JP2010045292A - 光電変換装置及びその製造方法 - Google Patents

光電変換装置及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010045292A
JP2010045292A JP2008209778A JP2008209778A JP2010045292A JP 2010045292 A JP2010045292 A JP 2010045292A JP 2008209778 A JP2008209778 A JP 2008209778A JP 2008209778 A JP2008209778 A JP 2008209778A JP 2010045292 A JP2010045292 A JP 2010045292A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photoelectric conversion
conversion device
antireflection film
field effect
junction field
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008209778A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5495524B2 (ja
Inventor
Shunsuke Takimoto
俊介 滝本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2008209778A priority Critical patent/JP5495524B2/ja
Publication of JP2010045292A publication Critical patent/JP2010045292A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5495524B2 publication Critical patent/JP5495524B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)

Abstract

【課題】ピンチオフ電圧のばらつきの少ないJFETを用いた光電変換装置及びその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】光を信号電荷に変換する受光素子1と、受光素子1の上に形成された反射防止膜39aと、接合型電界効果トランジスタ43と、を有する画素がアレイ状に配置された光電変換装置において、接合型電界効果トランジスタ43の上に反射防止膜39が形成されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、光電変換装置及びその製造方法に関し、特に、接合型電界効果トランジスタが用いられる光電変換装置及びその製造方法に関する。
光電変換装置は近年デジタルスチルカメラ、ビデオカムコーダーを中心とする二次元画像入力装置の撮像装置として、又はファクシミリ、スキャナーを中心とする一次元画像読み取り装置として、急速に需要が広がっている。
これらの光電変換装置としてCCD(Charge Coupled Device)やMOS型センサが用いられている。MOS型光電変換装置の代表としてはCMOS光電変換装置が実用化されている。
CMOS光電変換装置において、光電変換部の微細化、受光領域の拡大のために、ゲート電極やゲート電極に電位を与えるコンタクトに、メタル配線が不要な接合型電界効果トランジスタ(JFET)が用いられているものがある。
この接合型電界効果トランジスタは、信号電荷を処理するトランジスタ、すなわちリセット用トランジスタや、選択用トランジスタや、増幅用トランジスタに用いられているものがある。
増幅用トランジスタとして、接合型トランジスタを使用した例が特許文献1に示されている。また、リセット用トランジスタとして接合型トランジスタを使用した例は特許文献2に示されている。
特許文献1では、接合型トランジスタを使用することで、画素で発生する低周波ノイズ(1/fノイズ)を低減する効果が得られるとしている。
また、特許文献2では接合型トランジスタを使用することで、画素中のトランジスタの寸法を小さくして、高感度、高飽和の得られる光電変換装置を得られるとしている。
特許文献1又は特許文献2の光電変換装置においては、その表面がすべて絶縁膜で覆われた接合型電界効果トランジスタを用いた光電変換装置が開示されている。
特開平5−275670号公報 特開2004−104116号公報
しかしながら、CMOS製造プロセスにおいてJFETを形成する場合、MOSトランジスタのサイドスペーサ形成の異方性ドライエッチングの際にJFET形成領域の半導体基板が削られることがある。そのため、JFETのピンチオフ電圧がばらつくことがある。
