JP2010042144A - オットマン装置及びシート - Google Patents

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Abstract

【課題】スライド部をスムーズにスライドできるようにする。
【解決手段】シートのシートボトム2の前部に取り付けられた基部31と、基部に対して前後方向にスライド可能となって基部に取り付けられた脚受け部33と、基部の右前部、右後部、左前部、左後部に取り付けられた4つの案内部42a、42b、42c、42dと、各案内部に掛けられる可撓性線材40とを備え、可撓性線材が、各案内部に掛けられることにより右前部の案内部と右後部の案内部の間に掛け渡される右側の部分40aを有すると共に、左前部の案内部と左後部の案内部の間に掛け渡される左側の部分40aを有し、可撓性線材の引張による可撓性線材の左側の部分と右側の部分が同時に同方向に移動するよう可撓性線材が各案内部に掛けられ、可撓性線材の左側の部分と右側の部分がそれぞれ脚受け部に接続されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、シートに設けられるオットマン装置及びシートに関する。
従来、例えば車両等に用いられるシートには、オットマン装置を備えたものがある(特許文献1参照)。従来のオットマン装置においては、オットマン本体をシート下部から下に垂下させたり、そのオットマン本体を前に起こし上げたりできるようになっている(特許文献1参照)。
また、オットマン本体は、前に起きあがった状態で前後に伸縮できるようになっている(特許文献1参照)。具体的には、オットマン本体のスライド部(31)がオットマン本体の基部(40)に対して前後にスライド可能となっている。ここで、基部の左右両側にスライドレール(44)が設けられ、スライド部の左右両側にレールガイド(32)が設けられ、スライドレールがレールガイドに係合することで、スライド部が基部に対して前後方向にスライドする構造となっている。基部の左右中央部にはスライド機構が設けられ、スライド機構のロッド(52)にスライド部が連結され、スライド機構のアーム(51)にはワイヤ(73)が接続されている。バネ(54)がスライド部の左右中央部と基部の左右中央部との間に掛け渡され、バネによってスライド部が基部に対して前方に付勢されている。かかるオットマン本体においては、ワイヤを引っ張ることで、スライド機構によりスライド部がバネにこうして後方にスライドし、ワイヤを緩めることで、バネの弾性力によりスライド部が前方にスライドする。
特開2008−29666号公報
しかし、レールとレールガイドの間には僅かながらの隙間があるので、スライド部の左右両側の位置が前後にずれてしまうと、レールとレールガイドが引っかかってしまう。そうすると、スライド部をスムーズにスライドさせることが難しかった。
そこで、本発明の課題は、スライド部をスムーズにスライドできるようにすることである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、シートのシートボトムの前部に取り付けられた基部と、前記基部に対して前後方向にスライド可能となって前記基部に取り付けられた脚受け部と、前記基部の右前部、右後部、左前部及び左後部のそれぞれに取り付けられた4つの案内部と、前記各案内部に掛けられる可撓性線材と、を備え、前記可撓性線材が、前記各案内部に掛けられることによって右前部の案内部と右後部の案内部の間に掛け渡される右側の部分を有するとともに、左前部の案内部と左後部の案内部の間に掛け渡される左側の部分を有し、前記可撓性線材の引張による前記可撓性線材の左側の部分前記可撓性線材の右側の部分が同時に同方向に移動するよう前記可撓性線材が前記各案内部に掛けられ、前記可撓性線材の左側の部分が前記脚受け部に接続され、前記可撓性線材の右側の部分が前記脚受け部に接続されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のオットマン装置において、前記可撓性線材は、前記右前部の案内部から前記右後部の案内部、前記左前部の案内部、前記左後部の案内部の順に、又は前記左前部の案内部から前記左後部の案内部、前記右前部の案内部、前記右後部の案内部の順に掛け渡されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のオットマン装置において、前記可撓性線材の右側の部分及び左側の部分が前記脚受け部のスライド方向と平行に設けられていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載のオットマン装置において、前記可撓性線材の右側の部分が前記脚受け部の前後に延びる中心線に関して前記可撓性線材の左側の部分と線対称に設けられていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載のオットマン装置において、前記可撓性線材の右側の部分と前記脚受け部との接続部の前後方向における位置と、前記可撓性線材の左側の部分と前記脚受け部との接続部の前後方向における位置とが揃っていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載のオットマン装置において、前記基部に対して前記脚受け部を前後に案内し、前記基部の左側において前記脚受け部と前記基部の間に介在する左側リニアガイドと、前記基部に対して前記脚受け部を前後に案内し、前記基部の右側において前記脚受け部と前記基部の間に介在する右側リニアガイドと、を更に備え、前記可撓性線材の右側の部分が前記右側リニアガイドの近傍において前記右前部の案内部と前記右後部の案内部の間に掛け渡され、前記可撓性線材の左側の部分が前記左側リニアガイドの近傍において前記左前部の案内部と前記左後部の案内部の間に掛け渡されていることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載のオットマン装置を備えることを特徴とするシートである。
本発明によれば、基部の左右に配索される可撓性線材によって、脚受け部を左右二箇所から同時に引っ張ってスライドさせるので、力のかかり方が偏って脚受け部が基部に対して傾くことが無く、スムーズにオットマン本体を前後させることができる。
以下、図を参照して本発明を実施するための好ましい形態について詳細に説明する。
図1は、本発明を適用した実施形態におけるオットマン装置10及びそれを取り付けたシート1を示した側面図である。このシート1は、自動車、船舶、飛行機その他乗物の室内に設置される。このシート1は、シートボトム2、バックレスト3、ヘッドレスト4及びオットマン装置10等からなる。
シートボトム2は、前後位置調整機構5を介して乗物の室内のフロアの上に設置されている。バックレスト3は、シートボトム2の後端部において起立した状態に設けられている。バックレスト3とシートボトム2はリクライニング機構6によって連結されている。ヘッドレスト4は、バックレスト3の上端部に取り付けられている。バックレスト3の上端を基準としたヘッドレスト4の上下位置は調整可能とされている。
図2はオットマン装置10及びシートボトム2の骨格を示した側面図である。シートボトム2の内部であってその左右両側には、サイドフレーム50及びチルトフレーム51が設けられている。サイドフレーム50は、図1に示された前後位置調整機構5の上に取り付けられている。サイドフレーム50の前端部には、チルトフレーム51が連結されている。チルトフレーム51はサイドフレーム50との連結部51aを中心に上下に回転可能とされ、チルトフレーム51の傾きが調整可能とされている。これらサイドフレーム50及びチルトフレーム51にクッションが取り付けられ、これらが表皮で覆われることでシートボトム2が構成されている。
リンク機構20について具体的に説明する。
図2示すように、チルトフレーム51の前側の下部にはリンク機構20が取り付けられている。リンク機構20は、左右に一対のベース21と、左右に一対のリンク22,23,24,25,26と、長さ調整装置28とを有している。
ベース21の前側上部にリンク22の一端が回転可能となって連結され、ベース21の後側下部にリンク25の一端が回転可能となって連結されている。リンク22のベース21と反対側の端部には、リンク23の一端が回転可能となって連結されている。リンク23のリンク22と反対側の端部がリンク26の一端に回転可能となって連結されている。リンク22の中央部には、リンク24の中央部が回転可能となって連結されている。リンク24の一端はリンク25のベース21と反対側の端部に回転可能となって連結され、リンク24の他端はリンク26の他端に回転可能となって連結されている。
リンク25にはブラケット27が固定されている。一方、サイドフレーム50の後端部にはブラケット29が固定されている。ブラケット27とブラケット29の間には、長さ調整装置28が設けられている。長さ調整装置28は、ピストン28a及びシリンダ28bを有し、ピストン28aの先端部が回転可能となってブラケット27に連結され、シリンダ28bの基端部が回転可能となってブラケット29に連結されている。
長さ調整装置28は、伸縮可能であってその長さを調整可能なガスダンパである。つまり、長さ調整装置28はロックされることで長さが一定に保たれ、ロック解除により長さ調整装置28が伸縮可能となる。具体的には、長さ調整装置28がロックされると、シリンダ28b内の空気が密閉されてピストン28aが固定され、一方、ロックが解除されると、シリンダ28b内の空気が開放されてピストン28aがシリンダ28bに沿って移動可能となる。なお、長さ調整装置28のロック・ロック解除はシートボトム2に設けられたレバーにより行うことができる。
オットマン本体30について具体的に説明する。
図3は、オットマン本体30及びリンク機構20の分解斜視図である。オットマン本体30は、基部31と、リニアガイド32及び脚受け部33等を有している。ここで、基部31は、取付部31aと、取付部31aの左右両側において取付部31aに対して立てた状態に設けられた側壁部31bとを有する。基部31がリンク機構20を介してシートボトム2の前部に取り付けられている。具体的には、取付部31aがリンク機構20のリンク26に固定され、リンク機構20のベース21がチルトフレーム51に取り付けられている。
基部31の左右両側には一対のリニアガイド32が設けられている。また、リニアガイド32には脚受け部が取り付けられることから、リニアガイド32は側壁部31bと脚受け部33の間に挟まれた状態となっている。具体的には図4に示すように、リニアガイド32のキャリッジ32aが正面から見てC字状に形成されており、キャリッジ32aが左右の脚受け部33にそれぞれ固定され、前後に延びている。リニアガイド32のスライドレール32bは、キャリッジ32aに抱持されており、キャリッジ32aはスライドレール32bに沿って前後に案内される。スライドレール32bは左右の側壁部31bにそれぞれ固定されている。キャリッジ32aがスライドレール32bによって案内されているので、脚受け部33が基部31に対して前後にスライド可能となっている。
基部31と脚受け部33の間にリニアガイド32を設けることによって、脚受け部33のスライドはスムーズなものとなる。従って、基部31と脚受け部33の隙間を微調整するといった手間を省くことが出来る。また、リニアガイド32は、図4に示すように脚受け部33のスライド面に対し垂直に立てた形で取り付けられるので、オットマン本体30に脚が載せられた際の荷重がリニアガイド32によって十分に支えられるようになっている。
脚受け部33にはそれぞれL字型の接続金具34が取り付けられている。接続金具34の前後方向の取り付け位置は左右で揃えられている。更に、脚受け部33にクッションを取り付けることでオットマン本体30が構成されている。
図5はオットマン本体30の下面図であり、下が前方である。手前にはリンク機構20が位置している。基部31の四隅には案内部である案内金具42a、43b、43c、43dがそれぞれ取り付けられている。各案内金具42a、43b、43c、43dは円弧状に曲げられた部材で、ワイヤ40を緩やかに直角方向に向かって曲げることが出来る。案内金具42aから、43b、43c、43dへと順に可撓性線材であるワイヤ40が掛けられることにより、基部31にワイヤ40がN字状に配索される。ワイヤ40の両端は繋げられ環状となっていて、図1に示したシートボトム側部に設けられた操作部44に接続されている。
ワイヤ40は基部31にN字状に配索されることにより、案内金具42cと案内金具42dとの間には、右側のリニアガイド32の近傍で前後方向に直線状に延びる右側の部分40aが、案内金具42aと案内金具42bとの間には左側のリニアガイドの近傍で前後方向に直線状に延びる左側の部分40bができる。ワイヤ40の右側の部分40aと左側の部分40bは共に脚受け部のスライド方向と平行に延びている。ワイヤ40の右側の部分40aを右側の接続金具34が、ワイヤ40の左側の部分40bを左側の接続金具34がそれぞれ支持することにより、ワイヤ40と脚受け部33が接続される。
案内金具42bと案内金具42cの間に斜めに配索されたワイヤ40はアウターケーシング41aで覆われている。同様に、案内金具42aと操作部44との間のワイヤ40はアウターケーシング41bに、案内金具42dと操作部44との間のワイヤ40はアウターケーシング41cにそれぞれ覆われている。
アウターケーシング41aの中央にはワイヤ遊び吸収部材43が備えられている。ワイヤ遊び吸収部材43は、アジャストボルトとナットによりアウターケーシング41aの長さを調節するもので、アウターケーシング41aを長くすることによりワイヤ40の遊びを少なくできるようになっている。
図6はワイヤ40を操作する操作部44の斜視図である。操作部44はサイドフレーム50の側部に取り付けられている。操作部44はワイヤ40が巻回されたドラム44aを有し、ドラム44aの回転軸44bにはレギュレターハンドルが取り付けられる。レギュレターハンドルを回転させるとドラムが回転し、操作部44に接続された一方のワイヤ40が巻き取られる。ワイヤ40は一続きになっているので、操作部に接続された他方のワイヤ40が引っ張られていく。このようにしてワイヤ40がアウターケーシング41a、41b、41cの内部を移動する。勿論、レギュレターハンドルを逆に回転させることで、ワイヤ40を逆方向に移動させることも出来る。
次に、リンク機構の展開・折り畳みについて説明する。
長さ調整装置28のロック解除がなされると、リンク機構20の展開が可能となる。長さ調整装置28の伸長力により、リンク機構20が前方へと展開され、リンク26が図2に示すシートボトム2の前部から下に垂下した状態から、図7に示すシートボトム2の前部から前方に延び出た状態へと移動する。この状態で、長さ調整装置28のロックがなされると、リンク機構20のその状態が保持され、脚を載せることが可能となる。
図7に示す状態で長さ調整装置28のロックを解除すると、今度はリンク機構20の折り畳みが可能となる。オットマン本体30に下向きの荷重をかけることで、長さ調整装置28が収縮し、リンク26が図7の展開した状態から、図2に示す折り畳み状態へと移動する。
次に、オットマン本体30の動作について説明する。
ワイヤ40が基部31にN字状に配索されていることにより、操作部44を回転させると、右側の部分40aのワイヤ40と左側の部分40bのワイヤ40は同時に同じ方向へと移動する。ワイヤ40が動き出すと、接続金具34によってワイヤ40と接続された脚受け部33が基部31に対してスライドし、図5に示す位置から図8に示す位置まで移動する。脚受け部33は左右二箇所から同時に引っ張られるので、力のかけ方が偏らず、スムーズにスライドする。なお、操作部44の回転を途中で止めれば、脚受け部33を任意の位置で静止させることも出来る。
また、ワイヤ40は両端が繋がれて環状となっているので、操作部44のレギュレターハンドルを逆に回転させると、ワイヤ40も逆方向へ動き、脚受け部33が図8に示すスライドした位置から、図5に示す元の位置に向かってスライドする。逆方向にスライドするときも、脚受け部33は左右二箇所から同時に引っ張られるので、動きは前方へスライドするときと同様にスムーズである。また、使用を重ねるうちに右側の部分40aと左側の部分40bとでワイヤ40の動きにずれが生じても、ワイヤ遊び吸収部材43を調節することにより簡単に元に戻すことができる。
このような仕組みとすることで、オットマン本体30の静止位置を図7に示す位置と図9に示す位置との間で前後方向にスムーズに調節することができ、着席する者は快適に脚を休めることができる。
なお、以上の実施形態においては、ワイヤの曲げを金具で行うこととしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、樹脂製のカバーにガイドを一体形成したものでワイヤを案内することにより、一層省スペース化を図った構造とすることもできる。また、ワイヤの配索は逆N字となるようにしても差し支えない。その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
本発明の実施形態に係るオットマン装置及びシートの側面図である。 本発明の実施形態に係るオットマン装置の側面図である。 本発明の実施形態に係るオットマン装置の分解斜視図である。 オットマン本体の正面図である。 オットマン本体の下面図である。 操作部を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るオットマン装置の側面図である。 オットマン本体の下面図である。 本発明の実施形態に係るオットマン装置の側面図である。
符号の説明
1 シート
2 シートボトム
3 バックレスト
4 ヘッドレスト
5 前後位置調整機構
6 リクライニング機構
10 オットマン装置
20 リンク機構
21 ベース
22,23,24,25,26リンク
27 ブラケット
28 長さ調整装置
28a ピストン
28b シリンダ
29 ブラケット
30 オットマン本体
31 基部
31a 取付部
31b 側壁部
32 リニアガイド
32a キャリッジ
32b スライドレール
33 脚受け部
34 接続金具
40 ワイヤ
40a 右側の部分
40b 左側の部分
41a、41b、41c アウターケーシング
42a、42b、42c、42d 案内金具
43 ワイヤ遊び吸収部材
44 操作部
44a ドラム
44b 回転軸
50 サイドフレーム
51 チルトフレーム
51a 連結部

Claims (7)

  1. シートのシートボトムの前部に取り付けられた基部と、
    前記基部に対して前後方向にスライド可能となって前記基部に取り付けられた脚受け部と、
    前記基部の右前部、右後部、左前部及び左後部のそれぞれに取り付けられた4つの案内部と、
    前記各案内部に掛けられる可撓性線材と、を備え、
    前記可撓性線材が、前記各案内部に掛けられることによって右前部の案内部と右後部の案内部の間に掛け渡される右側の部分を有するとともに、左前部の案内部と左後部の案内部の間に掛け渡される左側の部分を有し、
    前記可撓性線材の引張による前記可撓性線材の左側の部分と前記可撓性線材の右側の部分が同時に同方向に移動するよう前記可撓性線材が前記各案内部に掛けられ、
    前記可撓性線材の左側の部分が前記脚受け部に接続され、
    前記可撓性線材の右側の部分が前記脚受け部に接続されていることを特徴とするオットマン装置。
  2. 前記可撓性線材は、前記右前部の案内部から前記右後部の案内部、前記左前部の案内部、前記左後部の案内部の順に、又は前記左前部の案内部から前記左後部の案内部、前記右前部の案内部、前記右後部の案内部の順に掛け渡されていることを特徴とする請求項1に記載のオットマン装置。
  3. 前記可撓性線材の右側の部分及び左側の部分が前記脚受け部のスライド方向と平行に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のオットマン装置。
  4. 前記可撓性線材の右側の部分が前記脚受け部の前後に延びる中心線に関して前記可撓性線材の左側の部分と線対称に設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のオットマン装置。
  5. 前記可撓性線材の右側の部分と前記脚受け部との接続部の前後方向における位置と、前記可撓性線材の左側の部分と前記脚受け部との接続部の前後方向における位置とが揃っていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のオットマン装置。
  6. 前記基部に対して前記脚受け部を前後に案内し、前記基部の左側において前記脚受け部と前記基部の間に介在する左側リニアガイドと、
    前記基部に対して前記脚受け部を前後に案内し、前記基部の右側において前記脚受け部と前記基部の間に介在する右側リニアガイドと、を更に備え、
    前記可撓性線材の右側の部分が前記右側リニアガイドの近傍において前記右前部の案内部と前記右後部の案内部の間に掛け渡され、
    前記可撓性線材の左側の部分が前記左側リニアガイドの近傍において前記左前部の案内部と前記左後部の案内部の間に掛け渡されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のオットマン装置。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載のオットマン装置を備えることを特徴とするシート。
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