JP2010051272A - 魚釣用電動リール - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は電動リールに係り、様々な釣場の状況に応じ釣人の好みの変速制御が容易であると共に、微妙な巻取り操作が可能な電動リールを提供することを目的とする。
【解決手段】 モータ出力調節体の操作でモータ出力を増減調節するマニュアル変速モードと、前記モータ出力調節体の変位操作範囲内の操作で、機械式変速装置の動力伝達状態を高速状態または低速状態のいずれか一方に切り換え、切り換えた該動力伝達状態に於て、前記モータ出力調節体の操作でモータ出力を増減調節するオート変速モードとを備え、リール本体に設けたスイッチ部材の操作で、前記マニュアル変速モードとオート変速モードを切換え可能としたことを特徴とする。
【選択図】 図5

Description

本発明は、リール本体に回転自在に取り付くスプールを巻取り駆動するスプール駆動モータを備えた魚釣用電動リールに関する。
船釣り等、一般に深場の魚層を対象とした魚釣りを行う場合、魚釣用電動リール(以下、「電動リール」という)が広く使用されている。
周知のように電動リールは、スプール駆動モータ(以下、「スプールモータ」という)の駆動でスプールを回転させて釣糸の巻取りを行うもので、特許文献1に開示されるように昨今の電動リールには、釣場の状況に応じた釣糸の巻取り操作を行うべく、所定の角度に亘ってリール本体に回転可能に取り付くモータ出力調節体の操作でモータ出力を増減調節して、釣糸の巻取り速度を変化させる電気式変速装置が装着されている。
しかし、この電気式変速装置は、スプールモータの駆動力をスプールに伝達させる歯車動力伝達機構のギヤ比の設定条件によって低回転時のトルクが不足したり、高速巻取り性能が劣る等の課題がある。
そこで、斯かる課題を解決するため、特許文献2には前記電気式変速装置に加え、スプールモータの駆動系に、スプールへのスプールモータの動力伝達を、高速用歯車伝達機構による高速動力伝達状態(以下、「高速状態」という)と、低速用歯車伝達機構による低速動力伝達状態(以下、「低速状態」という)とで伝達可能な機械式変速装置を装着し、リール本体に設けた変速スイッチの操作で、高速状態と低速状態を交互に選択可能とした電動リールが開示されている。
而して、電気式変速装置と機械式変速装置とを組み合わせたこの電動リールによれば、幅広いトルクとスピードとの結合による巻取り駆動が可能となるが、その反面、機械式変速装置の動力伝達状態(変速状態)を切り換える度に、モータ出力調節体から指を離して変速スイッチを操作しなければならず、変速操作が煩わしいといった不具合が指摘されていた。
そこで、特許文献3には、前記不具合を解決するため、モータ出力調節体の変位操作範囲内の操作で、機械式変速装置を高速状態と低速状態とに切換え可能とした電動リールが提案されている。
而して、この電動リールによれば、モータ出力調節体の変位操作でスプールモータのモータ出力を調節し乍ら、モータ出力調節体の変位操作範囲内の操作で機械式変速装置を高速状態と低速状態とに切り換えることができるため、釣人は特別の意識をせずに一つのモータ出力調節体の変位操作によって機械式変速装置と電気式変速装置の両操作が可能となり、この結果、釣糸の巻取り速度時に魚の動きに対し迅速且つ適切な変速操作が可能となって、魚を不用意にバラシてしまう等のトラブルを回避することが可能となった。
特許第2977978号公報 特許第3537363号公報 特許第4136991号公報
しかし乍ら、斯様にモータ出力調節体の変位操作範囲内で機械式変速装置を高速状態と低速状態とに切り換え可能にした構造上、モータ出力調節体による高速状態及び低速状態での変速範囲が必然的に狭くなり、釣場の状況変化に対応しての微妙な巻き取り操作が行えないといった更なる課題が指摘されている。
このため、釣場の状況に対応した微妙な巻き取り操作を行うには、特許文献2及び特許文献3の電動リールを共に釣場に持参して、これらを使い分けしなければならない煩わしさがあった。
本発明は斯かる実情に鑑み案出されたもので、様々な釣場の状況に応じ釣人の好みの変速制御が容易であると共に、微妙な巻取り操作が可能な電動リールを提供することを目的とする。
斯かる目的を達成するため、請求項1に係る発明は、リール本体に回転可能に支持されたスプールを巻取り駆動するスプールモータと、スプールの駆動系に装着され、スプールへのスプールモータの動力伝達状態を高速状態と低速状態とに切り換え可能な機械式変速装置と、リール本体に変位操作可能に装着したモータ出力調節体の操作で、スプールモータのモータ出力を増減調節可能な電気式変速装置とを備えた電動リールであって、リール本体に設けた変速スイッチの切換え操作で、前記機械式変速装置の動力伝達状態を高速状態または低速状態のいずれか一方に切り換え、切り換えた該動力伝達状態に於て、前記モータ出力調節体の操作でモータ出力を増減調節するマニュアル変速モードと、前記モータ出力調節体の変位操作範囲内の操作で、前記機械式変速装置の動力伝達状態を高速状態または低速状態のいずれか一方に切り換え、切り換えた該動力伝達状態に於て、前記モータ出力調節体の操作でモータ出力を増減調節するオート変速モードとを備え、リール本体に設けたスイッチ部材の操作で、前記マニュアル変速モードとオート変速モードを切換え可能としたことを特徴とする。
そして、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の電動リールに於て、前記スイッチ部材は前記変速スイッチで、該変速スイッチの操作条件を変更して、前記マニュアル変速モードとオート変速モードを切換え可能としたことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、様々な釣場の状況に応じ、釣人の好みに応じた変速制御方法への変更が容易に行え、1つの電動リールで効率のよい幅広い微妙な巻取り操作が可能となった。
そして、請求項2に係る発明によれば、変速スイッチの操作条件を変更して、マニュアル変速モードとオート変速モードに切り換えるスイッチ部材として機能させると共に、機械式変速装置の動力伝達状態を低速状態と高速状態とに切り換えるスイッチ部材として機能させているので、操作パネル上の簡素化が図れて操作性に優れた利点を有する。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1乃至図7は請求項1及び請求項2に係る電動リールの一実施形態を示し、図1に於て、1はリール本体3のフレーム、5,7は該フレーム1の左右に取り付く側板で、両側板5,7間にスプール軸9を介してスプール11が回転可能に支持されている。
スプール軸9はスプール11の軸心を貫通して、その側板5側の一端が、フレーム1に一体的に取り付く第1のセットプレート13に軸受15を介して回転可能に支持されている。そして、この一端側に、後述する動力伝達機構17のスプール軸駆動歯車19が回り止め嵌合されている。
スプール11は、スプールモータ21の駆動とハンドル23の巻取り操作で巻取り方向へ回転して釣糸が巻回されるようになっており、スプールモータ21はスプール11前方のフレーム1に一体形成された筒状のモータケース25内に収納されている。
そして、側板5側のリール本体3内に、特許文献2に開示された機械式変速装置と同一構造の機械式変速装置27と第1の遊星歯車減速機構29、そして、前記スプール軸駆動歯車19を含む複数の歯車からなる動力伝達機構17が、スプールモータ21のモータ軸31とスプール軸9との間に順次装着されており、スプールモータ21の回転力が機械式変速装置27,遊星歯車減速機構29,動力伝達機構17で順次変速/減速されて、スプール軸9に伝達されるようになっている。
図2は機械式変速装置27と遊星歯車減速機構29の拡大断面図、図3及び図4は機械式変速装置27と遊星歯車減速機構29,動力伝達機構17の歯車の回転方向を説明する説明図を示し、図中、33はモータ軸31に回り止め嵌合されたピニオンで、スプールモータ21は正逆両方向へ回転可能に構成され、これに伴い、図3及び図4に示すようにピニオン33も正,逆両方向へ回転する。
そして、前記ピニオン33に低速用減速歯車機構35の低速用歯車37と、高速用減速歯車機構39の高速用歯車41が噛合しており、機械式変速装置27は前記低速用減速歯車機構35と高速用減速歯車機構39とで構成されている。
低速用歯車37と高速用歯車41は、その外径が同一でピニオン33とのギヤ比が同一に設定されており、図2及び図3に示すように低速用歯車37は、第1の回転軸43に一方向クラッチ45を介して回転可能に支持され、高速用歯車41は、第2の回転軸47に一方向クラッチ49を介して回転可能に支持されている。そして、第1の回転軸43は、遊星歯車減速機構29のキャリア51とフレーム1との間に軸受53,55を介して回転可能に支持され、第2の回転軸47は、前記セットプレート13の内側に配された第2のセットプレート57とフレーム1との間に軸受59,61を介して回転可能に支持されている。
