバ100は、通信レコード16に、受信したFAX通信を表すレコードを作成する(ステップS2)。この例では、図3の通番「0001」のレコードが作成されるとする。FAXサーバ100は、このFAX通信を受信した日時と、そのFAX通信の送信元のFAX番号およびTSIコードを記録する。また、このFAX通信は全5ページであるので、ページ数には「5」が指定される。
この時点では、デフォルト値として、帳票IDは「なし」が指定され、白紙再送依頼済フラグおよび再送可能性フラグには「0」が指定される(後述する処理によって図3に示すように変更される)。
‐条件A:以前のFAX通信のページのいずれかが白紙であると判定されている。すなわち、通信レコード16において、以前のFAX通信の白紙再送依頼済フラグが1である。
‐条件B:以前のFAX通信の送信元と、処理中のFAX通信の送信元とが一致する。すなわち、通信レコード16において、それぞれの送信元が同一の値を有する。
‐条件C:以前のFAX通信を受信した後、所定時間以内、たとえば一時間以内に、処理中のFAX通信が受信されている。すなわち、通信レコード16において、受信日時の差が一時間以内である。
ステップS3またはステップS4の後、FAXサーバ100は、ページレコード17に、そのFAX通信に含まれる各ページに対応するページを表すレコードを作成する(ステップS5)。たとえば図5の例では、通番「0001」かつページ番号「1」〜「5」の合計5つのレコードが作成される。
この時点では、デフォルト値として、作成されたレコードの正転済フラグには「0」が指定され、帳票IDには「なし」が指定され、イメージ格納アドレスにはいずれも「なし」が指定される(後述する処理によって図4に示すように変更される)。
ステップS7において、処理中のページが白紙であると判定された場合には、FAXサーバ100は、通信レコード16において処理中のFAX通信の白紙再送依頼済フラグを1にセットする(ステップS8)。さらに、FAXサーバ100は、後述する再送依頼のために処理中のページ番号を記憶する。
ステップS10において帳票IDが含まれていないと判定された場合には、ステップS11は実行されず、通信レコード16およびページレコード17の帳票IDは変化しない。
図8は、ステップS12において作成されるページのイメージ、すなわち受信イメージ30の例を示す。この受信イメージ30は、図5に示すFAX通信の4ページ目に対応するものである。受信イメージ30は、そのページについて受信した内容をイメージとして表す内容表示部31と、第一のヘッダとして正転前のヘッダを表す第一のヘッダ表示部32とを含む。また、ヘッダは図6に示すヘッダ20と同様の構成を有するものであり、受信イメージ30の所定の位置、たとえば受信イメージ30の上部に付加される。ここで、上部とは、たとえば内容表示部31の上端よりもさらに上側の部分を意味する。
ここで、図5および図8に示すように、当該ページは上下の向きが正しくない状態で受信されているため、受信イメージ30において、内容表示部31における表示内容と第一のヘッダ表示部32における表示内容とは、上下の向きが一致しないことになる。
ステップS13において上下の向きが正しくない(すなわち上下が逆転している)と判定された場合、FAXサーバ100は、処理中のページのイメージを正転するとともに新たにヘッダを付加する(ステップS14)。ここで、FAXサーバ100は作成されたイメージを記憶手段に格納し、そのイメージが格納されているアドレスを、ページレコード17における正転後イメージのイメージ格納アドレスに記録する。
正転後イメージ40は、そのページについて受信した内容をイメージとして表す内容表示部41と、第一のヘッダとして正転前のヘッダを表す第一のヘッダ表示部42と、第二のヘッダとして正転後のヘッダを表す第二のヘッダ表示部43とを含む。図9の内容表示部41は、図8の内容表示部31を正転させたものであり、同一の内容が上下の向きを逆にして表示される。図9の第一のヘッダ表示部42に表示されるヘッダは、図8の第一のヘッダ表示部32の表示内容を上下逆転させたものであり、同一の内容が上下の向きを逆にして表示される。なお、イメージ全体の上下の向きが逆になっているので、図9の第一のヘッダ表示部42はページの下部に表示されることになる。
ここで、図9に示すように、処理中のページは正転され上下の向きが正しい状態となっているので、内容表示部41の表示内容と第二のヘッダ表示部43の表示内容とは上下の向きが一致し、受信者は容易にヘッダを読み取ることができる。
さらに、第二のヘッダ表示部43における正転後のヘッダには、正転済表示部26に、そのページのイメージが正転されたものであることを表す表示、すなわち「正転済」という文字列を含む。この表示は、第一のヘッダ表示部42における正転前のヘッダには含まれない。このため、受信者は、そのページが元々どちらの向きで送信されたものかを容易に知ることができる。
その後、FAXサーバ100は、正転後イメージ40に対して、上述のステップS9〜S11と同様の処理を実行する。すなわち、ステップS14で作成されたイメージに対してOCR認識を実行して、処理中のページに現れる文字列をテキストデータとして取得し(ステップS16)、処理中のページに帳票IDが含まれているか否かを判定し(ステップS17)、帳票IDが含まれている場合には帳票IDを記録する(ステップS18)。
すべてのページについてループが終了した後、FAXサーバ100は、白紙と判定されたページの再送を依頼する必要があるか否かを判定する(ステップS19)。ここで、通信レコード16の白紙再送依頼済フラグが1であれば(すなわち、処理中のFAX通信のいずれかのページが白紙であれば)、再送を依頼する必要があると判定する。
管理用PC10は、FAXサーバ100から出力された情報を画面に表示し、受信者がこれを閲覧できるようにする。この表示は、周知のFAXサーバの管理用PCと同様にして行われる。
これらの画面は、たとえばHTML形式のファイルを含むデータとして作成され、HTTPプロトコルに従って送受信される。FAXサーバ100はHTTPサーバとしてこれらの画面を作成および送信する機能を有し、管理用PC10はWebブラウザとしてこれらの画面を受信および表示する機能を有する。
通信一覧画面は、通信単位ヘッダインデックス50と、優先度インデックス51と、通番インデックス52とを含む。通信単位ヘッダインデックス50には、通信レコード16に含まれるすべてのFAX通信の、1ページ目のヘッダが含まれる。図10の例では、通番「0001」〜「0004」に対応する4つのヘッダが表示されている。優先度インデックス51は、通信単位ヘッダインデックス50に含まれるヘッダのそれぞれについて、対応するFAX通信の送信元に関連付けられた優先度(図2の相手先情報15参照)を表示する。なお、図10における通番「0004」のFAX通信のように、相手先情報15に該当するレコードが存在しない場合には999が表示され、優先度が最低であるものとして扱われる。
このように、通信単位ヘッダインデックス50はすべてのFAX通信のヘッダを含むので、受信者はこの画面を見るだけで、すべてのFAX通信について関連する情報(送信元、受信日時等)を容易に確認することができる。
図10に示す状態は、優先度に対応するソートボタン54のうち、降順の順序を指示するボタンが操作された状態である。優先順位が最も高い(すなわち優先度の値が最も小さい「1」である)通番「0002」のヘッダが先頭に表示され、次にそれよりも優先順位が低い(優先度が「3」である)通番「0001」のヘッダおよび通番「0003」のヘッダが表示される。最後に、優先順位が最も低い(優先度が「999」である)通番「0004」のヘッダが表示される。このように、受信通番に関係なく送信元の優先度に従って通信単位ヘッダインデックス50をソートすることができるので、受信者は容易に重要な顧客からのFAX通信のみを優先して確認することができる。
なお、優先度に対応するソートボタン54のうち、昇順の順序を指示するボタンが操作された場合には、通信単位ヘッダインデックス50は図10とは逆順に表示される。また、他の項目に対応するソートボタン54が操作された場合にも同様にして、その項目の値に従って通信単位ヘッダインデックス50がソートされる。
なお、ヘッダを選択する指示を表す操作は、たとえば受信者が所望のヘッダに対して行う所定の操作(マウスクリック等)とすることができる。また、受信者がヘッダのいずれか1つに別の所定の操作(マウスダブルクリック等)を行った場合、そのヘッダが選択されページ一覧表示ボタン55が操作された場合と同様に、ページ一覧画面を表示してもよい。
ページ一覧画面は、ページ単位ヘッダインデックス60を含む。ページ単位ヘッダインデックス60には、通信一覧画面(図10)において選択されたFAX通信に含まれるすべてのページのヘッダが含まれる。図11の例では、通番「0004」のFAX通信の5つのページのヘッダが表示されている。
なお、ヘッダを選択する指示を表す操作は、たとえば受信者が所望のヘッダに対して行う所定の操作(マウスクリック等)とすることができる。また、受信者がヘッダのいずれか1つに別の所定の操作(マウスダブルクリック等)を行った場合、そのヘッダが選択されページ全体表示ボタン63が操作された場合と同様に、ページ全体画面を表示してもよい。
再送対応付け画面は、1つのFAX通信(先のFAX通信)と、それより後に受信されたFAX通信(後のFAX通信)、たとえば先のFAX通信の再送部分を含む可能性がある別のFAX通信とについて、それぞれに含まれる複数のページのヘッダを表示する。
再送対応付け画面は、再送対応付けインデックス70を含む。再送対応付けインデックス70は、先のページ単位ヘッダインデックス71と、後のページ単位ヘッダインデックス72とを含む。先のページ単位ヘッダインデックス71は、通信一覧画面(図10)において選択された2つのFAX通信のうち、受信日時が先であるものに含まれるすべてのページのヘッダを表示する。後のページ単位ヘッダインデックス72は、通信一覧画面(図10)において選択された2つのFAX通信のうち、受信日時が後であるものに含まれるすべてのページのヘッダを表示する。
この操作が行われると、該当のページの組に対し、ページ対応付け操作が完了したことを示す表示がなされる。この表示は、たとえば、先のFAX通信のページのヘッダが、後のFAX通信のページのヘッダによって上書きされるとともに、後のFAX通信のページのヘッダは表示されなくなるというものである。あるいは、後のFAX通信のページのヘッダは、表示形式が変更された状態(たとえば色が薄くなる等)で表示されてもよい。
なお、再送対応付け画面は、1つのページの全体を表示させるためのページ全体表示ボタン73を含む。これは図11のページ一覧画面におけるページ全体表示ボタン63と同様に機能する。
図13の通信単位ヘッダインデックス150では、図10の通信単位ヘッダインデックス50と異なり、通番「0001」のヘッダに白紙再送依頼済フラグを表す表示がない。これは、このFAX通信に含まれていた白紙ページに対してページ対応付け操作が終了していることに基づくものである。また、通番「0003」に対応するヘッダが表示されない。これは、このFAX通信は先のFAX通信とのページ対応付け操作が終了し、独立したFAX通信として扱う必要がなくなったことに基づくものである。
このように、先のFAX通信において、白紙のページのみが後のFAX通信の再送ページに置き換えられ、2つのFAX通信が1つのものとして扱われるので、受信者は2つのFAX通信を交互に表示させて見比べる必要なく、送信者が最初に意図したとおりのページ構成でFAX通信を見ることができる。
通信レコード16(図3)には、再送の対応付けに係わる列が追加される。この列には、そのFAX通信を先のFAX通信として対応付けられた、後のFAX通信の通番が記憶される。
ページレコード17(図4)には、再送の対応付けに係わる列が2列追加される。最初の列には、そのページを含むFAX通信を先のFAX通信として対応付けられた、後のFAX通信の通番が記憶される。次の列には、そのページに対応付けられた、後のFAX通信のページのページ数が記憶される。
図12の再送対応付け画面に関連して説明したようなドラッグ&ドロップ操作により、ページ対応付け操作が行われると、これらの列に値が記憶されて、そのデータを参照して、図13、図14に示すような表記を行うことができる。
また、先のFAX通信と対応付けがなされた後のFAX通信については、通信レコード16からレコードが削除されてもよいし、レコード自体は削除されずに対応付けが済んだことを表すフラグがセットされてもよい。また、ヘッダの表示内容(白紙再送依頼済フラグの表示等)が変更される場合には、画面上に表示されるヘッダにのみ変更がなされてもよいし、受信イメージ30や正転後イメージ40そのものが変更されてもよい。
また、表示される内容は、単に通信レコード16やページレコード17の内容をテキスト表示したものではなく、実際の受信イメージ30(図8)または正転後イメージ40(図9)の一部として表示あるいは印刷されるヘッダを表すイメージである。このため受信者には、あたかも実際に印刷された紙を並べ、上下に少しずつずらして全ページのヘッダを一度に眺めるかのような印象を与えることができ、表示内容をより容易に理解できる構成となっている。
また、通信単位ヘッダインデックスを作成する際、あらかじめ指定された優先度の順にヘッダを出力するので、重要な相手先からのFAX通信を瞬時に見分けることができる。
また、ページ単位ヘッダインデックスにおいて、ヘッダを選択するとそのヘッダを含むページ全体を表示するので、インデックス表示とページ全体表示との切り替えが容易となる。
また、ページの上下の向きが正しくない場合には、ページを正転した後にさらにヘッダを付加するので、正転後のページについても内容とヘッダとは上下の向きが一致しており、受信者は常に容易にヘッダを読み取ることができる。
20 ヘッダ、26 正転済表示部、30 受信イメージ、40 正転後イメージ、31,41 内容表示部、32,42 第一のヘッダ表示部、43 第二のヘッダを表す表示部、
50,150 通信単位ヘッダインデックス、60,71,72,160 ページ単位ヘッダインデックス、70 再送対応付けインデックス、
100 FAXサーバ。
Claims (6)
- 少なくとも1つのページを含むFAX通信を扱う、FAXシステムであって、
前記FAX通信を受信する機能と、
前記ページが白紙であるか否かを判定する機能と、
前記FAX通信の前記ページの上部にヘッダを付加する機能と、
複数の前記FAX通信について前記ヘッダを含む、通信単位ヘッダインデックスを作成する機能と、
同一の前記FAX通信に含まれる複数の前記ページについて前記ヘッダを含む、ページ単位ヘッダインデックスを作成する機能と、
第一のFAX通信の前記ページのいずれかが白紙であると判定された場合に、前記第一のFAX通信の送信元に対して当該ページの再送依頼を送信する機能と、
第二のFAX通信が、前記第一のFAX通信の再送部分を含む可能性があるか否かを判定する機能であって、前記第一のFAX通信の前記ページのいずれかが白紙であると判定されており、かつ、前記第一のFAX通信の前記送信元と前記第二のFAX通信の送信元とが一致し、かつ、前記第一のFAX通信を受信した後所定時間以内に前記第二のFAX通信を受信した場合に、前記第二のFAX通信は前記第一のFAX通信の再送部分を含む可能性があると判定する機能と、
第二の前記FAX通信が、前記第一のFAX通信の再送部分を含む可能性があると判定された場合に、前記第一のFAX通信の前記ページ単位ヘッダインデックスと、前記第二のFAX通信の前記ページ単位ヘッダインデックスとを含む、再送対応付けインデックスを作成する機能と、
前記再送対応付けインデックスを含み、前記第一のFAX通信と前記第二のFAX通信との間でページ対応付け操作を行うための、再送対応付け画面を出力する機能と
を備えるFAXシステム。 - 前記再送対応付け画面は、全ページ自動対応ボタンを含み、
前記第一のFAX通信において白紙であると判定されたページの数と、前記第二のFAX通信の全ページ数とが等しい場合、前記FAXシステムは、前記全ページ自動対応ボタンが操作されることに応じて、前記第一のFAX通信において白紙であると判定された各ページと、前記第二のFAX通信の各ページとを順に対応付け、
前記第一のFAX通信において白紙であると判定されたページの数に1を足した数と、前記第二のFAX通信の全ページ数とが等しい場合、前記FAXシステムは、前記全ページ自動対応ボタンが操作されることに応じて、前記第一のFAX通信において白紙であると判定された各ページと、前記第二のFAX通信の先頭ページを除いた各ページとを順に対応付ける
請求項1に記載のFAXシステム。 - 前記FAXシステムは記憶手段を有し、前記記憶手段は前記FAX通信の送信元であるFAX装置を表す情報を含む相手先情報を記憶し、前記相手先情報は、前記送信元であるFAX装置に、それぞれの優先度を表す値を関連付けるものであり、
前記FAXシステムは、
前記相手先情報を参照して前記FAX通信のそれぞれに関連する優先度を取得する機能と、
前記通信単位ヘッダインデックスを作成する際、前記取得した優先度の順に前記ヘッダを出力する機能と
をさらに備える、請求項1または2に記載のFAXシステム。 - 前記ページ単位ヘッダインデックスにおいて、前記ヘッダのいずれかを選択する指示を受け付ける機能と、
前記選択されたヘッダが付加された前記ページを出力する機能と
をさらに備える、請求項1〜3のいずれか一項に記載のFAXシステム。 - 前記ページの上下の向きが正しいか否かを判定する機能と、
前記ページの上下の向きが正しくないと判定された場合に、前記ページを上下反転し、その後、前記ページの上部に前記ヘッダを付加する機能と
をさらに備える、請求項1〜4のいずれか一項に記載のFAXシステム。 - コンピュータを、請求項1〜5のいずれか一項に記載のFAXシステムとして機能させるためのプログラム。
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