JP3269071B2 - 車両用シート - Google Patents
車両用シートInfo
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- JP3269071B2 JP3269071B2 JP24909096A JP24909096A JP3269071B2 JP 3269071 B2 JP3269071 B2 JP 3269071B2 JP 24909096 A JP24909096 A JP 24909096A JP 24909096 A JP24909096 A JP 24909096A JP 3269071 B2 JP3269071 B2 JP 3269071B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- seat cushion
- base frame
- cushion
- vehicle seat
- Prior art date
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/02—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
- B60N2/0284—Adjustable seat-cushion length
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば鉄道車両等
に乗物用座席として用いて好適な車両用シートに関し、
更に詳細に説明すると、脚台上に支持されるベースフレ
ームと、このベースフレーム上で略水平姿勢状態を保っ
て支持されるシートクッションと、前記ベースフレーム
上で前記シートクッションの後端側に立設され、シート
の前後方向に傾動可能に支軸により支持されるシートバ
ックとを備える車両用シートに関する。
に乗物用座席として用いて好適な車両用シートに関し、
更に詳細に説明すると、脚台上に支持されるベースフレ
ームと、このベースフレーム上で略水平姿勢状態を保っ
て支持されるシートクッションと、前記ベースフレーム
上で前記シートクッションの後端側に立設され、シート
の前後方向に傾動可能に支軸により支持されるシートバ
ックとを備える車両用シートに関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、車両用シートは、シートクッシ
ョン及びその後方で立設されたシートバックからなり、
且つシートバックをリクライニング機構によりシートの
前後方向に傾動調整可能に構成したり、あるいはシート
全体を支持するシートフレームを車体の床面上で前後ス
ライド装置等で支持し、車体の前後方向に移動調整し得
るように構成したりすることにより、着座者の体型や好
みに対処し、着座者にとって適切な着座状態が得られる
ような構成とされている。
ョン及びその後方で立設されたシートバックからなり、
且つシートバックをリクライニング機構によりシートの
前後方向に傾動調整可能に構成したり、あるいはシート
全体を支持するシートフレームを車体の床面上で前後ス
ライド装置等で支持し、車体の前後方向に移動調整し得
るように構成したりすることにより、着座者の体型や好
みに対処し、着座者にとって適切な着座状態が得られる
ような構成とされている。
【０００３】更に、近年では、シートのシートクッショ
ン部分を、平行リンク機構等によるリフター機構を介し
て支持し、これを上下方向に平行移動させたり、スライ
ドレールの前端部を上方に弯曲形成し、これに応じてシ
ートクッションをスイング動作させることにより、上述
した着座状態をより一層適切に調整し得るようにした車
両用シートも、種々提案されるようになっている。
ン部分を、平行リンク機構等によるリフター機構を介し
て支持し、これを上下方向に平行移動させたり、スライ
ドレールの前端部を上方に弯曲形成し、これに応じてシ
ートクッションをスイング動作させることにより、上述
した着座状態をより一層適切に調整し得るようにした車
両用シートも、種々提案されるようになっている。
【０００４】即ち、この種の車両用シートにおいて、シ
ートクッションを、その前端部をシート前方で斜め上方
に向って移動させ、且つ後端部をこれとは逆にシート下
方に向って降下するようにスイング動作させると、着座
者の尻部の前ずれを防ぎ、安定した着座状態を得る上で
効果を発揮し得るものである。特に、このようなシート
クッションのスイング動作は、シートバックをシート背
面側に傾動動作させた場合のように、着座者の着座位置
がずれ易くなり、着座姿勢が不安定となる場合に採用し
て効果的である。
ートクッションを、その前端部をシート前方で斜め上方
に向って移動させ、且つ後端部をこれとは逆にシート下
方に向って降下するようにスイング動作させると、着座
者の尻部の前ずれを防ぎ、安定した着座状態を得る上で
効果を発揮し得るものである。特に、このようなシート
クッションのスイング動作は、シートバックをシート背
面側に傾動動作させた場合のように、着座者の着座位置
がずれ易くなり、着座姿勢が不安定となる場合に採用し
て効果的である。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、従来から知
られている車両用シートのリフター機構は、シートクッ
ションをシートバックとは無関係に、着座者の体格や好
みに応じてスイング動作させているだけのものが多く、
シートバックを傾動させた時には、その着座姿勢の変化
に応じて着座者がリフター機構を操作し、所定の姿勢状
態にスイングさせているもので、操作性の面で問題があ
り、また操作部を含めた構造が複雑化し、実用面で問題
であった。