而して、前記一方向クラッチ45,49は、力を伝達するその回転方向が互いに逆向きに設定されており、低速用歯車37側の一方向クラッチ45は、低速用歯車37が逆転(図3に於ける反時計回りの回転;以下、同様)すると、その楔作用で低速用歯車37の回転力を回転軸43に伝達し、低速用歯車37が正転(図4に於ける時計回りの回転;以下、同様)すると、その回転力を回転軸43に伝達しないように構成されている。
一方、これとは逆に高速用歯車41側の一方向クラッチ49は、図4の如く高速用歯車41が正転すると、その楔作用で高速用歯車41の回転力を回転軸47に伝達し、高速用歯車41が図3の如く逆転すると、その回転力を回転軸47に伝達させないように構成されている。
そして、第1の回転軸43に小歯車63が回り止め嵌合されると共に、第2の回転軸47に大歯車65が回り止め嵌合されて、これらは互いに噛合している。そして、回転軸43の突出端側に、遊星歯車減速機構29の太陽歯車67が回り止め嵌合されている。
図2及び図3に示すように遊星歯車減速機構29は、前記太陽歯車67と、セットプレート57と太陽歯車67との間に配置されて、セットプレート57に形成された内歯69と太陽歯車67とに夫々噛合する複数の遊星歯車71とを備え、遊星歯車71は支軸73を介してキャリア51に回転可能に支持され、キャリア51は軸受75,77を介してセットプレート13,57との間で回転可能に支持されている。そして、キャリア51に、動力伝達機構17の駆動歯車79が回り止め嵌合されている。
図1及び図3に示すように動力伝達機構17は、前記スプール軸駆動歯車19と前記駆動歯車79、そして、スプール軸駆動歯車19と駆動歯車79との間に配置されてこれらに噛合する大歯車81とで構成されている。そして、図2に示すように大歯車81は、セットプレート13に設けた筒状の支持部83に軸受85を介して回転可能に支持されているが、大歯車81の中央に設けた筒状部87の内周には、セットプレート57に軸支された一方向クラッチ89の外輪91が回り止め嵌合されており、ハンドル23の巻取り操作時に該一方向クラッチ89の楔作用で大歯車81の回転が阻止されて、その反力でハンドル23の駆動力が、後述する遊星歯車減速機構93を介してスプール11に伝達されるようになっている。
そして、図1に示すようにスプール軸9は、スプール11の中央を貫通してその他端側が側板7内に突出し、その突出端に、スプールモータ21の駆動力とハンドル23操作の回転力をスプール11に伝達させる第2の遊星歯車減速機構93が装着されている。
従来と同様、前記遊星歯車減速機構93は、スプール軸9の突出端に取り付けられた太陽歯車95とこれに噛合する複数の遊星歯車96、そして、スプール11の一端に刻設された内歯歯車97等からなり、内歯歯車97に遊星歯車96が噛合している。そして、遊星歯車96は支軸99を介してキャリア101に取り付けられており、キャリア101はスプール11に取り付けたブラケット103に嵌合し、軸受105を介してスプール軸9に回転可能に支持されている。
また、図1中、23は既述した釣糸巻取り操作用のハンドルで、該ハンドル23は、側板7に回動可能に挿着したハンドル軸107の側板外突出端に連結されており、ハンドル軸107にはラチェット109が側板7内で固着され、更にドライブギヤ111が回転可能に取り付けられている。そして、ドライブギヤ111とハンドル軸107は、ハンドル軸107に装着した周知のドラグ装置113で摩擦結合されており、ドラグ装置113はドラグ力調節レバー115の操作でドラグ力が調節できるようになっている。
そして、既述したようにハンドル23の巻取り操作時に、一方向クラッチ89の楔作用でスプール軸駆動歯車19に噛合する大歯車81の回転が阻止されるため、ハンドル23の回転力が遊星歯車減速機構93からスプール11に伝達されて、スプール11が巻取り方向へ回転するようになっている。
また、図示しないが前記ラチェット109には、周知のばねで付勢された係止爪が係止しており、斯様にラチェット109に係止爪が係止してスプール11の逆転止めが図られている。
