JP5414265B2 - シート装置 - Google Patents

シート装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5414265B2
JP5414265B2 JP2008332029A JP2008332029A JP5414265B2 JP 5414265 B2 JP5414265 B2 JP 5414265B2 JP 2008332029 A JP2008332029 A JP 2008332029A JP 2008332029 A JP2008332029 A JP 2008332029A JP 5414265 B2 JP5414265 B2 JP 5414265B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover piece
legrest
link mechanism
link
hood
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008332029A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010148780A (ja
Inventor
克彦 篠崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TS Tech Co Ltd
Original Assignee
TS Tech Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TS Tech Co Ltd filed Critical TS Tech Co Ltd
Priority to JP2008332029A priority Critical patent/JP5414265B2/ja
Publication of JP2010148780A publication Critical patent/JP2010148780A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5414265B2 publication Critical patent/JP5414265B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Passenger Equipment (AREA)

Description

本発明は、シート装置に関し、特に垂下した状態から前に振り上がった状態に移動するレッグレストを備えたシート装置に関する。
従来、車両等の乗物に用いられるシート装置には、レッグレスト(オットマン又はフットレストともいう。)を備えるものがある。例えば、特許文献1に記載のシート装置では、レッグレスト(30)がリンク機構(20)によってシートボトム(2)の前部に連結されており、そのレッグレストがリンク機構によってシートボトムの前に振り上げられたり、シートボトムの下に振り下げられたりする。
特開2008−049066号公報
ところで、レッグレストが振り上げられた状態においては、横から見るとレッグレストの裏面からシートボトム前端にかけて空間が形成され、リンク機構がレッグレストの裏側においてシートボトムの下から前に延出している。そのため、リンク機構が見えてしまい、意匠性の観点からも見栄えが損なわれる虞があり、更に、リンク機構に異物が入り込む虞もある。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、リンク機構を見えないようにして意匠性の向上を図るとともに、リンク機構に異物が入り込まないようにすることである。
以上の課題を解決すべく、請求項1に係る発明によれば、シート装置が、レッグレストと、シートボトムと、前記シートボトムの前部と前記レッグレストを連結し、前記レッグレストを前記シートボトムの前部から垂下した状態と前記シートボトムから前に振り上げた状態との間で移動自在に支持するリンク機構と、扇形に形成され、その扇形の円弧部の対角側が前記シートボトムに連結され、その連結部を支点にして前記シートボトムに対して振り上げ・振り下げ可能に設けられた第1のサイドカバー片と、扇形に形成され、その扇形の円弧部の対角側が前記第1のサイドカバー片の扇形の円弧部の対角側に連結され、その連結部を支点にして前記第1のサイドカバー片に対して振り上げ・振り下げ可能に設けられ、前記レッグレストの裏側に設けられた第2のサイドカバー片と、前記第1のサイドカバー片に設けられ、前記レッグレストが前に振り上げられた状態において前記リンク機構の下側を覆う第1のボトムカバー片と、前記第2のサイドカバー片に設けられ、前記レッグレストが前に振り上げられた状態において前記リンク機構の下側から前側にかけて覆う第2のボトムカバー片と、を備え、前記レッグレストが前に振り上げられた状態において前記リンク機構の側方が前記第1のサイドカバー片及び前記第2のサイドカバー片によって覆われることとした。
請求項2に係る発明によれば、前記第1のボトムカバー片及び前記第2のボトムカバー片は側面視して弓なり状に湾曲することとした。
請求項3に係る発明によれば、前記第1のボトムカバー片と前記第1のサイドカバー片が一体成形され、前記第2のボトムカバー片と第2のサイドカバー片が一体成形されていることとした。
請求項4に係る発明によれば、前記シート装置が、前記第1のサイドカバー片を振り上げる方向に付勢するトーションばねを更に備え、前記トーションばねが前記第1のサイドカバー片と前記第2のサイドカバー片との連結部に設けられていることとした。
請求項5に係る発明によれば、前記シート装置が前記レッグレストの裏面に取り付けられたスライドカバーを更に備えることとした。
請求項6に係る発明によれば、前記シート装置が、前記スライドカバーの両側において前記レッグレストの裏面に立設された一対のリブを備え、前記第2のサイドカバー片及び前記第2のボトムカバー片が前記一対のリブの間に位置することとした。
請求項1に係る発明によれば、レッグレストが前に振り上げられた状態においてリンク機構の側方がサイドカバーによって覆われるから、横からリンク機構が見ないようになり、意匠性が向上する。また、横からリンク機構に異物が挿入しないようにすることができる。
レッグレストが振り上げられると、2つのサイドカバー片を振り上げることができ、これらによりリンク機構の側方が覆われる。そのため、意匠性が向上するとともに、リンク機構への異物の挿入も防止することができる。
