JP2014083934A - 座席装置 - Google Patents
座席装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014083934A JP2014083934A JP2012233444A JP2012233444A JP2014083934A JP 2014083934 A JP2014083934 A JP 2014083934A JP 2012233444 A JP2012233444 A JP 2012233444A JP 2012233444 A JP2012233444 A JP 2012233444A JP 2014083934 A JP2014083934 A JP 2014083934A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- backrest
- frame
- seat
- guide
- arm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Abstract
【解決手段】背凭れ40を起立位置より後方へ傾動させる際、傾動する背凭れ40とこれに連動する座部30との相対姿勢の変化を所定範囲内に制限し、背凭れ40の背面に沿って起立させた収納位置、ないし後方に向けて水平に倒した使用位置に起倒可能なテーブル50を設け、このテーブル50を背凭れ40の傾動位置の変化に拘わらず、使用位置が一定になると共に、背凭れ40の傾動位置に応じた収納位置に保持する。
【選択図】図1
Description
[1]座部(30)が移動可能に据え付けられると共に、背凭れ(40)が傾動可能に支持され、背凭れ(40)の傾動に伴い座部(30)が連動する座席装置(10)において、
背凭れ(40)を起立位置より後方へ傾動させる際、傾動する背凭れ(40)とこれに連動する座部(30)との相対姿勢の変化を所定範囲内に制限する規制機構と、
背凭れ(40)の背面に沿って起立させた収納位置、ないし後方に向けて水平に倒した使用位置に起倒可能なテーブル(50)と、
前記テーブル(50)を起倒可能に支持し、該テーブル(50)を背凭れ(40)の傾動位置の変化に拘わらず、前記使用位置が一定になると共に、背凭れ(40)の傾動位置に応じた前記収納位置に保持する起倒機構と、を備えることを特徴とする座席装置(10)。
前記メインフレーム(200)には、前記ガイドフレーム(100)の複数のガイド溝(101〜103)にそれぞれ移動可能に係合して案内される複数の係合部(311,411,412)が設けられ、前記複数のガイド溝(101〜103)は、前記メインフレーム(200)全体の移動を揺りかごが揺動するような状態に案内する形状に形成されて配置され、
前記起倒機構は、前記ガイドフレーム(100)、および該ガイドフレーム(100)に対して基端部(502)が変位可能に支持されると共に、先端部(501)には前記テーブル(50)が回動可能かつ使用位置にて水平な状態に保持可能に枢支されたアーム(500)からなり、該アーム(500)の基端部(502)には複数の軸支部(511,512)が設けられ、
前記ガイドフレーム(100)には、前記アーム(500)の基端部(502)にある複数の軸支部(511,512)がそれぞれ移動可能に係合し、該アーム(500)の基端部(502)の支持位置を背凭れ(40)の傾動に応じて変位させつつ、該アーム(500)の基端部(502)とは別に設定された前記テーブル(50)全体の仮想の起倒支点を一定位置に保ち、かつ該起倒支点より後方に倒した前記テーブル(50)の使用位置を一定に保つように案内する複数の他ガイド溝(103,104)が前記ガイド溝(101〜103)とは別に形成されて配置されたことを特徴とする[1]に記載の座席装置(10)。
前記アーム(500)も2つで1組をなし、各アーム(500)の先端部(501)は前記テーブル(50)の両側端に枢支されると共に、各アーム(500)の基端部(502)は前記メインフレーム(200)の両側に沿った位置に平行に支持されたことを特徴とする[1]または[2]に記載の座席装置(10)。
前記[1]に記載の座席装置(10)によれば、座部(30)が移動可能に据え付けられると共に、背凭れ(40)が傾動可能に支持され、背凭れ(40)の傾動に伴い座部(30)が連動する。背凭れ(40)を起立位置より後方へ傾動させると、規制機構によって、傾動する背凭れ(40)と連動する座部(30)との相対姿勢の変化が所定範囲内に制限される。その結果、背凭れ(40)の後方への傾動に伴って座部(30)はその前部が上方に向かうように前進し、座席全体は揺りかごが揺動するように連動する。
図1〜図10は、本発明の一実施の形態を示している。
本実施の形態に係る座席装置10は、鉄道車両等の乗物の客室内に装備されるものであり、フロア上に座部30が移動可能に据え付けられると共に、座部30の後端側に背凭れ40が傾動可能に支持され、背凭れ40の傾動に伴い座部30が連動するように構成されている。以下、鉄道車両用の座席に適用した例について説明する。
図1に示した座席装置10は、背凭れ40が起立位置にある状態を示している。かかる状態の座席装置10では、着座者は自然に多少前屈するような安楽な姿勢で着座することができ、長時間着座しても疲れが生じにくい着座姿勢となる。起立した背凭れ40の背面側にあるテーブル50は、通常はロック機構43によって背凭れ40の背面に沿った収納位置にある。
11…脚台
12…アームレスト
20…台枠
30…座部
31…クッション体
32…レッグレスト
40…背凭れ
41…クッション体
43…ロック機構
50…テーブル
51…連結部
100…ガイドフレーム
101…ガイド溝
102…ガイド溝
103…ガイド溝
104…他ガイド溝
200…メインフレーム
300…座枠
301…側部フレーム
302…前方フレーム
303…後部フレーム
311…軸支部
400…バックフレーム
401…側部フレーム
403…パネルフレーム
411…軸支部
412…軸支部
500…アーム
501…先端部
502…基端部
503…連結ロッド
504…連結ロッド
Claims (6)
- 座部が移動可能に据え付けられると共に背凭れが傾動可能に支持され、背凭れの傾動に伴い座部が連動する座席装置において、
背凭れを起立位置より後方へ傾動させる際、傾動する背凭れとこれに連動する座部との相対姿勢の変化を所定範囲内に制限する規制機構と、
背凭れの背面に沿って起立させた収納位置、ないし後方に向けて水平に倒した使用位置に起倒可能なテーブルと、
前記テーブルを起倒可能に支持し、該テーブルを背凭れの傾動位置の変化に拘わらず、前記使用位置が一定になると共に、背凭れの傾動位置に応じた前記収納位置に保持する起倒機構と、を備えることを特徴とする座席装置。 - 前記規制機構は、前記背凭れのバックフレームと前記座部の座枠とを互いに連動可能に連結したメインフレーム、および前記バックフレームと前記座枠の連結角度がなす前記相対姿勢の変化を所定範囲内に制限する複数のガイド溝が形成されたガイドフレームからなり、
前記メインフレームには、前記ガイドフレームの複数のガイド溝にそれぞれ移動可能に係合して案内される複数の係合部が設けられ、前記複数のガイド溝は、前記メインフレーム全体の移動を揺りかごが揺動するような状態に案内する形状に形成されて配置され、
前記起倒機構は、前記ガイドフレーム、および該ガイドフレームに対して基端部が変位可能に支持されると共に、先端部には前記テーブルが回動可能かつ使用位置にて水平な状態に保持可能に枢支されたアームからなり、該アームの基端部には複数の軸支部が設けられ、
前記ガイドフレームには、前記アームの基端部にある複数の軸支部がそれぞれ移動可能に係合し、該アームの基端部の支持位置を背凭れの傾動に応じて変位させつつ、該アームの基端部とは別に設定された前記テーブル全体の仮想の起倒支点を一定位置に保ち、かつ該起倒支点より後方に倒した前記テーブルの使用位置を一定に保つように案内する複数の他ガイド溝が前記ガイド溝とは別に形成されて配置されたことを特徴とする請求項1に記載の座席装置。 - 前記ガイドフレームは2つで1組をなし、前記メインフレームを両側から挟む位置に平行に配設され、
前記アームも2つで1組をなし、各アームの先端部は前記テーブルの両側端に枢支されると共に、各アームの基端部は前記メインフレームの両側に沿った位置に平行に支持されたことを特徴とする請求項1または2に記載の座席装置。 - 前記ガイド溝と前記他ガイド溝のそれぞれ少なくとも何れか1つは、共用となる同一の溝として形成されて配置されたことを特徴とする請求項1,2または3に記載の座席装置。
- 前記ガイドフレームの代わりに該ガイドフレームに近接して配設された他のフレームに、前記ガイド溝ないし前記他ガイド溝を設けたことを特徴とする請求項1,2,3または4に記載の座席装置。
- 前記複数のガイド溝は、前記背凭れを後方へ傾動させる際、前記メインフレーム全体を前方に移動させることによって、前記背凭れの後方への傾動量を小さくする形状に形成されたことを特徴とする請求項1,2,3,4または5に記載の座席装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012233444A JP6041618B2 (ja) | 2012-10-23 | 2012-10-23 | 座席装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012233444A JP6041618B2 (ja) | 2012-10-23 | 2012-10-23 | 座席装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014083934A true JP2014083934A (ja) | 2014-05-12 |
JP6041618B2 JP6041618B2 (ja) | 2016-12-14 |
Family
ID=50787437
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012233444A Active JP6041618B2 (ja) | 2012-10-23 | 2012-10-23 | 座席装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6041618B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016137133A (ja) * | 2015-01-28 | 2016-08-04 | コイト電工株式会社 | 椅子 |
CN110192734A (zh) * | 2018-02-27 | 2019-09-03 | 小糸电工株式会社 | 坐席装置 |
