JP2010049772A - 不揮発性記憶装置及び不揮発性記憶装置からのデータ読み出し方法 - Google Patents

不揮発性記憶装置及び不揮発性記憶装置からのデータ読み出し方法 Download PDF

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Abstract

【課題】従来よりも正確にデータの読み出しが可能な不揮発性記憶装置を提供する。
【解決手段】データを記憶可能な不揮発性のメモリセル11及びメモリセル11に第1、第2ビット線GBLX、GBLZを介して接続されて、メモリセル11に記憶されたデータを読み出すための読出回路を備える不揮発性記憶装置である。読出回路は、第1、第2ビット線GBLX、GBLZに、メモリセル11にデータが記憶されているか否かにより電流値が変化する第1、第2ロード電流を流すためのロード電流供給部12と、第1、第2ロード電流を、これらよりも大きく電流値が変化する第1、第2データバス電流に変換して第1、第2データバスRDBX、RDBZに流すための電流−電流変換部13と、電流−電流変換部13に第1、第2データバスRDBX、RDBZを介して接続されて、第1、第2データバス電流の差電圧を増幅して出力するセンスアンプ15と、を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば論理「0」、論理「1」の少なくとも2値を取り得るデータを記憶可能なメモリセルを有する不揮発性記憶装置に関する。
NOR型不揮発性記憶装置には、メモリコアと周辺回路とが一対のデータバス(以下、「データバス対」という。)で接続されるものがある。メモリコアは、複数のメモリセクタにより構成される。複数のメモリセクタは、一対のグローバルビット線(以下、「グローバルビット線対」という。)で接続される。グローバルビット線対は、それぞれデータバスにコラム選択スイッチを介して接続される。
メモリコアが複数ある場合には、コラム選択スイッチの導通、非導通状態を制御することにより、どのメモリコアのグローバルビット線にもデータバスが接続できるようになっている。
メモリセクタは、例えば電荷蓄積層を有するトランジスタからなるメモリセルを備えている。電荷蓄積層に電荷が蓄積されているか否かにより、論理「0」又は論理「1」のデータが記憶される。メモリセルのゲート電極にはワード線が接続され、ソース電極及びドレイン電極にはそれぞれ異なるローカルビット線が接続される。メモリセルに接続される一対のローカルビット線を、以下、ローカルビット線対という。ローカルビット線対は、それぞれグローバルビット線にセクタ選択スイッチを介して接続される。
周辺回路は、読出回路と書込回路とを備える。読出回路は、例えば、メモリセルに電圧を印加して当該メモリセルに接続されるグローバルビット線対にロード電流を流すためのロード電流源と、グローバルビット線対の各ロード電流を電圧に変換する電流電圧変換部と、電流電圧変換部から出力されるグローバルビット線対の各電圧の差電圧を増幅するセンスアンプとを含む。書込回路は、メモリセルにデータの書き込みを行うときの高電圧を供給する。
データバス対は、読出回路と書込回路とのいずれか一方をコラム選択スイッチに接続するための読出/書込切換スイッチを備える。
コラム選択スイッチ及びセクタ選択スイッチが導通状態のときに、メモリセルのローカルビット線対には、データバス対、グローバルビット線対を介して周辺回路から所定の電圧が印加される。さらに、ワード線に所定の電圧が印加されることで、当該メモリセルへのデータの書き込み、読み出し、又は消去が行われる。
メモリセルからデータを読み出すときには、グローバルビット線対に、読出回路からロード電流が供給される。ロード電流は、グローバルビット線対からセクタ選択スイッチを介してローカルビット線対に供給される。ロード電流は、メモリセルにデータが記憶されているか否かにより電流値が異なる。電流電圧変換回路は、ロード電流を電流電圧変換する。センスアンプは、電流電圧変換回路でロード電流から電流電圧変換された電圧と所定の基準電圧とを比較して増幅する。基準電圧よりも高電圧か否かで、メモリセルに記憶されたデータが論理「0」か論理「1」かが判別される。
グローバルビット線対及びローカルビット線対は、電流電圧変換回路によって、メモリコアの外部電圧(例えば1.8V)よりも低い電圧(例えば1.4V)に電圧制限される。ドレインディスターブ(チャージロス)によりグローバルビット線対を共有した隣接するメモリセルの記憶データの誤変換が考慮されるからである。
メモリセルへデータを書き込むとき或いは消去するときには、グローバルビット線対及びローカルビット線対に、書込回路から、メモリコアの外部電圧よりも高い電圧(例えば5V)が印加される。これによりメモリセルにデータが書き込み又は消去される。
メモリセルからはロード電流によりデータの読み出しが行われる。ロード電流は微少電流である。グローバルビット線対及びデータバス対は長配線であるために寄生素子の影響が大きい。このようなことから、寄生素子によりロード電流にノイズの影響が出やすくなり、メモリセルからのデータの読み出し時の誤動作の原因になる。
このようなNOR型不揮発性記憶装置では、ノイズの影響を無くして正確にデータの読み出しを行うことが常に求められている。特許文献1は、高速で正確なメモリセルからのデータの読み出しを行うための従来の半導体記憶装置である。この半導体記憶装置は、ビット線とセンスアンプとの間に設けられた高耐圧の第2のトランジスタと、動作モードに応じてビット線の電圧の制御を行う第1のトランジスタとを備えた構成を開示している。
特開2006−185533号公報
本発明は、このような問題に鑑みて、従来よりも正確にデータの読み出しが可能な不揮発性記憶装置を提供することを主たる課題とする。
以上の課題を解決する本発明の不揮発性記憶装置は、少なくとも2値を取り得るデータを記憶可能な不揮発性のメモリセルを有するメモリセクタと、前記メモリセルにビット線を介して接続され、前記メモリセルに記憶された前記データを読み出すための読出回路と、を備えている。前記読出回路は、前記ビット線に、前記メモリセルに記憶されるデータの値により電流値が変化するロード電流を流すためのロード電流供給部と、前記データを読み出すときに、前記ロード電流を、前記ロード電流よりも大きく電流値が変化するデータバス電流に変換してデータバスに流すための変換部と、前記変換部に前記データバスを介して接続されて、前記データバス電流に応じた電圧を増幅して出力するセンスアンプと、を備えている。
このような不揮発性記憶装置では、変換部により、ロード電流がデータバス電流に変換される。データバス電流の電流値は、その変化量がロード電流よりも大きい。そのためにセンスアンプでは、ロード電流に応じた電圧を増幅する場合よりも、データバス電流に応じた電圧を増幅する場合の方が、正確なデータの読み出しが可能になる。電流値の変化が大きいために、それに応じた電圧の変化も大きくなるためである。また、変換部はデータの読み出し時にのみデータバス電流を流すために、読み出しを行わないときには電流が流れず、消費電力を削減することができる。
本発明の不揮発性記憶装置は、前記変換部が、例えば、前記ロード電流の電流値の変化に応じて抵抗値が変化する可変抵抗器を有する前記電流−電流変換部と、前記データバスに所定の第1電圧を印加するためのデータバス電流供給部と、を備えて構成される。このような構成では、前記所定の第1電圧と前記可変抵抗器の抵抗値とにより前記データバス電流の電流値が決まる。
前記電流−電流変換部は、例えば、前記可変抵抗器と前記データバスとの間にコラム選択スイッチを有している。この場合、コラム選択スイッチは、前記メモリセルからの前記データの読み出しのときに導通状態になる。そのために、データの読み出しのときのみデータバス電流がデータバスに流れる。
前記データバス電流供給部は、例えば、前記データバスに接続される第1データバススイッチを有している。この場合、第1データバススイッチが導通状態のときに前記所定の第1電圧が前記データバスに印加される。第1電圧が印加されなければデータバス電流が流れないので、第1データバススイッチによりデータの読み出しを制御できる。
また、前記データバス電流供給部は、例えば、前記データバスに接続されて前記所定の第1電圧を前記データバスに印加するための第2データバススイッチを更に備えていてもよい。この場合、第2データバススイッチは、前記コラム選択スイッチが非導通状態になると、一時的に導通状態になって前記所定の第1電圧を前記データバスに印加する。このような構成では、連続してデータの読み出しを行うときに一つのデータの読み出しが終わってすぐに次のデータの読み出しが可能になるので、読み出しの高速化が図れる。
本発明の不揮発性記憶装置では、例えば、前記ビット線が2本の異なるビット線からなり、前記データバスが2本の異なるデータバスからなる。この場合、前記ロード電流供給部は、一方のビット線に第1ロード電流を流すための所定の第2電圧を印加可能な第1ロードスイッチと、前記一方のビット線と接地との間に接続されるリファレンス素子と、他方のビット線に第2ロード電流を流すための前記所定の第2電圧を印加可能な第2ロードスイッチと、を備えており、前記リファレンス素子は、前記メモリセルから前記データを読み出すときに、前記第1ロード電流が前記第2ロード電流の半分の量になるように構成される。
前記変換部は、前記一方のビット線に流れる前記第1ロード電流を変換して一方のデータバスに第1データバス電流を流すとともに、前記他方のビット線に流れる前記第2ロード電流を変換して他方のデータバスに第2データバス電流を流し、前記センスアンプは、前記第1データバス電流に応じた電圧と前記第2データバス電流に応じた電圧との差電圧を増幅して出力する。
前記ロード電流供給部は、前記一方のビット線に前記所定の第2電圧を印加するための第3ロードスイッチと、前記他方のビット線に前記所定の第2電圧を印加するための第4ロードスイッチと、を備えていてもよい。前記第3ロードスイッチは、前記第1ロードスイッチが非導通状態のときに、導通状態になって前記所定の第2電圧を前記一方のビット線に印加し、前記第4ロードスイッチは、前記第2ロードスイッチが非導通状態のときに、導通状態になって前記所定の第2電圧を前記他方のビット線に印加する。
また、本発明の不揮発性装置は、前記メモリセル及び前記ロード電流供給部を含んだメモリコアを複数備えていてもよい。この場合、読み出すデータが記憶されたアドレスの先頭コラムアドレスに応じて、所定のメモリコアを活性化して、データの読み出しを行う。また、例えば、電流−電流変換部と読出回路との間にスイッチ設けておき、先頭コラムアドレスに応じて当該スイッチを切り替えることにより、読出回路側の構成素子を活性化してもよい。このような構成では、従来よりも消費電力を抑え、且つ高速なデータ読み出しを実現することができる。
このような本発明の不揮発性記憶装置では、前記ビット線がスイッチを備えて、前記メモリセクタと前記読出回路とが前記スイッチを介して接続されていてもよい。この場合、例えば、前記スイッチを境に、前記読出回路側の構成素子は、前記メモリセクタ側の構成素子よりも耐圧の低い素子で構成される。従来このような不揮発性記憶装置は、すべて同じ高耐圧の素子で構成されている。そのため、低耐圧素子を読出回路に用いることで、従来よりも高速動作が可能になる。よって、従来よりも高速なデータ読出が実現できる。
本発明の不揮発性記憶装置からのデータ読み出し方法は、少なくとも2値を取り得るデータを記憶可能なメモリセルを有するメモリセクタと、前記メモリセルにビット線を介して接続されており、前記メモリセルに記憶された前記データを読み出すための読出回路と、を備えた不揮発性記憶装置から前記メモリセルに記憶されたデータを読み出す方法である。この方法では、前記読出回路が、前記ビット線に、前記メモリセルに記憶されるデータの値により電流値が変化するロード電流を流す段階と、前記データを読み出すときにのみ、前記ロード電流を前記ロード電流よりも大きく電流値が変化するデータバス電流に変換する段階と、前記データバス電流に応じた電圧を増幅して出力する段階と、を含む。
以上のような本発明により、センスアンプが、変換部によりロード電流から変換されたデータバス電流による電圧を増幅するので、従来よりも正確なデータの読み出しが可能になる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は、本実施形態の不揮発性記憶装置の構成図である。
不揮発性記憶装置1は、メモリセル11を有するメモリセクタ10と、メモリセル11に記憶されたデータを読み出すための読出回路となるロード電流供給部12、電流−電流変換部13、データバス電流供給部14、及びセンスアンプ15と、メモリセル11にデータを書き込むための書込回路16と、各種スイッチSW1〜SW7とを備えている。不揮発性記憶装置1のこれらの構成要素が図外の制御装置により制御されて、メモリセル11へのデータの書き込み、読み出し、及び消去が行われる。そのために不揮発性記憶装置1には、制御装置から、各種スイッチSW1〜SW7の導通状態及び非導通状態を制御するための各種制御信号が入力される。メモリセクタ10、ロード電流供給部12、電流−電流変換部13、及び書込回路16は、グローバルビット線対である第1グローバルビット線GBLX及び第2グローバルビット線GBLZに接続される。不揮発性記憶装置1は、データバス対である第1データバスRDBX及び第2データバスRDBZに接続される。第1グローバルビット線GBLXは、第1データバスRDBXに接続され、第2グローバルビット線GBLZは第2データバスに接続される。
データバス電流供給部14及びセンスアンプ15は、第1データバスRDBX及び第2データバスRDBZに接続される。電流−電流変換部13を境にして、第1、第2データバスRDBX、RDBZに接続される構成要素はメモリコア外に設けられ、他の構成要素はメモリコア内に設けられる。
メモリセクタ10が有するメモリセル11は、例えば電荷蓄積層を有するトランジスタにより形成される。メモリセル11は、電荷蓄積層に電荷が蓄積されるか否かにより、論理「0」、論理「1」の少なくとも2値を取り得るデータを記憶する。メモリセル11は、複数ビットのデータを記憶できる構成であってもよい。メモリセル11には、ワード線WLと、ローカルビット線対である第1ローカルビット線LBLX及び第2ローカルビット線LBLZとが接続される。ワード線WL、第1ローカルビット線LBLX、及び第2ローカルビット線LBLZに印加される電圧により、メモリセル11にデータが書き込み、読み出し、及び消去される。
第1ローカルビット線LBLXは、第1グローバルビット線GBLXに第1セクタ選択スイッチSW1を介して接続される。また、第1ローカルビット線LBLXは、第3セクタ選択スイッチSW3を介して接地線VSSに接続される。接地線VSSには、接地電圧が印加されている。第2ローカルビット線LBLZは、第2グローバルビット線GBLZに第2セクタ選択スイッチSW2を介して接続される。第1セクタ選択スイッチSW1は、第1セクタ選択制御信号Ssel1により導通、非導通状態が制御され、第2セクタ選択スイッチSW2は、第2セクタ選択制御信号Ssel2により導通、非導通状態が制御され、第3セクタ選択スイッチSW3は、接地制御信号CS3により導通、非導通状態が制御される。
メモリセクタ10は、図1では1個しか図示されていないが、第1、第2グローバルビット線GBLX、GBLZ上に複数設けられる。
ロード電流供給部12は、第1グローバルビット線GBLXに第1読出/書込切換スイッチSW4を介して接続され、第2グローバルビット線GBLZに第2読出/書込切換スイッチSW5を介して接続される。ロード電流供給部12は、第1グローバルビット線GBLX及び第2グローバルビット線GBLZに、それぞれ所定の電圧を印加することで、第1グローバルビット線GBLXに第1ロード電流を供給し、第2グローバルビット線GBLZに第2ロード電流を供給する。第1ロード電流と第2ロード電流との差分が第1差分電流として電流−電流変換部13に送られる。第2ロード電流は、メモリセル11にデータが記憶されているか否かにより、電流値が変化する。
書込回路16は、第1グローバルビット線GBLXに第3読出/書込切換スイッチSW6を介して接続され、第2グローバルビット線GBLZに第4読出/書込切換スイッチSW7を介して接続される。書込回路16は、メモリセル11にデータを書き込むときに、第1グローバルビット線GBLX及び第2グローバルビット線GBLZを介して、所定の電圧を当該メモリセル11に印加する。
第1読出/書込切換スイッチSW4及び第2読出/書込切換スイッチSW5は、読出制御信号CS1で導通、非導通状態が制御され、第3読出/書込切換スイッチSW6及び第4読出/書込切換スイッチSW7は、書込制御信号WCLで導通、非導通状態が制御される。第1読出/書込切換スイッチSW4及び第2読出/書込切換スイッチSW5と、第3読出/書込切換スイッチSW6及び第4読出/書込切換スイッチSW7とは、同じタイミングで導通しないように、読出制御信号CS1及び書込制御信号WCLにより制御される。これにより、読出動作のときにはロード電流供給部12が第1グローバルビット線GBLX及び第2グローバルビット線GBLZに接続され、書込動作のときには書込回路16が第1グローバルビット線GBLX及び第2グローバルビット線GBLZに接続される。
電流−電流変換部13とデータバス電流供給部14とは、協働して、第1ロード電流を第1ロード電流よりも大きく電流値が変化する第1データバス電流に変換して第1データバスRDBXに流し、第2ロード電流を第2ロード電流よりも大きく電流値が変化する第2データバス電流に変換して第2データバスRDBZに流す。電流−電流変換部13は、データの読み出し時のみ、電流の変換を行う。電流−電流変換部13は、コラム選択スイッチを内蔵しており、コラム選択制御信号RCLが入力される。コラム選択スイッチが導通状態のときのみ電流−電流変換部13が第1、第2グローバルビット線GBLX、GBLZに接続される。電流−電流変換部13とデータバス電流供給部14とは、本発明の変換部の一例である。
センスアンプ15には、第1データバスRDBXに流れる第1データバス電流及び第2データバスRDBZに流れる第2データバス電流から、それぞれの電流に応じた電圧をラッチする。その後、センスアンプ15は、ラッチした各電圧の電圧差を増幅して出力する。増幅結果は、メモリセル11から読み出されたデータとして出力される。
図1では、不揮発性記憶装置1として、第1グローバルビット線GBLX及び第2グローバルビット線GBLXに接続されたメモリセクタ10、ロード電流供給部12、及び電流−電流変換部13による構成が1つだけ示されているが、同様の構成を複数備えていてもよい。電流−電流変換部13に内蔵されるコラム選択スイッチにより、電流−電流変換部13が第1、第2データバスRDBX、RDBZに接続又は分離されるために、メモリセクタ10から電流−電流変換部13までの構成が複数用意されている場合には、コラム選択スイッチにより、いずれか1つの構成が第1、第2データバスRDBX、RDBZに接続される。
以上のような構成の不揮発性記憶装置1は、第1読出/書込切換スイッチSW4及び第2読出/書込切換スイッチSW5を境に、メモリセクタ10側を構成する各素子が高耐圧素子で構成され、ロード電流供給部12側を構成する各素子が低耐圧素子で構成される。
メモリセル11、第1〜第3セクタ選択スイッチSW1〜SW3、第1〜第4読出/書込切換スイッチSW4〜SW7、及び書込回路16は、メモリセル11へのデータの書き込み及び消去のときに、高電圧が印加される。そのために、これらの構成には高耐圧素子を用いる必要がある。
ロード電流供給部12、電流−電流変換部13、データバス電流供給部14、及びセンスアンプ15は、メモリセル11からのデータの読み出しのときに用いられるために、書き込みのときよりもはるかに低い電圧が印加される。そのために、これらは低耐圧素子を用いて構成される。低耐圧素子で構成されるために、各素子のスイッチング速度などが高速になり、読み出し動作を従来よりも高速に行うことができる。読み出しのときには、センスアンプ15側の動作電圧として電源電圧VCC(例えば、1.8V)を用い、メモリセクタ10側の動作電圧として電源電圧VCC未満の電圧を用いる。不揮発性のメモリセルは、高電圧によりデータが書き込み及び消去される。しかし、読み出しのときには、ドレインディスターブによるメモリセルのチャージロス防止のために、低電圧が印加される。高耐圧素子としては、例えば閾値電圧が0.7Vで5V耐圧のトランジスタが用いられ、低耐圧素子としては、例えば閾値電圧が0.5Vで1.8V耐圧のトランジスタが用いられる。
不揮発性記憶装置1は、メモリセル11からデータを読み出すときに、まず、第2セクタ選択スイッチSW2、第3セクタ選択スイッチSW3、第1読出/書込切換スイッチSW4、及び第2読出/書込切換スイッチSW5が導通状態になり、他のスイッチが非導通状態になる。
第1グローバルビット線GBLXには、メモリセル11が接続されないので、ロード電流供給部12内部で生じる第1ロード電流が流れる。第2グローバルビット線GBLZには、ロード電流供給部12からメモリセクタ10を介して接地線VSSの間で生じる第2ロード電流が流れる。
第1ロード電流及び第2ロード電流は、電流−電流変換部13に入力される。電流−電流変換部13及びデータバス電流供給部14は、第1ロード電流に応じた第1データバス電流を第1データバスRDBXに流し、第2ロード電流に応じた第2データバス電流を第2データバスRDBZに接続に流す。第1データバス電流により生じる第1ロード電圧と、第2データバス電流により生じる第2ロード電圧とが、センスアンプ15にラッチされる。
センスアンプ15では、ラッチした第1ロード電圧と第2ロード電圧との差電圧を増幅する。増幅結果をメモリセル11から読み出されたデータとして出力する。このようにして、メモリセル11に記憶されたデータが読み出される。
<第1実施例>
図2は、図1の不揮発性記憶装置1の構成を一部具体化した回路構成図の一例である。
図2の不揮発性記憶装置1では、ロード電流供給部12、電流−電流変換部13、及びデータバス電流供給部14の回路構成を具体化している。また、第1〜第4読出/書込切換スイッチSW4〜SW7に用いる具体的なスイッチ素子として、MOSトランジスタを用いている。さらに、メモリセル11の具体例として、トランジスタを用いている。第1実施例では、メモリセル11が電荷蓄積層の両端に電荷を蓄積可能である。そのために、メモリセル11には、2ビットのデータが記憶可能である。メモリセル11のソース電極とドレイン電極に印加する電圧を入れ替えることで、2ビットのデータの読み出しが可能である。
第1〜第4読出/書込切換スイッチSW4〜SW7は、図2ではN型のMOSトランジスタである。第1、第2読出/書込切換スイッチSW4、SW5は、読出制御信号CS1が論理「1」のときに導通状態になり、第3、第4読出/書込切換スイッチSW6、SW7は、書込制御信号WCLが論理「1」のときに導通状態になる。読出制御信号CS1と書込制御信号WCLとは、同時に論理「1」になることはない。そのために、第1〜第4読出/書込切換スイッチSW4〜SW7がすべて同時に導通状態になることはない。
ロード電流供給部12は、電圧VCCを第1グローバルビット線GBLXに印加するためのスイッチ素子である第1ロードスイッチ121と、電圧VCCを第2グローバルビット線GBLZに印加するためのスイッチ素子である第2ロードスイッチ122と、直列に接続される第1〜第3リファレンスセル123〜125とを備える。
第1ロードスイッチ121及び第2ロードスイッチ122は、図2ではP型のMOSトランジスタである。第1ロードスイッチ121及び第2ロードスイッチ122には、第1ロード制御信号LD1Xが印加される。第1ロード制御信号LD1Xが論理「0」のときに、第1ロードスイッチ121及び第2ロードスイッチ122は導通状態になる。第1ロードスイッチ121が導通状態になると電圧VCCが第1グローバルビット線GBLXに印加され、第2ロードスイッチ122が導通状態になると電圧VCCが第2グローバルビット線GBLZに印加される。
第1〜第3リファレンスセル123〜125は、第1グローバルビット線GBLXと接地との間に設けられている。第1〜第3リファレンスセル123〜125は、図2ではそれぞれN型のMOSトランジスタで構成される。第1〜第3リファレンスセル123〜125は、常に導通状態である。第1〜第3リファレンスセル123〜125は、第1ロード電流が第2ロード電流の半分になるように構成される。
電流−電流変換部13は、第1グローバルビット線GBLXがゲート端子に接続される第1変換素子131と、第1変換素子131と第1データバスRDBXとの間に接続される第1コラム選択スイッチ132と、第2グローバルビット線GBLZがゲート端子に接続される第2変換素子133と、第2変換素子133と第2データバスRDBZとの間に接続される第2コラム選択スイッチ134とを備える。第1、第2変換素子131、133及び第1、第2コラム選択スイッチ132、134は、図2では、すべてN型のMOSトランジスタである。
第1変換素子131は、可変抵抗器として作用し、第1グローバルビット線GBLXから印加される電圧に応じて、チャネル抵抗が変化する。第1グローバルビット線GBLXの電圧は、第1ロード電流により決まるので、第1変換素子131の抵抗値は、第1ロード電流に依存する。同様に、第2変換素子132の抵抗値は第2ロード電流に依存する。
第1、第2コラム選択スイッチ132、134は、コラム選択制御信号RCLが論理「1」のときに導通状態になる。コラム選択制御信号RCLは、例えば、外部から読出コマンドが不揮発性記憶装置1に入力されると、論理「1」になる。
データバス電流供給部14は、電圧VCCを第1データバスRDBXに印加するためのスイッチ素子である第1データバススイッチ141と、電圧VCCを第2データバスRDBZに印加するためのスイッチ素子である第2データバススイッチ142とを備える。
第1データバススイッチ141及び第2データバススイッチ142は、図2ではP型のMOSトランジスタである。第1データバススイッチ141及び第2データバススイッチ142には、第2ロード制御信号LD2Xが印加される。第2ロード制御信号LD2Xが論理「0」のときに、第1データバススイッチ141及び第2データバススイッチ142は導通状態になる。第1データバススイッチ141が導通状態になると電圧VCCが第1データバスRDBXに印加され、第2データバススイッチ142が導通状態になると電圧VCCが第2データバスRDBZに印加される。
コラム選択制御信号RCLが論理「1」且つ第2ロード制御信号LD2Xが論理「0」であれば、第1コラム選択スイッチ132が導通状態になり、且つ第1データバススイッチ141を介して第1データバスRDBXに電圧VCCが印加される。第1変換素子131は、第1ロード電流に応じた抵抗値であるので、電圧VCCと接地電圧、及び第1変換素子131の抵抗値に応じた第1データバス電流が、第1データバスRDBXに流れる。同様に、第2データバスRDBZには、電圧VCCと接地電圧、及び第2変換素子133の抵抗値に応じた第2データバス電流が流れる。このようにして、第1、第2ロード電流は、第1、第2データバス電流に変換される。
以下、説明を容易にするために、第1読出/書込切換スイッチSW4と電流−電流変換部13との間の第1グローバルビット線GBLXを第1リファレンスビット線RGBLXという。第2読出/書込切換スイッチSW5と電流−電流変換部13との間の第2グローバルビット線GBLZを第2リファレンスビット線RGBLZという。
図3は、データの読み出し時の、不揮発性機構装置1に入力される各種制御信号の状態と、第1グローバルビット線GBLX及び第2グローバルビット線GBLZと、第1リファレンスビット線RGBLX及び第2リファレンスビット線RGBLZと、第1データバスRDBX及び第2データバスRDBZとにおける電圧の変動を示す例示図である。
第1セクタ選択スイッチSW1及び第2セクタ選択スイッチSW2が導通状態であり、読出制御信号CS1が2.1Vで第1読出/書込切換スイッチSW4及び第2読出/書込切換スイッチSW5が導通状態であり、第1読出/書込切換スイッチSW4及び第2読出/書込切換スイッチSW5の閾値電圧が0.7Vであれば、第1グローバルビット線GBLX及び第2グローバルビット線BGLZは、1.4Vになる。第1リファレンスビット線RGBLX及び第2リファレンスビット線RGBLZは、第1ロード制御信号LD1Xが論理「0」であり、第1ロードスイッチ121及び第2ロードスイッチ122が導通状態にあるために、それぞれに電圧VCC(1.8V)が印加される(時刻t1以前の状態)。
時刻t1で、ワード線WLが論理「1」になり、第1セクタ選択制御信号Ssel1が論理「0」になり、第3セクタ選択制御信号CS3が論理「1」になると、第1セクタ選択スイッチSW1が非導通状態になって第3セクタ選択スイッチSW3が導通状態になり、電圧VCCから接地電圧へ、第2ロードスイッチ122、第2読出/書込切換スイッチSW5、第2セクタ選択スイッチSW2、メモリセル11、及び第3セクタ選択スイッチSW3を介した経路が形成される。これにより、第2グローバルビット線GBLZに第2ロード電流が生じる。
他方、電圧VCCから接地電圧へ、第1ロードスイッチ121から第1〜第3リファレンスセル123〜125を介した経路が形成される。これにより、第1グローバルビット線GBLXに第1ロード電流が生じる。
第2ロード電流により、第2グローバルビット線GBLZには20mVの電圧降下が生じる。そのために第1グローバルビット線GBLXと第2グローバルビット線GBLZとの間に20mVの差電圧が生じる。20mVの差電圧は、第1リファレンスビット線RGBLXと第2リファレンスビット線RGBLZとの間にも生じる。
第1リファレンスビット線RGBLXと第2リファレンスビット線RGBLZとの間に20mVの差電圧が生じて安定すると、第2ロード制御信号LD2Xが論理「0」になり、その後、時刻t2でコラム選択制御信号RCLが論理「1」になる。上述の通り、第2ロード制御信号LD2Xが論理「0」且つコラム選択制御信号RCLが論理「1」になると、第1データバスRDBXに第1データバス電流が生じ、第2データバスRDBZに第2データバス電流が生じる。
センスアンプ15は、第1ロード電流に応じた第1ロード電圧と、第2ロード電流に応じた第2ロード電圧とをラッチする。ラッチ後に、第1ロード電圧と第2ロード電圧との差電圧を増幅して出力する。
以上の動作により、メモリセル11が記憶する2ビットのデータのうち1ビットの読み出しが完了する(時刻t3)。続いて、メモリセル11のソース電極とドレイン電極とに印加する電圧を入れ替えて、もう1ビットのデータを読み出す(時刻t3〜t4)。また、同一ワード線上の複数のメモリセル11からデータを続けて読み出す場合には、1つのデータの読み出しが完了すると、コラム選択制御信号RCLが論理「0」に一旦変化した後に、すぐ論理「1」になる。これにより次のデータが読み出される。
時刻t4になり、コラム選択制御信号RCLが論理「0」になると、メモリセル11からのデータの読み出しが終了する。その後、第2ロード制御信号LD2Xが論理「1」になる。なお、第2ロード制御信号LD2Xは、破線で示すように、コラム選択制御信号RCLが論理「1」になるときに同時に論理「0」になり、コラム選択制御信号RCLが論理「0」になるときに同時に論理「1」になってもよい。
<第2実施例>
図4は、図2の不揮発性記憶装置1のデータバス電流供給部14の変形例を示す回路構成図である。
図4のデータバス電流供給部14は、第1、第2データバススイッチ141、142の他に、電圧VCCを第1データバスRDBXに印加するためのスイッチ素子である第3データバススイッチ143と、電圧VCCを第2データバスRDBZに印加するためのスイッチ素子である第4データバススイッチ144とを備える。
第3データバススイッチ143及び第4データバススイッチ144は、図4ではP型のMOSトランジスタである。第3データバススイッチ143及び第4データバススイッチ144には、第3ロード制御信号LD3Xが印加される。第3ロード制御信号LD3Xが論理「0」のときに、第3データバススイッチ143及び第4データバススイッチ144は導通状態になる。第3データバススイッチ143が導通状態になると電圧VCCが第1データバスRDBXに印加され、第4データバススイッチ144が導通状態になると電圧VCCが第2データバスRDBZに印加される。
第3ロード制御信号LD3Xは、個々のデータの読み出し終了時に一時的に論理「0」になり、すぐに論理「1」に戻る。第3ロード制御信号LD3Xが論理「0」に変化するのは、コラム選択制御信号RCLが、データの読み出しが終了して論理「0」に変化するタイミングと同じである。第3ロード制御信号LD3Xが論理「0」になると、第1データバスRDBXに第3データバススイッチ143を介して電圧VCCが印加され、第2データバスRDBZに第4データバススイッチ144を介して電圧VCCが印加される。コラム選択制御信号RCLも論理「0」になって、第1、第2データバス電流が流れなくなるので、第1、第2データバスRDBX、RDBZに接続は、第1実施例の場合よりも速やかに電圧VCCに変化する。そのために、次のデータを読み出しを高速に行える。
図5は、データの読み出し時の、不揮発性機構装置1に入力される各種制御信号の状態と、第1グローバルビット線GBLX及び第2グローバルビット線GBLZと、第1リファレンスビット線RGBLX及び第2リファレンスビット線RGBLZと、第1データバスRDBX及び第2データバスRDBZとにおける電圧の変動を示す別の例示図である。
この実施例では、時刻t2において第1ロード制御信号LD1Xが論理「1」に変化する。これにより第1リファレンスビット線RGBLX及び第2リファレンスビット線RGBLZには電圧VCCが印加されなくなる。第1リファレンスビット線RGBLX及び第2リファレンスビット線RGBLZは、電圧VCCが印加されないので、第1ロード電流及び第2ロード電流による電圧降下の影響で差電圧が最大100mVに広がる。同様に、第1グローバルビット線GBLXと第2グローバルビット線GBLZとの間の差電圧も最大100mVに広がる。
第1リファレンスビット線RGBLXと第2リファレンスビット線RGBLZとの間の差電圧が、第1実施例のときよりも大きくなるので、第1データバスRDBXと第2データバスRDBZとの間の差電圧も大きくなる。例えば、最大200mVの差電圧になる。そのために、センスアンプ13による差電圧の増幅の差異に動作マージンが大きくなる。
また、第1データバスRDBX及び第2データバスRDBZには、コラム選択制御信号RCLが論理「0」になって第1、第2データバス電流が流れないときに、それぞれ第3データバススイッチ143及び第4データバススイッチ144により電圧VCCが印加される。図5のようにデータを続けて読み出す場合には、第1データバスRDBXと第2データバスRDBZとが伴に急激に電圧VCCになるために、次のデータの読み出し時にすぐに移ることができるので、読み出し速度の向上につながる。
図6は、第3ロード制御信号LD3X及びコラム選択制御信号RCLを生成するための信号生成回路の例示図である。
この信号生成回路は読出コマンド或いはバースト読出コマンドが入力されるOR回路21と、OR回路21から出力される信号を伸長するための遅延回路22及びRS−FF(Reset Set FLIP-FLOP)回路23と、RS−FF回路23から出力される信号を検出してパルス信号を出力するための第1、第2インバータ24、26及び変位検出器25と、RS−FF回路23から出力される信号及び第2インバータ26から出力される信号をAND演算するAND回路27と、AND回路27によるAND演算結果を表す信号及びコラムアドレスを表すコラムアドレス信号からコラム選択制御信号RCLを生成して出力するコラムデコーダ28と、を備える。コラムデコーダ28は、例えばAND演算結果を表す信号及びコラムアドレスを表すコラムアドレス信号をAND演算することにより、コラム選択制御信号RCLを生成する。第2インバータ26から出力されるデータは、第3ロード制御信号LD3Xとなる。
第1実施例では、データの読み出しが完了すると、コラム選択制御信号RCLが一旦論理「0」になった後、すぐに論理「1」にもどる。これに対して、第2実施例は、図6の回路図からもわかるように、読出コマンド及び第3ロード制御信号LD3Xに応じて、コラム選択制御信号RCLを変化させる。図6では、読出コマンドにより第3ロード制御信号LD3Xが出力され、読出コマンド及び第3ロード制御信号LD3Xによりコラム選択制御信号RCLが出力される。第3ロード制御信号LD3Xの論理「0」であれば、それに応じてコラム選択制御信号RCLが論理「0」になる。第3ロード制御信号LD3Xの論理「1」であれば、それに応じてコラム選択制御信号RCLが論理「1」になる。
図5では、データの読み出しを開始して所定期間が経過した後且つ読み出しが完了する前に、コラム選択制御信号RCLが一旦論理「0」になる(時刻t3の直前)。また、次のデータの読み出しを開始するタイミングに合わせるように、読出コマンド及び第3ロード制御信号LD3Xが生成される。読出コマンド及び第3ロード制御信号LD3Xにより、コラム選択制御信号RCLが、論理「0」から論理「1」になる。このような動作により、複数のメモリセル11からデータの読み出しが順次続けて行われ、その読み出すタイミングが順次制御される。
これにより、コラム制御信号RCLが論理「1」にリカバリする時間を短縮できる。1つのデータの読み出しを完了するとすぐに、つぎのデータの読み出しを開始できる。また、大きな差電流(例えば80mV以上)によるセンスアンプ動作のマージンを確保しつつ、読み出しアクセス時間を高速にすることができる。
<第3実施例>
図7は、図1の不揮発性記憶装置1の構成を一部具体化した回路構成図の別の例である。図2の回路図とは、データバス電流供給部14及びロード電流供給部12の構成が異なる。データバス電流供給部14の構成は、図4のデータバス電流供給部14と同じなので説明を省略する。図7のロード電流供給部12は、第1、第2ロードスイッチ121、122に加えて、第3、第4ロードスイッチ126、127を設けた点で図2のロード電流供給部12と異なる。
第3ロードスイッチ126は、第1リファレンスビット線RGBLXに電圧VCCを印加するためのスイッチ素子である。第4ロードスイッチ127は、第2リファレンスビット線RGBLZに電圧VCCを印加するためのスイッチ素子である。
第3、第4ロードスイッチ126、127は、図7ではP型のMOSトランジスタである。第3ロードスイッチ126及び第4ロードスイッチ127には、第4ロード制御信号LD4Xが印加される。第4ロード制御信号LD4Xが論理「0」のときに、第3ロードスイッチ126及び第4ロードスイッチ127は導通状態になる。
第1ロード制御信号LD1Xと第4ロード制御信号LD4Xとは、相補の信号であり、一方が論理「0」のときは、他方が論理「1」になる。そのために、第1ロードスイッチ121と第3ロードスイッチ126とが同時に導通状態になることはなく、第2ロードスイッチ122と第4ロードスイッチ127とが同時に導通状態になることはない。
そのために、第1リファレンスビット線RGBLXには、第1ロードスイッチ121又は第3ロードスイッチ126から電圧VCCが常に印加される。第2リファレンスビット線RGBLZには、第2ロードスイッチ122又は第4ロードスイッチ127から電圧VCCが常に印加される。第1、第2リファレンスビット線RGBLX、RGBLZに常に電圧VCCが印加されるので、読み出し時には、常に、第1グローバルビット線GBLXと第2グローバルビット線GBLZとの間に一定の差電圧が生じる。
このような構成は、例えばバーストモードでデータを読み出すときに利便性がある。図8は、バーストモードでデータを読み出すときの、不揮発性記憶装置1に入力される各種制御信号の状態と、第1グローバルビット線GBLX及び第2グローバルビット線GBLZと、第1データバスRDBX及び第2データバスRDBZの電圧の変動の例示図である。時刻t1〜時刻t2の間及び時刻t3〜時刻t4の間に、バーストモードによるデータの読み出しを行う。
時刻t1〜時刻t2までの1度目のバーストモードによる連続したデータの読み出し中は、第1ロード制御信号LD1Xが論理「0」で第4ロード制御信号LD4Xが論理「1」である。次にバーストモードによる読み出しが始まる時刻t3までの間、第1ロード制御信号LD1Xが論理「1」で第4ロード制御信号LD4Xが論理「0」になる。この繰り返しで、データの読み出し時は第1ロード制御信号LD1Xが論理「0」で第4ロード制御信号LD4Xが論理「1」になり、読み出しの合間に第1ロード制御信号LD1Xが論理「1」で第4ロード制御信号LD4Xが論理「0」になる。なお、第3セクタ選択制御信号CS3は、バーストモードによる読み出しの期間は論理「1」で、読み出し期間の合間は論理「0」になる。このようにしてバーストモードによる読み出しを行うために、読み出しの合間の消費電力を低減することができる。
<第4実施例>
図9は、メモリコア2を複数設けた場合の不揮発性記憶装置1の回路構成図である。電流−電流変換部13及びデータバス電流供給部14については、図2の構成、図4の構成のいずれでもよい。メモリコア2は、図7の構成と同じである。各メモリコア2に入力される各種制御信号は図8と同様である。
実際にデータが読み出されるメモリコア2のみに第1、第2ロード電流が流れるように、各メモリコア2に入力される第1ロード制御信号LD1X及び第4ロード制御信号LD4Xの論理が決められる。このようにすることで、読み出しが行われていないメモリコア2に第1、第2ロード電流が流れないために、データ読み出し時の消費電力を抑えることができる。
図10は、メモリコア2を64個備えた不揮発性記憶装置1の構成図である。図10の不揮発性記憶装置1では、16個のメモリコア2を含んで構成されるバンク3を4個備える。また、図9の不揮発性記憶装置1と同様に、電流−電流変換部13及びデータバス電流供給部14については、図2の構成、図4の構成のいずれでもよい。メモリコア2は、図7の構成と同じである。各メモリコア2に入力される各種制御信号は図8と同様である。書込回路については、図示を省略しているが、図9と同様の構成である。
メモリコア2には、読み出し或いは書き込み時のデータ転送量を表すバースト長に応じて、第1ロード制御信号LD1Xを入力するための信号線及び第4ロード制御信号LD4Xを入力するための信号線が設けられる。例えば、バースト長=8の場合には、バースト読み出しする8個のメモリセル11に接続されるビット線に対して、第1ロード制御信号LD1Xを入力するための信号線及び第4ロード制御信号LD4Xを入力するための信号線が、1本ずつ設けられる。つまり、8本のビット線に対して、第1ロード制御信号LD1Xを入力するための信号線及び第4ロード制御信号LD4Xを入力するための信号線が、1本ずつ接続される。図10では、64個のメモリコア2に対してビット線が128本あるので、第1ロード制御信号LD1Xを入力するための信号線及び第4ロード制御信号LD4Xを入力するための信号線が、各16本設けられる。4個のバンク3を備える構成とすると、1つのバンク3あたりメモリコア2を16個備え、1つのバンク3あたり第1ロード制御信号LD1Xを入力するための信号線及び第4ロード制御信号LD4Xを入力するための信号線が各々4本接続される。
図11は、バースト長=8で、バースト読み出しの先頭コラムアドレスが「0」の場合の、図10の構成におけるデータ読み出しを説明する図である。バースト読み出しの先頭コラムアドレスが「0」である場合、コラムアドレス「0」に対応するメモリコア2からデータが読み出される。その際に、読み出すメモリコア2にのみ第1ロード制御信号LD1X及び第4ロード制御信号LD4Xが入力される。コラムアドレス「0」ではないメモリコア2、つまり読み出しの対象ではないメモリコア2へは第1ロード制御信号LD1X及び第4ロード制御信号LD4Xのいずれも入力されない。各メモリコア2は、例えば、先頭コラムアドレスに対応して、電流−電流変換部13と読出回路の間に設けたスイッチを先頭コラムアドレスに応じて切り替えることにより活性化される。
図12は、バースト長=8で、バースト読み出しの先頭コラムアドレスが「1」の場合の、図10の構成におけるデータ読み出しを説明する図である。バースト読み出しの先頭コラムアドレスが「1」である場合、コラムアドレス「1」に対応するメモリコア2からデータが読み出される。その際に、読み出すメモリコア2にのみ第1ロード制御信号LD1X及び第4ロード制御信号LD4Xが入力される。コラムアドレス「1」ではないメモリコア2、つまり読み出しの対象ではないメモリコア2へは第1ロード制御信号LD1X及び第4ロード制御信号LD4Xのいずれも入力されない。複数のメモリコア2のデータ読み出しを順次行う場合には、コラムアドレスの選択により、同一メモリコア2上のビット線及びデータバスを選択的に活性化し、同時に第1ロード制御信号LD1X及び第4ロード制御信号LD4Xを入力する。
以上のように、読み出しを行わないメモリコア2が無駄に活性化されることを防止することで、消費電力を抑えることができる。データの読み出しを行うメモリコア2に対しては、第3実施例で示すバースト読み出しにより消費電力を抑えつつ、データの読み出しを行わないメモリコア2に対しては、第4実施例のような読み出し制御により消費電力を抑えることができる。特に、図10で示す回路構成において、バースト読み出しをバースト長=8で行う場合、メモリコア2の個数の関係で、各メモリコア2の活性化を効率的に行うことができ、不揮発性記憶装置1全体として、消費電力を抑えつつ高速にデータを読み出すことができる。
本実施形態の不揮発性記憶装置の構成図である。 不揮発性記憶装置の構成を一部具体化した回路構成図である。 データの読み出し時の、不揮発性機構装置に入力される各種制御信号の状態と、第1、第2グローバルビット線、第1、第2リファレンスビット線、及び第1、第2データバスにおける電圧の変動を示す例示図である。 データバス電流供給部の変形例を示す回路構成図である。 データの読み出し時の、不揮発性機構装置に入力される各種制御信号の状態と、第1、第2グローバルビット線、第1、第2リファレンスビット線、及び第1、第2データバスにおける電圧の変動を示す例示図である。 第3ロード制御信号及びコラム選択制御信号の信号生成回路の例示図である。 不揮発性記憶装置の構成を一部具体化した回路構成の別の例示図である。 データの読み出し時の、不揮発性機構装置に入力される各種制御信号の状態と、第1、第2グローバルビット線、及び第1、第2データバスにおける電圧の変動を示す例示図である。 メモリコアを複数設けた場合の不揮発性記憶装置1の回路構成図である。 64個のメモリコアを備えた不揮発性記憶装置の回路構成図である。 バースト長=8で、バースト読み出しの先頭コラムアドレスが「0」の場合の、図10の構成におけるデータ読み出しを説明する図である。 バースト長=8で、バースト読み出しの先頭コラムアドレスが「1」の場合の、図10の構成におけるデータ読み出しを説明する図である。
符号の説明
1…不揮発性記憶装置、2…メモリコア、3…バンク、10…メモリセクタ、11…メモリセル、12…ロード電流供給部、13…電流−電流変換部、14…データバス電流供給部、15…センスアンプ、16…書込回路、121…第1ロードスイッチ、122…第2ロードスイッチ、123…第1リファレンスセル、124…第2リファレンスセル、125…第3リファレンスセル、126…第3ロードスイッチ、127…第4ロードスイッチ、131…第1変換素子、132…第1コラム選択スイッチ、133…第2変換素子、134…第2コラム選択スイッチ、141…第1データバススイッチ、142…第2データバススイッチ、143…第3データスイッチ、144…第4データスイッチ、21…OR回路、22…遅延回路、23…RS−FF回路、24…第1インバータ回路、25…変位検出器、26…第2インバータ、27…AND回路、28…コラムデコーダ

Claims (10)

  1. 少なくとも2値を取り得るデータを記憶可能な不揮発性のメモリセルを有するメモリセクタと、
    前記メモリセルにビット線を介して接続されて、前記メモリセルに記憶された前記データを読み出すための読出回路と、を備えており、
    前記読出回路は、
    前記ビット線に、前記メモリセルに記憶されるデータの値により電流値が変化するロード電流を流すためのロード電流供給部と、
    前記データを読み出すときに、前記ロード電流を、前記ロード電流よりも大きく電流値が変化するデータバス電流に変換してデータバスに流すための変換部と、
    前記変換部に前記データバスを介して接続されて、前記データバス電流に応じた電圧を増幅して出力するセンスアンプと、を備えている、
    不揮発性記憶装置。
  2. 前記変換部は、
    前記ロード電流の電流値の変化に応じて抵抗値が変化する可変抵抗器を有する前記電流−電流変換部と、前記データバスに所定の第1電圧を印加するためのデータバス電流供給部と、を備えており、
    前記所定の第1電圧と前記可変抵抗器の抵抗値とにより前記データバス電流の電流値が決まる、
    請求項1記載の不揮発性記憶装置。
  3. 前記電流−電流変換部は、前記可変抵抗器と前記データバスとの間にコラム選択スイッチを有しており、このコラム選択スイッチは、前記メモリセルからの前記データの読み出しのときに導通状態になる、
    請求項2記載の不揮発性記憶装置。
  4. 前記データバス電流供給部は、前記データバスに接続される第1データバススイッチを有しており、この第1データバススイッチが導通状態のときに前記所定の第1電圧が前記データバスに印加される、
    請求項2又は3記載の不揮発性記憶装置。
  5. 前記データバス電流供給部は、前記データバスに接続されて前記所定の第1電圧を前記データバスに印加するための第2データバススイッチを備えており、この第2データバススイッチは、前記コラム選択スイッチが非導通状態になると、一時的に導通状態になって前記所定の第1電圧を前記データバスに印加する、
    請求項4記載の不揮発性記憶装置。
  6. 前記ビット線は、2本の異なるビット線からなり、前記データバスは、2本の異なるデータバスからなり、
    前記ロード電流供給部は、一方のビット線に第1ロード電流を流すための所定の第2電圧を印加可能な第1ロードスイッチと、前記一方のビット線と接地との間に接続されるリファレンス素子と、他方のビット線に第2ロード電流を流すための前記所定の第2電圧を印加可能な第2ロードスイッチと、を備えており、
    前記リファレンス素子は、前記メモリセルから前記データを読み出すときに、前記第1ロード電流が前記第2ロード電流の半分の量になるように構成されており、
    前記変換部は、前記一方のビット線に流れる前記第1ロード電流を変換して一方のデータバスに第1データバス電流を流すとともに、前記他方のビット線に流れる前記第2ロード電流を変換して他方のデータバスに第2データバス電流を流し、
    前記センスアンプは、前記第1データバス電流に応じた電圧と前記第2データバス電流に応じた電圧との差電圧を増幅して出力する、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の不揮発性記憶装置。
  7. 前記ロード電流供給部は、前記一方のビット線に前記所定の第2電圧を印加するための第3ロードスイッチと、前記他方のビット線に前記所定の第2電圧を印加するための第4ロードスイッチと、を備えており、
    前記第3ロードスイッチは、前記第1ロードスイッチが非導通状態のときに、導通状態になって前記所定の第2電圧を前記一方のビット線に印加し、
    前記第4ロードスイッチは、前記第2ロードスイッチが非導通状態のときに、導通状態になって前記所定の第2電圧を前記他方のビット線に印加する、
    請求項6記載の不揮発性記憶装置。
  8. 前記メモリセル及び前記ロード電流供給部を含んだメモリコアを複数備えており、
    読み出すデータが記憶されたアドレスの先頭コラムアドレスに応じて、所定のメモリコアを活性化する、
    請求項7記載の不揮発性記憶装置。
  9. 前記ビット線はスイッチを備えて、前記メモリセクタと前記読出回路とが前記スイッチを介して接続されており、
    前記スイッチを境に、前記読出回路側の構成素子は、前記メモリセクタ側の構成素子よりも耐圧の低い素子である、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の不揮発性記憶装置。
  10. 少なくとも2値を取り得るデータを記憶可能なメモリセルを有するメモリセクタと、前記メモリセルにビット線を介して接続されており、前記メモリセルに記憶された前記データを読み出すための読出回路と、を備えた不揮発性記憶装置から前記メモリセルに記憶されたデータを読み出す方法であって、
    前記読出回路が、
    前記ビット線に、前記メモリセルに記憶されるデータの値により電流値が変化するロード電流を流す段階と、
    前記データを読み出すときにのみ、前記ロード電流を前記ロード電流よりも大きく電流値が変化するデータバス電流に変換する段階と、
    前記データバス電流に応じた電圧を増幅して出力する段階と、を含む、
    不揮発性記憶装置からのデータ読み出し方法。
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