JP2010047525A - サンスクリーン用組成物および当該組成物を含有した化粧料 - Google Patents

サンスクリーン用組成物および当該組成物を含有した化粧料 Download PDF

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Abstract

【課題】紫外線防御剤の光劣化が少なく、紫外線防止効果をより長く持続させるサンスクリーン用組成物および当該組成物を含有した化粧料を提供することを課題とする。
【解決手段】2種類以上の紫外線防御剤から成る組成物であり、(A)第一成分として、オルガノポリシロキサンとシリル化ペプチドとの共重合物を壁材とし、オクトクリレンを内包する微小カプセル状紫外線防御剤と、(B)第二成分として、第一成分である微小カプセル状紫外線防御剤以外の紫外線防御剤群から選ばれる少なくとも一種類以上の紫外線防御剤を含有するサンスクリーン用組成物を構成する。また、当該サンスクリーン用組成物を含有させることで化粧料を構成する。
【選択図】 なし

Description

本発明は、特定の紫外線防御剤内包微小カプセルとそれ以外の紫外線防御剤を構成成分とするサンスクリーン用組成物および当該組成物を含有した化粧料に関する。さらに詳しくは、2種類以上の紫外線防御剤から成る組成物であり、(A)第一成分として、オルガノポリシロキサンとシリル化ペプチドとの共重合物を壁材とし、2−シアノ−3,3−ジフェニルプロパ−2−エン酸2−エチルヘキシルエステル(別名:オクトクリレン、以下オクトクリレンと記す)を内包する微小カプセル状紫外線防御剤と、(B)第二成分として、第一成分である微小カプセル状紫外線防御剤以外の紫外線防御剤群から選ばれる少なくとも一種類以上の紫外線防御剤を含有するサンスクリーン用組成物および当該組成物を含有した化粧料に関するものである。
オルガノポリシロキサンは、熱的・機械的に安定である、耐光性を有する、生体不活性であるなどの優れた特性を有することから、広い分野で利用されている。マイクロカプセルやナノカプセルなどの微小カプセルの分野においても、オルガノポリシロキサンやそれに類する化合物を壁材として用いた微小カプセルが製造されており、本発明者らもオルガノポリシロキサンとシリル化ペプチドとの共重合物を壁材に用いた微小カプセル状紫外線防御剤を優れた紫外線防御剤として開発した(特許文献1)。
化粧品に紫外線防御剤を配合する際には、一般に有機系紫外線吸収剤のUVB吸収剤とUVA吸収剤を併用して配合する。UVB吸収剤としてパラメトキシケイヒ酸−2−エチルヘキシル、UVA吸収剤として4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタンが汎用的に使用されており、特許文献1においてもそれらを併用して内包した微小カプセル状紫外線防御剤が提案されている。
しかしながら、4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタンとパラメトキシケイヒ酸−2−エチルヘキシルの光安定性は不十分であり、長時間紫外線に暴露させると紫外線防御剤としての効果が劣化する。
そのため、紫外線防御剤を内包したカプセル状紫外線防御剤の光劣化を抑制する目的で、紫外線防御剤内包カプセルと非カプセル化紫外線防御剤とを併用して使用する提案もなされている(特許文献2)。
前記のように紫外線防御剤をカプセル化することや紫外線防御剤内包カプセルと非カプセル化紫外線防御剤とを併用することによって、紫外線防御剤の光劣化を防ぎ、紫外線防止効果をより長く持続させる方法がいくつか開発されてきたが、それらの方法は必ずしも十分とは言えなかった。
特開平11−221459号公報 特表2006−514661
従って、本発明は、紫外線防御剤の光劣化が少なく、紫外線防止効果をより長く持続させるサンスクリーン用組成物および当該組成物を含有した化粧料を提供することを課題とする。
本発明者は、上記課題を解決するために研究を重ねた結果、2種類以上の紫外線防御剤から成るサンスクリーン用組成物であって、(A)第一成分として、オルガノポリシロキサンとシリル化ペプチドとの共重合物を壁材とし、オクトクリレンを内包する微小カプセル状紫外線防御剤と、(B)第二成分として、第一成分である微小カプセル状紫外線防御剤以外の紫外線防御剤群から選ばれる少なくとも一種類以上の紫外線防御剤を含有するサンスクリーン用組成物が紫外線防御剤の光劣化が少なく、紫外線防止効果がより長く持続することを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明のサンスクリーン用組成物および当該組成物を含有した化粧料は、光安定性に優れるため紫外線防御剤の光劣化が少なく、紫外線防止効果がより長く持続する。
本発明において、オクトクリレンを内包する微小カプセル状紫外線防御剤とは、オルガノポリシロキサンとシリル化ペプチドの共重合物を壁材としたカプセルに紫外線防御剤であるオクトクリレンを内包した紫外線防止効果を有する微小カプセルであり、この微小カプセルは、前記特許文献1に記載の方法で製造することができる。
微小カプセルの壁材となるオルガノポリシロキサンの構成モノマーとしては、例えば、メチルトリエトキシシラン、ジメチルジエトキシシラン、オクチルトリエトキシシラン、トリメチルクロロシラン、フェニルトリクロロシランなどが挙げられる。また、シリル化ペプチドとしては、例えば、N−〔2−ヒドロキシ−3−(3’−トリヒドロキシシリル)プロポキシ〕プロピル加水分解タンパク、N−〔2−ヒドロキシ−3−(3’−ジヒドロキシメチルシリル)プロポキシ〕プロピル加水分解タンパクなどが挙げられる。
前記N−〔2−ヒドロキシ−3−(3’−トリヒドロキシシリル)プロポキシ〕プロピル加水分解タンパク、N−〔2−ヒドロキシ−3−(3’−ジヒドロキシメチルシリル)プロポキシ〕プロピル加水分解タンパクの構成成分である加水分解タンパクは、タンパク質を酸、アルカリ、酵素、又はそれらの併用によって部分加水分解することで得られる。このタンパク源としては、動物性タンパク質、植物性タンパク質、及び微生物由来のタンパク質などが挙げられるが、動物性タンパク質としては、コラーゲン(その変性物であるゼラチンも含む)、ケラチン、フィブロイン、セリシン、カゼイン、コンキオリン、エラスチン、プロタミン、鶏などの卵黄タンパク質や卵白タンパク質などを挙げることができ、植物性タンパク質としては、大豆、小麦、米(米糠)、ゴマ、エンドウ、トウモロコシ、イモ類などに含まれるタンパク質を挙げることができる。また、微生物由来のタンパク質としては、サッカロミセス属、カンディダ属、エンドミコプシス属の酵母菌、ビール酵母や清酒酵母といわれる酵母菌より分離した酵母タンパク質、キノコ類(担子菌)やクロレラより分離したタンパク質などを挙げることができる。
上記のオルガノポリシロキサンの構成モノマーとシリル化ペプチドを共重合させて特許文献1の方法で微小カプセルを製造する場合、オクトクリレンは微小カプセル全質量に対して0.01〜99質量%の範囲で内包させることができるが、微小カプセルの調製のしやすさや、調製した微小カプセルの紫外線防御効果を考慮すると、オクトクリレンの内包率は微小カプセル全質量の80〜95%が好ましい。すなわち、内包させるオクトクリレンの量が少ない場合は微小カプセル状紫外線防御剤の紫外線防御効果が低くなるため、本発明のサンスクリーン用組成物を紫外線防御目的で化粧料に配合する場合には多量に配合しなければならず、化粧料として使用感を損なわせる恐れがある。一方、オクトクリレンの内包率を極端に上げると、微小カプセル全量に占める壁材部分の割合が減少し、微小カプセルの安定性が減少する恐れがある。
本発明のサンスクリーン用組成物の第二成分である紫外線防御剤としては、例えば、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、ヒドロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸及びその三水塩、パラジメチルアミノ安息香酸2−エチルヘキシル、パラアミノ安息香酸、フェニルベンズイミダゾールスルホン酸、サリチル酸オクチル、2,4,6−トリス−(p−アニリノ)−1−(カルボキシ−2−エチルヘキシル)−1,3,5−トリアジン、パラメトキシケイヒ酸−2−エチルヘキシル、オクトクリレン、2−(4−ジエチルアミノ−2−ヒドロキシベンゾイル)安息香酸ヘキシル、4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン、オルガノポリシロキサン、酸化チタン、タルク、酸化亜鉛、無水ケイ酸、酸化鉄が挙げられる。
前記第二成分の紫外線防御剤は、そのまま第一成分と混合して本発明のサンスクリーン用組成物としても良いし、カプセルに内包させて第一成分と混合して本発明のサンスクリーン用組成物としてもよい。カプセル化の壁材としては、第一成分のように安全性が高いオルガノポリシロキサンとシリル化ペプチドとの共重合体を用いるのが好ましい。
また、第一成分や第二成分にカプセル化した紫外線防御剤を用いる場合は、カプセル中に紫外線防御剤を溶解するための溶解剤が含まれてもよい。溶解剤としては高級脂肪酸類、炭化水素類、有機溶媒、エステル油類、シリコーン類、高級アルコール類、多価アルコール類、動植物油、フルオロカーボン性物質などが挙げられる。
また、本発明のサンスクリーン用組成物は、第二成分として前記紫外線防御剤とカプセル化した紫外線防御剤から成る群から選ばれる少なくとも一種類以上の紫外線防御剤を含有するが、第二成分として2種類以上の紫外線防御剤を用いる場合は、非カプセル化紫外線防御剤だけを用いてもよいし、カプセル化紫外線防御剤だけを用いてもよいし、非カプセル化紫外線防御剤とカプセル化紫外線防御剤を併用して用いてもよい。
さらに、第二成分としてカプセル化した紫外線防御剤と非カプセル化紫外線防御剤を併用して用いる場合には、カプセル化されている紫外線防御剤と非カプセル化紫外線防御剤が同一の紫外線防御剤でもよいし、異なっていてもよい。
なお、本発明のサンスクリーン用組成物としての好ましい形態としては、例えば、第一成分としてオクトクリレン内包微小カプセル、第二成分としてパラメトキシケイヒ酸−2−エチルヘキシルを内包するオルガノポリシロキサンとシリル化ペプチドとの共重合体を壁材とする微小カプセルを含有するサンスクリーン用組成物である。
オクトクリレン内包微小カプセルの量は、サンスクリーン用組成物全質量に対して5%以上であることが好ましい。すなわち、オクトクリレン内包微小カプセルの量が上記範囲以下になると、紫外線防御剤が光劣化し、紫外線防止効果をより長く持続することができないサンスクリーン用組成物になるおそれがある。
本発明のサンスクリーン用組成物を含有した化粧料としては、皮膚用化粧料では、例えば、乳液、ローション、化粧水、クリーム、ファンデーション、メイクアップ化粧料などが挙げられ、毛髪化粧料では、例えば、ヘアクリーム、ヘアローション、ヘアスタイリング剤などが挙げられる。
本発明の化粧料中でのサンスクリーン用組成物の含有量としては,化粧料の種類によっては異なるが、概ね0.1〜50%質量が好ましく、0.5〜30質量%がより好ましい。すなわち、サンスクリーン用組成物の化粧料中での含有量が上記範囲以下では、紫外線防止効果が充分に発揮できないおそれがあり、サンスクリーン用組成物の化粧料中での含有量が上記範囲以上になると、化粧料の保存安定性を損なうおそれがある。
次に、実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明はそれらの実施例にのみ限定されるものではない。なお、実施例に先立ち、実施例で使用する紫外線防御剤内包微小カプセルの合成例を示す。また、以下の合成例や実施例で用いる%はいずれも質量%である。
合成例1 :
N−〔2−ヒドロキシ−3−(3’−トリヒドロキシシリル)プロポキシ〕プロピル加水分解セリシン、メチルトリエトキシシランおよびオクチルトリエトキシシランからなる共重合物を壁材とするオクトクリレン内包カプセルの合成
1)カプセル壁材のプレポリマーの調製
上蓋に滴下ロートと還流冷却器を備え、メカニカルスターラを備えた内径12cm、容量2リットルの丸底円筒形ガラス製反応容器に、あらかじめ水176gとN−〔2−ヒドロキシ−3−(3’−トリヒドロキシシリル)プロポキシ〕プロピル加水分解セリシン(加水分解セリシンの数平均分子量は約2000)19.6gおよび18%塩酸8.1gを入れておき、50℃で攪拌しながらメチルトリエトキシシラン(信越シリコーン社製KBE−13)31.7gとオクチルトリエトキシシラン(東レ・ダウコーニング社製A−137)9.8gの混合物を滴下ロートから滴下した。さらに、50℃で3時間攪拌した。次に、攪拌しながら20%水酸化ナトリウム水溶液9.8gを滴下し、pHを6.0にした。
2)芯物質の添加と乳化
1)で調製した反応液を600rpmで攪拌しながらオクトクリレン(BASF社製ユビナールN539T)400gとテトラエトキシシラン(信越シリコーン社製KBE−04)4.0gの混合物を加え、さらに、600rpmで3時間攪拌し続けた。
3)微粒化
2)で調製した反応液をホモミキサーの容器に移して、60℃、6000rpmで90分間ホモミキサーにかけて、微粒化した。
4)壁膜のオーバーコート処理
3)で調製した反応液を元の反応容器で50℃、500rpmで撹拌しながらメチルトリクロロシラン(信越シリコーン社製LS−40)1.3gとメチルトリエトキシシラン(信越シリコーン社製KBE−13)6.4gの混合物を加え、さらに、500rpmで1時間撹拌した後、5%水酸化ナトリウム水溶液21.1gを加え中和した。
5)凝集防止と壁膜の硬化処理
4)で調製した反応液を50℃、500rpmで攪拌しながらトリメチルクロロシラン(信越シリコーン社製LS−260)3.9gを加えた、さらに、500rpmで1時間撹拌した後、5%水酸化ナトリウム水溶液29.4gを加え中和した。反応液の温度を徐々に上げ、アルコールを含む蒸気を留去し、さらに150rpmで攪拌しながら2時間加熱した。この反応液を室温で150rpmで攪拌しながら冷却し、固形分濃度を62%調整した内包済み微小カプセル分散液670gを得た。
合成例2:
N−〔2−ヒドロキシ−3−(3’−トリヒドロキシシリル)プロポキシ〕プロピル加水分解セリシン、メチルトリエトキシシランおよびオクチルトリエトキシシランからなる共重合物を壁材とするパラメトキシケイヒ酸−2−エチルヘキシル内包カプセルの合成
1)カプセル壁膜のプレポリマーの調製
上蓋に滴下ロートと還流冷却器を備え、メカニカルスターラを備えた内径12cm、容量2リットルの丸底円筒形ガラス製反応容器に、あらかじめ水176gとN−〔2−ヒドロキシ−3−(3’−トリヒドロキシシリル)プロポキシ〕プロピル加水分解セリシン(加水分解セリシンの数平均分子量は約2000)19.6gおよび18%塩酸8.1gを入れておき、50℃で攪拌しながらメチルトリエトキシシラン(信越シリコーン社製KBE−13)31.7gとオクチルトリエトキシシラン(東レ・ダウコーニング社製A−137)9.8gの混合物を滴下ロートから滴下した。さらに、50℃で3時間攪拌した。次に、攪拌しながら20%水酸化ナトリウム水溶液9.8gを滴下し、pHを6.0にした。
2)芯物質の添加と乳化
1)で調製した反応液を600rpmで攪拌しながらパラメトキシケイヒ酸−2−エチルヘキシル(BASF社製ユビナールMC80N)400gとテトラエトキシシラン(信越シリコーン社製KBE−04)4.0gの混合物を加え、さらに、600rpmで3時間攪拌し続けた。
3)微粒化
2)で調製した反応液をホモミキサーの容器に移して、60℃、6000rpmで90分間ホモミキサーにかけて、微粒化した。
4)壁膜のオーバーコート処理
3)で調製した反応液を元の反応容器で50℃、500rpmで撹拌しながらメチルトリクロロシラン(信越シリコーン社製LS−40)1.3gとメチルトリエトキシシラン(信越シリコーン社製KBE−13)6.4gの混合物を加え、さらに、500rpmで1時間撹拌した後、5%水酸化ナトリウム水溶液21.1gを加え中和した。
5)凝集防止と壁膜の硬化処理
4)で調製した反応液を50℃、500rpmで攪拌しながらトリメチルクロロシラン(信越シリコーン社製LS−260)3.9gを加えた、さらに、500rpmで1時間撹拌した後、5%水酸化ナトリウム水溶液29.4gを加え中和した。反応液の温度を徐々に上げ、アルコールを含む蒸気を留去し、さらに150rpmで攪拌しながら2時間加熱した。この反応液を室温で150rpmで攪拌しながら冷却し、固形分濃度を62%に調整した内包済み微小カプセル分散液660gを得た。
合成例3:
N−〔2−ヒドロキシ−3−(3’−トリヒドロキシシリル)プロポキシ〕プロピル加水分解セリシン、メチルトリエトキシシランおよびオクチルトリエトキシシランからなる共重合物を壁材とするパラメトキシケイヒ酸−2−エチルヘキシルと4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン内包カプセルの合成
1)カプセル壁膜のプレポリマーの調製
上蓋に滴下ロートと還流冷却器を備え、メカニカルスターラを備えた内径12cm、容量2リットルの丸底円筒形ガラス製反応容器に、あらかじめ水180gとN−〔2−ヒドロキシ−3−(3’−トリヒドロキシシリル)プロポキシ〕プロピル加水分解セリシン(加水分解セリシンの数平均分子量は約2000)20gおよび18%塩酸8.2gを入れておき、50℃で攪拌しながらメチルトリエトキシシラン(信越シリコーン社製KBE−13)32.4gとオクチルトリエトキシシラン(東レ・ダウコーニング社製A−137)10.1gの混合物を滴下ロートから滴下した。さらに、50℃で3時間攪拌した。次に、攪拌しながら20%水酸化ナトリウム水溶液10.1gを滴下し、pHを6.0にした。
2)芯物質の添加と乳化
1)で調製した反応液を600rpmで攪拌しながらパラメトキシケイヒ酸−2−エチルヘキシル(BASF社製ユビナールMC80N)326.9gと4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン(Roche社製パルソール1789)81.7gとテトラエトキシシラン(信越シリコーン社製KBE−04)4.1gの混合物を加え、さらに、600rpmで3時間攪拌し続けた。
3)微粒化
2)で調製した反応液をホモミキサーの容器に移して、60℃、6000rpmで90分間ホモミキサーにかけて、微粒化した。
4)壁膜のオーバーコート処理
3)で調製した反応液を元の反応容器で50℃、500rpmで撹拌しながらメチルトリクロロシラン(信越シリコーン社製LS−40)1.4gとメチルトリエトキシシラン(信越シリコーン社製KBE−13)6.5gの混合物を加え、さらに、500rpmで1時間撹拌した後、5%水酸化ナトリウム水溶液22.1gを加え中和した。
5)凝集防止と壁膜の硬化処理
4)で調製した反応液を50℃、500rpmで攪拌しながらトリメチルクロロシラン(信越シリコーン社製LS−260)4.0gを加えた、さらに、500rpmで1時間撹拌した後、5%水酸化ナトリウム水溶液28.9gを加え中和した。反応液の温度を徐々に上げ、アルコールを含む蒸気を留去し、さらに150rpmで攪拌しながら2時間加熱した。この反応液を室温で150rpmで攪拌しながら冷却し、固形分濃度を62%に調整した内包済み微小カプセル分散液686gを得た。
実施例1および比較例1
合成例1と合成例2で製造した紫外線防御剤内包微小カプセル分散液を表1に示す割合で混合したサンスクリーン用組成物を実施例1とした。また、比較として合成例2で製造した紫外線防御剤内包微小カプセル分散液のみから成るサンスクリーン用組成物を比較例1とし、それぞれのパラメトキシケイヒ酸−2−エチルヘキシルの光安定性を下記の[光安定性評価法]で評価した。
[光安定性評価法]
2×2cmのすりガラスに得られたサンスクリーン用組成物約4mgを正確に秤量し、上から透明な石英ガラスを乗せて試料を挟み込む。石英ガラス面を上にして、SUNTEST CPS+(ATLAS Material Testing Technology社製)内に設置し、紫外線量が10692KJ/mになるように照射する。照射後、サンスクリーン用組成物や当該組成物を構成する微小カプセル中のパラメトキシケイヒ酸−2−エチルヘキシルと4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタンを酢酸エチルにて抽出し、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)分析によって、サンスクリーン組成物約4mgに含まれるパラメトキシケイヒ酸−2−エチルヘキシルと4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタンを定量した。そして、紫外線照射前後のパラメトキシケイヒ酸−2−エチルヘキシルと4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン量を比較し、紫外線照射後の両紫外線防御剤の残存率(%)を算出した。なお、HPLC分析条件は下記の通りである。
[HPLC分析条件]
カラム :TSK−GEL ODS−120T 4.6mmID×150mm(東ソー製)
移動相 :メタノール:水=9:1
流速 :0.8mL/min
検出波長:パラメトシケイヒ酸−2−エチルヘキシルの検出;310nm
4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタンの検出;358nm
実施例1および比較例1のパラメトキシケイヒ酸−2−エチルヘキシルの残存率(%)を表2に示す。
表2に示したように、オクトクリレン内包微小カプセルとパラメトキシケイヒ酸−2−エチルヘキシル内包微小カプセルを配合した実施例1のサンスクリーン用組成物は、10,692kJ/mの紫外線照射後も、UVB吸収剤のパラメトキシケイヒ酸−2−エチルヘキシルは65%以上残存している。これに対し、オクトクリレン内包微小カプセルを配合しない比較例1のサンスクリーン組成物はUVB吸収剤のパラメトキシケイヒ酸−2−エチルヘキシルが40%程度しか残存していなかった。すなわち,オクトクリレン内包微小カプセルとパラメトキシケイヒ酸−2−エチルヘキシル内包微小カプセルを配合したサンスクリーン用組成物は、オクトクリレン内包微小カプセルを配合しないサンスクリーン用組成物と比べ、光安定性が優れていることが明らかであった。
実施例2および比較例2
合成例1で製造したオクトクリレン内包微小カプセル分散液と非カプセル化のパラメトキシケイヒ酸−2−エチルヘキシルを表3に示す割合で混合したサンスクリーン用組成物を実施例2とした。また、比較として非カプセル化のパラメトキシケイヒ酸−2−エチルヘキシルのみから成るサンスクリーン用組成物を比較例2とし、それぞれのパラメトキシケイヒ酸−2−エチルヘキシルの光安定性を実施例1に記載の[光安定性評価法]で評価した。
実施例2および比較例2のパラメトキシケイヒ酸−2−エチルヘキシルの残存率(%)を表4に示す。
表4に示したように、オクトクリレン内包微小カプセルとパラメトキシケイヒ酸−2−エチルヘキシルを配合した実施例2のサンスクリーン用組成物は、10,692kJ/mの紫外線照射後もUVB吸収剤のパラメトキシケイヒ酸−2−エチルヘキシルは60%以上残存している。これに対し、オクトクリレン内包微小カプセルを配合しない比較例2のサンスクリーン用組成物はUVB吸収剤のパラメトキシケイヒ酸−2−エチルヘキシルが40%程度しか残存していなかった。すなわち、オクトクリレン内包微小カプセルとパラメトキシケイヒ酸−2−エチルヘキシルを配合したサンスクリーン用組成物は、オクトクリレン内包微小カプセルを配合しないサンスクリーン用組成物と比べ、光安定性が優れていることが明らかであった。
実施例3および比較例3
合成例1と合成例3で製造した紫外線防御剤内包微小カプセル分散液を表5に示す割合で混合したサンスクリーン用組成物を実施例3とした。また、比較として合成例3で製造した紫外線防御剤内包微小カプセル分散液のみから成るサンスクリーン用組成物を比較例3とし、それぞれのパラメトキシケイヒ酸−2−エチルヘキシルと4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタンの光安定性を実施例1に記載の[光安定性評価法]で評価した。
実施例3および比較例3のパラメトキシケイヒ酸−2−エチルヘキシルと4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタンの残存率(%)を表6に示す。
表6に示したように、オクトクリレン内包微小カプセルとパラメトキシケイヒ酸−2−エチルヘキシルと4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタンの混合物を内包した微小カプセルを配合した実施例3のサンスクリーン用組成物は、10,692kJ/mの紫外線照射後も、UVB吸収剤のパラメトキシケイヒ酸−2−エチルヘキシルは45%以上、UVA吸収剤の4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタンは6%以上残存している。これに対し、オクトクリレン内包微小カプセルを配合しない比較例3のサンスクリーン用組成物はUVB吸収剤のパラメトキシケイヒ酸−2−エチルヘキシルが20%程度、UVA吸収剤の4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタンは全て分解していた。すなわち、オクトクリレン内包微小カプセルとパラメトキシケイヒ酸−2−エチルヘキシルと4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタンの混合物を内包した微小カプセルを配合したサンスクリーン用組成物は、オクトクリレン内包微小カプセルを配合しないサンスクリーン組成物と比べ、光安定性が優れていることが明らかであった。
実施例4および比較例4
合成例1で製造したオクトクリレン内包微小カプセル分散液と非カプセル化のパラメトキシケイヒ酸−2−エチルヘキシルと2−(4−ジエチルアミノ−2−ヒドロキシベンゾイル)安息香酸ヘキシルを表7の割合で混合したサンスクリーン用組成物を実施例4とした。また、比較として非カプセル化のパラメトキシケイヒ酸−2−エチルヘキシルと2−(4−ジエチルアミノ−2−ヒドロキシベンゾイル)安息香酸ヘキシルから成るサンスクリーン用組成物を比較例4とし、それぞれのパラメトキシケイヒ酸−2−エチルヘキシルの光安定性を実施例1に記載の[光安定性評価法]で評価した。
実施例4および比較例4のパラメトキシケイヒ酸−2−エチルヘキシルの残存率(%)を表8に示す。
表8に示したように、オクトクリレン内包微小カプセルと非カプセル化のパラメトキシケイヒ酸−2−エチルヘキシルと2−(4−ジエチルアミノ−2−ヒドロキシベンゾイル)安息香酸ヘキシルを混合した実施例4のサンスクリーン用組成物は、10,692kJ/mの紫外線照射後も、UVB吸収剤のパラメトキシケイヒ酸−2−エチルヘキシルは70%以上残存している。これに対し、オクトクリレン内包微小カプセルを配合しない比較例4のサンスクリーン用組成物はUVB吸収剤のパラメトキシケイヒ酸−2−エチルヘキシルが40%程度しか残存していなかった。すなわち、オクトクリレン内包微小カプセルと非カプセル化のパラメトキシケイヒ酸−2−エチルヘキシルと2−(4−ジエチルアミノ−2−ヒドロキシベンゾイル)安息香酸ヘキシルを混合したサンスクリーン組成物は、オクトクリレン内包微小カプセルを配合しないサンスクリーン用組成物と比べ、光安定性が優れていることが明らかであった。

Claims (2)

  1. 2種類以上の紫外線防御剤からなるサンスクリーン用組成物であって、
    (A)第一成分として、オルガノポリシロキサンとシリル化ペプチドとの共重合物を壁材とし、2−シアノ−3,3−ジフェニルプロパ−2−エン酸2−エチルヘキシルエステルを内包する微小カプセル状紫外線防御剤と、
    (B)第二成分として、第一成分である微小カプセル状紫外線防御剤以外の紫外線防御剤群から選ばれる少なくとも一種類以上の紫外線防御剤、
    を含有することを特徴とするサンスクリーン用組成物。
  2. 請求項1に記載のサンスクリーン用組成物を含有することを特徴とする化粧料。




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