JP7449756B2 (ja) | 2020-03-31 | 2024-03-14 | 東海旅客鉄道株式会社 | 座席装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004527350A (ja) * | 2001-05-25 | 2004-09-09 | ウェバー エアクラフト エルピー | 調節可能なシート |
JP2006000143A (ja) * | 2004-06-15 | 2006-01-05 | Okamura Corp | テーブル付き椅子 |
-
2012
- 2012-10-23 JP JP2012233444A patent/JP6041618B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004527350A (ja) * | 2001-05-25 | 2004-09-09 | ウェバー エアクラフト エルピー | 調節可能なシート |
JP2006000143A (ja) * | 2004-06-15 | 2006-01-05 | Okamura Corp | テーブル付き椅子 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016137133A (ja) * | 2015-01-28 | 2016-08-04 | コイト電工株式会社 | 椅子 |
CN110192734A (zh) * | 2018-02-27 | 2019-09-03 | 小糸电工株式会社 | 坐席装置 |
JP2019147478A (ja) * | 2018-02-27 | 2019-09-05 | コイト電工株式会社 | 座席装置 |
CN110192734B (zh) * | 2018-02-27 | 2021-11-09 | 小糸电工株式会社 | 坐席装置 |
JP7449756B2 (ja) | 2020-03-31 | 2024-03-14 | 東海旅客鉄道株式会社 | 座席装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6041618B2 (ja) | 2016-12-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5396978B2 (ja) | 車両用シート | |
US10239419B2 (en) | Anthropomorphic pivotable upper seatback support | |
JP5375240B2 (ja) | 座席装置 | |
WO2017155069A1 (ja) | 座席構造 | |
US9061766B2 (en) | Synchronous seat recline mechanism | |
JP2012519109A (ja) | 航空機乗客シート装置 | |
CN111572780A (zh) | 多位置可调节头枕组件 | |
JP2018197101A (ja) | 休息構成を有する車両の乗客用の椅子 | |
CN113752925A (zh) | 能缩回的汽车座椅 | |
JP6041618B2 (ja) | 座席装置 | |
JP6150597B2 (ja) | 座席装置 | |
US9315120B2 (en) | Comfort recline seat for a vehicle | |
JP2015012909A (ja) | 座席装置 | |
JPH07257242A (ja) | 車両用シート | |
JP7449756B2 (ja) | 座席装置 | |
JP7352435B2 (ja) | 鉄道車両用座席 | |
JP7431551B2 (ja) | 鉄道車両用座席 | |
JP5627353B2 (ja) | 座席装置 | |
JP2586491Y2 (ja) | 車両用腰掛のリクライニング機構 | |
KR102529207B1 (ko) | 풀 베드 시트 장치 | |
KR101469438B1 (ko) | 시트쿠션 연동식 리클라이닝 시트 | |
JP2010088814A (ja) | リクライニング機構付き椅子 | |
JP2023173122A (ja) | 座席装置 | |
JP2008043521A (ja) | シートバックの中折れ・リクライニング式自動車用シート | |
JP6584077B2 (ja) | バケットシート構造及び調整可能位置を有する乗員シート |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20151023 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160726 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160729 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160920 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20161011 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161108 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6041618 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |