JP5414263B2 - シート装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シート装置に関し、特に垂下した状態から前に振り上がった状態に移動するレッグレストを備えたシート装置に関する。
従来、車両等の乗物に用いられるシート装置には、レッグレスト(オットマン又はフットレストともいう。)を備えるものがある。例えば、特許文献1に記載のシート装置では、レッグレスト(30)がリンク機構(20)によってシートボトム(2)の前部に連結されており、そのレッグレストがリンク機構によってシートボトムの前に振り上げられたり、シートボトムの下に振り下げられたりする。また、リンク機構とシートボトムの後部の間にガスダンパ(26)が連結されており、ガスダンパの伸縮によってリンク機構の展開・折り畳みがなされ、それによりレッグレストの振り上げ・振り下げが行われる。このようなリンク機構、ガスダンパ等はシートボトムの下に配設されている。
特開2008−049066号公報
ところで、シート装置の中には、シートボトム前部を上下に起伏させて、シートボトムの座面の傾斜角を調整できるようにしたものがある。このようなシートボトムの前部にレッグレストをリンク機構によって連結した場合、シートボトム前部が上下に起伏するに際して、レッグレスト及びリンク機構がシートボトム前部と一体となって上下動する。それゆえ、ガスダンパがロックされて伸縮しない状態でシートボトム前部の傾きを調整できるようにするために、ガスダンパの後部もシートボトムに対して前後に移動可能な構造とする必要がある。このような構造においては、シートボトム前部が上に傾くと、レッグレスト及びリンク機構が一体となって前斜め上に移動し、それに伴ってガスダンパ後部がシートボトムに対して前に移動する。
しかし、シートボトム前部を上に傾けた状態でレッグレストを前に振り上げるためにガスダンパを伸長させると、ガスダンパの後部が反力によって後方に移動してしまう。そうすると、リンク機構が展開する途中でガスダンパが伸びきってしまい、オットマンを所望の高さまで振り上げることができなかった。
また、そのようなことを防止すべく、リンク機構、ガスダンパの他に各種の部材や機構をシートボトムの下に配置すると、シートボトムの下に大きな空間が必要となり、シートボトムが大型化する虞がある。
そこで、本発明の課題は、シートボトム前部を上下に起伏するような構造であっても、シートボトムを大型化することなるレッグレストを所望の高さまで振り上げられるようにすることである。
以上の課題を解決すべく、請求項1に係る発明によれば、シート装置が、レッグレストと、左右に間隔をおいて配置された一対のサイドフレームと、前記サイドフレームの前端部に上下に起伏可能に取り付けられた支持台と、前記一対のサイドフレーム及び前記支持台の上に設けられたクッションパッドと、前記支持台と前記レッグレストを連結し、前記レッグレストを前記支持台から垂下した状態と前記支持台から前に振り上げた状態との間で移動自在に支持するリンク機構と、前記クッションパッドの下方において前記リンク機構に連結され、前記サイドフレームの後部に連結されるとともにその後部連結部が前記サイドフレームの後部に対して前後に移動可能とされ、伸縮することによって前記リンク機構との前部連結部と前記後部連結部との距離を調整する伸縮機構と、前記クッションパッドの下方において前記支持台又はそれに固定された部材に回転可能に連結され、前記伸縮機構の前記後部連結部に連結された連結部材と、を備えることとした。
請求項2に係る発明によれば、前記シート装置が、前記一対のサイドフレームの後部の間に設けられた取付部を更に備え、前記伸縮機構の前記後部連結部が前記取付部に連結されて前記取付部に対して前後に移動可能とされることによって、前記伸縮機構の前記後部連結部が前記取付部を介して前記サイドフレームの後部に連結されることとした。
請求項に係る発明によれば、前記連結部材と前記伸縮機構が上から見て平行に設けられていることとした。
請求項に係る発明によれば、前記シート装置が、前記取付部に固定され、前後に長尺なガイド孔が形成されたブラケットと、前記伸縮機構の前記後部連結部及び前記連結部材の両方に取り付けられ、前記ガイド孔に通され前記ガイド孔に沿って前後に摺動可能とされた摺動子と、を更に備えることとした。
請求項に係る発明によれば、前記支持台又はそれに固定された部材と前記連結部材との連結部が前記伸縮機構の前記前部連結部よりも上方に配置されていることとした。
請求項に係る発明によれば、前記連結部材及び前記伸縮機構が前記一対のサイドフレームの間の中間部から左又は右にずれた位置に配置されていることとした。
請求項1に係る発明によれば、伸縮機構の長さが保たれた状態で支持台が上下に起伏すると、それに伴ってリンク機構が動くとともに、伸縮機構と取付部と連結部材との後部連結部が前後に移動する。
一方、支持台が保持された状態で伸縮機構が伸縮すると、リンク機構によってレッグレストの振り上げ・振り下げが行われる。ここで、連結部材が支持台又はそれに固定された部材に連結されるとともに、その連結部材が伸縮機構の後部連結部にも連結されているから、伸縮機構が伸長しても、伸縮機構の後部連結部が後ろに移動しない。そのため、レッグレストをより前に所望の高さまで振り上げることができる。
請求項2に係る発明によれば、連結部材が伸縮機構に沿って設けられているから、これらをコンパクトな配置にすることができる。例えば、連結部材と伸縮機構を近接して配置することができる。そのため、クッションパッドの下側の空間を必要最小限に抑えることができ、シートボトムの大型化を防止することができる。
請求項に係る発明によれば、連結部材と伸縮機構が上から見て平行に設けられているから、両者が干渉することなく近接して配置することができる。そのため、クッションパッドの下側の空間を必要最小限に抑えることができ、シートボトムの大型化を防止することができる。
請求項に係る発明によれば、摺動子が伸縮機構及び連結部材の両方に取り付けられ、それがブラケットのガイド孔に通され、そのブラケットが取付部に固定されているから、伸縮機構及び連結部材を前後可能に設けるために、ブラケット及び摺動子が共用される。そのため、部品点数の削減を図ることができるとともに、伸縮機構と連結部材の取付位置の誤差も生じにくくすることができる。
請求項に係る発明によれば、連結部材と支持台又はそれに固定された部材との連結部が伸縮機構の前部連結部よりも上方に配置されているから、支持台が起伏したり、リンク機構によってレッグレストが動いたりする際に、伸縮機構や連結部材が無理なく動くようにすることができる。
請求項に係る発明によれば、連結部材及び伸縮機構が一対のサイドフレームの間の中間部から左又は右にずれた位置に配置されているから、着座者がクッションパッドの上に座ってクッションパッドの下面が下に沈んだ場合でも、連結部材及び伸縮機構がクッションパッドの下面に干渉しない。それゆえ、連結部材及び伸縮機構とクッションパッドの下面を近づけて配置することができ、クッションパッドの下方の空間を最小限に抑えることができる。
以下に、本発明を実施するための好ましい形態について図面を用いて説明する。ただし、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1は、シート装置1の斜視図である。このシート装置1は、自動車、船舶、飛行機その他の乗物の室内に設置される。このシート装置1は、シートボトム2、バックレスト3及びレッグレスト装置7等からなる。
シートボトム2は、前後位置調整機構5を介して乗物の室内フロアの上に設置されている。バックレスト3は、シートボトム2の後端部において起立した状態に設けられている。バックレスト3とシートボトム2はリクライニング機構6によって連結されている。
シートボトム2について説明する。
図2は、シートボトム2及びレッグレスト装置7を示した分解斜視図である。図3は、シートボトム2のフレーム部40を示した分解斜視図である。図4は、シートボトム2及びレッグレスト装置7を示した斜視図である。図5は、シートボトム2及びレッグレスト装置7を示した斜視図である。
このシートボトム2においては、クッションパッド47がフレーム部40の上部から左右側面にかけて覆うように設けられている。なお、図4、図5では、フレーム部40を見やすくするためにクッションパッド47の図示を省略する。
フレーム部40は、左右一対のサイドフレーム41、支持台82及び取付部42等を有する。左右一対のサイドフレーム41が互いに間隔を空けて平行に設けられている。サイドフレーム41は、前後位置調整機構5の上に設けられ、前後位置調整機構5によって前後にスライド可能に設けられている。左右のサイドフレーム41の後端部にはリクライニング機構6が取り付けられている。これらサイドフレーム41の後端部が棒状の取付部42の左右両端部にそれぞれ連結され、この取付部42が左右に架け渡されている。また、複数のクッションスプリング43がこれらサイドフレーム41の上部の間に架け渡されている。クッションスプリング43は、前後方向に波打つようにして波状に設けられた鋼線である。
リクライニング機構6は、回転軸6a、プレート6b、バネ6c、アジャスタノブ6d等を有する。回転軸6aの両端には、プレート6bが回転可能に取り付けられ、バックレスト3の下部がプレート6bにネジによって結合されている。プレート6bは、バネ6cによって回転軸6aを中心に矢印Aの向きに付勢されている。プレート6bを保持するロック機構がサイドフレーム41に設けられ、そのロック機構のロック解除がアジャスタノブ6dによって成される。即ち、アジャスタノブ6dを引くことによってロック機構のロックが解除され、バネ6cの付勢力によってバックレスト3を前に起こしたり、バネ6cの付勢力に抗してバックレスト3を後ろに倒したりすることができる。
支持台82は、左右のサイドフレーム41の前端部に連結され、その連結部を中心にして上下に起伏するようになっている。ここで、支持台82は前部フレーム822、後部フレーム823及び連結棒材825a〜825d並びに左右一対の側部フレーム821及び補強部材824を有する。側部フレーム821は側板である。左右一対の側部フレーム821の後端部が、連結軸41aによって左右一対のサイドフレーム41の内側前部にそれぞれ連結されている。側部フレーム821が、連結軸41aを中心にして回動可能となっている。これにより、支持台82が上下に起伏可能に設けられている。
棒状の後部フレーム823が左右の側部フレーム821の前端部と後端部の間に位置する中間部に連結され、この後部フレーム823がこれら側部フレーム821の間に架け渡されて梁となっている。棒状の前部フレーム822が左右の側部フレーム821の前端部に連結され、この前部フレーム822がこれら側部フレーム821の間に架け渡されて梁となっている。
補強部材824は板状に設けられている。左右一対の補強部材824が前部フレーム822及び後部フレーム823に連結され、これらの間に架け渡されている。補強部材824の前部は、前部フレーム822よりも前方に延び出た状態となっている。連結棒材825aは、2枚の補強部材824の前端と前部フレーム822とに架け渡されている。連結棒材825bは、2枚の補強部材824の中間部に架け渡されている。連結棒材825cは、連結棒材825aから前部フレーム822を経て後部フレーム823にかけて架け渡されている。なお、各連結棒材825a,825b,825cはトラス状に配設することも可能である。この場合、より強固な剛性を確保することができる。
図4に示すように、側部フレーム821の後部が左右のサイドフレーム41の間に収まり、側部フレーム821の前部がサイドフレーム41の上縁から上斜め前方に突き出ている。支持台82の補強部材824及び連結棒材825aの前部は、前部フレーム822よりも前方に延び出ているため、サイドフレーム41の前端よりも上方かつ前方に位置している。
図2〜図4に示すように、クランク811が左右のサイドフレーム41に架け渡されている。ここで、クランク811は、左右方向に延びる作動杆811aと、その両端から直角に曲げられて前後方向に延びるアーム811bと、アーム811bの先端から作動杆811aと平行になるように外側に延出する軸811cとを有する。クランク811の両端の軸811cが左右のサイドフレーム41の孔にそれぞれ回転可能に接続されている。
支持台82の後部フレーム823は、クランク811のアーム811bの上に載置され、当該クランク811に係合した状態となっている。これにより、支持台82が連結軸41aを中心としてクランク811の回転に合わせて回転し、その上下位置が調整されるようになっている。具体的にはクランク811が軸811cを中心にして回転して作動杆811aが上昇すると、後部フレーム823が作動杆811a及びアーム811bによって下から押される。これにより、支持台82の前部が上昇する方向に支持台82が連結軸41aを中心にして回転する。一方、作動杆811aが下降すると、支持台82は自重により補強部材824の前部が下降する方向に回転する。この動作により支持台82前部の上下位置調整が可能とされている。
クランク811の左側の軸811cが操作部812に連結されている。この操作部812を操作することによって軸811cを回転させ、作動杆811aを上下動させることができるようになっている。この操作部812は、左のサイドフレーム41に設けられている。
クッションパッド47は、左右のサイドフレーム41の側面からサイドフレーム41及びクッションスプリング43の上を覆うようにして、サイドフレーム41及びクッションスプリング43の上に設けられている。クッションパッド47がクッションスプリング43の上に載置されることによって、乗物の走行時の衝撃が吸収される。
また、クッションパッド47の前後長はサイドフレーム41の前後長よりも大きく、クッションパッド47の前部がサイドフレーム41の前端よりも前に延び出ている。そして、クッションパッド47の前部が支持台82の側面から支持台82の上を覆っている。
クッションパッド47はウレタンフォーム材を表皮で覆ったものである。また、クッションパッド47の前部の左右両側部が支持台82の上面左右両側から下に垂下していることで、支持台82の下方であってサイドフレーム41の前方には、空間Sが形成されている。この空間Sは、一対のサイドフレーム41の間において、クッションパッド47の前端よりも後方へ大きく窪んだものである。
図1〜図2に示すように、クッションパッド47の上面の左右中央部が座面48となっており、その座面48はクッションパッド47の後端から前端にかけて形成されている。座面48の左右両側には、土手部49が形成されている。土手部49はクッションパッド47の後端から前端にかけて形成されている。土手部49は、座面48よりも高く隆起している。座面48の左右の幅は、後ろから前に向かって漸次広くなっていき、土手部49の左右の幅は後ろから前に向かって漸次狭くなっていく。
次に、図2、図4、図6を用いてレッグレスト装置7について説明する。図6は、レッグレスト装置7の分解斜視図である。
レッグレスト装置7は、リンク機構20、伸縮機構27、連結部材28、スライド機構30及びレッグレスト4等を有する。支持台82の下部には、レッグレスト装置7のリンク機構20が取り付けられている。リンク機構20は、左右に一対のリンク21,22,23,24,25,26等を有する。これらリンク21〜26は左右のサイドフレーム41の間に配設されている。
リンク21は固定リンクであり、このリンク21が補強部材824の下面に固定されている。また、リンク21の前側上部にリンク22の一端が回転可能となって連結されている。リンク22の他端がリンク23の一端に回転可能となって連結されている。リンク23の他端がリンク26の一端に回転可能となって連結されている。リンク26の他端がリンク24の一端に回転可能となって連結されている。リンク24の他端がリンク25の一端に回転可能となって連結されている。リンク25の他端がリンク21の後ろ側下部に回転可能となって連結されている。右又は左から見てリンク22とリンク24が交差し、その交差部においてリンク24とリンク22が回転可能に連結されている。
連結棒21aが左右のリンク21の間に架け渡され、これらリンク21の間隔がこの連結棒21aによって保たれている。連結棒25aが左右のリンク25の間に掛け渡されている。連結棒26a,26bが左右のリンク26の間に架け渡されている。
図7、図8に示すように、リンク機構20が折り畳まれてシートボトム2の下部に収まった状態では、リンク22及びリンク25がリンク21から下に垂下した状態であり、リンク23がリンク22の下端部から上斜め前に延びており、リンク24がリンク25の下端部から上斜め前に延びており、リンク26が上下に延びている。一方、図9、図10に示すように、リンク機構20がシートボトム2から前に展開した状態では、リンク22及びリンク25がリンク21から下斜め前に延びており、リンク26が前後に延びている。なお、図7〜図10は、図5の上面図に示されたVII−VII面を矢印の方向に見て示した図面である。
図2、図6〜図10を用いてリンク機構20の状態を保持する伸縮機構27について説明する。
この伸縮機構27はリンク機構20に連結されるとともにサイドフレーム41の後端部に連結され、この伸縮機構27とサイドフレーム41との連結部が前後に移動可能とされている。そして、この伸縮機構27は、サイドフレーム41との連結部からリンク機構20との連結部までの距離を調整するとともにロックによりその距離を保持し、更に、リンク機構20との連結部を前方に押す荷重を生ずるものである。
具体的には、伸縮機構27は、ガススプリング(ガスダンパともいう)であって、ロッド27a及びシリンダ27b等を有する。シリンダ27b内にはフリーピストン及びピストンが設けられ、シリンダ27b内がフリーピストン及びピストンによって3つの領域に区分けされ、ロッド27aがシリンダ27b内に挿入され、そのロッド27aの端部がピストンに取り付けられている。ピストンによって仕切られた2つの領域にはオイルが封入され、ピストンに弁が設けられ、両領域間の導通・遮蔽が弁によってなされる。他の領域には加圧ガスが封入されている。伸縮機構27としては、KYB株式会社製の「フリーロック(FREE LOCK)」を用いるが、他の製品であってもよい。
図11は、図7に示された領域Bを拡大して示した図面である。図11に示すように、伸縮機構27の基端部は、摺動子29b、ブラケット29及び取付部42を介して以下のようにして一対のサイドフレーム41の後端部に連結されている。ブラケット29は、底板29cと、底板29cの左右両側において底板29cに対して立てた状態に設けられた側板29eと、を有する。側板29eの前端29fは底板29の前端29dよりも前に突き出ている。また、ガイド孔29aが側板29eを左右に貫通している。また、ガイド孔29aが前後方向に長尺となるよう前後方向に延在し、ガイド孔29aの前端は底板29の前端29dよりも前に位置する。ブラケット29の側板29eの後端部が取付部42に接合されている。シリンダ27bの基端部に摺動子29bが回転可能に取り付けられ、シリンダ27bの基端部が一対の側板29eに挟まれた状態で、摺動子29bがブラケット29のガイド孔29aに挿入されている。摺動子29bがガイド孔29aに沿って前後に摺動可能となっている。これによりシリンダ27bの基端部がガイド孔29aに沿って前後に移動可能とされ、更に摺動子29bを中心に回動可能とされている。なお、ブラケット29が、取付部42を中心にして上下に回動可能に設けられていてもよいし、回動しなくてもよい。
一方、図2、図6〜図10に示すように、伸縮機構27の先端部がブラケット27c及び連結棒25aを介して以下のようにしてリンク機構20のリンク25に連結されている。即ち、ロッド27aの先端部が左右方向の軸の回りに回転可能となってブラケット27cに連結され、このブラケット27cが連結棒25aに接合されている。
また、伸縮機構27のロッド27aの先端から操作部812にかけてワイヤ812bが配索されている。伸縮機構27のロッド27aの先端にはワイヤ812bの端部が連結され、そのワイヤ812bの他端部が操作部812に連結されている。操作部812の操作によって、ワイヤ812bを通じて伸縮機構27のロック・ロック解除がなされる。
ブラケット29は、2つのサイドフレーム41の間の中間部から左にずれた位置で、即ち、2つのサイドフレーム41のうちの左のサイドフレーム41寄りで、取付部42に接合されている。好ましくは、左のサイドフレーム41とブラケット29との距離は、2つのサイドフレーム41の間隔を4等分した距離以下である。
ブラケット27cも、左のサイドフレーム41寄りで連結棒25aに接合されている。特に、ブラケット27cが左の補強部材824の下に配置され、図5に示すように上から見て、ブラケット27cと補強部材824が重なっている。
ブラケット29の左右の位置とブラケット27cの左右の位置は、揃っている。ブラケット29及びブラケット27cが2つのサイドフレーム41の間の中間部から左にずれているから、伸縮機構27が2つのサイドフレーム41の間の中間部から左にずれた位置で前後に延在している。伸縮機構27が左のサイドフレーム41の近くに配置されているから、伸縮機構27のロッド27aと操作部812との間に設けられたワイヤ812bの全長を短くすることができる。そのため、クッションパッド47の下の空間においてワイヤ812bが邪魔にならない。
なお、ブラケット27c,29及び伸縮機構27が、2つのサイドフレーム41の間の中間部から右にずれた位置に配置されていてもよい。その場合、操作部812は右のサイドフレーム41に設けられていることが望ましい。
伸縮機構27を2つのサイドフレーム41の間の中間部から左又は右にずらして配置することで、伸縮機構27がクッションパッド47の下面及びクッションスプリング43に干渉しない。つまり、着座者がクッションパッド47に座ると、そのクッションパッド47の左右の中間部が最も下に沈むことになるので、そうした場合でも伸縮機構27がクッションパッド47の下面及びクッションスプリング43に当接しない。それゆえ、伸縮機構27とクッションパッド47の下面を近づけて配置することができ、クッションパッド47の下方の空間を最小限に抑えることができる。
伸縮機構27とクッションスプリング43の関係について説明する。
図5に示すように、伸縮機構27は、クッションスプリング43の後ろに凹んだ部分43aの下に位置する。
図2、図6〜図10を用いて連結部材28について説明する。
連結部材28の前端部がリンク21に連結され、その連結部28aを中心にしてリンク21と連結部材28が回転可能となっている。連結部材28とリンク21との連結部28aは、ブラケット27cと伸縮機構27との前部連結部27dよりも上に位置している。なお、連結部材28はリンク21に連結されているのではなく、支持台82に回転可能に連結されていてもよい。連結部材28が支持台82に連結されている場合でも、連結部材28と支持台82の連結部がブラケット27cと伸縮機構27との前部連結部27dよりも上に位置している。また、連結部材28が、別途支持台82に固定された部材に回転可能に連結されていてもよい。その場合も、その部材と連結部材28との連結部がブラケット27cと伸縮機構27との前部連結部27dよりも上に位置している。
一方、図11に示すように、連結部材28の後端が、摺動子29bに回転可能となって連結されている。連結部材28と伸縮機構27は、共通の摺動子29bによって共通のブラケット29に連結されているから、部品点数が増加を抑えることができるとともに、連結部材28と伸縮機構27の取付位置の誤差も生じない。
図7〜図11に示すように、連結部材28の前部が上に反っている。このように連結部材28が下に向かって凸となるよう弓なり状に湾曲しているため、クッションスプリング43と連結部材28との干渉を防止することができる。
図2、図6〜図10に示すように、連結部材28とリンク21との連結部28aがブラケット27cと伸縮機構27との前部連結部27dよりも上に位置し、連結部材28とブラケット29との連結部の上下位置と伸縮機構27とブラケット29との連結部の上下位置が同じであるから、連結部材28の変形を抑制することができる。そうすると、連結部材28に大きな剛性を要求されるわけでなく、連結部材28の軽量化を図ることができる。
図5に示すように、上から見て、連結部材28が伸縮機構27に沿って設けられている。具体的には、上から見て、連結部材28と伸縮機構27が平行になっている。そのため、連結部材28と伸縮機構27を近づけた状態でこれらを配置することができる。そうすると、クッションパッド47の下方の空間を狭くすることができ、シートボトム2の大型化を防止することができる。
連結部材28が2つのサイドフレーム41の間の中間部から左にずれた位置で前後に延在している。特に、連結部材28は、伸縮機構27よりも左のサイドフレーム41寄りに配置されている。それゆえ、連結部材28とクッションパッド47の下面を近づけて配置することができ、クッションパッド47の下方の空間を最小限に抑えることができる。
また、連結部材28は、伸縮機構27と同様に、クッションスプリング43の後ろに凹んだ部分43aの下に位置する。
図2、図6を用いてスライド機構30について説明する。
スライド機構30は、基部31、左右一対のリニアガイド32及びスライダ33を有する。基部31は、2つのリンク26に左右に架け渡された状態でこれらリンク26に固着されている。ここで、基部31は、互いに左右に間隔を空けて配置されて、リンク26に固着された左右一対の支持フレーム311と、これら支持フレーム311の間に左右に架け渡された3つの連結フレーム312と、これら連結フレーム312の略中間位置において前後に架け渡された補助フレーム313と、を有する。なお、連結フレーム312及び補助フレーム313はトラス状に配設することも可能である。この場合、より強固な剛性を確保することができる。
リニアガイド32は、スライドレール32aと、スライドレール32aに対して摺動可能に設けられたキャリッジ32bと、を有する。リニアガイド32のスライドレール32aが基部31の裏面であってその左右の支持フレーム311にそれぞれ固着されており、スライドレール32aがリンク機構20のリンク26に対して平行な状態となっている。リニアガイド32のキャリッジ32bが基部31の裏側においてスライダ33に固着されている。右のスライダ33は基部31の右端よりも右方に延び出ており、左のスライダ33は基部31の左端よりも左方に延び出ている。リニアガイド32のキャリッジ32bがスライドレール32aに沿ってスライド可能となっているから、スライダ33がリニアガイド32によってリンク26に平行な方向に移動可能となっている。なお、スライダ33にワイヤが接続され、そのワイヤが操作部812に接続され、操作部812を回転操作すると、ワイヤが引っぱられてスライダ33がスライドするようになっている。
レッグレスト4について説明する。
レッグレスト4は、フレームをウレタンフォーム材及び表皮で覆ったものである。図4に示すように、レッグレスト4の左右の横幅は、座面48の前端部における左右の横幅よりも大きい。図2、図4、図6に示すように、レッグレスト4が基部31の表側において左右2つのスライダ33に架け渡された状態でこれらスライダ33に固着されている。そのため、レッグレスト4がスライダ33と一体となってリンク26に平行な方向に移動可能となっている。
レッグレスト4が垂下した状態におけるレッグレスト4の正面(レッグレスト4が前に
上がった場合にはレッグレスト4の上面)には、左右に2つの窪み4bが形成されている。窪み4bは円柱面状の窪みであって、上下方向に延在している。従って、レッグレスト4が前に上がった状態ではレッグレスト4の正面が上を向き(図1参照)、窪み4bが前後方向に延びた状態となるので、着座者が脚を窪み4b内に載置することができる。そのため、着座者の脚がレッグレスト4の上からずれ落ちにくい。なお、窪み4bは、レッグレスト4のウレタンフォーム材の成型によって形成されたものである。
シート装置1の動作について説明する。
まず、レッグレスト4の振り上げ・振り下げ動作について説明する。
左のサイドフレーム41に設けられた操作部812を操作することによって、ワイヤ812bを通じて伸縮機構27をロックしたり、ロック解除したりする。
伸縮機構27の弁が閉じ、伸縮機構27がロックされると、シリンダ27b内のオイルが密閉されてピストン及びロッド27aが固定される。これにより、サイドフレーム41の後端部及び取付部42からリンク25の中間部及び連結棒25aまでの距離が保持される。これにより、リンク機構20の展開状態が保持される。
一方、伸縮機構27の弁が開き、伸縮機構27のロックが解除されると、シリンダ27b内のオイルが開放されてロッド27aがシリンダ27bに対して進出・引込可能となり、シリンダ27b内のガス圧によってロッド27aが伸び出る。また、伸縮機構27のロックが解除された状態では、ロッド27aをシリンダ27b内に押す込むことにより、シリンダ27b内部のガス圧によってロッド27aが伸び出る方向への付勢力が作用する。
ロッド27aがシリンダ27bから伸び出ることによってリンク機構20が前に展開し、ロッド27aがシリンダ27bに引き込むことによってリンク機構20が折り畳まれる。支持台82が下に倒伏した状態では、リンク機構20が図7の状態から図9の状態に展開し、支持台82が上に起きた状態では、リンク機構20が図8の状態から図10の状態に展開する。ロッド27aが剛性の高い補強部材824の下においてブラケット27cに連結されているから、ロッド27aの進出・引き込みによるリンク機構20の展開・折り畳みがスムーズに行われる。
リンク機構20が前に展開することによって、レッグレスト4が前に振り上げられる。リンク機構20が前に展開する際には、伸縮機構27が摺動子29bを中心にして下に回動する。この際、連結部材28とリンク21との連結部28aがブラケット27cと伸縮機構27との前部連結部27dよりも上に位置し、連結部材28とブラケット29との連結部の上下位置と伸縮機構27とブラケット29との連結部の上下位置が同じであるから、伸縮機構27が無理なく伸びることができるとともに下に回動することができる。また、ガイド孔29aがブラケット29の底板29cの前端29dよりも前に延び出た状態となっているから、伸縮機構27が摺動子29bを中心にして回動する際に、伸縮機構27のシリンダ27bの基端部がブラケット29の底板29cに干渉しないようにすることができる。
また、リンク機構20が前に展開する際においては、リンク21と摺動子29bの距離が連結部材28によって一定に保たれているから、伸縮機構27が伸長する際にも、摺動子29bがガイド孔29aに沿って後ろに移動することがない。そのため、伸縮機構27が伸びきった状態では、レッグレスト4の位置をより前斜め上に振り上げることができる。仮に連結部材28が無いものとしたら、伸縮機構27が伸長する際に摺動子29bがガイド孔29aに沿って後ろに移動してしまうため、レッグレスト4の前への振り上がり方が小さくなってしまう。そのようなことを連結部材28によって防止することができる。
レッグレスト4が前斜め上に振り上げられた状態では、着座者がレッグレスト4の上面に脚を載せることができる。特に、レッグレスト4の窪み4bが前後方向に延びた状態となるので、着座者が脚を窪み4b内に載置することができる。そのため、着座者の脚がレッグレスト4の上からずれ落ちにくい。また、レッグレスト4の左右の横幅は、座面48の前端部における左右の横幅よりも大きいから、着座者が両脚の大腿を広げた場合でも、大腿が土手部49によって留められ、着座者の脚がレッグレスト4の上に載った状態を保つことができる。
一方、ロッド27aがシリンダ27bに引き込んで、リンク機構20が折り畳まれる際には、伸縮機構27が摺動子29bを中心にして上に回動する。この際、連結部材28とリンク21との連結部28aがブラケット27cと伸縮機構27との前部連結部27dよりも上に位置し、連結部材28とブラケット29との連結部の上下位置と伸縮機構27とブラケット29との連結部の上下位置が同じであるから、伸縮機構27が無理なく縮むことができるとともに上に回動することができる。
リンク機構20が折り畳まれることによって、レッグレスト4が後ろに振り下げられる。図4に示すようにリンク機構20が折り畳まれて、レッグレスト4がシートボトム2の前端部から垂下した状態では、そのレッグレスト4が左右のサイドフレーム41の前端よりも前方であって支持台82の前部よりも下方に位置している。その状態では、レッグレスト4の脚受け面(窪み4bが形成された面)が前方に向いている。支持台82の上にはクッションパッド47が設けられているので、この状態のとき、レッグレスト4は空間Sに収納された状態となっている。
また、取付部42がサイドフレーム41に軸支されていると、上記したように伸縮機構27が伸縮して、伸縮機構27が摺動子29bを中心にして上下に起伏する際には、ブラケット29が取付部42を中心にして上下に起伏する。そのため、ガイド孔29aが短くとも、摺動子29bの前後方向の移動範囲を確保することができる。そのため、ガイド孔29aを短くすることができ、ブラケット29の側板29eの剛性を確保することができる。
レッグレスト4が空間Sに収納された状態においては、レッグレスト4がサイドフレーム41の前端より前方に位置している。そのため、レッグレスト4の左右の横幅は左右のサイドフレーム41の間隔以下に限定されることが無く、レッグレスト4の横幅が左右のサイドフレーム41の間隔に等しくなっている。なお、必要であればレッグレスト4の横幅を更に広げ、レッグレスト4の横幅が左右のサイドフレーム41の間隔よりも大きくてもよい。
支持台82の上下の起伏動作について説明する。
クランク811が軸811cを中心にして回転し、作動杆811aが上昇すると、支持台82が連結軸41aを中心にして回転して、支持台82が起きあがる。これにより、クッションパッド47の前部が盛り上がって、座面48の後ろに下る勾配が大きくなる。一方、クランク811が軸811cを中心にして回転し、作動杆811aが下降すると、支持台82が連結軸41aを中心にして回転して、支持台82が倒伏する。これにより、クッションパッド47の前部の盛り上がりが小さくなり、座面48の後ろに下る勾配が小さくなる。リンク機構20が折り畳まれた状態では、支持台82が図7の状態から図8の状態に起き上がり、リンク機構20が展開した状態では、支持台82が図9の状態から図10の状態に起き上がる。
支持台82が起き上がる際には、連結部材28及び伸縮機構27が前に引っぱられる。その際、摺動子29bがガイド孔29aに沿って前に移動するとともに、連結部材28及び伸縮機構27が摺動子29bを中心にして上に回動し、連結部材28及び伸縮機構27の後ろに下る勾配が大きくなる。連結部材28及び伸縮機構27がクッションスプリング43の後ろに凹んだ部分43aの下に位置しているから、連結部材28及び伸縮機構27が摺動子29bを中心にして上に回動しても、クッションスプリング43が連結部材28及び伸縮機構27に干渉しない。
支持台82が倒伏する際には、連結部材28及び伸縮機構27が後ろに押される。その際、摺動子29bがガイド孔29aに沿って後ろに移動するとともに、連結部材28及び伸縮機構27が摺動子29bを中心にして下に回動し、連結部材28及び伸縮機構27の後ろに下る勾配が小さくなる。
レッグレスト4のスライド動作について説明する。
操作部812を操作すると、左右のスライダ33が基部31に対してスライドし、レッグレスト4が移動する。操作部812の操作を止めると、レッグレスト4を途中の任意の位置で静止させることも出来る。
以上のように、本実施形態によれば、ブラケット29のガイド孔29aが前後方向に長い長穴であるから、伸縮機構27が伸縮せずとも、支持台82を上下に起伏することができる。
また、ガイド孔29aに挿入された摺動子29bに連結部材28の後端が連結され、連結部材28の前端がリンク21に連結されているから、伸縮機構27が伸長するに際しては、その反力によって摺動子29bが後ろに摺動しない。そのため、伸縮機構27の伸長ストロークを長くせずとも、レッグレスト4を高く振り上げることができる。
また、上から見て連結部材28と伸縮機構27が平行であり、これらが近接して配置されているから、クッションパッド47の下方の空間を狭くすることができ、シートボトム2の大型化を防止することができる。
本発明の実施形態におけるシート装置を示した斜視図である。 同実施形態におけるシートボトム及びレッグレスト装置を示した分解斜視図である。 同実施形態におけるシートボトムのフレーム部を示した分解斜視図である。 同実施形態におけるシートボトム及びレッグレスト装置を示した斜視図である。 同実施形態におけるシートボトム及びレッグレスト装置を示した上面図である。 同実施形態におけるレッグレスト装置を示した分解斜視図である。 図5に示されたVII−VIIに沿った面を矢印方向に見て示した図面である。 図5に示されたVII−VIIに沿った面を矢印方向に見て示した図面である。 図5に示されたVII−VIIに沿った面を矢印方向に見て示した図面である。 図5に示されたVII−VIIに沿った面を矢印方向に見て示した図面である。 図7に示された領域Bを拡大して示した図面である。
符号の説明
1 シート装置
2 シートボトム
4 レッグレスト
7 レッグレスト装置
20 リンク機構
21〜26 リンク
27 伸縮機構
27a ロッド
27b シリンダ
27c ブラケット
27d 連結部
28 連結部材
29 ブラケット
29a ガイド孔
29b 摺動子
40 フレーム部
41 サイドフレーム
42 取付部
43 クッションスプリング
47 クッションパッド
82 支持台

Claims (6)

  1. レッグレストと、
    左右に間隔をおいて配置された一対のサイドフレームと
    記サイドフレームの前端部に上下に起伏可能に取り付けられた支持台と、
    前記一対のサイドフレーム及び前記支持台の上に設けられたクッションパッドと、
    前記支持台と前記レッグレストを連結し、前記レッグレストを前記支持台から垂下した状態と前記支持台から前に振り上げた状態との間で移動自在に支持するリンク機構と、
    前記クッションパッドの下方において前記リンク機構に連結され、前記サイドフレームの後部に連結されるとともにその後部連結部が前記サイドフレームの後部に対して前後に移動可能とされ、伸縮することによって前記リンク機構との前部連結部と前記後部連結部との距離を調整する伸縮機構と、
    前記クッションパッドの下方において前記支持台又はそれに固定された部材に回転可能に連結され、前記伸縮機構の前記後部連結部に連結された連結部材と、を備えることを特徴とするシート装置。
  2. 前記一対のサイドフレームの後部の間に設けられた取付部を更に備え、
    前記伸縮機構の前記後部連結部が前記取付部に連結されて前記取付部に対して前後に移動可能とされることによって、前記伸縮機構の前記後部連結部が前記取付部を介して前記サイドフレームの後部に連結され、
    前記連結部材が前記伸縮機構に沿って設けられていることを特徴とする請求項1に記載のシート装置。
  3. 前記連結部材と前記伸縮機構が上から見て平行に設けられていることを特徴とする請求項に記載のシート装置。
  4. 前記取付部に固定され、前後に長尺なガイド孔が形成されたブラケットと、
    前記伸縮機構の前記後部連結部及び前記連結部材の両方に取り付けられ、前記ガイド孔に通され前記ガイド孔に沿って前後に摺動可能とされた摺動子と、を更に備えることを特徴とする請求項2又は3に記載のシート装置。
  5. 前記支持台又はそれに固定された部材と前記連結部材との連結部が前記伸縮機構の前記前部連結部よりも上方に配置されていることを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載のシート装置。
  6. 前記連結部材及び前記伸縮機構が前記一対のサイドフレームの間の中間部から左又は右にずれた位置に配置されていることを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載のシート装置。
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