JP2008234945A - バッテリターミナル構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】バッテリターミナルと電流センサとフュージブルリンクの煩雑な取付作業を改善し、フュージブルリンクとバッテリとの間のデッドスペースを低減したバッテリターミナル構造を提供する。
【解決手段】バッテリターミナル本体11が取付部11cと固定ボルト11gとを備え、電流センサ12が取付片12eと固定ボルト11gを挿通させる第1取付孔12gとを備え、フュージブルリンクアッセンブリ13が接続部13bに形成した第2取付孔13fを備え、取付片12eを取付部11cに取り付け、第1取付孔12gに固定ボルト11gを挿通して電流センサ12をバッテリターミナル本体11上に載置し、その固定ボルト11gをフュージブルリンクアッセンブリ13の第2取付孔13fに差し込み、フュージブルリンクアッセンブリ13をバッテリターミナル本体11の横に配設する。
【選択図】図1

Description

本発明は車両用のバッテリターミナル構造に係り、特に、電流センサと、バッテリターミナル本体と、バッテリと、フュージブルリンクアッセンブリとの接続構造に関するものである。
近年、自動車などの車両に搭載する電装品の数や種類が多くなってきていることから、バッテリの残存容量を常に監視する必要性が高まっている。この監視方法として、従来、バッテリターミナル本体に電流センサを取り付けてバッテリを監視するようにしている。
図4及び図5に示す従来のバッテリターミナル構造1は、バッテリターミナル本体2と、電流センサ3と、フュージブルリンクアッセンブリ4と、から構成されている。
バッテリターミナル本体2はその中心にバッテリ5のバッテリポスト5aを挿入するための貫通孔2aを備えている。さらに、バッテリターミナル本体2の側部には締付ネジ2bが設けられており、この締付ネジ2bの締付度合いを変えることで、貫通孔2aに挿入したバッテリポスト5aをバッテリターミナル本体2に挟む強さを調節することができる。また、バッテリターミナル本体2には、電流センサ3,フュージブルリンクアッセンブリ4を取り付けるための固定ボルト2cが上向きに突設している。
電流センサ3は、電流の通路を包囲する磁性材料から成る環状のコア部3aと、コア部3aに発生する磁界に基づいてコア部3aに巻回した導線(図示省略)を流れる電流の値を検出するセンサ部3bと、から構成されている。なお、バッテリターミナル本体2にフュージブルリンクアッセンブリ4を取り付ける際は、電流センサ3のコア部3aの中空部内にフュージブルリンクアッセンブリ4の取付ブラケット4bを挿通させてからバッテリターミナル本体2に固定する。さらに、電流センサ3は水平に延出した取付部3cを備えており、この取付部3cに設けられた取付孔3dがバッテリターミナル本体2の固定ボルト2cに被嵌される。
フュージブルリンクアッセンブリ4は、フュージブルリンクブロック4aと取付ブラケット4bとから構成されている。フュージブルリンクブロック4aは、その下端付近に+側の給電用ハーネス6が接続されていると共に、過電流が流れたとき溶断するフュージブルリンク、即ち溶断線4cを備えている。
取付ブラケット4bはL字形に形成されており、フュージブルリンクブロック4aを垂直に保持するようにその上端に取り付けられる垂直部4dと、この垂直部4dの上端からバッテリ5側に延びる水平部4eと、から構成されている。この垂直部4dは、中央付近の取付孔(図示せず)がフュージブルリンクブロック4aの固定ボルトに被嵌されて、ナット4fにより締付固定される。水平部4eは、中央付近の取付孔4gがバッテリターミナル本体2の固定ボルト2cに被嵌され、ナット4hによって電流センサ3の取付部3cと共に固定ボルト2cに共締めされるようになっている。
このようなバッテリターミナル構造1を取り付ける際は、先ずフュージブルリンクアッセンブリ4のフュージブルリンクブロック4aに取り付けられている取付ブラケット4bの水平部4eを電流センサ3のコア部3aに挿通させる。そして、取付ブラケット4bの取付孔4gと電流センサ3の取付孔3dとが同軸上に配置されるように、両者を重ねる。次に、これらの取付ブラケット4bの取付孔4gと電流センサ3の取付孔3dとにバッテリターミナル本体2の固定ボルト2cを差し込み、ナット4hによってバッテリターミナル本体2に締付固定する。その後、バッテリターミナル本体2の貫通孔2aにバッテリ5のバッテリポスト5aを挿入し、締付ネジ2bの締付けによってバッテリターミナル本体2にバッテリポスト5aを挟持させる。このようにして、バッテリターミナル本体2と、電流センサ3と、フュージブルリンクアッセンブリ4とが、バッテリポスト5aに取り付けられて固定保持される。
このような取付構造では、駆動電流が、バッテリ5のバッテリポスト5aからバッテリターミナル本体2,固定ボルト2c,取付ブラケット4b,フュージブルリンクブロック4aを介して給電用ハーネス6に流れる。その際、電流センサ3のコア部3aの中空部内でフュージブルリンクアッセンブリ4の取付ブラケット4bに電流が流れることによって、コア部3aに磁界が発生する。よって、センサ部3bはコア部3aに発生した磁界によって、コア部3aに巻回した導線を流れる電流の値を検出する。さらに、給電用ハーネス6のショート等により、上記経路を過電流が流れたときにはフュージブルリンクブロック4aに備えられた溶断線4cが溶断することで電流経路が遮断される。よって、バッテリ5が過電流から保護される。
特許文献1には、バッテリターミナルに接続されたハーネスにホルダーが取り付けられており、電流センサがバッテリターミナルを通して被嵌され、このホルダーと連結されるようにした電流センサ付きバッテリターミナルが開示されている。
特許文献2には、バッテリターミナルから延びる接続片に電流センサを被嵌させ、前もって一体化した状態になっており、電流センサを通って突出した接続片にハーネスをボルトによって固定した電流センサ付きバッテリターミナルが開示されている。
特開2002−141050号公報 特開2002−141054号公報
ところで、上述したバッテリターミナル構造1は、電流センサ3のコア部3aの中空部内にフュージブルリンクアッセンブリ4の取付ブラケット4bを挿通させ、取付ブラケット4bの取付孔4gと電流センサ3の取付孔3dを整合させた状態でこれらがバッテリターミナル本体2の固定ボルト2cに対してナット4hにより共締めされるようになっているので、電流センサ3及びフュージブルリンクアッセンブリ4の組付作業が煩雑になってしまう。
さらに、バッテリターミナル構造1では、バッテリ5の上側でバッテリターミナル本体2の横に電流センサ3が配設され、さらにその横にフュージブルリンクアッセンブリ4が配設されていて、バッテリターミナル本体2の固定ボルト2cに取り付けられるフュージブルリンクアッセンブリ4の取付ブラケット4bの水平部4eは、電流センサ3の設置スペースを考慮して比較的長く形成されている。これにより、図5に示すように、フュージブルリンクアッセンブリ4のフュージブルリンクブロック4aは、固定ボルト2cから水平方向に距離dの分ずれた位置に配置される。従って、バッテリ5の側面とフュージブルリンクアッセンブリ4のフュージブルリンクブロック4aとの間に、符号DSで示すようなデッドスペースが画成される。このデッドスペースDSは、車両のエンジンルームにおいて部材を配置できる自由度が限られているため、エアクリーナ,電源ボックス等の他の機器7をバッテリ5の周囲に配置する場合に影響を及ぼし、場合によっては機器7を搭載できない事態が生じ得る。
また、フュージブルリンクアッセンブリ4のフュージブルリンクブロック4aがその取付位置、即ち固定ボルト2cから距離dで離れていることによって、取付ブラケット4bにある程度の剛性が必要とされる。このため、取付ブラケット4bの質量が増大すると共に、コストが嵩んでしまう。
本発明は以上の点に鑑みて創作されたものであり、簡単な構成により、電流センサが容易に取り付けられると共に、フュージブルリンクとバッテリとの間のデッドスペースを低減するようにしたバッテリターミナル構造を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は、バッテリのバッテリポストに固定されるバッテリターミナル本体と、バッテリターミナル本体とハーネスとの間に接続されるフュージブルリンクアッセンブリと、バッテリターミナル本体からハーネスに流れる電流を検出する電流センサと、を含むバッテリターミナル構造であって、バッテリターミナル本体が一端部に取付部と他端部に固定ボルトとを備え、電流センサが一端部に取付片と他端部に固定ボルトを挿通させる第1取付孔とを備え、フュージブルリンクアッセンブリが接続部とこの接続部に形成した第2取付孔とを備え、電流センサの取付片がバッテリターミナル本体の取付部に取り付けられると共に電流センサの第1取付孔にバッテリターミナル本体の固定ボルトが挿通されて電流センサがバッテリターミナル本体上に載置され、且つ、このバッテリターミナル本体の固定ボルトにフュージブルリンクアッセンブリの第2取付孔が差し込まれて、フュージブルリンクアッセンブリがバッテリターミナル本体の横に配設されていることを特徴としている。
本発明のバッテリターミナル構造において、接続部の下面に導体部が配設されていて、電流センサが取り外された状態で、フュージブルリンクの第2取付孔にバッテリターミナル本体の固定ボルトを差し込んでバッテリターミナル本体に当接させると、接続部とバッテリターミナル本体とが電気的に接触する。
本発明によれば、電流センサをバッテリターミナル本体と一体化した状態で車両工場に納入することができるので、車両工場では電流センサが一体化されたバッテリターミナル本体にフュージブルリンクアッセンブリを組み付けた後、バッテリターミナル本体をバッテリのバッテリポストに締付固定するだけでよい。従って、電流センサの組み付け作業が容易に行なわれ、電流センサの取付作業性が向上する。
また、導体部を含む電流センサがバッテリターミナル本体の上方に配置されるので、従来のように、フュージブルリンクアッセンブリの接続部の水平部分を電流センサの設置スペースを考慮して比較的長く形成する必要がない。即ち、フュージブルリンクアッセンブリはバッテリターミナル本体に隣接して配置される。よって、フュージブルリンクアッセンブリはバッテリ側面に接近して配置されることになり、フュージブルリンクアッセンブリとバッテリとの間のデッドスペースが低減される。したがって、エンジンルームの限られた部材配置スペースの有効活用に貢献できる。
また、フュージブルリンクアッセンブリは、バッテリターミナル本体への締付箇所との距離が比較的短くなるので、従来のような取付ブラケットが不要となり、軽量化が可能であると共に、コストも低減され得ることになる。
以下、図面に示した実施形態に基づいて本発明を詳細に説明する。
図1及び図2は本発明の実施形態に係るバッテリターミナル構造10を示している。バッテリターミナル構造10は、バッテリターミナル本体11と、電流センサ12と、フュージブルリンクアッセンブリ13と、から構成されている。
バッテリターミナル本体11はその中心にバッテリ14のバッテリポスト14aを挿入するための貫通孔11aを備えている。貫通孔11aはC字形に形成された把持部11bによって画成されており、把持部11bの一対の先端にはネジ取付部11cが設けられており、この二つのネジ取付部11cに締付ネジ11dを挿入してナット11e,ワッシャー11fを螺着することで把持部11bの先端間の距離を調節することができる。これにより、貫通孔11aに挿入したバッテリポスト14aをバッテリターミナル本体11が挟む強さを調節することができる。また、バッテリターミナル本体11の他側には、電流センサ12,フュージブルリンクアッセンブリ13を取り付けるための固定ボルト11gが上向きに突設している。
電流センサ12は、電流の通路を包囲する磁性材料から成る環状のコア部12aと、コア部12aに発生する磁界に基づいてコア部12aに巻回した導線(図示省略)を流れる電流の値を検出するセンサ部12bと、電流の通路を形成する導体部12cと、を備えている。コア部12a,センサ部12b及び導体部12cは、絶縁樹脂から成る本体12dとインサート成形等によって一体的に構成されている。
本体12dの一端の側縁付近には、導体部12cの端部が下方に延出して取付片12eを構成している。本体12dがバッテリターミナル本体11上に載置されたとき、取付片12eの取付孔12f内に、バッテリターミナル本体11のネジ取付部11cを通った締付ネジ11dが挿入され、ナット11eによってバッテリターミナル本体11に締付固定される。また、本体12dは、他端がバッテリターミナル本体11の固定ボルト11gの付近まで延びており、その端部に取付孔12g(第1取付孔)が開設されている。この取付孔12gに固定ボルト11gが貫通する。
さらに、電流センサ12の本体12dは、一端側の上面に凹陥部12hを備えている。この凹陥部12h内にコア部12aが配設されている。電流センサ12の本体12dの一端側の取付片12eから他端側の取付孔12gの周辺まで導体部12cが延出しており、導体部12cは本体12dの一端部から他端部へ延びる途中で円環状のコア部12aの中空領域内を貫通している。導体部12cは図1に斜線で示すように取付孔12gの周辺領域で本体12dの上面に露出している。本体12dの取付孔12gまわりは樹脂で構成されていて、取付孔12gに固定ボルト11gが差し込まれた状態で導体部12cは固定ボルト11gと電気的に接触しない。
取付片12eを介してバッテリターミナル本体11から導体部12cを通って電流が流れるとき、コア部12aの中空部内を電流が横切ることでコア部12aに磁界が発生し、これにより電流センサ12はコア部12aに巻回した導線を流れる電流を検出する。
フュージブルリンクアッセンブリ13は、フュージブルリンクブロック13aと、接続部13b(図2参照)と、から構成されている。フュージブルリンクブロック13aは、その下端付近に+側の給電用ハーネス16が接続されていると共に、過電流が流れたときに溶断するフュージブルリンク、即ち溶断線13cを備えている。ここで、これらのフュージブルリンクブロック13a及び接続部13bは、絶縁樹脂から成る本体13dとインサート成形等により一体的に構成されており、溶断線13cは本体13dの切欠部13e内に露出するように配設される。
また、接続部13bは、溶断線13cの両端に接続された黄銅等から成る導体部と一体に形成されており、フュージブルリンクブロック13aを垂直に配置するようブロック13aの上端から水平に延びている。この水平部に取付孔13f(第2取付孔)が開設されている。接続部13bは、下面を除いてその周囲が樹脂で覆われている。また、取付孔13fまわりは樹脂で構成されていて、取付孔13fに固定ボルト11gが差し込まれた状態で接続部13bは固定ボルト11gと電気的に接触しない。この取付孔13fは、電流センサ12の取付孔12gと共にバッテリターミナル本体11の固定ボルト11gに被嵌され、ナット13gにより共締めされる。
本実施形態に係るバッテリターミナル構造10は以上のように構成されており、まず、前もってバッテリターミナル本体11に電流センサ12の一端側縁から下方に突出する導体部12cの取付片12eが締付ネジ11dにより一体に組み付けられ、且つ、他端側の取付孔12gにバッテリターミナル本体11の固定ボルト11gが差し込まれた状態で、車両工場等に納入される。そして、バッテリ14に取り付ける際には、フュージブルリンクアッセンブリ13の接続部13bが電流センサ12の他端部の上からバッテリターミナル本体11の固定ボルト11gに被嵌され、ナット13gによりバッテリターミナル本体11の固定ボルト11gに電流センサ12と共締めされる。
このとき、フュージブルリンクアッセンブリ13の接続部13b及び電流センサ12の導体部12cは、それぞれ取付孔13f及び12gの周壁に露出せず、絶縁樹脂から成る本体13d,12dにより覆われているので、固定ボルト11gに対して絶縁されることになり、固定ボルト11gには電気的に接続されない。また、フュージブルリンクアッセンブリ13の接続部13b及び電流センサ12の導体部12cは、それぞれ互いに対向する下面及び上面が露出しているので、互いに面接触して電気的に接続される。
次に、バッテリターミナル本体11の締付ネジ11dが緩められて、バッテリターミナル本体11の貫通孔11aがバッテリ14のバッテリポスト14aに被嵌される。そして、締付ネジ11dが締め付けられることによってバッテリターミナル本体11がバッテリポスト14aを挟持する。
このようにして、バッテリターミナル本体11,電流センサ12及びフュージブルリンクアッセンブリ13が、バッテリ14に取り付けられる。そして、バッテリ14のバッテリポスト14aから、バッテリターミナル本体11,電流センサ12の導体部12c,フュージブルリンクアッセンブリ13の接続部13b及びフュージブルリンクブロック13aを介して、給電用ハーネス16に電流が流れる。その際、電流センサ12の導体部12cを電流が流れることにより、電流センサ12のコア部12aの中空部内を電流が流れることになり、コア部12aに磁界が発生するので、センサ部12bは、このコア部12aに発生した磁界に基づいて電流を検出する。さらに、給電用ハーネス16のショート等により、上記経路を過電流が流れたときには、フュージブルリンクアッセンブリ13のフュージブルリンクブロック13aに備えられた溶断線13cが溶断することにより、上記電流経路が遮断されてバッテリ14が過電流から保護される。
また、電流センサ12が必要ない場合には、図3に示すように、バッテリターミナル本体11の固定ボルト11gに対して、フュージブルリンクアッセンブリ13の接続部13bが直接に被嵌され、ナット13gにより固定ボルト11gに締付固定される。これにより、フュージブルリンクアッセンブリ13の接続部13bの本体13dの下面に露出している部分が、直接にバッテリターミナル本体11の固定ボルト11gの周囲の上面に当接して電気的に接続される。
従って、同じフュージブルリンクアッセンブリ13を使用して、電流センサ12のない場合でも、バッテリターミナル本体11を介して、フュージブルリンクアッセンブリ13がバッテリ14に接続される。これにより、電流センサ12の有無に応じて、それぞれ専用のフュージブルリンクアッセンブリ13を用意する必要がないことから、量産効果により、低コストでフュージブルリンクアッセンブリ13を製造することが可能になる。
本実施形態に係るバッテリターミナル構造10によれば、電流センサ12を前もってバッテリターミナル本体11に対して組み付けておくことにより、車両工場等におけるバッテリターミナル本体11,電流センサ12そしてフュージブルリンクアッセンブリ13がバッテリ14に対して容易に取り付けられるので、これらの組付作業性が向上することになる。
また、フュージブルリンクアッセンブリ13は、図2に示すように、バッテリ14の側壁に対して接近して配置され得る。即ち、フュージブルリンクアッセンブリ13はバッテリターミナル本体11の横に配設されるので、フュージブルリンクアッセンブリ13とバッテリ14との間のデッドスペースが低減されることになる。従って、図2にて鎖線で示すように、エアクリーナ,電源ボックス等の他の機器17がバッテリ14に対して接近して配置され得ることになる。
さらに、フュージブルリンクアッセンブリ13は、バッテリ14の側壁に対して接近して配置されているので、フュージブルリンクアッセンブリ13の重心とバッテリターミナル本体11への取付位置が水平方向に近いので、従来のような横に長い取付ブラケットが不要であり、フュージブルリンクアッセンブリ13が軽量化され得ると共にブラケットとフュージブルリンクとの一体化により、コストが低減され得る。
本発明の実施形態に係るバッテリターミナル構造を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態に係るバッテリターミナル構造の概略断面図である。 図1のバッテリターミナル構造の電流センサを省略した取付状態を示す概略断面図である。 従来のバッテリターミナル構造の一例の構成を示す分解斜視図である。 図4のバッテリターミナル構造の取付状態を示す概略断面図である。
符号の説明
10 電流センサ付きバッテリターミナル
11 バッテリターミナル本体
11a 貫通孔
11b 把持部
11c ネジ取付部
11d 締付ネジ
11e ナット
11f ワッシャー
11g 固定ボルト
12 電流センサ
12a コア部
12b センサ部
12c 導体部
12d 本体
12e 取付片
12f 取付片の取付孔
12g 電流センサの取付孔(第1取付孔)
12h 凹陥部
13 フュージブルリンク
13a フュージブルリンクブロック
13b 接続部
13c フューズ
13d 本体
13e 切欠部
13f 取付孔(第2取付孔)
13g ナット
14 バッテリ
14a バッテリポスト
16 ハーネス
17 他の機器

Claims (2)

  1. バッテリのバッテリポストに固定されるバッテリターミナル本体と、このバッテリターミナル本体とハーネスとの間に接続されるフュージブルリンクアッセンブリと、上記バッテリターミナル本体から上記ハーネスに流れる電流を検出する電流センサと、を含むバッテリターミナル構造であって、
    上記バッテリターミナル本体が一端部に取付部と他端部に固定ボルトとを備え、
    上記電流センサが一端部に取付片と他端部に上記固定ボルトを挿通させる第1取付孔とを備え、
    上記フュージブルリンクアッセンブリが接続部とこの接続部に形成した第2取付孔とを備え、
    上記電流センサの取付片が上記バッテリターミナル本体の取付部に取り付けられると共に上記電流センサの第1取付孔に上記バッテリターミナル本体の固定ボルトが挿通されて上記電流センサが上記バッテリターミナル本体上に載置され、且つ、このバッテリターミナル本体の固定ボルトに上記フュージブルリンクアッセンブリの第2取付孔が差し込まれて、上記フュージブルリンクアッセンブリが上記バッテリターミナル本体の横に配設されていることを特徴とする、バッテリターミナル構造。
  2. 前記フュージブルリンクアッセンブリの接続部の下面に導体部が配設されていて、
    前記電流センサが取り外された状態で、前記フュージブルリンクの第2取付孔に前記バッテリターミナル本体の固定ボルトを差し込んで前記バッテリターミナル本体に当接させると、前記フュージブルリンクアッセンブリの接続部と前記バッテリターミナル本体とが電気的に接触することを特徴とする、請求項1に記載のバッテリターミナル構造。
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