JP5355740B2 - 光電変換装置の製造方法 - Google Patents

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本発明は光電変換装置、より具体的にはMOSトランジスタを含むMOS型光電変換装置に関する。
近年、光電変換装置はディジタルスチルカメラ、ビデオカムコーダーを中心とする二次元画像入力装置の撮像装置として、あるいはファクシミリ、スキャナーを中心とする一次元画像読み取り装置として、急速に需要が広がっている。
これらの光電変換装置としてCCDやMOS型光電変換装置が用いられている。
このような光電変換装置は、光電変換領域において発生するノイズの低減が必要となる。このようなノイズの一つとして、光電変換領域に配されたMOSトランジスタで発生するホットキャリアがある。ホットキャリアとは、MOSトランジスタのゲートに電圧を印加した際に、ドレイン領域とチャネル端部とで構成されるPN接合に強い電界が印加され,これにより発生するキャリアである。光電変換装置のように、微小な信号を扱うデバイスにおいてはこのようなホットキャリアにより発生するノイズが特に問題となる場合がある。
このノイズの低減方法の一例として、光電変換領域に配されたMOSトランジスタをLDD構造(Lightly Doped Drain)とする方法がある(特許文献1、2)。このような構造にすることによって、ゲート下に構成されるチャネルとドレインとの電界強度が緩和され、ホットキャリアの影響を低減することが可能となる。
また特許文献2には、LDD構造を有するMOSトランジスタを光電変換領域に配した構成における製造方法が開示されている。当該公報の図2を参照して簡単に説明する。ここで、後述する受光部、検出部は転送トランジスタのソース、ドレインとして機能する。
まず受光部に対応する領域にイオン注入が行なわれた後、検出部に不純物濃度の低い半導体領域を形成するためにイオン注入が行なわれる。その後、受光部の反射防止膜として機能するシリコン窒化膜を受光部、ゲート電極、検出部を覆って形成する。そして、ゲート電極上で、このシリコン窒化膜をパターニングして、ゲート電極のドレイン側にサイドウォールを形成し、これをマスクに高濃度の半導体領域を形成して光電変換装置を形成している。
特開平11−284167号公報 特開2000−012822号公報
光電変換装置は近年、感度やダイナミックレンジ等の光電変換特性を維持、又は向上しつつ、画素の微細化、高画素数化が要求されている。この実現のためには、光電変換領域の駆動電圧の低減、および受光部面積の縮小を抑えつつ、光電変換領域の受光部以外の領域を微細化することが有効である。
しかし、光電変換領域に配された光電変換素子の信号電荷に基づく信号を読み出すためのMOSトランジスタを微細化すると、トランジスタ特性の信頼性が低下する場合があった。
特に、上述のプロセスにおいては、サイドスペーサの幅は周辺回路領域と同等になるため、周辺回路領域に最適な電界緩和構造で設計した場合、光電変換領域での電界緩和が不十分な場合がある。この場合には、ホットキャリアによりMOSトランジスタの信頼性が下がるため、この信頼性を確保するためMOSトランジスタのゲート長を長くする必要があり、微細化に不利である。
また上述のプロセスにおいては光電変換領域内の反射防止膜をエッチングすることになる。この際のエッチングによりダメージ(主にプラズマダメージ)を光電変換領域に与えることになる。これがフォトダイオードの暗電流を悪化させる原因となる。
本発明の目的は、上述した課題の少なくともひとつを解決するものであり、製造工程を増加させることなく、また、特性が向上した光電変換装置を提供することを目的とする。
上記課題に鑑みて、本発明の光電変換装置の製造方法は、光電変換素子と、前記光電変換素子で生じた電荷に基づく信号を読み出すための複数の第1のMOSトランジスタとが配された光電変換領域と、前記画素に含まれる複数の第1のMOSトランジスタのうちのいずれかのMOSトランジスタの駆動もしくは前記光電変換領域から読み出される信号の処理の少なくとも一方を行なう複数の第2のMOSトランジスタが配された周辺回路領域とが、同一の半導体基板に配された光電変換装置の製造方法であって、前記第1及び第2のMOSトランジスタのゲート電極を形成する第1の工程と、前記ゲート電極をマスクにしてP型もしくはN型の不純物を導入する第2の工程と、前記光電変換領域及び周辺回路領域を覆うようにシリコン窒化膜を形成する第3の工程と、前記光電変換領域に形成された前記シリコン窒化膜をマスクにより保護し、前記周辺回路領域の前記シリコン窒化膜に対してエッチバックを行なうことにより、前記第2のMOSトランジスタのゲート電極側壁にサイドスペーサを形成する第4の工程と、前記光電変換領域に配された前記シリコン窒化膜及び前記サイドスペーサをマスクにして前記不純物と同一導電型の不純物を導入する第5の工程と、前記光電変換領域及び周辺回路領域全体を覆うように層間絶縁膜を形成する第6の工程と、前記絶縁膜の前記複数の第1のMOSトランジスタのドレイン領域に対応した領域に、コンタクトホールを形成する第7の工程と、を有し、前記シリコン窒化膜は、前記コンタクトホールを形成する際の、エッチングストップ膜として機能することを特徴とする。
本発明によれば、光電変換領域に配されたMOSトランジスタのホットキャリアによる特性劣化の抑制、周辺回路領域に配されたMOSトランジスタの高駆動能力実現を両立することができる。
本発明に係わる光電変換装置の模式的平面図である。 本発明に係わるMOSトランジスタの平面図及び断面図である。 第1の実施例の光電変換装置の模式的断面図である。 光電変換装置の回路図である。 第2の実施例の光電変換装置の製造プロセスフロー図である。 第3の実施例の光電変換装置の模式的断面図である。 第4の実施例の光電変換装置の模式的断面図である。 第5の実施例の光電変換装置の模式的断面図である。 本発明を説明するための光電変換装置の模式的断面図である。 光電変換装置を用いた撮像システムを説明するためのブロック図である。
本発明の構成について説明する。本発明において、光電変換領域とは複数の光電変換素子と該光電変換素子の電荷に基づく信号を読み出すMOSトランジスタが配された領域である。このMOSトランジスタは1つの光電変換素子に対して複数設け、電荷の増幅を行なうことも可能である。
周辺回路領域とは、上述の光電変換領域に配されたMOSトランジスタを駆動する回路、光電変換領域からの信号を増幅する回路等が配された領域である。
図1に光電変換装置の平面配置図を示す。111が光電変換領域である。ひとつの光電変換素子から読み出される信号の単位を画素とすると、光電変換素子が配されている領域を画素領域と呼ぶこともできる。画素は、1つの光電変換素子及びこの光電変換素子から出力線へ信号を読み出すための素子集合の最小単位である。この素子集合に含まれるのは、後述する転送MOSトランジスタなどの転送部、増幅MOSトランジスタなどの増幅部、リセットMOSトランジスタなどのリセット部である。隣接する光電変換素子において、上記素子を共有することも可能であるが、この場合にも1つの光電変換素子の信号を読み出すための素子集合の最小単位で定義づけられる。
112が光電変換領域から読み出された信号を増幅するための信号処理回路である。ただし、増幅回路に限らず、画素のノイズをCDS処理により除去する回路であっても良い。また単に複数列から並列に読み出される信号をシリアルに変換するための回路であっても良い。113は光電変換領域に配されたMOSトランジスタを駆動するための垂直シフトレジスタである。114は信号処理回路のMOSトランジスタを駆動するための水平シフトレジスタである。112〜114が周辺回路領域に含まれうる。また、更に光電変換装置においてAD変換を行なう場合には、AD変換回路がこれに含まれても良い。
次に、発明の理解のために、発明のメカニズムに詳細に説明する。図9は光電変換装置の模式的断面図である。101は光電変換領域、102は周辺回路領域を示す。
909は光電変換素子からの信号を読み出すためのMOSトランジスタである。910は周辺回路領域に配されたMOSトランジスタである。光電変換領域に配されたMOSトランジスタ909および周辺回路のMOSトランジスタ910のソース、ドレインは同様のLDD構造になっている。すなわち、不純物濃度の高い半導体領域911およびサイドスペーサ913下に形成された不純物濃度の低い半導体領域914、コンタクトホール915下に形成された不純物濃度の高い半導体領域916より構成されている。
LDD構造の電界緩和層の濃度が低すぎる場合や幅が広すぎる場合には、トランジスタの寄生抵抗(直列抵抗)が増大し、駆動力や静特性を大きく損なう結果となる。したがって、特に駆動力や回路特性が重要となる周辺回路では電界緩和層は比較的狭く形成する必要がある。
一方、微細化等の目的でより電界を緩和する必要のある光電変換領域では電界緩和層は広く形成することが望ましい。しかしながら図9に示したような構成によれば、ドレインが光電変換領域、周辺回路領域、両者において同一の構成になっているためどちらか一方の特性しか満たすことができない。
本発明では、この両者を満足することができる。つまり、ドレインの電界緩和の構造を、光電変換領域と周辺回路領域とで異ならせている。光電変換領域に配されたドレインの不純物濃度の低い領域が、周辺回路領域に配されたドレインの不純物濃度の低い領域よりも広い領域に渡って配されている。
MOSトランジスタの電界緩和に実効的に効果があるのは、ゲート端からドレインと導電体が直接接する領域(第1の領域)にかけての部分である。したがって、第1の領域とゲート端の間の領域の不純物濃度を、光電変換領域のほうが周辺回路領域に比べて低くすることによって大きな電界緩和効果を得ることができる。これは、光電変換領域に配されたMOSトランジスタのドレインの不純物濃度が、周辺回路領域に配されたMOSトランジスタのドレインの不純物濃度よりも低いことによっても同様の効果が得られる。
具体的には、光電変換領域に配されたMOSトランジスタ(第1のMOSトランジスタ)のドレインは導電体と直接接触している第1の領域を有している。そして、第1の領域よりもMOSトランジスタのチャネル側に配された第2の領域を有している。また、周辺回路領域102に配されるMOSトランジスタ(第2のMOSトランジスタ)も同様に、ドレインは導電体であるプラグと電気的に接続されている。ドレインは、プラグと直接接触している第1の領域と、第1の領域よりもチャネル側に配されている第2の領域とを有している。そして更に、第2の領域はチャネルに近接する第3の領域と、第1の領域と第3の領域の間に配された第4の領域とを有している。そして第2の領域は第4の領域よりも不純物濃度が低い。
図2にて更に詳細に説明する。図2(a)が周辺回路領域に配されるMOSトランジスタの平面図、及びA−A´における断面図である。図2(b)が光電変換領域に配されるMOSトランジスタの平面図及びB−B´における断面図である。2001はゲート電極であり、2002はソース、2003は導電体の接続領域(第1の領域)である。2004はゲートに近接して配された不純物濃度の低い半導体領域(第3の領域)である。2005は第1の領域と第3の領域の間に配された第3の領域よりも不純物濃度の高い領域である。2006はチャネルと第1の領域の間に配された不純物濃度の低い半導体領域(第2の領域)である。この第2の領域は、第4の領域よりも不純物濃度は低い。
このような構造により、光電変換領域に配されたMOSトランジスタのホットキャリアを低減することが可能となる。また、周辺回路領域においては、駆動力や回路特性が重要となるMOSトランジスタの電界緩和層を比較的狭く形成することが可能となる。更に、光電変換領域においては、サイドウォール形成工程がないため、このエッチング工程により生じるノイズを低減することが可能となる。
次に本発明の光電変換装置の画素の等価回路図の一例を図3に示す。光電変換領域は、少なくとも光電変換素子1と転送MOSトランジスタ2とリセットMOSトランジスタ4と増幅MOSトランジスタ5を含んでいる。リセットMOSトランジスタのドレインに供給する電圧により画素を選択する構成としている。光電変換素子は例えばフォトダイオードであり、入射光を光電変換により電荷に変換する。転送MOSトランジスタは光電変換素子の電荷を増幅部の入力部に転送する転送部として機能する。増幅MOSトランジスタは光電変換素子で生じた電荷による電位変化を、信号線に出力するものである。ここで電位変化させる対象は、光電変換素子から電荷が転送される際にフローティングとなっているノードであればよく、フローティングディフュージョン(浮遊拡散領域:FD)が用いられる。このFDと増幅用MOSトランジスタのゲートが接続されており、FDの電位変化に基づく信号を信号線に出力する。この時、ソースフォロワ動作により電荷を増幅して出力するため、MOSトランジスタ5は増幅素子といえる。電源7、増幅用MOSトランジスタ5、信号線、定電流源6によりソースフォロワ回路を構成している。この例では、リセットMOSトランジスタのドレイン電圧により選択動作を行なっているが、選択用MOSトランジスタを設けて、これにより選択を行なってもよい。
以下、本発明の実施の形態について実施例を挙げ、図面を用いて詳細に説明する。本発明は各実施例に限定されるものではなく、発明の主旨を超えない範囲で、組み合わせ、変更可能である。また各実施例においては特定のMOSトランジスタのみを例にあげて説明するが、各領域に配される全てのMOSトランジスタに各実施例の構造を適用することも可能である。
(第1実施例)
図4は本実施例の光電変換装置の模式的断面図である。本実施例においては、光電変換領域に配されるMOSトランジスタとしてリセットMOSトランジスタを例に説明する。
図4において、101が光電変換領域、102が周辺回路領域である。ここでは、光電変換領域101のうち、光電変換素子、転送MOSトランジスタ、リセットMOSトランジスタの断面構造を示している。そして、周辺回路領域102に示されているMOSトランジスタは、上述したいずれかの回路を構成するものを示している。
図4の光電変換領域101において、31は転送MOSトランジスタのゲート電極、32はリセットMOSトランジスタのゲート電極である。33は光電変換素子を構成する第1導電型の半導体領域である。信号として取り扱う電荷の導電型と同一の導電型であり、電荷として電子を用いる場合にはN型の半導体領域となる。3は第1導電型のFDである。34はリセット用もしくは画素選択用の基準電圧が与えられる第1導電型の半導体領域であり、リセットMOSトランジスタのドレインとして機能する。36aはシリコン窒化膜、37aはシリコン窒化膜36aを覆うシリコン酸化膜である。両者で反射防止膜を構成することができる。シリコン窒化膜36aおよびシリコン酸化膜37aで構成される絶縁膜は、光電変換領域101のコンタクト底部をのぞく全ての領域を覆っている。41aはコンタクトプラグ等の導電体である。この絶縁膜はシリコン窒化膜、シリコン酸化膜の組み合わせに限らない。
転送MOSトランジスタのソースは光電変換素子を構成する半導体領域33と共通化されている。また、転送MOSトランジスタのドレインとリセットMOSトランジスタのドレインとFDは共通の半導体領域により構成されている。FD3は増幅MOSトランジスタのゲート電極に不図示の電極を通して接続されており、半導体領域34も不図示のリセット用基準電圧配線に電極を通して接続されている。
図4の周辺回路領域102において、42はMOSトランジスタのゲート電極、43はソース又はドレインとなる高不純物濃度の第1導電型の半導体領域である。44はLDD構造を提供するための低不純物濃度の第1導電型の半導体領域であり、半導体領域43よりも不純物濃度が低い。36bおよび37bはそれぞれサイドスペーサを構成するシリコン窒化膜、およびシリコン酸化膜である。
光電変換領域101のシリコン窒化膜36aおよびシリコン酸化膜37aと、周辺回路領域102のサイドスペーサを構成するシリコン窒化膜36b、酸化膜37bと兼ねた場合には、製造コストを低く抑えることができる。
また、光電変換領域のシリコン窒化膜36aおよびシリコン酸化膜37aは、周辺回路領域102の高不純物濃度の半導体領域43をイオン注入により形成する際のマスクとして用いることができる。そのため、低不純物濃度の半導体領域3、34、44を形成するフォトマスクと共通化した場合には製造コストを低く抑えることができる。
光電変換領域101において、MOSトランジスタのソース、ドレインは低不純物濃度の半導体領域で構成されるシングルドレイン構造である。このため、ソース、ドレインに高不純物濃度の半導体領域を含むLDD構造と比べ、ホットキャリアによるトランジスタ特性の劣化を低く抑えることができる。これは特に、MOSトランジスタが微細化された場合には顕著となる。ホットキャリアによるトランジスタ特性の劣化はゲート長と電源電圧に強く依存し、短いゲート長や高い電源電圧で劣化が大きくなる特性を持つ。本実施例による光電変換領域のシングルドレイン構造のMOSトランジスタは、ゲート長が短い微細なMOSトランジスタであっても高い電源電圧で特性の劣化を抑えることができる。
光電変換領域101に配されたMOSトランジスタの低不純物濃度の半導体領域3、34において、コンタクトプラグの底部に接触する部分は金属配線による電気的な接続が可能な不純物濃度を確保する必要がある。これは、コンタクトホール開口部からの不純物イオン注入による濃度確保を行うとよい。
一方、周辺回路領域102において、MOSトランジスタは高不純物濃度の半導体領域及びLDD構造からなるソース、ドレインを有するため、高駆動能力とホットキャリア耐性を両立させることができる。特に光電変換領域と比べて周辺回路領域においては、光電変換領域よりも高速での動作が要求されるため、MOSトランジスタが高駆動能力を有することが重要となる。そのため、本実施例のように光電変換領域と周辺回路領域のMOSトランジスタの電界緩和領域の構造を異ならせることが重要となる。
また、光電変換領域101のシリコン窒化膜36aは、コンタクトを開口する異方性ドライエッチングの際のエッチングストッパとして用いてもよい。これにより、コンタクトが位置合わせずれにより素子分離領域上へ乗り上げた場合でも、コンタクトが素子分離領域や側面のウェル39に接触することが無い。このため、低不純物濃度の半導体領域3、34とウェル39間のリーク電流を抑制できる。したがって、コンタクトと素子分離領域との距離を短くすることができ、素子の微細化が可能となる。
また、光電変換領域のシリコン窒化膜36a、36bは、水素分子を多量に含む膜を用いることができる。この場合には、形成後に350℃以上の熱処理を施すことにより半導体基板に水素が拡散しダングリングボンドの終端化効果が得られるためが望ましい。このようなシリコン窒化膜はプラズマCVD法で形成することにより得ることができる。
本実施例において、反射防止膜および反射防止膜を覆う酸化膜を残存させる領域は、周辺回路部の一部に設けてもよい。また、反射防止膜及び反射防止膜を覆う酸化膜からなるサイドスペーサを形成し、高不純物濃度の半導体領域及びLDD構造からなるソース、ドレインを有するMOSトランジスタを、光電変換部の一部に設けてもよい。
(第2実施例)
本実施例においては、光電変換装置の製造方法に関して説明する。図5(a)〜(e)に製造方法のフローを示す。
まず、図5(a)に示すように、シリコンなどの半導体基板38に第1導電型(N型)のウェル(不図示)と第2導電型(P型)のウェル39を形成し、STI、選択酸化法などにより素子分離領域41を形成する。尚、説明のため図5(a)〜図5(e)では光電変換領域101と周辺回路領域102を、隣接させて描いている。
続いて、図5(b)に示すように、各MOSトランジスタのゲート電極31、32、42をポリシリコンにより形成した後、n型不純物を導入して光電変換素子を構成するフォトダイオードの半導体領域33を形成する。次に、p型不純物を導入してフォトダイオードを埋め込み構造とするための表面p型領域35を形成する。
次に、ゲート電極をマスクにしたイオン注入によりn型不純物を導入し、ゲート電極側面に自己整合した低不純物濃度のソース、ドレインの一部を構成する半導体領域3、34、44を形成する。
そして、素子分離領域、ゲート電極を除く半導体基板表層に、薄いシリコン酸化膜30bを形成する。薄いシリコン酸化膜30bは、ポリシリコンゲート電極を形成する異方性ドライエッチにおいて半導体基板表層のゲート酸化膜を残存させてもよい。もしくは、シリコン窒化膜36を堆積する前に熱酸化して形成してもよい。または、堆積により形成してもよい。そして、図5(c)に示すように、シリコン窒化膜36を形成し、その上にシリコン酸化膜37を形成する。このシリコン窒化膜36、絶縁膜37は光電変換領域101、周辺回路領域102を覆って形成される。
次に光電変換領域上にレジスト50を形成し、周辺回路領域102のシリコン窒化膜36、および絶縁膜37をエッチバックする。こうして、図5(d)に示すように、周辺回路領域102のゲート電極42の側壁にシリコン窒化膜36b、およびシリコン酸化膜37bからなるサイドスペーサを形成する。そして、周辺回路領域102のゲート電極とサイドスペーサをイオン注入用のマスクにしてn型不純物を導入する。これによりサイドスペーサ側面に自己整合したソース、ドレインを構成する高不純物濃度の半導体領域43を形成する。このとき光電変換領域101は、全面に残存するシリコン窒化膜36およびシリコン酸化膜37がイオン注入用マスクとなる。したがって、低不純物濃度の半導体領域3、34、44を形成する際に用いたフォトマスクを転用することができる。この場合には製造コストを抑えられる。こうして、図5(d)に示したような構造が得られる。
つぎに、図5(e)に示すように、層間絶縁膜として機能するBPSGなどの絶縁膜40を成膜する。つぎに、光電変換領域のシリコン窒化膜36aをエッチングストッパに用いてコンタクトホール41a、41bを異方性ドライエッチングにより開口する。そして、光電変換領域101のコンタクト底部が接触する部分が半導体基板上に自己整合したコンタクトホールを形成する。そして、コンタクトホール41a、41bの中に電極を形成する。こうして、図5(e)に示す構造が得られる。
シリコン酸化膜36を形成した後のいずれかの工程において、350℃以上の熱処理が施されることが望ましい。
以上の説明はnMOSトランジスタを用いた例について説明したが、CMOSプロセスで光電変換装置を作製する場合には、導電型を変えれば同じようにpMOSトランジスタを作ることができる。
以上、本実施例において、光電変換領域に配されたMOSトランジスタのソース、ドレインは低不純物濃度の半導体領域である。そして、周辺回路領域に配されたMOSトランジスタはLDD構造を有する。光電変換領域に配されたMOSトランジスタの低不純物濃度領域は、周辺回路領域に配されたMOSトランジスタのLDD構造の低不純物濃度領域と同一の工程で形成されうる。
このようなプロセスで形成した光電変換装置は、光電変換領域のMOSトランジスタのホットキャリアによる特性劣化の抑制と、周辺回路領域のMOSトランジスタの高駆動能力実現を両立することができる。
また、光電変換部のコンタクトホールは反射防止膜をエッチングストッパに用いた場合には、自己整合的に半導体基板表面のみに接触するため、MOSトランジスタのソース・ドレインとウェル間のリーク電流を抑制できる。
また絶縁膜を、光電変換領域においては反射防止膜およびコンタクトのエッチングストッパとして用い、周辺回路部においてはMOSトランジスタのサイドウォールスペーサとして用いれば、製造コストを低く抑えることができる。
また、絶縁膜を水素分子を多量に含むシリコン窒化膜で形成した場合には、トランジスタの界面あるいはフォトダイオード上のシリコン/シリコン酸化膜界面のトラップをより効果的に低減することができる。
(第3実施例)
本実施例においては、光電変換領域に配されるMOSトランジスタとして、増幅MOSトランジスタの構造を説明する。これは第1、2の実施例で説明したリセットMOSトランジスタの構成と組み合わせることも可能である。
図6は本実施例による光電変換装置の断面構造を、光電変換領域および周辺回路領域について示したものである。第1、2実施例と同様の機能を有するものは同じ符号を付し詳細な説明は省略する。
光電変換素子上には光学的な反射防止層66が形成され、フォトダイオード表面の界面反射を低減させる働きをする。反射防止層66はSiNおよびSiOを含む積層構造で形成することが可能である。
光電変換素子から電荷が転送されるFD3は低濃度の不純物領域301と導電体との接触のために設けられた高濃度の不純物領域302を含んでいる。
本実施例で示した、FD3とMOSトランジスタ5のソース、ドレイン領域は、不純物濃度の低い第1導電型の半導体領域301、導電体と直接接続される領域に形成された不純物濃度の高い第1導電型の半導体領域302より構成されている。
ここで周辺回路領域のサイドスペーサ68は反射防止層66と同一の膜により形成されている。低不純物濃度の第1導電型の半導体領域42はゲート電極に対してセルフアラインで形成されており、サイドスペーサ68下にも形成されている。高不純物濃度の第一導電型の半導体領域43はサイドスペーサ68に対してセルフアラインで形成されるために、サイドスペーサ68下および反射防止層66下には形成されない。
反射防止膜66のエッチングを光電変換領域で行わないため、エッチングのダメージによるノイズを低減することができる。また、反射防止層66形成後はコンタクトホール以外に半導体表面を露出する工程が無く、金属元素などによる汚染を防止できる。結果として暗時の点欠陥の発生率を下げることができる。
ここで電界緩和層に関して更に詳細に説明する。LDD構造の電界緩和層の濃度が低すぎる場合や幅が広すぎる場合には、トランジスタの寄生抵抗(直列抵抗)が増大し、駆動力や静特性を大きく損なう結果となる。特に駆動力や回路特性が重要となる周辺回路では電界緩和層は比較的狭く形成する必要がある。一方、微細化等の目的でより電界を緩和する必要のある光電変換領域では電界緩和層は広く形成することが望ましい。MOSトランジスタにおいて特に電界緩和に対する寄与が高い部分は、ゲート端からコンタクトホール下に形成された不純物濃度の高い第1導電型の半導体領域にかけての部分である。したがって光電変換領域に配されるMOSトランジスタは、周辺回路領域に配されるMOSトランジスタに比べてこの部分の濃度を低くするのが好ましい。そして且つ、この低不純物濃度の領域を広くすることが好ましい。
なお、導電体と直接接触する不純物濃度の高い第1導電型の半導体領域302は、コンタクトホールのホール形成後にホールを通してイオン注入することでコンタクトホールにセルフアラインで形成することができる。このため、トランジスタのサイズを小さく設計することが可能となる。これにより良好なオーミックコンタクトを得ることが可能となる。上述の効果に加えて、本実施例においては、FD3のリークに由来する画素欠陥、ランダムノイズを低減する効果がある。
図6に示すように、FD3は低濃度の電界緩和領域(第一導電型の半導体領域301)で構成することにより、ゲート端部以外での電界緩和効果も大きい。すなわち第2導電型の半導体領域104との間に形成される接合部および分離部下のチャネルストップ領域との間に形成される接合における電界も同様に緩和することができる。この結果、FD3のリーク電流を低減することができるため、読み出し時のランダムノイズを低減することができる。また、突発的に発生するFD3のリーク電流が大きな画素の発生は、FD3の電界と相関がある、したがって、本実施例により点欠陥も抑制することが可能である。
なお、本実施例においては、周辺回路領域に配されたMOSトランジスタが光電変換領域に配されたMOSトランジスタと同じ導電型の場合について述べたが、周辺回路領域はCMOS構成とすることが可能である。光電変換領域のMOSトランジスタと反対導電型のMOSトランジスタについてもサ同様の構造をとることが可能である。
本実施例の効果はホットキャリアの発生しやすいN型のMOSトランジスタに対して特に効果が大きい。光電変換領域に配されたMOSトランジスタがN型であり、周辺回路領域のN型MOSトランジスタと光電変換領域のN型のMOSトランジスタが本実施例による構成となっている場合に、特に大きな効果を得ることができる。
一方、光電変換領域がP型のMOSトランジスタであった場合、微細画素の加工しやすさという点で本実施例は有効である。また、本実施例において、66は反射防止層であったが、66を酸化膜単層のように反射防止条件では無いセンサにおいても本実施例による効果(電界緩和、点欠陥の低減など)を得ることができる。
(第4実施例)
図7は本実施例の光電変換装置の断面構造である。第1〜第3の実施例と同様の機能を有するものには同様の番号を付し詳細な説明は省略する。
本実施例の特徴は、反射防止膜のエッチングは光電変換領域内で行われるが、不純物濃度の高い第1導電型の半導体領域43を光電変換領域内に配さない。不純物濃度の高い第1導電型の半導体領域43を形成するマスクパターンは光電変換領域をレジストが覆うように形成することで図7の構造を得る事が可能である。
本実施例においては、不純物濃度の低い電界緩和層(第一導電型の半導体領域301)を低濃度、もしくは幅広く設計することができ、電界緩和効果を高めることができる。これにより、ホットキャリア発生を抑制することができ、信頼性および耐圧を向上させることができる。周辺回路部では電界緩和層は比較的狭く形成することが可能である。
(第5実施例)
本実施例においては、ドレインの、導電体と直接接触する領域に関して説明する。一般的にMOSトランジスタを形成するソース・ドレインと配線を電気的に接続するコンタクトプラグ等の導電体は、低抵抗かつオーミック特性を示すことが求められる。金属不純物に起因する点キズに敏感な光電変換装置においては、シリサイド・サリサイドを形成するプロセスをあえて適用しない場合が考えられる。したがって特に光電変換装置において、ドレインと導電体とのオーミックコンタクトの取り方は重要となる。
上述した各実施例のような光電変換領域に配されたMOSトランジスタのドレインが電界緩和構造を有する場合には、低抵抗かつオーミック特性を示すコンタクトを形成する手法が求められる。これを満たす光電変換装置の構造および製造方法について以下に説明する。
図8に本実施例の光電変換装置の断面図を示す。実施例1〜4と同様の機能を有するものには同様の符号を付し詳細な説明は省略する。101は光電変換領域に配されたMOSトランジスタ(ここではn型とする)に対する導電体との接続部を示している。104は周辺回路部に配されたn型のMOSトランジスタのソース、ドレインと導電体との接続部を示している。105は周辺回路領域に配されたP型MOSトランジスタのソース,ドレインと導電体との接続部を示している。
101に示すように、FD3は導電体41aと直接接触しているn型の高不純物濃度の半導体領域45を有している。104、105も同様にソース,ドレインはn型、p型の高不純物濃度の半導体領域領域45、46を有している。本実施例の構造を適用することにより、全てのコンタクトプラグ(41a、41b、41c)において、低抵抗でかつ良好なオーミックコンタクト特性が得られる。
次いで本実施例における光電変換装置の製造方法について説明する。
第2実施例で説明したフローで図5(d)までは同様のプロセスで形成する。その後、導電体と接続を行なうソース,ドレインに対応してコンタクトホールを異方性ドライエッチングにより形成する。この後に、フォトマスクを用いて光電変換領域に配されたFD3に対するコンタクト底部と、周辺回路領域104に配された半導体領域43に対するコンタクト底部に対して、Phに代表されるn型不純物を導入する。光電変換領域の半導体領域3に対するコンタクトを抵抵抗かつオーミック特性を得るためにドーズ量は1.0E14/cm以上にすることが望ましい。なお、コスト低減を考慮に入れてフォトマスクを用いずに全面領域にn型不純物を導入してもよい。
次に、フォトマスクを用いて周辺回路領域105に配されたp型の高不純物濃度の半導体領域に対するコンタクト底部に対して、Bに代表されるp型不純物を導入して高不純物濃度の半導体領域を形成する。この際、上述のn型不純物を全面イオン注入によりp型の半導体領域にも形成することもできる。この場合には、周辺回路領域104のn型の高不純物濃度の半導体領域を完全に被って形成するようにp型不純物イオンの注入条件を設定する必要がある。例えばこの時のドーズ量は1.0E15/cm以上にすることが望ましい。
本実施例のプロセスに関しては、以上述べた実施例1〜4に適用可能である。また光電変換領域に配される各種MOSトランジスタに適用することが可能である。
(撮像システム)
図8は、本発明による固体撮像装置をカメラに応用する場合の回路ブロックの例を示したものである。撮影レンズ1002の手前にはシャッター1001があり、露出を制御する。絞り1003により必要に応じ光量を制御し、固体撮像装置1004に結像させる。固体撮像装置1004から出力された信号は信号処理回路1005で処理され、A/D変換器1006によりアナログ信号からディジタル信号に変換される。出力されるディジタル信号はさらに信号処理部1007で演算処理される。処理されたディジタル信号はメモリ1010に蓄えられたり、外部I/F1013を通して外部の機器に送られる。固体撮像装置1004、撮像信号処理回路1005、A/D変換器1006、信号処理部1007はタイミング発生部1008により制御される他、システム全体は全体制御部・演算部1009で制御される。記録媒体1012に画像を記録するために、出力ディジタル信号は全体制御部・演算部で制御される記録媒体制御I/F部1011を通して、記録される。
1 光電変換素子
101、1001 光電変換領域
102、1002、1003、1004 周辺回路領域
3 浮遊拡散領域

Claims (8)

  1. 光電変換素子と、前記光電変換素子で生じた電荷に基づく信号を読み出すための複数の第1のMOSトランジスタとが配された光電変換領域と、
    前記画素に含まれる複数の第1のMOSトランジスタのうちのいずれかのMOSトランジスタの駆動もしくは前記光電変換領域から読み出される信号の処理の少なくとも一方を行なう複数の第2のMOSトランジスタが配された周辺回路領域とが、同一の半導体基板に配された光電変換装置の製造方法であって、
    前記第1及び第2のMOSトランジスタのゲート電極を形成する第1の工程と、
    前記ゲート電極をマスクにしてP型もしくはN型の不純物を導入する第2の工程と、
    前記光電変換領域及び周辺回路領域を覆うようにシリコン窒化膜を形成する第3の工程と、
    前記光電変換領域に形成された前記シリコン窒化膜をマスクにより保護し、前記周辺回路領域の前記シリコン窒化膜に対してエッチバックを行なうことにより、前記第2のMOSトランジスタのゲート電極側壁にサイドスペーサを形成する第4の工程と、
    前記光電変換領域に配された前記シリコン窒化膜及び前記サイドスペーサをマスクにして前記不純物と同一導電型の不純物を導入する第5の工程と、
    前記光電変換領域及び周辺回路領域全体を覆うように層間絶縁膜を形成する第6の工程と、
    前記絶縁膜の前記複数の第1のMOSトランジスタのドレイン領域に対応した領域に、コンタクトホールを形成する第7の工程と、を有し、
    前記シリコン窒化膜は、前記コンタクトホールを形成する際の、エッチングストップ膜として機能することを特徴とする光電変換装置の製造方法。
  2. 前記第1のMOSトランジスタのドレイン領域の不純物濃度よりも前記第2のMOSトランジスタのソース領域およびドレイン領域の不純物濃度が高いことを特徴とする請求項1に記載の光電変換装置の製造方法。
  3. 前記層間絶縁膜の前記第1のMOSトランジスタのソースおよびドレイン領域、前記第2のMOSトランジスタのソースおよびドレイン領域に対応した領域に、コンタクトホールを形成する工程と、
    前記コンタクトホールにセルフアラインで前記不純物と同一導電型の不純物を導入する工程と、を含むことを特徴とする請求項2に記載の光電変換装置の製造方法。
  4. 前記シリコン窒化膜と前記層間絶縁膜との間にシリコン酸化膜が形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の光電変換装置の製造方法。
  5. 前記シリコン窒化膜を形成した後に、350℃以上の熱処理を行なうことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の光電変換装置の製造方法。
  6. 前記シリコン窒化膜はプラズマCVD法により形成されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の光電変換装置の製造方法。
  7. 前記半導体基板に、STIにより構成される素子分離領域を形成する工程を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の光電変換装置の製造方法。
  8. 前記半導体基板に、選択酸化法により素子分離領域を形成する工程を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の光電変換装置の製造方法。
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