JP2010071777A - 電流センサ - Google Patents

電流センサ Download PDF

Info

Publication number
JP2010071777A
JP2010071777A JP2008238955A JP2008238955A JP2010071777A JP 2010071777 A JP2010071777 A JP 2010071777A JP 2008238955 A JP2008238955 A JP 2008238955A JP 2008238955 A JP2008238955 A JP 2008238955A JP 2010071777 A JP2010071777 A JP 2010071777A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bus bar
battery
current sensor
housing
slit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008238955A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5058925B2 (ja
Inventor
Norio Matsumura
記夫 松村
Tatsuya Aoki
達也 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2008238955A priority Critical patent/JP5058925B2/ja
Priority to US12/545,918 priority patent/US7936165B2/en
Priority to DE102009041668.4A priority patent/DE102009041668B4/de
Publication of JP2010071777A publication Critical patent/JP2010071777A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5058925B2 publication Critical patent/JP5058925B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R15/00Details of measuring arrangements of the types provided for in groups G01R17/00 - G01R29/00, G01R33/00 - G01R33/26 or G01R35/00
    • G01R15/14Adaptations providing voltage or current isolation, e.g. for high-voltage or high-current networks
    • G01R15/20Adaptations providing voltage or current isolation, e.g. for high-voltage or high-current networks using galvano-magnetic devices, e.g. Hall-effect devices, i.e. measuring a magnetic field via the interaction between a current and a magnetic field, e.g. magneto resistive or Hall effect devices
    • G01R15/207Constructional details independent of the type of device used
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/36Arrangements for testing, measuring or monitoring the electrical condition of accumulators or electric batteries, e.g. capacity or state of charge [SoC]
    • G01R31/364Battery terminal connectors with integrated measuring arrangements

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)

Abstract

【課題】スリットを設けてシールド板を挿入することにより、組付け工数を低減した電流センサを提供する。
【解決手段】電流センサ1の前記センサハウジング2に支持され、かつ、バッテリ9に備えられたバッテリポスト91と接続し電流が流れるバスバ3と、前記バスバ3の前記電流の流れ方向を軸とした軸周りを囲むように配置された環状のシールド板4と、前記センサハウジング2に設けられ、かつ、前記バスバ3に電流が流れたときに発生する磁界の磁束密度を検出して電気信号に変換する磁電変換素子5と、を有する電流センサ1において、前記センサハウジング2に、互いの間に前記磁電変換素子5を挟むように一対設けられ、かつ、一方の端が開口し、この開口を通して前記シールド板4が挿入されて前記センサハウジング2に取り付ける第一スリット20が設けられている。
【選択図】図4

