JP2010047392A - サーマルプリンタ - Google Patents
サーマルプリンタ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010047392A JP2010047392A JP2008215121A JP2008215121A JP2010047392A JP 2010047392 A JP2010047392 A JP 2010047392A JP 2008215121 A JP2008215121 A JP 2008215121A JP 2008215121 A JP2008215121 A JP 2008215121A JP 2010047392 A JP2010047392 A JP 2010047392A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording paper
- presenter
- end position
- thermal printer
- printing unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J13/00—Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in short lengths, e.g. sheets
- B41J13/10—Sheet holders, retainers, movable guides, or stationary guides
- B41J13/106—Sheet holders, retainers, movable guides, or stationary guides for the sheet output section
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J11/00—Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
- B41J11/66—Applications of cutting devices
- B41J11/70—Applications of cutting devices cutting perpendicular to the direction of paper feed
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J15/00—Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in continuous form, e.g. webs
- B41J15/005—Forming loops or sags in webs, e.g. for slackening a web or for compensating variations of the amount of conveyed web material (by arranging a "dancing roller" in a sag of the web material)
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/315—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
- B41J2/32—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
Landscapes
- Handling Of Sheets (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
- Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
- Printers Characterized By Their Purpose (AREA)
Abstract
【解決手段】記録紙P1の搬送方向における印刷ユニット21より下流側に、サーマルヘッド30により印刷された記録紙P1を外部に排出するためのプレゼンタ70が設けられ、このプレゼンタ70が回動シャフト23に回動可能に支持されていることを特徴とする。
【選択図】図2
Description
また、例えば筐体内にサーマルプリンタを備えた券売機に、上述した特許文献1の構成を採用した場合、排出トレイがスライドする構成では、使用者にとってレシートやチケットが受け取り難くなる。さらに、排出トレイは筐体の外部に露出しており、上述した券売機の場合等では不特定多数の使用者が排出トレイに触れるため、排出トレイに負荷がかかり、早期故障の原因となる。
本発明に係るサーマルプリンタは、連続供給される記録紙に印刷を行うサーマルヘッドと、前記サーマルヘッドとの間に前記記録紙を挟んだ状態で回転することで前記記録紙を送り出すプラテンローラと、印刷後の前記記録紙を切断する切断部材と、前記切断部材により切断された前記記録紙を外部に排出するためのプレゼンタと、を備え、前記プレゼンタは前記記録紙の排出方向を異ならせるように移動可能に構成されていることを特徴としている。
特に、券売機等の筐体内に組み付けられるプレゼンタを移動可能にすることで、印刷された記録紙を仕分けすることができるため、従来のように筐体の外側の排出トレイを移動(スライド)可能に構成した場合に比べて、複雑な機構を設ける必要がない。また、印刷パターン毎に独立したサーマルプリンタを筐体内に組み込む必要もない。これにより、装置の大型化や製造コストの増加を抑えた上で、簡素な構成で記録紙の仕分けを実現することができる。
また、サーマルヘッドで印刷された記録紙は、券売機等の筐体に形成された排出口から排出されることになる。つまり、予め定められた場所から記録紙が排出されるため、使用者にとって記録紙が受け取りやすく、記録紙の受け取り作業に戸惑うこともない。さらに、記録紙を仕分けする機構(プレゼンタ)が筐体の内部に組み込まれることになるため、サーマルプリンタ自体が筐体の外部に露出することはない。これにより、使用者はプレゼンタに触れることがないため、サーマルプリンタを使用するにあたってサーマルプリンタに負荷がかかることもない。したがって、サーマルプリンタの早期故障を防ぐことができる。
この構成によれば、例えばプレゼンタが下方に向けて押し下げられ、中立位置を越えて一端位置との間に配置されると、プレゼンタは弾性部材により一端位置に向かって付勢される。逆に、プレゼンタが上方に向けて押し上げられ、中立位置を越えて他端位置との間に配置されると、プレゼンタは弾性部材により他端位置に向かって付勢される。これにより、プレゼンタが中立位置を越えることで、その後は押圧力を必要とせずに自動的に一端位置または下端位置までプレゼンタを容易に回動させることができる。そして、一端位置及び他端位置に向けてプレゼンタを付勢することで、一端位置または他端位置にプレゼンタを確実に向けることができるため、簡素な構成で所定の排出方向に向けて確実に記録紙を排出することができる。
この構成によれば、例えば、プレゼンタが他端位置にある場合において、プレゼンタとプラテンローラとの間の距離が広い場合に、プレゼンタの回動に追従してプレゼンタとプラテンローラとの間がガイドによって架け渡される。これにより、プラテンローラから送り出された記録紙がガイド上を伝って確実にプレゼンタまで導かれるため、プレゼンタが移動した場合であってもプレゼンタとプラテンローラとの間で記録紙が脱落することがない。したがって、記録紙を確実に外部へ排出することができる。
特に、券売機等の筐体内に組み付けられるプレゼンタを回動可能にすることで、記録紙を仕分けすることができるため、従来のように筐体の外側の排出トレイを移動(スライド)可能に構成した場合に比べて、複雑な機構を設ける必要がない。これにより、装置の大型化や製造コストの増加を抑えた上で、簡素な構成で記録紙の仕分けを実現することができる。
また、サーマルヘッドで印刷された記録紙は、券売機等の筐体に形成された排出口から排出されることになる。つまり、予め定められた場所から記録紙が排出されるため、使用者にとって記録紙が受け取りやすく、受け取り作業に戸惑うこともない。さらに、記録紙を仕分けする機構(プレゼンタ)が筐体の内部に組み込まれることになるため、サーマルプリンタ自体が筐体の外部に露出することはない。これにより、使用者はプレゼンタに触れることがないため、サーマルプリンタを使用するにあたってサーマルプリンタに負荷がかかることもない。したがって、サーマルプリンタの早期故障を防ぐことができる。
次に、本発明の実施形態を図1〜5に基づいて説明する。図1は、サーマルプリンタの斜視図であり、図2は図1のA矢視図である。なお、図1〜5においては、発明を理解し易くするために、適宜構成部品の一部を省略したり、形状を単純化したりする等、図示を簡略化している。
図1,2に示すように、本実施形態のサーマルプリンタ1は、中空孔10を有する円筒形状の芯管11に記録紙P1が巻回されてなるロール紙Pがセットされ、このロール紙Pから引き出された記録紙P1に印刷を行うものである。なお、本実施形態のロール紙Pは、その外径サイズが6インチのロール紙Pを用いている。
ベース15は、ステンレス等の金属材料により構成されており、底部パネル16と、この底部パネル16の長手方向一端側(図2における左側)における両側が底部パネル16の高さ方向(底部パネル16の厚さ方向)に切り起こされた突部17と、底部パネル16の長手方向他端側における両側から底部パネル16の高さ方向に向けて延出する側部パネル18と、各側部パネル18間を架け渡すように形成された上部パネル19とを備えている。
上述したロール紙保持機構20は、上部パネル19上に設けられたホルダ51と、ホルダ51に支持されたシャフト52とを備えている。
ホルダ51は、上部パネル19と面同士で連結された下壁53と、下壁53の幅方向両側が垂直に屈曲され、鉛直方向に延びる一対の側壁54とで構成された側面視C字状の部材であり、一対の側壁54間はロール紙Pを収容する収容部を構成している。
側壁54は、幅方向前側(印刷ユニット21側)に形成された前方部54aと、幅方向後側で前方部54aと一体形成され、前方部54aより高さ方向に高く形成された後方部54bとで構成されている。前方部54a及び後方部54bの先端は、側壁54間が広がる方向(外側)に向けて屈曲形成されている。
このように、本実施形態のサーマルプリンタ1は、シャフト52を支持する支持部55,56がホルダ51に2箇所形成されており、第1支持部55または第2支持部56の任意の保持部55b,56bにシャフト52を支持させるようになっている。この場合、第2支持部56は、第1支持部55より高さ方向において高い位置に形成されている。つまり、サーマルプリンタ1は、ロール紙Pの外径サイズに応じてロール紙Pを保持させる支持部55,56を変更できるようになっており、具体的には比較的大径のロール紙Pを第2支持部56に支持させ、比較的小径のロール紙Pを第1支持部55に支持させるように設定することが好ましい。なお、本実施形態で用いるロール紙Pは、外径サイズが6インチであるため、ロール紙Pは第2支持部56に支持されている。
シャフト本体60は、円柱形状のものであり、その外径がロール紙Pの芯管11の内径よりも小さく形成されている。つまり、ロール紙Pの芯管11の中空孔10内にシャフト本体60が挿通された状態で、ロール紙Pの芯管11の中空孔10とシャフト本体60との外周面との間は間隙を有しており、シャフト52に対してロール紙Pが回転可能になっている。
一方、ベース15の突部17には、各突部17間を架け渡すように回動シャフト23が支持されており、この回動シャフト23を介して印刷ユニット21及びプレゼンタ70が回動可能に支持されている。また、回動シャフト23にはトーションスプリング等の弾性部材24が設けられており、この弾性部材24の一端側が底部パネル16の上面に当接している一方、他端が印刷ユニット21に当接することで、印刷ユニット21が時計回りに付勢されている。印刷ユニット21のケーシング25の長手方向(図2における紙面奥行方向)における一方の側壁には、回動可能なレバー(図2参照)22が設けられており、このレバー22が一方の側部パネル18(図2における紙面奥側)に形成された図示しないフックに係止されている。そして、このレバー22を回動させることで、レバー22とフックとの係止が解除されて印刷ユニット21を反時計回りに回動させることができるようになっている。例えば、用紙交換時等において、印刷ユニット21を反時計回り回動させることにより、ロール紙保持機構20と印刷ユニット21との間の距離が拡大される。これにより、ロール紙Pをセットする際、またセットしたロール紙Pから記録紙P1を印刷ユニット21まで引き回す際におけるセット動作や引き回し動作を容易に行うことができる。
図1〜3に示すように、印刷ユニット21には、ケーシング25内にサーマルヘッド30、プラテンローラ31及び切断部材32が設けられている。ケーシング25は、直方体形状のものであり、その幅方向後壁25a(記録紙P1の搬送方向における上流側の端面)に形成され、ロール紙Pから引き出された記録紙P1が搬送される受入口26と、前壁(記録紙P1の搬送方向における下流側の端面)25bにおいて受入口26に対向配置され、印刷ユニット21内で印刷された記録紙P1が排出される排出口27とを備えている。これら受入口26及び排出口27は、ケーシング25の下部においてケーシング25の長手方向に沿って形成されたスリット状の開口部であり、受入口26から排出口27に至る間にサーマルヘッド30、プラテンローラ31及び切断部材32が配置されている。
ローラ本体48は、ゴム等からなる円柱形状のものであり、その外周面が記録紙P1に接触可能に構成されている。そして、ロール紙保持機構20から供給される記録紙P1はローラ本体48の下側を通過して、ローラ本体48により略90度折り返された状態で印刷ユニット21の受入口26に供給されている。
図4,5はプレゼンタの拡大側面図であり、図4は上端位置に配置されたプレゼンタ、図5は下端位置に配置されたプレゼンタを示している。
図1〜5に示すように、プレゼンタ70は、印刷ユニット21にて印刷されて排出口27(図1参照)から排出される記録紙P1を一時保持(ループ)し、記録紙P1への印刷が完全に終了して切断部材32により切断された後に筐体Bの排出口100,101に向けて記録紙P1を排出するものである(図3中鎖線参照)。
プレゼンタ70は、金属製のフレーム75と、このフレーム75に組み付けられた搬送ローラ76と、搬送ローラ76の回転に追従して回転する従動ローラ77とを備え、上述した回動シャフト23に印刷ユニット21とともに回動可能に支持されている。なお、以下の説明では、プレゼンタ70が上端位置Hに配置されている場合について説明する。そして、プレゼンタ70の上方を図4における上方とし、プレゼンタ70の側方を図4の紙面垂直方向として説明する。
そして、下部フレーム73と上部フレーム74との間に形成される搬送路88は、上流側において、下部フレーム73の傾斜部73aの先端から基端にかけて漸次先細るように形成された受入口88aを構成している。一方、下流側では一定の高さを有した状態で、印刷された記録紙P1を筐体Bの排出口100,101に排出するための排出口88bを構成している。
一方、図5に示すように、プレゼンタ70の下端位置Lでは、側部フレーム71の先端部71cが底部パネル16の端部に形成されたストッパ16aに突き当たった状態となっており、搬送路88が筐体Bの排出口101に向けて傾斜している。そして、プレゼンタ70に供給された記録紙P1は、搬送路88内を通過して筐体Bの排出口101から排出されることにより、使用者が記録紙P1を受け取れるようになっている。
次に、図1〜5に基づいて上述したサーマルプリンタの作動方法について説明する。以下の説明では、主として記録紙P1の仕分け方法について説明する。
始めに、初期状態として、ホルダ51にロール紙Pがセットされ、ロール紙Pの記録紙P1が印刷ユニット21の受入口26から排出口27まで導かれているものとする。
まず使用者が券売機の操作パネル(不図示)を操作すると、サーマルプリンタ1の制御部がその操作目的や印刷する情報量等に応じて、記録紙P1に印刷を行うための各構成品を制御する。すなわち、制御部は、モータ40を駆動させてプラテンローラ31を回転させるとともに、チケットを印刷するために必要な情報量に基づいてサーマルヘッド30の発熱素子を作動させる。また、プレゼンタ70を回動させて記録紙P1の排出方向を決定する。以下の説明では、印刷ユニット21において、チケットとレシートとが順に印刷される場合について説明する。したがって、プレゼンタ70は、初期状態において上端位置Hに位置しているものとする。
この時、プレゼンタ70の搬送ローラ76を回転させるモータ81は駆動しておらず、搬送ローラ76は回転していない。すなわち、搬送路88内において搬送ローラ76と従動ローラ77との互いの外周面が接触しており、これら搬送ローラ76と従動ローラ77とにより搬送路88内が遮断されている。これにより、印刷ユニット21の排出口27から送り出された記録紙P1の先端は、搬送路88内において搬送ローラ76または従動ローラ77の外周面に接触して塞き止められた状態となる。
ここで、まず回動手段によりプレゼンタ70を上端位置Hから下端位置Lに移動させる。具体的には、回動手段を作動させてプレゼンタ70を下方に向けて押し下げると、プレゼンタ70の弾性部材80にはプレゼンタ70を上端位置Hに付勢する弾性力が発生する。そして、プレゼンタ70が上端位置Hと下端位置Lとの間の中立位置まで達すると、弾性部材80は最も伸びた状態となり、中立位置を越えるとプレゼンタ70は下端位置Lに向けて付勢される。すなわち、プレゼンタ70は、上端位置Hから中立位置に至るまでは弾性部材80により上端位置Hに向けて付勢されており、中立位置から下端位置Lに至るまでは弾性部材80により下端位置Lに向けて付勢されている。なお、以上の動作は、プレゼンタ70が下端位置Lから上端位置Hに移動する際も同様である。
そして、記録紙P1は、サーマルヘッド30を通過する際にプラテンローラ31により下流側へ送り出されながら、熱を発している発熱素子によって所望の文字や図形等が明瞭に印刷される。印刷が行われた記録紙P1は、第2案内部材41の案内路44を通って排出口27まで案内され、印刷ユニット21とプレゼンタ70とを架け渡すガイド89上に沿ってプレゼンタ70の搬送路88内に進入していく。
この構成によれば、プレゼンタ70を回動可能に構成したため、印刷ユニット21にて印刷された記録紙P1を、印刷パターンに応じてそれぞれ異なる排出方向(例えば、筐体Bの排出口100,101)に排出することができる。すなわち、印刷パターンによって記録紙P1の排出方向を異ならせることで、印刷パターンに応じて自動的に記録紙P1が仕分けすることができるため、例えば券売機等においてレシートやチケットを区別した状態で受け取ることができる。
特に本実施形態では、筐体B内に組み付けられるプレゼンタ70を回動可能にすることで、記録紙P1を仕分けすることができるため、従来のように筐体側の排出トレイを移動(スライド)可能に構成した場合に比べて、複雑な機構を設ける必要がない。また、印刷パターン毎に独立したサーマルプリンタ1を筐体B内に組み込む必要もない。これにより、装置の大型化や製造コストの増加を抑えた上で、簡素な構成で記録紙P1の仕分けを実現することができる。
また、本実施形態のサーマルプリンタ1は、印刷ユニット21とプレゼンタ70との間において、ループスペースSを構成したため、印刷ユニット21にて印刷された記録紙P1が完全に印刷されて切断部材32に切断されるまでプレゼンタ70から排出させずに一時保持しておくことができる。これにより、排出口100,101から印刷途中、すなわち切断前の記録紙P1が排出口100,101から排出され始めることがないため、印刷途中にも関わらず強引に記録紙P1が引張られることがない。したがって、サーマルプリンタ1を使用するにあたってサーマルプリンタ1に負荷がかかることもないため、プラテンローラ31のモータ40の脱調や、記録紙P1のずれ、印字ミス等を防ぐことができる。
この構成によれば、例えば、プレゼンタ70が下端位置Lにある場合において、プレゼンタ70と印刷ユニット21との間の距離が広い場合に、プレゼンタ70の回動に追従してプレゼンタ70と印刷ユニット21との間がガイド89によって架け渡される。これにより、印刷ユニット21の排出口27から排出された記録紙P1がガイド89上を伝って確実に搬送路88まで導かれるため、プレゼンタ70が回動した場合であってもプレゼンタ70と印刷ユニット21との間で記録紙P1が脱落することがない。したがって、記録紙P1を確実に外部へ排出することができる。
例えば、本実施形態では芯管に記録紙が巻回されたロール紙を用いて説明したが、ロール紙を軸支できる中空孔を有していれば、芯管を有していなくてもよい。
また、本実施形態のプレゼンタは、上端位置と下端位置との2段に移動可能に構成したが、これに限らず3段以上に移動可能に構成してもよい。この場合、プレゼンタをモータ等の回動手段のみにより移動させる構成も可能である。
また、プレゼンタの上端位置をホームポジションとし、毎回の印刷毎にプレゼンタがホームポジションに戻ってくるような構成としても構わない。すなわち、ホームポジションで印刷を行った後に所望の排出方向に向けてプレゼンタを移動させ、排出した後に再びホームポジションに戻る動作を繰り返す構成も可能である。
Claims (3)
- 連続供給される記録紙に印刷を行うサーマルヘッドと、
前記サーマルヘッドとの間に前記記録紙を挟んだ状態で回転することで前記記録紙を送り出すプラテンローラと、印刷後の前記記録紙を切断する切断部材と、
前記切断部材により切断された前記記録紙を外部に排出するためのプレゼンタと、を備え、前記プレゼンタは前記記録紙の排出方向を異ならせるように移動可能に構成されていることを特徴とするサーマルプリンタ。 - 前記プレゼンタは、前記記録紙の面方向に交差する方向に回動可能に構成されており、前記プレゼンタには、回動方向における一端位置及び他端位置に向かって前記プレゼンタを付勢する弾性部材が設けられていることを特徴とする請求項1記載のサーマルプリンタ。
- 前記プラテンローラと前記プレゼンタとの間には、前記プレゼンタの移動に追従して前記プラテンローラと前記プレゼンタとの間を架け渡すガイドが設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のサーマルプリンタ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008215121A JP5394678B2 (ja) | 2008-08-25 | 2008-08-25 | サーマルプリンタ |
EP09166929.1A EP2159062B1 (en) | 2008-08-25 | 2009-07-31 | Thermal printer |
US12/583,737 US8292526B2 (en) | 2008-08-25 | 2009-08-25 | Thermal printer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008215121A JP5394678B2 (ja) | 2008-08-25 | 2008-08-25 | サーマルプリンタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010047392A true JP2010047392A (ja) | 2010-03-04 |
JP5394678B2 JP5394678B2 (ja) | 2014-01-22 |
Family
ID=41203662
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008215121A Expired - Fee Related JP5394678B2 (ja) | 2008-08-25 | 2008-08-25 | サーマルプリンタ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8292526B2 (ja) |
EP (1) | EP2159062B1 (ja) |
JP (1) | JP5394678B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015198994A1 (ja) * | 2014-06-24 | 2015-12-30 | 富士通コンポーネント株式会社 | プリンタ装置 |
JP2016203382A (ja) * | 2015-04-15 | 2016-12-08 | 富士通コンポーネント株式会社 | プリンタ装置 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101368918B1 (ko) * | 2011-06-02 | 2014-03-25 | 후지쯔 콤포넌트 가부시끼가이샤 | 프린터 장치 및 프린터 장치의 제어 방법 |
JP5298166B2 (ja) * | 2011-07-11 | 2013-09-25 | 東芝テック株式会社 | 用紙排出装置、用紙排出方法、画像形成装置および画像形成方法 |
JP6209871B2 (ja) * | 2012-10-06 | 2017-10-11 | 株式会社リコー | 画像形成装置、印刷媒体のセット方法 |
JP6456625B2 (ja) * | 2014-08-20 | 2019-01-23 | 富士通コンポーネント株式会社 | プリンタ装置 |
JP2017128038A (ja) * | 2016-01-20 | 2017-07-27 | 東芝テック株式会社 | プリンタ装置 |
JP6971547B2 (ja) | 2016-09-01 | 2021-11-24 | 東芝テック株式会社 | 用紙掴み機構、及びプリンタ |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57134783A (en) * | 1981-02-13 | 1982-08-20 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Automatic coupon tickets issuing machine |
JPS6283976A (ja) * | 1985-10-06 | 1987-04-17 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JPH04189250A (ja) * | 1990-11-22 | 1992-07-07 | Tokyo Electric Co Ltd | 搬送路切替装置 |
JPH04213957A (ja) * | 1990-12-12 | 1992-08-05 | Canon Inc | ファクシミリ装置 |
JPH07320101A (ja) * | 1994-05-27 | 1995-12-08 | Toshiba Corp | 通行券発行装置 |
JPH11272897A (ja) * | 1998-03-23 | 1999-10-08 | Toshiba Corp | 料金収受装置及び料金収受システム並びに料金収受方法 |
JP2001287861A (ja) * | 2000-04-06 | 2001-10-16 | Seiko Epson Corp | 印字装置、制御方法及び情報記録媒体 |
JP2003312913A (ja) * | 2002-04-17 | 2003-11-06 | Seiko Epson Corp | 排紙装置、その制御方法及びプリンタ |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61287661A (ja) | 1985-06-14 | 1986-12-18 | Nippon Seimitsu Kogyo Kk | 用紙積載装置 |
US5480238A (en) * | 1993-08-03 | 1996-01-02 | Hitachi, Ltd. | Thermal transfer printer |
JPH1095149A (ja) * | 1996-09-24 | 1998-04-14 | Canon Inc | 画像形成装置 |
US6520634B2 (en) * | 2000-01-21 | 2003-02-18 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus with heat treating of recording material |
EP1156001B1 (en) * | 2000-05-17 | 2011-06-15 | Seiko Epson Corporation | Print-medium transport unit |
JP4064707B2 (ja) * | 2002-04-19 | 2008-03-19 | セイコーインスツル株式会社 | 感熱性粘着シートの搬送および切断方法並びに感熱性粘着シート用プリンタ |
-
2008
- 2008-08-25 JP JP2008215121A patent/JP5394678B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2009
- 2009-07-31 EP EP09166929.1A patent/EP2159062B1/en not_active Not-in-force
- 2009-08-25 US US12/583,737 patent/US8292526B2/en active Active
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57134783A (en) * | 1981-02-13 | 1982-08-20 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Automatic coupon tickets issuing machine |
JPS6283976A (ja) * | 1985-10-06 | 1987-04-17 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JPH04189250A (ja) * | 1990-11-22 | 1992-07-07 | Tokyo Electric Co Ltd | 搬送路切替装置 |
JPH04213957A (ja) * | 1990-12-12 | 1992-08-05 | Canon Inc | ファクシミリ装置 |
JPH07320101A (ja) * | 1994-05-27 | 1995-12-08 | Toshiba Corp | 通行券発行装置 |
JPH11272897A (ja) * | 1998-03-23 | 1999-10-08 | Toshiba Corp | 料金収受装置及び料金収受システム並びに料金収受方法 |
JP2001287861A (ja) * | 2000-04-06 | 2001-10-16 | Seiko Epson Corp | 印字装置、制御方法及び情報記録媒体 |
JP2003312913A (ja) * | 2002-04-17 | 2003-11-06 | Seiko Epson Corp | 排紙装置、その制御方法及びプリンタ |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015198994A1 (ja) * | 2014-06-24 | 2015-12-30 | 富士通コンポーネント株式会社 | プリンタ装置 |
JP2016007765A (ja) * | 2014-06-24 | 2016-01-18 | 富士通コンポーネント株式会社 | プリンタ装置 |
US9902176B2 (en) | 2014-06-24 | 2018-02-27 | Fujitsu Component Limited | Printer |
JP2016203382A (ja) * | 2015-04-15 | 2016-12-08 | 富士通コンポーネント株式会社 | プリンタ装置 |
US10357984B2 (en) | 2015-04-15 | 2019-07-23 | Fujitsu Component Limited | Printer |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP2159062A2 (en) | 2010-03-03 |
JP5394678B2 (ja) | 2014-01-22 |
EP2159062A3 (en) | 2010-12-01 |
EP2159062B1 (en) | 2013-12-18 |
US8292526B2 (en) | 2012-10-23 |
US20100054839A1 (en) | 2010-03-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5394678B2 (ja) | サーマルプリンタ | |
US4953994A (en) | Thermal printer with reciprocal paper feed control | |
JP5279091B2 (ja) | 両面ダイレクト・サーマル・プリンタ | |
JP5106238B2 (ja) | カッター付きプリンタ | |
WO2015099061A1 (ja) | プリンタ | |
JP2010530816A (ja) | 両面サーマル・プリンタの制御 | |
JP5404015B2 (ja) | プリンタにおけるギャップを調整する方法および装置 | |
JP2010046977A (ja) | サーマルプリンタ | |
JP2019177484A (ja) | 印刷装置 | |
KR20090084717A (ko) | 프린터 | |
EP1120265A2 (en) | Platen and printing apparatus | |
JP2018069471A (ja) | プリンタ | |
JP5139401B2 (ja) | ラベルプリンタ | |
JP2009078524A (ja) | サーマルプリンタ | |
JP4968347B2 (ja) | プリンタおよび紙押さえ機構 | |
JP6889763B2 (ja) | プリンタ | |
JP3883754B2 (ja) | 両面印刷用プリンタ | |
JP4040450B2 (ja) | プリンタおよび用紙切断方法 | |
JP6723336B2 (ja) | プリンタ | |
JP2019202870A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2010253905A (ja) | サーマルプリンタ | |
JP2008105337A (ja) | プリンタ | |
EP3231622B1 (en) | Carriage structure and printer | |
JP2023002189A (ja) | 印刷装置及び搬送装置 | |
JP2024120610A (ja) | 記録装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110608 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120829 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120904 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121030 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130430 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130725 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20130802 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131008 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131017 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5394678 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |