JP2015012909A - 座席装置 - Google Patents

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菅原 隆
Takashi Sugawara
隆 菅原
学 西田
Manabu Nishida
学 西田
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Abstract

【課題】より快適な着座感を得ることができると共に、簡易な構成により容易に製造することができ、安定した動作や軽量化およびコストダウンを実現することができる座席装置を提供する。
【解決手段】リクライニング機構は、座部30に対する背凭れ40の支持角度を一定に保つ状態で、座部30の後端側を前端側より下降させることで座面を後傾させ、該座面の後傾に伴い背凭れ40もそのまま後傾する全体動作に加えて、座部30に対する背凭れ40の支持角度を調整すべく、座部30の後端側より背凭れ40のみを後傾ないし前傾させる補正動作が可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、座部の後端側に背凭れが支持され、前記座部および前記背凭れの傾斜角度を調整可能なリクライニング機構を備えた座席装置、特に鉄道車両等の乗物用の座席装置に関する。
従来、鉄道車両等に設置する乗物用の座席装置として、快適な座り心地を提供するためのリクライニング機構を備えたものがある。このような座席装置は、一般的に座部の後端側に背凭れが傾動可能に支持され、着座者が背中で背凭れを後方に押すことにより、回転軸に保持されている背凭れを後方に傾けることができ、ガススプリングで所望の傾斜角度にロックすることができるように構成されていた。
ところが、従来のこのような座席装置では、背凭れの回転中心が座部の後端側に位置するため、背凭れのみを後方へ大きく傾けると、着座者の臀部が座部の座面上を前方へ滑ってしまういわゆる尻ズレ現象や、同じく背凭れのみを後方へ大きく傾ける際に、背凭れの表面側に接している着座者の衣服が捲れ上がるような背ズレ現象が多く、着座感が損なわれるという問題があった。
以上のような従来の座席装置の問題に鑑みて、本件発明者らは、リクライニング機構の操作性を向上させる他、座部の座面を一定角度に保った状態で、該座部の後端の背凭れの基端に対する所定の隙間を維持することにより、尻ズレ現象や背ズレ現象も抑えることができる座席装置を既に提案している(特許文献1参照)。
特開2001−231651号公報
しかしながら、前述した特許文献1に記載された座席装置では、座部の座面を一定角度に保った状態で、該座部の後端の背凭れの基端に対する所定の隙間を維持することで、尻ズレ現象や背ズレ現象を抑えるように工夫しているが、あくまで背凭れだけがリクライニングする構成であった。そのため、尻ズレ現象や背ズレ現象を十分に抑えることができず、着座時の理想の姿勢を維持できないという問題があった。
すなわち、背凭れだけがリクライニングすることにより、座部の座面に対する背凭れの支持角度が大きく変化するため、着座者の上半身の回転中心と背凭れの回転中心との相対的な位置関係も互いにずれることになる。そのため、尻ズレ現象や背ズレ現象を抑えきれず、これらの現象が生じる結果、着座者の背中に対する背凭れのサポート位置もずれてしまい、フィット感が損なわれて不快感を感じる虞があった。
また、背凭れの傾動に応じて座部を一定角度に保ったり背凭れの基端に対する所定の隙間を維持するための特別な機構が複雑であった。その結果、特別な機構における動作の不安定さを招きやすいばかりでなく、部品点数が多くなり組立て工数も増大し、重量増加やコストアップの要因になるという問題もあった。
以上のような特許文献1に記載された座席装置の問題点に鑑みて、本件発明者らは、既に特願2013−88054号により、座部と背凭れを後方へ傾けるリクライニング動作時に、座部に対する背凭れの支持角度を一定に保った状態で、座部を後退させつつ前端よりも後端を大きく下降させ、背凭れを座部の動きに合わせて後退させつつ後方へ傾けながら下降させる座席装置を提案している。
このような座席装置では、座部に対する背凭れの支持角度が一定であることによる利点は大きいが、座部と背凭れとの相対的な姿勢は変化しないので、椅子をデザインする際に必須となるプロトタイプ(例えば『インテリアの人間工学』,産調出版(株)等参考)の各型に合致するような複数の姿勢を全て実現することはできなかった。また、着座者は自分の好みに応じて、座部と背凭れとの相対的な姿勢を調整することもできなかった。
その他、従来の座席装置にはレッグレストを備えたものも多いが、何れも前述したリクライニング機構の動きに連動することはなく、リクライニング操作とは全く別にレッグレストの位置を調整することが必要であった。ここでレッグレストの位置を調整する際に、背凭れが大きく後傾したリクライニング姿勢からではレッグレストを操作しづらいという問題があった。
本発明は、以上のような従来の技術の有する問題点に着目してなされたものであり、着座時の理想の姿勢を保持しながらの独自なリクライニング動作を実現し、しかも、背凭れだけの補助的な調整も可能として、椅子のプロトタイプにおける各型に多様に合致させることができ、より快適な着座感を得ることができると共に、簡易な構成により容易に製造することができ、安定した動作や軽量化およびコストダウンを実現することができ、また、レッグレストの使い勝手も向上させた座席装置を提供することを目的としている。
前述した目的を達成するための本発明の要旨とするところは、以下の各項の発明に存する。
[1]座部(30)の後端側に背凭れ(40)が支持され、前記座部(30)および前記背凭れ(40)の傾斜角度を調整可能なリクライニング機構を備えた座席装置(10)において、
前記リクライニング機構は、前記座部(30)および前記背凭れ(40)のリクライニング動作として、
前記座部(30)に対する前記背凭れ(40)の支持角度を一定に保つ状態で、前記座部(30)の後端側を前端側より下降させることで座面を後傾させ、該座面の後傾に伴い前記背凭れ(40)もそのまま後傾する全体動作に加えて、
前記座部(30)に対する前記背凭れ(40)の支持角度を調整すべく、前記座部(30)の後端側より前記背凭れ(40)のみを後傾ないし前傾させる補正動作が可能であることを特徴とする座席装置(10)。
[2]前記全体動作における回転中心(36)を、前記座部(30)の前後方向における中央ないし前端側で水平な両側方向に延びるように設定したことを特徴とする前記[1]に記載の座席装置(10)。
[3]前記座部(30)を前記背凭れ(40)と一緒に、最も後傾したリクライニング位置から最も前傾したアップライト位置に向かって復元させると共に、任意の傾斜角度で前記復元のロックが可能な全体動力源(60)と、
前記座部(30)に対して前記背凭れ(40)を、最も後傾した後方位置から最も前傾した初期位置まで復元させると共に、任意の傾斜角度で前記復元のロックが可能な背凭れ動力源(70)と、を別々に備えることを特徴とする前記[1]または[2]に記載の座席装置(10)。
[4]前記座部(30)の前端側に、レッグレスト(50)が駆動機構を介して前方へ延びる足載位置と下方へ垂下する収納位置の間で移動可能に配設され、
前記レッグレスト(50)は、前記駆動機構が前記リクライニング機構の全体動作に連動することで、前記座部(30)がアップライト位置にある時は前記収納位置に支持される一方、前記座部(30)がリクライニング位置に後傾するのに伴い前記足載位置に移動することを特徴とする前記[1],[2]または[3]に記載の座席装置(10)。
次に、前述した解決手段に基づく作用を説明する。
前記[1]に記載の座席装置(10)によれば、座部(30)の後端側に背凭れ(40)が支持されており、座部(30)および背凭れ(40)を後方へ傾けるリクライニング動作時には、リクライニング機構によって独自なリクライニング動作が行われる。
すなわち、先ずは全体動作として、座部(30)に対する背凭れ(40)の支持角度を一定に保つ状態で、座部(30)の後端側を前端側より下降させることで座面を後傾させ、該座面の後傾に伴い背凭れ(40)もそのまま後傾する。ここで背凭れ(40)は、全体的に後傾しながら下降することになる。
このような全体動作によれば、尻ズレ現象や背ズレ現象を確実に防ぐことができ、これらの現象に起因する疲労や不快感を解消でき、より快適な座り心地を得ることができる。しかも、リクライニング前後ないし途中のどの位置においても、座部(30)の座面と背凭れ(40)の背凭れ面のなす開き角度は変化することなく、着座時の理想の姿勢を維持することができる。
さらに、全体動作に加えて、座部(30)に対する背凭れ(40)の支持角度を調整すべく、座部(30)の後端側より背凭れ(40)のみを後傾ないし前傾させることができる。このような補正動作により、リクライニング動作時に理想の着座姿勢を保持しながらも、着座者は自分の好みに応じて、座部(30)と背凭れ(40)との相対的な姿勢を調整することができる。特に、前述した椅子のプロトタイプの各型に合致するような複数の姿勢を実現することが可能となる。
前記[2]に記載の座席装置(10)によれば、前記全体動作における回転中心(36)を、座部(30)の前後方向における中央ないし前端側で水平な両側方向に延びるように設定する。これにより、座部(30)の後端側の変位量や背凭れ(40)の後傾寸法を極力抑えつつ、リクライニング動作による理想の着座姿勢を実現することができる。
ここで例えば、前記回転中心(36)が座部(30)の前端側に近いほど、座部(30)の後端側が下降する変位量は大きくなるが、背凭れ(40)の後傾寸法をコンパクトに抑えることができる。一方、前記回転中心(36)が座部(30)の中央に近いほど、座部(30)の前端側が上昇する変位量は大きくなるが、座部(30)の後端側が下降する変位量を適正な範囲に抑えることができる。なお、前記回転中心(36)が座部(30)の中央より後端側に位置すると、背凭れ(40)の後傾寸法が徒に大きくなると共に理想の着座姿勢を実現することも難しくなる。
前記[3]に記載の座席装置(10)によれば、座部(30)を背凭れ(40)と一緒に、最も後傾したリクライニング位置から最も前傾したアップライト位置に向かって復元させると共に、任意の傾斜角度で復元のロックが可能な全体動力源(60)を備える。これにより、座部(30)と背凭れ(40)を、任意の傾斜角度に容易に保持することができ、初期のアップライト位置まで容易に戻すことができる。
また、座部(30)に対して背凭れ(40)を、最も後傾した後方位置から最も前傾した初期位置まで復元させると共に、任意の傾斜角度で復元のロックが可能な背凭れ動力源(70)も備える。これにより、背凭れ(40)だけでも、任意の傾斜角度に容易に保持することができ、初期位置まで容易に戻すことができる。
前記[4]に記載の座席装置(10)によれば、座部(30)の前端側に、レッグレスト(50)が駆動機構を介して足載位置と収納位置の間で移動可能に配設され、この駆動機構は、リクライニング機構の全体動作に連動する。かかる連動により、レッグレスト(50)は、座部(30)がアップライト位置にある時は収納位置に支持される一方、座部(30)がリクライニング位置に後傾するのに伴い足載位置に移動する。これにより、着座者はレッグレスト(50)の位置を、リクライニング姿勢から無理に操作することになく、リクライニング動作に合わせて容易に最適な足載位置まで移動させることができる。
本発明に係る座席装置によれば、座部に対する背凭れの支持角度を一定に保つ状態で、着座時の理想の姿勢を保持しながらの独自なリクライニング動作を実現することにより、尻ズレ現象や背ズレ現象を確実に防ぐことができ、これらの現象に起因する疲労や不快感を解消でき、より快適な座り心地を得ることができる。
しかも、背凭れだけの補助的な調整も可能としたことにより、着座者は自分の好みに応じて座部と背凭れとの相対的な姿勢を調整したり、椅子のプロトタイプにおける各型に多様に合致させることができ、より快適な着座感を得ることができる。
また、簡易な構成により容易に製造することができ、安定した動作や軽量化およびコストダウンを実現することができる。
さらに、レッグレストの動きをリクライニング動作に連動させることにより、レッグレストの使い勝手も向上させることができる。
本発明の実施の形態に係る座席装置の初期位置における内部構造を示す側面図である。 本発明の実施の形態に係る座席装置のリクライニング動作途中における内部構造を示す側面図である。 本発明の実施の形態に係る座席装置のリクライニング状態における内部構造を示す側面図である。 本発明の実施の形態に係る座席装置の初期位置における内部構造の一部を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係る座席装置のリクライニング動作途中における内部構造の一部を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係る座席装置のリクライニング状態における内部構造の一部を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係る座席装置を簡略に示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る座席装置のリクライニング動作を示す説明図である。 本発明の実施の形態の変形例に係る座席装置のリクライニング動作を示す説明図である。
以下、図面に基づき本発明を代表する実施の形態を説明する。
図1〜図8は、本発明の一実施の形態を示している。
本実施の形態に係る座席装置10は、鉄道車両等の乗物の客室内に装備されるものであり、座部30の後端側に背凭れ40が一体に支持され、座部30および背凭れ40の傾斜角度を調整可能なリクライニング機構を備えている。以下、鉄道車両用の座席に適用した例について説明する。
図1および図3に示すように、座席装置10は、客室内のフロア上に固定される脚台11にベースフレーム20が支持され、ベースフレーム20上に2人掛けの座部30および背凭れ40が支持されている。ここで、脚台11に対してベースフレーム20は、回転機構(図示せず)を介して略水平方向に180度回転可能に支持されており、前後逆向きに方向転換できるようになっている。
一対に並ぶ座部30の両側端には、それぞれ袖状のアームレストである肘掛け12が固設されている。各座部30の間には、センターアームレストである肘掛け13が固設されている。各肘掛け12の内部には、引き出して使用可能なイン・アームテーブル(図示せず)を収納すると良い。また、各肘掛け12の前端には、図示省略したが操作部が設けられている。操作部は、次述するリクライニング機構におけるリクライニング動作を行う際に操作する。
リクライニング機構は、座部30および背凭れ40のリクライニング動作として、座部30に対する背凭れ40の支持角度を一定に保つ状態で、座部30の後端側を前端側より下降させることで座面を後傾させ、該座面の後傾に伴い背凭れ40もそのまま後傾する全体動作を行うように構成されている。さらに、リクライニング機構は、前記全体動作に加えて、座部30に対する背凭れ40の支持角度を調整すべく、座部30の後端側より背凭れ40のみを後傾ないし前傾させる補正動作も可能となっている。
詳しく言えばリクライニング機構は、座部30および背凭れ40のそれぞれのフレーム31,41を、前記ベースフレーム20に対して所定の軌跡に沿って動くように規制するガイドを備えている。かかるガイドは、固定側であるベースフレーム20と可動側である各フレーム31,41との間において、何れか一方に設けるガイド溝や、何れか他方に設け前記ガイド溝に相対的に移動可能に嵌合する突部等から成る。さらに、リクライニング機構は後述する動力源を備えている。なお、ガイド自体の詳細は既知の嵌合関係を用いれば良いので省略するが、具体的な動作の詳細については後述する。
図1および図4に示すように、座部30は、その座部フレーム31にクッション体35を装着し、クッション体35の座面を表皮材で被覆して成る。座部フレーム31は、左右一対の側部32,32と、両側部32の前端側を互いに連結する前部33と、両側部32の後端側を互いに連結する後部34とを有し、矩形状の枠組みとして構成されている。かかる座部フレーム31には、例えばアルミニウム合金等の軽量金属が用いられている。なお、枠組み内側を覆うように複数本の略S字状のスプリング(図示せず)を前後に並ぶように張設すると良い。
クッション体35は、例えば発泡ウレタン等の弾性材質により人間工学に基づいて着座者の臀部に安楽感をもたらす形状に成形されている。本実施の形態では、具体的には図4に示す形状に成形されている。かかるクッション体35の座面は、リクライニング動作に応じた着座者の姿勢の変化に合致するように、着座者を保持する形状に多少変形するが、リクライニング動作時における座面と背凭れ面のなす角度は、前述したプロトタイプにおける各型に順次合致するように設計されている。
前記リクライニング機構において、前述の全体動作における座部30(および背凭れ40)の回転中心は、座部30の前後方向における中央ないし前端側で水平な両側方向に延びるように設定されている。本実施の形態では、座部30の中央より少し前方の位置に回転中心が設定されている。図1中に示すように、両側部32の中央より少し前方の位置が、それぞれ回転中心となる枢軸36によりベースフレーム20側に回動可能に枢支されている。
座部フレーム31は、枢軸36を回転中心として、両側部32の前端側が上方へ、両側部32の後端側が前端側よりも大きなストロークで下方へ移動するように支持されている。すなわち、前述した全体動作においては、座部30の後端側を、前端側より下降させて座面を後傾させることができるようになっている。なお、座部30の具体的な傾動範囲については前述のガイドによって規制される。
また、座部30の前端側には、レッグレスト50が配設されている。レッグレスト50は駆動機構を介して、下方へ垂下する収納位置(図1参照)と、前方へ延びる足載位置(図3参照)との間で移動可能に配設されている。レッグレスト50は、矩形状の上辺を除く枠組みのフレーム51にクッション体を装着し、クッション体の表面を表皮材で被覆して成る。ここでフレーム51の上部両端が、それぞれ前記座部フレーム31の各側部32の前端に枢軸52を介して回動可能に連結されている。
レッグレスト50は、その駆動機構が前記リクライニング機構の全体動作に連動することにより、座部30がアップライト位置にある時は収納位置に支持される一方、座部30がリクライニング位置に後傾するのに伴い足載位置に移動するように設定されている。これについて詳しくは後述する。
次に、背凭れ40は、座部30の後端側にて、前述の全体動作とは独立した補助動作として、単独でも所定の傾動範囲で傾動可能に支持されている。図1および図4に示すように、背凭れ40は、その背凭れフレーム41にクッション体44を装着し、クッション体44の背凭れ面を表皮材で被覆して成る。背凭れフレーム41は、左右一対の側部42,42と、両側部42の上端間を互いに連結する上部43とから成る。
両側部42の下端側は、それぞれ前記座部フレーム31の各側部32の後端側に、前述の補助動作における背凭れ40独自の回転中心となる枢軸45によって回動可能に枢支されている。これにより、座部30に対する背凭れ40の支持角度を調整すべく、座部30の後端側より背凭れ40のみを後傾ないし前傾させる補正動作が可能となる。ここで背凭れ40独自の傾動は、あくまで前記全体動作を前提とした補助的なものであり、その傾動範囲は例えば0〜8度等と比較的狭い範囲で足りる。なお、背凭れ40の具体的な傾動範囲については前述のガイドによって規制される。
また、前記リクライニング機構は、前記全体動作に関する全体動力源と、前記補助動作に関する背凭れ動力源と、を有している。全体動力源は、座部30を背凭れ40と一緒に、最も後傾したリクライニング位置から最も前傾したアップライト位置に向かって復元させると共に、任意の傾斜角度で前記復元のロックが可能なものであり、具体的には一対のガススプリング60,60によって構成されている。
図1に示すように、ガススプリング60は、内部にガスが充填された円筒状のシリンダ61と、該シリンダ61内に摺動可能に挿嵌されたピストン(図示せず)に固着され、シリンダ61外に伸縮可能に突出したロッド62とから成るが、その構成は一般的であるので詳細な説明は省略する。各ガススプリング60は、座部フレーム31の両側に配されており、それぞれ両側部32の後端寄りの位置と前記脚台11の略中央との間に架け渡されている。
詳しく言えば、シリンダ61の後端が前記側部32の後端寄りの位置に枢着され、ロッド62の前端が脚台11の略中央に枢着されている。ここでガススプリング60は、シリンダ61内のガス圧によってロッド62が伸長する方向に常時付勢されており、座部フレーム31の後端側が前記枢軸36を回転中心として上方に持ち上がる方向、すなわち、座部30(および背凭れ40)がアップライト位置に復帰する方向に反発力を与えるように設定されている。
ガススプリング60はロック機構を備えており、該ロック機構によって任意の伸縮状態でロッド62を固定することができ、座部30(および背凭れ40)を任意の傾斜角度にロックできるように構成されている。一方、前後した操作部によって操作ケーブル(図示せず)を介してロックを解除すると、ガススプリング60からの復元力に抗して背凭れ40に体重をかけて後方に倒すように押すことが可能となり、背凭れ40および座部30を最も後傾したリクライニング位置に至るまでの任意の位置に傾動させることができる。
前記ロック機構は、シリンダ61内に設けた弁機構(図示せず)と、該弁機構を開閉操作すべくロッド62から突出したプッシュピン63(図1参照)とから成る。かかるロック機構では、前述した操作部の操作力を操作ケープを介して伝達し、プッシュピン63をシリンダ61側に押し込むと、ロッド62の拘束が解除されたロック解除状態となる。一方、操作部によって押し込み動作を解除すると、プッシュピン63が外側に突出して、ロッド62の伸縮動作が禁止されたロック状態となるように構成されている。
次に、前記背凭れ動力源は、座部30に対して背凭れ40を、最も後傾した後方位置から最も前傾した初期位置まで復元させると共に、任意の傾斜角度で前記復元のロックが可能なものであり、具体的には一つのガススプリング70によって構成されている。かかるガススプリング70も、図1に示すように、内部にガスが充填された円筒状のシリンダ71と、該シリンダ71内に摺動可能に挿嵌されたピストン(図示せず)に固着され、該シリンダ71外に伸縮可能に突出したロッド72とから成る。
ガススプリング70は、座部フレーム31の下方中央において前後方向に延びるように配設されている。すなわち、ガススプリング70は、前記座部フレーム31の両側部32において前記枢軸36が枢支された位置より下方の部位間を結ぶ中間位置と、前記背凭れフレーム41の両側部42の下端において前記両側部32の後端より下方に延出した部位間を結ぶ中間位置との間に架け渡されている。
詳しく言えば、シリンダ71の後端が前記背凭れフレーム41の両側部42の下端間を結ぶ中間位置に枢着され、ロッド72の前端が前記座部フレーム31の両側部32の回転中心より下方を結ぶ中間位置に枢着されている。ここでガススプリング70は、シリンダ71内のガス圧によってロッド72が伸長する方向に常時付勢されており、背凭れフレーム41の下端側が前記枢軸45を回転中心として後方に押される方向、すなわち、背凭れ40が初期位置に復帰する方向に反発力を与えるように設定されている。
ガススプリング70もロック機構を備えており、該ロック機構によって任意の伸縮状態でロッド72を固定することができ、背凭れ40を任意の傾斜角度にロックできるように構成されている。一方、前後した操作部によって操作ケーブル(図示せず)を介してロックを解除すると、ガススプリング70からの復元力に抗して背凭れ40に体重をかけて後方に倒すように押すことが可能となり、背凭れ40のみを最も後傾した後方位置に至るまでの任意の位置に傾動させることができる。
前記ロック機構は、シリンダ71内に設けた弁機構(図示せず)と、該弁機構を開閉操作すべくロッド72から突出したプッシュピン73(図1参照)とから成る。かかるロック機構では、操作部の操作力を操作ケープを介して伝達し、プッシュピン73をシリンダ71側に押し込むと、ロッド72の拘束が解除されたロック解除状態となる。一方、操作部によって押し込み動作を解除すると、プッシュピン73が外側に突出して、ロッド72の伸縮動作が禁止されたロック状態となるように構成されている。
また、前記各ガススプリング60の前方下側には、それぞれ前記レッグレスト50の駆動機構を構成する一対のガススプリング80,80が配設されている。このガススプリング80も、図1に示すように、内部にガスが充填された円筒状のシリンダ81と、該シリンダ81内に摺動可能に挿嵌されたピストン(図示せず)に固着され、該シリンダ81外に伸縮可能に突出したロッド82とから成る。ただし、ガススプリング80は、後述するが前記ガススプリング60に連動するものであり、前記ガススプリング60,70にあるロック機構は設けられていない。
ガススプリング80は、レッグレスト50の裏側を座部30の前方より支えるように配されており、各シリンダ81の前端が、それぞれレッグレスト50のフレーム51の上部両側に枢着され、各ロッド82の後端は、それぞれベースフレーム20における図1に示した位置に枢着されている。ここでガススプリング80は、シリンダ81内のガス圧によってロッド82が伸長する方向に常時付勢されており、レッグレスト50の下端側が上端側にある前記枢軸52を回転中心として上方に持ち上がる方向、すなわち、レッグレスト50が収納位置から足載位置に復帰する方向に反発力を与えるように設定されている。ただし、ガススプリング80の動作は、前記ガススプリング60によって規制されている。
すなわち、ガススプリング80は、前記ガススプリング60に対して連動するようにリンク90を介して連結されており、レッグレスト50は、ガススプリング60による全体動作に連動して、収納位置から足載位置に移動するように設定されている。すなわち、レッグレスト50は、ガススプリング60による座部30の全体動作に連動して、座部30がアップライト位置にある時は収納位置に支持される一方、座部30がリクライニング位置に後傾するのに伴い足載位置に移動する。
詳しく言えば、リンク90の後端は、ガススプリング60のシリンダ61の後端側と同軸上で回転可能に前記座部フレーム31の側部32に枢支されており、リンク90の前端は、ガススプリング80のシリンダ81の後端に押し引き可能に連結されている。これにより、ガススプリング80とリンク90は、座部フレーム31およびレッグレスト50のフレーム51と共に四節リンクを構成し、ガススプリング60の伸縮による座部フレーム31の回動に応じて、リンク90とガススプリング80を介してフレーム51が駆動するように設定されている。
次に、本実施の形態に係る座席装置10の作用を説明する。
本座席装置10のリクライニング機構によれば、先ずは全体動作として、座部30に対する背凭れ40の支持角度を一定に保つ状態で、座部30の後端側を前端側より下降させることで座面を後傾させ、該座面の後傾に伴い背凭れ40もそのまま後傾する。ここで背凭れ40は、全体的に後傾しながら下降することになる。
このような全体動作によれば、尻ズレ現象や背ズレ現象を確実に防ぐことができ、これらの現象に起因する疲労や不快感を解消でき、より快適な座り心地を得ることができる。しかも、リクライニング前後ないし途中のどの位置においても、座部30の座面と背凭れ40の背凭れ面のなす開き角度は変化することなく、着座時の理想の姿勢を維持することができる。
しかも、全体動作に加えて、座部30に対する背凭れ40の支持角度を調整すべく、座部30の後端側より背凭れ40のみを後傾ないし前傾させることができる。このような補正動作により、リクライニング動作時に理想の着座姿勢を保持しながらも、着座者は自分の好みに応じて、座部30と背凭れ40との相対的な姿勢を調整することができる。
具体的には図8に示すように、リクライニング機構の全体動作および補助動作を組み合わせることにより、前述した椅子のプロトタイプの各型に合致するような複数の姿勢を連続的に実現することができる。図8(a)はプロトタイプ2型に合致させた状態であり、やや下向きから正面を向いた姿勢で、長時間作業を続けるのに適している。かかる状態が、ベースフレーム20および座部30のリクライニング動作前の基準となり、座部30はアップライト位置に、背凭れ40は初期位置に、それぞれ保持されている。
このようなプロトタイプ2型に合致させた状態では、具体的には図示したように、座部30の座面は水平面に対して4°後傾しており、背凭れ40の背凭れ面は水平面から100°後傾している。なお、プロトタイプ2型に合致させた状態で、背凭れ40を3°ほど前傾させることができるようにすれば、プロトタイプ1型に合致させた状態となる。かかるプロトタイプ1型は、書類を読んだり書いたりする作業に最適な姿勢で着座できる形態である。
図8(b)はプロトタイプ3型に合致させた状態であり、正面を向いた姿勢での長時間作業や、対人関係の多い場合に適している。かかる状態では、座部30の座面は水平面に対して6°後傾しており、全体動作としては、先の図8(a)に示す状態より+2°だけ後傾させたが、さらに補助動作として、背凭れ40を+4°後傾させたことにより、背凭れ40の背凭れ面は水平面から合計で106°後傾している。
図8(c)はプロトタイプ4型に合致させた状態であり、軽い休息姿勢を取りながら、長時間の使用に適している。かかる状態では、座部30の座面は水平面に対して10°後傾しており、全体動作としては、先の図8(b)に示す状態から+4°後傾させたが、補助動作は、背凭れ40を+4°後傾させたままの状態であり、背凭れ40の背凭れ面は水平面から合計で110°後傾している。
図8(d)はプロトタイプ5型に合致させた状態であり、主に休息に適した姿勢で着座できる形態である。かかる状態では、座部30の座面は水平面に対して14°後傾しており、全体動作としては、先の図8(c)に示す状態より+4°後傾させたが、さらに補助動作として、背凭れ40を+5°、すなわち図8(c)に示す状態より+1°後傾させたことにより、背凭れ40の背凭れ面は水平面から合計で115°後傾している。
図8(e)はプロトタイプ6型に合致させた状態であり、深い休息を取るのに適した姿勢で着座できる形態である。かかる状態では、座部30の座面は水平面に対して23°後傾しており、全体動作としては、先の図8(d)に示す状態より+9°後傾させたが、さらに補助動作として、背凭れ40を+8°、すなわち図8(d)に示す状態より+3°後傾させたことにより、背凭れ40の背凭れ面は水平面から合計で127°まで大きく後傾している。なお、背凭れ40の後傾寸法を抑えるために、例えば座部30の座面は水平面に対する傾斜角度を19°程に抑えれば、プロトタイプ5型と6型との間の5.5型にすることができる。
ここで、前記全体動作における枢軸36を、座部30の前後方向における中央ないし前端側で水平な両側方向に延びるように設定することにより、座部30の後端側の変位量や背凭れ40の後傾寸法を極力抑えつつ、リクライニング動作による理想の着座姿勢を実現することができる。特に本実施の形態では、枢軸36が座部30の中央に近いため、座部30の前端側が上昇する変位量は大きくなるが、座部30の後端側が下降する変位量を適正な範囲に抑えることができる。なお、枢軸36が座部30の中央より後端側に位置すると、背凭れ40の後傾寸法が徒に大きくなると共に理想の着座姿勢を実現することも難しくなる。
リクライニング動作のうち全体動作を行う場合には、着座者は肘掛け12の前端にある全体動作用の操作部を操作してガススプリング60のロックを解除し、背中を背凭れ40に押し付けて後方に押すように傾動させる。すると、座部30は、その中央より前方にある枢軸36を回転中心として、座部30の前端側が上方へ、後端側が前端側よりも大きなストロークで下降するように移動する。
同時に、背凭れ40は、座部30に対して一定の支持角度のまま後傾し、全体的には後方へ傾きながら下降するように移動する。そして、何れの位置においても、再び全体動作用の操作部を操作することにより、ガススプリング60をロックして当該位置に保持することができる。このようにガススプリング60を備えることにより、座部30と背凭れ40を、任意の傾斜角度に容易に保持することができ、初期のアップライト位置まで容易に戻すことができる。
補助動作を行う場合には、着座者は肘掛け12の前端にある補助動作用の操作部を操作してガススプリング70のロックを解除し、背中を背凭れ40に押し付けて後方に押すように傾動させる。すると、座部30に対して背凭れ40だけが、その下端にある枢軸45を回転中心として後傾する。
そして、何れの位置においても、再び補助動作用の操作部を操作することにより、ガススプリング70をロックして当該位置に保持することができる。このようにガススプリング70を備えることにより、背凭れ40のみを任意の傾斜角度に容易に保持することができ、初期位置まで容易に戻すことができる。なお、前述したが背凭れ40の傾動は、あくまで前記全体動作を補助するものであり、その傾動範囲は例えば0〜8度等と比較的狭い範囲で足りる。
さらに、図1〜図3に示すように、座部30の前端側に、レッグレスト50が駆動機構であるガススプリング80を介して、足載位置と収納位置の間で移動可能に配設され、このガススプリング80は、リクライニング機構の全体動作に連動する。かかる連動により、図1に示すように、レッグレスト50は、座部30がアップライト位置にある時は収納位置に支持される一方、図2ないし図3に示すように、座部30がリクライニング位置に後傾するのに伴い足載位置に移動する。
これにより、着座者はレッグレスト50の位置を、リクライニング姿勢から無理に操作することなく、リクライニング動作に合わせて容易に最適な足載位置まで移動させることができる。特に、リクライニング姿勢では座部30が大きく後傾するため、レッグレスト50が足載位置まで移動することにより、ふくらはぎを快適に支えることができる。
また、図9は、本発明の変形例を示している。
図9は、前述した図8に対応しており、本変形例では、前記全体動作における座部30の回転中心となる枢軸36の位置が異なっている。すなわち、図9(a)中の左側の模式図に示すように、枢軸36は座部30の前端側に近い位置に枢支されている。このような枢軸36の配置によれば、座部30の後端側が下降する変位量は大きくなるが、背凭れ40の後傾寸法をコンパクトに抑えることができる。なお、図9中における全体動作や補助動作に関する具体的な寸法は図8と共通するため、重複した説明は省略する。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。例えば、本実施の形態では2人掛け用として構成したが、1人掛け用あるいは3人掛け用であってもかまわない。また、鉄道車両用の座席に限られるものでもない。
本発明は、特に鉄道車両、航空機、自動車、船舶等の客室内に設置される乗物用の座席に広く利用することができる。
10…座席装置
11…脚台
12…肘掛け
13…肘掛け
20…ベースフレーム
30…座部
31…座部フレーム
36…枢軸
40…背凭れ
41…背凭れフレーム
45…枢軸
50…レッグレスト
51…フレーム
52…枢軸
60…ガススプリング
61…シリンダ
62…ロッド
70…ガススプリング
71…シリンダ
72…ロッド
80…ガススプリング
81…シリンダ
82…ロッド
90…リンク

Claims (4)

  1. 座部の後端側に背凭れが支持され、前記座部および前記背凭れの傾斜角度を調整可能なリクライニング機構を備えた座席装置において、
    前記リクライニング機構は、前記座部および前記背凭れのリクライニング動作として、
    前記座部に対する前記背凭れの支持角度を一定に保つ状態で、前記座部の後端側を前端側より下降させることで座面を後傾させ、該座面の後傾に伴い前記背凭れもそのまま後傾する全体動作に加えて、
    前記座部に対する前記背凭れの支持角度を調整すべく、前記座部の後端側より前記背凭れのみを後傾ないし前傾させる補正動作が可能であることを特徴とする座席装置。
  2. 前記全体動作における回転中心を、前記座部の前後方向における中央ないし前端側で水平な両側方向に延びるように設定したことを特徴とする請求項1に記載の座席装置。
  3. 前記座部を前記背凭れと一緒に、最も後傾したリクライニング位置から最も前傾したアップライト位置に向かって復元させると共に、任意の傾斜角度で前記復元のロックが可能な全体動力源と、
    前記座部に対して前記背凭れを、最も後傾した後方位置から最も前傾した初期位置まで復元させると共に、任意の傾斜角度で前記復元のロックが可能な背凭れ動力源と、を別々に備えることを特徴とする請求項1または2に記載の座席装置。
  4. 前記座部の前端側に、レッグレストが駆動機構を介して前方へ延びる足載位置と下方へ垂下する収納位置の間で移動可能に配設され、
    前記レッグレストは、前記駆動機構が前記リクライニング機構の全体動作に連動することで、前記座部がアップライト位置にある時は前記収納位置に支持される一方、前記座部がリクライニング位置に後傾するのに伴い前記足載位置に移動することを特徴とする請求項1,2または3に記載の座席装置。
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