JP2015075772A - データ受信装置 - Google Patents

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Yuki Shibayama
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Abstract

【課題】必要な画像データを特定することが容易なデータ受信装置を提供する。【解決手段】データ受信装置は、ファクシミリ通信又はインターネットファクシミリ等の方法で受信し送信元が同一の複数の画像データを一つのファイルに結合して記憶し、各画像データをファイル中で特定するためのインデックスを生成する。送信元が同じ画像データをまとめて管理することができ、送信元の情報に基づいて必要な画像データを特定することができる。インデックスにより、一つのファイル中の複数の画像データを区別することができる。また、複数の画像データを含むファイルは、各画像データが表す個別のページ画像を含む画像を表し、各ページ画像に各画像データを識別する情報をフッタの形で付加する。画像が表示された際に、フッタによってページ画像が区別される。【選択図】図1

Description

本発明は、ファクシミリ通信等の通信によりデータを受信し、受信したデータを記憶するデータ受信装置に関する。
ファクシミリ通信により画像データを受信し、画像を記録するデータ受信装置が普及している。また、電子メールとして発信された画像データを受信する所謂インターネットファクシミリの機能を有するデータ受信装置もある。データ受信装置は、複合機として構成されていることもある。更に、データ受信装置には、受信した画像データを保存する機能を備えたものがある。特許文献1には、同一の送信元からの画像データを同一のファイルにまとめて格納するデータ受信装置が開示されている。
特開平5−236220号公報
データ受信装置の普及により、データ受信装置が画像データを受信する機会も多くなっている。このため、データ受信装置が保存する画像データが大量となり、保存している画像データの中から必要な画像データを特定することが困難になることがある。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、必要な画像データを特定することが容易なデータ受信装置を提供することにある。
本発明に係るデータ受信装置は、画像データを受信し、受信した画像データを記憶するデータ受信装置において、受信した時点が異なり所定の共通点を有する複数の画像データを一つのファイルに結合する結合手段と、一つのファイルに結合された複数の画像データの夫々を前記ファイル中で特定するためのインデックスを生成する手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係るデータ受信装置は、前記結合手段は、複数の画像データが表す複数のページ画像を含んでおり、各ページ画像に当該ページ画像を表す画像データを識別する情報を付加した画像を表すべく前記複数の画像データを結合したファイルを作成する手段を有することを特徴とする。
本発明に係るデータ受信装置は、前記結合手段は、画像データを受信した場合に、受信した画像データとの所定の共通点を有する他の画像データを含むファイルが既に記憶されているか否かを判定する判定手段と、該判定手段が前記ファイルは記憶されていないと判定した場合に、前記受信した画像データを含むファイルを生成して記憶する手段と、前記ファイルが既に記憶されていると前記判定手段が判定した場合に、前記ファイルに前記受信した画像データを更に結合させて前記ファイルを更新する手段と、該手段が更新したファイルのファイル名を、前記受信した画像データを受信した時点を示す情報を含むファイル名に更新する手段とを有することを特徴とする。
本発明に係るデータ受信装置は、一つのファイルに結合すべき複数の画像データの共通点を示す情報を含むファイル名を、一又は複数の画像データを含むファイルに付与する手段を更に備え、前記判定手段は、ファイル名に基づいて、受信した画像データとの所定の共通点を有する他の画像データを含むファイルが既に記憶されているか否かを判定するように構成してあることを特徴とする。
本発明に係るデータ受信装置は、前記結合手段は、送信元が同一である複数の画像データを一つのファイルに結合するように構成してあることを特徴とする。
本発明に係るデータ受信装置は、複数の送信元を一又は複数のグループに予め分類しておく分類手段を更に備え、前記結合手段は、前記分類手段で同一のグループに分類してある送信元からの複数の画像データを一つのファイルに結合するように構成してあることを特徴とする。
本発明に係るデータ受信装置は、タイトルが付随した画像データを受信するように構成してあり、前記結合手段は、タイトルから所定の語句を除いた部分が一致する複数の画像データを一つのファイルに結合するように構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、データ受信装置は、複数の画像データを一つのファイルに結合することにより、効率良く画像データを保存することができる。また、データ受信装置は、インデックスを利用することでファイルの中から必要な画像データを特定することができる。従って、データ受信装置が受信した画像データを大量に保存している場合であっても、使用者は、保存された画像データの中から必要な画像データを容易に特定することができる等、本発明は優れた効果を奏する。
データ受信装置の内部の機能構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係るデータ受信装置が画像データを受信する処理の手順を示すフローチャートである。 ファイルが更新される様子を示す概念図である。 複数のページ画像の夫々に付加したフッタの例を示す概念図である。 複数の送信元を複数のグループに分類した分類情報の内容例を示す概念図である。 実施の形態2に係るデータ受信装置が画像データを受信する処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態2に係るデータ受信装置が画像データを受信する処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態3に係るデータ受信装置が画像データを受信する処理の手順を示すフローチャートである。
以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づき具体的に説明する。
(実施の形態1)
図1は、データ受信装置の内部の機能構成を示すブロック図である。データ受信装置は、ファクシミリ装置又は複合機である。データ受信装置は、各部の動作を制御する制御部11と、ファクシミリ通信で外部へ送信するための画像を光学的に読み取る読取部21と、ファクシミリ通信で外部から受信した画像データに基づいた画像を記録用シートに記録する画像記録部22とを備えている。制御部11は、演算を行うプロセッサと、演算に必要なプログラム、各種のデータ及び演算に伴う一時的な情報を記憶するメモリとを含んで構成されている。データ受信装置は、ファクシミリ通信を行うファクシミリ通信部13と、通信部15とを備えている。ファクシミリ通信部13は、外部の公衆回線網3に接続され、公衆回線網3を通じてファクシミリ通信による画像データの送受信を行う。通信部15は、外部の通信ネットワーク4に接続され、通信ネットワーク4を通じたデータの送受信を行う。通信部15は、電子メールとして発信された画像データを受信することが可能である。
また、データ受信装置は、画像処理を行う画像処理部12と、画像データを記憶するデータ記憶部14とを備えている。画像処理部12は、読取部21で読み取った画像のエンコード、受信した画像データの変換、及び複数の画像データを一つのファイルに結合する処理等、画像に関する情報処理を実行する。データ記憶部14は、ハードディスク又は不揮発性メモリで構成されており、受信した画像データ及び送信すべき画像データを一時的に記憶する。また、データ記憶部14は、受信した画像データを含んだファイルを記憶する。
また、データ受信装置は、操作部16と、表示部17と、設定記憶部18と、時計部19とを備えている。操作部16は、テンキー又はタッチパネル等で構成されており、使用者からの操作を受け付ける。表示部17は、液晶ディスプレイ等を用いて構成されており、使用者の操作に必要な情報を表示する。設定記憶部18は、不揮発性メモリで構成されており、データ受信装置の動作に必要な各種の設定を記憶している。時計部19は、時間を計測する。
以上の構成でなるデータ受信装置は、公衆回線網3を通じてファクシミリ通信により外部から送信された画像データをファクシミリ通信部13で受信し、受信した画像データを含んだファイルをデータ記憶部14に記憶するか、又は受信した画像データに基づいた画像を画像記録部22で記録用シートに記録する。また、データ受信装置は、所謂インターネットファクシミリの処理を行うこともできる。具体的には、データ受信装置は、通信ネットワーク4を通じて外部から電子メールとして発信された画像データを通信部15で受信し、画像データを含んだファイルを記憶するか又は画像データに基づいた画像を記録する。
画像処理部12は、受信した一つの画像データからなるファイル、又は送信元が同一である複数の画像データを結合して一つのファイルにしたファイルを作成する。例えば、画像処理部12は、受信した一又は複数の画像データを変換して、同じ画像を表すpdf(Portable Document Format)ファイルを作成する。データ記憶部14は、画像処理部12が作成したファイルを記憶する。データ記憶部14が記憶しているファイルには、ファイルに含まれている画像データの送信元を示す送信元情報と、画像データを受信した時点を示す情報とを含むファイル名が付与されている。ファクシミリ通信で画像データを受信した場合は送信元情報は送信元のファクシミリ番号である。例えば、送信元のファクシミリ番号が0123456789であり、2013年6月5日の10時2分35秒に画像データを受信した場合は、「0123456789_20130605_100235.pdf」というファイル名が付与される。電子メールとして発信された画像データを受信した場合は、送信元情報は、電子メールの発信元の電子メールアドレス、又はIP(Internet Protocol )アドレス等である。例えば、電子メールの発信元の電子メールアドレスがaab@cdd.comであり、2013年6月5日の10時2分35秒に画像データを受信した場合は、「aab@cdd.com_20130605_100235.pdf」というファイル名が付与される。
図2は、実施の形態1に係るデータ受信装置が画像データを受信する処理の手順を示すフローチャートである。制御部11は、随時、ファクシミリ通信部13又は通信部15での画像データの受信の開始を待ち受ける(S101)。受信の開始がない場合は(S101:NO)、制御部11は、引き続き受信の開始を待ち受ける。ファクシミリ通信部13又は通信部15で画像データの受信を開始した場合は(S101:YES)、ファクシミリ通信部13又は通信部15は、送信元のファクシミリ番号又は電子メールの発信元の電子メールアドレス等、画像データの送信元を示す送信元情報を受信する(S102)。このとき、時計部19は、画像データを受信した時刻を計測する。時刻には、年月日の情報も含まれている。制御部11は、受信した送信元情報及び時刻を内部のメモリ又はデータ記憶部14に一時的に記憶させる。
ファクシミリ通信部13又は通信部15は、画像データを受信する(S103)。制御部11は、受信した画像データを一時的にデータ記憶部14に記憶させる。制御部11は、画像データの受信中に、エラーが発生したか否かを判定する(S104)。エラーの発生が無い場合は(S104:NO)、制御部11は、画像データの受信が終了したか否かを判定する(S105)。画像データの受信が終了していない場合は(S105:NO)、データ受信装置は、S103での画像データの受信を続行する。S104でエラーが発生した場合は(S104:YES)、制御部11は、エラー発生までに1ページ以上の画像に相当する画像データを受信しているか否かを判定する(S106)。1ページ未満の受信しかなされていない場合は(S106:NO)、制御部11は、一時的にデータ記憶部14に記憶させた画像データを削除し(S115)、処理を終了する。
S105で画像データの受信が終了した場合(S105:YES)、又はS106で1ページ以上の画像に相当する画像データを受信していた場合は(106:YES)、制御部11は、設定記憶部18に記憶している設定を参照し、受信した画像データを保存する設定になっているか否かを判定する(S107)。画像データを保存する設定になっていない場合は(S107:NO)、画像処理部12は、画像データに基づいて画像を形成するための画像処理を行い、画像記録部22は、画像データに基づいた画像を記録用シートに記録する(S108)。制御部11は、次に、一時的にデータ記憶部14に記憶させた画像データを削除し(S115)、処理を終了する。
S107で画像データを保存する設定になっている場合は(S107:YES)、制御部11は、送信元情報に基づいて、受信した画像データと同一の送信元から送信された画像データを含んだファイルが既にデータ記憶部14に記憶されているか否かを判定する(S109)。制御部11は、S109では、データ記憶部14が記憶しているファイルの中から、受信した画像データと同一の送信元情報をファイル名に含んだファイルを検索し、同一の送信元情報をファイル名に含んだファイルがある場合に、同一の送信元から送信された画像データを含んだファイルが既に記憶されていると判定する。例えば、受信した画像データの送信元のファクシミリ番号が0123456789である場合は、制御部11は、送信元情報である「0123456789」をファイル名に含んだファイルを検索する。
同一の送信元から送信された画像データを含んだファイルがまだ記憶されていない場合は(S109:NO)、画像処理部12は、受信した一つの画像データを含んだ新規のファイルを生成し、データ記憶部14は、生成されたファイルを記憶する(S110)。S110では、画像処理部12は、受信した画像データをそのまま新規のファイルとしてもよく、画像データのデータ形式を変換して新規のファイルとしてもよい。生成したファイルは、受信した画像データが表す画像と同一の画像を表す。画像データが表す画像が1ページ分の画像である場合は、画像処理部12は、一つのページ画像からなる画像を表すファイルを生成する。画像データが表す画像が複数のページ画像を含む画像である場合は、画像処理部12は、同じ複数のページ画像を含む画像を表すファイルを生成する。制御部11は、送信元情報と画像データを受信した時点を示す情報とを含むファイル名を生成する(S111)。制御部11は、生成したファイル名を、データ記憶部14に記憶したファイルに付与する。制御部11は、次に、一時的にデータ記憶部14に記憶させた画像データを削除し(S115)、処理を終了する。
S109で同一の送信元から送信された画像データを含んだファイルが既にデータ記憶部14に記憶されている場合は(S109:YES)、画像処理部12は、既に記憶されているファイルに、受信した画像データを結合して、ファイルを更新する(S112)。S112で、画像処理部12は、複数の画像データが表す複数のページ画像を含む画像を表すべく複数の画像データを結合したファイルを作成することにより、ファイルを更新する。更新されたファイルは、既にデータ記憶部14に記憶されていたファイルが表す一又は複数のページ画像からなる画像に、受信した画像データが表す一又は複数のページ画像を追加した、複数のページ画像からなる画像を表す。画像処理部12は、異なる画像データに基づいた画像は異なるページになるようにファイルを生成する。
図3は、ファイルが更新される様子を示す概念図である。図3Aは、既にデータ記憶部14に記憶されているファイルの内容を示し、ファイルは3枚のページ画像からなる画像を表している。図3Bは、新たに受信した画像データを示し、画像データは2枚のページ画像からなる画像を表している。図3Cは、更新したファイルを示す。画像処理部12は、既に記憶されているファイルが表す3枚のページ画像の後に新たに受信した画像データが表す2枚のページ画像を追加した5枚のページ画像からなる画像を表すように、ファイルを更新する。
更に、画像処理部12は、複数のページ画像の夫々に各ページ画像を表す画像データを識別する情報を付加した画像を表すように、更新後のファイルを作成する。例えば、画像処理部12は、各画像データを受信した時点を示す情報を含むフッタを各ページ画像に付加する。図4は、複数のページ画像の夫々に付加したフッタの例を示す概念図である。図4には、更新したファイルが表す画像を示しており、複数のページ画像の夫々に含まれるフッタを拡大して示している。2013年6月5日の10時2分35秒に受信した画像データが表す最初の3枚のページ画像の夫々には、画像データを受信した時点を示す「20130605_100235 」を含むフッタが付加されている。また、2013年7月12日の11時13分55秒に受信した画像データが表す後の2枚のページ画像の夫々には、画像データを受信した時点を示す「20130712_111355 」を含むフッタが付加されている。各画像データを受信した時点を示す情報を含むフッタを各ページ画像に付加することにより、夫々の画像データが識別される。使用者がフッタを確認することにより、一つのファイルに結合された複数の画像データが個別に表すページ画像を区別することが可能となる。
制御部11は、次に、更新したファイルに結合された複数の画像データの夫々をファイル中で特定するためのインデックスを生成する(S113)。インデックスは、ファイルに含まれる複数の画像データが表すページ画像を識別する情報をまとめたものである。インデックスには、各画像データを受信した時点を示す情報と、ファイルが表す画像中での各画像データが表すページ画像の位置を示す情報とが含まれている。制御部11は、生成したインデックスを更新したファイルに付加する。例えば、インデックスはpdfファイルに含まれるしおりである。なお、インデックスは、複数の画像データを結合したファイルとは別のファイルとして生成され、記憶されてもよい。