更に、本実施形態に係る電動リール117には、既述した機械式変速装置27に加え、特許文献2で開示された電動リールと同様の電気式変速装置が装着されており、図1に示すようにハンドル23側の側板7の側部前方に設けられた筒状部119に、モータ出力調節体121がリール本体3の前後方向へ所定の角度に亘って回転操作可能に取り付けられている。
モータ出力調節体121は、リール全体を保持する手の指で押圧操作したり、指で摘んで回転操作できるように幅広な操作部123が先端に形成されたレバー形状からなり、モータ出力調節体(以下、「パワーレバー」という)121は、筒状部119に内蔵されたポテンショメータ125の操作軸127に連結されている。そして、パワーレバー121の回転操作によるポテンショメータ125の抵抗値の変化が、リール本体3上部の制御ボックス129内に装着したマイクロコンピュータに入力されている。
而して、マイクロコンピュータのCPUは、パワーレバー121の変位量に応じたパルス信号のデューティ比として、モータ駆動電流通電時間率をモータ駆動回路中に接続したスィッチング素子で可変制御して、スプールモータ21のモータ出力を増減調節するようになっているが、電動リール117の通電開始に伴い、CPUは先ず、オート変速モードに設定されるようになっている。
そして、このオート変速モードに於て、パワーレバー121の操作で、前記機械式変速装置27の動力伝達状態が低速用減速歯車機構35による低速状態と、高速用減速歯車機構39による高速状態とに交互に切換え可能となっている。
即ち、図5に示すようにパワーレバー121は、側板7の側部前方にモータ停止位置Aから最大操作位置Bに亘って120°の操作角で回転操作可能に取り付けられており、実線で示すようにパワーレバー121がモータ停止位置Aにあるとき、スプールモータ21は停止状態にある。
そして、パワーレバー121をモータ停止位置Aからリール本体3の前方(最大操作位置B方向)へ60°回転操作した中間回転操作位置Cで、機械式変速装置27による動力伝達状態が低速状態から高速状態に切り換わるように構成されており、この中間回転操作位置Cの前半側回転操作領域、即ち、図5中、A〜C間の操作領域(以下、「低速域」という)に於て、マイクロコンピュータは、パワーレバー121の操作量に応じスプールモータ21を一例としてデューティ比0〜100%で駆動制御してモータ出力を増減調節すると共に、スプールモータ21の回転力を低速用減速歯車機構35を介して低速状態でスプール11に伝達させるべく、スプールモータ21を正転方向へ駆動させるようになっている。
而して、斯様にスプールモータ21が正転すると、前記機械式変速装置27の構成から、図3に示すようにピニオン33に噛合する低速用歯車37と高速用歯車41が共に逆転するが、一方向クラッチ45のみが低速用歯車37の回転を回転軸43に伝えるため、回転軸43はモータ軸31の回転速度及びピニオン33と低速用歯車37とのギヤ比に対応して、低速用歯車37と共に図4の高速状態より遅い速度で回転し、このスプールモータ21の回転力が回転軸43から遊星歯車減速機構29の太陽歯車67へと伝達されて、この遊星歯車減速機構29から動力伝達機構17を介してスプール軸9へと伝達される。
従って、この低速域では、パワーレバー121の操作で駆動制御されるスプールモータ21の回転力が、低速用減速歯車機構35を介してスプール11に伝達されることとなる。
一方、ポテンショメータ125には、パワーレバー121の操作量に応じた操作軸127の回転角を検出する角度センサ(図示せず)が取り付けられており、角度センサの検出信号はマイクロコンピュータに入力されている。
そして、マイクロコンピュータは、角度センサの検出信号を基にパワーレバー121の操作角が60°を超えて中間回転操作位置Cの後半側回転操作領域、即ち、図5中、C〜B間の操作領域(以下、「高速域」という)に入ったと判断すると、パワーレバー121の操作量に応じスプールモータ21を一例としてデューティ比50〜100%で駆動制御してモータ出力を増減調節すると共に、スプールモータ21の回転力を高速用減速歯車機構39を介して高速状態でスプール11に伝達させるべく、正転していたスプールモータ21を一旦停止させて逆転方向へ再駆動させるようになっている。
而して、斯様にスプールモータ21が逆転すると、図4に示すようにピニオン33に噛合する低速用歯車37と高速用歯車41が共に正転し、高速用減速歯車機構39側の一方向クラッチ49の楔作用で高速用歯車41の回転が回転軸47に伝わる。そして、低速用減速歯車機構35側の一方向クラッチ45は低速用歯車37の回転を回転軸43に伝えず、回転軸47が、モータ軸31の回転速度とピニオン31と高速用歯車41とのギヤ比に対応した回転速度で高速用歯車41と共に正転する。
このように回転軸47が正転すると、これに回り止め嵌合された大歯車65が正転してこれと噛合する小歯車63が逆転するため、小歯車63が回り止め嵌合された回転軸43が逆転し、この時、回転軸47の回転速度は大歯車65と小歯車63とのギヤ比に対応した大きさだけ増幅されて小歯車63から回転軸43に伝えられる。
このため、回転軸43は低速状態より速い速度で回転し、増幅されたスプールモータ21の回転力が回転軸43から遊星歯車減速機構29の太陽歯車67へと伝達されて、遊星歯車減速機構29から動力伝達機構17を介してスプール軸9へと伝達される。
従って、この高速域では、パワーレバー121の操作で駆動制御されるスプールモータ21の回転力が、高速用減速歯車機構39を介してスプール11に伝達されることとなる。
図6は低速域と高速域に於けるパワーレバー121の操作量に応じた釣糸の巻取り速度を示すもので、図示するように低速域でスプールモータ21がデューティ比100%で駆動しても、スプールモータ21の回転力が低速用減速歯車機構35を介してスプール11に伝達される構造上、巻取り速度は高速域に比し低速となる。
一方、図1に示すように側板7の側部後方には、側板7内に装着された周知のクラッチ機構131を操作するクラッチレバー133が下方向へ押圧操作可能に取り付けられており、該クラッチレバー133の押圧操作で、クラッチ機構131がクラッチON状態からクラッチOFF状態に切り換わるようになっている。
そして、このクラッチOFF状態でハンドル23を巻取り方向へ回転させると、図示しない周知の復帰機構を介してクラッチ機構131がクラッチON状態に復帰するように構成されており、クラッチレバー133とハンドル23のクラッチON/OFFの切換え操作で、スプール11が釣糸巻取り状態とスプールフリー状態とに切り換わって、スプール11へのスプールモータ21やハンドル23の回転力が伝達/遮断されるようになっている。
また、図1中、135はスプール11の回転数と回転方向を検出する回転検出手段で、該回転検出手段135は、セットプレート13に装着されたホール素子やリードスイッチからなる磁気センサ137と、これに対向してスプール11の一端側に固着された複数のマグネット139とで構成されており、磁気センサ137はマイクロコンピュータのCPUに接続されている。
而して、CPUは、特開平5−103567号公報で開示された糸長計測プログラムと同様、磁気センサ137から出力されるスプール11の正転,逆転の判定信号を取り込んで釣糸の繰出しか巻取りかを判定すると共に、磁気センサ137から取り込むスプール11の回転パルス信号をカウントして、この計数値を基にマイクロコンピュータのROMに記憶された糸長計算式を演算実行するようになっている。
そして、CPUは、その計測値を制御ボックス129の操作パネル141上に設けた表示器143に糸長(釣糸の繰出し量や巻取り量)として表示させるようになっており、釣人は斯かる表示を確認し乍ら、所定の水深に仕掛けを繰り出したり、ハンドル23やパワーレバー121の操作で釣糸を巻き取ることが可能である。
更に、図7に示すように操作パネル141上には、表示器143に隣接してハンドル23側にリセットスイッチ145と棚メモスイッチ147が上下に装着され、また、反ハンドル23側に、前記機械式変速装置27の変速スイッチ149が装着されており、これらの各スイッチ145,147,149はマイクロコンピュータに接続されている。
棚メモスイッチ147は棚位置の設定に使用するもので、既述したように釣糸の繰出しや巻取りに伴い、CPUは磁気センサ137から取り込むスプール11の回転パルス信号を基に糸長を求めて表示器143に表示させるが、図7に示すように表示器143の上カラ表示部151に水面からの仕掛けの水深が、そして、棚カラ表示部153に棚からの仕掛けの距離が上下2段に並列して大きく表示されるようになっている。
そして、実釣の開始時に、釣糸が竿先から水面まで繰り出された処で釣人がリセットスイッチ145を操作すると、上カラ表示部151の表示値が「0.0」にリセットされる。