られている車両用シートのリフター機構は、シートクッ
ションをシートバックとは無関係に、着座者の体格や好
みに応じてスイング動作させているだけのものが多く、
シートバックを傾動させた時には、その着座姿勢の変化
に応じて着座者がリフター機構を操作し、所定の姿勢状
態にスイングさせているもので、操作性の面で問題があ
り、また操作部を含めた構造が複雑化し、実用面で問題
であった。
【０００６】また、車両用シートとしては、例えばシー
トの向きを着座者の好みや要求に応じて変更調節し得る
ような、鉄道車両用の回転式のシートも知られている
が、このような回転式シートに、上述したシートクッシ
ョンのスイング機構を簡易に適用することができないも
のであった。
トの向きを着座者の好みや要求に応じて変更調節し得る
ような、鉄道車両用の回転式のシートも知られている
が、このような回転式シートに、上述したシートクッシ
ョンのスイング機構を簡易に適用することができないも
のであった。
【０００７】即ち、この種の回転式の車両用シートとし
ては、面擦り合わせ式やシャフトアップ回転式等による
回転調整機構を、シート本体の下方で車室床面との間に
介在させて設けてなる構造が採用されており、上述した
ようなリフター機構をそのまま適用することができない
ものであった。
ては、面擦り合わせ式やシャフトアップ回転式等による
回転調整機構を、シート本体の下方で車室床面との間に
介在させて設けてなる構造が採用されており、上述した
ようなリフター機構をそのまま適用することができない
ものであった。
【０００８】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、シートバックの背面側への傾動動作に連動し、
シートクッションをスイング動作させることができる簡
易型のスイング機構を採用し、シートバックの前後傾動
の作動角範囲において、尻すべりを防止し、ヒップアン
グルを拡大し、骨盤から胸椎にかけてのサポート状態が
優れ、またシートクッションをリクライニング機構とは
別に前後移動調整し、更にベースフレームの高さを低く
し且つシートクッション下のスペースを確保することの
できる車両用シートを得ることを目的としている。
もので、シートバックの背面側への傾動動作に連動し、
シートクッションをスイング動作させることができる簡
易型のスイング機構を採用し、シートバックの前後傾動
の作動角範囲において、尻すべりを防止し、ヒップアン
グルを拡大し、骨盤から胸椎にかけてのサポート状態が
優れ、またシートクッションをリクライニング機構とは
別に前後移動調整し、更にベースフレームの高さを低く
し且つシートクッション下のスペースを確保することの
できる車両用シートを得ることを目的としている。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は上述せる課題に
鑑みてなされたもので、本発明の請求項１に記載の車両
用シートは、脚台上に支持されるベースフレームと、該
ベースフレーム上に摺動支持されるシートクッション
と、前記ベースフレーム上で前記シートクッションの後
端側に立設され、シートの前後方向に傾動可能に支軸に
より支持されるシートバックとを備える車両用シートに
おいて、前記シートバックの傾動に応じて前記シートク
ッションの後部側の摺動支持位置を上下動するシートク
ッション傾動支持機構と、両端が前記シートクッション
の後端側下部及びベースフレームに夫々継手を介して上
下前後方向に可動自在に取付けられた左右方向に延長す
る連結杆と、前記ベースフレームの前部側に取付けられ
た上下左右方向に可動自在な取付支持部と、前記連結杆
の中間部と前記取付支持部との間に介挿された位置決め
用アクチュエータとを備え、前記連結杆は、その両端が
ボールジョイントを介してシートクッション後端側下部
及びベースフレームに取付けられていることを特徴とす
る。
鑑みてなされたもので、本発明の請求項１に記載の車両
用シートは、脚台上に支持されるベースフレームと、該
ベースフレーム上に摺動支持されるシートクッション
と、前記ベースフレーム上で前記シートクッションの後
端側に立設され、シートの前後方向に傾動可能に支軸に
より支持されるシートバックとを備える車両用シートに
おいて、前記シートバックの傾動に応じて前記シートク
ッションの後部側の摺動支持位置を上下動するシートク
ッション傾動支持機構と、両端が前記シートクッション
の後端側下部及びベースフレームに夫々継手を介して上
下前後方向に可動自在に取付けられた左右方向に延長す
る連結杆と、前記ベースフレームの前部側に取付けられ
た上下左右方向に可動自在な取付支持部と、前記連結杆
の中間部と前記取付支持部との間に介挿された位置決め
用アクチュエータとを備え、前記連結杆は、その両端が
ボールジョイントを介してシートクッション後端側下部
及びベースフレームに取付けられていることを特徴とす
る。
【００１０】また、請求項２に記載の車両用シートは、
請求項１に記載の発明において、前記取付支持部は、位
置決め用アクチュエータの連結部がボールジョイントで
構成されていることを特徴とする。
請求項１に記載の発明において、前記取付支持部は、位
置決め用アクチュエータの連結部がボールジョイントで
構成されていることを特徴とする。
【００１１】更に、請求項３に記載の車両用シートは、
請求項１または請求項２に記載の発明において、前記シ
ートクッション傾動支持機構は、ベースフレームに回動
自在に支持され上端にシートクッションを摺動支持する
支持部を有する回動リンクと、該回動リンクの上端側と
前記シートバックの下端側とを連結する連結リンクとを
備えていることを特徴とする。
請求項１または請求項２に記載の発明において、前記シ
ートクッション傾動支持機構は、ベースフレームに回動
自在に支持され上端にシートクッションを摺動支持する
支持部を有する回動リンクと、該回動リンクの上端側と
前記シートバックの下端側とを連結する連結リンクとを
備えていることを特徴とする。
【００１２】更にまた、請求項４に記載の車両用シート
は、請求項１乃至請求項３に記載の発明において、前記
位置決め用アクチュエータのロック状態の解除をアーム
レストに設けたロック解除部で行うようにしたことを特
徴とする。
は、請求項１乃至請求項３に記載の発明において、前記
位置決め用アクチュエータのロック状態の解除をアーム
レストに設けたロック解除部で行うようにしたことを特
徴とする。
【００１３】
【発明の実施の形態】図１乃至図６は本発明に係る車両
用シートの実施の形態を夫々示すものであり、車両用シ
ート１０としては、例えばベンチ型シートのような２個
または３個の着座シート部を一連に並設してなる回転式
のシートに本発明を適用した場合が示されているが、本
発明はこのようなシート構造には限定されないものであ
る。
用シートの実施の形態を夫々示すものであり、車両用シ
ート１０としては、例えばベンチ型シートのような２個
または３個の着座シート部を一連に並設してなる回転式
のシートに本発明を適用した場合が示されているが、本
発明はこのようなシート構造には限定されないものであ
る。
【００１４】車両用シート１０は、車室床面等に載置さ
れる脚台１１に支持されたベースフレーム１２を備え、
このベースフレーム１２上にシートクッション１３が前
後方向に摺動可能に支持されている。
れる脚台１１に支持されたベースフレーム１２を備え、
このベースフレーム１２上にシートクッション１３が前
後方向に摺動可能に支持されている。
【００１５】前記ベースフレーム１２の中央部には前後
方向に延びるブラケット１６が形成され、このブラケッ
ト１６の後部はシートバック１４の下端方向に突出する
状態で上方に弯曲して形成され、左右端部には夫々側面
より見てコ字状のアームレスト１７が固着されている。
方向に延びるブラケット１６が形成され、このブラケッ
ト１６の後部はシートバック１４の下端方向に突出する
状態で上方に弯曲して形成され、左右端部には夫々側面
より見てコ字状のアームレスト１７が固着されている。
【００１６】前記シートクッション１３の下方のベース
フレーム１２と脚台１１との間に、車両用シート１０を
回転調整自在に支持する回転機構１８が設けられ、車両
用シート１０全体が、この回転機構１８を中心として水
平方向において回転調整可能で、その向きを任意の方向
に変更し得るように構成されている。
フレーム１２と脚台１１との間に、車両用シート１０を
回転調整自在に支持する回転機構１８が設けられ、車両
用シート１０全体が、この回転機構１８を中心として水
平方向において回転調整可能で、その向きを任意の方向
に変更し得るように構成されている。
【００１７】前記シートバック１４のバックフレーム２
１の側部の下部にはヒンジブラケット２３が形成され、
このヒンジブラケット２３にリクライニング機構２０の
回転中心となるシートバック１４側の支軸２０ａが固着
されている。このシートバック１４側の支軸２０ａはベ
ースフレーム１２のブラケット１６及びアームレスト１
７の後端に枢支されている。
１の側部の下部にはヒンジブラケット２３が形成され、
このヒンジブラケット２３にリクライニング機構２０の
回転中心となるシートバック１４側の支軸２０ａが固着
されている。このシートバック１４側の支軸２０ａはベ
ースフレーム１２のブラケット１６及びアームレスト１
７の後端に枢支されている。
【００１８】前記バックフレーム２１のヒンジブラケッ
ト２３は下方に延設され、このヒンジブラケット２３の
下端２３ａにシートバック１４を前後方向に傾動動作さ
せたときの傾動位置をロックするガスまたはオイルを封
入したロック用アクチュエータ２５の一端２５ａが連結
され、且つ他端２５ｂが前記ベースフレーム１２側に連
結されている。
ト２３は下方に延設され、このヒンジブラケット２３の
下端２３ａにシートバック１４を前後方向に傾動動作さ
せたときの傾動位置をロックするガスまたはオイルを封
入したロック用アクチュエータ２５の一端２５ａが連結
され、且つ他端２５ｂが前記ベースフレーム１２側に連
結されている。
【００１９】ロック用アクチュエータ２５は、そのロッ
ク解除用のインナーケーブルを内装するワイヤーケーブ
ル２６が前記アームレスト１７の上部側側面に形成され
たロック解除ボタン２７に連結され、このロック解除ボ
タン２７を押圧することにより、ロック用アクチュエー
タ２５のロック状態が解除され、押圧を解除することに
よりロック状態に復帰する。
ク解除用のインナーケーブルを内装するワイヤーケーブ
ル２６が前記アームレスト１７の上部側側面に形成され
たロック解除ボタン２７に連結され、このロック解除ボ
タン２７を押圧することにより、ロック用アクチュエー
タ２５のロック状態が解除され、押圧を解除することに
よりロック状態に復帰する。
【００２０】また、ベースフレーム１２のブラケット１
６及びサイドフレーム２８の内側に夫々これらと平行に
前後方向に延長する上端側を開放したチャンネル材で構
成された支持フレーム２９ａ，２９ｂが配設されてい
る。
６及びサイドフレーム２８の内側に夫々これらと平行に
前後方向に延長する上端側を開放したチャンネル材で構
成された支持フレーム２９ａ，２９ｂが配設されてい
る。
【００２１】これら支持フレーム２９ａ，２９ｂの前端
部側に回動リンク３０ａ，３０ｂが回動自在に支持され
ている。この回動リンク３０ａ，３０ｂの上端部には左
右方向に延長する支持軸３１ａ，３１ｂが取付けられ、
これら支持軸３１ａ，３１ｂに左右両端にフランジを有
するボビン３２ａ，３２ｂが回動自在に取付けられてい
る。
部側に回動リンク３０ａ，３０ｂが回動自在に支持され
ている。この回動リンク３０ａ，３０ｂの上端部には左
右方向に延長する支持軸３１ａ，３１ｂが取付けられ、
これら支持軸３１ａ，３１ｂに左右両端にフランジを有
するボビン３２ａ，３２ｂが回動自在に取付けられてい
る。
【００２２】そして、回動リンク３０ａ，３０ｂの上端
側に連結リンク３３ａ，３３ｂの一端が軸支され、これ
ら連結リンク３３ａ，３３ｂの他端は、前記バックフレ
ーム２１の支軸２０ａに固着された左右一対のアームブ
ラケット３４ａ，３４ｂの下端に軸支されている。
側に連結リンク３３ａ，３３ｂの一端が軸支され、これ
ら連結リンク３３ａ，３３ｂの他端は、前記バックフレ
ーム２１の支軸２０ａに固着された左右一対のアームブ
ラケット３４ａ，３４ｂの下端に軸支されている。
【００２３】更に、支持軸３１ａ，３１ｂと支持フレー
ム２９ａ，２９ｂの後端側との間に引張りスプリング３
５ａ，３５ｂが介挿されている。この引張りスプリング
３５ａ，３５ｂへの取付部に遊びを持たせてあるので、
シートバック１４が略立設されているニュートラル状態
では、引張りスプリング３５ａ，３５ｂの付勢力は作用
しておらず、シートバック１４が所定の傾斜角以上とな
った場合に、引張りスプリング３５ａ，３５ｂの付勢力
が作用するように設定されている。
ム２９ａ，２９ｂの後端側との間に引張りスプリング３
５ａ，３５ｂが介挿されている。この引張りスプリング
３５ａ，３５ｂへの取付部に遊びを持たせてあるので、
シートバック１４が略立設されているニュートラル状態
では、引張りスプリング３５ａ，３５ｂの付勢力は作用
しておらず、シートバック１４が所定の傾斜角以上とな
った場合に、引張りスプリング３５ａ，３５ｂの付勢力
が作用するように設定されている。
【００２４】そして、シートクッション１３のクッショ
ンフレーム５１における後側フレーム５１ｂにおけるボ
ビン３２ａ，３２ｂに対向する位置にその下端側から前
方に延長しクッションフレーム５１の略中央部で外側に
屈曲して左右両側フレーム５１ｌ，５１ｒまで延長する
支持板部５２が配設され、この支持板部５２の下面がボ
ビン３２ａ，３２ｂにその上面側で摺接され、この支持
板部５２の前端縁にＵ字状折曲部５３ａと支持板部５２
と平行に後方に延長してボビン３２ａ，３２ｂにその下
面側で摺接または近接対向する水平棒部５３ｂとを有す
る案内棒５３が一体に取付けられている。
ンフレーム５１における後側フレーム５１ｂにおけるボ
ビン３２ａ，３２ｂに対向する位置にその下端側から前
方に延長しクッションフレーム５１の略中央部で外側に
屈曲して左右両側フレーム５１ｌ，５１ｒまで延長する
支持板部５２が配設され、この支持板部５２の下面がボ
ビン３２ａ，３２ｂにその上面側で摺接され、この支持
板部５２の前端縁にＵ字状折曲部５３ａと支持板部５２
と平行に後方に延長してボビン３２ａ，３２ｂにその下
面側で摺接または近接対向する水平棒部５３ｂとを有す
る案内棒５３が一体に取付けられている。
【００２５】また、クッションフレーム５１左右両フレ
ーム５１ｌ，５１ｒの前端側は、夫々ベースフレーム１
２の前端側フレーム１２ｆの上面に固着した摺動案内部
としての左右一対のスライダー５５Ｌ，５５Ｒによって
前後方向に摺動自在に案内されている。
ーム５１ｌ，５１ｒの前端側は、夫々ベースフレーム１
２の前端側フレーム１２ｆの上面に固着した摺動案内部
としての左右一対のスライダー５５Ｌ，５５Ｒによって
前後方向に摺動自在に案内されている。
【００２６】このスライダー５５Ｌ，５５Ｒは円弧状案
内板部５５ａとそのクッションフレーム５１の左右フレ
ーム５１ｌ，５１ｒの内側の対向する端部に立設された
規制板部５５ｂとで構成され、クッションフレーム５１
の左右方向の移動を規制している。
内板部５５ａとそのクッションフレーム５１の左右フレ
ーム５１ｌ，５１ｒの内側の対向する端部に立設された
規制板部５５ｂとで構成され、クッションフレーム５１
の左右方向の移動を規制している。
【００２７】また、クッションフレーム５１の前端側に
は、ベースフレーム１２の前側フレーム１２ｆの回りを
囲む側面から見てコ字状の案内ブラケット５６が配設さ
れ、この案内ブラケット５６によってシートクッション
１３の前後方向の移動位置が規制されている。
は、ベースフレーム１２の前側フレーム１２ｆの回りを
囲む側面から見てコ字状の案内ブラケット５６が配設さ
れ、この案内ブラケット５６によってシートクッション
１３の前後方向の移動位置が規制されている。
【００２８】更に、ベースフレーム１２の後側フレーム
１２ｂの中央寄り位置に取付ブラケット６１が溶接等に
よって一体に形成され、この取付ブラケット６１の上面
にボールジョイント６２が固着されていると共に、クッ
ションフレーム５１の後側フレーム５１ｂに外側下端部
に後方に延長する取付ブラケット６３が溶接等によって
一体に形成され、これの取付ブラケット６３の下面にボ
ールジョイント６４が固着されている。
１２ｂの中央寄り位置に取付ブラケット６１が溶接等に
よって一体に形成され、この取付ブラケット６１の上面
にボールジョイント６２が固着されていると共に、クッ
ションフレーム５１の後側フレーム５１ｂに外側下端部
に後方に延長する取付ブラケット６３が溶接等によって
一体に形成され、これの取付ブラケット６３の下面にボ
ールジョイント６４が固着されている。
【００２９】そして、両ボールジョイント６２及び６４
間に連結杆６５が取付けられている。この連結杆６５に
はその中間部のボールジョイント６４寄り位置の前方側
に支持ブラケット６６が取付けられ、この支持ブラケッ
ト６６に内部にガスまたはオイルを封入した位置決め用
アクチュエータ６７のシリンダチューブが回動自在に取
付けられ、この位置決め用アクチュエータ６７のピスト
ンロッドがベースフレーム１２の前側フレーム１２ｆに
取付けられたボールジョイント７１に取付けられてい
る。
間に連結杆６５が取付けられている。この連結杆６５に
はその中間部のボールジョイント６４寄り位置の前方側
に支持ブラケット６６が取付けられ、この支持ブラケッ
ト６６に内部にガスまたはオイルを封入した位置決め用
アクチュエータ６７のシリンダチューブが回動自在に取
付けられ、この位置決め用アクチュエータ６７のピスト
ンロッドがベースフレーム１２の前側フレーム１２ｆに
取付けられたボールジョイント７１に取付けられてい
る。
【００３０】この位置決め用アクチュエータ６７は、そ
のロック解除用のインナーケーブルを内装するワイヤー
ケーブル６８が前記アームレスト１７の上部側側面に形
成されたロック解除ボタン６９に連結され、このロック
解除ボタン６９を押圧することにより、位置決め用アク
チュエータ６７のロック状態が解除され、押圧を解除す
ることによりロック状態に復帰する。
のロック解除用のインナーケーブルを内装するワイヤー
ケーブル６８が前記アームレスト１７の上部側側面に形
成されたロック解除ボタン６９に連結され、このロック
解除ボタン６９を押圧することにより、位置決め用アク
チュエータ６７のロック状態が解除され、押圧を解除す
ることによりロック状態に復帰する。
【００３１】斯る構成によれば、図１に示す如くシート
バック１４が略立設したニュートラル状態にあり、且つ
シートクッション１３が引張りスプリング７２によって
後方側に付勢され、案内棒５６の前端部がベースフレー
ム１２の前側フレーム１２ｆに当接したリヤモスト位置
にあるものとして、この状態で着座者が着座したとき
に、シートクッション１３は、位置決め用アクチュエー
タ６７がロック状態にあることから、その前後位置が固
定されている。
バック１４が略立設したニュートラル状態にあり、且つ
シートクッション１３が引張りスプリング７２によって
後方側に付勢され、案内棒５６の前端部がベースフレー
ム１２の前側フレーム１２ｆに当接したリヤモスト位置
にあるものとして、この状態で着座者が着座したとき
に、シートクッション１３は、位置決め用アクチュエー
タ６７がロック状態にあることから、その前後位置が固
定されている。
【００３２】この状態で、シートクッション１３の前後
位置を着座者の好みに合わせて調整するには、着座状態
でアームレスト１７に形成したロック解除ボタン６９を
押圧することにより、ワイヤーケーブル６８を介して位
置決め用アクチュエータ６７のロック状態が解除され
る。
位置を着座者の好みに合わせて調整するには、着座状態
でアームレスト１７に形成したロック解除ボタン６９を
押圧することにより、ワイヤーケーブル６８を介して位
置決め用アクチュエータ６７のロック状態が解除され
る。
【００３３】このため、着座者が着座状態で腰を動かす
ことにより、図２に示す如くクッションフレーム５１が
スライダー５５Ｌ，５５Ｒで案内され、案内ブラケット
５６の前後端部がベースフレーム１２の前側フレーム１
２ｆに当接するまでの間で前後に移動させることがで
き、所望の前後位置でロック解除ボタン６９の押圧を解
除することにより、位置決め用アクチュエータ６７がロ
ック状態となり、シートクッション１３の前後位置が固
定される。
ことにより、図２に示す如くクッションフレーム５１が
スライダー５５Ｌ，５５Ｒで案内され、案内ブラケット
５６の前後端部がベースフレーム１２の前側フレーム１
２ｆに当接するまでの間で前後に移動させることがで
き、所望の前後位置でロック解除ボタン６９の押圧を解
除することにより、位置決め用アクチュエータ６７がロ
ック状態となり、シートクッション１３の前後位置が固
定される。
【００３４】また、図５、図６に示すシートバック１４
のニュートラル状態から後方側に傾動させる場合には、
着座状態でアームレスト１７に形成されたロック解除ボ
タン２７を押圧してロック用アクチュエータ２５のロッ
ク状態を解除してから背中でシートバック１４を後方に
押すことにより、シートバック１４が図５、図６に示す
如く枢軸２０ａを支点として引張りスプリング３５ａ，
３５ｂに抗して後方に傾動する。
のニュートラル状態から後方側に傾動させる場合には、
着座状態でアームレスト１７に形成されたロック解除ボ
タン２７を押圧してロック用アクチュエータ２５のロッ
ク状態を解除してから背中でシートバック１４を後方に
押すことにより、シートバック１４が図５、図６に示す
如く枢軸２０ａを支点として引張りスプリング３５ａ，
３５ｂに抗して後方に傾動する。
【００３５】このとき、シートバック１４の後方への傾
動により、前記アームブラケット３４ａ，３４ｂの下端
が時計方向に回動し、連結リンク３３ａ，３３ｂにより
支持軸３１ａ，３１ｂが後方に押圧されて、回動リンク
３０ａ，３０ｂが図１、図２で見て反時計方向に回動す
ることになり、これに応じてボビン３２ａ，３２ｂに摺
接しているシートクッション１３の支持板部５２が下方
向に降下することにより、シートクッション１３の後端
部側が下降する。この状態でも、前記ボビン３２ａ，３
２ｂ及びスライダー５５Ｌ，５５Ｒでクッションフレー
ム５１を案内しているので、シートクッション１３を前
後方向に摺動させることができる。
動により、前記アームブラケット３４ａ，３４ｂの下端
が時計方向に回動し、連結リンク３３ａ，３３ｂにより
支持軸３１ａ，３１ｂが後方に押圧されて、回動リンク
３０ａ，３０ｂが図１、図２で見て反時計方向に回動す
ることになり、これに応じてボビン３２ａ，３２ｂに摺
接しているシートクッション１３の支持板部５２が下方
向に降下することにより、シートクッション１３の後端
部側が下降する。この状態でも、前記ボビン３２ａ，３
２ｂ及びスライダー５５Ｌ，５５Ｒでクッションフレー
ム５１を案内しているので、シートクッション１３を前
後方向に摺動させることができる。
【００３６】また、図５、図６のシートバック１４の傾
動状態からロック解除ボタン２７を押圧してアクチュエ
ータ２５のロック状態を解除することにより、図１、図
２に示す如く引張りスプリング３５ａ，３５ｂによって
シートバック１４が前方のニュートラル状態に復帰し、
これと同時にシートクッション１３の後端が上昇する。
動状態からロック解除ボタン２７を押圧してアクチュエ
ータ２５のロック状態を解除することにより、図１、図
２に示す如く引張りスプリング３５ａ，３５ｂによって
シートバック１４が前方のニュートラル状態に復帰し、
これと同時にシートクッション１３の後端が上昇する。
【００３７】尚、本発明は上述した実施の形態の構造に
限定されず、各部の形状、構造等を、必要に応じて適宜
変形、変更することは自由であり、車両用シート１０の
各部について種々の変形例が考えられよう。例えば上述
した実施の形態では、シートバック１４の傾動動作をア
クチュエータ２５で行っているが、これに限定されず、
シートバック１４を傾動させ得る構造であれば、種々の
手段を採用してもよい。
限定されず、各部の形状、構造等を、必要に応じて適宜
変形、変更することは自由であり、車両用シート１０の
各部について種々の変形例が考えられよう。例えば上述
した実施の形態では、シートバック１４の傾動動作をア
クチュエータ２５で行っているが、これに限定されず、
シートバック１４を傾動させ得る構造であれば、種々の
手段を採用してもよい。
【００３８】また、シートバック１４の傾動位置決め用
のアクチュエータ２５及びシートクッション１３の前後
位置決め用アクチュエータ６７のロック状態を夫々ロッ
ク解除ボタン２７及び６９で解除するようにしたが、こ
れに限らず回動レバー等の任意の解除機構を適用するこ
とができる。
のアクチュエータ２５及びシートクッション１３の前後
位置決め用アクチュエータ６７のロック状態を夫々ロッ
ク解除ボタン２７及び６９で解除するようにしたが、こ
れに限らず回動レバー等の任意の解除機構を適用するこ
とができる。
【００３９】更に、上記実施の形態においては、連結杆
６５をボールジョイント６２及び６４を介してベースフ
レーム１２及びクッションフレーム５１に取付ける場合
について説明したが、これに限定されるものではなく、
ユニバーサルジョイント等の上下前後方向の移動を許容
し得る継手を使用することができる。
６５をボールジョイント６２及び６４を介してベースフ
レーム１２及びクッションフレーム５１に取付ける場合
について説明したが、これに限定されるものではなく、
ユニバーサルジョイント等の上下前後方向の移動を許容
し得る継手を使用することができる。
【００４０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項１
に係る車両用シートによれば、前記シートバックの傾動
に応じて前記シートクッションの後部側の摺動支持位置
を上下動するシートクッション傾動支持機構と、両端が
前記シートクッションの後端側下部及びベースフレーム
に夫々継手を介して上下前後方向に可動自在に取付けら
れた左右方向に延長する連結杆と、前記ベースフレーム
の前部側に取付けられた上下左右方向に可動自在な取付
支持部と、前記連結杆の中間部と前記取付支持部との間
に介挿された位置決め用アクチュエータとを備え、前記
連結杆は、その両端がボールジョイントを介してシート
クッション後端側下部及びベースフレームに取付けられ
ているので、ベースフレームとクッションフレームとの
間の間隔を略シートクッション傾動支持機構で必要な高
さまでに減少させることができ、全体の構成を小型化す
ることができると共に、支持フレーム内に挿入すること
が可能となり、幅方向の長さも短縮することができるこ
とから、シートクッション下面側に大きなスペースを確
保することができ、ヒーター等の設置自由度が向上し、
更に足元スペースも確保することができ、また前記連結
杆は、その両端がボールジョイントを介してシートクッ
ション後端側下部及びベースフレームに取付けられてい
るので、シートクッションの上下前後の移動に無理なく
追従することができ、位置決め用アクチュエータによる
位置決めを確実に行うことができるという効果が得られ
る。
に係る車両用シートによれば、前記シートバックの傾動
に応じて前記シートクッションの後部側の摺動支持位置
を上下動するシートクッション傾動支持機構と、両端が
前記シートクッションの後端側下部及びベースフレーム
に夫々継手を介して上下前後方向に可動自在に取付けら
れた左右方向に延長する連結杆と、前記ベースフレーム
の前部側に取付けられた上下左右方向に可動自在な取付
支持部と、前記連結杆の中間部と前記取付支持部との間
に介挿された位置決め用アクチュエータとを備え、前記
連結杆は、その両端がボールジョイントを介してシート
クッション後端側下部及びベースフレームに取付けられ
ているので、ベースフレームとクッションフレームとの
間の間隔を略シートクッション傾動支持機構で必要な高
さまでに減少させることができ、全体の構成を小型化す
ることができると共に、支持フレーム内に挿入すること
が可能となり、幅方向の長さも短縮することができるこ
とから、シートクッション下面側に大きなスペースを確
保することができ、ヒーター等の設置自由度が向上し、
更に足元スペースも確保することができ、また前記連結
杆は、その両端がボールジョイントを介してシートクッ
ション後端側下部及びベースフレームに取付けられてい
るので、シートクッションの上下前後の移動に無理なく
追従することができ、位置決め用アクチュエータによる
位置決めを確実に行うことができるという効果が得られ
る。
【００４１】また、請求項２に係る車両用シートによれ
ば、請求項１に記載の発明において、前記取付支持部
は、位置決め用アクチュエータの連結部がボールジョイ
ントで構成されているので、位置決め用アクチュエータ
をシートクッションの上下前後の移動に無理なく追従さ
せて位置決めを確実に行うことができるという効果が得
られる。
ば、請求項１に記載の発明において、前記取付支持部
は、位置決め用アクチュエータの連結部がボールジョイ
ントで構成されているので、位置決め用アクチュエータ
をシートクッションの上下前後の移動に無理なく追従さ
せて位置決めを確実に行うことができるという効果が得
られる。
【００４２】更に、請求項３に係る車両用シートによれ
ば、請求項１または請求項２に記載の発明において、前
記シートクッション傾動支持機構は、ベースフレームに
回動自在に支持され上端にシートクッションを摺動支持
する支持部を有する回動リンクと、該回動リンクの上端
側と前記シートバックの下端側とを連結する連結リンク
とを備えているので、簡易な構成でシートクッションと
シートバックとの連携を確実に行うことができるという
効果が得られる。
ば、請求項１または請求項２に記載の発明において、前
記シートクッション傾動支持機構は、ベースフレームに
回動自在に支持され上端にシートクッションを摺動支持
する支持部を有する回動リンクと、該回動リンクの上端
側と前記シートバックの下端側とを連結する連結リンク
とを備えているので、簡易な構成でシートクッションと
シートバックとの連携を確実に行うことができるという
効果が得られる。
【００４３】更にまた、請求項４に係る車両用シートに
よれば、請求項１乃至請求項３に記載の発明において、
流体式アクチュエータのロック状態の解除をアームレス
トに設けたロック解除部で行うことができるので、シー
トクッションの前後位置調整を容易に行うことができる
という効果が得られる。
よれば、請求項１乃至請求項３に記載の発明において、
流体式アクチュエータのロック状態の解除をアームレス
トに設けたロック解除部で行うことができるので、シー
トクッションの前後位置調整を容易に行うことができる
という効果が得られる。
【００４４】また、本発明によれば、シートバックの背
面側への傾動動作に連動し、シートクッションをスイン
グ動作させることができる簡易型のスイング機構を採用
し、シートバックの前後傾動の作動角範囲において、尻
すべりを防止し、ヒップアングルを拡大し、骨盤から胸
椎にかけてのサポート状態が優れ、またシートクッショ
ンをリクライニング機構とは別に前後移動調整すること
のできる車両用シートを得ることができる。
面側への傾動動作に連動し、シートクッションをスイン
グ動作させることができる簡易型のスイング機構を採用
し、シートバックの前後傾動の作動角範囲において、尻
すべりを防止し、ヒップアングルを拡大し、骨盤から胸
椎にかけてのサポート状態が優れ、またシートクッショ
ンをリクライニング機構とは別に前後移動調整すること
のできる車両用シートを得ることができる。
【図１】本発明に係る車両用シートの通常の着座状態に
おけるシートクッションがリヤモスト状態の側面図。
おけるシートクッションがリヤモスト状態の側面図。
【図２】本発明に係る車両用シートの通常の着座状態に
おけるシートクッションがフロントモスト状態の側面
図。
おけるシートクッションがフロントモスト状態の側面
図。
【図３】本発明に係る車両用シートのベースフレーム構
造を示す平面図。
造を示す平面図。
【図４】本発明に係る車両用シートの後部側を示す正面
図。
図。
【図５】本発明に係る車両用シートのシートバックがリ
クライニング状態におけるシートクッションのリヤモス
ト状態の側面図。
クライニング状態におけるシートクッションのリヤモス
ト状態の側面図。
【図６】本発明に係る車両用シートのシートバックがリ
クライニング状態におけるシートクッションのフロント
モスト状態の側面図。
クライニング状態におけるシートクッションのフロント
モスト状態の側面図。
１０ 車両用シート １２ ベースフレーム １３ シートクッション １４ シートバック １６ ブラケット １７ アームレスト １８ 回転機構 ２０ リクライニング機構 ２０ａ 支軸 ２１ バックフレーム ２３ ヒンジブラケット ２５ ロック用アクチュエータ ２６ ワイヤーケーブル ２７ ロック解除ボタン ２９ａ 支持フレーム ２９ｂ 支持フレーム ３０ａ 回動リンク ３０ｂ 回動リンク ３１ａ 支持軸 ３１ｂ 支持軸 ３２ａ ボビン ３２ｂ ボビン ３３ａ 連結リンク ３３ｂ 連結リンク ５１ クッションフレーム ５２ 支持板部 ５３ 案内棒 ５５Ｌ スライダー ５５Ｒ スライダー ６２ ボールジョイント ６４ ボールジョイント ６５ 連結杆 ６６ 支持ブラケット ６７ 位置決め用アクチュエータ ６８ ワイヤーケーブル ６９ ロック解除ボタン ７１ ボールジョイント ７２ 引張りスプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B60N 2/08 A47C 1/032
Claims (4)
- 【請求項１】 脚台上に支持されるベースフレームと、
該ベースフレーム上に摺動支持されるシートクッション
と、前記ベースフレーム上で前記シートクッションの後
端側に立設され、シートの前後方向に傾動可能に支軸に
より支持されるシートバックとを備える車両用シートに
おいて、 前記シートバックの傾動に応じて前記シートクッション
の後部側の摺動支持位置を上下動するシートクッション
傾動支持機構と、両端が前記シートクッションの後端側
下部及びベースフレームに夫々継手を介して上下前後方
向に可動自在に取付けられた左右方向に延長する連結杆
と、前記ベースフレームの前部側に取付けられた上下左
右方向に可動自在な取付支持部と、前記連結杆の中間部
と前記取付支持部との間に介挿された位置決め用アクチ
ュエータとを備え、前記連結杆は、その両端がボールジ
ョイントを介してシートクッション後端側下部及びベー
スフレームに取付けられていることを特徴とする車両用
シート。 - 【請求項２】 前記取付支持部は、位置決め用アクチュ
エータの連結部がボールジョイントで構成されているこ
とを特徴とする請求項１に記載の車両用シート。 - 【請求項３】 前記シートクッション傾動支持機構は、
ベースフレームに回動自在に支持され上端にシートクッ
ションを摺動支持する支持部を有する回動リンクと、該
回動リンクの上端側と前記シートバックの下端側とを連
結する連結リンクとを備えていることを特徴とする請求
項１または請求項２に記載の車両用シート。 - 【請求項４】 前記位置決め用アクチュエータのロック
状態の解除をアームレストに設けたロック解除部で行う
ようにしたことを特徴とする請求項１乃至請求項３の何
れかに記載の車両用シート。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24909096A JP3269071B2 (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 車両用シート |
| DE1997137867 DE19737867A1 (de) | 1996-08-30 | 1997-08-29 | Fahrzeugsitz |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24909096A JP3269071B2 (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 車両用シート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1071880A JPH1071880A (ja) | 1998-03-17 |
| JP3269071B2 true JP3269071B2 (ja) | 2002-03-25 |
Family
ID=17187843
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24909096A Expired - Fee Related JP3269071B2 (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 車両用シート |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3269071B2 (ja) |
| DE (1) | DE19737867A1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102485529A (zh) * | 2010-12-03 | 2012-06-06 | 现代自动车株式会社 | 用于车辆座椅的折叠栽头式结构 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102015106364B4 (de) * | 2015-04-24 | 2020-10-15 | Grammer Aktiengesellschaft | Sitz für ein Fahrzeug |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0651012B2 (ja) * | 1986-02-13 | 1994-07-06 | 日産自動車株式会社 | 車両用座席 |
| JPH0692228A (ja) * | 1992-09-16 | 1994-04-05 | Tenryu Ind Co Ltd | 背当傾倒式座席 |
| JP2627240B2 (ja) * | 1993-02-24 | 1997-07-02 | 池田物産株式会社 | 車両用シート |
-
1996
- 1996-08-30 JP JP24909096A patent/JP3269071B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-08-29 DE DE1997137867 patent/DE19737867A1/de not_active Ceased
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102485529A (zh) * | 2010-12-03 | 2012-06-06 | 现代自动车株式会社 | 用于车辆座椅的折叠栽头式结构 |
| CN102485529B (zh) * | 2010-12-03 | 2016-04-27 | 现代自动车株式会社 | 用于车辆座椅的折叠栽头式结构 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1071880A (ja) | 1998-03-17 |
| DE19737867A1 (de) | 1998-03-05 |
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