制御部11は、次に、更新したファイルのファイル名を更新する(S114)。S114では、制御部11は、送信元情報と最後に結合した画像データを受信した時点を示す情報とを含むファイル名に更新する。即ち、ファイル名に含まれる情報の内、送信元情報は変化せず、画像データを受信した時点を示す情報が変化する。制御部11は、次に、一時的にデータ記憶部14に記憶させた画像データを削除し(S115)、処理を終了する。
データ記憶部14には、画像データの送信元別にファイルが記憶される。使用者は、画像データの内容を確認したい場合に、操作部16を操作する。制御部11は、操作部16で受け付けた使用者からの操作に応じて、必要な画像データを検索する。例えば、制御部11は、ファイル名に基づいて、最後に受信した画像データを含むファイルを検索し、画像処理部12に、検索したファイルから最後に受信した画像データを抽出させ、表示部17に、抽出した画像データが表す画像を表示させる。また、例えば、制御部11は、ファイル名及び各ファイルに付加されたインデックスに基づいて、受信した時点が新しい順に画像データを検索し、画像データが表す画像を表示部17に表示させる。また、例えば、制御部11は、操作部16で受け付けた操作で指定された送信元に係るファイルを検索し、ファイルが表す画像に含まれる一又は複数のページ画像を表示部17に表示させる。この場合、制御部11は、ファイルに付加されたインデックスに基づいて、画像データを受信した時点の一覧を表示部17に表示させ、使用者が操作部16を操作していずれかの画像データが表すページ画像を指定するための処理を行うこともできる。また、制御部11は、操作部16で受け付けた操作で指定されたページ画像等の特定の画像を画像処理部12に形成させ、画像記録部22に画像を記録用シートに記録させる。
表示部17は、複数のページ画像を含む画像を表示する際に、各ページ画像に付加されたフッタを表示する。ページ画像と共に、画像データを受信した時点を示す情報が含まれたフッタが表示されることにより、ページ画像を表す画像データが識別される。使用者は、フッタを確認することで、送信元が同じであるが受信した時点が異なる画像データを区別し、ファイルに含まれた複数の画像データの中から必要な画像データを探すことができる。また、画像処理部12は、画像を形成する際に、フッタを含んだ画像を形成し、画像記録部22はフッタを含んだ画像を記録用シートに記録する。使用者は、記録された画像に含まれるフッタを確認することで、記録された画像を他と区別することができる。
以上詳述した如く、本実施の形態においては、データ受信装置は、送信元が同一の複数の画像データを一つのファイルに結合して記憶し、各画像データを特定するためのインデックスを生成する。複数の画像データを一つのファイルに結合することにより、ファイル数を増やさずに効率良く画像データを保存することができる。送信元が同一の複数の画像データを一つのファイルに結合することにより、送信元が同じ画像データをまとめて管理することができ、送信元の情報に基づいて必要な画像データを特定することができる。また、インデックスを生成することにより、一つのファイルに結合された複数の画像データを区別することができ、インデックスを利用することでファイルの中から必要な画像データを特定することができる。従って、データ受信装置が受信した画像データを大量に保存している場合であっても、使用者は、保存された画像データの中から必要な画像データを容易に特定することができる。
(実施の形態2)
実施の形態2においては、複数の送信元からの画像データを一つのファイルに結合する形態を示す。設定記憶部18は、複数の送信元を一又は複数のグループに分類した分類情報を記憶している。図5は、複数の送信元を複数のグループに分類した分類情報の内容例を示す概念図である。複数のグループ名が記録され、各グループ名に複数の送信元情報が関連付けられている。即ち、複数の送信元が複数のグループに分類されている。例えば、送信元情報はファクシミリ番号であり、A社という事業所で用いられている複数のファクシミリ装置のファクシミリ番号がA社というグループ名のグループに分類されている。図5に示す如き分類情報は、使用者によって作成され、予め設定記憶部18に記憶されている。
画像処理部12は、同一のグループに分類された複数の送信元から送信された複数の画像データを結合して一つのファイルにしたファイルを作成する。データ記憶部14は、画像処理部12が作成したファイルを記憶する。データ記憶部14が記憶しているファイルには、ファイルに含まれている画像データの送信元が分類されているグループを示す情報と、画像データを受信した時点を示す情報とを含むファイル名が付与されている。例えば、グループ名が「A社」であるグループに分類された送信元からの画像データを2013年6月5日の10時2分35秒に受信した場合は、「A社_20130605_100235.pdf」というファイル名が付与される。データ受信装置のその他の構成は、実施の形態1と同様である。
図6及び図7は、実施の形態2に係るデータ受信装置が画像データを受信する処理の手順を示すフローチャートである。制御部11は、随時、画像データの受信の開始を待ち受ける(S201)。受信の開始がない場合は(S201:NO)、制御部11は、引き続き受信の開始を待ち受ける。ファクシミリ通信部13又は通信部15で画像データの受信を開始した場合は(S201:YES)、ファクシミリ通信部13又は通信部15は、送信元情報を受信し(S202)、画像データを受信する(S203)。このとき、時計部19は、画像データを受信した時刻を計測し、制御部11は、送信元情報、時刻及び画像データを一時的にデータ記憶部14に記憶させる。制御部11は、画像データの受信中に、エラーが発生したか否かを判定する(S204)。エラーの発生が無い場合は(S204:NO)、制御部11は、画像データの受信が終了したか否かを判定する(S205)。画像データの受信が終了していない場合は(S205:NO)、データ受信装置は、S203での画像データの受信を続行する。S204でエラーが発生した場合は(S204:YES)、制御部11は、エラー発生までに1ページ以上の画像に相当する画像データを受信しているか否かを判定する(S206)。1ページ未満の受信しかなされていない場合は(S206:NO)、制御部11は、一時的にデータ記憶部14に記憶させた画像データを削除し(S213)、処理を終了する。
S205で画像データの受信が終了した場合(S205:YES)、又はS206で1ページ以上の画像に相当する画像データを受信していた場合は(206:YES)、制御部11は、設定記憶部18に記憶している設定を参照し、受信した画像データを保存する設定になっているか否かを判定する(S207)。画像データを保存する設定になっていない場合は(S207:NO)、画像処理部12は、画像データに基づいて画像を形成するための画像処理を行い、画像記録部22は、画像データに基づいた画像を記録用シートに記録する(S219)。制御部11は、次に、一時的にデータ記憶部14に記憶させた画像データを削除し(S213)、処理を終了する。
S207で画像データを保存する設定になっている場合は(S207:YES)、制御部11は、送信元情報が示す送信元が分類されたグループが存在するか否かを判定する(S208)。S208では、制御部11は、設定記憶部18で記憶している分類情報を参照し、送信元情報が何れかのグループ名に関連付けられて分類情報に記録されているか否かを判定する。送信元情報が何れかのグループ名に関連付けられている場合は、送信元が分類されたグループが存在する。送信元が分類されたグループが存在する場合は(S208:YES)、制御部11は、受信した画像データの送信元と同一のグループに分類された送信元からの画像データを含んだファイルが既にデータ記憶部14に記憶されているか否かを判定する(S209)。制御部11は、S209では、データ記憶部14が記憶しているファイルの中から、受信した画像データの送信元が分類されたグループのグループ名をファイル名に含んだファイルを検索し、当該グループ名をファイル名に含んだファイルがある場合に、同一のグループに分類された送信元からの画像データを含んだファイルが既にデータ記憶部14に記憶されていると判定する。例えば、受信した画像データの送信元が分類されたグループのグループ名が「A社」である場合は、制御部11は、送信元情報である「A社」をファイル名に含んだファイルを検索する。
同一のグループに分類された送信元からの画像データを含んだファイルが既にデータ記憶部14に記憶されている場合は(S209:YES)、画像処理部12は、既に記憶されているファイルに、受信した画像データを結合して、ファイルを更新する(S210)。画像処理部12は、ファイルが表す一又は複数のページ画像からなる画像に受信した画像データが表す一又は複数のページ画像を追加した画像を表すように、ファイルを更新する。また、画像処理部12は、複数のページ画像の夫々に、各ページ画像を表す画像データを識別する情報を付加する。例えば、画像処理部12は、画像データの送信元情報と画像データを受信した時点を示す情報とを含むフッタを各ページ画像に付加する。具体的には、ファクシミリ番号が0123456789であり2013年6月5日の10時2分35秒に受信した画像データが表すページ画像には、「0123456789_20130605_100235」を含むフッタを付加する。
制御部11は、次に、更新したファイルに結合された複数の画像データの夫々を前記ファイル中で特定するためのインデックスを生成する(S211)。インデックスには、各画像データの送信元情報と、各画像データを受信した時点を示す情報と、ファイルが表す画像中での各画像データが表すページ画像の位置を示す情報とが含まれている。制御部11は、生成したインデックスを更新したファイルに付加する。制御部11は、次に、更新したファイルのファイル名を更新する(S212)。S212では、制御部11は、グループを示す情報と最後に結合した画像データを受信した時点を示す情報とを含むファイル名に更新する。制御部11は、次に、一時的にデータ記憶部14に記憶させた画像データを削除し(S213)、処理を終了する。
S208で送信元が分類されたグループが存在しない場合は(S208:NO)、制御部11は、設定記憶部18に記憶している設定を参照し、新規のグループを作成する設定になっているか否かを判定する(S214)。新規のグループを作成する設定になっている場合は(S214:YES)、制御部11は、受信した画像データの送信元を分類した新規のグループを作成する(S215)。S215では、制御部11は、設定記憶部18が記憶している分類情報に、新規のグループ名と受信した画像データの送信元情報とを互いに関連付けて追加する。S215が終了した後、又はS209で同一のグループに分類された送信元からの画像データを含んだファイルがまだ記憶されていない場合は(S209:NO)、画像処理部12は、受信した画像データを含む新規のファイルを生成し、データ記憶部14は、生成されたファイルを記憶する(S216)。生成したファイルは、受信した画像データが表す画像と同一の画像を表す。制御部11は、次に、送信元が分類されたグループを示す情報と画像データを受信した時点を示す情報とを含むファイル名を生成する(S217)。制御部11は、生成したファイル名を、データ記憶部14に記憶したファイルに付与する。制御部11は、次に、一時的にデータ記憶部14に記憶させた画像データを削除し(S213)、処理を終了する。
S214で新規のグループを作成する設定になっていない場合は(S214:NO)、制御部11は、受信した画像データを含むファイルを生成し、データ記憶部14は、生成されたファイルを記憶する(S218)。制御部11は、次に、一時的にデータ記憶部14に記憶させた画像データを削除し(S213)、処理を終了する。
以上詳述した如く、本実施の形態においては、データ受信装置は、同一のグループに分類してある複数の送信元からの複数の画像データを一つのファイルに結合して記憶し、各画像データを特定するためのインデックスを生成する。同一のグループに分類してある複数の送信元からの画像データを一つのファイルに結合することにより、同一の事業所に属する複数の送信元等、何らかの共通点のある複数の送信元からの画像データをまとめて管理することができる。また、送信元の数が多い場合でも、ファイル数を増やさずに効率良く画像データを保存することができる。また、データ受信装置は、送信元を分類したグループを示す情報に基づいて、必要な画像データを特定することができる。また、インデックスを利用することでファイルの中から必要な画像データを特定することができる。従って、本実施の形態においても、データ受信装置が受信した画像データを大量に保存している場合に、使用者は、保存された画像データの中から必要な画像データを容易に特定することができる。
(実施の形態3)
実施の形態3においては、電子メールとして発信された画像データの内、電子メールの件名が同じ複数の画像データを一つのファイルに結合する形態を示す。電子メールを利用する際には、返信及び転送を繰り返すことで、件名がほぼ同一になっている複数の電子メールが生成されることがある。このような電子メールの件名は、「Re:」又は「FW:」等の返信又は転送を行ったことを示す所定の語句を含み、この所定の語句を除いた部分は同一になっている。画像処理部12は、電子メールの件名がほぼ同一になっている複数の画像データを結合して一つのファイルにしたファイルを作成し、データ記憶部14は、画像処理部12が作成したファイルを記憶する。データ記憶部14が記憶しているファイルには、所定の語句を除いた件名と、画像データを受信した時点を示す情報とを含むファイル名が付与されている。データ受信装置のその他の構成は、実施の形態1と同様である。
図8は、実施の形態3に係るデータ受信装置が画像データを受信する処理の手順を示すフローチャートである。制御部11は、随時、電子メールの受信を待ち受ける(S301)。電子メールの受信がない場合は(S301:NO)、制御部11は、引き続き受信を待ち受ける。通信部15で電子メールを受信した場合は(S301:YES)、制御部11は、受信した電子メールを一時的にデータ記憶部14に記憶させる(S302)。このとき、時計部19は、電子メールを受信した時刻を計測し、データ記憶部14は時刻を記憶する。制御部11は、次に、受信した電子メールがデータ受信装置で扱うことができるインターネットファクシミリに対応した電子メールであるか否かを判定する(S303)。例えば、制御部11は、電子メールのデータ形式に基づいて判定を行う。インターネットファクシミリに対応した電子メールではない場合は(S303:NO)、受信した電子メールを含んだファイルを生成し、データ記憶部14は、生成されたファイルを記憶する(S304)。制御部11は、次に、一時的にデータ記憶部14に記憶させた電子メールを削除し(S315)、処理を終了する。
S303で電子メールがインターネットファクシミリに対応した電子メールである場合(S303:YES)、制御部11は、設定記憶部18に記憶している設定を参照し、電子メールとして受信した画像データを保存する設定になっているか否かを判定する(S305)。画像データを保存する設定になっていない場合は(S305:NO)、画像処理部12は、電子メールとして受信した画像データに基づいて画像を形成するための画像処理を行い、画像記録部22は、画像データに基づいた画像を記録用シートに記録する(S306)。制御部11は、次に、一時的にデータ記憶部14に記憶させた電子メールを削除し(S315)、処理を終了する。
S305で画像データを保存する設定になっている場合は(S305:YES)、制御部11は、受信した電子メールの件名に「Re:」又は「FW:」が含まれているか否かを判定する(S307)。「Re:」又は「FW:」が含まれている場合は(S307:YES)、受信した電子メールの件名から「Re:」及び「FW:」を削除する(S308)。S308が終了した後、又は電子メールの件名に「Re:」又は「FW:」が含まれていない場合(S307:NO)、制御部11は、「Re:」及び「FW:」を削除した件名が一致する画像データを含んだファイルが既にデータ記憶部14に記憶されているか否かを判定する(S309)。制御部11は、S309では、データ記憶部14が記憶しているファイルの中から、「Re:」及び「FW:」を削除した件名をファイル名に含んだファイルを検索し、当該件名をファイル名に含んだファイルがある場合に、「Re:」及び「FW:」を削除した件名が一致する画像データを含んだファイルが既にデータ記憶部14に記憶されていると判定する。
「Re:」及び「FW:」を削除した件名が一致する画像データを含んだファイルがデータ記憶部14にまだ記憶されていない場合(S309:NO)、画像処理部12は、電子メールとして受信した画像データを含む新規のファイルを生成し、データ記憶部14は、生成されたファイルを記憶する(S310)。制御部11は、次に、「Re:」及び「FW:」を削除した件名と、画像データを受信した時点を示す情報とを含むファイル名を生成する(S311)。制御部11は、生成したファイル名を、データ記憶部14に記憶したファイルに付与する。制御部11は、次に、一時的にデータ記憶部14に記憶させた電子メールを削除し(S315)、処理を終了する。
S309で「Re:」及び「FW:」を削除した件名が一致する画像データを含んだファイルが既にデータ記憶部14に記憶されている場合(S309:YES)、画像処理部12は、既に記憶されているファイルに、電子メールとして受信した画像データを結合して、ファイルを更新する(S312)。画像処理部12は、ファイルが表す一又は複数のページ画像からなる画像に受信した画像データが表す一又は複数のページ画像を追加した画像を表すように、ファイルを更新する。また、画像処理部12は、複数のページ画像の夫々に、各ページ画像を表す画像データを識別する情報を付加する。例えば、画像処理部12は、画像データを受信した時点を示す情報を含むフッタを各ページ画像に付加する。