Description

本発明は、電流センサに係り、ハウジングと、前記ハウジングに支持され、かつ、バッテリに備えられたバッテリポストと接続し電流が流れるバスバと、前記バスバの前記電流の流れ方向を軸とした軸周りを囲むように配置された環状のシールド板と、前記ハウジングに設けられ、かつ、前記バスバに電流が流れたときに発生する磁界の磁束密度を検出して電気信号に変換する磁電変換素子と、を有する電流センサに関するものである。
上述した電流センサとして図13に示すようなものが一般的に知られている(例えば特許文献1)。電流センサ1は、電流が流れる導体としてのバスバ3と、バスバ3をインサートした状態で形成されているセンサハウジング2と、バスバ3の電流の流れ方向Y軸周りを囲むように配置されたシールド板としての環状のコア4と、バスバ3に電流が流れたときに発生する磁界の磁束密度を検出して電気信号に変換する磁電変換素子としてのホールIC5と、ホールIC5を搭載する回路基板6と、図示しない外部出力端子と、ケース29と、を備えている。このホールIC5は、コア4に囲まれた空間に配置されている。
上述した構成の電流センサ1は、バスバ3に電流が流れるとその電流に応じた磁束密度の磁界が発生する。ホールIC5は、コア4により収束された磁界の磁束密度を電気信号に変換して、電流に応じた信号として出力する。また、コア4は、外部からの磁界の影響をシールドする機能も有している。
コア4は、第1の分割シールド板4Aと、第2の分割シールド板4Bとに分割されて設けられている。そして、第1の分割シールド板4A、第2の分割シールド板4Bの各々が、ケース29の外側面に固定されるように設けられている。これにより、ケース29の外側面に第1の分割シールド板4A、第2の分割シールド板4Bを固定するだけでコア4内にバスバ3を貫通させることができる。
しかしながら、上述した電流センサ1は、コア4を第1の分割シールド板4A及び、第2の分割シールド板4Bに分割して用いるため、部品点数、及び、組付け工数が多いという問題があった。
特願2007−326263号公報
そこで、本発明は、上記のような問題点に着目し、部品点数、及び、組付け工数を低減した電流センサを提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の発明は、ハウジングと、前記ハウジングに支持され、かつ、バッテリに備えられたバッテリポストと接続し電流が流れるバスバと、前記バスバの前記電流の流れ方向を軸とした軸周りを囲むように配置された環状のシールド板と、前記ハウジングに設けられ、かつ、前記バスバに電流が流れたときに発生する磁界の磁束密度を検出して電気信号に変換する磁電変換素子と、を有する電流センサにおいて、前記ハウジングに、互いの間に前記磁電変換素子を挟むように一対設けられ、かつ、一方の端が開口し、この開口を通して前記シールド板が挿入されて前記ハウジングに取り付ける第一スリットを有していることを特徴とする電流センサに存する。
請求項2記載の発明は、前記磁電変換素子からの電気信号を出力する外部出力端子の先端部が、前記バスバに設けられた第二スリット内に遊挿されて貫通し、前記バッテリポストが設けられたバッテリの端面に対して直交する方向に伸びていることを特徴とする請求項1に記載の電流センサに存する。
請求項3記載の発明は、前記磁電変換素子からの電気信号を出力する外部出力端子の先端部が、前記バッテリポストが設けられた前記バッテリの端面に対して平行に伸びていて、かつ、前記バッテリから離れる方向に伸びていることを特徴とする請求項1に記載の電流センサに存する。
以上説明したように請求項1記載の発明によれば、第一スリットは、環状に形成されたシールド板を挿入するために、ハウジングに一対設けられている。このため、バスバの電流の流れ方向を軸とした軸周りを囲むように分割したシールド板を固定する作業を行わなくても、第一スリットにシールド板を挿入することにより、シールド板を組み付け可能となる。このため、組み付け工数や、部品点数を低減した電流センサを得ることができる。
請求項2記載の発明によれば、外部出力端子及び該外部出力端子の先端部が、第二スリットを貫通し、前記バッテリの前記バッテリポストが設けられた端面に対して直交する方向に伸びている。このため、バスバの負荷などが接続する接続部と、バッテリとの間の、空きスペースを有効に利用することが可能となり、電流センサは小型化できる。
また、外部出力端子及び該外部出力端子の先端部が、バッテリポストの設けられた端面と直交する方向に伸びている。このため、バッテリポストの周囲形状による制限を受けることなく、バッテリを搭載することが可能となる。
請求項3記載の発明によれば、外部出力端子及び該外部出力端子の先端部が、バッテリポストが設けられた前記バッテリの端面に対して平行に伸びていて、かつ、前記バッテリから離れる方向に伸びている。このため、バスバに、第二スリットを作成するために板金を打ち抜く等の形状に影響を与えずに、ホールICを搭載することができる。
また、外部出力端子及び該外部出力端子の先端部が、バッテリポストが設けられた前記バッテリの端面に対して平行に伸びている。このため、バッテリポストの周囲形状による制限を受けることなく、バッテリを搭載することが可能となる。
以下、本発明の第1実施形態を図1乃至図11に基づいて説明する。本発明の一実施形態にかかる電流センサ1は、バッテリ9の一対のバッテリポストの一方に、バッテリ端子94を介して接続される。
バッテリ9は図1に示すように、収容ケース92と、一対のバッテリポスト(一方のみ図示)とを少なくとも備えている。収容ケース92は、絶縁性の合成樹脂等で構成され、箱状に形成されている。収容ケース92は、互いに電気的に接続された複数のセル板等が収容されている。
一対のバッテリポストは、それぞれ、略円柱状に形成され、一端がバッテリ9の端面9aから突出し、他端が収容ケース92内に収容された複数のセル板のうち両端に位置するセル板と電気的に接続されている。一対のバッテリポストのうち一方のバッテリポスト91(以下、単にバッテリポスト91という)には、バッテリ端子94が接続され、バッテリ端子94を介して、電流センサ1が接続される。
電流センサ1は、図1に示すように、全体として略L字状に形成されている。電流センサ1は、一端部1aがバッテリ9の端面9aと平行に配され、他端部1bがバッテリ9の側面9bと平行に配される。電流センサ1は、第二スリット35等、を備えたバスバ3と、バスバ3をインサート形成している、第一スリット20等を備えたハウジングとしてのセンサハウジング2と、シールド板としてのコア4と、磁電変換素子としてのホールIC5と、ホールIC5を搭載する回路基板6と、ホールIC5からの電気信号を出力する外部出力端子7と、カバー部材8と、を備えている。
バスバ3は、導電性の板金をプレス加工して形成されている。バスバ3は、図2に示すように、第一の平板部38と、第一の平板部38の端部に直交して連なる第二の平板部39とで、略L字状に形成されている。バスバ3は図2に示すように、第二スリット35等を備えた電源用バスバ31と、スタータ用バスバ32と、オルタネータ用バスバ33と、可溶体30と、を備えている。
電源用バスバ31は、一対の第一スリット34と、第二スリット35と、接続孔31aとを備えている。電源用バスバ31は、略矩形状に形成され、第一の平板部38の中央に設けられている。また、電源用バスバ31は、バッテリ9の端面9aと平行に配されている。電源用バスバ31は、センサハウジング2の後述する水平部24の中央にインサート成形されている。
第一スリット34は、電源用バスバ31の両側の側部に一対に設けられている。一対に設けられた第一スリット34のうち一方は、電源用バスバ31の一方の側部と、スタータバスバ32の一方の側部との間に直線状に伸びている。一対に設けられた第一スリット34のうち他方は、電源用バスバ31の他方の側部と、オルタネータ用バスバ33の一方の側部との間に直線状に伸びている。また、一対の第一スリット34は、第二の平板部39と離れた第一の平板部38の端部から開口を有して切り欠きかかれていて、それぞれが互いに平行に伸びている。第一スリット34は、電源用バスバ31を貫通している。また、第一スリット34はその端部に設けられた開口を通して、後述するコア4が、挿入可能に設けられている。この第一スリット34がインサート成形により被覆されて、後述する第一スリット20となる。後述する第一スリット20こそが、特許請求の範囲に記載された第一スリットとなっている。
第二スリット35は、電源用バスバ31の第一の平板部38の第二の平板部39寄りの端部に、一対の第一スリット34が第二スリット35を互いの間に挟むように位置している。また、第二スリット35は、一対の第一スリット34と直交する方向に直線状に伸びている。第二スリット35は、電源用バスバ31を貫通している。第二スリット35は、後述する外部出力端子7が遊挿可能に略矩形状に設けられている。図6乃至図8に示すように、後述する外部出力端子7は、第二スリット35内に遊挿される。第二スリット35は、後述する外部出力端子7と、電流が流れるバスバ3に接触しないように、センサハウジング2によって埋設されている。これにより、電流が流れるバスバ3に設けられた第二スリット35と、後述する外部出力端子7とは、絶縁されている。第二スリット35は、特許請求の範囲に記載された第二スリットとなっている。
接続孔31aは、第一の平板部38に設けられている。接続孔31aは、平面形状が円状に形成され、電源用バスバ31の中央を貫通している。接続孔31aは、内部にバッテリ端子94のスタッドボルト93を通す。接続孔31a内に通されたスタッドボルト93にナット95がねじ込まれて、電流センサ1はバッテリ端子94に接続される(固定される)。
スタータ用バスバ32は、本体部36と、接続用バスバ32bと、可溶体32cと、を備えている。スタータ用バスバ32は、略L字状に形成されていて、第一の平板部38の一部と第二の平板部39の一部である。また、スタータ用バスバ32は、前述した電源用バスバ31の一方の側部に連なっている。また、スタータ用バスバ32のオルタネータ用バスバ33寄りの側部は、オルタネータ用バスバ33のスタータ用バスバ32寄りの側部と、第二の平板部39において後述する可溶体30を介して連なっている。スタータ用バスバ32は、センサハウジング2の後述する水平部24の一部と下垂部25の一部とに亘ってインサート成形されている。
本体部36は、略L字状に形成されていて、第一の平板部38の一部と第二の平板部39の一部である。本体部36は、ボルト用孔32aを備えている。
ボルト用孔32aは、本体部36の第一の平板部38の中央に設けられている。ボルト用孔32aは、平面形状が円状に形成され、スタータ用バスバ32を貫通している。
接続用バスバ32bは平板状に形成され、本体部36の第一の平板部38から離れた端部に、後述する可溶体32cを介して配されている。接続用バスバ32bは、センサハウジング2の下垂部25にインサート成形されている。接続用バスバ32bは、複数(本実施例では2つ)設けられている。
2つの接続用バスバ32bは、それぞれ、一端がスタータ用バスバ32の本体部36と可溶体32cとを介して電気的に接続され、他端が負荷(図示しない)に接続される。
可溶体32cは、一端が、本体部36の第一の平板部38から離れた端部に接続されていて、他端は、前述した接続用バスバ32bの一端に配されている。可溶体32cは、センサハウジング2の下垂部25にインサート成形されている。可溶体32cは、2つの接続用バスバ32bに対応して2つ設けられている。可溶体32cは、一対の連結片と、一対の連結片の間に配置された溶断片とを一体に備えている。2つの可溶体は、それぞれ、一方の連結片がスタータ用バスバ32の本体部36の他端と接続され、他方の連結片がそれぞれ対応する接続用バスバ32bと接続されている。
溶断片は、比較的融点の低い金属等から形成され、電流センサ1に過電流が流れた際に自己発熱によって溶断する。溶断片が溶断することによって、電源用バスバ31及び、スタータ用バスバ32の本体部36と、接続用バスバ32bとの電気的な接続が絶たれ、過電流による事故を防止する。
オルタネータ用バスバ33は、本体部37と、接続用バスバ33bと、可溶体33cと、を備えている。オルタネータ用バスバ33は、略L字状に形成されていて、第一の平板部38の一部と第二の平板部39の一部である。また、オルタネータ用バスバ33は、前述した電源用バスバ31の他方の側部と間隔をあけて連なっている。そして、オルタネータ用バスバ33のスタータ用バスバ32寄りの側部は、スタータ用バスバ32のオルタネータ用バスバ33寄りの側部と、第二の平板部39において後述する可溶体30を介して連なっている。オルタネータ用バスバ33は、センサハウジング2の後述する水平部24の一部と下垂部25の一部とに亘ってインサート形成されている。
本体部37は、略L字状に形成されていて、第一の平板部38の一部と第二の平板部39の一部である。本体部37は、ボルト用孔33aを備えている。
ボルト用孔33aは、本体部37の第一の平板部38の中央に設けられている。ボルト用孔33aは、平面形状が円状に形成され、オルタネータ用バスバ33を貫通している。
接続用バスバ33bは平板状に形成され、本体部37の第一の平板部38から離れた端部に、後述する可溶体33cを介して配されている。接続用バスバ33bは、センサハウジング2の下垂部25にインサート成形されている。接続用バスバ33bは、複数(本実施例では2つ)設けられている。
2つの接続用バスバ33bは、それぞれ、一端がオルタネータ用バスバ33の本体部37と可溶体33cを介して電気的に接続され、他端が負荷(図示しない)に接続される。
可溶体33cは、一端は、本体部37の第一の平板部38から離れた端部に接続されていて、他端は、前述した接続用バスバ33bの一端に配されている。可溶体33cは、センサハウジング2の下垂部25にインサート成形されている。可溶体33cは、2つの接続用バスバに対応して2つ設けられている。可溶体33cは、一対の連結片と、一対の連結片の間に配置された溶断片とを一体に備えている。2つの可溶体は、それぞれ、一方の連結片がオルタネータ用バスバ33の本体部37の他端と接続され、他方の連結片がそれぞれ対応する接続用バスバ33bと接続されている。
溶断片は、比較的融点の低い金属等から形成され、電流センサ1に過電流が流れた際に自己発熱によって溶断する。溶断片が溶断することによって、オルタネータ用バスバ33の本体部37と、接続用バスバ33bとの電気的な接続が絶たれ、過電流による事故を防止する。
可溶体30は、バスバ3の第二の平板部39に、スタータ用バスバ32と、オルタネータ用バスバ33との間に配されている。可溶体30は、センサハウジング2の下垂部25にインサート成形されている。可溶体30は、一対の連結片と、一対の連結片の間に配置された溶断片とを一体に備えている。可溶体30は、一方の連結片がスタータ用バスバ32と接続され、他方の連結片がオルタネータ用バスバ33と接続されている。
溶断片は、比較的融点の低い金属等から形成され、電流センサ1に過電流が流れた際に自己発熱によって溶断する。溶断片が溶断することによって、電源用バスバ31及び、スタータ用バスバ32と、オルタネータ用バスバ33との電気的な接続が絶たれ、過電流による事故を防止する。
センサハウジング2は、ナイロン樹脂やポリプロピレン樹脂等の比較的耐熱性の高い合成樹脂等で構成されている。センサハウジング2は、全体として略L字状に形成され、図1に示すように、バスバ3の第一の平板部38を被覆する水平部24と、該水平部24に直交し、かつ、バスバ3の第二の平板部39を被覆する下垂部25と、から形成されている。センサハウジング2は、水平部24及び、下垂部25及び、後述する外部出力端子7と、を一体にインサート成形している。
水平部24は、電源用バスバ31と、スタータ用バスバ32の一部と、オルタネータ用バスバ33の一部と、をインサート成形により被覆している。水平部24は、第一スリット20と、露出部24a、24b、24cと、接続用ボルト24d、24eと、放熱板26aと、センサケース部27と、を備えている。水平部24は、バスバ3の第一の平板部38及び、後述するセンサケース部27のケース29と、ハウジング部28と、をセンサハウジング2に埋設し、一体に形成している。
第一スリット20は、前述したバスバ3に設けられた第一スリット34が、インサート成形により被覆されている。水平部24に設けられた第一スリット20は、電源用バスバ31に設けられた第一スリット34を貫通している。第一スリット20は、水平部24の下垂部25から離れた端部に開口を有して切り欠かれている。第一スリット20は、一対に形成され、直線状に、互いに平行に伸びている。また、第一スリット20の内面は、後述するコア4が、電流が流れるバスバ3に接触しないように、センサハウジング2によって被覆されている。そして、第一スリット20は、電流が流れるバスバ3と、後述するコア4と、を絶縁する。また、図3に示すように、コア4を矢印K1方向に動かすことにより、第一スリット20に設けられた開口を通して、後述するホールIC5をコア4に囲われた空間内に位置付ける。これにより、図4に示すように、バスバ3に電流が流れると、電流の流れ方向を軸とした軸周りを囲むように配置されたコア4が、磁界の磁束密度を集束させて、集束した磁束密度をホールIC5が電気信号に変換して、外部出力端子7が電気信号を出力する。第一スリット20は、特許請求の範囲に記載された第一スリットとなっている。
露出部24aは、水平部24の下垂部25から離れた端部から水平部24の両面を一部切り欠いている。露出部24aは、電源用バスバ31の接続孔31a及び接続孔31a近傍を外部に露出させる。露出部24b及び露出部24cは、水平部24の下垂部25寄りの端部から水平部24の両面を一部切り欠いている。露出部24bは、スタータ用バスバ32のボルト用孔32a、及び、ボルト用孔32a近傍を外部に露出させている。露出部24cは、オルタネータ用バスバ33のボルト用孔33a、及び、ボルト用孔33a近傍を外部に露出させる。
接続用ボルト24dは、ボルト(図示しない)が、ボルト用孔32aを通されて、センサハウジング2に一体にインサート成形されている。接続用ボルト24eは、ボルト(図示しない)が、ボルト用孔33aを通されて、センサハウジング2に一体にインサート成形されている。
放熱板26aは、帯板状(リブ状)に形成され、下垂部25のバッテリ9から離れた外表面から突出して複数設けられている。複数の放熱板26aは、互いに間隔をあけて互いに平行に設けられている。
センサケース部27は、ケース29と、端子出力孔23と、ハウジング部28と、を備えている。
ケース29は、図6に示すように、水平部24の中央(電源用バスバ31)に、枠状に突出して設けられている。ケース29は、その内面に全周に亘り、段差部29aと段差部29bと、が設けられている。また、ケース29の底面には、後述するホールIC5が搭載されている。また、底面に近い段差部29aは、後述する回路基板6を支持することにより、ケース29の開口を覆うように、段差部29aに搭載されている。また、底面から離れた方の段差部29bは、後述するカバー部材8を支持することにより、回路基板6を覆うように搭載されている。
端子出力孔23は、図6乃至図8に示すように、後述する外部出力端子7が貫通可能に設けられている。後述する外部出力端子7は、端子出力孔23を通り、第二スリット35の内側を遊挿されて貫通している。このとき、後述する外部出力端子7が通された端子出力孔23は、後述する外部出力端子7が、第二スリット35が設けられた電流が流れるバスバ3と接触しないように、センサハウジング2によって固定されて埋設されている。このため、電流が流れるバスバ3と、後述する外部出力端子7とは、絶縁されている。
ハウジング部28は、ケース29と反対側の面に埋設されて、センサハウジング2に一体に設けられている。また、ハウジング部28は、筒状に形成されていて、後述する外部出力端子7の先端部72が収容可能に設けられている。ハウジング部28は、バッテリ9と、センサハウジング2の下垂部25との間に、水平部24から突出して設けられている。このハウジング部28内には、後述する外部出力端子7の先端部72が、端子出力孔23に通されて、第二スリット21の内側を遊挿されて貫通し、収容される。
下垂部25は、スタータ用バスバ32に設けられた第二の平板部39の一部と、オルタネータ用バスバ33に設けられた第二の平板部39の一部と、をインサート成形により被覆している。下垂部25は、端子収容部26を備えている。下垂部25は、バスバ3の第二の平板部39及び、後述する端子収容部26と、をセンサハウジング2に埋設し、一体に形成している。
端子収容部26は、下垂部25の水平部24から離れた端部に配されている。端子収容部26は、センサハウジング2に一体に設けられている。端子収容部26は、筒状に形成されていて、前述した接続用バスバ32b及び33bを収容する。
シールド板としてのコア4は、図9などに示すように、バスバ3の電流の流れ方向であるY軸周りを囲むように配置される。コア4は、断面形状が、略矩形状の環状に形成されている。Y軸周り方向Y1の中心には、ギャップ41が設けられている。ギャップ41は、発生する磁界の磁束密度がピークとなる。コア4は、図3に示す矢印K1方向に近付けることにより、センサハウジング2の第一スリット20の開口を通して挿入される。
磁電変換素子としてのホールIC5は、バスバ3に電流が流れたときに発生する磁界の磁束密度を検出して電気信号に変換する。ホールIC5は前述したケース29の底面上に搭載される。ホールIC5はケース29の底面とは反対側の面に設けられた端子51を介して、後述する回路基板6に電気的に接続する。また、ホールIC5には、端子51及び、回路基板6及び、後述する外部出力端子7を介して、電源が供給される。
回路基板6は平板状に形成されている。回路基板6は、端子挿入孔(図示しない)を備えている。後述する外部出力端子7が挿入される端子挿入孔は、回路基板6の、ホールIC5の端子51が接続する面と同じ面に設けられている。そして、回路基板6のホールIC5の端子51と接続する反対側の面には、後述するカバー部材8が配置される。回路基板6は、図9に示すように、前述したケース29の段差部29aに搭載される。回路基板6には、ホールIC5の端子51と、後述する外部出力端子7と、を接続するための図示しない導電パターンが形成されている。
外部出力端子7は、回路基板6に設けた端子挿入孔(図示しない)に挿入される一端部71と、先端部72から形成されている。外部出力端子7の一端部71は、図6に示すように、端子挿入孔に、突出されるように挿入されて、半田付けされて回路基板6に電気的に接続されて固定される。そして、外部出力端子7は、ホールIC5からの電気信号を出力する。外部出力端子7は、クランプ状に折り曲げて形成されている。外部出力端子7の先端部72は、前述したセンサケース部27の端子出力孔23から、バスバ3に設けられた第二スリット35の内面に接触しないように、遊挿されて貫通し、バッテリ9の側面9bと、センサハウジング2の下垂部25との間に、側面9bと平行に伸びて、ハウジング部28内に収容される。そして、外部出力端子7は、センサハウジング2に、インサート成形により埋設されて、一体に形成されている。
カバー部材8は、非磁性体で形成されている。カバー部材8は、平板状に形成されていて、カバー部材の幅方向の長さと、前述したコア4の内面の長手方向の長さは略等しく形成されている。カバー部材8は、回路基板6のホールIC5の端子51が接続する面と反対側の面に、回路基板6を覆うように配置されていて、ケース29内に、粉塵や水等の異物が入ることを防止する。また、カバー部材8は、一対の足部81を備えている。一対の足部81は、カバー部材8の一方の面に設けられている。一対の足部81は、各々が、カバー部材8の幅方向の端から間隔をあけて、長手方向に沿って突起して設けられている。足部81は、ケース29の段差部29bに組み付けられる。
次に、上述したバスバ3からの距離とコア4とホールIC5との位置関係について説明する。図10は、図9に示すZ軸上におけるバスバ3からの距離と磁束密度との関係を示すグラフである。同図に示すように、バスバ3からの磁界の磁束密度は、バスバ3から離れるに従って減少して最小値φminとなり、その後、コア4からの漏れ磁束の影響によりギャップ41に近づくに従って増加し、ギャップ41の中心部で最大φmaxとなる。
同図から明らかなように、磁束密度の最小φminとなる位置Pmin付近である領域A1は、ギャップ41の領域A2に比べて磁束密度の変化が平坦である。即ち、領域A1では、領域A2に比べてコア4の寸法幅W(図9)によらず配置位置の変動に応じた磁束密度の変化が小さい。そこで、本実施例では、予め測定した磁束密度が最小φminとなる位置Pminに配置する。なお、この磁束密度が最小φminとなる位置Pminは、製品毎に異なる。
このように配置すれば、ホールIC5の配置位置が多少変動しても磁束密度の変化が平坦な領域A1内にホールIC5を配置することができる。従って、周囲温度の変化に起因してケース29が伸縮して、ホールIC5の配置位置が変動しても、上述したように磁束密度の変化が小さいため、ホールIC5の出力変動はほとんどなく、精度良く電流を測定することができる。
次に、上述した電流センサ1の組立手順について説明する。上述したように、バスバ3、及び、センサケース部27のケース29、及び、ハウジング部28、及び、外部出力端子7、及び、下垂部25の端子収容部26は、センサハウジング2に一体にインサート成形されている。このとき、外部出力端子7と、第二スリット35の内面とは、接触しないように埋設されて固定されている。そして、外部出力端子7は、センサケース部27の端子出力孔23を通って、第二スリット35の内側を遊挿されて貫通し、ハウジング部28に収容される。次に、回路基板6にホールIC5の端子51を半田付けして電気的に接続する。そして、ホールIC5をケース29の底面に搭載する。次に、外部出力端子7の一端部71を回路基板6の端子挿入孔に挿入して、一端部71を回路基板6に半田付けする。これにより、外部出力端子7は回路基板6に電気的に接続されると共に固定される。次に、上述したホールIC5の端子51及び外部出力端子7の一端部71が固定された回路基板6を、ケース29の開口からケース29の開口を覆うように、ケース29の段差部29aに配置する。次に、カバー部材8の足部81が段差部29bに配置されて、カバー部材8が、回路基板6を覆うように組み付けられる。最後に、コア4が、一対の第一スリット20の開口を通して挿入されて、電流センサ1が完成する。
以下に本電流センサ1の電流の流れについて、図11に示して説明する。スタータ(図示しない)は、スタータに接続された電線と端子金具と、接続用ボルト24dを介して、スタータ用バスバ32、即ち電流センサ1と、スタータとを電気的に接続する。次に、オルタネータ10は、オルタネータ10に接続された電線と端子金具と、接続用ボルト24eを介して、オルタネータ用バスバ33、即ち電流センサ1と、オルタネータ10とを電気的に接続する。電源用バスバ31、即ち電流センサ1と、バッテリ9との接続方法は、前述しているため、ここでは省略する。最初に、スタータ用バスバ32に組み付けられたスタータは、電源用バスバ31に組み付けられたバッテリ9の電流でエンジンを強制的に回す。次にオルタネータ用バスバ33に組み付けられたオルタネータ10が、エンジンが動いたことにより発電する。その後、オルタネータ10が回ることで電流が発生する。オルタネータ10が発電した電流は、可溶体33cを介して、接続用バスバ33bに接続したランプ、オーディオ等の負荷に供給される。次に電流は、可溶体30及び、可溶体32cを介して、接続用バスバ32bに接続した負荷に供給される。最後に余った電流が、バッテリ9に充電される。このとき、可溶体30は、過電流が流れた際に、電気的な接続を絶ち、バッテリ9及び、接続用バスバ32bを介して接続される複数の負荷に過電流が流れることを防止する。電流センサ1は、バッテリ9の充放電状態を監視するために電流を測定する。
上述した電流センサ1によれば、第一スリット20は、コア4を、矢印K1方向に動かすことにより、コア4に囲われた空間内に後述するホールIC5を位置付ける。このため、バスバ3の電流の流れ方向を軸とした軸周りを囲むように分割したシールド板を固定する作業を行わなくても、第一スリット20にコア4を挿入することにより、コア4を組み付け可能となる。このため、組み付け工数や、部品点数を低減した電流センサ1を得ることができる。
また、外部出力端子7及び該外部出力端子7の先端部72が、第二スリット35の内側を遊挿されて貫通し、バッテリ9の端面9aに対して直交する方向に伸びている。このため、後述する外部出力端子7の先端部72が、空きスペースである、バッテリ9の側面9bと、後述するセンサハウジング2の下垂部25との間に位置付けられる。よって、前述した空きスペースを有効に利用することが可能となり、電流センサ1は小型化できる。
また、外部出力端子7の先端部72が、第二スリット35の内側を遊挿されて貫通し、バッテリ9の端面9aに対して直交する方向に伸びている。このため、バッテリポスト91の周囲形状による制限を受けることなく、バッテリ9を搭載することが可能となる。
次に、本発明の第2の実施形態に係る電流センサ1を、図12を参照して説明する。なお、前述した第1の実施形態と同一構成部分には、同一符号を付して重複する説明を省略する。
端子出力孔23Aは、後述する外部出力端子7Aが、貫通可能に設けられている。第1の実施形態と異なり、端子出力孔23Aは、図12に示すように、ケース29の側面を貫通し、後述する外部出力端子7Aを、バッテリ9の端面9aに対して平行に、かつ、バッテリ9から離れる方向に導いている。
ハウジング部28Aは、センサハウジング2に埋設されて、一体に設けられている。また、ハウジング部28Aは、水平部24の下垂部25に近い端部に突出して設けられている。ハウジング部28Aは、筒状に形成されていて、後述する外部出力端子7Aの先端部72Aが収容可能に設けられている。
外部出力端子7Aは、第1の実施形態と異なり、略L字状に形成されている。後述する外部出力端子7Aは、図12に示すように、一端部71Aが回路基板6のホールIC5の端子51が接続する面と同じ側の面から突出されるように、回路基板6に設けられた端子挿入孔に挿入される。先端部72Aは、端子出力孔23Aを貫通し、ハウジング部28Aに、収容される。第2の実施形態によれば、第1の実施形態と異なり、外部出力端子7Aの先端部72Aは、バッテリ9の端面9aに対して平行に、かつ、バッテリ9から離れる方向に伸びている。
上述した第2の実施形態によれば、外部出力端子7Aの先端部72Aは、図12に示すように、バッテリポスト91が設けられている端面9aと平行に、かつ、バッテリ9から離れる方向に配されている。第2の実施形態によれば、第1の実施形態と異なり、バスバ3に第二スリット35を設けなくても、外部接続端子7Aを配策することが可能となる。このため、バスバ3に、第二スリット35を作成するために板金を打ち抜く等の形状に影響を与えずに、ホールIC5を搭載することができる。
また、外部出力端子7Aの先端部72Aは、図12に示すように、バッテリポスト91が設けられている端面9aと平行に、かつ、バッテリ9から離れる方向に伸びている。このため、バッテリポスト91の周囲形状による制限を受けることなく、バッテリ9を搭載することが可能となる。
なお、第二スリット35は、第1の実施形態では、バスバ3を切り欠いて、略矩形状設けられているが、外部出力端子7が遊挿可能な孔状でもよい。
また、バスバ3に設けられた、一対に設けられた第一スリット34のうち、一方の第一スリット34を形成するスタータ用バスバ32のオルタネータ用バスバ33寄りの側部と、他方の第一スリット34を形成するオルタネータ用バスバ33のスタータ用バスバ32寄りの側部は、なくても良い。即ち、バスバ3に設けられた第一スリット34は、なくても良い。第一スリット20が、センサハウジング2に設けられていれば良い。
また、ホールIC5は、シールド板としてのコア4に囲まれた空間内に設けられていなくても良い。ホールIC5は、シールド板としてのコア4に囲まれた空間外に設けられていても良い。また、ホールIC5は、ギャップ41に設けられていても良い。
また、第1の実施形態によれば、外部出力端子7の先端部72は、バッテリ9の端面9aに直交して、バッテリ9の側面9bに沿って伸びているが、外部出力端子7の先端部72は、反対側にバッテリ9と離れる方向に伸びていても良い。
また、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
バッテリを取り付けた状態の本発明の第1の実施形態に係る電流センサの側面図である。 図1に示す電流センサを構成するバスバの斜視図である。 図1に示す電流センサを構成するセンサハウジングの斜視図である。 図3に示す電流センサにコアを挿入した状態を示すセ斜視図である。 図1に示す電流センサの上面図である。 図5に示すA−A線に沿う断面図である。 図6に示す矢印D方向から見た、電流センサのC部分を拡大して示す要部拡大図である。 図6に示す電流センサのC部分を拡大して示す要部拡大図である。 図6に示すB−B線に沿う断面図である。 ギャップの中心を通りバスバと垂直な軸上におけるバスバからの距離と、 磁束密度との関係を示すグラフである。 第1の実施形態に係る電流センサの回路図である。 第2の実施形態に係る電流センサの断面図である。 従来の電流センサの一例を示す斜視図である。
符号の説明
1 電流センサ
2 センサハウジング(ハウジング)
20 第一スリット
3 バスバ
35 第二スリット
4 コア(シールド板)
5 ホールIC(磁電変換素子)
7 外部出力端子
7A 外部出力端子
72 先端部
72A 先端部
9 バッテリ
91 バッテリポスト
9a 端面

Claims (3)

  1. ハウジングと、
    前記ハウジングに支持され、かつ、バッテリに備えられたバッテリポストと接続し電流が流れるバスバと、
    前記バスバの前記電流の流れ方向を軸とした軸周りを囲むように配置された環状のシールド板と、
    前記ハウジングに設けられ、かつ、前記バスバに電流が流れたときに発生する磁界の磁束密度を検出して電気信号に変換する磁電変換素子と、
    を有する電流センサにおいて、
    前記ハウジングに、互いの間に前記磁電変換素子を挟むように一対設けられ、かつ、一方の端が開口し、この開口を通して前記シールド板が挿入されて前記ハウジングに取り付ける第一スリットを有していることを特徴とする電流センサ。
  2. 前記磁電変換素子からの電気信号を出力する外部出力端子の先端部が、前記バスバに設けられた第二スリット内に遊挿されて貫通し、前記バッテリポストが設けられたバッテリの端面に対して直交する方向に伸びていることを特徴とする請求項1に記載の電流センサ。
  3. 前記磁電変換素子からの電気信号を出力する外部出力端子の先端部が、前記バッテリポストが設けられた前記バッテリの端面に対して平行に伸びていて、かつ、前記バッテリから離れる方向に伸びていることを特徴とする請求項1に記載の電流センサ。
JP2008238955A 2008-09-18 2008-09-18 電流センサ Active JP5058925B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008238955A JP5058925B2 (ja) 2008-09-18 2008-09-18 電流センサ
US12/545,918 US7936165B2 (en) 2008-09-18 2009-08-24 Current sensor
DE102009041668.4A DE102009041668B4 (de) 2008-09-18 2009-09-16 Stromsensor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008238955A JP5058925B2 (ja) 2008-09-18 2008-09-18 電流センサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010071777A true JP2010071777A (ja) 2010-04-02
JP5058925B2 JP5058925B2 (ja) 2012-10-24

Family

ID=41720035

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008238955A Active JP5058925B2 (ja) 2008-09-18 2008-09-18 電流センサ

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7936165B2 (ja)
JP (1) JP5058925B2 (ja)
DE (1) DE102009041668B4 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012242176A (ja) * 2011-05-17 2012-12-10 Tdk Corp 電流センサ
US8665602B2 (en) 2009-03-23 2014-03-04 Yazaki Corporation Bus bar device and fusible link unit
WO2020100621A1 (ja) * 2018-11-16 2020-05-22 ビークルエナジージャパン株式会社 電池モジュール

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2936062B1 (fr) * 2008-09-12 2010-10-01 Electricfil Automotive Capteur de courant en boucle ouverte a large gamme
JP5058925B2 (ja) * 2008-09-18 2012-10-24 矢崎総業株式会社 電流センサ
JP5500518B2 (ja) * 2009-06-10 2014-05-21 矢崎総業株式会社 電流センサ付きバッテリーターミナル
US8081491B2 (en) * 2009-07-22 2011-12-20 De Geus Brent W External neutral current sensor matched to a circuit breaker
JP5303422B2 (ja) * 2009-10-02 2013-10-02 矢崎総業株式会社 ヒューズユニット
JP5578870B2 (ja) * 2010-02-03 2014-08-27 矢崎総業株式会社 バスバ取付体及びそれを備えた車両用ルームランプ
JP5723139B2 (ja) * 2010-04-30 2015-05-27 矢崎総業株式会社 電流センサ付きバッテリターミナルユニット
JP5820164B2 (ja) * 2011-07-01 2015-11-24 東光東芝メーターシステムズ株式会社 電流検出装置およびこれを用いた電力量計
FR2990759B1 (fr) * 2012-05-21 2014-05-02 Schneider Electric Ind Sas Capteur de courant mixte et procede de montage dudit capteur
DE102013104756A1 (de) * 2013-05-08 2014-11-13 Hella Kgaa Hueck & Co. Anordnung einer Sensorelektronik an einer Polklemme einer Batterie sowie Verfahren zur Herstellung einer derartigen Anordnung
JP6567611B2 (ja) * 2017-07-18 2019-08-28 矢崎総業株式会社 電流検出装置
KR102497448B1 (ko) * 2019-02-14 2023-02-08 주식회사 엘지에너지솔루션 배터리 셀 이상 판단 장치 및 방법

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0792199A (ja) * 1993-07-28 1995-04-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電流センサ
JP2003139803A (ja) * 2001-11-06 2003-05-14 Yazaki Corp 電流検出装置及びこの電流検出装置が用いられたヒュージブルリンクユニット
JP2004170091A (ja) * 2002-11-15 2004-06-17 Aichi Micro Intelligent Corp 電流センサ
JP2008151743A (ja) * 2006-12-20 2008-07-03 Yazaki Corp 電流センサ及びその成形方法
JP2009150654A (ja) * 2007-12-18 2009-07-09 Yazaki Corp 電流センサ
US7936165B2 (en) * 2008-09-18 2011-05-03 Yazaki Corporation Current sensor

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3684955A (en) * 1970-07-06 1972-08-15 Martin Marietta Corp Wideband balanced current probe
FR2584193B1 (fr) * 1985-06-28 1987-08-07 Telemecanique Electrique Capteur inductif pour mesure de courant
US4749940A (en) * 1986-12-22 1988-06-07 General Electric Company Folded bar current sensor
US5066904A (en) * 1988-10-18 1991-11-19 General Electric Company Coaxial current sensors
US5672073A (en) * 1994-06-14 1997-09-30 Yazaki Corporation Connector having engagement detecting device
US5552700A (en) * 1994-09-30 1996-09-03 Stanley Electric Co., Ltd. Current detecting device with a core having an integrally fixed engaging member
US5587651A (en) * 1994-11-21 1996-12-24 General Electric Company Alternating current sensor based on parallel-plate geometry and having a conductor for providing separate self-powering
JP3170178B2 (ja) * 1995-06-12 2001-05-28 矢崎総業株式会社 コネクタの誤結合防止装置
US6184660B1 (en) * 1998-03-26 2001-02-06 Micro International, Ltd. High-side current-sensing smart battery charger
US6426617B1 (en) * 1999-09-28 2002-07-30 Rockwell Automation Technologies, Inc. Hall effect current sensor system packaging
JP4164615B2 (ja) * 1999-12-20 2008-10-15 サンケン電気株式会社 ホ−ル素子を備えた電流検出装置
US6759840B2 (en) * 2002-06-11 2004-07-06 Rockwell Automation Technologies, Inc. Hall effect conductor/core method and apparatus
US6781359B2 (en) * 2002-09-20 2004-08-24 Allegro Microsystems, Inc. Integrated current sensor
US7084617B2 (en) * 2004-04-21 2006-08-01 Denso Corporation Electric current sensor having magnetic gap
JP4224483B2 (ja) * 2005-10-14 2009-02-12 Tdk株式会社 電流センサ
US7545138B2 (en) * 2006-07-06 2009-06-09 Schweitzer Engineering Laboratories, Inc. Precision, temperature-compensated, shielded current measurement device
JP2008051704A (ja) * 2006-08-25 2008-03-06 Denso Corp 電流センサ
JP2008238955A (ja) 2007-03-27 2008-10-09 Toyoda Gosei Co Ltd 車両用シート
JP4424412B2 (ja) * 2007-11-21 2010-03-03 株式会社デンソー 電流センサ

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0792199A (ja) * 1993-07-28 1995-04-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電流センサ
JP2003139803A (ja) * 2001-11-06 2003-05-14 Yazaki Corp 電流検出装置及びこの電流検出装置が用いられたヒュージブルリンクユニット
JP2004170091A (ja) * 2002-11-15 2004-06-17 Aichi Micro Intelligent Corp 電流センサ
JP2008151743A (ja) * 2006-12-20 2008-07-03 Yazaki Corp 電流センサ及びその成形方法
JP2009150654A (ja) * 2007-12-18 2009-07-09 Yazaki Corp 電流センサ
US7936165B2 (en) * 2008-09-18 2011-05-03 Yazaki Corporation Current sensor

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8665602B2 (en) 2009-03-23 2014-03-04 Yazaki Corporation Bus bar device and fusible link unit
DE112010001774B4 (de) * 2009-03-23 2016-08-04 Yazaki Corporation Sammelschienenvorrichtung und schmelzbare Verbindungseinheit
JP2012242176A (ja) * 2011-05-17 2012-12-10 Tdk Corp 電流センサ
WO2020100621A1 (ja) * 2018-11-16 2020-05-22 ビークルエナジージャパン株式会社 電池モジュール
JPWO2020100621A1 (ja) * 2018-11-16 2021-09-24 ビークルエナジージャパン株式会社 電池モジュール

Also Published As

Publication number Publication date
DE102009041668A1 (de) 2010-04-01
DE102009041668B4 (de) 2017-08-31
US7936165B2 (en) 2011-05-03
JP5058925B2 (ja) 2012-10-24
US20100066350A1 (en) 2010-03-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5058925B2 (ja) 電流センサ
JP5341587B2 (ja) バスバ装置及びヒュージブルリンクユニット
JP4796060B2 (ja) 電流センサー
KR101795834B1 (ko) 배터리 전류 센서
EP2381264B1 (en) Structure for assembling current detecting device
JP6510482B2 (ja) 導体ユニットの固定構造
JP2011053061A (ja) 電流センサ及びそれに用いられるセンサモジュールの製造方法
JP2010181184A (ja) 電流検出装置の組付け構造
US9778287B2 (en) Current sensor
JP2009150654A (ja) 電流センサ
JP4891217B2 (ja) 電流センサ
KR101812245B1 (ko) 차량용 비접촉식 전류센서
JP4272044B2 (ja) 電流センサ内蔵ヒューズ装置
KR101692632B1 (ko) 자동차 배터리용 전류 센서 박스
KR100838055B1 (ko) 전류 센서
KR101413483B1 (ko) 차량용 비접촉식 2채널 전류센서
JP5644223B2 (ja) 電気接続箱
JP2014085278A (ja) 電流センサ
JP2013002901A (ja) 電流検出装置
JP2002189039A (ja) 電流検出装置
JP2008234945A (ja) バッテリターミナル構造
KR20150002414U (ko) 배터리셀용 감지모듈 및 그 장착장치
KR101332845B1 (ko) 차량용 전류센서 제조방법 및 이에 의한 차량용 전류센서
JP2019105605A (ja) 電子部品
JP2007012806A (ja) 非接触給電用ピックアップ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110802

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120705

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120710

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120801

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150810

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5058925

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250