JP2010043365A - 超疎水性粉体、これを用いる超疎水性表面を有する構造体及びそれらの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 有機無機複合ナノファイバー(I)の会合体を含有する超疎水性粉体であって、該ナノファイバー(I)が、直鎖状ポリエチレンイミン骨格(a)を有するポリマー(A)のフィラメントが、疎水性基(X)が結合しているシリカ(B)で被覆されてなるものであることを特徴とする超疎水性粉体、及びこれらを固体基材上に固定してなる、超疎水性表面を有する構造体。
【選択図】 図5
Description
本発明で用いる直鎖状ポリエチレンイミン骨格(a)を有するポリマー(A)としては、線状、星状、櫛状構造の単独重合体であっても、他の繰り返し単位を有する共重合体であっても良い。共重合体の場合には、該ポリマー(A)中の直鎖状ポリエチレンイミン骨格(a)のモル比が20%以上であることが、安定なフィラメントを形成できる点から好ましく、該ポリエチレンイミン骨格(a)の繰り返し単位数が10以上である、ブロック共重合体であることがより好ましい。
本発明で提供する超疎水性粉体は、前記直鎖状ポリエチレンイミン骨格(a)を有するポリマー(A)のフィラメントがシリカ(B)で被覆されてなる有機無機複合ナノファイバー(I)の会合体、又は当該有機無機複合ナノファイバー(I)の会合体から前記ポリマー(A)を焼成により除去して得られるシリカ(B)を主構成成分とするナノファイバー(II)の会合体を基本構造とする。
前記有機無機複合ナノファイバー(I)中には金属イオンを安定に取り込むことができ、従って、金属イオンを含有する超疎水性粉体を得ることもできる。
上記した通り、本発明では金属イオンを有機無機複合ナノファイバー(I)に取り込むことができる。従って、これらの金属イオンのなかでも、還元反応により還元されやすい金属イオンは、金属ナノ粒子に変換させることで、金属ナノ粒子を含有した超疎水性粉体を得ることもできる。
ポリマー(A)中の直鎖状ポリエチレンイミン骨格(a)はアミノ基、ヒドロキシ基、カルボン酸基、スルホン酸基、リン酸基を有する化合物と、水素結合及び/又は静電気引力により、物理的な結合構造を構成することができる。従って、これらの官能基を有する有機色素分子等を超疎水性粉体中に含有させることが可能である。
本発明において、有機無機複合ナノファイバー(I)の大きさは、用いるポリマー(A)の分子量、形状、直鎖状ポリエチレンイミン骨格(a)の含有率等、用いるシリカソースの種類や使用割合等によって調整することが可能であり、特に該有機無機複合ナノファイバー(I)の太さが10〜100nm、アスペクト比が10以上であるものを容易に製造することができる。
上述した有機無機複合ナノファイバー(I)の会合体を加熱焼成すると、形状を維持したまま、その内部に含まれていたポリマー(B)が除去され、シリカを主構成成分とするナノファイバー(II)の会合体を得ることができる。ここで、シリカを主構成成分とするということは、例えば、焼成が不十分でポリマー(A)、または併用した有機色素分子中の炭素原子等が炭化して含まれていたり、金属イオンや金属ナノ粒子を併用した場合においては、金属原子が含まれていたりすることがあるものの、ナノファイバーの形状はシリカ(B)によって形成されているこというものであり、シリカ(B)の含有率は通常90質量%以上、好ましくは95質量%である。
本発明では、超疎水性粉体とするために疎水性基(X)でナノファイバー(I)又はナノファイバー(II)の会合体表面を修飾しなければならない。当該修飾は、疎水性基(X)を有する化合物との接触で容易に行なうことができる。