制御部11は、次に、更新したファイルに結合された複数の画像データの夫々を前記ファイル中で特定するためのインデックスを生成する(S313)。インデックスには、各画像データを受信した時点を示す情報と、ファイルが表す画像中での各画像データが表すページ画像の位置を示す情報とが含まれている。制御部11は、生成したインデックスを更新したファイルに付加する。制御部11は、次に、更新したファイルのファイル名を更新する(S314)。S314では、制御部11は、「Re:」及び「FW:」を削除した電子メールの件名と最後に結合した画像データを受信した時点を示す情報とを含むファイル名に更新する。制御部11は、次に、一時的にデータ記憶部14に記憶させた電子メールを削除し(S315)、処理を終了する。
以上詳述した如く、本実施の形態においては、データ受信装置は、電子メールとして発信された画像データを受信した場合に、「Re:」及び「FW:」を削除した電子メールの件名が一致する複数の画像データを一つのファイルに結合して記憶する。返信及び転送を繰り返すことで、「Re:」又は「FW:」を除いた件名が一致する複数の電子メールの内容は、互いに関連している。「Re:」又は「FW:」を除いた件名が一致する複数の電子メールとして発信された複数の画像データを一つのファイルに結合することにより、内容が関連している画像データをまとめて管理することができる。受信した画像データの数が多い場合でも、データ受信装置は、電子メールの件名に基づいて、必要な画像データを特定することができる。また、データ受信装置は、ファイル中の各画像データを特定するためのインデックスを生成する。インデックスを利用することでファイルの中から必要な画像データを特定することができる。従って、本実施の形態においても、データ受信装置が受信した画像データを大量に保存している場合に、使用者は、保存された画像データの中から必要な画像データを容易に特定することができる。
なお、以上の実施の形態1〜3で説明したデータ受信装置での処理内容は、互いに組み合わせることも可能である。また、実施の形態1〜3においては、1ページ未満の画像に相当する画像データを破棄する形態を示したが、データ受信装置は、1ページ未満の画像を1ページ分の画像に変換して画像記録又は画像データ保存の処理を行う形態であってもよい。また、実施の形態1〜3においては、各画像データをファイル中で特定するためのインデックスと各画像データを識別する情報を含むフッタとを別々に作成する形態を示したが、データ受信装置は、フッタをインデックスとして利用する形態であってもよい。また、実施の形態1〜3においては、ファイル中の各画像データを識別する情報としてフッタを生成する例を示したが、データ受信装置は、各画像データを識別する情報をヘッダ等のフッタ以外の形でページ画像に付加する形態であってもよい。また、実施の形態1〜3においては、データ受信装置はファクシミリ装置又は複合機であるとしたが、データ受信装置はパーソナルコンピュータ等のその他の装置であってもよい。
以上のように、本発明に係るデータ受信装置は、画像データを受信し、受信した画像データを記憶するデータ受信装置において、受信した時点が異なり所定の共通点を有する複数の画像データを一つのファイルに結合する結合手段と、一つのファイルに結合された複数の画像データの夫々を前記ファイル中で特定するためのインデックスを生成する手段とを備えることを特徴とする。
本発明においては、画像データを受信するデータ受信装置は、ファクシミリ通信又はインターネットファクシミリ等の方法で異なる時点に受信した共通点のある複数の画像データを一つのファイルに結合して記憶し、複数の画像データをファイル中で特定するためのインデックスを生成する。複数の画像データを一つのファイルに結合することにより、ファイル数を増やさずに効率良く画像データを保存することができる。また、生成したインデックスを利用することにより、一つのファイルに結合された複数の画像データを区別することができ、ファイルの中から必要な画像データを特定することができる。
本発明に係るデータ受信装置は、前記結合手段は、複数の画像データが表す複数のページ画像を含んでおり、各ページ画像に当該ページ画像を表す画像データを識別する情報を付加した画像を表すべく前記複数の画像データを結合したファイルを作成する手段を有することを特徴とする。
本発明においては、データ受信装置は、複数の画像データが表す複数のページ画像を含む画像を表すように複数の画像データを結合したファイルを作成し、各ページ画像に各画像データを識別する情報をフッタ等の形で付加する。画像が表示された際に、フッタによってページ画像が区別され、使用者が必要な画像データを探すことができる。
本発明に係るデータ受信装置は、前記結合手段は、画像データを受信した場合に、受信した画像データとの所定の共通点を有する他の画像データを含むファイルが既に記憶されているか否かを判定する判定手段と、該判定手段が前記ファイルは記憶されていないと判定した場合に、前記受信した画像データを含むファイルを生成して記憶する手段と、前記ファイルが既に記憶されていると前記判定手段が判定した場合に、前記ファイルに前記受信した画像データを更に結合させて前記ファイルを更新する手段と、該手段が更新したファイルのファイル名を、前記受信した画像データを受信した時点を示す情報を含むファイル名に更新する手段とを有することを特徴とする。
本発明においては、データ受信装置は、受信した画像データとの共通点を有する画像データを含むファイルに、受信した画像データを更に結合させ、当該画像データを受信した時点を示す情報を含むようにファイル名を更新する。受信した画像データとの共通点を有する画像データを含むファイルが無い場合は、データ受信装置は、受信した画像データを含むファイルを生成する。このようにして、データ受信装置は、複数の画像データを結合したファイルを作成して記憶する。また、ファイル名には、ファイルに最後に結合された画像データを受信した時点を示す情報が含まれ、受信した時点に基づいた画像データの特定が可能となる。