また、工程の簡略化のために、LDD(Lightly Doped Drain)構造のMOSトランジスタとJFETのソース・ドレイン電極を同時に形成することがある。この場合、JFETのソース・ドレイン領域の低濃度不純物領域と高濃度不純物領域の重ね合わせずれのためにJFETのピンチオフ電圧がさらにばらつく。
また、MOSトランジスタの電極を形成した後に酸化すると、JFET形成領域の半導体基板が酸化されることによりJFETのピンチオフ電圧がばらつく。
そこで、本発明は、ピンチオフ電圧のばらつきの少ないJFETを用いた光電変換装置及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するための手段として、光を信号電荷に変換する受光素子と、前記受光素子の上に形成された反射防止膜と、接合型電界効果トランジスタと、を有する画素がアレイ状に配置された光電変換装置において、
前記接合型電界効果トランジスタの上に前記反射防止膜が形成されていることを特徴とする。
また、本発明は、光を信号電荷に変換する受光素子と、前記受光素子の上に形成された反射防止膜と、接合型電界効果トランジスタと、を有する画素がアレイ状に配置された光電変換装置を製造する光電変換装置の製造方法において、光を信号電荷に変換する受光素子と、前記接合型電界効果トランジスタとが形成される面上に反射防止膜となる層を形成する工程と、前記受光素子及び前記接合型電界効果トランジスタの上の前記反射防止膜となる層の上にレジストを形成する工程と、前記レジストをマスクとして、前記反射防止膜となる層をエッチバックすることで反射防止膜を形成する工程と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、接合型トランジスタを画素トランジスタとして使用する光電変換装置において、以下の理由で接合型トランジスタのピンチオフ電圧のばらつきを抑制することができる。
(1)MOSトランジスタのサイドスペーサ形成の異方性ドライエッチングの際にJFET形成領域は反射防止膜及びレジストで保護されているため、半導体基板が削られたりダメージを受けることがない。
(2)反射防止を積層膜とすることにより、反射防止効果を充分にもたせつつ、半導体基板への不純物導入や酸化種の拡散に対して、十分に阻止できる厚みとすることができる。
このため、工程の簡略化のために、MOSトランジスタとJFETのソース・ドレインを同時形成した場合、高濃度不純物領域形成時にJFET上の反射防止膜がマスクとなってJFETに不純物が到達しない。そのため、ソース・ドレイン領域の低濃度不純物領域と高濃度不純物領域の重ね合わせずれによるJFETのピンチオフ電圧のばらつきが抑制される。
(3)MOSトランジスタの電極形成後に再酸化を行う場合、JFET上の反射防止膜が酸化種のJFET形成領域の半導体基板表面への到達を阻止するため、JFET形成領域の半導体基板が酸化されることがない。
以下、添付図面を参照して本発明を実施するための最良の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態としての光電変換装置の模式的断面図である。図2は、本実施形態の光電変換装置の1画素に相当する部分の回路図である。本実施形態の光電変換装置はこの画素がアレイ状に配置されている。
ここで、光電変換部は、少なくとも受光素子1と転送用MOSトランジスタ2とリセット用トランジスタ4と増幅用トランジスタ6を含んでいる。
さらに、光電変換部は選択用トランジスタ5を含んでもよい。また、光電変換部は選択用トランジスタがリセット用トランジスタを兼ねていてもよい。
図1では、リセットトランジスタに接合型電界効果トランジスタ(以下、JFET)を適用した例を示す。
各MOSトランジスタを接続する電極や配線は省略されているが、配線の一例は、図2に示すとおりである。
受光素子1としてのフォトダイオードに光が入射し発生した電荷(ここでは電子)は、フォトダイオードのカソードに蓄積される。この電荷は転送用MOSトランジスタ2により増幅用MOSトランジスタ6のゲートに転送されてゲート電位が変化する。
選択用MOSトランジスタ5又は周辺回路部の昇圧回路により増幅用MOSトランジスタ6のドレインに電圧が印加されると、増幅用MOSトランジスタ6のソースから増幅された信号が読み出される。選択用MOSトランジスタ5は、アレイ状に配置された画素のうちの任意の1行を選択する。
そして、信号が読み出される直前又は読み出した後に増幅用MOSトランジスタ6のゲートは基準電位にリセットされる。
図1の光電変換部101において、31はn型シリコン基板、32はp型ウェル、33aはMOSトランジスタのゲート絶縁膜、33bは半導体基板表面上の薄い酸化膜である。34は転送用MOSトランジスタ2のゲート電極、36は受光部となる半導体拡散層であり、ウェル32と反対導電型の半導体からなる。37はフォトダイオードを埋め込み構造とするための表面p型領域である。3は浮遊拡散領域であり、ウェル32と反対導電型の半導体からなる。浮遊拡散領域3には、受光素子から転送された電荷が一時的に蓄えられる。38は素子分離のための酸化膜である。
素子分離法にはLOCOS、メサ型、STIなどがあり、いずれの分離法を用いても本発明の趣旨には矛盾しない。
39aはシリコン窒化膜からなる反射防止膜、40aはシリコン窒化膜36aを覆う酸化膜である。39b、40bはそれぞれ転送用MOSトランジスタ2のサイドスペーサを構成するシリコン窒化膜、シリコン酸化膜である。
41は転送用MOSトランジスタのドレインの高濃度不純物拡散層であり、ウェル32と反対導電型の半導体からなる。42aはLDD(Lightly Doped Drain)構造を提供するための低不純物濃度拡散層であり、拡散層41と同じ導電型であり、拡散層43よりも不純物濃度が低い。
低濃度不純物領域の濃度は、1E17/cm〜5E18/cm程度であり、高濃度不純物領域の濃度は、5E18/cm〜5E19/cm程度である。
43はリセット用トランジスタ4、選択用トランジスタ5、増幅用トランジスタ6のうち少なくとも一つを構成している接合型電界効果トランジスタ(JFET)である。
42b、42cはJFETのソース・ドレインの低不純物濃度領域である。44、45はウェル32と接続しており同電位であるJFET43のゲート46はJFET43のn型チャネル領域である。
シリコン窒化膜39a及びシリコン窒化膜36aを覆う酸化膜40aは、光電変換部101の受光部領域及びJFET領域を覆っている。47は層間絶縁膜、48はコンタクトプラグである。
転送用MOSトランジスタのソースは受光部となる半導体拡散層36と共通化されており、転送用MOSトランジスタのドレインは、浮遊拡散領域3を構成している。浮遊拡散領域3は増幅用MOSトランジスタ6に不図示の電極を通して接続されている。
また、光電変換部101のシリコン窒化膜39a及びシリコン酸化膜40aは、MOSトランジスタのサイドスペーサを構成するシリコン窒化膜39b、酸化膜40bを兼ねてもよい。
光電変化部101において、JFETトランジスタのソース、ドレインは低不純物濃度拡散層42b、42cのみで構成されるシングルドレーン構造である。このため、高不純物濃度拡散層と低不純物拡散層の位置合わせずれに起因するピンチオフ電圧等のトランジスタ特性のばらつきが小さい。
また、光電変換部の反射防止膜39a及び酸化膜40aは、高濃度不純物拡散層41をイオン注入により形成する際のマスクの役割を担っている。そのため、高濃度不純物拡散層41を形成するフォトマスクと低濃度不純物拡散層42a、42b、42cを形成するフォトマスクとを共通化することができる。
シリコン窒化膜39とシリコン酸化膜40は、積層構造で反射防止効果が高くなるような屈折率の膜を選ぶことが望ましい。
また、シリコン窒化膜39とシリコン酸化膜40の積層構造は、反射防止効果が高く、MOSトランジスタのサイドスペーサとして適切である構造が望ましい。それ以外には、MOSトランジスタのソース、ドレインの高不純物濃度領域形成のイオン注入に対して十分な阻止能力を持つ厚さに設定することが望ましい。
JFET43は、基板表面に接した表面チャネルと、表面チャネルの下方に接し、ウェルと接続されたゲートを持つ表面チャネル構造としてもよい。
図3は、本実施形態の光電変換装置の製造方法を示す模式的断面図である。
まず、図3(a)に示すように、シリコンなどの半導体基板31上にp型ウェル32とn型ウェル(図示せず)を形成し、STI、選択酸化法などにより素子分離領域38を形成する。
続いて、図3(b)に示すように、MOSトランジスタのポリシリコンゲート電極34を形成した後、n型不純物を導入して受光部を構成するフォトダイオードの半導体層36を形成する。
また、p型不純物を導入してフォトダイオードを埋め込み構造とするための表面p型領域37を形成する。レジスト及びゲート電極をマスクにしたイオン注入によりn型不純物を導入し、ゲート電極側面に自己整合した低不純物濃度のソース、ドレイン層42a、42b、42cを形成する。
また、p型不純物を導入してJFETのゲート44、45、n型不純物を導入してJFETのチャネル46を形成する。そして、素子分離領域、ゲート電極部を除く半導体基板表層に、薄いシリコン酸化膜33bを形成する。薄いシリコン酸化膜33bは、ポリシリコンゲート電極を形成する異方性ドライエッチにおいて半導体基板表層のゲート酸化膜を残存させてもよいし、シリコン窒化膜39を堆積する前に熱酸化して形成してもよい。また、薄いシリコン酸化膜33bは、堆積により形成してもよい。
そして、図3(c)に示すように、シリコン窒化膜39を形成し、その上にシリコン酸化膜40を形成する。受光部上及びJFET上にレジスト50を形成し、シリコン窒化膜39及び酸化膜40を異方性ドライエッチによりエッチバックする。
こうして、図3(d)に示すように、MOSトランジスタのゲート電極34の側壁にシリコン窒化膜39b及び絶縁膜40bからなるサイドスペーサを形成する。そして、レジスト及びゲート電極34とサイドスペーサ39b、40bをイオン注入用のマスクにしてn型不純物を導入し、サイドスペーサ側面に自己整合した高不純物濃度のソース、ドレイン拡散層41を形成する。
このときJFET43は、JFET43上全面に残存するシリコン窒化膜39a及びシリコン酸化膜40aがイオン注入用マスクとなる。そのため、低不純物濃度拡散層42a、42b、42cを形成する際に用いたフォトマスクを転用することができる。こうして、図3(d)に示したような構造が得られる。
つぎに、図3(e)に示すように、BPSGのような絶縁層47を成膜する。コンタクトホール48を異方性ドライエッチングにより形成する。そして、コンタクトホール48の中に電極を形成する。こうして、図3(e)に示す構造が得られる。
以上の説明はnMOSトランジスタを用いた例について説明したが、CMOSプロセスで光電変換装置を作製する場合には、導電型を変えれば同じようにpMOSトランジスタを作ることができる。
以上、本実施形態において、MOSトランジスタのサイドスペーサ形成の異方性ドライエッチングの際にJFET形成領域は反射防止膜及びレジストで保護されている。そのため、半導体基板が削られたりダメージを受けたりすることが無く、JFETのピンチオフ電圧を抑えることができる。
受光領域上の反射防止膜を異方性ドライエッチングの際のJFETの保護膜として兼ねることができる。
また、JFETとJFET上に配された反射防止膜はシリコン酸化膜を介して接しているため、JFET形成領域の半導体基板表面に窒化膜が接することがなく、半導体基板表面のトラップが増加することがない。
本実施形態において、JFETは、転送用トランジスタ以外の信号電荷を処理するためのトランジスタ、すなわちリセット用トランジスタ、増幅用トランジスタ、選択用トランジスタ等に用いることができる。そのため、光電変換装置の回路動作や微細化の必要に応じて、MOSトランジスタとJFETから採用するトランジスタ構造を選ぶことができる。
本実施形態において、反射防止膜を積層とすることにより、反射防止効果を十分に持たせつつ、半導体基板への不純物導入や酸化種の拡散に対して十分にこれを阻止できる厚みとすることができる。
このため、工程の簡略化のために、MOSトランジスタとJFETのソース・ドレイン形成工程を同時に行う場合、高濃度不純物領域形成時にJFETへはJFET上の反射防止膜がマスクとなって不純物が到達しない。そのため、ソース・ドレイン領域の低濃度不純物領域と高濃度不純物領域の重ね合わせずれによるJFETのピンチオフ電圧のばらつきが抑制される。
また、MOSトランジスタの電極形成後に再酸化を行う場合、JFET上の反射防止膜が酸化種のJFET形成領域の半導体基板表面への到達を阻止する。そのため、JFET形成領域の半導体基板が酸化されることがなく、JFETのピンチオフ電圧のばらつきが抑制される。
なお、本実施形態ではリセットトランジスタとして接合型電界効果トランジスタを適用したが、同様に、転送トランジスタ及び選択トランジスタの少なくとも一方に接合型電界効果トランジスタを利用可能である。また、複数のトランジスタに対して同時に適用可能である。
本発明は、デジタルスチルカメラ、ビデオカムコーダーなどの二次元画像入力装置及びファクシミリ、スキャナーなどの一次元画像読み取り装置及びその製造の際に利用可能である。
本発明の一実施形態としての光電変換装置の模式的断面図である。 本発明の一実施形態としての光電変換装置の1画素に相当する部分の回路図である。 本発明の一実施形態としての光電変換装置の製造方法を示す模式的断面図である。
符号の説明
1 受光素子
2 転送用MOSトランジスタ
3 浮遊拡散領域
4 リセット用MOSトランジスタ
5 選択用MOSトランジスタ
6 増幅用MOSトランジスタ
7 読み出し線、垂直信号線
8 定電流源
31 n型シリコン基板
32 p型ウェル
33a MOSトランジスタのゲート絶縁膜
33b 半導体基板表面上の薄い酸化膜
34 転送用MOSトランジスタ2のゲート電極
36 フォトダイオード1のn型カソード
37 表面p型領域
38 素子分離のための酸化膜
39a、39b シリコン窒化膜
40a、40b シリコン酸化膜
41 高濃度不純物拡散層
42a 低不純物濃度拡散層
43 接合型電界効果トランジスタ(JFET)
42b、42c 低不純物濃度領域
44、45 JFET43のゲート
46 JFET43のn型チャネル領域
47 層間絶縁膜
48 コンタクトプラグ

Claims (8)

  1. 光を信号電荷に変換する受光素子と、前記受光素子の上に形成された反射防止膜と、接合型電界効果トランジスタと、を有する画素がアレイ状に配置された光電変換装置において、
    前記接合型電界効果トランジスタの上に前記反射防止膜が形成されていることを特徴とする光電変換装置。
  2. 前記受光素子から転送された電荷を一時的に蓄える浮遊拡散領域をリセットするためのリセット用トランジスタ、前記浮遊拡散領域の電荷を電圧に変換して増幅するための増幅用トランジスタ及び前記アレイ状に配置された画素のうちの任意の1行を選択するための選択用トランジスタのうちの少なくとも一つが前記接合型電界効果トランジスタであることを特徴とする請求項1記載の光電変換装置。
  3. 前記接合型電界効果トランジスタと前記反射防止膜の間にはシリコン酸化膜が配置されていることを特徴とする請求項1記載の光電変換装置。
  4. 前記反射防止膜は複数の層からなることを特徴とする請求項1記載の光電変換装置。
  5. 前記接合型電界効果トランジスタのソース及びドレインが低濃度不純物領域のみで構成されることを特徴とする請求項1記載の光電変換装置。
  6. 光を信号電荷に変換する受光素子と、前記受光素子の上に形成された反射防止膜と、接合型電界効果トランジスタと、を有する画素がアレイ状に配置された光電変換装置を製造する光電変換装置の製造方法において、
    光を信号電荷に変換する受光素子と、前記接合型電界効果トランジスタとが形成される面上に反射防止膜となる層を形成する工程と、
    前記受光素子及び前記接合型電界効果トランジスタの上の前記反射防止膜となる層の上にレジストを形成する工程と、
    前記レジストをマスクとして、前記反射防止膜となる層をエッチバックすることで反射防止膜を形成する工程と、を含むことを特徴とする光電変換装置の製造方法。
  7. 前記画素はMOSトランジスタをさらに有し、
    前記反射防止膜となる層を形成する工程の前に、前記接合型電界効果トランジスタ及び前記MOSトランジスタのソース・ドレイン領域となる低不純物濃度領域を形成し、
    前記反射防止膜をエッチバックすることで反射防止膜を形成する工程の際に、前記接合型電界効果トランジスタの側壁にサイドスペーサを形成し、
    前記反射防止膜をエッチバックすることで反射防止膜を形成する工程の後に、前記MOSトランジスタの前記低不純物濃度領域に高不純物濃度領域を形成することを特徴とする請求項6記載の光電変換装置の製造方法。
  8. 前記レジストをマスクとして、前記反射防止膜となる層をエッチバックすることで反射防止膜及び前記接合型電界効果トランジスタの側壁にサイドスペーサを形成する工程の後に、前記MOSトランジスタのゲート電極を酸化する工程をさらに含むことを特徴とする請求項7記載の光電変換装置の製造方法。
JP2008209778A 2008-08-18 2008-08-18 光電変換装置 Expired - Fee Related JP5495524B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008209778A JP5495524B2 (ja) 2008-08-18 2008-08-18 光電変換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008209778A JP5495524B2 (ja) 2008-08-18 2008-08-18 光電変換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010045292A true JP2010045292A (ja) 2010-02-25
JP5495524B2 JP5495524B2 (ja) 2014-05-21

Family

ID=42016414

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008209778A Expired - Fee Related JP5495524B2 (ja) 2008-08-18 2008-08-18 光電変換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5495524B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015097771A1 (ja) * 2013-12-25 2015-07-02 キヤノン株式会社 撮像装置、撮像システム、および、撮像装置の製造方法
JP2018014409A (ja) * 2016-07-21 2018-01-25 キヤノン株式会社 固体撮像素子、固体撮像素子の製造方法、及び撮像システム
JP2018513570A (ja) * 2015-03-31 2018-05-24 ダートマス カレッジ Jfetソースフォロアを有するイメージセンサ及びイメージセンサ画素
US10304828B2 (en) 2016-09-20 2019-05-28 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Imaging device and manufacturing method thereof

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11126893A (ja) * 1997-10-23 1999-05-11 Nikon Corp 固体撮像素子とその製造方法
JP2000164836A (ja) * 1998-11-25 2000-06-16 Nikon Corp 固体撮像装置等の半導体装置の製造方法
JP2006351729A (ja) * 2005-06-14 2006-12-28 Canon Inc 接合形電界効果トランジスタ及びその製造方法並びに固体撮像装置
JP2008060357A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Canon Inc 光電変換装置及び撮像システム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11126893A (ja) * 1997-10-23 1999-05-11 Nikon Corp 固体撮像素子とその製造方法
JP2000164836A (ja) * 1998-11-25 2000-06-16 Nikon Corp 固体撮像装置等の半導体装置の製造方法
JP2006351729A (ja) * 2005-06-14 2006-12-28 Canon Inc 接合形電界効果トランジスタ及びその製造方法並びに固体撮像装置
JP2008060357A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Canon Inc 光電変換装置及び撮像システム

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015097771A1 (ja) * 2013-12-25 2015-07-02 キヤノン株式会社 撮像装置、撮像システム、および、撮像装置の製造方法
CN105830219A (zh) * 2013-12-25 2016-08-03 佳能株式会社 成像装置、成像系统及用于制造成像装置的方法
KR20160100354A (ko) * 2013-12-25 2016-08-23 캐논 가부시끼가이샤 촬상 장치, 촬상 시스템 및 촬상 장치의 제조 방법
JPWO2015097771A1 (ja) * 2013-12-25 2017-03-23 キヤノン株式会社 撮像装置、撮像システム、および、撮像装置の製造方法
EP3091576A4 (en) * 2013-12-25 2017-11-29 Canon Kabushiki Kaisha Image pickup apparatus, image pickup system, and image pickup apparatus manufacturing method
KR101866673B1 (ko) * 2013-12-25 2018-06-11 캐논 가부시끼가이샤 촬상 장치, 촬상 시스템 및 촬상 장치의 제조 방법
CN105830219B (zh) * 2013-12-25 2019-01-01 佳能株式会社 成像装置、成像系统及用于制造成像装置的方法
JP2018513570A (ja) * 2015-03-31 2018-05-24 ダートマス カレッジ Jfetソースフォロアを有するイメージセンサ及びイメージセンサ画素
JP2018014409A (ja) * 2016-07-21 2018-01-25 キヤノン株式会社 固体撮像素子、固体撮像素子の製造方法、及び撮像システム
JP7013119B2 (ja) 2016-07-21 2022-01-31 キヤノン株式会社 固体撮像素子、固体撮像素子の製造方法、及び撮像システム
US10304828B2 (en) 2016-09-20 2019-05-28 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Imaging device and manufacturing method thereof
US10446549B2 (en) 2016-09-20 2019-10-15 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Imaging device and manufacturing method thereof

Also Published As

Publication number Publication date
JP5495524B2 (ja) 2014-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5110820B2 (ja) 光電変換装置、光電変換装置の製造方法及び撮像システム
JP6541080B2 (ja) 固体撮像装置
JP5306294B2 (ja) Cmosイメージセンサ及びその製造方法
US8952433B2 (en) Solid-state image sensor, method of manufacturing the same, and imaging system
JP3584196B2 (ja) 受光素子及びそれを有する光電変換装置
JP4742602B2 (ja) 固体撮像装置及びその製造方法
JP5361110B2 (ja) 非平面トランジスタを有する固体イメージセンサ素子及びその製造方法
JP4793402B2 (ja) 固体撮像装置とその製造方法、及び電子機器
JP2008060356A (ja) 光電変換装置及び撮像システム
JP6681150B2 (ja) 固体撮像装置およびその製造方法ならびにカメラ
US6656760B2 (en) Solid state imaging sensor in a submicron technology and method of manufacturing and use of a solid state imaging sensor
JP6362093B2 (ja) 固体撮像装置の製造方法及び固体撮像装置
JP5495524B2 (ja) 光電変換装置
JP4241527B2 (ja) 光電変換素子
US20160126284A1 (en) Solid-state imaging device and method of manufacturing solid-state imaging device
JP4994747B2 (ja) 光電変換装置及び撮像システム
JP4763242B2 (ja) 固体撮像素子およびその製造方法
JP5355740B2 (ja) 光電変換装置の製造方法
JP2012146989A (ja) 光電変換装置及び撮像システム
JP2010098192A (ja) 光電変換装置、撮像システム、及び光電変換装置の製造方法
JP2009302103A (ja) 固体撮像装置およびその製造方法および撮像装置
JP2006041237A (ja) 固体撮像装置の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100201

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20100630

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110812

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130322

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130326

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131105

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140106

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140304

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5495524

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees