JP2010073153A - 操作用ペダル - Google Patents

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Junko Shibaoka
純子 柴岡
Kensaku Wakuta
健作 涌田
Masahiro Hanabusa
昌弘 花房
Toshikazu Matsubayashi
利員 松林
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Abstract

【課題】車両操作に用いられる操作用ペダルであって、足場となるステップと操作ペダルの踏部の間に作業者の踵や車内に持ち込まれた石が挟まりづらく、また、踏部とステップの間に石が入り込んだとしても確実にペダルを踏み込むことができる安価で簡易な形状のペダル構造を提供する。
【解決手段】操作用ペダルの踏部73aの構成であって、帯板材の一側を長手方向と略直角方向の複数の折曲線で折曲形成した。また、該踏部73aを該正面視略逆三角形状及び正面視略門形に折曲形成した。
【選択図】図4

Description

本発明は、作業車両等に用いられる操作用ペダルの構造、詳しくはペダルの踏部の構造に関する。
従来、作業車両には、走行や作業操作を行うため、アクセルペダルやブレーキペダル、デフロックペダル等の各種操作用ペダルが運転席下方に配設される。そして、そのペダルの構造に関しては種々の技術が公知となっている。
例えば、下記にあげる特許文献1に関しては、ペダル踏部の端部に屈曲した凹凸形状の端面を設けることで、作業者のペダル踏動操作に対して、ペダルを踏み外し難い構造としている。
また、特許文献2、3に関しては、操作用ペダルのペダル踏部とペダルアーム部を一つの部材で折り曲げ形成することで、組み立ての簡易化や部品点数減少によるコストダウンを図っている。
特開2007−72556号公報 特開平10−329573号公報 特開2002−19484号公報
しかしながら、特許文献1においてはペダル踏部とペダルアーム部が別々の部材で構成されることから、別途それらを連結する手段や工数が必要となり、コストアップを招来することとなった。
特許文献2、3においてはペダル踏部とペダルアーム部を一つの部材とし側面視略L字状に折り曲げる構造であることから、踏み込み操作時に、過って操作ペダルの踏部とステップの間に作業者の靴の踵が挟まれるおそれがあり、またペダル踏部とステップの間に石が挟まりペダルを踏み込むことができず、操作に支障が出るおそれがあった。
そこで本発明の課題は、安価で簡易な形状であって、確実にペダルを踏み込むことができる車両のペダル構造を提供することにある。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、操作用ペダルの踏部の構成であって、帯板材の一側を長手方向と略直角方向の複数の折曲線で折曲形成するものである。
請求項2においては、前記踏部を正面視略逆三角形状に折曲形成するものである。
請求項3においては、前記踏部を正面視略門形に折曲形成するものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1の如く構成したので、溶接が不要で、板材を折り曲げるだけで簡単に踏部を構成することができ、コスト低減化が図れる。
請求項2の如く構成したので、従来に比べ操作ペダルの踏部とステップの間のスペースが狭くなり、踏み込み操作時に踏部とステップの間に靴の踵が挟まれにくくなる。また正面視逆三角形を構成する傾斜部が、踏部とステップの間にある石を側方へ押して逃がすため、石が挟まることによる操作性の支障を改善させることができる。
請求項3の如く構成したので、踏み込み操作時に、踏部とステップの間に、石や靴の踵が挟まりにくくなり、確実に操作することができる。
次に、本発明の操作用ペダルをトラクタバックホーローダのデフロックペダルに取り付けた時の実施形態を説明する。
なお、以下の説明においては、トラクタバックホーローダの前進方向を前、その反対方向を後として、前進方向における左右方向を左右とする。
図1は本発明の操作ペダルを装着したトラクタバックホーローダの全体側面図、図2は本発明の操作ペダルを装着したトラクタバックホーローダの運転部平面図、図3は本発明のデフロックペダルの斜視図、図4は(a)実施例1のデフロックペダル踏部の斜視図、(b)同じく正面図、図5は(a)実施例2のデフロックペダル踏部の斜視図、(b)同じく正面図、図6は(a)実施例3のデフロックペダル踏部の斜視図、(b)同じく正面図である。
まず、本発明を取り付けたトラクタバックホーローダ1の全体構成を説明する。
図1に示すように、トラクタバックホーローダ1は左右両輪の前輪7・7と後輪8・8を有する走行車両4を本機としている。該走行車両4の前方に積込み装置であるローダ2が装着されるとともに後方に掘削装置3が装着される。
走行車両4の車体フレーム5の前部には、ボンネット53が配設され、該ボンネット53の内部には車体の動力となる不図示のエンジンとともに、ラジエータやエアクリーナ等のエンジン付属品が搭載される。
前記エンジンの後方にはミッションケース51が配設される。該ミッションケース51の内部には不図示の油圧式無段変速機(HST:Hydro Static Transmission)や、HSTに遊星歯車機構を組み合わせた油圧−機械式無段変速機(HMT:Hydro Mechanical Transmission)や、副変速機や、動力取出し装置(PTO:Power Take Off)等が搭載される。
また、前記ミッションケース51の後部にデフロック装置52を備える差動装置が収納されている。
エンジンからの動力はミッションケース51に伝達され、ミッションケース51の内部にあるHSTやHMT、副変速機により変速されて差動装置を介して、駆動輪である後輪8・8に伝えられる。また、ミッションケース51の後面より突出したPTO軸(不図示)より動力が取出可能とされている。
車体フレーム5の中央部には運転部6が配設される。図2のように、運転部6の運転席65の左方には副変速機レバー67とPTO変速レバー68が、右方にはローダ操作装置69がそれぞれ配設される。また、運転席65の後方には掘削装置操作装置70が配設される。
運転席65の前方には、車体フレーム5の前部よりステアリングコラム62が突設され、また、該ステアリングコラム62の上部よりステアリングハンドル61が突設される。前記ステアリングコラム62の上部表面には操作パネル66や灯火装置や方向指示器等のスイッチ71が設置され、ステアリングコラム62の右側部からアクセルレバー63及びパーキングブレーキレバー64が突設される。
運転席65の下方には作業者の足場となるステップ74が配設され、該ステップ74の右前部にシーソー型の前進、後退ペダル72が配設される。また、本発明のペダル構造を適用したデフロックペダル73(詳しくは後述する)は、ステップ74の左後部に突設される。
上記の如く構成された本発明の形態において、作業者はトラクタバックホーローダ1の運転席65に座り、ステアリングハンドル61、走行車両操作パネル66、副変速機レバー67、PTO変速レバー68、ローダ操作装置69、前進、後退ペダル72、アクセルレバー63、パーキングブレーキレバー64、デフロックペダル73等を駆使して作業を行う。
これらの操作手段により、走行車両4の走行操作及びローダ2、掘削装置3の作業操作が可能となる。
ここで、デフロックペダル73を詳しく説明する。
デフロックペダル73は以下のような場合に使用する。
トラクタバックホーローダ1を作業操作時、軟弱土壌での走行などではタイヤの片輪が空転してしまい、走行車両4がスタックすることがある。また、不整地の走行やプラウ耕のような場合、左右の車輪にかかる抵抗に差ができるため、走行車両4が直進できなくなることがある。このような場合、デフロックペダル73の踏部73aを踏み込むことで、泥濘から抜け出したり、直進安定性を確保するのである。
図3に示すように、該デフロックペダル73の形状は側面視略L字状で、その一端は踏み込み操作部である踏部73aが構成され、該踏部73aがステップ74の床面に開口したガイド孔74aを貫通して上方に突出して配設されている。他端は連係アーム部73cとしてステップ74の下方に配置され、その端部にはリンク機構等を介し、デフロック装置52と連結される。デフロックペダル73の前後中途部には支持部73bが設けられ、該支持部73bを中心として前後回転自在に枢支される。なお、支持部73bは車体フレーム5に支持される。但し、デフロックペダル73の踏部73a以外の形状は限定するものではなく、全体として側面視で円弧状や略凹字状やI字状等とすることも可能である。
前記デフロックペダル73の踏部73aを踏み込むと、支持部73bを中心として連係アーム部73cが回動され、連結されたリンク機構等を介してデフロック装置52に伝達される。そして、差動装置を機械的にロックさせて強制的に左右の後輪8・8を同時に回転させることとなる。
前記デフロックペダル73の踏部73aの踏み込みを停止すると、連係アーム部73cに張着された不図示のバネに付勢され、デフロックペダル73が回動前の元の位置に戻り、差動装置のロックが解除される。
次に、本発明の要部である踏部73aの構成について説明する。なお、踏部73aの構成はデフロックペダルに限定するものではなく、ブレーキペダルやクラッチペダルやアクセルペダル等の踏部にも適用可能である。
次に具体的な実施例を説明する。
図4に示すように、本実施例の踏部73aは、先端側の一本目の折曲線81で鋭角、好ましくは45度に折り曲げて傾斜部73dを形成する。そして、折曲線81から所定長さをあけて二本目の折曲線82で直角に折り曲げて、左右面となるように踏部表面73eを形成し、傾斜部73dの先端が上下方向の基部側に近接するように構成する。つまり、正面視で略直角三角形状に折り曲げる。
このような構成によれば、デフロックペダル73の踏部73aは傾斜部73dを有するため、該踏部73aとステップ74の間に隙間が少なくなり、作業者の踵が挟まり難くなる。また、車両内に石等が入り込み傾斜部73dの下方に位置するようなことがあっても、踏部73aを踏み込むと傾斜部73dが石等を側方へ押して逃がすこととなり、ステップ74と踏部73aの間に挟まり難くなり、デフロックペダル73の踏動操作に支障が出ず、デフロックペダル73を確実に踏み込むことができるのである。
次に、踏部73a第二実施例を説明する。なお、前記実施形態と共通する部分には同一の符号を付して、その説明は省略する。
図5に示すように、踏部73aは一つの帯板材を先端側から一本目の折曲線81及び二本目の折曲線82及び三本目の折曲線83を略等間隔に設けて、正面視略逆三角形状(逆二等辺三角形状)に折曲形成し、左右に傾斜部73d・73dを形成し、上面に踏部表面73eを形成する。
このような構成によれば、ペダル踏部73aの傾斜部73dにより、実施例1と同様の効果を得ることができる。
図6に示すように、デフロックペダル73の踏部73aは一つの板材を正面視略門形に折曲形成されたものである。つまり、踏部73aは一つの帯板材を先端側から一本目の折曲線81及び二本目の折曲線82でそれぞれ直角方向に折り曲げて、先端部と基部側が上下方向となるように構成する。そして、ステップ74には、基部側が挿入されるガイド孔74aと、該ガイド孔74aから踏部表面73eの幅側方に開口して先端側が挿入される補助孔74bが設けられている。なお、ガイド孔74a及び補助孔74bはデフロックペダル73の踏み込み操作に対して踏部73aが十分移動でき、隙間は最小に形成されている。
このような構成によれば、踏部73aの左右側面より作業者の踵や車内に入り込んだ石等が入る隙間を有しない。即ち、作業者の踵がステップ74と踏部73aに挟まりにくくなり、確実にデフロックペダル73を踏み込むことができるのである。
なお、該踏部73aを踏み込んだ時、雨水や泥の付着により作業者の足が滑りやすくなる可能性がある。そこで、足が滑らないように踏部表面73eに滑り難い弾性材料を被装もしくは貼設してもよい。
また、踏部表面73eに溝や凹凸の加工を設け、足が滑らないようにしてもよい。
以上のように、操作用ペダルの踏部73aの構成であって、帯板材の一側を長手方向と略直角方向の複数の折曲線で折曲形成するものであるので、溶接が不要で、板材を折り曲げるだけで簡単に踏部73aを構成することができ、コスト低減化が図れる。
前記踏部73aを正面視略逆三角形状に折曲形成するものであるので、従来に比べ操作ペダルの踏部73aとステップ74の間のスペースが狭くなり、踏み込み操作時に踏部73aとステップ74の間に靴の踵が挟まれにくくなる。また正面視逆三角形を構成する傾斜部73dが、踏部73aとステップ74の間にある石を側方へ押して逃がすため、石が挟まることによる操作性の支障を改善させることができる。
前記踏部73aを正面視略門形に折曲形成するものであるので、踏み込み操作時に、踏部73aとステップ74の間に、石や靴の踵が挟まりにくくなり、確実に操作することができる。
本発明の操作ペダルを装着したトラクタバックホーローダの全体側面図。 本発明の操作ペダルを装着したトラクタバックホーローダの運転部側面図。 本発明のデフロックペダルの斜視図。 (a)実施例1のデフロックペダル踏部の斜視図。(b)同じく正面図。 (a)実施例2のデフロックペダル踏部の斜視図。(b)同じく正面図。 (a)実施例3のデフロックペダル踏部の斜視図。(b)同じく正面図。
符号の説明
73 デフロックペダル
73a 踏部
74 ステップ

Claims (3)

  1. 操作用ペダルの踏部の構成であって、帯板材の一側を長手方向と略直角方向の複数の折曲線で折曲形成することを特徴とする操作用ペダル。
  2. 前記踏部を正面視略逆三角形状に折曲形成することを特徴とする請求項1に記載の操作用ペダル。
  3. 前記踏部を正面視略門形に折曲形成することを特徴とする請求項1に記載の操作用ペダル。
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