本発明の超疎水性粉体は、これを任意形状・任意材質の固体基材上に固定することで、超疎水性表面を有する構造物を得ることができる。このとき、当該粉体を固体基材上に固定する方法としては特に制限されるものではないが、後述するようなポリマー溶液又はシリカゾル中に分散し、該分散液を塗布し乾燥する方法によることが、簡便であり又工業的に有用性が高い。
本発明の超疎水性粉体の製造方法は、前記有機無機複合ナノファイバー(I)の会合体又はナノファイバー(II)の会合体を溶剤中に分散し、疎水性基(X)を有するシランカップリング剤(x)の溶液、又は疎水性基(X)を有するシランカップリング剤(x)と反応性官能基(Y)を有するシランカップリング剤(y)とを含有する溶液と混合する方法である。
本発明の超疎水性粉体を固体基材表面に接着固定することで超疎水性表面を有する構造体を得ることができる。接着固定は、該粉体をポリマー溶液、シリカゾル液、または市販の塗料、接着剤などと混合し、その混合液を基材表面に塗布し、必要に応じて乾燥等を行なうことで容易に実現できる。
単離乾燥した会合体や粉体を両面テープにてサンプル支持台に固定し、それをキーエンス製表面観察装置VE−9800にて観察した。
接触角は自動接触角計Contact Angle System OCA (Dataphysics社製)により測定した。
[有機無機複合ナノファイバー(I)の会合体からなる粉体1の作製]
特許文献(特開2005−264421号公報、特開2005−336440号公報、特開2006−063097号公報、特開2007−051056号公報)に開示した方法により、形状が異なる粉体を作製した。
市販のポリエチルオキサゾリン(数平均分子量500,000、平均重合度5,000、Aldrich社製)5gを、5Mの塩酸水溶液20mLに溶解させた。その溶液をオイルバスにて90℃に加熱し、その温度で10時間攪拌した。反応液にアセトン50mLを加え、ポリマーを完全に沈殿させ、それを濾過し、メタノールで3回洗浄し、白色のポリエチレンイミンの粉末を得た。得られた粉末を1H−NMR(重水)にて同定したところ、ポリエチルオキサゾリンの側鎖エチル基に由来したピーク1.2ppm(CH3)と2.3ppm(CH2)が完全に消失していることが確認された。即ち、ポリエチルオキサゾリンが完全に加水分解され、ポリエチレンイミンに変換されたことが示された。
一定量のP5Kを蒸留水中に混合し、それを90℃に加熱し透明溶液を得た後、全体3%の水溶液に調製した。該水溶液を室温で自然冷却し、真っ白のP5Kの会合体液を得た。攪拌しながら、その会合体液100mL中に、70mLのTMOS(テトラメトキシシラン)のエタノール溶液(体積濃度50%)を加え、室温で1時間攪拌続けた。析出した沈殿物をろ過し、それをエタノールで3回洗浄した後、40℃で加熱下乾燥することにより、粉体15gを得た。図1に得られた粉体のSEM写真を示す。ナノファイバーの会合体であることを確認した。
[シリカを主構成成分とするナノファイバー(II)の会合体からなる粉体2の作製]
合成例1で得た粉体1 5gを空気導入条件下、電気炉にて600℃、2時間加熱し、粉体1に含まれたポリエチレンイミンを除去し、白い粉体2を得た。比表面積は187m2/gであった。図2に粉末(II)のSEM写真を示した。焼成後のナノファイバー構造には変化がないことが示唆された。
[超疎水性粉体1の合成]
2%アンモニアのエタノール溶液50mLと20%デシルトリメトキシシラン(DTMS)のクロロホルム溶液5mLとを混合し、その混合液に0.5gの粉体1を加え、室温で24時間攪拌した。反応液をろ過後、得られた粉末をエタノールで3回洗浄した。乾燥後の粉末は水中では全く沈むことなく、水面で浮かぶ状態であった。これは疎水化処理前の粉体1が水中に完全に沈む傾向と全く異なった。
[超撥水性粉体2の合成]
2%アンモニアのエタノール溶液50mLと20wt%デシルトリメトキシシラン(DTMS)のクロロホルム溶液5mL混合し、その混合液に0.5gの粉体2を加え、室温で24時間攪拌した。反応液をろ過後、得られた粉末をエタノールで3回洗浄した。乾燥後の粉末の(150〜800℃間)熱重量損失は8.4%であった。これは、シランカップリング剤導入による有機残基の量に相当する。この粉末は水中では全く沈むことなく、水面で浮かぶ状態であった。このことは疎水化処理前の粉体2が水中に完全に沈む傾向であったことと全く異なった。図3に粉末のSEM写真を示した。
[超撥水性粉体3の合成]
2%アンモニアのエタノール溶液50mLと6%シランカップリング剤[5%デシルトリメトキシシラン(DTMS)と1%のアミノプロピルトリメトキシシラン(ATMS)]が含まれたクロロホルム溶液5mL混合し、その混合液に0.5gの粉体2を加え、室温で24時間攪拌した。反応液をろ過後、得られた粉末をエタノールで3回洗浄した。乾燥後の粉末の(150〜800℃間)熱重量損失は7.5%であった。該粉末は水中では全く沈むことなく、水面で浮かぶ状態であった。
[超撥水性粉体4の合成]
2%アンモニアのエタノール溶液50mLと6%シランカップリング剤[5%デシルトリメトキシシラン(DTMS)と1%のメタクリロイルプロピルトリメトキシシラン(ATMS)]が含まれたクロロホルム溶液5mL混合し、その混合液に0.5gの粉体2を加え、室温で24時間攪拌した。反応液をろ過後、得られた粉末をエタノールで3回洗浄した。乾燥後の粉末の(150〜800℃間)熱重量損失は8.3%であった。乾燥後の粉末は水中では全く沈むことなく、水面で浮かぶ状態であった。
[超疎水性粉体2を用いたろ紙上での超疎水性膜(浸漬法)]
市販のポリスチレン(Aldrich社製、Mw = 45,000)を用い、1%のトルエン溶液を調製した。0.5mLの該溶液中に、10mgの粉体2を加え、均一に分散した後、その分散液にろ紙を15分間浸漬した。ろ紙を取り出し、室温乾燥後、ろ紙の上に水滴を落としたが、水滴は完全に弾けた。接触角は165.5°であった。図4に塗膜と接触イメージを示した。
[超疎水性粉体2を用いたろ紙上での超疎水性膜(ブラシ法)]
実施例5で用いた同様な分散液をろ紙上にブラシで塗った。それを室温乾燥した後、表面接触角を測定したところ、接触角は178°であった。ろ紙は水にぬれることがなかった。
[超疎水性粉体2を用いたガラス上での超疎水性膜(キャスト法)]
実施例5と同様な分散液を、バーコーターを用い、ガラススライド上にキャストした。これで得たキャスト膜を室温乾燥した後、表面接触角を測定したところ、接触角は179.6°(15μL水滴)であった(図5)。
[超疎水性粉体2を用いた木材上での超疎水性膜(ブラシ法)]
実施例5で用いた同様な分散液を表面処理されていない木の板にブラシで塗った。それを室温乾燥した後、水滴を落としたところ、水は完全に弾かれ、木材表面は濡れなかった。
[超疎水性粉体2を用いた牛革上での超疎水性膜(浸漬法)]
市販のポリメチルメタクリレート(Aldrich社製、Mw=120,000 メーカー・品番)を用い、1%のクロロホルム溶液を調製した。0.5mLの該溶液中に、10mgの粉体2を加え、均一に分散した後、その分散液に表面処理されていない牛革の切り落としを1時間浸漬した。牛革を取り出し、室温乾燥後、その上に水滴を落としたが、水滴は完全に弾け、濡れ性はなくなった。
[超疎水性粉体2を用いたステンレス板上での超疎水性膜(ブラシ法)]
実施例9で用いた同様な分散液をステンレスシャーレ(タキザワ理化製、50×50×0.6mm)にブラシで塗った。それを室温乾燥した後、水滴を落としたところ、水は完全に弾かれ、金属表面は濡れなかった。
[超疎水性粉体2を用いたガラス管内壁での超疎水性膜(浸漬法)]
実施例9で用いた同様な分散液をガラスピペット(内径6mm、長さ8cm)に吸い取り、それを2時間保持した後、液を押し出した。ガラスピペットを室温で乾燥後、それに水を吸い取って、再び水を押し出すテストを行なった。ガラス壁には水滴が全く付着せず、吸い取った水は重さ低下なしに他の容器に完全移動できた。
Claims (14)
- 有機無機複合ナノファイバー(I)の会合体を含有する超疎水性粉体であって、該ナノファイバー(I)が、直鎖状ポリエチレンイミン骨格(a)を有するポリマー(A)のフィラメントが、疎水性基(X)が結合しているシリカ(B)で被覆されてなるものであることを特徴とする超疎水性粉体。
- 前記有機無機複合ナノファイバー(I)の太さが10〜100nm、アスペクト比が10以上であり、且つ該有機無機複合ナノファイバー(I)の会合体の大きさが2〜100μmの範囲である請求項1記載の超疎水性粉体。
- 更に前記シリカ(B)に反応性官能基(Y)が結合している請求項1又は2記載の超疎水性粉体。
- シリカ(B)に結合している疎水性基(X)と反応性官能基(Y)とのモル比(X)/(X+Y)が0.2〜1の範囲である請求項3記載の超疎水性粉体。
- シリカ(B)を主構成成分とするナノファイバー(II)の会合体を含有する超疎水性粉体であって、該シリカ(B)に疎水性基(X)が結合してなることを特徴とする超疎水性粉体。
- 前記ナノファイバー(II)の太さが10〜100nm、アスペクト比が10以上であり、且つ該ナノファイバー(II)の会合体の大きさが2〜100μmの範囲である請求項5記載の超疎水性粉体。
- 更に前記シリカ(B)に反応性官能基(Y)が結合している請求項5又は6記載の超疎水性粉体。
- シリカ(B)に結合している疎水性基(X)と反応性官能基(Y)とのモル比(X)/(X+Y)が0.2〜1の範囲である請求項7記載の超疎水性粉体。
- 直鎖状ポリエチレンイミン骨格(a)を有するポリマー(A)のフィラメントがシリカ(B)で被覆されてなる有機無機複合ナノファイバー(I)の会合体からなる粉末を溶剤中に分散し、該分散液に疎水性基(X)を有するシランカップリング剤(x)を混合する工程を有することを特徴とする超疎水性粉体の製造方法。
- 疎水性基(X)を有するシランカップリング剤(x)と共に、反応性官能基(Y)を有するシランカップリング剤(y)を併用する請求項9記載の超疎水性粉体の製造方法。
- (1)直鎖状ポリエチレンイミン骨格(a)を有するポリマー(A)のフィラメントがシリカ(B)で被覆されてなる有機無機複合ナノファイバー(I)の会合体を焼成する工程と、
(2)(1)で得られたシリカ(B)を主構成成分とするナノファイバー(II)の会合体からなる粉末を溶剤中に分散し、該分散液に疎水性基(X)を有するシランカップリング剤(x)を混合する工程と、
を有することを特徴とする超疎水性粉体の製造方法。 - 疎水性基(X)を有するシランカップリング剤(x)と共に、反応性官能基(Y)を有するシランカップリング剤(y)を併用する請求項11記載の超疎水性粉体の製造方法。
- 請求項1〜8の何れか1項記載の超疎水性粉体が固体基材に固定されてなることを特徴とする超疎水性表面を有する構造体。
- 請求項1〜8の何れか1項記載の超疎水性粉体をポリマー溶液又はシリカゾル中に分散し、該分散液を塗布し乾燥することを特徴とする超疎水性表面を有する構造体の製造方法。
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