この後、釣人が釣糸を繰り出していくと、スプール11の回転に伴い、CPUで演算,計測された糸長が上カラ表示部151に表示されるが、釣糸が例えば95.5m繰り出された処で釣人が棚メモスイッチ147を操作すると、棚カラ表示部153に「0.0」が表示されて棚位置が設定され、以後、図7に示すように棚位置から例えば15mの釣糸の巻取りに伴う仕掛けの距離と水面からの繰出し量(水深)が、棚カラ表示部151と上カラ表示部153に夫々表示されるようになっている。
また、図7に示すように表示器143の左下には、HI/LOW表示部155とモード表示部157が設けられており、既述したパワーレバー121による機械式変速装置27の高速状態と低速状態の切換えが、HI/LOW表示部155に「HI」と「LOW」の文字で表示され、モード表示部157に、CPUが前記オート変速モードと後述するマニュアル変速モードのいずれの状態にあるかを表示する「オート」と「マニュアル」の文字が表示されるようになっている。
次に、変速スイッチ149の機能について説明すると、既述したようにマイクロコンピュータのCPUは、電動リール117への通電開始に伴い、先ず、オート変速モードに設定されるが、斯かるオート変速モードで釣人が変速スイッチ149を一例として1.5秒以上長押しすると、CPUはマニュアル変速モードに切り換わり、このマニュアル変速モードで変速スイッチ149を1.5秒以上長押しすると、CPUはオート変速モードに復帰するようになっており、この変速スイッチ149の長押し操作によるモードの切り換えに伴い、前記モード表示部157に設定のモード名が表示される。
そして、前記マニュアル変速モードで、前記変速スイッチ149を短く操作(例えば1秒以内)する度に、前記機械式変速装置27の動力伝達状態が、低速用減速歯車機構35による低速状態と、高速用減速歯車機構39による高速状態とに交互に切り換わるようになっており、既述したようにオート変速モードからマニュアル変速モードに切り換わると、CPUは先ず、スプールモータ21の回転力を高速用減速歯車機構39を介してスプール11に伝達させるべく、モータ駆動回路に指令を送出して、図4の如くスプールモータ21を逆転方向へ回転可能とする。そして、既述したように変速スイッチ149を短く操作する度に、機械式変速装置27の動力伝達状態が低速状態と高速状態とに交互に切り換わることとなる。
そして、このマニュアル変速モードでは、低速状態と高速状態のいずれの動力伝達状態に於ても、図5に示すモータ停止位置Aから最大操作位置Bに亘る広い操作領域で、パワーレバー121の操作量に応じスプールモータ21を一例としてデューティ比0〜100%で駆動制御して、モータ出力を増減調節することができるように構成されている。
このように本実施形態は、変速スイッチ149の操作条件を変更して、マニュアル変速モードとオート変速モードに切り換えるスイッチ部材として機能させると共に、機械式変速装置27の動力伝達状態を低速状態と高速状態とに切り換えるスイッチ部材として機能させている。
本実施形態に係る電動リール117はこのように構成されているから、クラッチレバー133のクラッチOFF操作で釣糸がスプール11から繰り出され、パワーレバー121によるスプールモータ21の巻取り駆動やハンドル23の巻取り操作でスプール11に釣糸が巻回され、釣糸の繰出しや巻取りに伴い、回転検出手段135の検出値を基に糸長が計測されて表示器143に糸長が表示されるが、電動リール117への通電開始に伴い、CPUはオート変速モードに設定される。そして、このオート変速モードに於て、図5に示すパワーレバー121の低速域と高速域の切換え操作で、機械式変速装置27が低速用減速歯車機構35による低速状態と、高速用減速歯車機構39による高速状態とに切り換わる。
そして、低速域で、マイクロコンピュータは、スプールモータ21を図3の如く正転方向へ駆動して、パワーレバー121の操作に応じたデューティ比0〜100%の範囲でモータ出力を増減調節し乍ら、スプールモータ21の回転力を低速用減速歯車機構35を介して遊星歯車減速機構29,動力伝達機構17,スプール軸9,遊星歯車減速機構93へと伝達させてスプール11を回転させることとなる。
また、パワーレバー121の操作量に応じた操作軸127の回転角を角度センサが検出しており、マイクロコンピュータは、角度センサの検出信号を基にパワーレバー121の操作角が60°を超えて図5の高速域に入ったと判断すると、正転していたスプールモータ21を一旦停止させて逆転方向へ再駆動して、パワーレバー121の操作に応じたデューティ比50〜100%の範囲でモータ出力を増減調節し乍ら、スプールモータ21の回転力を高速用減速歯車機構39を介して遊星歯車減速機構29,動力伝達機構17,スプール軸9,遊星歯車減速機構93へと伝達させてスプール11を回転させることとなる。
そして、図7に示すように、パワーレバー121による機械式変速装置27の切換えが、前記HI/LOW表示部155に「HI」と「LOW」の文字で表示されると共に、「オート」の文字が前記モード表示部157に表示される。
一方、前記オート変速モードで釣人が変速スイッチ149を1.5秒以上長押しすると、CPUはマニュアル変速モードに切り換わり、スプールモータ21の回転力を高速用減速歯車機構39を介してスプール11に伝達させるべく、モータ駆動回路に指令を送出してスプールモータ21を逆転方向へ回転可能とする。そして、図5に示すモータ停止位置Aから最大操作位置Bに亘る広い操作領域で、パワーレバー121の操作に応じたデューティ比0〜100%の範囲でモータ出力を増減調節し乍ら、スプールモータ21の回転力を高速用歯車伝達機構39を介して遊星歯車減速機構29,動力伝達機構17,スプール軸9,遊星歯車減速機構93へと伝達させてスプール11を回転させる。
そして、変速スイッチ149を短く操作すると、CPUは、スプールモータ21の回転力を低速用歯車伝達機構35を介してスプール11に伝達させるべく、モータ駆動回路に指令を送出してスプールモータ21を正転方向へ回転させ、モータ停止位置Aから最大操作位置Bに亘る広い操作領域で、パワーレバー121の操作に応じたデューティ比0〜100%の範囲でモータ出力を増減調節し乍ら、スプールモータ21の回転力を低速用歯車伝達機構35を介して遊星歯車減速機構29,動力伝達機構17,スプール軸9,遊星歯車減速機構93へと伝達させてスプール11を回転させることとなる。
この後、このマニュアル変速モードで、前記変速スイッチ149を短く操作する度に、前記機械式変速装置27の動力伝達状態が高速状態と低速状態とに切り換わり、変速スイッチ149を長押しすると、CPUはオート変速モードに切り換わることとなる。
このように本実施形態に係る電動リール117は、変速スイッチ149の短い切換え操作で、機械式変速装置27の動力伝達状態を高速状態と低速状態のいずれか一方に切り換え、切り換えた該動力伝達状態に於て、モータ停止位置Aから最大操作位置Bに亘る広い操作領域に於けるパワーレバー121の操作でモータ出力を増減調節するマニュアル変速モードと、モータ停止位置Aから最大操作位置Bに亘るパワーレバー121の変位操作範囲内の操作で、機械式変速装置27の動力伝達状態を高速状態と低速状態のいずれか一方に切り換え、切り換えた該動力伝達状態に於て、パワーレバー121の操作でモータ出力を増減調節するオート変速モードとを備え、そして、前記変速スイッチ149の操作条件を変更して、該変速スイッチ149を、マニュアル変速モードとオート変速モードに切り換えるスイッチ部材としても機能させたので、特許文献1乃至特許文献3に開示された従来例に比し、様々な釣場の状況に応じ、釣人の好みに応じた変速制御方法への変更が容易に行え、1つの電動リールで効率のよい幅広い微妙な巻取り操作が可能となった。
また、既述したように本実施形態は、変速スイッチ149の操作条件を変更して、マニュアル変速モードとオート変速モードに切り換えるスイッチ部材として機能させると共に、機械式変速装置27の動力伝達状態を低速状態と高速状態とに切り換えるスイッチ部材として機能させているので、操作パネル141上の簡素化が図れて操作性に優れた利点を有する。
尚、特許第3159637号公報には、パワーレバーによる電気式変速装置に加え、スプールモータの回転力を減速する減速機構の駆動系統の一部を切換え部材(手動による外部操作体)の操作でON/OFFして噛み合うギヤ比を変化させることにより、スプールの回転速度を機械的に高速状態と低速状態に切り換える機械式変速装置を備えた電動リールが開示されているが、本発明は斯かる電動リールにも適用可能である。
そして、適用に当たり、前記電動リールに開示された切換え部材に代え、一例として減速機構の内歯歯車の外周に設けたラチェット爪歯に係合する変速切換ストッパを、マイクロコンピュータによるソレノイドの駆動制御で作動させるようにすればよい。
而して、この実施形態によっても、前記実施形態と同様、所期の目的を達成することが可能である。
また、前記説明では、電動リールの通電開始に伴い、CPUが先ずオート変速モードに設定されるように構成したが、通電開始に伴い、先ず、マニュアル変速モードに設定されるように構成してもよい。
更に、変速スイッチ149の操作条件を変更する方法の一つとして、前記説明では、短押し操作と長押し操作でマニュアル変速モードとオート変速モードを切換え可能とし、また、機械式変速装置を高速状態と低速状態とに切換え可能としたが、変速スイッチを押圧操作とスライド操作とに操作可能にして、該変速スイッチの操作方向を変えることで前記切換えを行うようにしたり、押圧操作と回転操作とで前記切換えを可能とする等、変速スイッチの操作条件は、色々な操作形式の組み合わせが可能である。
請求項1及び請求項2の一実施形態に係る電動リールの要部切欠き平面図である。 電動リールの要部拡大断面図である。 機械式変速装置と減速機構,動力伝達機構の歯車の回転方向を説明する模式図である。 機械式変速装置と減速機構の歯車の回転方向を説明する模式図である。 電動リールの側面図である。 パワーレバーの操作量に応じた巻取り速度の変化を示すグラフである。 操作パネルの平面図である。
符号の説明
3 リール本体
5,7 側板
9 スプール軸
11 スプール
17 動力伝達機構
19 スプール軸駆動歯車
21 スプールモータ
23 ハンドル
27 機械式変速装置
29,93 遊星歯車減速機構
31 モータ軸
33 ピニオン
35 低速用減速歯車機構
37 低速用歯車
39 高速用減速歯車機構
41 高速用歯車
43,47 回転軸
45,49,89 一方向クラッチ
63 小歯車
65,81 大歯車
67 太陽歯車
79 駆動歯車
117 電動リール
123 パワーレバー
131 クラッチ機構
133 クラッチレバー
135 回転検出手段
143 表示器
145 リセットスイッチ
147 棚メモスイッチ
149 変速スイッチ

Claims (2)

  1. リール本体に回転可能に支持されたスプールを巻取り駆動するスプール駆動モータと、
    スプールの駆動系に装着され、スプールへのスプール駆動モータの動力伝達状態を、高速用歯車伝達機構による高速動力伝達状態と低速用歯車伝達機構による低速動力伝達状態とに切り換え可能な機械式変速装置と、
    リール本体に変位操作可能に装着したモータ出力調節体の操作で、スプール駆動モータのモータ出力を増減調節可能な電気式変速装置とを備えた魚釣用電動リールであって、
    リール本体に設けた変速スイッチの切換え操作で、前記機械式変速装置の動力伝達状態を高速動力伝達状態または低速動力伝達状態のいずれか一方に切り換え、切り換えた該動力伝達状態に於て、前記モータ出力調節体の操作でモータ出力を増減調整するマニュアル変速モードと、
    前記モータ出力調節体の変位操作範囲内の操作で、前記機械式変速装置の動力伝達状態を高速動力伝達状態または低速動力伝達状態のいずれか一方に切り換え、切り換えた該動力伝達状態に於て、前記モータ出力調節体の操作でモータ出力を増減調整するオート変速モードとを備え、
    リール本体に設けたスイッチ部材の操作で、前記マニュアル変速モードとオート変速モードを切換え可能としたことを特徴とする魚釣用電動リール。
  2. 前記スイッチ部材は前記変速スイッチで、該変速スイッチの操作条件を変更して、前記マニュアル変速モードとオート変速モードを切換え可能としたことを特徴とする請求項1に記載の魚釣用電動リール。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102823553A (zh) * 2011-06-17 2012-12-19 株式会社岛野 电动渔线轮
CN106993586A (zh) * 2016-01-22 2017-08-01 宁波海宝渔具有限公司 可变速的钓鱼用纺车式卷线器
CN112772587A (zh) * 2019-11-07 2021-05-11 广东赛肯科技创新股份有限公司 一种电动渔轮及其调速器

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