JP2010059084A - 機能性食品及び医薬 - Google Patents

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智行 金光
Masaki Kosemura
政樹 小瀬村
Takahiro Tsukasa
孝浩 政
Hitoshi Kurihara
仁 栗原
Hiroko Yamanoguchi
裕子 山之口
Akira Asari
晃 浅利
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Abstract

【課題】 本発明は、内臓脂肪の増加抑制、血中中性脂肪増加抑制、LDLコレステロール増加抑制、及び脂肪肝形成予防効果のある食品及び医薬を提供する。
【解決手段】ヒアルロン酸またはその薬理学的に許容される塩は、HMG-CoAの合成抑制能を有し、内臓脂肪の増加抑制、血清中の総コレステロール、LDLコレステロール、中性脂肪を低下させ、肝臓脂肪の増加を抑制させる等の効果を有する。
【選択図】 なし

Description

本発明は、機能性食品及び医薬に関する。詳しくはヒアルロン酸を含む内臓脂肪増加抑制剤、血中中性脂肪およびLDLコレステロール増加抑制剤、脂肪肝形成予防剤並びにこれらの効果を有する機能性食品および医薬に係るものである。
脂質の一種であるコレステロールは、細胞膜、胆汁酸、性ホルモンなどの主要な構成要素であり、様々な生命現象に関わっている。コレステロールは、細胞内の小胞体で合成されるか、食事から取り込まれる。主に肝臓の細胞内で合成される内因性コレステロールは、アセチルCoAからメバロン酸、スクアレン、ラノステロールを経由して生合成され、食事から取り込まれる外因性コレステロールは、胆汁酸と複合体を形成して腸管より吸収される。細胞における生合成量は外因性コレステロール量の変動を吸収するように調節されている。
しかし、近年の食生活の欧米化により、日本人のコレステロール摂取量が増加し、それに伴い、血中コレステロール値の上昇が問題となっている。また、遺伝的に末梢でのコレステロール取り込み量が減少することによる家族性高コレステロール血症も知られている。血中コレステロール値の上昇は、動脈硬化、高脂血症、高血圧、冠動脈疾患など生活習慣病の発症率を増加させる。
そのことは内臓にも大きな影響を与え、その特徴的なものとして脂肪肝が挙げられる。脂肪肝の原因は肥満に伴う血中の中性脂肪の増加や内臓脂肪の増加、アルコールが原因とされており、脂肪肝の罹患者はここ10年間で急激に増加している。脂肪肝の罹患者は心臓疾患や脳卒中の発生リスクが2倍になることや、肝硬変、肝臓がんへ発展するリスクもあることから、早期発見と治療が必要になる。治療は主として食事療法、運動療法等の肥満治療がメインとされているが、重症患者においては投薬治療もおこなわれている。
一方、近年、肥満は、動脈硬化性疾患、特に冠動脈疾患の主要なリスクファクターであることが明らかとなってきた。すなわち、肥満個体では、蓄積された内臓脂肪から、脂肪酸やTNF-α等の種々の因子が放出され、これらが骨格筋、肝臓および脂肪組織におけるインスリン抵抗性を惹起するとともに、肝臓における中性脂肪の合成を促進し、高脂血症をもたらすことが報告されている。更に、インスリン抵抗性によって代償的に上昇した血中のインスリンは、耐糖能異常、更には糖尿病を引き起こすだけではなく、腎臓におけるNaイオンの再吸収亢進や交感神経の活性化を介して、末梢血管抵抗を上昇させ、最終的に高血圧状態を形成する。肥満によってもたらされた高脂血症、糖尿病および高血圧は、脳血管障害や冠動脈疾患などの動脈硬化症に基づく血管障害を惹起し、生命予後に深刻な影響を与えるものと考えられている。
肥満治療の基本は運動療法と食事療法であるが、人間の根源的な欲求との対立、労働時間との兼ね合い、ストレスの増加など様々な要因から、設定した目標を達成することには多大の困難が伴う。極度の肥満患者には胃縮小術、胃バイパス術などの外科治療が適応されることがあるが、肥満者は開腹手術をすると感染、脂肪融解などの創合併症をしばしば起こし、多大な時間の喪失、苦痛を伴うのが現状である。従って、安全かつ簡便に食事・運動療法を補完することのできる医薬品の併用が必要とされている。現在、抗肥満薬として使用されている医薬品として、マジンドール、シブトラミンなどの中枢性食欲抑制剤と、膵リパーゼ阻害剤であるオルリスタットが挙げられる。中枢作働性の薬剤では、口渇、便秘、胃不快感、時には幻聴・幻視など重篤な副作用が出現することがあり、また、オルリスタットでは、下痢、失禁、放屁などの消化管における副作用が認められている。概ね、これらの抗肥満薬については、副作用の出現しない投与量では効果は緩やかであり、長期にわたる使用の安全性は未だ確立されておらず、肥満に深く関わるインスリン抵抗性などに対する有益な作用はほとんど認められていないのが現状である。
これらの肥満及び糖尿病、高脂血症、高血圧などの生活習慣病は、食事や運動などの生活習慣の改善により発症を防ぐといった予防医学的なアプローチを取ることが望まれている。特に、厳しい食事制限を取らずに、生活習慣病を予防し、又は、治療の補助として、日々の食生活で摂取できる機能性食品が望まれている。また、経口投与できる薬剤の開発も望まれている。
一方ヒアルロン酸は関節液、さい帯、皮膚、眼の硝子体等に含まれ、生体内の機能は細胞外マトリックスとして細胞の保持、柔軟性の保持等を行っている。
例えば、特開2006−342083号公報(特許文献1)では、高級脂肪族アルコールを含むコレステロール量を低下させるための調整剤が開示されている。
また、特開2002−223727号公報(特許文献2)には、ヒアルロン酸とフコイダンとによりコレステロールの減少を図ることのできる血中コレステロールを減少させるための薬剤および食品が開示されている。しかし、本公開公報によれば、血中コレステロール減少効果は、ヒアルロン酸とフコイダンとの相乗効果によるものであるとされており、ヒアルロン酸単独でコレステロール減少効果があることについては開示されていない。特開平5−320058号公報(特許文献3)には、高分子ヒアルロン酸を経口投与することにより、血中の脂質を低下させることが開示されている。また、特開2000−102362号公報(特許文献4)には、経口投与されたヒアルロン酸が腸管吸収されないことが記載されている。よって、高分子ヒアルロン酸は経口投与をされると、消化管内において脂質吸収を阻害することによって血中の脂質を低下させているのではないかと考えられている(非特許文献1)。さらに、コレステロール減少効果は、フコイダン及びヒアルロン酸による腸内フローラの改善や、体内の乳酸菌により分解されて生じた分解産物によるものと推定されている。
特開2006−342083号公報 特開2002−223727号公報 特開平5−320058号公報 特開2000-102362号公報 脂質及び糖質の腸管吸収に及ぼすヒアルロン酸の予防効果 熊本県立大学環境共生学部 奥田 拓道/韓立坤 財団法人旗影会HP(http://www.nakashim a-foundation.org/kieikai/pdf/16/25.pdf)
したがって、本発明は、代謝機能改善剤、すなわち、内臓脂肪増加抑制剤、HMG−CoA合成抑制剤、血中中性脂肪増加抑制剤、血中LDLコレステロール増加抑制剤及び脂肪肝形成予防剤を提供することを目的とする。また、代謝機能改善、すなわち、内臓脂肪増加抑制、HMG−CoA合成抑制、血中中性脂肪増加抑制、血中LDLコレステロール増加抑制及び脂肪肝形成予防に対する効果を有する食品又は医薬を提供することを目的とする。
本発明者らはヒアルロン酸の経口投与において、ヒアルロン酸が脂肪吸収を抑制するのではなく、HMG−CoA遺伝子発現を抑制することにより、体内における脂質代謝を調節することを見出した。また、本発明者らは脂質代謝において、ヒアルロン酸が血中の脂質量のみならず、内臓脂肪量や肝臓脂肪量をヒアルロン酸が有意に減少させることを見出し、本発明を完成するに至った。したがって、本発明は、内臓脂肪増加抑制剤、HMG−CoA合成抑制剤、血中中性脂肪増加抑制剤、血中LDLコレステロール増加抑制剤及び脂肪肝形成予防剤及びそれらを含有する食品、機能性食品及び医薬を提供する。
すなわち、本発明は、ヒアルロン酸またはその薬理学的に許容される塩を含有することを特徴とする、内臓脂肪増加抑制剤、HMG−CoA合成抑制剤、血中中性脂肪増加抑制剤、血中LDLコレステロール増加抑制剤及び脂肪肝形成予防剤を提供する。これらの抑制剤及び予防剤に含有されるヒアルロン酸またはその薬理学的に許容される塩の平均分子量は、約50万〜200万、好ましくは約60万〜120万とすることができる。また、ヒアルロン酸またはその薬理学的に許容される塩が、全体の0.01〜5重量%含有されていることが望ましい。
さらに、本発明は、ヒアルロン酸またはその薬理学的に許容される塩を含有することを特徴とする、機能性食品を提供する。本発明の機能性食品に含有されるヒアルロン酸またはその薬理学的に許容される塩の平均分子量は、約50万〜200万とすることができる。さらに、本発明の機能性食品は、内臓脂肪増加抑制効果、HMG−CoA合成抑制効果、血中中性脂肪増加抑制効果、血中LDLコレステロール増加抑制効果及び/又は脂肪肝形成予防効果を有するものである。
本発明によれば、ヒアルロン酸自体が天然物質であることから、副作用がなく(又は少ない)、安全性の高い、内臓脂肪増加抑制剤、HMG−CoA合成抑制剤、血中中性脂肪増加抑制剤、血中LDLコレステロール増加抑制剤及び脂肪肝形成予防剤を提供できる。また、本発明のコレステロール合成抑制剤を含有させることにより、食品または医薬として使用することができ、これらを摂取又は投与することにより、血中中性脂肪値及びLDLコレステロール値を減少させ、内臓脂肪の増加の抑制を図ることができる。
本発明は、ヒアルロン酸又はその薬理学的に許容される塩を含有する内臓脂肪増加抑制剤、HMG−CoA合成抑制剤、血中中性脂肪増加抑制剤、血中LDLコレステロール増加抑制剤及び脂肪肝形成予防剤を提供する。これらの内臓脂肪増加抑制剤、HMG−CoA合成抑制剤、血中中性脂肪増加抑制剤、血中LDLコレステロール増加抑制剤及び脂肪肝形成予防剤は、医薬及び食品として使用することが可能である。以下の明細書において、内臓脂肪増加抑制剤、HMG−CoA合成抑制剤、血中中性脂肪増加抑制剤、血中LDLコレステロール増加抑制剤及び脂肪肝形成予防剤を単に医薬及び食品とも呼ぶ。
食品は、食料品及び飲料を含むものであり、機能性食品、特定保健用食品、特定用途食品、サプリメントを含むがこれらに限定されない。また、食品製造の際に食品に添加される食品添加剤としても使用可能である。本発明の医薬及び食品は、ヒトへの適用に限られず、イヌ、ネコ等を含む獣医学的用途にも使用可能である。
本発明の医薬及び食品に有効成分として含まれるヒアルロン酸は、D−グルクロン酸とN−アセチル−D−グルコサミンとの2糖繰り返し単位から構成されている高分子の長鎖の多糖である。
本発明で使用するヒアルロン酸の平均分子量は、分子量の大小に応じてサンプル採取量が異なるが、基本的には下記の方法により求めた値として定義される。
即ち、ヒアルロン酸の分子量が80万〜200万程度の場合には約0.05g、ヒアルロン酸の分子量が50万〜80万程度の場合には約0.1gのヒアルロン酸を精密に量り、0.2mol/l濃度の塩化ナトリウム溶液に溶かし、正確に100mlとした溶液及びこの溶液8ml、12ml並びに16mlを正確に量り、それぞれに0.2mol/l濃度の塩化ナトリウム溶液を加えて正確に20mlとした溶液を試料溶液とする。この試料溶液及び0.2mol/l濃度の塩化ナトリウム溶液につき、日本薬局方(第十四改正)一般試験法の粘度測定法(第1法 毛細管粘度計測法)により30.0±0.1℃で比粘度を測定し(式(1))、各濃度における還元粘度を算出する(式(2))。還元粘度を縦軸に、本品の換算した乾燥物に対する濃度(g/100ml)を横軸にとってグラフを描き、各点を結ぶ直線と縦軸との交点から極限粘度を求める。ここで求められた極限粘度をLaurentの式(式(3))に代入し、平均分子量を算出する。
本発明の医薬及び食品では、ヒアルロン酸、特に、高分子量ヒアルロン酸を用いることができる。好ましくは、平均分子量約50万〜200万、より好ましくは重量平均分子量約60万〜120万のヒアルロン酸である。本発明の医薬及び食品に含まれるヒアルロン酸は、単一の分子量を有するものに限らず、異なる分子量を有する混合物であってもよい。
本発明の医薬及び食品に含まれるヒアルロン酸としては、基本的にはβ−D−グルクロン酸の1位とβ−D−N-アセチル-グルコサミン−の3位とが結合した2糖単位を50単位以上含むものであり、またこれらの誘導体、例えば、アシル基等の加水分解性保護基を有したもの等も使用し得る。該糖は不飽和糖であってもよく、不飽和糖としては、非還元末端糖、通常、グルクロン酸の4,5位炭素間が不飽和のもの等が挙げられる。
ヒアルロン酸は、動物等の天然物(例えば鶏冠、さい帯、皮膚、関節液などの生体組織など)から抽出されたものでもよく、または、微生物を培養して得られたもの(例えばストレプトコッカス属の細菌等を用いた発酵法)、化学的もしくは酵素的に合成されたものなどいずれも使用することができる。
ヒアルロン酸から、必要に応じて、任意の公知の方法を用いて、ヒアルロン酸を分解し、及び/又は精製して、所望のヒアルロン酸を得ることができる。本発明で用いるヒアルロン酸は、薬理学的に許容可能な塩の形態を包含し、製剤上の必要に応じて、その薬学上許容できる塩を用いることができる。例えばナトリウム塩、カリウム塩などのアルカリ金属塩、カルシウム塩、マグネシウム塩などのアルカリ土類金属塩、トリ(n−ブチル)アミン塩、トリエチルアミン塩、ピリジン塩、アミノ酸塩等のアミン塩などであることができる。
あるいは、市販の高分子量ヒアルロン酸を用いることもでき、例えば、製品名ヒアルロンサンHA−F(平均分子量800,000、キユーピー株式会社)、ヒアベスト(J)(平均分子量800,000、キユーピー株式会社)として市販されているものを使用することができるが、最も好ましいのは、ヒアルロンサンHA−Fである。
ヒアルロン酸を有効成分として含有してなる本発明の食品は、肥満、特に内臓脂肪による肥満を予防又は解消させる必要がある人、中性脂肪値を低下させる又は上昇を防ぐ必要がある人、血中コレステロール値を低下させる又は上昇を防ぐ必要のある人、脂肪肝形成を予防及び脂肪肝形成の進行を妨げる必要がある人が、食事療法をすることなく、又は食事療法と併用して摂取することにより、これらを達成できる。また、ヒアルロン酸を含有してなる食品添加物を、これらの人の食事に添加又は混合することによって、摂取することもできる。
食品は、固形、半固形の食料品のみならず、液体又は流動性の高いいわゆる飲料も含む。例えば、動物性食品、植物性食品、加工食品、調味用材料、調理用材料、嗜好食品、加工食品など任意の食料品に、ヒアルロン酸及びその薬理学的に許容される塩を含有させることができる。また、例えば、水、清涼飲料水、アルコール飲料、茶、コーヒーなどの任意の飲料に含有させることができる。食料品及び飲料の具体的な例として、例えば栄養補助食品やサプリメントを挙げることができる。また、中性脂肪値、コレステロール値を減少させ、内臓脂肪の増加を抑制する機能に注目して、機能食品及び健康食品とすることもできる。さらに、厚生労働省の認可を受けることにより、これらの効果を標榜することのできる特定保健用食品として販売することも可能である。
ヒアルロン酸は生体物質であるため、多量に摂取しても副作用がない又はきわめて低いと考えられるが、食料品及び飲料として摂取する高分子量ヒアルロン酸の量は、一日当たり1〜1000mg、好ましくは15〜300mgを目安とすることができる。また、本発明のヒアルロン酸を含有する飲料の場合は、容易に溶解し、また風味に影響を与えることなく、本発明の効果を奏することができるため、ヒアルロン酸を飲料中に0.001〜10重量%、好ましくは0.01〜5重量%含有させることができる。また、医薬品として摂取するヒアルロン酸の量は、一日当たり10mg〜10g、好ましくは200〜1000mgを目安とすることができる。投与回数は、症状に応じて一日当たり一回もしくは複数回を選択できる。投与ルートは特に限定されないが、経口により摂取するのが簡易であり望ましい。
上記の通り任意の食品に、ヒアルロン酸又はその薬理学的に許容される塩を含有させることができる。中性脂肪値及びLDLコレステロール値の低下を図るため、又は肥満の予防及び治療、脂肪肝形成抑制には、持続的に高分子量ヒアルロン酸を摂取するのが望ましいため、日常的に摂取する食品にヒアルロン酸又はその薬理学的に許容される塩を含有させるのが望ましい。
ヒアルロン酸は、経口投与用医薬品中に、一般に0.01〜10重量%、特に好ましくは0.1〜5重量%含有するのが好ましい。この量は、医薬品の用途及び形態によっても異なり、当業者は適切な量を適宜選択することができる。また、本発明の薬剤は、必要に応じて、水、賦形剤、抗酸化剤、防腐剤、湿潤剤、粘稠剤、緩衝剤、吸着剤、溶剤、乳化剤、安定化剤、界面活性剤、滑沢剤、水溶性高分子、甘味料、矯味剤、酸味料、アルコール類等の添加剤を加えることができる。医薬品の剤形は特に限定されないが、例えば錠剤、散剤、細粒剤、顆粒剤、カプセル剤、丸剤等の固形製剤、水剤、懸濁剤、シロップ剤、乳剤等の液剤等の経口投与剤が挙げられる。
ヒアルロン酸を含有する食品(食料品及び飲料)、並びに食品添加物は、肥満や、中性脂肪値、血中コレステロール値が高いことにより引き起こされる動脈硬化、高脂血症、高血圧、冠動脈疾患などの生活習慣病及び脂肪肝等に罹患した患者が長期にわたって無理なく摂取することによって、治療の一環として又は治療の補助として、健康状態の改善を図ることができる。また、遺伝的素因又は食事等のライフスタイルから判断して、動脈硬化、高脂血症、高血圧、冠動脈疾患などの生活習慣病に罹患する可能性の高い患者予備軍が、本発明の食品又は食品添加物を摂取することにより、これらの生活習慣病を予防または発症を遅らせることができる。また、ヒアルロン酸を含有する医薬は、経口投与により、上記患者又は患者予備軍の肥満や、中性脂肪値、血中コレステロール値を低減又は上昇を抑制し、さらに脂肪肝形成を抑制することができる。
以下に実施例をあげて、本発明をさらに詳細に説明するが、これらにより本発明を制限することを意図するものではない。
試験に供した動物は、11週齢のMRL lpr/lpr系雌性マウス14匹をチャールスリバー株式会社より入手し、受入時に外観の検査を行い全例に異常のないことを確認した後、飼育室へ搬入した。飼育は、個別換気ケージIVC(Sealsafe(商標)、TECNIPLAST社)を用い、管理目標範囲を22±3℃(許容範囲:19〜25℃)、相対湿度55±15%(許容範囲:40〜70%)にて飼育した。また、ケージはプラスチック製ケージ(1291H、425×266×185mm)を用いて6匹ずつ飼育し、床敷はペパークーリーン(再生紙床敷;日本エスエルシー株式会社)を使用した。飼料は日本クレア製:CE-2を与えた。なお、試験期間を通じて試験系に対する悪影響を及ぼすと考えられる温湿度の逸脱はみられなかった。群分けは、21日間の馴化後、馴化期間中の体重増加、一般状態の良好な動物を12匹選び、群分け時体重を指標として群間で無作為に6匹ずつの2群に分けた(表1)。
被験物質の投与は、事前(予備飼育期間中)に飲水量を測定し、被験物質を一個体あたり200mg/kg/日となるように濃度調製した水溶液を、飲水瓶を用いて投与した。その他の群については蒸留水を飲水瓶に入れそれぞれ毎日自由摂取させた。被験物質には、ヒアルロンサンHA−F(平均分子量80万、キユーピー製)を用いた。
投与の開始時期はMRL系雌性マウスが14週齢に達した時点で開始し、18週齢に達した時点で試験を終了し、エーテル麻酔下動物を開腹して腹部後大静脈より採血し、放血安楽致死させた。次いで、主要臓器の観察を行い、大腸のパイエル氏板を含む部位約1cmを採取した。このサンプルについてDNAアレイによる網羅的解析を行った(タカラバイオ社に外注)。
DNAアレイによる発現解析の結果、蒸留水群とヒアルロンサンHA−F群とで差次的な発現が見られた遺伝子の内、3-hydroxy-3-methylglutaryl-Coenzyme A synthase 2
(以下、HMG-CoA synthase 2と略す)に関する遺伝子発現において、蒸留水群に対するHA−F投与群の発現の比率は0.16〜0.36であり、顕著な抑制効果が認められた(表2)。
HMG-CoA synthase 2は、アセチルCoAとアセトアセチルCoAから、コレステロールの原料となる3−ヒドロキシ−3−メチルグルタリル−CoA(HMG-CoA)を合成する酵素である(Alberts AW. Lovastatin and simvastatin--inhibitors of HMG CoA reductase and cholesterol biosynthesis. Cardiology. 1990;77 Suppl 4:14-21.)。
ヒアルロンサンHA−F(高分子量ヒアルロン酸)を投与することにより、HMG-CoA synthase 2 遺伝子の発現抑制が認められたが、それに伴いHMG-CoAの合成も抑制されることが容易に想定され、その結果としてコレステロール合成も抑制されることが示唆された。
試験に供した動物は、12週齢のICR系雄性マウス22匹を日本エスエルシー株式会社より入手し、受入時に外観の検査を行い全例に異常のないことを確認した後、飼育室へ搬入した。飼育は、個別換気ケージIVC(Sealsafe(商標)、TECNIPLAST社)を用い、管理目標範囲を22±3℃(許容範囲:19〜25℃)、相対湿度55±15%(許容範囲:40〜70%)にて飼育した。また、ケージはプラスチック製ケージ(1284L、365×207×140mm)を用いて4〜5匹ずつ飼育し、床敷はペパークーリーン(再生紙床敷;日本エスエルシー株式会社)を使用した。なお、試験期間を通じて試験系に対する悪影響を及ぼすと考えられる温湿度の逸脱はみられなかった。群分けは、7日間の馴化後、馴化期間中の体重増加、一般状態の良好な動物を22匹選び、群分け時体重を指標として群間で無作為に6〜8匹ずつの3群に分けた(表3)。
モデルの作製に当たり、高脂質飼料群には高脂質飼料(日本クレア製:Quick Fat)を与え、高脂質給餌モデルマウスを作製した。なお、普通飼料群(正常動物対照群)には普通飼料(日本クレア製:CE-2)を与えた。
被験物質の投与は、事前(予備飼育期間中)に飲水量を測定し、被験物質を一個体あたり200mg/kg/日となるように濃度調製した水溶液を、飲水瓶を用いて投与した。その他の群については蒸留水を飲水瓶に入れそれぞれ毎日自由摂取させた。被験物質には、ヒアルロンサンHA−F(平均分子量80万、キユーピー製)を用いた。
投与の開始時期はICR系雄性マウスが13週齢に達した時点で開始し、16週齢に達した時点で試験を終了し、エーテル麻酔下動物を開腹して腹部後大静脈より採血し、放血安楽致死させた。次いで、主要臓器の観察を行い、肝臓および腹腔内脂肪を摘出し、重量測定を実施した。
剖検時に得られた血液は、室温30分間+氷冷30分間放置し、3000rpm×15分間遠心して血清を採取し、後日、血清中総コレステロール、LDL-コレステロール、HDL-コレステロール、トリグリセライドの測定を実施した。
<体重の推移>
普通飼料群に比べ、高脂質飼料+蒸留水群は経時的に体重が増加し、投与後8日から投与後21日(試験終了時)までは有意な体重増加であった。高脂質飼料+蒸留水群に比べ、被験物質群は試験終了時の体重を有意に抑制した(表4及び図1、2)。
これらの結果から、高脂肪飼料を摂取させたマウスにおいて、ヒアルロン酸を飲用水に混入して投与することで、対照群と比較して体重増加を有意に抑制することができることがわかった。したがって、ヒアルロン酸は、体重増加を抑制することができることが示された。
<血液生化学検査>
普通飼料群に比べ、高脂質飼料+蒸留水群は血清中総コレステロール、LDL-コレステロールおよびHDL-コレステロールが有意に増加し、被験物質群はその増加を有意に抑制した。血清中トリグリセライドは高脂質飼料+蒸留水群のバラツキが大きかったため普通飼料群との間に差はみられなかったが、被験物質群は高脂質飼料+蒸留水群に比べて有意な低値を示した(表5及び図3、4)。
これらの結果から、高脂肪飼料を摂取させたマウスにおいて、ヒアルロン酸を飲用水に混入して投与することで、対照群と比較して、増加した血清中総コレステロール、血中トリグリセライド(中性脂肪)、血中LDLコレステロールを有意に減少させることができることがわかった。したがって、ヒアルロン酸は、血清中総コレステロール、血中LDLコレステロール、血中トリグリセライド(中性脂肪)を減少させることができることが示された。
<内臓重量>
普通飼料群に比べ、高脂質飼料+蒸留水群は腹腔内脂肪重量および肝臓重量が増加し、被験物質群はその増加を有意に抑制した(表6及び図5)。
剖検時の肉眼所見において、高脂質飼料+蒸留水群では、3例/8例で肝臓紋理形成(肝臓小葉明瞭化)がみられた(図6)。また、この肝臓重量は、普通飼料群の肝臓重量(約2,500mg)に比べ、3,000〜4,600mgと高値であった。この紋理形成が生じた一因としては、前述した血清中脂質の増加と関連し、肝臓に脂肪が蓄積したことにより生じたものであると推測される。
これら実施例2の結果から、高脂質飼料を摂取させたマウスにおいて、ヒアルロン酸を飲用水に混入して投与することで、対照群と比較して、増加した肝臓重量及び腹腔内脂肪重量を有意に減少させていることが判明し、肝臓においても過剰な脂肪の蓄積を抑制する効果を有していることが示された。したがって、ヒアルロン酸は、肝臓の過剰な脂肪蓄積を抑制し、内臓脂肪を減少させることができることが示された。
実施例2における高脂質飼料+蒸留水群での体重増加、腹腔内脂肪重量増加、肝臓重量増加、血清中総コレステロール/LDL-コレステロール/HDL-コレステロール/トリグリセライドの増加、および肝臓紋理形成(肝臓小葉明瞭化)などの異常所見は、高脂質飼料給餌により生じているが、これらの現象はヒトにおけるメタボリック症候群に近いものであると考えられる。
<考 察>
実施例1の結果から、MRLマウスにおいて、ヒアルロン酸を飲用水に混入して投与することで、対照群と比較して、HMG−CoA synthase 2発現量が顕著に抑制されたことが判明した。
また、実施例2の結果から、ヒアルロン酸を飲用水に混入して投与することで、対照群と比較して、体重増加抑制、腹腔内脂肪重量増加抑制、肝臓重量増加抑制、血清中総コレステロール/LDL-コレステロール/HDL-コレステロール/トリグリセライドの増加抑制、および肝臓における過剰な脂肪の蓄積を抑制することが判明した。
実施例1と実施例2の結果より、ヒアルロン酸を飲用水に混入して投与させた効果は、体内の脂肪吸収を抑制することよりも、体内のコレステロール代謝を調節することであると推測される。
高脂質飼料給餌により生じた腹腔内脂肪重量、肝臓重量、血清中総コレステロール、LDL-コレステロール、HDL-コレステロール(およびトリグリセライド)の増加に対し、高分子ヒアルロン酸は有意な抑制作用を示した。
血清中コレステロールの増加抑制は、内臓脂肪の蓄積を抑制し、内臓脂肪の増加に伴う危険因子の増加を抑制する効果がある。併せて内臓脂肪蓄積の抑制は脂肪肝形成に対する抑制効果もみられ、ひいては脂肪肝から起因する肝臓への疾病リスクを低減させるものであることから、肝臓に対する保護作用も有すると考えられる。
また、DNA解析を実施した結果からコルステロール代謝に重要な働きを持つHMG-CoA synthase 2 の遺伝子発現が顕著に抑制されたことから、高分子ヒアルロン酸はメタボリック症候群に対する予防及び治療作用を有すると考えられる。
実施例2におけるモデルマウスの体重推移の結果を示すグラフである。 実施例2におけるモデルマウスの体重推移の個別の結果を示すグラフである。 実施例2におけるモデルマウスの血液生化学検査(血清中総コレステロール及び血清中LDLコレステロール)の測定結果を示すグラフである。 実施例2におけるモデルマウスの血液生化学検査(血清中HDLコレステロール及び血清中トリグリセライド)の測定結果を示すグラフである。 実施例2におけるモデルマウスの服腔内脂肪重量および肝臓重量の測定結果を示すグラフである。 実施例2におけるモデルマウスの肝臓形態を示す写真である。

Claims (10)

  1. ヒアルロン酸またはその薬理学的に許容される塩を含有することを特徴とする、内臓脂肪増加抑制剤。
  2. ヒアルロン酸またはその薬理学的に許容される塩を含有することを特徴とする、HMG−CoA合成抑制剤。
  3. ヒアルロン酸またはその薬理学的に許容される塩を含有することを特徴とする、血中中性脂肪増加抑制剤。
  4. ヒアルロン酸またはその薬理学的に許容される塩を含有することを特徴とする、血中LDLコレステロール増加抑制剤。
  5. ヒアルロン酸またはその薬理学的に許容される塩を含有することを特徴とする、脂肪肝形成予防剤。
  6. ヒアルロン酸またはその薬理学的に許容される塩の平均分子量が、50万〜200万であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の抑制剤。
  7. ヒアルロン酸またはその薬理学的に許容される塩の平均分子量が、50万〜200万であることを特徴とする、請求項5に記載の予防剤。
  8. ヒアルロン酸またはその薬理学的に許容される塩を含有することを特徴とし、代謝機能改善を目的とする機能性食品。
  9. ヒアルロン酸またはその薬理学的に許容される塩の平均分子量が、50万〜200万であることを特徴とする請求項8に記載の機能性食品。
  10. 内臓脂肪増加抑制効果、HMG−CoA合成抑制効果、血中中性脂肪増加抑制効果、血中LDLコレステロール増加抑制効果及び/又は脂肪肝形成予防効果のうち、いずれかを有する請求項8又は9に記載の代謝性機能改善を目的とする機能性食品。
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