レッグレストが振り上げられると、2つのサイドカバー片を振り上げることができ、それとともにボトムカバー片も振り上げられ、これらボトムカバー片によってリンク機構の下側から前側にかけて覆われる。そのため、意匠性が向上するとともに、リンク機構への異物の挿入も防止することができる。
請求項に係る発明によれば、レッグレストが振り上げられると、第1のサイドカバー片が振り上げられ、更に第2のサイドカバー片がトーションばねによって振り上げられる。これらによりリンク機構の側方が覆われ、意匠性が向上するとともに、リンク機構への異物の挿入も防止することができる。
以下に、本発明を実施するための好ましい形態について図面を用いて説明する。ただし、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1は、シート装置1の斜視図である。このシート装置1は、自動車、船舶、飛行機その他の乗物の室内に設置される。このシート装置1は、シートボトム2、バックレスト3及びレッグレスト装置7等からなる。
シートボトム2は、前後位置調整機構5を介して乗物の室内フロアの上に設置されている。バックレスト3は、シートボトム2の後端部において起立した状態に設けられている。バックレスト3とシートボトム2はリクライニング機構6によって連結されている。
シートボトム2について説明する。
図2は、シートボトム2及びレッグレスト装置7を示した分解斜視図である。図3は、シートボトム2及びレッグレスト装置7を示した斜視図である。図4は、シートボトム2及びレッグレスト装置7を示した斜視図である。
このシートボトム2においては、クッションパッド47がフレーム部40の上部から左右側面にかけて覆うように設けられている。なお、図3、図4では、フレーム部40を見やすくするためにクッションパッド47の図示を省略する。
フレーム部40は、左右一対のサイドフレーム41、支持台82及びビーム42等を有する。左右一対のサイドフレーム41が互いに間隔を空けて平行に設けられている。サイドフレーム41は、前後位置調整機構5の上に設けられ、前後位置調整機構5によって前後にスライド可能に設けられている。左右のサイドフレーム41の後端部にはリクライニング機構6が取り付けられている。これらサイドフレーム41の後端部がビーム42の左右両端部にそれぞれ連結され、このビーム42が左右に架け渡されている。また、複数のクッションスプリング43がこれらサイドフレーム41の上部の間に架け渡されている。クッションスプリング43は、前後方向に波打つようにして波状に設けられた鋼線である。
リクライニング機構6は、回転軸6a、プレート6b、バネ6c、アジャスタノブ6d等を有する。回転軸6aの両端には、プレート6bが回転可能に取り付けられ、バックレスト3の下部がプレート6bにネジによって結合されている。プレート6bは、バネ6cによって回転軸6aを中心に矢印Aの向きに付勢されている。プレート6bを保持するロック機構がサイドフレーム41に設けられ、そのロック機構のロック解除がアジャスタノブ6dによって成される。即ち、アジャスタノブ6dを引くことによってロック機構のロックが解除され、バネ6cの付勢力によってバックレスト3を前に起こしたり、バネ6cの付勢力に抗してバックレスト3を後ろに倒したりすることができる。
支持台82は、左右のサイドフレーム41の前端部に連結され、その連結部を中心にして上下に起伏するようになっている。ここで、支持台82は前部フレーム822、後部フレーム823及び連結棒材825a〜825d並びに左右一対の側部フレーム821及び補強部材824を有する。側部フレーム821は側板である。左右一対の側部フレーム821の後端部が、連結軸41aによって左右一対のサイドフレーム41の内側前部にそれぞれ連結されている。側部フレーム821が、連結軸41aを中心にして回動可能となっている。これにより、支持台82が上下に起伏可能に設けられている。
棒状の後部フレーム823が左右の側部フレーム821の前端部と後端部の間に位置する中間部に連結され、この後部フレーム823がこれら側部フレーム821の間に架け渡されて梁となっている。棒状の前部フレーム822が左右の側部フレーム821の前端部に連結され、この前部フレーム822がこれら側部フレーム821の間に架け渡されて梁となっている。
補強部材824は板状に設けられている。左右一対の補強部材824が前部フレーム822及び後部フレーム823に連結され、これらの間に架け渡されている。補強部材824の前部は、前部フレーム822よりも前方に延び出た状態となっている。連結棒材825aは、2枚の補強部材824の前端と前部フレーム822とに架け渡されている。連結棒材825bは、2枚の補強部材824の中間部に架け渡されている。連結棒材825cは、連結棒材825aから前部フレーム822を経て後部フレーム823にかけて架け渡されている。なお、各連結棒材825a,825b,825cはトラス状に配設することも可能である。この場合、より強固な剛性を確保することができる。
図3に示すように、側部フレーム821の後部が左右のサイドフレーム41の間に収まり、側部フレーム821の前部がサイドフレーム41の上縁から上斜め前方に突き出ている。支持台82の補強部材824及び連結棒材825aの前部は、前部フレーム822よりも前方に延び出ているため、サイドフレーム41の前端よりも上方かつ前方に位置している。
図2〜図3に示すように、クランク811が左右のサイドフレーム41に架け渡されている。ここで、クランク811は、左右方向に延びる作動杆811aと、その両端から直角に曲げられて前後方向に延びるアーム811bと、アーム811bの先端から作動杆811aと平行になるように外側に延出する軸811cとを有する。クランク811の両端の軸811cが左右のサイドフレーム41の孔にそれぞれ回転可能に接続されている。
支持台82の後部フレーム823は、クランク811のアーム811bの上に載置され、当該クランク811に係合した状態となっている。これにより、支持台82が連結軸41aを中心としてクランク811の回転に合わせて回転し、その上下位置が調整されるようになっている。具体的にはクランク811が軸811cを中心にして回転して作動杆811aが上昇すると、後部フレーム823が作動杆811a及びアーム811bによって下から押される。これにより、支持台82の前部が上昇する方向に支持台82が連結軸41aを中心にして回転する。一方、作動杆811aが下降すると、支持台82は自重により補強部材824の前部が下降する方向に回転する。この動作により支持台82前部の上下位置調整が可能とされている。
クランク811の左側の軸811cが操作部812に連結されている。この操作部812を操作することによって軸811cを回転させ、作動杆811aを上下動させることができるようになっている。この操作部812は、左のサイドフレーム41に設けられている。
クッションパッド47は、左右のサイドフレーム41の側面からサイドフレーム41及びクッションスプリング43の上を覆うようにして、サイドフレーム41及びクッションスプリング43の上に設けられている。クッションパッド47がクッションスプリング43の上に載置されることによって、乗物の走行時の衝撃が吸収される。
また、クッションパッド47の前後長はサイドフレーム41の前後長よりも大きく、クッションパッド47の前部がサイドフレーム41の前端よりも前に延び出ている。そして、クッションパッド47の前部が支持台82の側面から支持台82の上を覆っている。
クッションパッド47はウレタンフォーム材を表皮で覆ったものである。また、クッションパッド47の前部の左右両側部が支持台82の上面左右両側から下に垂下していることで、支持台82の下方であってサイドフレーム41の前方には、空間Sが形成されている。この空間Sは、一対のサイドフレーム41の間において、クッションパッド47の前端よりも後方へ大きく窪んだものである。
図1〜図2に示すように、クッションパッド47の上面の左右中央部が座面48となっており、その座面48はクッションパッド47の後端から前端にかけて形成されている。座面48の左右両側には、土手部49が形成されている。土手部49はクッションパッド47の後端から前端にかけて形成されている。土手部49は、座面48よりも高く隆起している。座面48の左右の幅は、後ろから前に向かって漸次広くなっていき、土手部49の左右の幅は後ろから前に向かって漸次狭くなっていく。
次に、図2、図3、図5を用いてレッグレスト装置7について説明する。図5は、レッグレスト装置7の分解斜視図である。
レッグレスト装置7は、リンク機構20、伸縮機構27、連結部材28、スライド機構30、レッグレスト4及び被覆構造70(図1等に図示)等を有する。支持台82の下部には、レッグレスト装置7のリンク機構20が取り付けられ、リンク機構20の周囲に被覆構造70が設けられ、リンク機構20が被覆構造70によって包み込まれている。リンク機構20は、左右に一対のリンク21,22,23,24,25,26等を有する。これらリンク21〜26は左右のサイドフレーム41の間に配設されている。
リンク21は固定リンクであり、このリンク21が補強部材824の下面に固定されている。また、リンク21の前側上部にリンク22の一端が回転可能となって連結されている。リンク22の他端がリンク23の一端に回転可能となって連結されている。リンク23の他端がリンク26の一端に回転可能となって連結されている。リンク26の他端がリンク24の一端に回転可能となって連結されている。リンク24の他端がリンク25の一端に回転可能となって連結されている。リンク25の他端がリンク21の後ろ側下部に回転可能となって連結されている。右又は左から見てリンク22とリンク24が交差し、その交差部においてリンク24とリンク22が回転可能に連結されている。
連結棒21aが左右のリンク21の間に架け渡され、これらリンク21の間隔がこの連結棒21aによって保たれている。連結棒25aが左右のリンク25の間に掛け渡されている。連結棒26a,26bが左右のリンク26の間に架け渡されている。
図6に示すように、リンク機構20が折り畳まれてシートボトム2の下部に収まった状態では、リンク22及びリンク25がリンク21から下に垂下した状態であり、リンク23がリンク22の下端部から上斜め前に延びており、リンク24がリンク25の下端部から上斜め前に延びており、リンク26が上下に延びている。一方、図7に示すように、リンク機構20がシートボトム2から前に展開した状態では、リンク22及びリンク25がリンク21から下斜め前に延びており、リンク26が前後に延びている。なお、図6、図7は、図5の上面図に示されたVI−VI面を矢印の方向に見て示した図面である。
図2、図5〜図7を用いてリンク機構20の状態を保持する伸縮機構27について説明する。
この伸縮機構27はリンク機構20に連結されるとともにサイドフレーム41の後端部に連結され、この伸縮機構27とサイドフレーム41との連結部が前後に移動可能とされている。そして、この伸縮機構27は、サイドフレーム41との連結部からリンク機構20との連結部までの距離を調整するとともにロックによりその距離を保持し、更に、リンク機構20との連結部を前方に押す荷重を生ずるものである。
具体的には、伸縮機構27は、ガススプリング(ガスダンパともいう)であって、ロッド27a及びシリンダ27b等を有する。シリンダ27b内にはフリーピストン及びピストンが設けられ、シリンダ27b内がフリーピストン及びピストンによって3つの領域に区分けされ、ロッド27aがシリンダ27b内に挿入され、そのロッド27aの端部がピストンに取り付けられている。ピストンによって仕切られた2つの領域にはオイルが封入され、ピストンに弁が設けられ、両領域間の導通・遮蔽が弁によってなされる。他の領域には加圧ガスが封入されている。伸縮機構27としては、KYB株式会社製の「フリーロック(FREE LOCK)」を用いるが、他の製品であってもよい。
図8は、図6に示された領域Bを拡大して示した図面である。図8に示すように、伸縮機構27の基端部は、摺動子29b、ブラケット29及びビーム42を介して以下のようにして一対のサイドフレーム41の後端部に連結されている。つまり、シリンダ27bの基端部に摺動子29bが回転可能に取り付けられ、この摺動子29bがブラケット29のガイド孔29aに挿入され、このブラケット29がビーム42に接合されている。ガイド孔29aがブラケット29を左右方向に貫通している。また、ガイド孔29aは、前後方向に延在し、摺動子29bがガイド孔29aに沿って前後に摺動可能となっている。これによりシリンダ27bの基端部がガイド孔29aに沿って前後に移動可能とされ、更に摺動子29bを中心に回動可能とされている。
一方、図2、図5〜図7に示すように、伸縮機構27の先端部がブラケット27c及び連結棒25aを介して以下のようにしてリンク機構20のリンク25に連結されている。即ち、ロッド27aの先端部が左右方向の軸の回りに回転可能となってブラケット27cに連結され、このブラケット27cが連結棒25aに接合されている。
また、伸縮機構27のロッド27aの先端から操作部812にかけてワイヤ812bが配索されている。伸縮機構27のロッド27aの先端にはワイヤ812bの端部が連結され、そのワイヤ812bの他端部が操作部812に連結されている。操作部812の操作によって、ワイヤ812bを通じて伸縮機構27のロック・ロック解除がなされる。
図2、図5〜図7を用いて連結部材28について説明する。
連結部材28の前端部がリンク21に連結され、その連結部28aを中心にしてリンク21と連結部材28が回転可能となっている。なお、連結部材28はリンク21に連結されているのではなく、支持台82に回転可能に連結されていてもよい。
一方、図8に示すように、連結部材28の後端が、摺動子29bに回転可能となって連結されている。連結部材28と伸縮機構27は、共通の摺動子29bによって共通のブラケット29に連結されているから、部品点数が増加を抑えることができるとともに、連結部材28と伸縮機構27の取付位置の誤差も生じない。
図2、図5を用いてスライド機構30について説明する。
スライド機構30は、基部31、左右一対のリニアガイド32及びスライダ33を有する。基部31は、2つのリンク26に左右に架け渡された状態でこれらリンク26に固着されている。ここで、基部31は、互いに左右に間隔を空けて配置されて、リンク26に固着された左右一対の支持フレーム311と、これら支持フレーム311の間に左右に架け渡された3つの連結フレーム312と、これら連結フレーム312の略中間位置において前後に架け渡された補助フレーム313と、を有する。なお、連結フレーム312及び補助フレーム313はトラス状に配設することも可能である。この場合、より強固な剛性を確保することができる。
リニアガイド32は、スライドレール32aと、スライドレール32aに対して摺動可能に設けられたキャリッジ32bと、を有する。リニアガイド32のスライドレール32aが基部31の裏面であってその左右の支持フレーム311にそれぞれ固着されており、スライドレール32aがリンク機構20のリンク26に対して平行な状態となっている。リニアガイド32のキャリッジ32bが基部31の裏側においてスライダ33に固着されている。右のスライダ33は基部31の右端よりも右方に延び出ており、左のスライダ33は基部31の左端よりも左方に延び出ている。リニアガイド32のキャリッジ32bがスライドレール32aに沿ってスライド可能となっているから、スライダ33がリニアガイド32によってリンク26に平行な方向に移動可能となっている。なお、スライダ33にワイヤが接続され、そのワイヤが操作部812に接続され、操作部812を回転操作すると、ワイヤが引っぱられてスライダ33がスライドするようになっている。
レッグレスト4について説明する。
レッグレスト4は、フレームをウレタンフォーム材及び表皮で覆ったものである。図3に示すように、レッグレスト4の左右の横幅は、座面48の前端部における左右の横幅よりも大きい。図2、図3、図5に示すように、レッグレスト4が基部31の表側において左右2つのスライダ33に架け渡された状態でこれらスライダ33に固着されている。そのため、レッグレスト4がスライダ33と一体となってリンク26に平行な方向に移動可能となっている。
レッグレスト4が垂下した状態におけるレッグレスト4の表面(レッグレスト4が前に上がった場合にはレッグレスト4の上面)には、左右に2つの窪み4bが形成されている。窪み4bは円柱面状の窪みであって、上下方向に延在している。従って、レッグレスト4が前に上がった状態ではレッグレスト4の正面が上を向き(図1参照)、窪み4bが前後方向に延びた状態となるので、着座者が脚を窪み4b内に載置することができる。そのため、着座者の脚がレッグレスト4の上からずれ落ちにくい。なお、窪み4bは、レッグレスト4のウレタンフォーム材の成型によって形成されたものである。
被覆構造70について図9〜図11を用いて説明する。図9及び10はシートボトム2及び被覆構造70を示した斜視図であり、図11はシートボトム2及び被覆構造70等を示した側面図である。
図9〜図11に示すように、被覆構造70はフード71,72及び付勢ばね75を有する。フード71が連結軸73によってシートボトム2の前端部に回転可能に連結されている。フード71は連結軸73を中心にして振り上げ・振り下げ可能に設けられている。フード71が振り下げられた状態では、そのフード71がシートボトム2の空間Sに収納され、そのフード71がリンク機構20の左右両側から下側にかけて覆っている。また、フード72が振り上げられた状態では、フード71が空間Sから前に延出しており、フード71がリンク機構20の左右両側から下側にかけて覆っている。
ここで、フード71は、リンク機構20の左右両側をそれぞれ覆う左右一対のサイドカバー片71aと、リンク機構20の下側を覆うボトムカバー片71bとを有する。サイドカバー片71aは側面視して扇形板状を呈しており、そのサイドカバー片71aの円弧部71cに向き合う対角部に連結軸73が設けられている。この連結軸73が回転可能となってシートボトム2の前端部(例えば、サイドフレーム41の前端部、側部フレーム821)に取り付けられている。
ボトムカバー片71bは側面視して弓なり状に湾曲した板状に設けられており、ボトムカバー片71bの左右両側がサイドカバー片71aの円弧部71cに連繋している。ボトムカバー片71bとサイドカバー片71aが一体成形されている。
フード72はレッグレスト4の裏面側においてスライド機構30の基部31に固定されるとともに、連結軸74によってフード71に回転可能に連結されている。フード72は連結軸74を中心にして振り上げ・振り下げ可能に設けられている。フード72がフード71に対して振り上げられた状態では、そのフード72がフード71から上斜め前に延出し、そのフード72がリンク機構20の左右両側から前側及び下側にかけて覆っている。一方、フード72がフード71に対して振り下げられた状態では、フード71がフード72内に収容され、フード72がフード71及びリンク機構20の左右両側から下側にかけて覆っている。
ここで、フード72は、リンク機構20の左右両側をそれぞれ覆う左右一対のサイドカバー片72aと、リンク機構20の下側及び前側を覆うボトムカバー片72bとを有する。サイドカバー片72aは側面視して扇形板状を呈しており、そのサイドカバー片72aの円弧部72cに向き合う対角部に連結軸74が設けられている。この連結軸74が回転可能となってフード71(例えば、サイドカバー片71a)に取り付けられている。側面視して連結軸74と連結軸73が近傍に配置されている。また、側面視して連結軸74が連結軸73からずれているが、連結軸74と連結軸73が重なって、こられが同軸となっていてもよい。
ボトムカバー片72bは側面視して弓なり状に湾曲した板状に設けられており、ボトムカバー片72bの左右両側がサイドカバー片72aの円弧部72cに連繋している。ボトムカバー片72bとサイドカバー片72aが一体成形されている。
付勢ばね75はトーションばねであって、連結軸73に設けられている。この付勢ばね75は、フード71をシートボトム2から上斜め前に振り上げる方向に付勢するものである。
レッグレスト4の裏面には、スライドカバー78が取り付けられている。スライドカバー78はレッグレスト4の裏面を覆う。スライドカバー78の左右両側には、リブ78aがそれぞれ立設されている。これらリブ78aの間にフード72が位置している。
基部31には、カバー79が取り付けられている。このカバー79は、レッグレスト4が振り上がった状態における基部31の上面、後面及び左右両側面を覆っている。
シート装置1の動作について説明する。
まず、レッグレスト4の振り上げ・振り下げ動作について説明する。
左のサイドフレーム41に設けられた操作部812を操作することによって、ワイヤ812bを通じて伸縮機構27をロックしたり、ロック解除したりする。
伸縮機構27の弁が閉じ、伸縮機構27がロックされると、シリンダ27b内のオイルが密閉されてピストン及びロッド27aが固定される。これにより、サイドフレーム41の後端部及びビーム42からリンク25の中間部及び連結棒25aまでの距離が保持される。これにより、リンク機構20の展開状態が保持される。
一方、伸縮機構27の弁が開き、伸縮機構27のロックが解除されると、シリンダ27b内のオイルが開放されてロッド27aがシリンダ27bに対して進出・引込可能となり、シリンダ27b内のガス圧によってロッド27aが伸び出る。また、伸縮機構27のロックが解除された状態では、ロッド27aをシリンダ27b内に押す込むことにより、シリンダ27b内部のガス圧によってロッド27aが伸び出る方向への付勢力が作用する。
ロッド27aがシリンダ27bから伸び出ることによってリンク機構20が前に展開し、ロッド27aがシリンダ27bに引き込むことによってリンク機構20が折り畳まれる。
リンク機構20が前に展開することによって、レッグレスト4が前に振り上げられる。リンク機構20が前に展開する際には、伸縮機構27が摺動子29bを中心にして下に回動する。リンク21と摺動子29bの距離が連結部材28によって一定に保たれているから、伸縮機構27が伸長する際にも、摺動子29bがガイド孔29aに沿って後ろに移動することがない。そのため、伸縮機構27が伸びきった状態では、レッグレスト4の位置をより前斜め上に振り上げることができる。
レッグレスト4が前斜め上に振り上げられた状態では、着座者がレッグレスト4の表面に脚を載せることができる。特に、着座者が脚を窪み4b内に載置することによって、着座者の脚がレッグレスト4の上からずれ落ちにくい。また、着座者が両脚をレッグレスト4の上に載せた状態で両脚の大腿を広げた場合でも、大腿が土手部49によって留められ、着座者の脚がレッグレスト4の上に載った状態を保つことができる。
一方、ロッド27aがシリンダ27bに引き込んで、リンク機構20が折り畳まれる際には、伸縮機構27が摺動子29bを中心にして上に回動する。リンク機構20が折り畳まれることによって、レッグレスト4が後ろに振り下げられる。図3に示すようにリンク機構20が折り畳まれて、レッグレスト4がシートボトム2の前端部から垂下した状態では、そのレッグレスト4が左右のサイドフレーム41の前端よりも前方であって支持台82の前部よりも下方に位置している。その状態では、レッグレスト4の脚受け面(窪み4bが形成された面)が前方に向いている。支持台82の上にはクッションパッド47が設けられているので、この状態のとき、レッグレスト4は空間Sに収納された状態となっている。
レッグレスト4が空間Sに収納された状態においては、レッグレスト4がサイドフレーム41の前端より前方に位置している。そのため、レッグレスト4の左右の横幅は左右のサイドフレーム41の間隔以下に限定されることが無く、レッグレスト4の横幅が左右のサイドフレーム41の間隔に等しくなっている。なお、必要であればレッグレスト4の横幅を更に広げ、レッグレスト4の横幅が左右のサイドフレーム41の間隔よりも大きくてもよい。
レッグレスト4の振り上げ・振り下げ動作に伴った被覆構造70の動作について説明する。
リンク機構20が折り畳まれて、レッグレスト4が空間Sに収納された状態においては、フード71及びフード72が振り下げられて、それらフード71,72がレッグレスト4の裏側において空間Sに収納され、更にフード71がフード72内に収納されている。この状態では、フード71の前端部がレッグレスト4の裏面に当接し、付勢ばね75の荷重がレッグレスト4に受けられている。
リンク機構20が前に展開し、レッグレスト4が振り上げられると、フード72が振り上げられる。この時、フード71は付勢ばね75の付勢力によって振り上げられて、フード72に追従する。更にレッグレスト4が振り上げられると、シートボトム2の前部に設けられたストッパにフード71が当接し、付勢ばね75の付勢力がストッパに受けられて、フード71が止まる。そうすると、フード71がフード72に追従せずに、フード72が振り上げられてフード71から上斜め前に延出する。このようにリンク機構20が前に展開する際にも、フード71,72のサイドカバー片71a,72aによってリンク機構20の左側、右側が覆われ、フード71,72のボトムカバー片71b、72bによってリンク機構20の下側から前側にかけて覆われる。
リンク機構20が前に展開し、レッグレスト4が振り上がられて水平になった状態においては、フード71及びフード72が振り上げられて、フード71が空間Sから前に延出し、フード72がフード71から上斜め前に延出している。
レッグレスト4が水平になった状態からリンク機構20が折り畳まれて、レッグレスト4が振り下げられると、フード72が振り下げられる。この時、フード71は付勢ばね75の付勢力によって振り上げられた状態で止まっている。更にレッグレスト4が振り下げられると、レッグレスト4の裏面がフード71の前端部に当接し、付勢ばね75の荷重に抗してフード71が振り下げられ、フード71及びフード72が空間Sに収納される。
支持台82の上下の起伏動作について説明する。
クランク811が軸811cを中心にして回転し、作動杆811aが上昇すると、支持台82が連結軸41aを中心にして揺動して、支持台82が起きあがる。これにより、クッションパッド47の前部が盛り上がって、座面48の後ろに下る勾配が大きくなる。一方、クランク811が軸811cを中心にして回転し、作動杆811aが下降すると、支持台82が連結軸41aを中心にして揺動して、支持台82が倒伏する。これにより、クッションパッド47の前部の盛り上がりが小さくなり、座面48の後ろに下る勾配が小さくなる。
支持台82が起き上がる際には、連結部材28及び伸縮機構27が前に引っぱられる。その際、摺動子29bがガイド孔29aに沿って前に移動するとともに、連結部材28及び伸縮機構27が摺動子29bを中心にして上に回動し、連結部材28及び伸縮機構27の後ろに下る勾配が大きくなる。
支持台82が倒伏する際には、連結部材28及び伸縮機構27が後ろに押される。その際、摺動子29bがガイド孔29aに沿って後ろに移動するとともに、連結部材28及び伸縮機構27が摺動子29bを中心にして下に回動し、連結部材28及び伸縮機構27の後ろに下る勾配が小さくなる。
レッグレスト4のスライド動作について説明する。
操作部812を操作すると、左右のスライダ33が基部31に対してスライドし、レッグレスト4及びカバー78が移動する。スライダ33が基部31の先へ移動すると、カバー79が露出し、スライダ33が基部31の後ろへ移動すると、カバー79がレッグレスト4によって隠れる。操作部812の操作を止めると、レッグレスト4を途中の任意の位置で静止させることも出来る。
以上のように、本実施形態によれば、リンク機構20が前に展開して、レッグレスト4が振り上げられた状態では、リンク機構20の側面がサイドカバー片71a,72aによって覆われる。それゆえ、リンク機構20が隠れ、横からリンク機構20が見えない。そのため、意匠性の向上を図ることができるとともに、リンク機構20への異物の挿入を防止することができる。
また、リンク機構20の下面から前面にかけてもボトムカバー片71b,72bによって覆われる。それゆえ、前から見ても、下から見ても、リンク機構20が隠れる。そのため、意匠性の向上及び異物の挿入防止を確実に図ることができる。
また、リンク機構20が折り畳まれて、レッグレスト4が振り下げられた状態では、サイドカバー片71a,72aが重なって空間Sに収納され、ボトムカバー片71b,72bも重なって空間Sに収納される。そのため、サイドカバー片71a,72a及びボトムカバー片71b,72bが邪魔にならない。
〔変形例〕
上記実施形態では、レッグレスト4が振り上がった状態において2つのフード71,72によってリンク機構20を覆って、リンク機構20を隠していた。それに対して、図12、図13に示すように、1つのフード171がリンク機構20の左右両側及びリンク機構20の下側を覆ってもよい。ここで、フード171は、リンク機構20の左右両側をそれぞれ覆う一対のサイドカバー171aと、リンク機構20の下側を覆うボトムカバー171bと、を有する。ボトムカバー171bはサイドカバー171aに一体成形されている。サイドカバー171aがボトムカバー171bから下方に延出するとともに、後方に延出する。サイドカバー171aの後端部は、シートボトム2の前端部に回動可能に取り付けられて、シートボトムに対して振り上げ・振り下げ可能に設けられている。また、サイドカバー171aは基部31の裏側に取り付けられており、レッグレスト4が振り上げ・振り下げされる際に、サイドカバー171aも振り上げ・振り下げされる。
ボトムカバー171bの左右両側には、切欠き171cが形成されている。レッグレスト4の振り上げ・振り上げの際には、リンク22,23が切欠き171cを通過するようになっている。
ボトムカバー171bには、凸部171dが形成されている。凸部171dは、網目状に形成されている。凸部171dがボトムカバー171bに形成されていることで、ボトムカバー171bを補強することができる。
基部31には、カバー179及びカバー180が取り付けられている。このカバー179は、レッグレスト4が振り上がった状態における基部31の上面、後面及び左右両側面を覆っている。カバー180は、レッグレスト4が振り上がった状態における基部31の後面及び左右両側面を覆っている。カバー179及びカバー180が設けられることによって、スライド機構30やリンク機構20が隠れので、見栄えを良くすることができる。なお、カバー179とカバー180が一体成形されていてもよい。
レッグレスト4の裏面には、スライドカバー178が取り付けられている。スライドカバー178はレッグレスト4の裏面を覆う。スライドカバー178の左右両側には、切欠き178aが形成されており、リンク機構20のリンク22,24が切欠き178aに通されている。レッグレスト4がスライドすると、スライドカバー178もレッグレスト4とともに移動する。切欠き178aがスライドカバー178に形成されているため、スライドカバー178が移動しても、スライドカバー178とリンク23,24が当たらない。
スライドカバー178には、凸部178bが形成されている。凸部178bがスライドカバー178に形成されていることで、スライドカバー178を補強することができる。
また、スライドカバー178とフード171の前端部の隙間は、カバー181によって覆われている。カバー181は、左右のリンク23の間に設けられている。具体的には、左右のリンク23間に横棒が架け渡されており、この横棒にカバー181が回転可能に連結されている。このカバー181は、フード171の左右のサイドカバー171a間に設けられている。図7に示すように、レッグレスト4が振り上がった状態では、カバー181がリンク26の前端よりも後ろに位置し、レッグレスト4が振り下がった状態では、カバー181によってリンク23,26の下側が覆われる。
本発明の実施形態におけるシート装置を示した斜視図である。 同実施形態におけるシートボトム及びレッグレスト装置を示した分解斜視図である。 同実施形態におけるシートボトム及びレッグレスト装置を示した斜視図である。 同実施形態におけるシートボトム及びレッグレスト装置を示した上面図である。 同実施形態におけるレッグレスト装置を示した分解斜視図である。 図4に示されたVI−VIに沿った面を矢印方向に見て示した図面である。 図4に示されたVI−VIに沿った面を矢印方向に見て示した図面である。 図6に示された領域Bを拡大して示した図面である。 同実施形態におけるシートボトム、レッグレスト及び被覆構造等を示した斜視図である。 同実施形態におけるシートボトム、レッグレスト及び被覆構造等を示した斜視図である。 同実施形態におけるシートボトム、レッグレスト及び被覆構造等を示した側面図である。 変形例におけるシートボトム、レッグレスト及び被覆構造等を示した側面図である。 同変形例におけるカバー等を示した分解斜視図である。
符号の説明
1 シート装置
2 シートボトム
4 レッグレスト
7 レッグレスト装置
20 リンク機構
21〜26 リンク
40 フレーム部
41 サイドフレーム
47 クッションパッド
82 支持台
71、72、171 フード
71a、72a サイドカバー片
71b、72b ボトムカバー片
171a サイドカバー
171b ボトムカバー

Claims (6)

  1. レッグレストと、
    シートボトムと、
    前記シートボトムの前部と前記レッグレストを連結し、前記レッグレストを前記シートボトムの前部から垂下した状態と前記シートボトムから前に振り上げた状態との間で移動自在に支持するリンク機構と、
    扇形に形成され、その扇形の円弧部の対角側が前記シートボトムに連結され、その連結部を支点にして前記シートボトムに対して振り上げ・振り下げ可能に設けられた第1のサイドカバー片と、
    扇形に形成され、その扇形の円弧部の対角側が前記第1のサイドカバー片の扇形の円弧部の対角側に連結され、その連結部を支点にして前記第1のサイドカバー片に対して振り上げ・振り下げ可能に設けられ、前記レッグレストの裏側に設けられた第2のサイドカバー片と、
    前記第1のサイドカバー片に設けられ、前記レッグレストが前に振り上げられた状態において前記リンク機構の下側を覆う第1のボトムカバー片と、
    前記第2のサイドカバー片に設けられ、前記レッグレストが前に振り上げられた状態において前記リンク機構の下側から前側にかけて覆う第2のボトムカバー片と、を備え、
    前記レッグレストが前に振り上げられた状態において前記リンク機構の側方が前記第1のサイドカバー片及び前記第2のサイドカバー片によって覆われることを特徴とするシート装置。
  2. 前記第1のボトムカバー片及び前記第2のボトムカバー片は側面視して弓なり状に湾曲することを特徴とする請求項1に記載のシート装置。
  3. 前記第1のボトムカバー片と前記第1のサイドカバー片が一体成形され、前記第2のボトムカバー片と第2のサイドカバー片が一体成形されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のシート装置。
  4. 前記第1のサイドカバー片を振り上げる方向に付勢するトーションばねを更に備え、前記トーションばねが前記第1のサイドカバー片と前記第2のサイドカバー片との連結部に設けられていることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載のシート装置。
  5. 前記レッグレストの裏面に取り付けられたスライドカバーを更に備えることを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載のシート装置。
  6. 前記スライドカバーの両側において前記レッグレストの裏面に立設された一対のリブを備え、
    前記第2のサイドカバー片及び前記第2のボトムカバー片が前記一対のリブの間に位置することを特徴とする請求項5に記載のシート装置。
JP2008332029A 2008-12-26 2008-12-26 シート装置 Active JP5414265B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008332029A JP5414265B2 (ja) 2008-12-26 2008-12-26 シート装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008332029A JP5414265B2 (ja) 2008-12-26 2008-12-26 シート装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010148780A JP2010148780A (ja) 2010-07-08
JP5414265B2 true JP5414265B2 (ja) 2014-02-12

Family

ID=42568546

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008332029A Active JP5414265B2 (ja) 2008-12-26 2008-12-26 シート装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5414265B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5901937B2 (ja) * 2011-10-28 2016-04-13 シロキ工業株式会社 車両シート用オットマン装置
KR101411796B1 (ko) * 2012-05-14 2014-06-24 박욱 풋레스트
JP5854932B2 (ja) * 2012-06-06 2016-02-09 日本発條株式会社 オットマン装置及び車両用シート
JP6119638B2 (ja) * 2014-02-26 2017-04-26 トヨタ紡織株式会社 乗物用シート
JP6562848B2 (ja) * 2016-02-12 2019-08-21 日本発條株式会社 オットマン装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3489664B2 (ja) * 1999-01-14 2004-01-26 ジョンソン コントロールズ オートモーティブ システムズ株式会社 電動オットマン装置
JP4313629B2 (ja) * 2003-08-21 2009-08-12 フランスベッド株式会社 椅子
JP4501727B2 (ja) * 2005-03-07 2010-07-14 トヨタ紡織株式会社 オットマン装置
JP4267607B2 (ja) * 2005-09-05 2009-05-27 トヨタ紡織株式会社 シート

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010148780A (ja) 2010-07-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6214767B2 (ja) 航空機座席用の独立的に関節運動するシートパン
US20230348066A1 (en) Seating apparatus
JP5087975B2 (ja) 車両用シート
KR102299335B1 (ko) 차량의 시트 위치 조절 장치
US9434277B2 (en) Passenger seat having a bucket seat structure and adjustable position
JP2017100721A (ja) 移動する背もたれリンケージ枢動軸を備える航空機用座席
JP5414265B2 (ja) シート装置
CN107249391A (zh) 可调节家具
JP6479384B2 (ja) 乳母車
CN108602454A (zh) 汽车用座椅
JP5414263B2 (ja) シート装置
JP2012235879A (ja) 椅子型マッサージ機
JP6735130B2 (ja) 乗物用座席
KR101372108B1 (ko) 시트 높이 조절 연동형 슬라이딩 레버장치
JP5452019B2 (ja) シート装置
JP2015020596A (ja) 車両用シート構造
JP2014083934A (ja) 座席装置
JP5414264B2 (ja) シート装置
JP5609601B2 (ja) オットマン装置
JP2012140036A (ja) 車両用シート
KR20100048956A (ko) 차량 시트, 특히 자동차 시트
JP5496505B2 (ja) シート装置
JP2019018711A (ja) 乗物用シート
JP3269071B2 (ja) 車両用シート
JP3209400B2 (ja) 車両用シート

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110927

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130417

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130423

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130624

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131015

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131112

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5414265

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250