JP2010043963A - センサ付き転がり軸受装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 センサ付き転がり軸受装置において、密封部材の寿命を長くするとともに、回転数の検出精度が高められるようにすることである。
【解決手段】 ハブユニット100を構成する密封部材4のスリンガ24のフランジ部33に固着される磁気エンコーダ34におけるスリンガ24との突合せ面から、内周縁側のリング突条37と外周縁側のリング突条38とを軸方向に突出させる。磁気エンコーダ34をスリンガ24に固着するとき、各リング突条37,38の下面をスリンガ24の突合せ面に密着させ、それらの間に接着剤42を収容させることにより、接着剤42がそれらの突合せ面から漏れ出ることを防止するとともに、磁気エンコーダ34を各リング突条37,38で支持することにより、磁気エンコーダ34を変形しにくくする。
【選択図】 図5

Description

本発明は、センサ付き転がり軸受装置に関するものである。
本明細書では、転がり軸受装置の一例である車両用のハブユニットについて説明する。車両(例えば、自動車)には、タイヤホイールやブレーキディスクを取り付けるためのハブユニットが使用されている。図1に示されるように、ハブユニットは、車体側に固定された外輪部材と、この外輪部材と同心に配置された内輪部材(ハブホイール)と、これら外輪部材と内輪部材との間に介装される転動体とを備えており、内輪部材が軸線周りに回転自在にされている。そして、このハブホイールに車輪が取り付けられる。
ハブユニットを構成する内輪部材と外輪部材との間には、雨水や融雪剤を含む泥水等(以下、総称して「異物」と記載する。)が浸入することを防ぐための密封部材が取り付けられている。密封部材として、例えば特許文献1に開示される技術が存している。この種の密封部材は、図2に示されるように、金属部材より成り、内輪部材に装着される断面L字状のスリンガと、同じく外輪部材に嵌合され、スリンガと対向配置されるシール部材とを備え、それらが組み合わされて成る(パックシール)。そして、シール部材から延設されたリップ部が、スリンガに接触することにより、軸受部分(例えば、転動体の転動面)に異物が侵入することを防止している。
ここで、ABS装置(アンチロック・ブレーキ・システム)が装着されている車両では、タイヤの回転数を正確に検出することが必要になる。このため、ハブユニットの部分に、ABSセンサが取り付けられている。例えば、特許文献1に開示された技術では、ハブユニットにおける内輪と外輪との間に形成された開口を密封する密封部材のスリンガに、磁気エンコーダを取り付けている。
磁気エンコーダ91をスリンガ92に固着する方法について説明する。図8に示されるように、基台93に設置したリング状の下治具94にスリンガ92を嵌め込み、スリンガ92の上面に接着剤95(二点鎖線で示す。)を塗布する。その上に、磁気エンコーダ91を設置し、上治具96で押圧する。これにより、磁気エンコーダ91がスリンガ92に接着される。
従来の磁気エンコーダ91は、例えば磁性粉を含むゴム材であり、硫黄系の接着剤95によりスリンガ92に加硫接着されている。このため、磁気エンコーダ91が上治具96で押圧されたときに変形してしまうおそれがある。すると、磁気エンコーダ91の厚みにばらつきが生じ、センサによる回転数の検出精度が低下してしまう。また、上治具96で磁気エンコーダ91を押圧したときに、磁気エンコーダ91とスリンガ92との突合せ面から接着剤95が漏れて、スリンガ92の周囲に付着してしまうおそれがある。すると、シール部材のリップ部を早期に損傷させてしまう。
上記した不具合を防止するため、磁気エンコーダ91を樹脂材より成るものとし、かつ接着剤95をシリコン系のものとすることにより、磁気エンコーダ91の厚みを一定にする技術が公知である(特許文献2を参照)。しかし、この技術であっても、磁気エンコーダ91とスリンガ92との突合せ面から接着剤95が漏れてしまうおそれは解消されていない。
特開2002−333033号公報 特開2007−101443号公報
本発明は上記した事情に鑑み、センサ付き転がり軸受装置において、密封部材の寿命を長くするとともに、回転数の検出精度が高められるようにすることを課題としている。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記課題を達成するための本発明は、
筒状の外輪部材と、該外輪部材と同心に配置される内輪部材と、前記外輪部材と前記内輪部材との間に介装される転動体と、前記外輪部材と前記内輪部材との開口から前記転動体の転動面に異物が侵入しないようにその開口を密封する密封部材とを備え、前記外輪部材と前記内輪部材がそれらの軸線周りに相対回転可能にされ、その回転数を検出するためのセンサが取り付けられたセンサ付き転がり軸受装置であって、
前記密封部材は、前記内輪部材の外周面に装着されるリング状で、前記センサの被検出部となる磁気エンコーダが固着されるスリンガと、前記外輪部材の内周面に嵌合され、前記スリンガに接触配置されるシール部材とを備え、
前記スリンガと前記磁気エンコーダとは、それらの突合せ面に塗布された接着剤によって固着され、
前記スリンガと前記磁気エンコーダの突合せ面のいずれか一方又は双方に、前記接着剤がそれらの突合せ面から漏れないようにするための漏れ防止部を設けたことを特徴としている。
本発明に係るセンサ付き転がり軸受装置では、密封部材を構成するスリンガと磁気エンコーダの突合せ面のいずれか一方又は双方に、スリンガと磁気エンコーダとを固着する接着剤がそれらの突合せ面から漏れないようにするための漏れ防止部が設けられている。このため、スリンガと磁気エンコーダとが相対的に押圧されることによってそれらの突合せ面に塗布された接着剤が流動しても、漏れ防止部によってそれ以上流動することが抑止される。これにより、スリンガと磁気エンコーダとの突合せ面から漏れ出る接着剤の量が少なくなり、磁気エンコーダの平面精度が良好になるとともに、スリンガに接触するシール部材が損傷しにくくなる。この結果、回転数の検出精度が高くなるとともに、センサ付き転がり軸受装置の寿命が長くなる。なお、漏れ防止部は、スリンガと磁気エンコーダのいずれか一方に設けても、双方に設けてもよい。
前記漏れ防止部は、前記磁気エンコーダの外周縁と内周縁から軸方向(アキシャル方向)に突出するリング突条とすることができる。
磁気エンコーダは、リング突条によってスリンガに強固に支持される。このため、磁気エンコーダが押圧されても変形しにくくなる。この結果、接着剤の漏れをいっそう確実に防止することができるとともに、磁気エンコーダの厚みのばらつきを小さくできる。
なお、前記磁気エンコーダは磁性粉を含む樹脂材より成り、前記接着剤はシリコン系とすることができる。
本発明の実施例を説明する。図1は本発明の実施例のハブユニット100の断面図、図2は図1の要部の拡大図である。
最初に、センサ付き転がり軸受装置の一例である車両用のハブユニット100の全体構成について説明する。図1に示されるように、ハブユニット100は、外輪部材1と、この外輪部材1と同心に配置されるハブホイール2(内輪部材)と、それらの間に介装された玉3(転動体)と、それらのアキシャル方向の開口を密封する車両インナ側の密封部材4と車両アウタ側の密封部材5とを備えている。外輪部材1は、ボルト6により車体7に固定されていて(後述)、ハブホイール2がそれらの軸線8の周りに回転可能とされている。なお、図1において、図面視における右側は車両インナ側であり、同じく左側は車両アウタ側である。
最初に、ハブホイール2について説明する。ハブホイール2には、車輪やブレーキディスク(いずれも図示せず)を固定するためのハブフランジ9がラジアル方向の外側に突出して設けられている。このハブフランジ9の所定位置には、ハブボルト11を挿通するためのボルト孔9aが形成されている。また、ハブフランジ9における車両アウタ側の主表面には、ブレーキディスクロータ及びタイヤホイール(いずれも図示せず)を取り付ける際に位置決めの役割を果たすインロー部12が、車両アウタ側に突出して形成されている。このインロー部12により、ブレーキディスクロータ及びタイヤホイールの位置決めを行う。そして、ボルト孔9aに挿通されたハブボルト11を締め込むことにより、ハブフランジ9にブレーキディスクロータ及びタイヤホイールを固定する。
ハブホイール2には、多数個の玉3を転動自在に配置するための内輪側転動面13,14が形成されている。多数個の玉3は、冠形の保持器15,16によって周方向に一定間隔となるように保持されている。
次に、外輪部材1について説明する。外輪部材1は、炭素鋼を熱間鍛造して製造される。外輪部材1において、ハブホイール2の内輪側転動面13,14と対向する部分には、各外輪側転動面17,18が形成されている。保持器15,16によって周方向に一定間隔で配置された多数個の玉3は、各内輪側転動面13,14と外輪部材1の各外輪転動面17,18とによって転動自在に保持される。外輪部材1における車両インナ側の端面部には、密封部材4を圧入して嵌合させるためのインナ側嵌合部19が設けられている。同様に、外輪部材1における車両アウタ側の端面部にも、密封部材4を圧入して嵌合させるためのアウタ側嵌合部21が設けられている。
そして、外輪部材1の外周面には、ラジアル方向の外側に突出する外輪フランジ部22が形成されている。ハブユニット100は、外輪フランジ部22のボルト孔(図示せず)に挿通されたボルト6により、車体7に固定される。
次に、密封部材4,5について説明する。図1に示されるように、外輪部材1とハブホイール2とが軸線8を同一にして取り付けられた状態において、外輪部材1のインナ側嵌合部19とハブホイール2との間、及び外輪部材1のアウタ側嵌合部21とハブホイール2との間には空間部が形成されていて、これらの空間部を密封する密封部材4,5が装着されている。密封部材4,5はリング状で、外輪部材1とハブホイール2との相対回転を許容した状態で空間部を密封している。
本実施例のハブユニット100の場合、車両インナ側の密封部材4と隣接して、ハブホイール2の回転数を検出するためのセンサ23が取り付けられている。センサ23の検出面は、密封部材4のスリンガ24と対向して配置されている。
密封部材4について説明する。図2に示されるように、本実施例の密封部材4は、金属部材より成り、ハブホイール2の外周面に装着されるリング状のスリンガ24と、同じくスリンガ24と対向する形で外輪部材1の内周面に嵌合される芯金25に、弾性部材(例えば、ゴム材26)が被着され、このゴム材26からスリンガ24に向かって第1ないし第3のリップ部27〜29が突設されて成るシール部材31とを組み合わせたパックシールの形態である。
スリンガ24について説明する。図2に示されるように、スリンガ24は、断面L字状で、ハブホイール2の外周面に圧入される円筒部32と、円筒部32におけるアキシャル方向の一端部(車両インナ側の端部)からラジアル方向の外側に向かってほぼ直角に延設されるフランジ部33とを備えている。フランジ部33には、磁気エンコーダ34が固着されている(後述)。
シール部材31について説明する。シール部材31の芯金25は、断面略L字状で、外輪部材1のアウタ側嵌合部19の内周面に圧入嵌合される円筒部35と、円筒部35におけるアキシャル方向の一端部(車両インナ側の端部)からラジアル方向の内側に向かって延設されるフランジ部36とを備えている。フランジ部36は、断面視においてS字状に屈曲されていて、その先端部の周囲にゴム材26が固着されている。ゴム材26から、3本のリップ部27〜29が突設されていて、それらの先端部はスリンガ24の円筒部32及びフランジ部33に接触している。これにより、スリンガ24とシール部材31との隙間に入り込んだ異物(雨水や泥水)が玉3の転動面に至ることが防止される。
磁気エンコーダ34について説明する。図3に示されるように、本実施例の磁気エンコーダ34はリング状である。そして、その一方側の面の内周縁と外周縁から軸方向(即ち、組付け状態におけるアキシャル方向)に沿って内側突起部37と外側突起部38が延設されている。内側突起部37と外側突起部38の突出量は同一である。この磁気エンコーダ34は、磁性粉を含む樹脂材(例えば、ナイロン)より成り、着磁することによって他方側の面の周方向に、N極とS極とが交互に設けられている。
スリンガ24のフランジ部33に、磁気エンコーダ34を固着する方法について説明する。図4に示されるように、基台39に設置されたリング状の下治具41に、スリンガ24が取り付けられる。下治具41の内径は、スリンガ24の円筒部32の外径よりも僅かに大きいため、スリンガ24は、フランジ部33を上側にした位置決め状態で取り付けられる。スリンガ24の上面に、接着剤42が塗布される。図4の(a)において、接着剤42を二点鎖線で示す。この接着剤42は、例えばシリコン系の接着剤である。
図4の(b)に示されるように、スリンガ24の上面(接着剤42の塗布面)に磁気エンコーダ34が設置される。即ち、磁気エンコーダ34は、その内周縁部から突出された内側リング突条37と、外周縁部から突出された外側リング突条38を下側に向けてスリンガ24の上面に設置される。そして、図5に示されるように、上方から上治具43が降下し、磁気エンコーダ34を押圧する。上治具43の突起部43aが、磁気エンコーダ34の内周縁に僅かな隙間をもって入り込むため、磁気エンコーダ34の位置決め状態が維持される。
従来の磁気エンコーダ91は平板状であるため、上治具96によって押圧されたときに、スリンガ92に塗布された接着剤95が流動し、それらの突合せ面から漏れ出てしまうおそれがある(図8参照)。しかし、本実施例の磁気エンコーダ34には、内外の周縁部から各リング突条37,38が突出されている。磁気エンコーダ34が押圧されたとき、スリンガ24に塗布された接着剤42は、内外の各リング突条37,38で囲まれた部分に収容される。これにより、スリンガ24に塗布された接着剤42が流動しても、それらの突合せ面から漏れ出る量は少なくて済む。即ち、磁気エンコーダ34に設けられた各リング突条37,38が、接着剤42の漏れ防止部となっている。
また、磁気エンコーダ34は、内外の各リング突条37,38によって強固に支持されるため、上治具43の押圧力によって磁気エンコーダ34が変形しにくくなる。この結果、磁気エンコーダ34の厚みのばらつきが小さくなる。
上記したように、第1実施例のスリンガ24では、スリンガ24と磁気エンコーダ34との突合せ面から漏れ出る接着剤42の量を少なくできるため、磁気エンコーダ34の平面精度が良好になり、センサ23によるハブホイール2の回転数の検出精度が高められる。また、シール部材31と組み合わせられてそのリップ部27〜29を摺動させた場合であっても、それらを損傷するおそれが小さくなる。
第2実施例のスリンガ44について説明する。第1実施例のスリンガ24の場合、磁気エンコーダ34に各リング突条37,38が設けられている。この場合、スリンガ24に凹凸が設けられていないため、スリンガ24内に発生する磁力線を単純なものにすることができるという効果が奏される。しかし、図6に示される第2実施例のスリンガ44のように、磁気エンコーダ45を平板状とし、各リング突条46,47をスリンガ44の側に設けてもよい。
また、図7に示される第3実施例のスリンガ48のように、一方側(例えば、内周縁側)のリング突条49をスリンガ48に設け、他方側(例えば、外周縁側)のリング突条51を磁気エンコーダ52に設けてもよい。
本明細書では、固定状態で取り付けられる外輪部材1に対して、内輪部材(ハブホイール2)が回転する場合について説明した。しかし、固定状態で取り付けられる内輪部材に対して、外輪部材1が回転する場合であっても同様である。
本発明の実施例のハブユニット100の断面図である。 図1の要部の拡大図である。 (a)は磁気エンコーダ34を一方側から見たときの斜視図,(b)は同じく他方側から見たときの斜視図である。 (a),(b)はスリンガ24に磁気エンコーダ34を固着するときの作用説明図である。 (c)は同じく作用説明図、(d)は要部の拡大図である。 (a)は第2実施例のスリンガ44に磁気エンコーダ45を固着するときの作用説明図、(b)は要部の拡大図である。 (a)は第3実施例のスリンガ48に磁気エンコーダ52を固着するときの作用説明図、(b)は要部の拡大図である。 (a)は従来のスリンガ92に磁気エンコーダ91を固着するときの作用説明図、(b)は要部の拡大図である。
符号の説明
100 ハブユニット(センサ付き転がり軸受装置)
1 外輪部材
2 ハブホイール(内輪部材)
3 玉(転動体)
4,5 密封部材
8 軸線
23 センサ
24,44,48 スリンガ
31 シール部材
34,45,52 磁気エンコーダ
37,38 リング突条(漏れ防止部)
42 接着剤

Claims (3)

  1. 筒状の外輪部材と、該外輪部材と同心に配置される内輪部材と、前記外輪部材と前記内輪部材との間に介装される転動体と、前記外輪部材と前記内輪部材との開口から前記転動体の転動面に異物が侵入しないようにその開口を密封する密封部材とを備え、前記外輪部材と前記内輪部材がそれらの軸線周りに相対回転可能にされ、その回転数を検出するためのセンサが取り付けられたセンサ付き転がり軸受装置であって、
    前記密封部材は、前記内輪部材の外周面に装着されるリング状で、前記センサの被検出部となる磁気エンコーダが固着されるスリンガと、前記外輪部材の内周面に嵌合され、前記スリンガに接触配置されるシール部材とを備え、
    前記スリンガと前記磁気エンコーダとは、それらの突合せ面に塗布された接着剤によって固着され、
    前記スリンガと前記磁気エンコーダの突合せ面のいずれか一方又は双方に、前記接着剤がそれらの突合せ面から漏れないようにするための漏れ防止部を設けたことを特徴とするセンサ付き転がり軸受装置。
  2. 前記漏れ防止部は、前記磁気エンコーダの外周縁と内周縁から軸方向に突出するリング突条であることを特徴とする請求項1に記載のセンサ付き転がり軸受装置。
  3. 前記磁気エンコーダは磁性粉を含む樹脂材より成り、前記接着剤はシリコン系であることを特徴とする請求項1又は2に記載のセンサ付き転がり軸受装置。
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