JP2010052874A - 移動体のレール構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】レールを連結する際に接合部における走行方向の芯出し作業が容易で走行方向に段差が生じ難い構造とし、レール組立工数を削減することができる移動体のレール構造を提供する。
【解決手段】レールは、第一敷設長さL1を有すると共に他端側に嵌合片13cを形成した複数の第一レール13と、第二敷設長さL2を有すると共に敷設方向に直交する断面において内側面に第一レール13の嵌合片13cに嵌合する嵌合凹部14aを形成した複数の第二レール14と、から成り、第一レール13及び第二レール14をそれぞれ敷設方向において隙間なく直列に連結し、かつ、第一レール13及び第二レール14のそれぞれの連結部J1,J2が異なる位置となるよう嵌合片13cと嵌合凹部14aを嵌合して、第一レール13と第二レール14を接合した。
【選択図】図5

Description

本発明は、例えば、立体倉庫等のラック(棚)にスタッカークレーンなどを介して搬送物の受け渡しを行う際に使用される移動体のガイドローラー(車輪)を案内支持する移動体のレール構造に関する。
従来より、立体倉庫に使用されるスタッカークレーンや移動体の車輪を案内支持するレールとして、各種構造のレール部材が使用されている。このレール部材には、角筒状断面で形成された規定長さ(定尺)の鋼管が多く使用されており、前記レール部材の走行方向を延長するために一定長さの鋼管端部に接続部材を介して接合して延設し、床面や天井に敷設されている。
前記接続部材として、レール部材の互いに付き合わされる端部内に角筒状接続部材を挿通すると共に、このレール部材の端部側面を貫通して前記接続部材のねじ孔にボルトをねじ込むことにより、各レール部材を互いに直線的に一体連結して床面の上方にアンカーボルト及びナットを介して固定し、複数の受板上に配置するようにしたものが提案されている(例えば特許文献1参照)。
また、別の接続部材として、スタッカークレーンの上部案内レール(天井レール)を構成する一方の角形鋼管端部の下面に連結可能な凸部を形成すると共に他方の角形鋼管端部の下面にも前記凸部と嵌合可能な凹部を形成し、両角形鋼管の端部上面に4本ずつのボルトを垂直に溶接接合する。そして、両角形鋼管の端部を突き合わせた状態でそれらの上面を覆うように8個の貫通孔を有する断面コ字状のジョイントプレートを被せて8個の貫通孔に前記ボルトを挿通しナットで締結して両角形鋼管端部を連結するようにしたものが提案されている(例えば特許文献2参照)。
特開2002−265014号公報 特開平6−247510号公報
特許文献1に開示される接続部材は、互いに付き合わされる端部内に角筒状接続部材を挿通しボルトナットを介して角筒状断面のレール部材を連結して、前記レール部材の上面には車輪の踏面が形成されると共にレール部材の両側面にはガイドローラーの転動面を形成した共用のレール部材を構成している。
しかしながら、特許文献1の接続部材は、角筒状断面で形成されるレール部材の内部に一定長さの剛性を有する角筒状接続部材を挿通し、ボルトナットを介して締結してレール部材を連結する構成となっており、連結されたレール部材は、床面上に直接敷設されるので歪みや変形が生じ難いため接続部に段差が生じないように連結することができるものの、レール部材の接合部外周面には、接続部材を固定するためのボルトナットが突出しているため、前記車輪やガイドローラーは、走行に支障を来たさない取付け位置や構造となるよう考慮を払わなければならない問題を有している。
一方、特許文献2に開示される接続部材は、互いに端部を突き合わせた両角形鋼管の上面に8個の貫通孔を有する一定長さの断面コ字状のジョイントプレートを被せて貫通孔に8個のボルトを挿通しナットで締結して両角形鋼管端部を連結して、角形鋼管の両側面にガイドローラーの転動面を形成した上部案内レールを構成している。
しかしながら、特許文献2の接続部材は、これにより互いに連結された上部案内レールは、上部案内レールが天井に直接敷設されるので歪みや変形が生じ難いため接合部に段差が生じないように連結することができるものの、上部案内レールの接合部上面には一定長さの断面コ字状のジョイントプレートを被せて両角形鋼管端部を連結しているため、ジョイントプレートを被せた領域はガイドローラーの走行が制限される問題を有していた。
加えて、前記特許文献1及び2に開示される接続部材は、レールが床面や、天井面に直接敷設されるため歪みや変形のない状態で連結することができるが、前記床面や天井面の高さ方向中間部位にレールを敷設する場合には、例えばラックの一部に取り付けられることから接合部には歪みや変形が生じ易く、接合部に少しでも段差が生じると小径のガイドローラーが走行する際に車体に振動が生じるため、レールを段差の無い状態で連結することが不可欠であるが、この為には接合部にシムなどを介して走行方向の芯出し作業が行われるため手間が掛かり、組立工数が増加する結果コスト高になる問題を有していた。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、レールを連結する際に接合部における走行方向の芯出し作業が容易で走行方向に段差が生じ難い構造とし、レール組立工数を削減することができる移動体のレール構造を提供することを目的とする。
本発明に係る移動体のレール構造では、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
本発明は、移動体に設けられた第一ガイドローラーと第二ガイドローラーを案内支持する移動体のレール構造であって、前記レールは、第一敷設長さを有すると共に、敷設方向に直交する断面において一端側に前記第一ガイドローラーの転動面を、他端側に嵌合片をそれぞれ形成した複数の第一レールと、第二敷設長さを有すると共に、敷設方向に直交する断面において内側面に前記第一レールの嵌合片に嵌合する嵌合凹部を、外側面に前記第二ガイドローラーの転動面をそれぞれ形成した複数の第二レールと、から成り、前記第一レール及び前記第二レールをそれぞれ敷設方向において隙間なく直列に連結し、かつ、前記第一レール及び前記第二レールのそれぞれの連結部が異なる位置となるよう前記嵌合片と前記嵌合凹部を嵌合して、前記第一レールと前記第二レールを接合したことを特徴とする。
この発明によれば、第一レールを敷設方向において隙間なく直列に連結して敷設(延設)する場合に、第二レールも同様に敷設方向において隙間なく直列に連結して、第一レールと第二レールをそれぞれの連結部が異なる位置となるよう互い違いとなるようにして接合(第一レールの嵌合片と第二レールの嵌合凹部を嵌合)することで、レールの芯出し作業が容易となり、しかも、接合部(継目)に段差の無い状態で接合することができる。
また、前記第一レールの嵌合片を鉛直方向に起立して形成し、前記第二レールの嵌合凹部を当該嵌合片の上端縁から被せて嵌合したことを特徴とする。
この発明では、第一レール他端側に折曲起立して成る嵌合片の上端縁に第二レールの嵌合凹部を被せて嵌合する構成となっているので、第一レールと第二レールの組立性、すなわち、嵌合片と嵌合凹部の嵌合作業が容易となる。
また、前記第二レールは、前記第一外側面とこれに背向する第二外側面を有し、前記第一外側面及び前記第二外側面にそれぞれ前記第二ガイドローラーの転動面を形成したことを特徴とする。
この発明によれば、第二レールに背向する一対の転動面が形成されているので、一対の第二ガイドローラーで第二レールを挟持するようにして案内支持することが可能となる。
また、前記第一レールは、前記嵌合片の下方から折曲して水平に延出した水平折曲部を有し、当該水平折曲部に前記第二レールに形成された装着部が敷設方向に位置調整可能に取付けられることを特徴とする。
第一レールと第二レールの接合(嵌合)部分の高さを抑えることが可能となる。したがって、レール全体の高さが抑えられるので、限られたスペースにレールを敷設することができる。また、第二レールが第一レールに対して敷設方向に位置調整可能に取付けられるので、第一、第二レールの材質が異なる場合に、季節や環境の変化による熱膨張率の差で走行方向に伸縮した場合に位置ずれを調整することができる。
本発明に係る移動体のレール構造によれば、金属板を折り曲げる等してその一端側に車輪の踏面を形成すると共に他端側に形成した第一レールの嵌合片に第二レールの嵌合凹部を嵌合して、第一レールと第二レールの敷設方向の各端部(継目)が互い違いになるように接合する構成とする。これにより、第一、第二レールを連結する際に接合部における敷設方向の芯出し作業が容易になると共に接合部(継目)の段差が生じ難くなり、レールの組立工数を削減することができる。
以下、本発明に係る移動体のレール構造の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態に係るレール上を移動して搬送物をラックに移載する移動体を配置した立体倉庫の平面図、図2は本発明の一実施形態に係る移動体の正面図、図3は本発明の一実施形態に係る移動体の外観斜視図、図4は図2のA部拡大図である。
図1において、シャトル(移動体)1は、中央に搬送物を載置する支持台、並びにラックR1,R2に対し進退移動可能なフォークを備えており、立体倉庫に設置されたラックR1,R2間の各段毎に取付けられた2本のレール2上に走行可能に支持されており、レール2の延長線上両側には、昇降用のリフト5(柱)にラックR1,R2の各段に対応して昇降移動するサーバー4a,4bのコンベヤが支持されている。
例えば、高層構造物として構成されるラックにシャトル1を使用する場合は、ラックR1,R2間の特定高さの段にレール2を設けて、レール2上にシャトル1を走行可能に支持する構成とする。この場合は、シャトル1に2本の昇降用マスト(図示せず)を設け、フォークFを備えた支持台が昇降用マストにより特定段より上部の段に対し昇降移動できる構成とすることもできる。
ラックR1,R2各段の側面には、夫々バッファコンベア6a,6bが隣接して配設されており、リフト5のサーバー4a,4bに載置した搬送物WをラックR1,R2の所定段に移載する場合は、対応する段のバッファコンベア6a,6b上に搬送物Wを一旦移載したのち移動して所定のラックR2aに収容されるようになっている(図3参照)。
上述のように構成されたシャトル1によれば、昇降移動するサーバー4a,4bのコンベヤ上に搬送物Wが移載されると、サーバー4a,4bがラックR1,R2の特定段まで上昇移動する。そこで、コンベヤ上の搬送物Wは、入庫されるラックR1,R2の各段に設けたバッファコンベア6a,6bに一旦移載されると、このバッファコンベア6a,6bからシャトル1の支持台に移載される。
シャトル1がレール2(レール2a,2b)に案内されて走行移動して入庫すべきラックR2aの前面に到達すると、自動停止する。シャトル1に載置された搬送物Wは、支持台からフォークを介して予め設定されたラックR2aに入庫され、搬送物Wを排出したシャトル1は、待機位置に戻る。
一方、別のラックから搬送物Wが排出される場合は、そのラックから排出された搬送物Wを載置したシャトル1は、バッファコンベア6a,6bまで走行移動して当該バッファコンベア6a,6bに移載された搬送物Wは、サーバー4a,4bのコンベヤ上に移載されて下降移動し出荷エリアまで搬送される。
次に、シャトル1のガイドローラー(車輪)を案内支持するレール構造に付き、図2〜図4を参照して説明する。
図2において、シャトル1は、図示しない駆動モータにより回転駆動される左右一対の大径車輪8(第一ガイドローラー)が、2本のレール2a,2bに支持されて前後に自動走行可能となっている。2本のレール2a,2bは、同一形状・同一構成となっている。
シャトル1の下面両側には、水平方向に延設されて回転駆動される駆動軸Sに大径車輪8が回転自在に支持されており、正面から視てシャトル1の右側下面にはブラケット12が水平に取付けられている。ブラケット12の下面には、2本の垂直支軸9a,9bが左右に近接して取付けられており、垂直支軸9a,9bに、小径のガイドローラー10a,10b(第二ガイドローラー)がそれぞれ回転自在に支持されている。
図3、図4において、レール2のうち2本のレール2a,2bの一方のレール2aについて説明する。
レール2aは、金属板(例えば4.5mmのSS材が使用されている)を折り曲げてその一端側に大径車輪8の踏面(転動面)を形成すると共に、他端側に嵌合片13cを形成した一定長さ(第一敷設長さ、例えば2メートル)の第一レール13と、第一レール13の嵌合片13cに嵌合する嵌合凹部14aを形成すると共に外側面に一対のガイドローラー10a,10bの転動面を形成する一定長さ(第二敷設長さ、例えば2メートル)の第二レール14(例えばアルミニウムの引抜き材、またはMCナイロンなどの合成樹脂)とから構成されている。
詳しくは、第一レール13は、金属板を折曲して上部に大径車輪8の水平な踏面が形成され、踏面に連なる垂直折曲部13aと、垂直折曲部13aの下方から折曲して水平に延出した水平折曲部13bと、水平折曲部13bの端部から折曲起立して成る嵌合片13cとから構成されている。
そして、第一レール13の垂直折曲部13aには取付け部Mが設けられており、この取付け部Mは、内側に2つのタップ孔を穿設したナットプレート18が配置されると共に、このナットプレート18に当板17を介して垂直折曲部13aを貫通した2本のボルトB1が螺挿している。
これにより、図3に示すラックの角筒柱16前面に垂直折曲部13aを当接させた状態で、角筒柱16の内側に配置した当板17、垂直折曲部13aを挿通した2本のボルトB1をナットプレート18に締着して、第一レール13が複数連設された角筒柱16に水平方向に取付けられる。同様に、他方のレール2bの第一レール13も図示しない複数連設された角筒柱によりラックR1前面に取付けられる。第一レール13の位置は、ラックへの締結部である当板17やナットプレート18の位置に近く、また第一レール13上を走行する大径車輪8は比較的大径であるため、第一レール13の接合部J1において若干の段差やくいちがいが存在しても走行機能に支障はない。
一方、第二レール14は、第一レール13の水平折曲部13bから折曲起立した上端縁を嵌合片13cとして形成し、この嵌合片13cに嵌合可能な嵌合凹部14aを形成すると共に嵌合凹部14aの背向する一対の外側面はガイドローラー10a,10bの転動面として形成されている。
嵌合凹部14aが形成される片側を内側に折曲した下端部に、装着部PとなるTスロット14bが長手方向に延設されており、このTスロット14bの長手方向所定位置にはTナットNが装着され、水平折曲部13bの下面から挿通したボルトB2がTナットNに螺着されるようになっている。
このようにして第二レール14は、第一レール13の嵌合片13cに嵌合凹部14aを嵌合した状態で、Tスロット14b内に装着されたTナットNに対して、第一レール13の水平折曲部13bに形成された不図示の貫通孔に下面側から挿通したボルトB2を螺着することで固定される。
TナットNに対しTスロット14bは、スライド可能に構成されており、第一レール13と第二レール14の熱膨張率に差がある材質(例えば鉄とアルミニウム)を使用した場合に生ずる走行方向の伸縮量を調整することができる。
次に、第一レール13と第二レール14の接続方法に付き、図5を参照して説明する。図5は第一レール13と第二レール14の端部が互い違いになるよう接合した状態を示す部分斜視図である。
図5に示すように、第一、第二レール13,14の全長(敷設長さ)は、同一または異なる一定長さL1,L2で形成されている。
まず、一定長さ(第一敷設長さ)L1で形成された複数の第一レール13を、長手方向(敷設方向)の端部をできるだけ密着させて直列に連結する。つまり、各第一レール13をラックR1の角筒柱16前面に固定して、各第一レール13の端部を突き合わせる。
次に、各第一レール13に対して、複数の第二レール14を、長手方向(敷設方向)の端部をできるだけ密着させて直列に連結する。第一,第二レール13,14の接合は、上述したように、第一レール13の嵌合片13cに、第二レール14の嵌合凹部14aを嵌合する。
この際、第一レール13の各端部の接合部(継目)J1と第二レール14の各端部の接合部(継目)J2とが異なる位置となるようにする。すなわち、レール2a,2bの敷設方向において、第一レール13の各端部の接合部J1と第二レール14の各端部の接合部J2が互い違いとなるようにする。
そして、各第二レール14の装着部P(Tスロット14b)に挿入された複数のTナットNに対して、第一レール13の水平折曲部13bに形成された不図示の貫通孔に挿通したボルトB2を螺着することで、第一,第二レール13,14が接合される。
なお、第一レール13の接合部J1は、第二レール14の接合部J2に対し長手方向(敷設方向)の距離L3が第二レール14全長L2の中間位置に配置されるのが好ましい。
このように接合することで、第一レール13と第二レール14を連結する際に、接合部J1,J2における走行方向の芯出し作業が容易になると共に走行方向の段差が生じ難くなり、レールの組立工数を削減することができる。
なお、上述した実施の形態において示した動作手順、あるいは各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、第二レール14は、嵌合凹部14aの両外側面が、一対のガイドローラー10a,10bに挟まれて走行方向に案内される転動面として構成した例として説明したが、これに限らず、例えば、図2に示す2本のレール2a,2bを構成する一対の第一レールの内側にそれぞれ第二レールを対応させて互い違いに接合配置し、第二レールの対向する内側面、または外側面を一対のガイドローラーが転動するように構成することもできる。
また、走行用ではなく、昇降用ガイドレールとしても使用できる。この場合、ワイヤ等で支持台を吊り下げる昇降装置を設ければ、図2における大径車輪8(第一ガイドローラー)は、ガイドローラとしての役割のみを担うことになるし、ラックピニオン方式の昇降駆動車輪としての役割も同時に担う。
また、大径車輪8(第一ガイドローラー)を駆動装置と直結しない単なるガイドローラ(案内機能のみを有するもの)として使用する場合には、ガイドローラー10a,10b(第二ガイドローラー)同様に小径の車輪としても良く、この場合には大径車輪8(第一ガイドローラー)に接する第一レール13の部分は、第二レール14と同様の構造としレール継ぎ目部の乗り移りを滑らかにすることもできる。
本発明の一実施形態に係るレール上を移動体を配置した立体倉庫の平面図である。 本発明の一実施形態に係る移動体の正面図である。 本発明の一実施形態に係る移動体の外観斜視図である。 図2のA部拡大図である。 第一レールと第二レールの接合状態を示す斜視図である。
符号の説明
1…シャトル(移動体)、 2a,2b…レール、 8…大径車輪(第一ガイドローラー)、 10a,10b…ガイドローラー(第二ガイドローラー)、 13…第一レール、 13a…垂直折曲部、 13b…水平折曲部、 13c…嵌合片、 14…第二レール、 14a…嵌合凹部、 M…取付け部、 P…装着部、 R1,R2…ラック、 W…搬送物、 J1,J2…接合部(継目)、 L1…長さ(第一敷設長さ)、 L2…長さ(第二敷設長さ)

Claims (4)

  1. 移動体に設けられた第一ガイドローラーと第二ガイドローラーを案内支持する移動体のレール構造であって、
    前記レールは、第一敷設長さを有すると共に、敷設方向に直交する断面において一端側に前記第一ガイドローラーの転動面を、他端側に嵌合片をそれぞれ形成した複数の第一レールと、第二敷設長さを有すると共に、敷設方向に直交する断面において内側面に前記第一レールの嵌合片に嵌合する嵌合凹部を、外側面に前記第二ガイドローラーの転動面をそれぞれ形成した複数の第二レールと、から成り、
    前記第一レール及び前記第二レールをそれぞれ敷設方向において隙間なく直列に連結し、かつ、前記第一レール及び前記第二レールのそれぞれの連結部が異なる位置となるよう前記嵌合片と前記嵌合凹部を嵌合して、前記第一レールと前記第二レールを接合したことを特徴とする移動体のレール構造。
  2. 前記第一レールの嵌合片を鉛直方向に起立して形成し、前記第二レールの嵌合凹部を当該嵌合片の上端縁から被せて嵌合したことを特徴とする請求項1に記載の移動体のレール構造。
  3. 前記第二レールは、前記第一外側面とこれに背向する第二外側面を有し、前記第一外側面及び前記第二外側面にそれぞれ前記第二ガイドローラーの転動面を形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の移動体のレール構造。
  4. 前記第一レールは、前記嵌合片の下方から折曲して水平に延出した水平折曲部を有し、当該水平折曲部に前記第二レールに形成された装着部が敷設方向に位置調整可能に取付けられることを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載の移動体のレール構造。
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