本発明に係るデータ受信装置は、一つのファイルに結合すべき複数の画像データの共通点を示す情報を含むファイル名を、一又は複数の画像データを含むファイルに付与する手段を更に備え、前記判定手段は、ファイル名に基づいて、受信した画像データとの所定の共通点を有する他の画像データを含むファイルが既に記憶されているか否かを判定するように構成してあることを特徴とする。
本発明においては、データ受信装置は、送信元の情報等の画像データの共通点を示す情報を含むファイル名をファイルに付与し、画像データの受信時に、受信した画像データとの共通点を有する画像データを含むファイルの有無をファイル名に基づいて判定する。これにより、データ受信装置は、受信した画像データとの共通点を有する画像データを含むファイルの有無を容易に判定することができる。
本発明に係るデータ受信装置は、前記結合手段は、送信元が同一である複数の画像データを一つのファイルに結合するように構成してあることを特徴とする。
本発明においては、データ受信装置は、送信元が同一の複数の画像データを一つのファイルに結合して記憶する。送信元が同じ画像データをまとめて管理することができ、送信元の情報に基づいて必要な画像データを特定することができる。
本発明に係るデータ受信装置は、複数の送信元を一又は複数のグループに予め分類しておく分類手段を更に備え、前記結合手段は、前記分類手段で同一のグループに分類してある送信元からの複数の画像データを一つのファイルに結合するように構成してあることを特徴とする。
本発明においては、データ受信装置は、同一のグループに分類してある複数の送信元からの複数の画像データを一つのファイルに結合して記憶する。同一の事業所に属する複数の送信元等、何らかの共通点のある複数の送信元からの画像データをまとめて管理することができる。
本発明に係るデータ受信装置は、タイトルが付随した画像データを受信するように構成してあり、前記結合手段は、タイトルから所定の語句を除いた部分が一致する複数の画像データを一つのファイルに結合するように構成してあることを特徴とする。
本発明においては、データ受信装置は、電子メールの件名等のタイトルが付随した画像データを受信し、「Re:」及び「FW:」等の所定の語句をタイトルから除いた部分が一致する複数の画像データを一つのファイルに結合する。「Re:」又は「FW:」を除いた件名が一致する複数の電子メールとして発信された複数の画像データ等、タイトルがほぼ同一の複数の画像データを一つのファイルに結合することにより、内容が関連している画像データをまとめて管理することができる。
11 制御部
12 画像処理部
13 ファクシミリ通信部
14 データ記憶部
15 通信部
18 設定記憶部

Claims (7)

  1. 画像データを受信し、受信した画像データを記憶するデータ受信装置において、
    受信した時点が異なり所定の共通点を有する複数の画像データを一つのファイルに結合する結合手段と、
    一つのファイルに結合された複数の画像データの夫々を前記ファイル中で特定するためのインデックスを生成する手段と
    を備えることを特徴とするデータ受信装置。
  2. 前記結合手段は、
    複数の画像データが表す複数のページ画像を含んでおり、各ページ画像に当該ページ画像を表す画像データを識別する情報を付加した画像を表すべく前記複数の画像データを結合したファイルを作成する手段を有すること
    を特徴とする請求項1に記載のデータ受信装置。
  3. 前記結合手段は、
    画像データを受信した場合に、受信した画像データとの所定の共通点を有する他の画像データを含むファイルが既に記憶されているか否かを判定する判定手段と、
    該判定手段が前記ファイルは記憶されていないと判定した場合に、前記受信した画像データを含むファイルを生成して記憶する手段と、
    前記ファイルが既に記憶されていると前記判定手段が判定した場合に、前記ファイルに前記受信した画像データを更に結合させて前記ファイルを更新する手段と、
    該手段が更新したファイルのファイル名を、前記受信した画像データを受信した時点を示す情報を含むファイル名に更新する手段と
    を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ受信装置。
  4. 一つのファイルに結合すべき複数の画像データの共通点を示す情報を含むファイル名を、一又は複数の画像データを含むファイルに付与する手段を更に備え、
    前記判定手段は、
    ファイル名に基づいて、受信した画像データとの所定の共通点を有する他の画像データを含むファイルが既に記憶されているか否かを判定するように構成してあること
    を特徴とする請求項3に記載のデータ受信装置。
  5. 前記結合手段は、
    送信元が同一である複数の画像データを一つのファイルに結合するように構成してあること
    を特徴とする請求項1から4の何れか一つに記載のデータ受信装置。
  6. 複数の送信元を一又は複数のグループに予め分類しておく分類手段を更に備え、
    前記結合手段は、
    前記分類手段で同一のグループに分類してある送信元からの複数の画像データを一つのファイルに結合するように構成してあること
    を特徴とする請求項1から4の何れか一つに記載のデータ受信装置。
  7. タイトルが付随した画像データを受信するように構成してあり、
    前記結合手段は、
    タイトルから所定の語句を除いた部分が一致する複数の画像データを一つのファイルに結合するように構成してあること
    を特徴とする請求項1から4の何れか一つに記載のデータ受信装置。
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